JPS6225324Y2 - - Google Patents

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JPS6225324Y2
JPS6225324Y2 JP18774682U JP18774682U JPS6225324Y2 JP S6225324 Y2 JPS6225324 Y2 JP S6225324Y2 JP 18774682 U JP18774682 U JP 18774682U JP 18774682 U JP18774682 U JP 18774682U JP S6225324 Y2 JPS6225324 Y2 JP S6225324Y2
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counter
rotation
signal
motor
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JP18774682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、NC割出し装置の割出し台を原点位
置に復帰させるための電気的な装置に関する。
NC割出し装置は、原点位置を基準とし、必要
な回転角を割出し、これによりワークなどに必要
な加工位置の割出しを行なう。
第1図は、従来の原点復帰装置1を示してい
る。円テーブルなどの割出し台2は、モータ3に
よつて駆動される関係にある。すなわち、モータ
3は、例えば減速比1/120のウオーム4およびウ
オームホイール5によつて割出し台2の軸10を
駆動する。このウオームホイール5には、ドグ6
が取付けられており、このドグ6は、定位置のリ
ミツトスイツチ7と対応している。モータ3の回
転は、エンコーダなどの検出器8によつて検出さ
れるが、この検出器8は、モータ3の1回転中に
1パルスの1回転信号Aと、1つの1回転信号A
につき300パルスの分割信号Bとを発生し、それ
らを第1カウンタ11および第2カウンタ12に
それぞれ送り込んでいる。またモータ3の回転
は、制御回路9によつて制御されるが、この制御
回路9は、上記第1カウンタ11および第2カウ
ンタ12の動作を制御し、かつそれらから信号を
受けて必要な制御動作を進める。
そして第2図は、上記原点復帰装置1の動作を
示している。制御回路9に“H”レベルの原点復
帰指令信号Cが与えられると、制御回路9は、モ
ータ3を早送りの速度Vで始動させる。割出し台
2およびウオームホイール5が回転し、ドグ6が
リミツトスイツチ7をオンにすると、その時点で
制御回路9は、モータ3を減速し、割出し台2を
低速で回転させていく。この間に検出器8は、1
回転信号Aおよび分割信号Bを発生しているが、
制御回路9が第1カウンタ11および第2カウン
タ12にカウント開始の指令を与えていないた
め、それらの計数は行なわれない。リミツトスイ
ツチ7がオフになつたとき、制御回路9は第1カ
ウンタ11にカウント指令の信号を与える。その
後、第1カウンタ11が最初に1つの1回転信号
Aを計数した時点で、制御回路9は第2カウンタ
12に動作指令信号を送り込む。この位置が補助
原点Dの位置である。第2カウンタ12には、予
め最大計数値例えば「4」がプリセツトされてい
るため、第2カウンタ12は、補助原点Dの時点
から4つの“H”レベルの分割信号Bを計数した
時点で、カウントアツプ信号を制御回路9に送り
込む。そこで制御回路9は、モータ3の回転を停
止させ、割出し台2を第2カウンタ12のカウン
トアツプ値つまり原点Eと対応した位置で停止さ
せる。1回転信号Aは、割出し台2の回転角3度
と対応しており、また分割信号Bは、割出し台2
の回転角0.01度と対応している。したがつて原点
Eの割出しは、0.01度の精度で行なえることにな
る。
このように割出し台2の原点復帰動作は、原点
近傍位置のリミツトスイツチ7によりおおまかな
位置を決定し、ついで検出器8の1回転信号Aを
用いてリミツトスイツチ7の動作のばらつきすな
わちオン・オフ時の再現精度をなくし、最終的に
分割信号Bの精度で、原点復帰を割出すようにな
つている。
しかし割出し台2がエンドレスであり、また工
作機械の附属品であるという性格のために、工作
機械に組込まれるとき作業者側から見て右側にセ
ツトされるものや、左側にセツトされるもの、あ
るいは工作機械のX軸、Y軸、Z軸に続き第四軸
目として割出し台2をどの軸として使うか等によ
り、回転方向が変わり、それに伴つて原点近傍の
リミツトスイツチ7の取付け位置をその都度変更
しなければならず、それに多大な工数と管理とが
必要とされていた。
したがつて本考案の目的は、機械的な原点近傍
位置の検出手段すなわちドグおよびリミツトスイ
ツチを用いないで、原点位置を電気的に正確に検
出できる手段を提供することである。
上記目的のもとに本考案は、1つのカウンタで
原点近傍位置を検出し、その後他のカウンタの計
数値を予め設定した原点位置に対応する設定値と
比較し、その一致により原点位置を電気的に割出
すようにしている。
以下、本考案の構成を第3図および第4図にも
とづいて詳記する。
まず、第3図は、本考案の原点復帰装置13の
構成を示している。基本的な構成は、従来例すな
わち第1図のものと変わらないので、同一構成部
分は、同一の符号により表示されている。ただし
本考案の原点復帰装置13では、ドグ6およびリ
ミツトスイツチ7が用いられておらず、これに代
つて設定器14および一致回路15が付設されて
いる。すなわち一致回路15の各入力端に第2カ
ウンタ12および設定器14がそれぞれ接続され
ており、この一致回路15の出力端は、制御回路
9に接続されている。この例でも減速比が1/120
に設定されているから、モータ3が120回転した
ときに、軸10は1回転することになる。このた
めモータ3の1回転は、割出し台2またはウオー
ムホイール5では回転角3度に相当している。し
たがつて1回転信号Aは、ウオームホイール5の
回転角に換算すると、3度の角度に対応する。ま
た分割信号Bは、同様に第2カウンタ12に送ら
れるが、軸10の回転角3度ごとに300パルスで
あるから、1パルスで回転角0.01度を検出するこ
とになる。
次に動作を説明する。原点復帰動作以外のとき
では、第1カウンタ11のみが動作し、第2カウ
ンタ12は動作をしない。第1カウンタ11は、
モータ3の正転のときに一回転信号を受けるたび
に計数内容から「1」を引き、その値が「0」な
らば「119」を設定し、再びカウント入力を受け
付けるまで、そのままの状態を保持する。たとえ
電源が切られても、第1カウンタ11の計数内容
は、記憶され、変化しない記憶素子またはバツク
アツプ手段などで構成されている。したがつて、
第1カウンタ11の内容は、常に一定の値でな
く、ある位置を基準として、一定の関係に保たれ
ている。このため第1カウンタ11の計数内容
は、割出し台2の回転角3度ごとに、一定の値と
対応することになる。この第1カウンタ11の内
容は、外部からプリセツトできる状態にあるた
め、カウント内容「0」の補助原点Dは、自由か
つ容易に変更できる状態にある。なお、モータ3
が逆転方向の場合には、第1カウンタ11の内容
は回転角3度ごとに加算されていくことになる。
したがつて、第1カウンタ11はアツプダウン型
式のものでなければならない。
さて、原点復帰指令を与えられると、制御回路
9は、モータ3を起動させ、軸10を例えば正転
方向に起動させる。検出器8は、ウオームホイー
ル5の回転角3度ごとに、1回転信号Aを発生し
ているため、第1カウンタ11は、起動時の計数
内容例えば「82」から回転角3度ごとに「1」だ
け減算されていくことになる。第1カウンタ11
の値がある値例えば計数値「3」になつたとき、
制御回路9は、第1カウンタ11の計数値から、
それを検出してモータ3に減速指令を発する。こ
のためモータ3は、その時点から減速し、低い速
度Vで回転をする。第1カウンタ11が「0」と
なつたとき、すなわち割出し台2が補助原点Dの
位置に来たとき、制御回路9は、その計数値
「0」を識別し、その入力にもとづいて第2カウ
ンタ12にカウント動作を指令する。したがつて
第2カウンタ12は、その時点から回転角0.01度
に対応するパルスの分割信号Bの計数を開始す
る。設定器14には、予め原点Eの位置に対応す
る例えば計数値「2」が設定されていると、原点
Eは、割出し台2の回転角上で補助原点Dから回
転角0.02度の位置に設定されていることになる。
第2カウンタ12の計数内容の出力は、一致回路
15の一方の入力端に送られているから、一致回
路15は、その計数内容と設定器14の設定値す
なわち「2」の値の一致を判断し、そのときに一
致信号Fを制御回路9に送る。この一致状態は、
割出し台の回転位置が正規の原点位置に設定され
たことを意味する。そこで制御回路9は、モータ
3の低速回転を停止させ、割出し台2を正規の原
点Eの位置に復帰させる。このときの割出しは、
回転角0.01度の精度で行なわれる。
本考案では、下記の特有の効果が得られる。補
助原点および正規の原点位置がデジタル的な回路
要素によつて検出できるから、ドグやリミツトス
イツチなどの機械的な検出手段が必要とされず、
それだけ操作および保守が容易となる。補助原点
位置および正規の原点位置がカウンタの計数値お
よび設定器の設定内容を変更することによつて、
簡単かつ正確に変更できるから、割出し装置の使
用者側でのジグやワークに適合する補助原点およ
び原点が自由に設定でき、しかもそれらの位置が
回転角360度の全円周上に設定でき、しかもまた
回転方向の違いにも対応できるので、融通性の高
い原点復帰が可能となるほか、補助原点が第1カ
ウンタによつて検出され、その後に高い精度のも
とに第2カウンタ、一致回路、設定器により検出
されるから、第2カウンタに関して検出対象の
360度についての計数内容が必要とされず、それ
だけカウント容量が小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の原点復帰装置のブロツク線図、
第2図は同装置のタイムチヤート図、第3図は本
考案の原点復帰装置のブロツク線図、第4図は同
装置のタイムチヤート図である。 1……従来の原点復帰装置、2……割出し台、
3……モータ、4……ウオーム、5……ウオーム
ホイール、6……ドグ、7……リミツトスイツ
チ、8……検出器、9……制御回路、10……
軸、11……第1カウンタ、12……第2カウン
タ、13……本考案の原点復帰装置、14……設
定器、15……一致回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 割出し台を所定の減速比のもとに駆動するモー
    タと、このモータの回転を検出し、モータの1回
    転に対応するパルス状の1回転信号および1回転
    中の等回転角ごとに多数のパルス状の分割信号を
    発生する検出器と、少なくとも上記減速比の逆数
    に対応する計数容量で上記1回転信号を計数する
    第1カウンタと、上記モータの1回転に対応する
    分割信号のパルス数のカウント容量で上記分割信
    号を計数する第2カウンタと、原点位置を設定す
    る設定器と、上記第2カウンタのカウント信号と
    設定器の設定信号とを入力し、両者の一致時に一
    致信号を発生する一致回路と、上記モータの回転
    を制御するとともに、上記第1カウンタの所定の
    計数値を識別し、この識別結果にもとづいて第2
    カウンタにカウント動作の開始を指令し、かつ一
    致回路からの一致信号を受けた時点でモータの回
    転を停止させる制御回路とを具備することを特徴
    とするNC割出し用の原点復帰装置。
JP18774682U 1982-12-10 1982-12-10 Nc割出し用の原点復帰装置 Granted JPS5990551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18774682U JPS5990551U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 Nc割出し用の原点復帰装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18774682U JPS5990551U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 Nc割出し用の原点復帰装置

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Publication Number Publication Date
JPS5990551U JPS5990551U (ja) 1984-06-19
JPS6225324Y2 true JPS6225324Y2 (ja) 1987-06-29

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ID=30405193

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JP18774682U Granted JPS5990551U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 Nc割出し用の原点復帰装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523270B2 (ja) * 1985-04-09 1996-08-07 株式会社 育良精機製作所 バ−材自動供給機の安全停止方法
JP2687639B2 (ja) * 1989-12-26 1997-12-08 日産自動車株式会社 モータの制御装置

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JPS5990551U (ja) 1984-06-19

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