JPS62252975A - 半導体ヘテロ接合電界効果トランジスタ - Google Patents

半導体ヘテロ接合電界効果トランジスタ

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JPS62252975A
JPS62252975A JP16020486A JP16020486A JPS62252975A JP S62252975 A JPS62252975 A JP S62252975A JP 16020486 A JP16020486 A JP 16020486A JP 16020486 A JP16020486 A JP 16020486A JP S62252975 A JPS62252975 A JP S62252975A
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JP
Japan
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layer
gaas
heterojunction
type
effect transistor
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Application number
JP16020486A
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English (en)
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Miyoko Watanabe
渡辺 美代子
Yasuo Oba
康夫 大場
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/778Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface
    • H01L29/7786Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with direct single heterostructure, i.e. with wide bandgap layer formed on top of active layer, e.g. direct single heterostructure MIS-like HEMT
    • H01L29/7787Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with direct single heterostructure, i.e. with wide bandgap layer formed on top of active layer, e.g. direct single heterostructure MIS-like HEMT with wide bandgap charge-carrier supplying layer, e.g. direct single heterostructure MODFET

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ヘテロ接合を有する電界効果トランジ
スタに関する。
(従来の技術) 高速のスイッチング動作が可能でマイクロ波領域で使用
できるトランジスタとして、高移動度トランジスタが有
望視され、各所で開発され”でいる。この高移動度トラ
ンジスタは半絶縁性の基板例えば比抵抗が1060・c
m以上のGaAsI板に低不純物濃度のGaAs層をバ
ッフ7層兼能動層として成長させ、この上に不純物(n
型またはp型)をドーピングした高子!1!物澗度のA
gx Gal−x AS層をキャリア供給層として成長
させたヘテロ接合を有する。このヘテロ接合の、低不純
物濃度のGaAs側に二次元的に蓄積形成されるキャリ
アの走行を利用することにより、高速のキャリア移動度
を実現しようとする電界効果トランジスタである。キャ
リア移動度を上げるために、低不純物濃度GaAsIi
EfとAρxGat−、AS層の間にごく薄い低不純物
濃度の Aflx Gat−x As層を設けることがある。ま
たAりxGal−xAs層のA2組成比Xとしては通常
、ヘテロ接合の禁制帯幅の差を充分なものとするために
X≧0.3が用いられる。
しかしこの様なGaAs/Aj2x Gat−X AS
系のヘテロ接合構造の高径初度トランジスタでは、AM
xGat−xAS層のドナー準位が比較的深いために、
自由電子濃度即ちキャリア濃度を充分に大きくすること
ができない。従ってまた、このA Qx Ga1−x 
ASIに対して接触抵抗の小さい状態で電極を形成する
ことができない。また低温(例えば100に以下)にし
た場合、キャリア濃度は更に低くなり、しかも一度光照
射を受けると能動層部分のキャリア濃度は増大するが、
光照射を停止した後もキャリア濃度が戻らないという現
象が現われ、キャリア濃度の制御性がよくない。
これらの問題点を解決するため、X≧0,3のAQx 
Ga1−x ASW部分を、GaAsとAnASからな
る超格子構造とするトランジスタが提案されている。し
かしこれらの半導体材料のエピタキシャル成長に適した
湿度700℃付近では超格子の形成ができず、超格子を
形成するためには500℃程度の低温でエピタキシャル
成長しなければならない。このように低温では、良質の
結晶膜が形成できず、また能動層のキャリア移動度が低
いものとなってしまう。更に結晶成長後においても、7
00°Cを超える温度になると超格子が壊れてしまう。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、GaAs/AffiGaAs系のペテロ
接合構造を用い高移動度のキャリアを生成してその走行
を利用する従来の電界効果トランジスタでは、充分なキ
ャリア濃度を実現することができず、キャリア濃度の制
御性や熱的安定性もよくなく、光照射による特性変動が
大きい等の問題があった。
本発明はこの様な問題を解決したヘテロ接合電界効果1
〜ランジスタを提供することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明にかかる電界効果トランジスタは、チャネル領域
となる不純物が添加されていないGaAsに対して、キ
ャリア供給層として少なくとも一部のfaMに不純物が
添加された1n(G al−x A (Ax ) P 
(0≦x≦1)を組合わせたヘテロ接合を有し、ゲート
電極に印加する電圧により前記不純物が添加されていな
いGaAsの伝導度を制御するようにしたものである。
I n (Gat−X ANx ) Pに添加する不純
物はn型、p型いずれでもよい。n型の場合にはGaA
s1iiJに電子が蓄積されてこれがキャリアとなり、
p型の場合には正孔がGaAsIiMに蓄積されてこれ
がキャリアとなる。
I n (Gal −x A Qx ) PのAffi
fifl成比Xは、好ましくはO≦x≦0.3の節回に
設定される。
なお、I n (Gat−X Affix ) Pハ、
GaAsとの格子整合をとるためにはInと(GaAf
fi)の組成比がほぼ1:1であることが必要である。
また電子蓄積層近くのヘテロ接合界面の欠陥(V族空孔
等)を減少させるために、1n (Gal−x Affx )PとGaAsとの間に薄イ
AJ2y Gat−Y AS (o<y≦1)を介在さ
けることも、有用である。
(作用) 本発明の構成とすれば、禁制帯幅差の大きいヘテロ接合
が形成されて不純物の添加されていないGaAs内に高
濃度のキャリアが蓄積形成される。特にI n (Ga
t−x Aβに)Pにn型不純物を添加した時に浅いド
ナー準位が形成されて高1度の伝導電子が得られ、この
結果高濃度の二次元電子ガスがGaAs苔内に生成され
る。中でもAβの組成比XをO≦x≦0.3の範囲に設
定した場合に、添加されたn型不純物が効果的に浅いド
ナ一単位を形成し、電子ガス1度の制御性が高いものと
なる。
また本発明の構成では、キャリア1度の熱的安定性が優
れ、光照射による特性の変動もない。
更にI n (Gaf −x A ilx > Ptf
in型の場合は勿論、p型の場合にもこれに対して良好
なショットキーゲートを形成することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一実施例の電界効果トランジスタである。図に
おいて、11は半絶縁性(100)GaAsW板であり
、この上に1μmのアンドープGaAs層12.500
人のn型1n(Gat−xAρx)P層13が順次積層
されてヘテロ接合を構成している。GaAsli12が
チャネル層であり、ln (Gal −x AJ2x 
) PIil13がこのGaAsff112に電子を供
給ザる層である。
これらGaAs層12層上2In (Gat −X A gx ) PtFJ 13は、こ
の実施例テハMOCVD法によりエピタキシャル成長さ
せた。
I n (Gat −X Affx ) PI 13に
はn型不純物としてSeが2.Qx 1018/cm3
ドープされている。I n (G al−x A J2
x ) Plil 13表面には、これとの間にショッ
トキー障壁を形成するグー[・電極14と、オーミック
接触するソースおよびドレイン電極15I3よび16と
が形成されている。この実施例では、ゲート電極14は
Auであり、ソースおよびドレイン電極15および16
はAu、/AuGeである。
この実施例によるトランジスタの特性の説明に先だって
先ずヘテロ接合の基本的な特性を説明する。この実施例
では、I n (Gat−X Affix ) PH1
3で充分な伝導電子が生成され、x−Qの場合、電子濃
度3X 1018/crtr3が得られている。
これは、I nGaPでのSeが数meVという浅いド
ナ一単位を形成することによる。ちなみに従来電子供給
層として用いられていた A fix G a 1−x A Sにおいては、n型
不純物を人聞にドープしてもドナー準位が0.15eV
程度と深いために、例えばx=0.3での電子濃度の最
大性が10”/cm3以下であった。これに対してこの
実施例ではより高い電子QKIが得られている。
第2図は、InGaPffのMOCVD法による成長時
にn型不純物ガスとして供給するH2Seの流団と1q
られるI nGaP層の至濡での電子濃度nの関係を測
定した結果である。図示のように広い範囲に亙って直線
関係が認められる。このような関係はA℃を、O≦x≦
1の範囲で添加しても同様に認められた。
次に77にの低温において、InGaP層の電子濃度n
を測定した。室温においてn=1,4x1017/′c
m3であったI nGaPは、77K。
光照射h L 17)条件で、n=1.1x10” /
(A3であり、空温でのそれと殆ど差がない。波長63
00人の光照射を行なって電子濃度を測定したところ、
n=1.2X101’ /cm3であり、光照射の有無
による差も殆どない。光照IFI後の経時変化もない。
またヘテロ接合部の禁制帯幅差ΔEGは、G a A 
S / Aβa、3Gaa、7Asの場合0.37eV
であるのに対し、GaAs/I nGaPの場合0.4
8eVと大きい。電子供給層にA2が添加されてI n
 (Gat−X A Qx ) P(!:なルト、より
禁制帯幅差は大きくなる。従って電子供給層の電子濃度
が同じであったとしても、従来のGaAs/AffiG
aAsよりこの実施例のGaAs/I n (Ga1−
X AJ2X )Pの方がより多くの電子を能動居に蓄
積することができる。
この実施例によるトランジスタのGaAs層12層上2
濃度n8と移動度μをホール測定により求めた。但しI
 n (Gat −X A Qx ) Pli 13と
して、x−QであるInGaP5を用いた場合の測定デ
ータである。空温で光照射がない場合、1’ls =3
.2X 10’ 2Xcm2.u=6300Cm2/ 
v−3eCである。77にの低温では光照射がない場合
には、ns =3.Qxl 0’ 2Xcm2、μ=9
0.000cm” /V−secであり、光照射した場
合、ns−3,2X10’ 2Xcm2.1l=86、
OOOcmz/V−sea であツタ。
第3図は得られた電界効果トランジスタのドレイン電流
−トレイン電圧特性である。相互コンダクタンスは、Q
m =350mS/mであった。
次に、I n (Gat−x A にlxンPm13(
7)An組成比Xの好ましい範囲について検討した結果
を説明する。I n (Gat−x Affix ) 
Pは、Inと(Gal−X A j2x )の比が1:
1であれば、GaAsとの格子整合をとれるが、In(
Gal −x Anx )PとGaAs層とのバンドの
不連続性を大きくするためにはAM組成比Xが大きい方
がよい。しかし、Xが大きいとIn(Gat−X AQ
X>P府に添加したn型不純物の作るドナー準位が深く
なる。ドナー準位が余り深くなると二次元電子ガスの濃
度の制御性、再現性が悪くなる。
第4図はAρ組成比Xを変えた場合の、1n(Gal 
x A f2y、 > P’S内でのn型不純物Seの
作るドナー準位の深さを、DLTS(Deepleve
l  Transient  5peCtrO3COp
l/ )により測定した結果である。x>Q、3ではド
ナー準位の深さが0.3eV稈度であるのに対し、X≦
0.3では7meV程度の浅いドナー準位か得られてい
る。この結果から、X≦0.3の範囲を選ぶことによっ
て、非常に高い電子濃度が得られる。
実際、I nGaPにn型不純物Seを大量にドープし
て電子濃度n−3x 1018/cyt3が得られてい
る。
第5図は、大量のn型不純物SeをドープしたI n 
(G al−X A 12x ) P層の電子濃度とA
2組成比Xの関係を測定した結果である。nRTは空温
での電子濃度、n77は77にでの電子濃度である。図
から明らかなように、×≦0.3では、nRr、n77
はほぼ等しく大きい値を示し、Xが0.3を超えると電
子濃度が低下しかつ、nRTとn77の差も大きくなる
以上からA℃組成比xe0.3以下に選べば、I n 
(Gal −x Affix ) P層ノ電子濃度ヲ高
クシ、GaAs層に蓄積される電子濃度も高くすること
ができる。x=0.5の場合に比べ、0≦x≦0.3で
は約20%大きい電子濃度が得られる。
しかも熱的安定性も優れたものとなる。またこの範囲で
は、Xの変動によりドナー準位の深さの変動が殆どなく
、二次元電子ガスの濃度の変動もない。従って製造工程
のバラツキによる素子特性の変動が抑制される。更にま
た、この様なXの範囲ではウェー八面内での電子濃度の
均一性が優れたものとなり、個別部品としての電界効果
トランジスタを作る場合にフエーハ内の素子特性のバラ
ツキが小さくなることは勿論、集積回路を形成する場合
にも有利になる。
第1図において、X−0,3とした電界効果1−ランリ
スタを作って、GaAs層に蓄積した電子濃度n3とG
aAs層内での電子移動度μを測定した。I n (G
at−x Affix ) P唐13のSeドープ吊は
2. Qx 10” 8/ctnコである。空温で光照
射なしの場合、ns =3.6x 101” /’12
、μ=6.400cm2/V−sec ’T:あった。
77Kにおいて光照射なしの場合、ns =3.3X 
10’ 21012%μ=90.0OOca2/V −
5ecであり、光照射により、ns =3.2X10’
 2Xcm2.ll−86,0OOatt2/V −s
ecが得られた。トランジスタの相互コンダクタンスは
、gll−360mS/Mであった。2インチウェーハ
内に200μmおきに配列形成された電界効果トランジ
スタのしきい値のバラツキは3%以下であった。
第6図は別の実施例の電界効果トランジスタである。第
1図と基本的に異なる点は、n型In(Gal−x A
 lx ) PI 13とGaAs層12の間にn型A
My Gat−Y As層17を介在させていることで
ある。この様にAλY G a t−y A S Di
17を介在させることにより、特性が改善される理由と
事実を以下に詳しく説明する。
I n (Gat −X A /!、x ) PとGa
Asのヘテロ接合では、二次元電子の移動度は77Kに
おいても100,000cm2/V−sec以下である
。これは、I n (Gat−x AJ2x )P/G
aAsヘテロ接合界面は5族元素が異なるため、AS空
孔。
P空孔あるいはこれらを含む欠陥が生じ、これがより大
きい移動度を得ることを妨げているものと思われる。ま
たこれらの欠陥により生じるキャリアが二次元電子ガス
濃度に対して無視できない値になり、これが二次元電子
ガス1度の制御性、引いてはトランジスタの特性の制御
性を低下させていると思われる。実111n (Gat
 −X AMx ) P/’ G a A Sヘテロ接
合界面の界面単位密度は、σ−101z/cIR2程度
であった。
これに対しこの実施例のように AffiyGat−yAsIiを介在させると、二次元
電子ガスが蓄積されるGaAsに隣接するヘテロ接合界
面はAlY Gat−Y As/GaAsであり、5族
元素が同じになる。このためこのヘテロ接合界面の欠陥
が少なくなる。実際界面単位密度は、(7−8x 10
” ’ /1yxzトなり、In(Gal−X Aff
ix )P/GaAsの界面に比べて充分に少なくなっ
ている。これが、2次元電子ガス濃度のルリ御性を向上
させる。Al2GaAsのAR絹成比は、O<y≦1の
範囲で選ぶことができるが、好ましくは0.3≦y≦1
の範囲に設定する。
この実施例による具体的な素子特性を次に説明する。第
6図において、AりyGal−yAs層1層上7て、S
eを2×1018/CIIドープした厚さ50人のA 
ffo、s G ao、5 A sを用い、Jn(Ga
l −x A Qx ) P層13として同じ<Seを
2X 1018/ls3ドープした厚さ500人のI 
n (Gas−a AQa、2)Pを用いた。これらは
アンドープGaAs層12に続いて連続的にMOCVD
法により成長させた。ホール測定によりGaAs側に蓄
積した二次元電子ガス濃度nsと移動度μを測定した。
その結果、空温で、rls=4X1012/ears2
. μm7.0OOn2/V −secであった。77
にで光照射なしの場合、ns =4 X 10” 2/
ctx2、μm102.000α2/V−secが得ら
れ、光を照射した場合、nB−4X1012/ca2、
μm101.oo。
z2/V−secが得られた。
第7図は、以上の測定データを纒めて示したものである
。以上から、二次元電子ガス濃度は3状態に対して安定
した値を示し、また移動度は非常に高い値が得られてい
る。
またトランジスタの相互コンダクタンスは、gm−37
0mS/INRが得られ、2インチウェーハ内に200
μmおきに形成されたトランジスタのウェーハ面内での
しきい値電圧のバラツキは3%以下であった。
以上では、I n (Gal−x AMx )P/Ga
Asヘテロ接合のI n (Ga1−x Aux )P
層をn型として、これにショットキーゲートを形成した
電界効果トランジスタを説明した。本発明はI n (
Gat−X A lx ) P層をp型トシテコれにシ
ョットキーゲートを形成して電界効果トランジスタを構
成する場合も有効である。従来のA Q G a A 
S / G a A S ヘテo接合テGet、AMG
aAsをp型としてこれに良好なショットキーゲートを
形成することは困難であった。これは高いショットキー
障壁が得られるような材料がないためであり、障壁の高
さはせいぜい0.3ev程度であった。これに対し、I
n (Gat−x AQx )Pは、p型とした場合にも良
好なショットキーゲートを形成することができる。
このため、ホールをキャリアとして伝導度制御を広い範
囲で行なうことができ、良好なpチャネル電界効果1−
ランリスタを得ることができる。実験によれば、n型1
 nGaP層(不純物濃度3X1017/ax3)の表
面にショットキーゲートとしてAu電極を形成し、裏面
にAuZnオーミック電極を形成したショットキーダイ
オードを構成してC−Vカーブの測定からショットキー
障壁の高さを求めた結果、約1.8eVであった。組成
比を変えて、I n (Ga0.6 A にlrr、q
 ) PJiについて同様のショットキーゲートを形成
して障壁高さを測定したところ、更に高い障壁が形成さ
れていることが確認された。
第8図は、n型1 n (Gax −x Affx )
 PRを用いた電界効果トランジスタの実施例である。
半絶縁性(100)GaAsM板11上板子1上ル層と
なるアンドープのGaAsGl 2をMOCVD法によ
り形成することは先の実施例と同様である。この後Ga
As層12上にZnを2.0x1018/cm3 ドー
プしたp型In(Gat−x AQ、、)PIll 8
を約1000人成長させている。このI n (G a
l−X A Qx) P層18上にショットキーゲート
電極14としてAu電極を、またソース、ドレイン電極
15.16としてA u 、/ A u G e ’R
極を形成している。
このように構成されたトランジスタウェーハについて、
ホール測定によりGaAsff12に蓄積されるホール
の濃度nsと移動度μを測定した。
但し試作例は、Affiff化がX=Oである。77K
において、光照射なしの場合、ns =3.5X101
2/cm2、μm6000a2/V−secであり、光
照射した場合、rls =3.5x 101”/α2、
μm6100crR2/V −secであった。
またこのトランジスタは、正のゲート電圧を印加するこ
とによりドレイン電流が減少するpチャネル、Dタイプ
の動作をするが、相互コンダクタンスは77にで100
m5/mが得られた。2インチウェーハに200μmお
きに同様のトランジスタを形成した場合、ウェー八面内
のしきい値のバラツキは3%以下であった。
本発明は上記した実施例に限られるものではない。例え
ば、I n (Gat−X Affx ) PliWを
n型とする場合の不純物としては、Seの池にSi。
Sn、S、Teなどを用い得る。またln<Gal−x
AλX)Pをn型とする場合の不純物としては、Znの
他にMa、Beなどを用い得る。
第6図の実施例ではn型I n (G al −X A
 lx )2層13とGaAsff12の間に介在させ
るAffGaAs層17をSeドープのn型としたが、
これはアンドープであってもよいし、池のn型不純物を
ド・−ブしてもよい。第8図の実施例に対して、第6図
の実施例と同様の趣旨で[n(Gal −x Aj2x
 ) pH18とGaAs層12の間にA Ny G 
al−Y A S層を介在させることも有効である。ま
た例えば第1図において、Jn(Gat−X A f2
x ) 2層13とGaAsEWl 2の間にI n 
(Gat−X A Qx ) pH13より不純物の低
イI n (Ga1−x Affx ) P層を介在さ
せてもよい。第5図、第8図の実施例に対しても同様で
ある。更にまた、I n (Ga1−x A Q<> 
pH上にオーミック電極をとり易くするために、格子整
合が取れる半導体によりキャップ層を形成することも有
効である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、In(Gal−x△
Q x ) P / G a A s ヘテロ接合構造
を用いることによって、ヘテロ接合界面に蓄積形成され
るキャリア濃度の制御性、均一性を向上させ、温度変動
や光照射の有無による特性の変動を小さくした電界効果
トランジスタを1qることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電界効果トランジスタを示
す図、第2図はその1n (Gat−x A Q、X) P層形成の際の不純物ド
ーピングガス流mと電子濃度の関係を示す図、第3図は
その1−ランリスタの特性を示す図、第4図はI n 
(Gat−x Aj2x ) Pt1iのA2組成比と
Seによるドナ一単位の関係を−示すg 第5図は同じ
<AQ組成比と電子濃度の1関係を示す図、第6図は他
の実施例の電界効果トランジスタを示す図、第7図はそ
のトランジスタでのGaAs層の電子濃度と電子移動度
を示す図、第8図は更に他の実施例の電界効果トランジ
スタを示す図である。 11・・・半絶縁性GaAs基板、12・・・アンドー
プGaAs1i、13−n型I n (Ga1−X A
 Q、x )P層、14・・・ゲート雪掻、15・・・
ソース雪掻、16・・・ドレインN極、17−n型Af
fiyGal−yASW、18 ・D型r n (Ga
1−X A Qx ) PM。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 H2Se 41  (’KA又1−ル  )ドレ4〉I
il圧 第3 @ Aぶ1a数゛比X AJ亀数比X 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)不純物が添加されていないGaAsと少なくとも
    一部の領域に不純物が添加されたIn(Ga_1_−_
    xAl_x)P(0≦x≦1)とからなる半導体ヘテロ
    接合を有し、ゲート電極に印加する電圧により前記不純
    物が添加されていない GaAsの伝導度を制御することを特徴とする半導体ヘ
    テロ接合電界効果トランジスタ。(2)前記In(Ga
    _1_−_xAl_x)Pはn型であり、前記ゲート電
    極はこれとショットキー障壁を形成する特許請求の範囲
    第1項記載の半導体ヘテロ接合電界効果トランジスタ。 (3)前記In(Ga_1_−_xAl_x)Pは、A
    lの組成比xの値が、0≦x≦0.3の範囲に設定され
    ている特許請求の範囲第1項記載の半導体ヘテロ接合電
    界効果トランジスタ。 (4)前記不純物が添加されていないGaAsとIn(
    Ga_1_−_xAl_x)Pとの間にAl_YGa_
    1_YAs(0<y≦1)を有する特許請求の範囲第1
    項記載の半導体ヘテロ接合電界効果トランジスタ。 (5)前記In(Ga_1_−_xAl_x)Pはp型
    であり、前記ゲート電極はこれとショットキー障壁を形
    成する特許請求の範囲第1項記載の半導体ヘテロ接合電
    界効果トランジスタ。
JP16020486A 1985-09-12 1986-07-08 半導体ヘテロ接合電界効果トランジスタ Pending JPS62252975A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5148245A (en) * 1989-07-12 1992-09-15 Fujitsu Limited Semiconductor device having a selectively doped heterostructure
US5319223A (en) * 1991-07-26 1994-06-07 Kabushiki Kaisha Toshiba High electron mobility transistor
US5504353A (en) * 1994-06-06 1996-04-02 Nec Corporation Field effect transistor

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