JPS62251849A - デ−タベ−スのアクセス最適化方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 本発明は、データベースのアクセス処理方式に係り、特
に複数のファイルにアクセスする場合に好適なデータベ
ース・アクセス最適化方式に関する。

〔従来の技術〕

従来のデータベースのアクセス最適化方式は、ユーザ・
プログラム内でのデータベース・アクセス記述の中で、
カラムの参照に関する制御フローを考慮していなかった
ため、ユーザ・プログラムで真に必要としないカラムを
格納するファイルに対してもアクセスが発生し、性能劣
化を来たすという点については配慮されていなかった。

なお、この種の方式としてはサリンジャー（Ｓｅｌ　ｉ
ｎｇｅｒ）等、「アクセスバスセレクションインアリレ
ーショナルデータベースマネジメント　システム（Ａｃ
ｃｅｓｓ　Ｐａｔｈ　５ｅｌｓｃｔｊｏｎ　ｉｎ　＊１
＋ｅｌａｔＬｏｎａＬ　Ｄａｔａｂａｓｅ　Ｍａｎａｇ
ｅｍｅｎｔ　Ｓｙｓｔｅｍ）　Ｊ、エイシーエムシイグ
モド（ＡＣＭ　ＳＴＧＭＯＩ））、　１９７６年」に記
述されているものが挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図は、ユーザ・プログラムで扱うリレーションを示
す図で、第２図は、これの物理的な格納形式の１つの例
を模式的に示す図であり、第：３図は、第４図で示すリ
レーションに対して、アクセスを記述した、ユーザ・プ
ログラムの例である。

この例は、カラｌ−重量の値が１０より人なる部品につ
いて、その形式がＡなら品番と色を印字し、Ａでなけれ
ば、品番と重量を印字するための、プログラムを示して
いる。

従来の方式では、上記プログラムの実行に際して、形式
がＡでないタプルに関しても、ファイルＳへのアクセス
を発生させ、無駄な時間を費やすという点については考
慮されていなかった。

本発明の目的は、上記の問題点を解決し、ユーザ・プロ
グラムで真に必要とするカラムを格納するファイルのみ
にアクセスを行い、データベースへのアクセス処理を高
速に行う手段を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明においては、データベースに対するアクセス記述
を含むユーザ・ソース・プログラムを入力とし、このソ
ース・プログラムを、実際にカラ１１を参照する直前に
このカラムを格納するファイルへの入力命令を埋め込む
ことにより変換するという、データベース・アクセス最
適化方式を適用する。

〔作用〕

上記構成により不必要な入力命令の実行を排除すること
を可能とし高速なアクセス処理を実現するものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実例を図に従って説明する。

第１図は、本発明によるデータベース・システムの基本
構成図であり、第５図が最適化部の機能ブロック図であ
る。

解析部４０２は、ソース・プログラム４０１（この例が
第３図である）を読みこみ、通常の方法で、構文と意味
の解析を行う。

最適化部４０３では、第５図の如くソース・プログラム
の解析結果をもとに、カラｌトスコープ作成部４０３１
で、カラｌトスコープを作成し、その後、ファイル・ス
コープ作成部４０３２で、ファイル・スコープを作成し
、第１図生成部４０４でオブジェクトを作成し、プログ
ラム実行を行う。

カラム・スコープ作成部４０３１では、解析されたソー
ス・プログラムを、 （１）分岐点２分岐先をノードとする。但し、カラム参
照に関係しないものは対象としない。

（２）代入文等のカラ１１を参照している部分をアーク
とする。

（３）アークには参照するカラ１１群をラベルとして附
加し、また参照条件をラベルとして附加する。

により有向グラフ表現する。これをカラム・スコープと
いう。第３図のソース・プログラムのカラｌトスコープ
が、第６図に示されている。

ファイル・スコープ作成部４０３２では、カラｌトスコ
ープと、定義情報４０６内のカラム定義情報（これは、
カラムが格納されているファイルを表現している）をも
とに、カラム・スコープを、（１）各アークに附加され
ているカラ１１群が格納されているファイル群をラベル
としてそのアクに附加する。

（２）始点ノードと終点ノードの等しい並列なアーク群
で、同じファイル群が附加されているアーク群を１つに
まとめる。これは、第７図の（ａ）に模式的に示しであ
る。

（３）あるアーク（Ａ）から開始ノードへの逆方向のパ
スの中のアーク群の中で、条件、すなわちそのアーク（
ｒ３）の始点からの出力アークで、参照するファイルが
附加されているのはそのアーク（Ｂ）のみで、かつ、そ
のアーク（＋１）の参照するファイル群は、あるアーク
（Ａ）のそれと等しい、という条件を満たすアーク（Ｂ
）が存在すれば、あるアーク（Ａ）に印φを附加し、可
能なら削除する。

これは、第７図の（ｂ）、（Ｑ）に模式的に示しである
。

（４）あるアーク（Ｃ）からの開始ノードへの逆方向の
パスの中のアーク（Ｄ）で、附加されているファイル群
が等しいものに対して、アーク（Ｃ）には′−°、アー
ク（Ｄ）には′＋′　を印として付けろ。これは第７図
の（ｄ）、（ｅ）に模式的に示しである。

と言う簡約規則を適用して、ファイル・スコープを作成
する。このファイル・スコープは、最初にファイルにア
クセスすべきプログラム上の位置と、すでにアクセスさ
れたか否かを判定して、アクセス済でなければ、アクセ
スすべきプログラム上の位置（’−’の印のついている
アーク）と、後で上記の様に判定するので、そのための
情報をセットすべきプログラム上の位［（’＋’の印の
ついているアーク）とを示している。第３図のソース・
プログラムのそれを第８図に示す。

これらの情報をもとに生成部４０４で物理的なアクセス
に展開したのが第９図のプログラムでありこれを実行可
能な形式に変換して、プログラム実行部４０５で実行す
る。

また、これらは、複数のファイルに分散格納されている
場合にも同様に適用可能である。

本実施例においては、重量＞１０なる条件を満足するも
のは、品番が１．２．４であり、その中で形式Ａのもの
は１品番が１のものであり、そうでないのは、品番が２
，４のものである。よって、ファイルＳへのアクセスが
発生するのは、品番１に対応する場合のみで、従来の方
法に比して２回のアクセスの減少があり、性能向上の効
果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ユーザ・プログラムで゛実際に必要と
しないカラムを格納するファイルへのアクセスが実行さ
れないので、性能の大幅な向上があるという効果がある
０例えば、不必要なファイル・アクセスの比率が−であ
れば、２倍の性能向上が達成される。すなわち、複数の
ファイルに分散格納され、不必要なアクセスの比率が−
であれば。

ｎ倍の性能が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例になるデータベース・システｌ
−の基本構成図、第２図はデータベースの物理的な格納
形態、第３図はユーザのソース・プログラム、第４図は
ユーザ・プログラムの見えるデータベースの１部分、第
５図は最適化部のブロック図、第６図はカラム・スコー
プ図、第７図は簡約規則図、第８図は、ファイル・スコ
ープ図、第９図は、最適化を施した、オブジェクト・プ
ログラムの一例図である。 ４０３・・・最適化部、４０３１・・・カラム・スコー
プ作成へ埋入　弁理士　小川１ｔ！Ｆ辛。 口 ａく Ｚ３国 冨　３　ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、データベースシステムにおいて、データベースに対
   するアクセス記述を含むソース・プログラムを解析する
   手段と、解析結果よりプログラムを有向グラフ表現し各
   アークに参照するカラムと参照条件を附加する手段と、
   この有向グラフを簡約規則を用いて真にファイルにアク
   セスを必要とする位置を規定する手段と、これにもとづ
   いて、実行可能な形式にプログラムを翻訳する手段と、
   これを実行する手段とを有することを特徴とする、デー
   タベースのアクセス最適化方式。