JPS62251138A - 製版方法 - Google Patents

製版方法

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JPS62251138A
JPS62251138A JP9642886A JP9642886A JPS62251138A JP S62251138 A JPS62251138 A JP S62251138A JP 9642886 A JP9642886 A JP 9642886A JP 9642886 A JP9642886 A JP 9642886A JP S62251138 A JPS62251138 A JP S62251138A
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JP
Japan
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acid
burning
plate
treatment
aqueous solution
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Pending
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JP9642886A
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Inventor
Kenji Kunichika
国近 健二
Tadao Toyama
忠夫 登山
Hiroshi Matsumoto
博 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は感光性平版印刷版を用いた製版方法に関するも
ので、特に金属を支持体とする感光性平版印刷版を画像
露光および現像したのち、バーニングして使用する場合
の製版方法に関するものである。
〔従来技術〕
平版印刷は水と油とが本質的に混り合わない性質を巧み
に利用した印刷方式であり、印刷版面は水を受容して油
性インキを反撥する領域と水を反撥して油性インキを受
容する領域とからなり前者が非画像域であり、後者が画
像域である。従って平版印刷版の作成に用いられる感光
性組成物は画像形成後に於いて水を反撥して油性インキ
を受容する性質が要求される。
平版印刷版の作成に用いられる感光性組成物にはポジ型
とネガ型のものがあるが、ポジ型感光性組成物にはO−
キノンジアジド化合物からなるものが汎用されている。
ポジ型感光性平版印刷版は、0−キノンジアジド化合物
を単独あるいはノボラック型のフェノール樹脂、クレゾ
ール樹脂などのアルカリ可溶性樹脂と混合し金属又はプ
ラスチック等の適当な支持体上に塗布したものであり、
透明陽画を通して活性光線で露光した場合、露光された
部分の0−キノンジアジド化合物が分解し、アルカリ可
溶性に変化するので、アルカリ水溶液により容易に除去
されポジ画像を与える。従って、親水性表面を有する支
持体を用いるとアルカリ水溶液で除去された部分は支持
体の親水性表面が露出されるので、この部分は水を受付
はインキを反撥する。一方、画像として残った部分は親
油性であり、インキを受は付ける。
他方、ネガ型感光性組成物には、ジアゾニウム塩やアジ
ド化合物又は光重合性化合物を用いたものが多く、この
ような感光物は単独あるいは適当な樹脂などの添加剤と
混合され、支持体上に塗設される。親水性表面を有する
支持体を用いると未露光部分は現像液で除去されて、支
持体の親水性表面が露呈され、この部分は水を受は付は
インキを反撥する。一方、露光により硬化し、現像の際
画像として残った部分は親油性でありインキを受容する
このようにして作成された平版印刷版をオフセット印刷
機にかけて印刷すると美しい印刷物が得られる。このよ
うな感光性平版印刷版から作成される平版印刷版は、支
持体やその上に塗設される感光層の組成を適当に選ぶこ
とにより数万枚の美しい印刷物を得ることができるが、
特に支持体として砂目立てされ陽極酸化処理されたアル
ミニウム板を用いることによりlO万枚にも及ぶ美しい
印刷物を得ることが可能である。
しかし一枚の印刷版から、それ以上多数枚の印刷物を得
たいという要望もある。このような場合アルミニウムや
亜鉛などの金属板を支持体とする感光性平版印刷版を通
常の方法で露光、現像した後、高温で加熱(いわゆるバ
ーニング処理)することにより画像部を強化する方法が
有効である。
即ちバーニング処理を施すことにより、一枚の平版印刷
版より得られる印刷物の枚数をバーニング処理を施さな
い場合に比較して数倍に増加させることができる。
更に紫外線硬化インキや低温乾燥インキなど、印刷版上
の画像を溶解する成分を多く含む特殊な印刷インキで印
刷した場合、バーニング処理を施さない通常の方法で製
版された印刷版では画像部の溶出が激しく、耐刷枚数は
普通のインキを使用した場合に比較して著しく低下する
が、バーニング処理を施した場合には、画像部の耐溶剤
性がきわめて向上するので、上記の特殊印刷インキでも
十分な枚数の印刷物を得ることができる。
しかしながら、処理前には親水性であった印刷版の非画
像部(即ち、現像により親水性の支持体表面が露呈した
部分)がバーニング処理を行うことにより親水性が失わ
れ、印刷インキを受容するようになるため、印刷物のバ
ックグランドに汚れ(いわゆる地汚れ)が生ずる。この
ような地汚れが発生しない程度の加熱ではバーニング効
果は得られず、画像の補強は達成されない。従って、バ
ーニング処理により起こるこの非画像部の汚れを防ぐた
めの整面処理を必ず行なわなければならない。このバー
ニング処理1程の前及び/又はその後で使用される整面
処理として、従来より種々の提案がなされている。
例えば、バーニング処理の後に、生じた非画像部の汚れ
を清浄にし、親水性を回復するための処理液として、弗
化水素酸、硼弗化水素酸、珪弗化水素酸などの弗化物水
溶液が用いられているが、これら弗化物は毒物、劇物に
属するものであり公害対策上も多くの問題があった。
更に、この整面処理を施すと支持体の金属表面が腐食さ
れ、表面が傷付き易くなり、また摩耗に対しても弱くな
るので印刷中に非画像部の水を受は付ける性質(保水性
)が失われ地汚れが発生しそれ以上の印刷に耐えなくな
るという欠点があった。
また、バーニング処理の前に、非画像部の親水性を低下
させないようにするための処理方法として、特開昭51
−34001号公報には、有機スルホン酸の塩、例えば
アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、アルキルジフェ
ニルエーテルスルホン酸ソーダ、硝酸リチウムの水溶液
でバーニング前に処理することが示されている。これら
のうち、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダやアルキ
ルジフェニルエーテルスルホン酸ソーダなどの有機スル
ホン酸の塩の水溶液を使用すると著しく発泡性が高く、
現在多く使用されているスプレー循環式の処理機などに
使用するには不適当であり、製版作業の自動化ができな
い欠点があった。又、硝酸リチウムを含む溶液で処理し
、バーニングした場合、地汚れの防止が十分でなかった
。また、特公昭55−28062号公報には、バーニン
グ処理前に昇華性の硼酸力よびその塩を含む水溶液で処
理し、その化合物の存在下でバーニング処理する方法が
開示されているが、この方法も地汚れの防止が十分でな
かった。特に、バーニング処理後に行なわれる水洗、ガ
ム引き等の条件によって、すなわち、水洗が不十分であ
ったり、不感脂化ガム液として親水化力の弱いデキスト
リン系のガム液を用いたりすると、地汚れが起こり易い
という欠点があった。更に特開昭52−6205号公報
には、バーニング処理前にアラビアゴム、セルロースエ
ーテル、ポリアクリル酸等の水溶性有機物質および/ま
たは硼酸塩、燐酸塩、硫酸塩、アルカリ金属やアルカリ
土類金属等のハロゲン化物のような水溶性無機塩の水溶
液で処理することが示されているが、この方法において
も地汚れを必ずしも完全に防止出来ないだけでなく、特
にアラビアゴム、ポリアクリル酸などの水溶性ポリマー
の水溶液を用いると、印刷時に画像部にインクを受けつ
けにくくなる、いわゆる着肉不良を起こすという欠点が
あった。更にまた特開昭57−52057号公報には、
バーニング処理前にエチレンジアミンテトラ酢酸、ヒド
ロキシアルキルエチレンジアミントリ酢酸等のカルボキ
シル基を含有するアミン又はその塩を含有する水溶液で
処理する方法が示されている。しかしながら、この方法
も地汚れの防止効果は十分とは言えなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、バーニング処理を含む、改良された製
版方法を提供することである。より具体的には、地汚れ
がなく、かつ画像部の感脂性に優れた平版印刷版を得る
ことができる、バーニング処理を含む製版方法を提供す
ることである。
本発明の別の目的は、スプレー循環式の処理機などの利
用により自動化可能な、バーニング処理を含む製版方法
を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明者は、バーニング処理する前に平版印刷版に塗布
される処理液(以下、バーニング前処理液と称す。)と
して、非環状脂肪族多価カルボン酸、非環状脂肪族ヒド
ロキシカルボン酸及びコレらの塩からなる群から選ばれ
る少なくとも1種の化合物を含む水溶液を使用すること
により上記の諸口的が達成されることを見い出した。
本発明で用いる非環式脂肪族多価 ルボン酸としては、
炭素数4以上の直鎖又は分岐鎖を有するアルカン多価カ
ルボン酸、アルケン多価カルボン酸及びマロン酸、ゲル
タール酸、グルタコン酸、7’?−ル酸、イタコン酸、
フロパントリカル・ボン酸があげられる。又、非環式脂
肪族ヒドロキシカルボン酸としては、同じく炭素数4以
上の直鎮又は分岐鎖を有するカルカンヒドロキシカルボ
ン酸、アルケンヒドロキシカルボン酸及びグリコール酸
、乳酸、オキサル酢酸等があげられる。さらに、これら
の塩としては、ナトリウム、カリウム、リチウムなどの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
、アルカノールアミン塩などのアミン塩が例示される。
上記カルボン酸又はその塩として、具体的には、2.2
ジメチルコハク酸ナトリウム塩、テトラメチルコハク酸
ジカリウム塩、グルタコン酸又はそのナトリウム塩、ヒ
ドロキシグルクール酸、ピメリン酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セパチン酸のアルカリ金属塩又はアンモニウ
ム塩、イソカンホロン酸、レブリン酸、オキサル酢酸、
グリコール酸、乳酸、クルタール酸、マロン酸、フマー
ル酸、イタコン酸、プロパントリカルボン酸及びそれら
のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩等があげられる。
上記化合物は、単独又は2種以上組み合わせて用いるこ
とができ、本発明によるバーニング前処理液の総重量を
基準に0.1〜30重量%、より好ましくは0.5〜2
0重量%の範囲となるように含有させられる。
本発明に使用されるバーニング前処理液には、更に種々
の添加剤を含有させておくことができる。
かかる添加剤の例としては、界面活性剤、種々の塩、酸
、アルカリなどが含まれる。
界面活性剤は、本発明に使用されるバーニング前処理液
が平版印刷版の表面に均一に塗布されるのを助けると共
に、バーニング処理による非画像部の汚れ発生を抑える
作用も一部有している。好ましい界面活性剤はアニオン
界面活性剤であり、中でもアルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アル
キルナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスル
ホン酸塩のアルデヒド縮合物、α−オレフィンスルホネ
ート等のスルホン酸基含有界面活性剤や、ラウリル硫酸
エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩
等の硫酸エステル系界面活性剤が、特に好ましい。界面
活性剤はバーニング前処理液中に約0.05重量%〜約
10重量%の範囲で含有させるのが適しており、好まし
くは0、1〜5重量%の範囲である。
更に本発明に使用されるバーニング前処理液には必要に
応じて酸、アルカリまたは塩を、pH調整用として使用
できる。酸としては鉱酸および有機酸を使用することが
できる。たとえば硝酸、硫酸リン酸のような鉱酸、クエ
ン酸、コノ飄り酸、蓚酸、酒石酸、酢酸、リンゴ酸のよ
うな有機酸、これらの酸のカリウム塩、リチウム塩、ナ
トリウム塩又はアンモニウム塩、あるいはアルカリ金属
の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等が挙げられる。
これらの酸、塩、及びアルカリは本発明に使用されるバ
ーニング前処理液のpHを2〜10、好ましくは3〜8
の範囲となる量で含有させることができる。
更に、本発明に使用されるバーニング前処理液にはアラ
ビアゴム、デキストリン、カルボキシメチルセルロース
、並びにポリアクリル酸、ポリメタクリル酸及びこれら
の塩(例えばナトリウム塩など)のような水溶性高分子
物質、色素、消泡剤、防腐剤などを添加することもでき
る。
本発明において、バーニング前処理液は、感光性平版印
刷版を画像露光、現像、必要あれば水洗した後、印刷に
不要な部分を修正剤にて除去し、それ以上修正の余地の
ない印刷版を作成した後、必要あれば乾燥し、バーニン
グ処理の前に塗布される。その方法としては、該前処理
液を浸み込ませたスポンジや脱脂綿にて、平版印刷版上
に塗布するか、処理液を満たしたバット中に印刷版を浸
漬して塗布する方法や、自動コーターによる塗布などが
適用される。また、塗布した後でスキージ、あるいは、
スキージローラーで、その塗布量を均一にすることは、
より好ましい結果を与える。
バーニング前処理液が塗布された平版印刷版は必要であ
れば乾燥された後、バーニングプロセッサー(たとえば
富士写真フィルム■より販売されているバーニングプロ
セッサー1300−)などで高温に加熱される。この場
合の加熱温度及び時間は、画像を形成している成分の種
類にもよるが、180〜300℃の範囲で1〜20分の
範囲が好ましい。
バーニング処理された平版印刷版は、必要に応じて適宜
、水洗、ガム引きなどの従来より行なわれている処理を
施こすことができるが本発明の製版方法によれば、バー
ニング処理後、ガム引きなどのいわゆる不感脂化処理を
省略することができる。
本発明による製版方法は種々の感光性平版印刷版に対し
て適用できるが、特にアルミニウム板を支持体とする感
光性平版印刷版(予め感光性を付与した印刷版で、PS
版と呼ばれる。)に対して好適に使用できる。かかるP
S版の好ましいものは、例えば英国特許第1.350.
521号明細書に記されている様なジアゾ樹脂(p−ジ
アゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドとの縮合
物の塩)とシェラツクとの混合物からなる感光層をアル
ミニウム板上に設けたもの、英国特許第1.460.9
78号および同第1.505.739号の各明細書に記
されているようなジアゾ樹脂とヒドロキシエチルメタク
リレート単位またはヒドロキシエチルアクリレート単位
を主なる繰返し単位として有するポリマーとの混合物か
らなる感光層をアルミニウム板上に設けたもののような
ネガ型PS版、および特開昭50−125806号公報
に記されているような0−キノンジアジド感光物とノボ
ラック型フェノール樹脂との混合物からなる感光層をア
ルミニウム板上に設けたポジ型P S版が含まれる。更
に米国特許第3.860.426号明細書の中に具体的
に示されているような光架橋性フォトポリマーの感光層
をアルミニウム板上に設けたPS版、米国特許第4、0
72.528号および同第4.072.527号の各明
細書に記されているような光重合型フォトポリマー組成
物の感光層をアルミニウム板上に設けたPS版、英国特
許第1.235.281号および同第1.495.86
1号のQ 各明細書に記されているようなアジドと水溶性ポリマー
との混合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けた
PS版も好ましい。これらのPS版の中でも、本発明の
製版方法に供されるに特に好ましいPS版は0−ナフト
キノンジアジド化合物とノボラック樹脂とからなる感光
層を有するポジ型PS版であり、米国特許第4’、 2
59.434号明細書第3欄下から2行目〜第6欄第1
4行に詳しく説明されている。
〔発明の効果〕
本発明の製版方法によれば、バーニング処理後の整面処
理を施す必要がない。それにも拘らず非画像部に汚れが
発生することがなく、画像部の感脂性の高い、耐刷力の
優れた平版印刷版が得られる。しかも本発明に使用され
るバーニング前処理液は発泡性が低いので、スプレー循
環式の処理機を用いて平版印刷版へ施すことができ、製
版作業の自動化が可能となるなど大きな利点がある。
しかも本発明の製版方法によればバーニング後の不感脂
化処理を省略できる。バーニング処理後、長時間置版し
てから印刷しても、地汚れを生じないという優れた効果
があるだけでなく、版面に傷がつきに<<、従って傷汚
れが発生しにくい効果もある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 1.5−ジヒドロキシナフクレンのナフトキノン−(1
,2)−ジアジド(2)−5−スルホン酸エステル2重
量部とノボラック型クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂
4重量部とを100重量部のエチレングリコールモノメ
チルエーテルに溶解した。次に厚さ0.24 mmの砂
目立てされたアルミニウム板上にこの溶液を乾燥後の重
量にして2.5g / m’となるように塗布した。こ
のようにして作製したポジ型感光性平版印刷版を透明陽
画に密着させて1mの距離から3KWのメタルハライド
ランプで30秒間露光を行った後、珪酸ナトリウム5重
量%水溶液に約1分間浸漬して現像した。次に水洗した
後、以下の組成のバーニング前処理液を塗布し乾燥した
グルコン酸ナトリウム     □100g純   水
                 □ 900 gこ
のように処理された印刷版を市販のバーニングプロセッ
サー中で260℃の温度で6分間加熱した。
冷却後、ガム引きし、オフセット印刷機にこの印刷版を
とりつけ印刷を行ったところ刷り出しから数枚で美しい
印刷物が得られ、そのまま繞けて印刷したところ15万
枚の美しい印刷物が得られた。
比較例1 実施例1と現像処理まで全く同じ条件で処理した平版印
刷版を、実施例1で用いたバーニング前′処理液の代わ
りに、4重量%の硼酸アンモニウム水溶液で処理し、同
様のバーニング処理およびガム引きを行った。この平版
印刷版を用いて印刷したところ、刷り始めからシャド一
部の網点画像にカラミを生じ、プレートクリーナーでカ
ラミ部の汚れを落とさなければならなかった。
実施例2 砂目立て及び陽極酸化処理(15重量%硫酸中で電流密
度1.6アンペア/ d m’で2分間陽極酸化した。
)された厚さ0.3 mmのアルミニウム板上に実施例
1と同様の感光液を塗布してポジ型感光性平版印刷版を
作成した。
これに透明陽画を密着させて1mの距離から3KWのメ
タルハライドランプで40秒間露光を行った後、珪酸す
) IJウム7重量%水溶液に約1分間浸漬して現像し
た。この平版印刷版を自動−貫式バーニングプロセッサ
ー〔プロセス資材側腹、バーニング前処理液の塗布、バ
ーニング、ガム引きを連続的に行う。〕で連続処理した
。ここでバーニング温度の設定は、前加熱150℃、後
加熱240℃、濾の通過時間は約3分であり、バーンニ
ゲ前処理液は以下の組成のものを用いた。
ゲルタール酸       □ 95g1.9 N−ブチルナフタレン スルホン酸ナトリウム          5g純  
 水               □ 900 gバ
ーニング処理して得られた平版印刷版をそのままオフセ
ット印刷機に取りつけ印刷したところ刷り出しから数枚
で美しい印刷物が得られ、そのまま続けて30万枚の印
刷物を得ることができた。
比較例2 実施例2と同様にして、現像工程まで行い、バーニング
プロセッサーの処理液を、アルキルジフェニルエーテル
スルホン酸ソーダ8重1%の水溶液を用いて、他は実施
例2と同様にして処理したところ、処理液の塗布部にあ
るスプレーパイプおよびそのタンク部分より著しく発泡
し、タンクから液があふれ出してしまい、自動処理機の
運転を止めなければならなかった。
実施例3 実施例1と同様にして、但し、バーニング前処理液とし
て以下の組成の水溶液を用いたところ、実施例1と同様
の結果を得た。
すn−′・つ′ 乳   酸                □ 13
0 gへキサメタリン酸           5gア
ラビアガム              5g水酸化ナ
トリウム           5g純  水    
             □ 850g実施例4 米国特許:3.365.709号明細書実施例1に記載
されているアセトンとピロガロールの縮重合によって得
られたポリヒドロキシフェニルとナフトキノン−1,2
−ジアジド(215−スルホン酸エステル4重量部とノ
ボラック型クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂4重量部
とをエチレングリコールモノメチルエーテル100重量
部に溶解し、実施例2で用いた砂目立て及び陽極酸化処
理されたアルミニウム板に乾燥重量が2.5 g / 
m’になる様に塗布し、ポジ型感光性平版印刷版を作成
した。
このポジ型感光性平版印刷版を実施例1と同様の条件で
露光、現像およ°び水洗した後、以下の組2 、Q−’
、”” と11−/ 成のバーニング前処理液を塗布し、ついで260℃で5
分間バーニング処理した。
レブリン酸ナトリウム     □150gカルボキシ
メチルセルロース □  2gクエン酸       
        5g純   水          
      □ 840 g得られた平版印刷版をガム
引きせずにオフセット印刷機に装着して印刷したところ
、刷り出しから数枚で美しい印刷物が得られ、そのまま
続けて20万枚の印刷物を得ることが出来た。
実施例5 シェラツク20重量部とp−ジアゾジフェニルアミンの
p−)ルエンスルホン酸塩をホルムアルデヒドで縮合し
たジアゾ樹脂3重量部をジメチルホルムアミド80重量
部に溶解した溶液を調製した。一方、砂目立てされたア
ルミニウム板を80℃のジルコン弗化カリウム0.2%
水溶液中で3分間浸漬処理し、親水化処理を行った後、
水洗乾燥し、上記の調製溶液を乾燥後の重量で2.0 
g / m’となるように塗布した。
このようにして得られたネガ型感光性平版印刷版を透明
陰画を通して3KWのメタルハライドランプで1mの距
離から30秒間露光し、イソプロピルアルコール20重
量%の水溶液に約1分間浸漬した後、脱脂綿で表面を軽
くこすると未露光部のみがきれいに剥離除去され、支持
体表面が露呈した。
水洗後、実施例1で用いたバーニング前処理液を塗布、
乾燥させ、実施例1と同様の条件でバーニング処理を行
った後、オフセット印刷機にとりつけて印刷したところ
、刷り出しから十数枚で美しい印刷物が得られ、そのま
ま続けて印刷したところ刷り出しとほとんど調子の変わ
らない印刷物を15万枚得ることができた。
実施例6 パミス/水スラリーとナイロンブラシで砂目立てし、陽
極酸化処理(20%硫酸中で2 A / d m’2分
間陽極酸化した。)し、その後70℃の珪酸ソーダ・2
.5重量%水溶液で1分間処理した厚さ0.3 mmの
アルミニウム板を作成した。
このアルミニウム板に、次のような組成を有する感光液
を乾燥後の重量にして2.0 g / m’となるよう
に塗布した。
メチルセルソルブ         95−水    
                       5 
 mlこのようにして得られたネガ型感光性平版印刷を
透明陰画を通して3KWのメタルハライドランプで1m
の距離から30秒間露光し、下記現像液を用いて現像し
た。
ベンジルアルコール     30d ジエタノールアミン     10g 亜硫酸ソーダ         5g 水                      11
水洗後、実施例2で用いたバーニング前処理液を塗布、
乾燥させ、実施例2と同様の条件でバーニング処理を行
った後、オフセット印刷機にとりつけて印刷したところ
、刷り出しから数枚で美しい印刷物が得られ、そのまま
続けて印刷したところ刷り出しとほとんど調子の変わら
ない印刷物を20万枚得ることができた。
実施例7 実施例6と同様に砂目立て、陽極酸化処理、珪酸ソーダ
処理を行なったプレートに下記の感光液を乾燥重量3.
0 g / m”になるように塗布し、100℃、2分
間乾燥した。
フタロシアニンブルー         3gエチレン
ジクロライド       500g2−メトキシエチ
ルアセテート   500g乾燥後、ポリビニルアルコ
ールの3重量%ノ水溶液を上記感光層の表面に乾燥重量
で1.5 g / m’となるように塗布し、乾燥した
このプレートを実施例6と同様に、露光、現像した。水
洗後、実施例4で用いたバーニング前処理液を塗布し、
同様の条件でバーニング処理を行った後、オフセット印
刷機にとりつけて印刷したところ、刷り出しから数枚で
美しい印刷物が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光性平版印刷版を画像露光及び現像したのち、バーニ
    ング処理する製版方法において、現像後、バーニング処
    理の前に、非環状脂肪族多価カルボン酸、非環状脂肪族
    ヒドロキシカルボン酸及びこれらの塩からなる群から選
    ばれる少なくとも1種の化合物を含む水溶液を塗布し、
    該化合物の存在下でバーニング処理することを特徴とす
    る製版方法。
JP9642886A 1986-04-25 1986-04-25 製版方法 Pending JPS62251138A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9642886A JPS62251138A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 製版方法

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