JPS6225105Y2 - - Google Patents

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JPS6225105Y2
JPS6225105Y2 JP1983119841U JP11984183U JPS6225105Y2 JP S6225105 Y2 JPS6225105 Y2 JP S6225105Y2 JP 1983119841 U JP1983119841 U JP 1983119841U JP 11984183 U JP11984183 U JP 11984183U JP S6225105 Y2 JPS6225105 Y2 JP S6225105Y2
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hair collection
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、愛玩用動物なかでも犬や猫の洗毛後
の乾燥と被毛のカツテイングやブラツシングなど
の手入れを衛生的な環境で行なうことができるよ
うにした手入台を兼ねた被毛乾燥器の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
犬や猫などの愛玩動物を洗毛したのち乾燥させ
るための装置として、本出願人は、「箱体の正面
に開閉自在な戸を設け、この戸の中央部に犬の鼻
先がでる程度の穴を高さを違えて複数個設け、ま
た箱体の側壁に腕を挿入するための穴を同じく複
数個設けるとともに、箱体の上方に、モータ、フ
アン、ヒータよりなる温風式の乾燥装置を設け
た」愛玩動物の被毛乾燥器〔実公昭53−52872号
公報〕を提案した。すなわち洗毛した犬を箱体に
収容し、その上から温風を当てて乾燥させるいわ
ゆる温風式の乾燥器である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この被毛乾燥器によると、温風は箱
体の上方からのみ吹き込まれるようになつている
ため、犬の背中の部分は普較的早く乾燥される
が、犬の側面、とくにおなかの部分の乾燥に時間
がかかり、その結果、犬が嫌がる欠点があつた。
また、この従来の乾燥器は、いわゆる被毛の乾
燥のみで、乾燥後におけるブラツシングやカツテ
イングに対してはなんの配慮もなされていない。
したがつて、ブラツシングやカツテイングは室
内その他の場所で行つている。そのため、その際
にでてくる抜け毛やカツトした毛や微細な毛が周
辺に飛散し、そのあと始末がなかなか面倒である
という欠点があつた。
さらにブラツシング等を室内で行つた場合は、
それらが浮遊し、人の健康にも影響を与えかねな
いといつた衛生面からの問題点もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は前記問題点を解消した愛玩動
物の手入台を兼ねた被毛乾燥器とするため、箱体
の正面に開閉自在な戸を設け、戸の中央部に犬の
鼻先が出る程度の穴を、高さを違えて複数個設け
て愛玩動物の収容室を構成し、この収毛室の側面
に収容室より高さの高い集毛室を設けるととも
に、底部と前記収容室の上部に、それぞれ温風発
生装置を組込んで、その温風発生装置による温風
が前記収容室の底部と上部、側壁に沿つて、それ
ぞれ通風孔を有する仕切壁を介して循環するよう
に構成し、さらに収容室の上面と集毛室の側面と
が接する集毛室の側壁に吸入口を、反対側壁に吐
出口を設け、かつ集毛室内に除毛フイルタと吸引
フアンとを組込んだ構造とし、洗毛した愛玩動物
を収容室内において、まず温風乾燥し、そのあと
収容室の上面を台として、ブラツシングやカツテ
イングの作業を行い、その際に出る抜け毛やカツ
トした短かい毛を、集毛室内に吸込み捕集できる
ように構成したものである。
〔作用〕
本考案による手入台を兼ねた被毛乾燥器は、上
述のように愛玩動物を収容する収容室の上部、底
部、側壁に沿つて温風が、それぞれ循環して流れ
るように構成してあるため、まず乾燥が効率的で
早く行える。
次に乾燥が終了したならば、収容室の上に愛玩
動物をのせブラツシングやカツテイングを行う。
収容室には、側面に吸入口を位置させた集毛室が
一体的に設けてあるため、吸気フアンを駆動させ
れば、ブラツシングやカツテイングにより出た抜
け毛やカツトした毛は、自動的に集毛室に捕集さ
れるものである。
〔実施例〕
以下、本考案に係る手入台を兼ねた被毛乾燥器
の実施例について図面により説明する。
まず、被毛乾燥器は、愛玩動物を収容する箱形
の収容室1と側面に集毛室3を隣接して構成され
たもので、集毛室3は収容室1より高さが高くな
つている。
収容室1の上部と集毛室3の底部には、それぞ
れ温風発生装置2および21が組込まれている。
なお、収容室1は、愛玩動物、例えば犬を洗毛
後に被毛を乾燥させるために収容する部屋であ
り、透明のガラス、又はアクリル合成樹脂板等で
形成されている。もちろん収容室1は全体が透明
である必要はなく一部のみを透明にして室内が見
透し可能であればよい。又収容室1の一側面には
出入口用扉4が蝶着され、室内には開閉自在の間
仕切扉5が設けられており底面には網28(又は
簀の子)が配設されている。間仕切扉5は犬の体
格に応じて収容室1内を仕切つて大小の部屋を設
け、或いは間仕切扉5を開放して一室とする等使
い分け可能となつている。従つて収容室1内に収
容された犬が鼻先を出すための吸息孔6は少くと
も2ケ所以上設けられている。
温風発生装置2および21は、第3図で示すよ
うにそれぞれモータM,M′とフアンF,F′、ヒ
ータH,H′より構成され、発生した温風は収容
室1の上部にあつてはダクト7を介して収容室内
に送り込まれ、通風孔を有する仕切壁を介して循
環するように構成されている。
次に下部の温風発生装置21は、前記上部の温
風発生装置2と同様に、ヒータH′、フアンF′、
モータM′をもつて構成され、集毛室3の底部よ
り送風口22を介して収容室1の底部に設けたダ
クト23の吹出口24より温風を吹出すととも
に、収容室1の側面に至るダクト25を介して収
容室1の側壁面より珍じく温風を吹出すことがで
きるように構成されている。
なお、実施例図において、27は収容室1底面
に開設され、下部の温風発生装置21の吸気口2
6を連通する還気口であり、該還気口27及び前
記吹出口24から出入する空気は前記収容室1底
部に配設された網28(又は簀の子)を通して行
われる。8は温風発生装置の操作盤であり、温度
調整用スイツチ、風量調節用ダイヤル、電源スイ
ツチ等が設けられている。また温風発生装置2の
上面すなわち収容室1の上面は、平板状の施術台
2aとなつており、角隅部に取外し可能の犬係留
用ボール9が設けられている。
なおこの実施例におて、集毛室3は、前記収容
室1に着脱自在に隣設されており、集毛室3は上
部側面と収容室1の上面の施術台2aに向けて吸
込口10が開設され、前面には透明材又は窓30
を付設する等が透視可能な扉11が設けられてい
る。集毛室3内は隔壁12により、底面付近から
上記吸込口10に連通するダクト13と、吸気フ
アン14を設置した吸気部15に仕切られてお
り、吸気部15の上部側面には排気口16が設け
られ、吸気フアン14により吸込口10より吸引
された空気は一旦ダクト部13内を降下した後、
吸気部15内を上昇して排気口16より外部に排
出されるように構成されている。
また吸気部15内には吸気フアン14の下方に
メインフイルタ17、その下方にプレフイルタ1
8が脱着可能に装着され、集毛室3底部には毛収
容皿19が載置されており、上記の吸引口からの
空気と共に吸引された犬体からの散毛はダクト部
13内を落下して毛収容皿19上に溜り、その他
の残留物を含んだ空気はプレフイルタ18、メイ
ンフイルタ17に至り、空気中に残留した散毛や
塵埃は上上記フイルタにより除去され、空気は金
網等のフイルタを設けた排気口16より排気され
るようになつている。20は毛収容皿19とプレ
フイルタ18間に突設された所謂じやま板であ
り、毛収容皿19上に落下した毛が再び舞上るこ
とを防止するようにしたものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による手入台を兼ねた被毛
乾燥器は構成されているため、愛玩動物例えば犬
体が特に大きい時または複数犬を収容する時は、
収容室1内の間仕切扉5を開放した状態で犬を収
容して乾燥させる。
また被毛を急速に乾燥させたい時は、間仕切扉
5を用いて仕切つた小収容室1′内に犬を収容し
て乾燥させる。なお仕切られた他方の小収容室″
は通常の乾燥用として用いるなど使い分ける。
次に温風発生装置2の操作盤8上の各種ダイヤ
ル、スイツチにより温風を送風させ、必要に応じ
て吹出口からの送風、送風の中止、温風の温度調
節を行う。戸の中央部には、犬の鼻先がでる程度
の穴が設けてあるため、犬はその吸息孔6から鼻
を出して呼吸することができるので安全である。
また、乾燥するに従い飛散する少量の毛は還気口
26に設けられた金網等のフイルタ29により捕
捉され、上部の温風発生装置2や下部の温風発生
装置21を害することがなく、温風は犬体の上
面,側面,下面より吹出して被毛を迅速に乾燥さ
せることが出来る。
被毛の乾燥が終了した後は、犬を施術台2a上
に載せ、ボール9に繋いでブラツシング及びカツ
テイング作業を行うが、それに先立ち集毛室3の
吸気フアン14のスイツチを入れ運転する。上記
のブラツシング作業等に伴い発生する散毛は集毛
室3の吸込口10より吸込まれ毛収容皿19に集
積される。毛収容皿19に集積された毛は、集毛
室3の扉11を開けて毛収容皿19を取出し処理
する。プレフイルタ18、メインフイルタ17も
取外して掃除する。
以上のように本考案にかかる愛玩動物の手入台
を兼ねた被毛乾燥器は、収容室内を愛玩用動物の
大きさ、または用途によつて仕切ることにより、
その体格により、或いは用途に応じて効率的に温
風乾燥することができる。しかも犬体の上部,側
部,下部から温風を循環させて吹付けるようにし
たことにより、犬体の被毛を平均に、迅速に乾燥
させることができる。
更に被毛の乾燥終了後、ブラツシングやカツテ
イングが収容室上面の施術台上で行うことがで
き、上記の作業を行う際に発生する散毛は集毛室
内に吸引されて毛収容皿に集積され、吸気はフイ
ルタを通して排出されるので、室内に浮遊したり
散乱することなく、また吸気フアンを常時運転さ
せておくことにより、室内での犬等の動きにより
発生して室内に浮遊した毛を、人が吸込み病気な
どを発生させる危険を防止し、非常に衛生的で清
潔な状態で愛玩動物の手入を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である愛玩用動物の被
毛乾燥器の斜視図、第2図は集毛室の正面図、第
3図は空気流の説明図である。 1……収容室、1′,1″……小収容室、2……
温風発生装置、2a……施術台、3……集毛室、
5……間仕切扉、10……吸込口、14……吸気
フアン、17……メインフイルタ、18……プレ
フイルタ、19……毛収容皿、21……温風発生
装置、24……吹出口、27……還気口、M,
M′……モータ、F,F′……フアン、H,H′……
ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体の正面に開閉自在な戸を設け、この戸の中
    央部に犬の鼻先が出る程度の穴を高さを違えて複
    数個設けて愛玩動物の収容室を構成し、この収容
    室の側面に集毛室を設けるとともに、底部と前記
    収容室の上に、それぞれ温風発生装置を組込ん
    で、その温風発生装置による温風が、前記収容室
    の上部と底部側壁に沿つて、それぞれ通風孔を有
    する仕切壁を介して循環するように構成し、さら
    に収容室の上面と集毛室の側面とが接する集毛室
    の側壁に吸入口を、反対側側壁に吐出口をそれぞ
    れ設け、かつ集毛室内に除毛フイルタと吸引フア
    ンとを組込んだことを要旨とする愛玩用動物の手
    入台を兼ねた被毛乾燥器。
JP11984183U 1983-07-21 1983-08-02 愛玩用動物の手入台を兼ねた被毛乾燥器 Granted JPS6028387U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984183U JPS6028387U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 愛玩用動物の手入台を兼ねた被毛乾燥器
GB08332412A GB2144317B (en) 1983-07-21 1983-12-05 Drying animals and collecting hair
FR8402592A FR2550054B1 (fr) 1983-07-21 1984-02-21 Appareil pour secher le pelage d'animaux domestiques

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984183U JPS6028387U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 愛玩用動物の手入台を兼ねた被毛乾燥器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6028387U JPS6028387U (ja) 1985-02-26
JPS6225105Y2 true JPS6225105Y2 (ja) 1987-06-26

Family

ID=30274882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11984183U Granted JPS6028387U (ja) 1983-07-21 1983-08-02 愛玩用動物の手入台を兼ねた被毛乾燥器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3626108B1 (en) * 2018-09-19 2021-03-03 LG Electronics Inc. -1- Dryer stand

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JPS5352872U (ja) * 1976-10-04 1978-05-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845573Y2 (ja) * 1980-03-17 1983-10-17 有限会社 末広工業 動物用乾燥機

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JPS5352872U (ja) * 1976-10-04 1978-05-06

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JPS6028387U (ja) 1985-02-26

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