JPS6225087B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6225087B2
JPS6225087B2 JP55078040A JP7804080A JPS6225087B2 JP S6225087 B2 JPS6225087 B2 JP S6225087B2 JP 55078040 A JP55078040 A JP 55078040A JP 7804080 A JP7804080 A JP 7804080A JP S6225087 B2 JPS6225087 B2 JP S6225087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
synthetic resin
laminate sheet
resin film
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55078040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS572721A (en
Inventor
Atsunori Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP7804080A priority Critical patent/JPS572721A/ja
Publication of JPS572721A publication Critical patent/JPS572721A/ja
Publication of JPS6225087B2 publication Critical patent/JPS6225087B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感熱接着性を有する合成樹脂を含浸
した紙と合成樹脂フイルムを加熱加圧接着してな
るラミネート化粧シートに関するものである。
本発明においては、紙間強化含浸樹脂が加熱に
よつて接着性を有するようになり、その為ラミネ
ートの際接着剤を紙間強化紙面あるいは、合成樹
脂フイルム面に塗布する必要がなく、加熱加圧の
みによつてラミネートシートを連続的に生産でき
る製造法を提供せんとするものである。
従来より、塩化ビニルフイルム同士を熱圧着さ
せて製造するダブリング法があるが、塩ビ単体の
シートは、目ヤセの問題があるためある程度以上
の厚み(0.4mm以上)が必要であつた。しかしシ
ートが厚くなることによつて耐クリープ性(長時
間加熱しながら加圧すると加圧部のエツヂがふく
れること)が悪くなるといつた欠点があつた。そ
こで下台の塩化ビニルフイルムを紙にすることに
よつて基材の凹凸を紙に吸収させ目ヤセを防ぎ、
又塩化ビニルフイルムを薄くすることができるた
め耐クリープ性も向上させることができた。しか
し紙を用いた場合、紙間強度が弱いため、紙に樹
脂を含浸させた紙間強化紙を用いるようになり、
合成樹脂フイルムと貼着する際は、紙間強化紙面
あるいは、合成樹脂フイルム面に接着剤を塗布し
てラミネートしていた。
本発明では、紙間強化力と感熱接着性を同時に
有する含浸樹脂を紙に含浸させることにより接着
剤及び接着剤塗布工程を省略することができるよ
うになつた。
以下本発明を更に詳細に説明する。
クラフトパルプ、サルフアイトパルプ、リンタ
ーパルプ、グランドパルプ、ケミグランドパル
プ、セミケミカルパルプ、等のパルプよりなる坪
量50g/m2以下の含浸適性を有する紙に塩化ビニ
ル系、塩化ビニリデン系、酢酸ビニル系、エチレ
ン−酢酸ビニル系、アクリル酸エステル系、その
他の合成樹脂エマルジヨン含浸液を10〜70g/
m2、好ましくは、30〜50g/m2塗布して含浸させ
80〜120℃にて1〜2分間乾燥させて紙間強化紙
を得る。次いで塩化ビニル等の透明な合成樹脂フ
イルムを前記紙間強化紙と重ね合わせて連続的に
ロールプレスに導いて温度100℃〜180℃、圧力5
〜1Kg/cm2時間1〜5秒間の接着条件にて加熱加
圧接着して一体化し、ネミネートシートを得る。
本発明において塗布量を限定したのは、塗布量
が70g/m2を越えるとロールプレスでラミネート
する際、紙間強化紙がロールに貼り着くおそれが
あるためであり、又塗布量が10g/m2以下では紙
間強化の効果も、ラミネートの際の接着力も不十
分なためである。又紙間強化含浸樹脂として感熱
接着性を有する樹脂のエマルジヨンを選んだの
は、これらの含浸樹脂は乾燥して水分を蒸発させ
てしまうとタツク性がなくなりロールに巻き取つ
てもブロツキングをおこさず、しかもラミネート
の際に加熱してやればタツク性が出るという性質
を有するためである。又、紙の坪量を50g/m2
下にしたのは50g/m2以上の厚いものになると均
一な塗布含浸がむずかしいためである。
本発明に用いる含浸樹脂はラミネート時の加熱
によつてタツク性を生じ含浸紙と合成樹脂フイル
ムとを接着させ冷却又は放冷によつて乾燥固化し
て両者を一体化させるものであるが、この含浸樹
脂に有機ペルオキシド系、その他の熱架橋性の物
質を配合しておけば加熱加圧時にその架橋反応が
起こり、含浸紙と合成樹脂フイルムとの接着をよ
り強固なものにすると共に含浸紙の紙間強度を大
巾に向上させることができる。
なお、含浸適性を有する紙又は合成樹脂フイル
ムの各れか一方、あるいは両方に任意の模様を予
め施しておくこともできる。もちろんラミネート
後に模様を施すこともできるし含浸適性を有する
紙に模様を施すのは樹脂含浸の前でも後でも良
い。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例 1 吸水性の良好な坪量40g/m2の紙にエチレン−
酢酸ビニル樹脂のエマルジヨン(粘度ザーンカツ
プ3φ20秒、固形分50%)を40g/m2塗布含浸さ
せて100℃で1分間乾燥させて紙間強化紙を得
る。一方厚さ0.15mmの塩化ビニルフイルムに木目
模様をバツクプリントして模様印刷フイルムを製
造し、しかる後、上記紙間強化紙の樹脂塗布面と
塩化ビニルフイルムのバツクプリント面を合わせ
て積層し、ロールプレス間を通過させて150℃、
5Kg/cm2にて加熱加圧接着しラミネート化粧シー
トを得た。得られたラミネート化粧シートを接着
剤にて合板に貼着したのちピーリング強度を測定
したところ3〜5Kg/1インチの強度があり、従
来の紙間強化紙あるいはダブリングシートと同等
あるいは、それ以上の強度があることがわかつ
た。
実施例 2 吸水性の良好な坪量40g/m2の紙に1.1ビス
3・3・5トリメチルシクロヘキサンを1重量部
添加したエチレン−酢酸ビニル樹脂のエマルジヨ
ン(粘度、ザーンカツプ3φ 20秒、固形分50
%)を40g/m2塗布含浸させて100℃で1分間乾
燥させ一方厚さ0.15mmの塩化ビニルフイルムに木
目模様をバツクプリントして模様印刷フイルムを
製造し、しかる後上記紙間強化紙の塗布面と塩化
ビニルフイルムのバツクプリント面を合せて積層
し、塩化ビニルフイルム面を100℃に加熱したド
ラム面と接触させ、さらにドラム周囲よりヒータ
ーで150℃に加熱し、ドラム面からフイルムを剥
すと同時にエンボスロールで80℃、5Kg/cm2の条
件でエンボスをかけ、ツヤ調整されたラミネート
化粧シートを得た。得られたシートは、前記実施
例1のシートより紙間強度が強くなつていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 坪量50g/m2以下の含浸適性を有する紙に感
    熱接着性を有する合成樹脂エマルジヨンを10〜70
    g/m2塗布含浸させ、80〜120℃にて乾燥させた
    紙間強化紙の樹脂塗布面と合成樹脂フイルムとを
    重ね合わせて、連続的にロールプレスに導いて
    100℃〜180℃、圧力5〜10Kg/cm2で加熱加圧する
    ことによつて、紙間強化紙中の樹脂が溶融して接
    着力を生じ紙間強化紙と合成樹脂フイルムを強固
    に接着一体化させることを特徴とするラミネート
    シートの製造方法。 2 感熱接着性を有する合成樹脂エマルジヨン
    に、熱架橋性物質を配合しておくことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のラミネートシート
    の製造方法。 3 予め含浸適性を有する紙に模様を施しておく
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第2項
    記載のラミネートシートの製造方法。 4 予め合成樹脂フイルムのラミネート面に模様
    を施しておくことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第2項記載のラミネートシートの製造方
    法。 5 予め含浸適性を有する紙と合成樹脂フイルム
    のラミネート面の両方に模様を施しておくことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第2項記載の
    ラミネートシートの製造方法。
JP7804080A 1980-06-09 1980-06-09 Production of laminate sheet Granted JPS572721A (en)

Priority Applications (1)

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JP7804080A JPS572721A (en) 1980-06-09 1980-06-09 Production of laminate sheet

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JP7804080A JPS572721A (en) 1980-06-09 1980-06-09 Production of laminate sheet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572721A JPS572721A (en) 1982-01-08
JPS6225087B2 true JPS6225087B2 (ja) 1987-06-01

Family

ID=13650710

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JP7804080A Granted JPS572721A (en) 1980-06-09 1980-06-09 Production of laminate sheet

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JPS572721A (en) 1982-01-08

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