JPS6224943Y2 - - Google Patents

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JPS6224943Y2
JPS6224943Y2 JP15902682U JP15902682U JPS6224943Y2 JP S6224943 Y2 JPS6224943 Y2 JP S6224943Y2 JP 15902682 U JP15902682 U JP 15902682U JP 15902682 U JP15902682 U JP 15902682U JP S6224943 Y2 JPS6224943 Y2 JP S6224943Y2
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JP
Japan
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pole
connector
socket
plug
connectors
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JP15902682U
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JPS5963975U (ja
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は3個以上の奇数極の接続端子を有する
雌雄同形の多極コネクタに関する。
従来からプラグ−ソケツト式のコネクタにおい
て偶数極の雌雄同形多極コネクタは知られてい
る。例えば2極コネクタの場合には1極をプラグ
として形成し、他極をこのプラグに嵌合するソケ
ツトとして形成すればよい。同様に、4極、6極
あるいはそれ以上の偶数極を有する多極コネクタ
にあつては、半数の極を同一形状のプラグに、そ
して残りの半数の極をこのプラグに嵌合する同一
形状のソケツトに形成することによつて雌雄同形
(雌雄共通形)が簡単に得られる。即ち、こうし
て形成した多極コネクタの一つに雌端子を組み込
み、他の多極コネクタに雄雄子を組み込むことに
より外形、外観は全く同一の一対の雌雄の多極コ
ネクタが得られる。
しかしながら極数が奇数の場合には、必らず1
極だけ端数がでてくるので偶数極の場合のように
簡単にはいかない。実際、この端数極の存在によ
り従来から奇数極の多極雌雄同形コネクタを作る
ことは要望されていたにも拘らず困難とされてい
た。
本考案は斯かる要望を充足すべく奇数極の多極
コネクタに対する雌雄同形構造を提案するもので
ある。
斯かる目的を達成すべく本考案によれば端数と
なる1極についてはこれをプラグ極を構成する部
材の半壁形状に相当する半体部とソケツト極を構
成する部材の半壁形状に相当する半体部との組合
せによつて構成することにより問題の解決を計つ
ている。
以下、本考案の好ましい実施例につき添付図面
を参照して詳細に説明する。
第1,2図に本考案に係る一対の雌雄同形コネ
クタ10A,10Bを夫々離脱状態及び結合状態
で示す。尚、雄コネクタ10A、雌10Bは後述
の説明において雌雄の区別をする必要がでてくる
ので便宜上、添字A,Bを付して区別しているが
内部に配置される端子の形状を除き全く同一構
造、外形を有するものである。従つて以下の説明
においては特に必要な場合を除き、コネクタ10
として説明する。
コネクタ10は相互に平行に配列されるプラグ
極部材11、中間極部材13、及びソケツト極部
材15を有するモールドハウジング12により形
成される。プラグ極部材11、中間極部材13及
びソケツト極部材15は夫々端子収容室17,1
9,21を有し、内部に端子が配設される。例え
ば雄コネクタ10Aには雄端子51(第3,4
図)が配設され、雌コネクタ10Bには雌端子5
3(第3,4図)が配設される。ソケツト極部材
15はプラグ極部材11を嵌入し得る形状となつ
ている。プラグ極部材11とソケツト極部材とは
中間極部材13を挾んでその両側に平行に配列さ
れる。一般に極数がn(nは3以上の奇数)の場
合にはn−1/2個の同一形状のプラグ極部材11と n−1/2個の同一形状のソケツト極部材15とが中 央に位置する1個の中間極部材13を挾んでその
両側に夫々同一間隔で平行に配列されることにな
る。本考案によれば、中間極部材13は端子収容
孔17を形成するプラグ極部材11の半壁形状に
相当する半体部18Aと端子収容孔21を形成す
るソケツト極部材15の半壁形状に相当する半体
部18Bとにより形成される。そして好ましくは
半体部18Bの端壁面18B′は半体部18Aの対
向端壁面18A′に対してその略中央から先端に
向つて拡がるテーパ面となつている。その技術的
効果については後述する。尚、プラグ極部材11
はソケツト極部材15内に嵌入される大きさとな
つているために、半体部18Aは半体部18Bに
対して高さH方向に板厚tだけ段差がついてい
る。
コネクタハウジング12の上面にはロツク爪2
5と片持ばり式の弾性ラツチ腕27とが設けら
れ、一対のコネクタ10A,10Bを嵌合したと
きに一方のコネクタのラツチ腕27が他方のコネ
クタのロツク爪25に弾性的に係合し両コネクタ
の結合状態をしつかりとロツクする。尚、ロツク
爪25とラツチ腕27とは各コネクタに設けられ
ているので両コネクタの嵌合時には2重ロツク機
構として作用する。
コネクタハウジング12の後端には各端子収容
室17,19,21に連通する電線挿入孔29が
形成され、これら電線挿入孔29内に夫々雄端子
51あるいは雌端子53を有する電線30が配置
される。コネクタ10A,10Bの嵌合時に雄端
子51は対応の雌端子53内にプラグイン式に挿
入され電気的結合が達成される。電線挿入孔29
を形成するハウジング後端壁部には電線挿入孔2
9を相互に隔離する溝33が設けられる。これら
溝33はハウジング12を貫通して前後に延びる
孔35に連通している。各貫通孔35は両コネク
タの嵌合状態においてはコネクタ長手方向におい
て他方のコネクタの対応貫通孔35に連通し、従
つて各貫通孔35は両コネクタの一端から他端に
至るまで一直線に延びた状態となる。これら貫通
孔はコネクタが例えば洗濯機のような水を使用す
る機器に用いられた場合の水逃し孔として役立
つ。即ち、コネクタが洗濯機等に使用される場合
にはコネクタの嵌合状態で一端を上に他端を下に
配置して使用される場合が多いがこの場合上方の
コネクタの電線30を伝わつて当該コネクタの端
子収容室に水が侵入する可能性がある。その結果
時としてこの水が端子収容室(または電線挿入
孔)からあふれ出て当該コネクタの隣接の端子収
容室内に同様の理由によりたまつた水と、あるい
は隣接の端子収容室内の端子と直接接触して極間
短絡を起こす可能性がある。上記貫通孔35はこ
のような端子収容室内にたまつてあふれ出た水を
そこを通して外部に逃し端子間の短絡を未然に防
ぐことができる。また特に、ハウジング後端に設
けた分離溝33の存在により上方コネクタの電線
挿入孔29からあふれ出た水は隣接の電線挿入孔
から同様にあふれ出た水と直接接触することなく
この分離溝を伝わつて貫通孔35に流入すること
になる。電線挿入孔29間の水の沿面距離を長く
するためにはコネクタの強度を考慮した上で溝3
3の溝深さはできるだけ深い方がよい。
第5〜7図に示す如く中間極部材13の半体部
18Bの端面18B′が前述の如く傾斜しているた
めに両コネクタ10A,10Bの嵌合時には半体
部18A,18Bの対向端面18A′,18B′ど
うしで形成される隙間40は平面図で見た場合に
互いに相手の半体部18Aによつて隠され見えな
くなる。もしも半体部18Bの端面18B′を図示
の如くテーパ面としないで半体部18Aの対向端
面18A′と平行な面にすると両コネクタの嵌合
時に平面図で見た場合これら対向端面18A′,
18B′間に一本の線上の隙間が見えることになろ
う。半体部18Bの端面18B′をテーパ面とした
のはこの見苦しい隙間をなくすためである。更に
この隙間を通して内部の端子が露出することにも
なり絶縁性の上で好ましくない。尚、テーパ面1
8B′は両コネクタ嵌合時の中間極部材どうしの案
内面としても作用し中間極部材どうしの係合を容
易にするという効果も奏する。
以上の如く本考案によれば内部に配設する端子
の性別を変えるだけで雌雄共通のハウジングを有
する奇数極の雌雄同形多極コネクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一対のコネクタを嵌合す
る前の状態で示す斜視図、第2図は第1図の2つ
のコネクタを嵌合した状態で示す斜視図、第3図
は第1図の状態に対応する一対のコネクタの長手
断面図、第4図は第2図の状態に対応する一対の
コネクタの長手断面図、第5図、第6図、及び第
7図は本考案に係る一対のコネクタを夫々嵌合
前、嵌合途中及び嵌合完了の3つの状態で示す平
面図。 10,10A,10B……コネクタ、11……
プラグ極部材、12……ハウジング、13……中
間極部材、15……ソケツト極部材、17,1
9,21……端子収容孔、18A,18B……半
体部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 n(nは3以上の奇数)個の極を有する雌雄同
    形のソケツト−プラグ式多極コネクタであつて、
    各々が端子収容孔を有するn−1/2個の同一形状の ソケツト極部材と、同様に各々が端子収容孔を有
    しかつ上記ソケツト極に嵌合するn−1/2個の同一 形状のプラグ極部材とを端子収容孔を有する1個
    の中間極部材を挾んでその両側に平行に配列せし
    め、上記中間極を夫々の端子収容孔を形成するソ
    ケツト極部材の半壁形状に対応する半体部とプラ
    グ極部材の半壁形状に対応する半体部とにより構
    成したことを特徴とする雌雄同形型寄数極多極コ
    ネクタ。
JP15902682U 1982-10-22 1982-10-22 雌雄同形型奇数極多極コネクタ Granted JPS5963975U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15902682U JPS5963975U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 雌雄同形型奇数極多極コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15902682U JPS5963975U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 雌雄同形型奇数極多極コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963975U JPS5963975U (ja) 1984-04-27
JPS6224943Y2 true JPS6224943Y2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=30350184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15902682U Granted JPS5963975U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 雌雄同形型奇数極多極コネクタ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5963975U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086806A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5963975U (ja) 1984-04-27

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