JPS62248414A

JPS62248414A - 刈払機のロ−タリカツタ

Info

Publication number: JPS62248414A
Application number: JP61093144A
Authority: JP
Inventors: 西尾　正; 長壁　光雄; 清水　敬三; 晃大園田
Original assignee: SUTAATENGU KOGYO KK
Current assignee: SUTAATENGU KOGYO KK
Priority date: 1986-04-22
Filing date: 1986-04-22
Publication date: 1987-10-29
Also published as: JPH0369249B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は原動機によシ回転軸を介して回転駆動される
ケースの半径方向に延出された刈ひもにより草等の刈り
払い作業を行なうための刈払機のロータリカッタに関す
るものである。

（従来の技術）従来、このような分野の技術としては、リールにコード
（刈ひも）を収納する方式のもので、コ−ｙが摩耗した
時、これを引出す方法としてエンジンを停止させ、カッ
タ部を一部分解したり、ねじを緩めるか、又は特開昭５
７−５６０８号に示すようにカッタの心付軸先端にリー
ルを軸方向に移動させるための押圧体を設けて、これを
回転中に押込むことによシリールが移動し、コードの遠
心力によシリールとハウジングの位相がずれてコードが
引出されるように構成されているものであった。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記構成のロータリカッタでは、前者は
コードを引出すための操作がわずられしく、後者は回転
中に抑圧体を叩きつけて押込むため、コードの先端が下
がりコーｒにより小石等を飛散させ危険であったシ、抑
圧体があるため地面からコードまでの高さが高くなるた
め、刈高さが高くなる等の問題点があった。

したがって、この発明は前記従来技術が持っていた問題
点を解決したロータリカッタを提供するものである。

（問題点を解決するための手段）この発明はコードを使用した刈払機のロータリカッタに
おいて、コーｒを収納するリールを、これを覆うハウジ
ングと回転軸に取付けるリテーナにより挾持されるケー
ス内に回転自在に取付け、一方、リール内には軸方向に
のみ移動可能にスライダを取付け、常時はばねによりス
ライダの一端に設けたストッパとリテーナに設けた放射
状のリプと係合してリールはケースと共に回転し、ケー
スに衝隼を加えることによりスライダをばねに抗して軸
方向に慣性力により移動させ、リテーナのリプとの保合
を外し、スライダの他端とノ）ウジングに設けた斜面を
有する円形リプと係合してノ・ウジングとリールとの相
対関係を変え、リールが所定量だけ回転方向にノ・ウジ
ングに対し位相がずれるようにしたものである。

（作　用）刈払機本体の回転軸に取付けられたロータリカッタは通
常は適度の長さに引出されたコードによシ芝生や雑草を
刈取るが、コードが損耗して短かくなると、ハウジング
を地面に叩きつけるとスライＰはばねに抗して慣性力に
よって７１ウジ／グの方に移動する。これによりリテー
ナのリプとスライダの一端との噛合が外れ、同時にスラ
イＰの他端はハウジングの円形リプの斜面に当接し、リ
ールはスライドにより回転力を与えられ、リールとハウ
ジングの位相がずれてコードが引出し可能な状態になり
、コードの遠心力でリールが所定量だけ回転し、コード
が引出される。そして再びスライＰとリテーナのリプが
噛合い、リールは一体で回転する。したがって前記問題
点を除去できる。

（実施例）第１図は本発明ロータリカッタの一実施例を示す断面図
、第２図は同じくその平面図、第３図は第１図における
Ａ−Ａ断面図、第４図は同じ（Ｂ−Ｂ断面図である。

図において、１は刈ひも（コーｒ）２の収納部を有する
リールで、刈払機本体の回転軸（図示せず）Ｋ取付ける
ためのねじ３を一体に設けたリテーナ４とリール１を覆
うハウジング５に回転可能に挾持されている。なお、コ
ード２は回転方向に対し反対方向に巻かれている。また
、リテーナ４とハウジング５は位置関係が常に一定して
固定されるよう、例えば星形嵌合（第４図参照）され、
ボルト６で固定されている。７はハウジング５とリール
１との相対関係を変えるスライダで、第５図（ａ）、（
１））に示すように円筒形をなし、一端にはストンＡ７
ａが、他端には凸部７ｂがそれぞれ軸方向に、一定の角
度を介して複数個が突出して設けられ、また凸部７ｂと
ストツノＱ７＆とは一定の角度を置いて位相がずらしで
ある。一方ストツパ７ａに対してリテーナ４の内側には
放射状のリプ４ａを、また凸部７ｂに対応する位置には
円形で、かつ第６図に示す斜面５ｂを持つ円形リプ５ａ
を有する。そして常時リテーナ４のリプ４ａとスライダ
７のストン／’ｌ　７　＆が噛合うようばね８により弾
圧され、スライダ７はリール１とは凸部７ｂにより軸方
向には移動できるが、回転方向には位相がずれないよう
になっている。また、ハウジング５には一対のコード２
の出口５Ｃを有する。したがってハウジング５に衝撃力
を加えることにより、スライダ７かりタンばね８に抗し
て軸方向に移動することにより、スライダ７の凸部７ｂ
が／１ウジング５の円形リプ５ａの斜面５ｂ（第６図参
照）を押すことにより、リール１が所定量だけ回転方向
にハウジング５に対し位相がずれ、コード２が繰出され
るようになる。

次に、その動作について説明する。

刈払機本体の回転軸に取付けられたロータリカッタは、
通常は適度の長さに引出されたコード２により芝生や雑
草を刈取るが、コード２が損耗して短かくなると、切味
が低下するため収納されているコード２を引出す必要が
ある。このためハウジング５を地面に叩きつけると、ス
ライダ７はばね８に抗して慣性力によってハウジング５
の方向に移動する（第６図参照）。

したがってリテーナ４のリプ４ａとスライダ７のストン
／ｅ７ａは噛合が外れ、同時に、スライダ７の凸部７ｂ
先端部はハウジング５の円形リプ５ａの斜面に当接し、
スライダ７に第６図に示す左方向（矢印）に回転力を与
えられ、これＫよりり−ル１とハウジング５の位相がず
れてコーｒ２が引出し可能な状態になり、コーｒ２の遠
心力でリール１が回転し、コード２は引出される。なお
、その後、スライダ７はばね８により即刻押上げられる
ので、スライダ７のストン／’？　７　ａとリテーナ４
のリプ４ａは１ピツチずれた状態で再び噛合い、リール
１は一体で回転するようになる。この時、スライダ７は
確実に元の位置関係に復帰するようハウジング５の円形
リプ５ａで凸部７ｂを押上げるようになっている。

（発明の効果）以上詳細に説明したように本発明によればカッタが停止
中でもカッタを地面に軽く叩き付けるだけで、その後カ
ッタを回転させるとコーｒが引出されるため操作時の危
険がなくなる。勿論回転中に叩いてもコードは同様に引
出せる。また、ＩＪ　＋ルは軸方向に移動しないため作
動が円滑で、しかもリールを覆うためのカバーも不要で
、かつ従来のような押圧体も不要のため、コードの位置
も地面に近接できる等の利点があり、簡単な構造で操作
しやすく、安全なカッタを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ロータリカッタの一実施例を示す断面図
、第２図は同じくその平面図、第３図は第１図における
Ａ−Ａ断面図、第４図は同じ（Ｂ−Ｂ断面図、第５図（
ａ）、（１））はスライダを示しくａ）は底面図、（１
））は（ａ）図のＣ−Ｃ断面図、第６図は第４図のＣ−
Ｃ矢視図である。工・・・リール、２・・・コーｒ（刈ひも）、３・・・
取付ねじ、４・・リテーナ、４ａ・・・放射状リプ、５
・・・ハウジング、５ａ・・・円形リプ、５ｂ・・・斜
面、５ｃ・・出口、６・・・ボルト、７・・・スライダ
、７ａ・・・ストン／１？、７ｂ・・・凸部、８・・・
ばね。第１図（木受連用；介１６０−！リカッｙり１図）０スロノ

Claims

【特許請求の範囲】

コードを使用した刈払機のロータリカッタにおいて、コ
ードを収納するリールが、その下部を覆うハウジングと
刈払機本体の回転軸に固着されるリテーナによつて挾持
されるハウジング内に回転自在に取付けられ、一方、リ
ール内には軸方向に移動可能にスライダを取付け、その
一端にはストッパが、他端には凸部を有し、リールとは
凸部により軸方向には移動できるが、回転方向には位相
がずれないよう挿入され、かつリテーナの内側には複数
個の放射状のリブを、またハウジングの内側には円形で
、かつ複数個の斜面を持つ円形のリブを有し、かつスラ
イダは常時リテーナのリブとスライダのストッパが噛合
うようばねにより弾圧されたことを特徴とする刈払機の
ロータリカッタ。