JP2802429B2 - 刈払機用ロータリカッタ - Google Patents

刈払機用ロータリカッタ

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JP2802429B2
JP2802429B2 JP63314700A JP31470088A JP2802429B2 JP 2802429 B2 JP2802429 B2 JP 2802429B2 JP 63314700 A JP63314700 A JP 63314700A JP 31470088 A JP31470088 A JP 31470088A JP 2802429 B2 JP2802429 B2 JP 2802429B2
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光雄 長壁
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は原動機により回転軸を介して回転駆動される
ケースの半径方向に延出されたナイロンコードにより、
草等の刈払い作業を行なうための刈払機用のロータリカ
ッタに関するものである。
(従来の技術) 従来の、このような分野のロータリカッタにおいて
は、リールにナイロンコードを収納し、コードが摩耗し
たとき、これを引出すためにカッタを地面に押圧した
り、叩いてコードを引出すか、あるいはカッタの回転を
上げることによりコードを引出す方式のものが主であっ
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記方式のカッタでは、コードを出す
ために前者ではカッタの回転中に地面を押圧したり、叩
いたりするため、不安定で、また後者ではエンジンを最
高回転位まで回転を上げてコードを引出すため、両者共
エンジンおよびカッタに無理が掛ったり、また不安定で
非常に危険であるという問題点があった。
したがって、本発明の目的は前記従来技術が持ってい
た問題点を解決し、危険性がなく、安全に作業ができる
ようにしたロータリカッタを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明はコードを使用した芝
刈機用ロータリカッタにおいて、回転駆動させる対をな
す両ケースの内側面には、円形で夫々同形状の溝を有
し、その外側の溝はリング形状に、また内側の溝は波形
状とし、両者を間隙を置いて固定し、さらに両ケース間
には前記コードを収納するリールを一体的に挟持せしめ
るとともに、外周にカバーが配設され、一方連結片の両
端に棒状杆を接続したストッパが、その両端部を夫々両
ケースの前記各溝に緩挿し、前記リールの外周で回転移
動可能とし、動作中該リールから引出されたコードは遠
心力によりストッパの内側の棒状杆を波形状溝の凸部に
係止するよう内方向に押圧するとともに、前記カバーの
穴に緩挿された外側の棒状杆が、前記リング形状溝の外
方向に力が働くように引掛けられて外方に引出される刈
払機用ロータリカッタを特徴とするものである。
(作 用) 上記のように構成されたロータリカッタを回転させる
と、コードの遠心力によりストッパはロータリカッタの
回転と逆方向に移動しようとするが、コードに引掛けら
れたストッパの内側棒状杆が内側の波形状溝の凸部に当
接されているので、係止された状態にある。
しかしながらコードが摩耗し、短くなるとコードによ
り内側に押しつけられていたストッパの内側棒状杆の端
部が遠心力によりコードの押しつける力より強くなり、
波形状溝に沿って外方へ移動し、該波形状溝の凸部から
外れてカッタの回転と逆方向に移動し、次の凸部に当接
する、この時コードはストッパが移動した分、即ち波形
状溝の隣接する凸部間の距離分長くなり摩耗する前の状
態に復帰する。
したがって、前記問題点のようなカッタを押圧または
叩く、あるいは回転を上げる等の危険な動作を行なわな
くても、コードが短かくなると自動的にコードが引出さ
れるので、危険が全くなく、前記のような問題点をなく
すことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明のロータリカッタの一部切欠平面図、第
2図は第1図の断面図、第3図は本発明の分解斜視図、
第4図(a)、(b)、(c)は本発明の動作説明図で
ある、図に示すように1、2は外周が円形の対をなすケ
ースで、互いに円形で夫々同形状の溝1a、2aと1b、2bが
同心円上に配設されている。その外側の溝1b、2bはリン
グ形状に、また内側の溝1a、2aは波形状になっていて、
ケース1、2は間隙を設けて互いに相対するようキャッ
プ6により螺合・固定される。このケース1、2間には
中心側から外周へリール3と波形状溝1a、2aおよびリン
グ形状溝1b、2bに緩挿されるストッパ4、さらにその外
周にカバー5が配置されるが、リール3はコード7を収
納し、ケース1,2で一体的に挟持されている。そしてコ
ード7の先端は後記するようにストッパ4(図では2
個)を介しカバー5の長孔5aを通り間隙より外方に引き
出される。ストッパ4はケース1、2の波形状溝1a、2a
およびリング形状溝1b、2bに夫々端部が緩挿される棒状
杆4a、4bを連結片4cで一体に形成したもので、ストッパ
4とカバー5間の位相がずれないよう棒状杆4aの片側端
部のみがカバー5の穴5bに緩挿され、リール3の外周で
回転移動可能となっている。そして動作中、コード7に
遠心力が働いた時、コード7がストッパ4の両棒状杆4
a、4bのうち内側の棒状杆4aが波形状溝1a、2aの凸部に
当接するよう内方向に、また外側の棒状杆4aがリング形
状溝1b、2bの外方向に力を受けるよう引掛けておく。な
お、ストッパ4は図では上下に取付けてあるが、それ以
上であってもよい。
次に、上記のような構成において、その動作を説明す
る。
刈払機本体の回転軸に取付けられたロータリカッタは
通常は適度の長さに引出されたコード7により芝生や雑
草を刈取るが、コード7が摩耗し短かくなると切味が低
下するため、収納されたコード7を引出す必要がある。
このため、本発明のロータリカッタではコード7が摩
耗し、短くなるとストッパ4の棒状杆4bを内方向に押し
つけるコード7による遠心力が小さくなってストッパ4
自体に働く遠心力が強くなり、第1図の状態から棒状杆
4aを中心に第4図(a)に示すように矢印Bの方向に移
動し、コード7を逆に外方向に押す。
したがつて、ケース1、2の波形状溝1a、2aの凸部2c
からストッパ4の棒状杆4bが外れて、波形状溝1a、2aに
沿ってカバー5とともに矢印C(第4図(b))の方向
に移動する。
これによりストッパ4およびカバー5は1ピッチ分だ
け進み、ストッパ4の棒状杆4bがケース1、2の波形状
溝1a、2aの凸部2cに当接し、固定され、コード7は第4
図(c)に示すように摩耗前の状態まで伸びる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によればコードを
引出す操作を行なわなくても、コードが短かくなると自
動的にコードが引出されるので、従来のような押圧や叩
く操作あるいは回転を上げる等の危険な操作をなくし、
安全な作業ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明ロータリカッタの一実施例を示す一部切
欠平面図、第2図は第1図の断面図、第3図は本発明の
分解斜視図、第4図(a)、(b)、(c)は本発明の
動作説明図である。 1、2……ケース、1a、2a……波形状溝、1b、2b……リ
ング形状溝、2c……凸部、3……リール、4……ストッ
パ、4a、4b……棒状杆、4c……連結片、5……カバー、
6……キャップ、7……コード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードを使用した芝刈機用ロータリカッタ
    において、回転駆動させる対をなす両ケースの内側面に
    は、円形で夫々同形状の溝を有し、その外側の溝はリン
    グ形状に、また内側の溝は波形状とし、両者を間隙を置
    いて固定し、さらに両ケース間には前記コードを収納す
    るリールを一体的に挟持せしめるとともに、外周にカバ
    ーが配設され、一方連結片の両端に棒状杆を接続したス
    トッパが、その両端部を夫々両ケースの前記各溝に緩挿
    し、前記リールの外周で回転移動可能とし、動作中該リ
    ールから引出されたコードは遠心力によりストッパの内
    側の棒状杆を波形状溝の凸部に係止するよう内方向に押
    圧するとともに、前記カバーの穴に緩挿された外側の棒
    状杆が、前記リング形状溝の外方向に力が働くように引
    掛けられて外方に引出されることを特徴とする刈払機用
    ロータリカッタ。
JP63314700A 1988-12-13 1988-12-13 刈払機用ロータリカッタ Expired - Fee Related JP2802429B2 (ja)

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