JPS62246883A - 開放気孔セラミツクスの製造方法及びその方法により製造されたセラミツクス - Google Patents

開放気孔セラミツクスの製造方法及びその方法により製造されたセラミツクス

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JPS62246883A
JPS62246883A JP61315926A JP31592686A JPS62246883A JP S62246883 A JPS62246883 A JP S62246883A JP 61315926 A JP61315926 A JP 61315926A JP 31592686 A JP31592686 A JP 31592686A JP S62246883 A JPS62246883 A JP S62246883A
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EE DEITSUTORITSUHI KG SHIYURIYUTSUSERU EATSUOIKUNITSUSE
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EE DEITSUTORITSUHI KG SHIYURIY
EE DEITSUTORITSUHI KG SHIYURIYUTSUSERU EATSUOIKUNITSUSE
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/20Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of inorganic material, e.g. asbestos paper, metallic filtering material of non-woven wires
    • B01D39/2068Other inorganic materials, e.g. ceramics
    • B01D39/2093Ceramic foam
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • C04B38/06Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by burning-out added substances by burning natural expanding materials or by sublimating or melting out added substances
    • C04B38/0615Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by burning-out added substances by burning natural expanding materials or by sublimating or melting out added substances the burned-out substance being a monolitic element having approximately the same dimensions as the final article, e.g. a porous polyurethane sheet or a prepreg obtained by bonding together resin particles

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、開放気孔マトリックスの気孔の隔壁面へ硬化
可能なセラミックペーストを被着させ、さらに硬化させ
、硬化した開放気孔セラミックペーストから、セラミッ
クス本体の残存したマトリックスを除去する開放気孔セ
ラミックスの製造方法および開放気孔セラミックスを製
造するための開放気孔マトリックスおよび開放気孔セラ
ミックスの用法に関する。
例えば、アメリカ合衆国特許公報3090 094によ
り公知の開放気孔セラミックスは、例えば、溶けた金属
用の耐熱フィルタとして、さらに耐熱触媒担体として、
さらにセラミックスの微細な気孔構造を活用する多くの
他の用途に使われる。
この種の開放気孔セラミックスは、通常、熱で分解可能
または揮散可能な適合材料による開放気孔マトリックス
を、液状のセラミックペーストへ浸漬し、マトリックス
の開放気孔組織内部へそのセラミックペーストを浸透さ
せて、まずマトリックスの開放気孔組織を総体的に充填
するという方法によって製造される。液状のセラミック
ペーストとしては、結合剤を添加した微細に拡散したセ
ラミック粉末のスラリーが適している。マトリックスの
隔壁面を可能な限り完全に湿潤させてから、マトリック
スをセラミックペーストから取出して、押出しなどの方
法で余分なセラミックペーストを除去する。この場合、
マトリックスの内部に一定量のセラミックペーストが残
留しており、それが比較的薄い被膜となって気孔の隔壁
面を被覆すると共に、気孔内部を空間にする。次に、例
えば、乾燥とそれに続く加熱、場合によってはセラミッ
ク粒子が総体的に一体化するまで焼結して、セラミック
ペーストが硬化される。この場合、マトリックスは熱で
揮散または分解されるほか、分解生成物は気化して除去
される。ここで残存する硬化した開放気孔セラミックペ
ーストは、前述の用途に向けられる。
しかしながら、開放気孔セラミックスのこの製造方法で
は、主にマトリックスの気孔構造および隔壁構造により
決定され、セラミックス本体を形成する不規則なセラミ
ック骨格となる。したがって、所望の液体の可能な給送
管路および連通管路も決定されていて時がたつと、はと
んど働かなくなってしまう。
本発明は、まずセラミックス本体の不規則な気孔組織の
他に、独立した液体給送管路を設けることができれば、
セラミックスの可能な用途が著しく拡大されるであろう
という認識に基づくものである。独立した給送管路を有
するセラミックスは、例えば特定の反応物を好適に気孔
組織へ送り込めるほか、気孔組織を流れおよび/または
気孔組織へ流れ込む反応相手と反応させることが可能で
あろう。
なお、セラミックスを形成しているセラミック骨格の繊
細さおよび脆さによるダメージはあるが、この給送管路
は後で設けることが可能である。場合により完成したセ
ラミックスに、穿孔等の方法によりこの給送管路を設け
ようとする場合には、気孔組織は大して破壊されないが
、切削粉や破片によって孔詰りになったり、時にはさら
にセラミックス本体の破壊となる。
したがって、本発明の目的は、独立した管路を設は前述
の欠点の無い冒頭に述べた種類の開放気孔セラミックス
の製造方法を案出することである。
本発明の他の目的は、この種の開放気孔セラミックスの
製造に適合した開放気孔マトリックスの製造である。さ
らに本発明の他の目的は、給送管路を有し、気孔組織の
詰り難い開放気孔セラミックスを案出することである。
さらに本発明の目的は、この種のセラミックスの使用可
能性を指示することである。
木目的の達成のために、本発明により冒頭に述べた種類
の開放気孔セラミックスの製造方法は、特許請求の範囲
第1項の特徴を表わす部分で定義した特徴に示されてい
る。すなわち、セラミックペーストが硬化しないうちに
、マトリックス内部へ少なくとも1つの空間方向から突
入して延びるフィラメントをマトリックスへ設け、その
フィラメントを、かかる管路の形成されるセラミックペ
ーストの硬化中または硬化後に除去するという方法によ
って、余り手間もかからず、またセラミックス本体の気
孔組織の詰りもなく、セラミックス内部へ物質を好適に
送り込める待望の給送管路が達成される。
本方法の効果的な他の実施例は特許請求の範囲第2項な
いし第9項に記載されている。すなわち、熱で揮散可能
および/または気体成分にして分解可能な材料でできた
フィラメント、主に線条が開放気孔マトリックスに設け
られることに特徴がある。この場合、まず合成樹脂材料
が好適であり、それはこの材料がマトリックス本体を除
去するのに使用する温度より低い比較的低温で気化また
はほぼ残りなく分解できるからである。またはマトリッ
クス自体が除去される温度以上で除去可能な材料をフィ
ラメントとして使うことも可能である。
ただし加えられる温度がセラミックスに悪い影響を生じ
させない限りにおいてである。
なお、熱で除去できるフィラメントの代りにワイヤ、主
に金属ワイヤが使用可能であり、これはセラミックペー
ストの硬化後にセラミックペーストから化学的方法によ
り除去または物理的方法で引き汰かれる。物理的に除去
できるフィラメントまたはポリテトラ・フルオロ・エチ
レン(テフロン)等温調不可能または困難なプラスチッ
ク材料に適している。多くの用途に適合する同−太さの
管路を作る代りに、必要な場合には様々な太さのフィラ
メントや様々な給送管路を作ることもできる。フィラメ
ントおよび共にセラミックス内部に設けられた管路は、
必ずしも同一空間方向に延びている必要はなく、例えば
様々な反応物を給送するために様々な空間方向に広がっ
ていてもよい。
さらに本発明の要旨は、特許請求の範囲第10項に記載
の開放気孔セラミックスを製造する開放気孔マトリック
スである。その他に発明の要旨は、特許請求の範囲第1
項ないし第9項に記載の方法により製造可能な特許請求
の範囲第11項ないし第13項に定義された開放気孔セ
ラミックスおよび特許請求の範囲第14項ないし第17
項に記載の前記開放気孔セラミックスである・ 下記に本発明の効果的な実施例を添付図面に従って詳細
に説明する。
開放気孔セラミックスの製造は公知のごとく、開放気孔
マトリックスから始まる。繊維体の使用以外に例えばフ
ェルト状の材料、主に網状の開放気孔海綿状プラスチッ
ク、そして、ここでは主に開放気孔海綿状ポリウレタン
がマトリックスとして使用される。
第1a図は、海綿状プラスチックにより形成された開放
気孔マトリックス10の拡大した部分模式図である。図
にはマトリックスのプラスチック材料から作られた隔壁
部12によって分離されている連通開放気孔11が示さ
れる。同じく隔室13は、マトリックスのプラスチック
材料でできた隔壁部により形成され連通せず、むしろ完
全に閉じられたガスが充填され、その隔室は開放気孔1
1とは連通しない。
次に、有効な液状のセラミックペースト、主に微細なセ
ラミック粒子のスラリーへ第1a図に示すマトリックス
を浸漬する。これによりマトリックス10の開放気孔1
1は液状のセラミックペーストで満たされる。セラミッ
クペーストからマトリックス10を取出し、さらに例え
ばマトリックス10の押出しによる開放気孔11から不
要な余分のセラミックペーストを除去した後に、第1b
図の点線で示すように、マトリックスの内壁面即ち気孔
の隔壁面はまだ液状のセラミックペーストの薄い被膜で
被覆されている。しかし、十分な毛細管作用があるので
、十分細い個々の開放気孔11は、押出し後にもセラミ
ックペーストが満たされたままになっている。隔壁部1
2により完全に閉じられた隔室13は、セラミックペー
ストが充填されないのは当然である。
次に、所望の方法で液状のセラミックペーストを施した
マトリックスを加熱し、それによりセラミックペースト
を硬化させ、さらに場合により、十分な温度で焼結硬化
させる。この場合、マトリックス10を構成しているプ
ラスチック材料の揮発温度や分解温度を故意に越えさせ
て、それによりマトリックス10は気化また気体に分解
して除去される。残存しているのはセラミックス17を
形成するセラミック骨格16であり、そのセラミック骨
格は第1図に示すように、除去されたマトリックス10
の開放気孔11の配置を形どっている。このセラミック
骨格は連通開放気孔の第1の気孔組織18を形成し、前
記連通開放気孔は、セラミック骨格16の壁厚だけ小さ
い直径を有し、マトリックス10の開放気孔11に一致
している。
さらに、セラミックス17は第2の気孔組織19を有す
る。第2の気孔組織はマトリックス10の隔壁部12の
除去により形成され、隔壁部12の代りに空洞組織がで
きる。
すなわち、第1の気孔組織18の容積は、セラミック骨
格16の壁厚の合計弁だけ減少して、マトリックス10
の開放気孔11の容積に一致する。
セラミックス17の第2の気孔組織1つの容積は、一方
で、マトリックス10の隔壁部12の体積によりさらに
加えて、他方で、隔壁部12の除去で消滅したマトリッ
クス10の隔室13の体積により決定される。マトリッ
クス10は、特別多数および/または特別大きな隔室1
3なので、第2の気孔組織19の合計容積は、第1の気
孔組織18の容積の何倍にもなる。
また、マトリックス10を熱で除去する場合、マトリッ
クス材料はほぼ完全に気体に変る。その気体は一部がセ
ラミック骨格16の外部へ汰け、一部が発生する圧力の
もとで、セラミック骨格16の隔壁の連通孔が作られ、
第1の気孔組R18の開放気孔を通って扱ける。ここで
生じる第1の気孔組織と第2の気孔組織との間の連通孔
20の意義については後で述べる。
第2図は、この種の公知のセラミックス17を示す。こ
の場合セラミックス17は壁面27の間に閉じ込められ
ているので第1図で、上方から矢印Aの方向に給送され
た液体または同じく気体の通路として、矢印Aの方向に
連通ずる気孔が使用される。通常用いられるマトリック
スは、セラミックス17内部に作られた第1の気孔組織
19の太さが第2の気孔組織よりはるかに大きいので、
セラミックス17を通って矢印Aの方向への流れは、主
に第1の気孔組織18によって行なわれる。
第2図のセラミックス17は、例えば溶けた金属のろ過
に使用される。溶けた金属は、矢印Aの方向に給送され
、セラミックス17の気孔を通り恢ける際に不純物をあ
とに残す。
したがって、セラミックス17の開放気孔へ不純物が運
び込まれると遅かれ、早かれ詰まってしまい、セラミッ
クス17の透過性を低下させ、ついに使用不能となる。
この場合適切な薬品を使って処理し不純物を除去しなけ
ればならない。ろ過すべき物質の代りに、この薬品をセ
ラミックス17へ給送して、気孔から不純物を除去する
。気孔が十分に洗浄されるまでの効果発現時間は長いた
め、これによる稼動時間の中止は大きい。これは詰まっ
た気孔全体に対しては、薬品は緩慢にしか浸透できない
からである。
なお、精製すべき気体と内部接触するように、気体精製
に必要な物質を効果的に気孔へ送り込むことができれば
、セラミックス17は不純な気体の精製にも使用できる
であろう。第2図に示したごとく一方向にしか流れない
公知の方式のセラミックス17では、不純な気体が同時
に送り込まれるので洗浄液は十分な効果が無い。
したがって、セラミックス17は、第4図に示したよう
に管路25を有する。そのために開放気孔マトリックス
10には、第3図の模式図で示したように、マトリック
スを後で使用するためにフィラメントが設けられ、これ
は主要流れ方向Aに対して直角にマトリックス内部へ延
びる。
第3a図の場合、様々な太さの線条22であり、マトリ
ックス10の使用に際し、網状の海綿状ポリウレタン、
主に羊毛が用いられる。線条22はマトリックス10の
全幅を貫通し、その場合、多数の連通開放気孔11を横
断する。
次に、液状のセラミックペーストへマトリックス10を
浸漬すると、連通開放気孔へ前記液状のセラミックペー
ストが侵入し、開放気孔の隔壁面だけでなく、開放気孔
11内部へ露出している線条22の外面をも湿潤させる
・しかし・線条がプラスチック材料でできた隔壁内部ま
たは閉じられた隔室13を通って延びている場合には、
線条22は湿潤されない。次の余分な液状のセラミック
ペーストの除去の際にも、連通開放気孔11内部の各々
に対応する線条22の外面にセラミックス被膜が残留し
ているので、次にマトリックスを熱で除去しても、線条
が開放気孔11を貫通して延びている個所の管状のセラ
ミック骨格部は残存する。このセラミック骨格部は、マ
トリックス10の開放気孔11と後で形成されたセラミ
ックス17とが、対応している第1の気孔組織18の内
部と連通しないように、管路25の内部を閉ざしている
ので、管路を横断して通すことはできない。
ここでは、マトリックス10の隔壁12と隔室13を除
去してできるセラミックス17の第2の気孔組織19と
は異なり、第4図に点線で示した様に管路25は開放し
ているので、セラミックス17の第2の気孔組織と連通
している。したがって、管路25を通じ、セラミックス
17の第2の気孔組織1つへ効果的に液体を送り込める
。これは第4図により後で詳細に説明する。
第3b図は、マトリックス10の他の実施例を示し、こ
のマトリックスでは、線条22ではなくワイヤ状フィラ
メント23.24がマトリックスの幅の大部分を貫いて
延びているが、完全に貫通しないようにマトリックス1
0へ入れ込まれている。
この場合、フィラメントとして金属ワイヤ23が用いら
れ、マトリックス10を熱で除去しても、それは、セラ
ミックス内部に残存するので、次に適宜な酸の中で溶解
させて、管路25(第4図)が形成されるようにマトリ
ックスから除去する。
その他フィラメントにはテフロン棒24が使用されてお
り、セラミックペーストの硬化後、焼結する前に、管路
25を残すためにマトリックス10の脇から用法かれる
第4図には、本発明による用法のために準備された面壁
28の間パ閉ざされたセラミックス17が示される。矢
印Aの方向に給送された液体には、第1の気孔組織18
の連通開放気孔が、そして場合により、一致する直径な
らば、第2の気孔組織19の連通開放気孔もセラミック
ス17の通路として使われる。面壁28は、第1および
第2の給送口29および30を有し、この給送口は、そ
れぞれセラミックス17の全幅を通らず、連通管路25
を図示されていない供給装置へ結合するためのものであ
る。これにより第1の液体B1は、第1の供給口29を
通り、および/または、第2の液体B2は第2の供給口
30を通り、また、これらに係合した管路25は、それ
ぞれセラミックス17内部へ入り込む。これらの液体B
1やB2は、第1の気孔組織18とは異なり、管路25
の先が閉じていることにより、直接第1の気孔組織18
に入らず、第2の気孔組織19へ入るので、給送された
液体B1やB2は、主に第2の気孔組織19へ入り込む
。この第2の気孔組織19から第1の気孔組織18への
、液体B1やB2の流入は可能である。これは第1e図
に模式的に示したように、マトリックス10の除去の際
に扱ける気体によって穿孔された個々の連通孔20を通
じて、第1の気孔組織18と第2の気孔組織19とが連
通ずるからである。この過程は第4図に矢印Cで模式的
に示されている。
第4図に示したセラミックス17へ、矢印への方向に、
例えば不純気体が給送されると、不純物の除去に必要な
浄化液B1および/またはB2は、第1および/または
第2の供給口29および/または30および係合管路2
5を通って、セラミックス17の第2の気孔組織19へ
送り込まれ、次に連通孔20(第1C図)を通って、第
1の気孔組織18へ流入し、その第1の気孔組織内部で
、不純気体がセラミックス17を貫流する。不純物は、
第1の気孔組織18のセラミック壁面に付着するが、連
通孔20を通り第1の気孔組織1Bの隔壁面へ達する洗
浄液によって除去される。同時に第1の気孔組織18の
隔壁が、洗浄液で湿潤されることにより、広大な総表面
積で不純気体と接触することになり、セラミックス17
内部で、不純気体の徹底した浄化を可能とする。次に、
洗浄液は、第1および第2の気孔組織18および19の
気孔を通り、第4図の下方へ流れて終る。
本発明によるセラミックス17は、気体の精製という前
述の用法以外に他の様々な用法がある。
例えば、不純液体全屈の濾過に使用可能で、その場合、
例えば、金属に溶は込んだ酸化可能物質、例えば、硫黄
、炭素などを除去するために、管路25を通じて、効果
的な酸化を行なうための気体か給送できる。管路25を
通じて溶剤が給送されることにより、固体不純物が除去
できる。管路25を通して、還元反応物と、セラミック
ス17の気孔を流れる物質とを接触させることも当然可
能である。不純物の分解の他に、セラミックス17を反
応器として使用して、セラミックスの気孔組織内部で、
有効反応物を効果的に反応させることも可能である。
さらに、付属する供給装置へ対応する管路を設Cプで、
それぞれ結合させて、流れ方向の上流にある管路を通じ
て反応物を送り込み、その反応物と貫流している液体と
を反応させ、次の反応生成物を流れ方向の下流になる他
の管路25を通じて、仙の物質と反応させる方法によっ
て、さまざまな反応物と基剤とを連続的に反応させるこ
とも可能である。
なお、気孔組織内部へ触媒物質を送り込み、さらに、そ
こへ気孔18,19および管路25を通じて、効果的に
反応物を送ることも可能であるため、本発明のセラミッ
クスの気孔組織は、他に主として触媒作用にも適する。
【図面の簡単な説明】
第1a図ないし第1C図は、ある公知の開放気孔セラミ
ックスの製造段階の模式図、第2図は、公知の開放気孔
セラミックスの応用模式図、第3a図および第3b図は
、本発明による開放気孔マトリックスの2つの実施例の
模式図、第4図は、本発明による開放気孔セラミックス
の使用状態における模式図を示す。 10・・・マトリックス 15・・・セラミックペースト 17・・・セラミックス 18.19・・・気孔組織 20・・・連通孔 21・・・フィラメント 22・・・線条 23.24・・・ワイヤ 25・・・管路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開放気孔マトリックスの気孔隔壁面へ硬化可能なセ
    ラミックペーストを付着させて、さらに硬化させ、セラ
    ミックス本体の残存したマトリックスを硬化した開放気
    孔セラミックスから除去する開放気孔セラミックスの製
    造方法であって、、少なくとも1つの空間方向からマト
    リックス内部へ突入して延びるフィラメント(21)を
    セラミックペースト(15)の硬化しないうちに、前記
    マトリックス(10)へ設け、セラミックペースト(1
    5)の硬化中または硬化後に管路(25)の形成された
    状態で、前記フィラメントを除去することを特徴とする
    開放気孔セラミックスの製造方法。 2 液状のセラミックペーストへマトリックスを浸漬し
    、余分なセラミックペーストを除去し、マトリックス内
    部に残存するセラミックペーストを硬化させ、マトリッ
    クスを除去する方法であって、液状のセラミックペース
    トへマトリックス(10)を浸漬する以前に、前記マト
    リックス内部へフィラメント(21)を突入させる特許
    請求の範囲第1項に記載の開放気孔セラミックスの製造
    方法。 3 セラミックペーストの充填されたプラスチ製または
    合成樹脂製の開放気孔マトリックスを、開放気孔セラミ
    ックスが残存したままで、気化分解および/または熱分
    解する方法において、主に熱で揮散可能および/または
    気体に分解可能な材料でできたフィラメント(21)、
    主に線条(22)をセラミックペースト(15)の充填
    される以前にマトリックス(10)へ貫通させる特許請
    求の範囲第1項または第2項いずれかに記載の開放気孔
    セラミックスの製造方法。 4 熱で気化可能な合成樹脂、主にポリエチレン、ポリ
    エーテル、ポリアミド、ポリエステル等のフィラメント
    (21)および/または線条(22)を使用する特許請
    求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載の開放気孔
    セラミックスの製造方法。 5 熱分解により除去可能な天然繊維、主に木綿その他
    のセルローズ含有繊維または羊毛その他のケラチン質の
    繊維のフィラメント(21)および/または線条(22
    )を使用する特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれ
    かに記載の開放気孔セラミックスの製造方法。 6 フィラメントとして金属線(23)を使用し、主に
    セラミックペースト(15)を侵食しない酸を用いて、
    セラミックペースト(15)の硬化後に、前記金属線を
    溶解させる特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれか
    に記載の開放気孔セラミックスの製造方法。 7 硬化したセラミックペースト(15)が、周面に付
    着しないワイヤまたは棒(24)を、フィラメントとし
    て使用し、セラミックペースト(15)の硬化後に、前
    記ワイヤまたは前記棒をセラミックス(17)から抜取
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載の
    開放気孔セラミックスの製造方法。 8 様々な太さおよび様々な素材のフィラメント(21
    )、線条(22)、ワイヤ(23、24)を配設して使
    用する特許請求の範囲第1項ないし第7項いずれかに記
    載の開放気孔セラミックスの製造方法。 9 様々な空間方向から突入して延びた一様または様々
    な太さのフィラメント(21)、線条(22)、ワイヤ
    (23、24)を、多様な管路組織形成のために、マト
    リックス(10)へ設けた特許請求の範囲第1項ないし
    第8項いずれかに記載の開放気孔セラミックスの製造方
    法。 10 開放気孔セラミックス(17)の内部の管路形成
    のために、内部に設けられたフィラメント(21)、主
    に線条(22)、ワイヤ(23、24)を特徴とする開
    放気孔セラミックス製造用の開放気孔マトリックス。 11 セラミックスを形成するセラミックペースト(1
    5)が硬化しないうちに、突入されたフィラメント(2
    1)、セラミックペースト(15)の硬化中または硬化
    後に、線条(22)またはワイヤ(23、24)を除去
    することにより、セラミックスを主に貫通して成る少な
    くとも1つの管路(25)を設けたことを特徴とする開
    放気孔セラミックス。 12 マトリックスの開放気孔組織に、ほぼ一致し外部
    へ開放した第1の気孔組織、とマトリックス本体の除去
    によって形成される空間に一致する第2の気孔組織とフ
    ィラメント(21)の除去により形成され第2の気孔組
    織(19)へ連通する少なくとも1つの連通管路(25
    )とを有する特許請求の範囲第11項に記載の開放気孔
    セラミックス。 13 第1の気孔組織(18)と第2の気孔組織(19
    )および管路(25)とを連通する連通孔(20)を設
    けた特許請求の範囲第12項に記載の開放気孔セラミッ
    クス。 14 気体を浄化するために、浄化すべき気体を少なく
    とも第1の気孔組織(18)へ流入させ、少なくとも第
    2の気孔組織(19)へ少なくとも1つの管路(25)
    を通じて浄化液を送り込み、前記浄化液と前記第1の気
    孔組織(18)の気体とを内部接触させる特許請求の範
    囲第11項ないし第13項いずれかに記載の開放気孔セ
    ラミックス。 15 液体金属を精製または変態させるための特許請求
    の範囲第11項ないし第13項いずれかに記載の開放気
    孔セラミックス。 16 気体を浄化するために、浄化すべき気体を少なく
    とも第1の気孔組織(18)へ流入させ、少なくとも第
    2の気孔組織(19)へ少なくとも1つの管路(25)
    を通じて浄化液を送り込み、前記浄化液と前記第1の気
    孔組織(18)の気体とを内部接触させる方法により、
    主に反応物を添加して、液体を化学反応させる特許請求
    の範囲第11項ないし第13項いずれかに記載の開放気
    孔セラミックス。 17 少なくとも1つの気孔組織(18、19)へ主に
    触媒物質を送り込みながら、または送り込んだ後で、液
    体を触媒作用させるための特許請求の範囲第11項ない
    し第13項いずれかに記載の開放気孔セラミックス。
JP61315926A 1986-01-03 1986-12-29 開放気孔セラミツクスの製造方法及びその方法により製造されたセラミツクス Pending JPS62246883A (ja)

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