JPS6224674A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPS6224674A JPS6224674A JP16344985A JP16344985A JPS6224674A JP S6224674 A JPS6224674 A JP S6224674A JP 16344985 A JP16344985 A JP 16344985A JP 16344985 A JP16344985 A JP 16344985A JP S6224674 A JPS6224674 A JP S6224674A
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- Japan
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- film
- silicon
- polycrystalline silicon
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、MIOS(金属−絶縁物−酸化シリコン膜−
半導体)型の電界効果トランジスタからなる半導体記憶
装置において、書き込み消去特性の向上をはかることの
できる新規な構造に関するものである。
半導体)型の電界効果トランジスタからなる半導体記憶
装置において、書き込み消去特性の向上をはかることの
できる新規な構造に関するものである。
従来の技術
従来、MIQS型半導体記憶装置の代表的なものとして
、MNOS(金属−窒化シリコン膜−酸化シリコン膜−
半導体)構造の半導体記憶装置がよく知られている。
、MNOS(金属−窒化シリコン膜−酸化シリコン膜−
半導体)構造の半導体記憶装置がよく知られている。
MNO3型半導体記憶装置は、金属ゲート電極−半導体
基板間に比較的高い電圧(15〜25V程度)を印加し
、極薄の酸化シリコン膜と窒化シリコン膜の界面付近、
又はその近傍の窒化シリコン膜中に存在するトラップに
、半導体側から電荷のトンネリング注入、蓄積を行い、
トランジスタのしきい値電圧を変化させて情報を記憶さ
せることを原理とするものである。
基板間に比較的高い電圧(15〜25V程度)を印加し
、極薄の酸化シリコン膜と窒化シリコン膜の界面付近、
又はその近傍の窒化シリコン膜中に存在するトラップに
、半導体側から電荷のトンネリング注入、蓄積を行い、
トランジスタのしきい値電圧を変化させて情報を記憶さ
せることを原理とするものである。
第2図に従来のNチャネルMNO3型半導体記憶装置の
断面構造の一例を示す。1はP型のシリコン基板、2及
び3はN型の選択拡散領域であシ、ソース、ドレイン領
域と呼ばれる。また、4はトンネリング媒体となりうる
薄い酸化シリコン膜、6は窒化シリコン膜、9はN型の
多結晶シIJ:7ン膜からなるゲート電極である。
断面構造の一例を示す。1はP型のシリコン基板、2及
び3はN型の選択拡散領域であシ、ソース、ドレイン領
域と呼ばれる。また、4はトンネリング媒体となりうる
薄い酸化シリコン膜、6は窒化シリコン膜、9はN型の
多結晶シIJ:7ン膜からなるゲート電極である。
第2図に示すように、従来のMNO5型手導体半導体置
は、金属電極に高電導度多結晶シリコン膜を用いると、
通常ソース、ドレイン領域をセルフ1ラインで形成する
ため、高電導度多結晶シリコン膜としては、通常、ソー
ス、ドレイン領域と同導電型(シリコン基板とは反対導
電型)の多結晶シリコン膜から構成される。
は、金属電極に高電導度多結晶シリコン膜を用いると、
通常ソース、ドレイン領域をセルフ1ラインで形成する
ため、高電導度多結晶シリコン膜としては、通常、ソー
ス、ドレイン領域と同導電型(シリコン基板とは反対導
電型)の多結晶シリコン膜から構成される。
発明が解決しようとする問題点
第2図に示す従来構造のMNOS型半導体記憶装置の書
き込み消去特性の一例を第3図に破m7゜8で示す。図
に示すようK、例えば±20Vのパルス電圧を用いた場
合、書き込み消去に必要な時間は、書き込みの場合1m
s以上、消去の場合30m5以上の時間が必要であシ、
書き込み時間に比べ消去時間が著しく長くなり、大容量
メモリに適用する際の実用上の問題となっている。
き込み消去特性の一例を第3図に破m7゜8で示す。図
に示すようK、例えば±20Vのパルス電圧を用いた場
合、書き込み消去に必要な時間は、書き込みの場合1m
s以上、消去の場合30m5以上の時間が必要であシ、
書き込み時間に比べ消去時間が著しく長くなり、大容量
メモリに適用する際の実用上の問題となっている。
本発明の目的は、かかる問題に鑑み、MIO5型半導体
記憶装置において、書き込み消去特性、特に消去特性の
向上をはかることのできる新規な構造を提供することに
ある。
記憶装置において、書き込み消去特性、特に消去特性の
向上をはかることのできる新規な構造を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明はMIO3(金属−
絶縁物−酸化シリコン膜−半導体)構造の半導体記憶装
置において、前記金属が半導体基板と同導電型の多結晶
ポリシリコン膜からなることを特徴とするものである。
絶縁物−酸化シリコン膜−半導体)構造の半導体記憶装
置において、前記金属が半導体基板と同導電型の多結晶
ポリシリコン膜からなることを特徴とするものである。
作 用
従来構造における書き込み時間と消去時間の相異の原因
について詳細なことは不明であるが、本発明者の検討に
よれば、書き込みの場合は近似的ファウラー・ノルドハ
イム・トンネリング、消去の場合は直接的バンド間トン
ネリングに支配されることに起因すると同時に、シリコ
ン基板と反対導電型の多結晶シリコンを用いる従来構造
では、フラットバンド電圧(VFB)が−1v近い値と
なり、ゲート電極一基板間に印加される実質的な電界が
、消去の場合が書き込みの場合に比べ小さくなってしま
うことにも起因しているものと推定された。
について詳細なことは不明であるが、本発明者の検討に
よれば、書き込みの場合は近似的ファウラー・ノルドハ
イム・トンネリング、消去の場合は直接的バンド間トン
ネリングに支配されることに起因すると同時に、シリコ
ン基板と反対導電型の多結晶シリコンを用いる従来構造
では、フラットバンド電圧(VFB)が−1v近い値と
なり、ゲート電極一基板間に印加される実質的な電界が
、消去の場合が書き込みの場合に比べ小さくなってしま
うことにも起因しているものと推定された。
従って、ゲート電極をシリコン基板と同導電型の多結晶
シリコンとすることにより、ゲート電極一基板間に実質
的に印加される電界が、消去の場合の方が書き込みの場
合より大きくなり(P型シリコン基板にP型の多結晶ポ
リシリコンを用いた場合でvFBは約+0.4V程度)
、これが消去時間の大幅な向上の一因となっているもの
と考えられる。
シリコンとすることにより、ゲート電極一基板間に実質
的に印加される電界が、消去の場合の方が書き込みの場
合より大きくなり(P型シリコン基板にP型の多結晶ポ
リシリコンを用いた場合でvFBは約+0.4V程度)
、これが消去時間の大幅な向上の一因となっているもの
と考えられる。
実施例
本発明の具体的な実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例であるMNOS型半導体記憶
装置の断面構造を示す図である。図において、1はP型
シリコン基板、2及び3はN型のソース、ドレイン拡散
領域、4はトンネリング媒体となシうる薄い酸化シリコ
ン膜、5は窒化シリコン膜、6はP型の多結晶シリコン
膜である。
装置の断面構造を示す図である。図において、1はP型
シリコン基板、2及び3はN型のソース、ドレイン拡散
領域、4はトンネリング媒体となシうる薄い酸化シリコ
ン膜、5は窒化シリコン膜、6はP型の多結晶シリコン
膜である。
第1図において、トンネリング媒体となりうる薄い酸化
シリコン膜4は、シリコン基板の酸化によシ形成した。
シリコン膜4は、シリコン基板の酸化によシ形成した。
トンネリング効果を有効に利用するには、酸化シリコン
膜の厚さは10〜30人にする必要がちシ、本実施例で
は20人とした。
膜の厚さは10〜30人にする必要がちシ、本実施例で
は20人とした。
次に、酸化シリコン膜4上に、NH3/5IH4−10
0,750℃の条件下の気相成長法により、窒化シリコ
ン膜5を約500人形成した。
0,750℃の条件下の気相成長法により、窒化シリコ
ン膜5を約500人形成した。
次に、窒化シリコン膜上に多結晶シリコン膜を約400
0人形成させ、その後ボロンイオンを打ち込み(25K
eV、5X10 3 )P型の多結晶シリコン膜から
なるゲート電極6を形成した。
0人形成させ、その後ボロンイオンを打ち込み(25K
eV、5X10 3 )P型の多結晶シリコン膜から
なるゲート電極6を形成した。
次いで、ゲート電極をマスクとしてN型の不純物イオン
を打ち込み、N型のソース、ドレイン拡散領域2,3を
セルフ7ラインで形成するが、この際、ゲート電極であ
るP型の多結晶シリコン6にN型の不純物が入らないよ
うに、P型の多結晶シリコン基板士をフォトレジスト、
酸化シリコン膜などを用いてマスクする必要がある。本
実施例では、フォトレジストをマスクとして、ヒ素イオ
ンを打ち込み(40KeV 、 2X1015cm−
2)、ソース、ドレイン拡散層2,3を形成し、第1図
に示すごときMNOS型半導体記憶装置を作製した。
を打ち込み、N型のソース、ドレイン拡散領域2,3を
セルフ7ラインで形成するが、この際、ゲート電極であ
るP型の多結晶シリコン6にN型の不純物が入らないよ
うに、P型の多結晶シリコン基板士をフォトレジスト、
酸化シリコン膜などを用いてマスクする必要がある。本
実施例では、フォトレジストをマスクとして、ヒ素イオ
ンを打ち込み(40KeV 、 2X1015cm−
2)、ソース、ドレイン拡散層2,3を形成し、第1図
に示すごときMNOS型半導体記憶装置を作製した。
本実施例ではP型ポリシリコンゲートを用いた場合につ
いて説明を行ってきたが、N型ポリシリコンゲートにつ
いても同様である。
いて説明を行ってきたが、N型ポリシリコンゲートにつ
いても同様である。
また、本実施例ではゲート絶縁物として窒化シリコン膜
を用いた場合について説明を行ったが、ゲート絶縁物と
して酸化タンタル(Ta203) 。
を用いた場合について説明を行ったが、ゲート絶縁物と
して酸化タンタル(Ta203) 。
酸化アルミニウム(At203)などの高誘電体膜を用
いてもよいことは言うまでもない。
いてもよいことは言うまでもない。
発明の効果
第1図に示すごとき本発明のMNOS型半導体記憶装置
の書き込み消去特性(直線10,11)の−例を第2図
に示す。図に示すように、例えば±20Vのパルス電圧
を用いた場合、書き込み。
の書き込み消去特性(直線10,11)の−例を第2図
に示す。図に示すように、例えば±20Vのパルス電圧
を用いた場合、書き込み。
消去共に数mgの時間で書き込み消去が可能となυ、消
去側の著しい向上がみられる。
去側の著しい向上がみられる。
以上説明したところから明らかなように、本発明の構造
によれば、書き込み消去特性の大幅な向上をはかること
ができ、大容量メモリに適用する際の実用上の問題解決
に大きく寄与するものである。
によれば、書き込み消去特性の大幅な向上をはかること
ができ、大容量メモリに適用する際の実用上の問題解決
に大きく寄与するものである。
第1図は本発明の一実施例を説明するための構造断面図
、第2図は従来のMNOS型半導体記憶装置の構造を示
す断面図、第3図は本発明の効果を従来例と比較して説
明するための図である。 1・・・・・・P型シリコン基板、2,3・・・・・・
N型拡散領域、4・・・・・・酸化シリコン膜、6・・
・・・・窒化シリコン膜、6・・・・・・P型多結晶シ
リコン膜。
、第2図は従来のMNOS型半導体記憶装置の構造を示
す断面図、第3図は本発明の効果を従来例と比較して説
明するための図である。 1・・・・・・P型シリコン基板、2,3・・・・・・
N型拡散領域、4・・・・・・酸化シリコン膜、6・・
・・・・窒化シリコン膜、6・・・・・・P型多結晶シ
リコン膜。
Claims (2)
- (1)金属−絶縁物−酸化シリコン膜−半導体構造の半
導体記憶装置において、前記金属が半導体基板と同導電
型の多結晶シリコンからなることを特徴とする半導体記
憶装置。 - (2)絶縁物が窒化シリコン膜からなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16344985A JPS6224674A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16344985A JPS6224674A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224674A true JPS6224674A (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=15774088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16344985A Pending JPS6224674A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224674A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258612A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体メモリ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59182573A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-17 | Citizen Watch Co Ltd | 半導体不揮発性記憶装置 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP16344985A patent/JPS6224674A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59182573A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-17 | Citizen Watch Co Ltd | 半導体不揮発性記憶装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258612A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体メモリ装置 |
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