JPS62246703A - いぐさ処理剤 - Google Patents

いぐさ処理剤

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JPS62246703A
JPS62246703A JP25270986A JP25270986A JPS62246703A JP S62246703 A JPS62246703 A JP S62246703A JP 25270986 A JP25270986 A JP 25270986A JP 25270986 A JP25270986 A JP 25270986A JP S62246703 A JPS62246703 A JP S62246703A
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JP
Japan
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rush
titanium oxide
weight
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surfactant
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JP25270986A
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JPH0327362B2 (ja
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木崎原 千秋
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は畳表等に使用されているいぐさの新規な処理剤
に関するものである。
(従来の技術) いぐさは刈取後天然染上で泥染めをして乾燥するが、そ
の作業はいぐさの乾燥の均一化と促進、いぐさ独特の色
調と香りの保持、整形、貯蔵中の水分調節など品質保持
のため欠かせないものである。しかし、泥染めに使用す
る天然染上の使用量は、いぐさ作付面積10a当り60
0 K、にも及ぶため、乾燥、収納、出庫、製織等の際
多量の粉じんが発生し、しかも遊離ケイ酸を多量に含む
ものが多く、作業環境を着しく悪化させている。
また、天然染土の場合には、いぐさへの付着、色調が不
十分で、品質の面でも最近の良質指向の需要動向に十分
対応で外ない状況にある。
このため、最近では遊離ケイ酸を含まずに品質を向上さ
せる合成染上の開発が求められている。
このような要望に対して、例えば、酸化チタン、天然染
上及び有色顔料からなる合成染上、酸化チタンを主成分
とする合成染上などが商品化され、更には酸化チタンと
アルカリ土類金属の炭酸塩又は硫酸塩を主成分とする合
成染上(特公昭52−139号)、タルクを必須成分と
して含有する染上(特公昭52−1004号)、酸化チ
タン、けい石粉及び界面活性剤からなる合成染上(特公
昭45−1642号)などが開発されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の従来の合成染上は、品質の面ではかなりの向上が
認められるが、多量の天然染上(10a当り600 K
g)に追加しで使用する必要があるため、粉じん問題は
依然として改善されず、また有色顔料を使用したものは
畳表本来の自然色を損うばかりでなく、衣類特に白足袋
等を汚染する欠点があげられる。また、天然染上を10
a当’)’ 600 Kg使用することは省資源の面か
らも問題が残されている。更に合成染上の形態は製造法
、流通、使用法等の而からなるべく粉体であることが望
ましく、一方いぐさへの付着を良好にするため界面活性
剤の配合が望まれるが、液状の界面活性剤を粉状体の合
成染上に多量添加腰均−に混合することは困難である。
このためやむをえずスラリー形態にしている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、従来技術の上記問題等を解決するために
研究した結果、(イ)酸化チタンとじやらん若松の混合
物が合成染上の成分として適していること、(ロ)酸化
チタンとじゃもん若松を含む合成染上のいぐさへの付着
を向」ニさせるには界面活性剤の効果が大きいが、液状
又はペースト状の界面活性剤では粉状の合成染上を得る
のが困難である。
しかし粉状の界面活性剤を使用すれば酸化チタン、しゃ
もん若松及び界面活性剤の均一混合が可能であり、容易
に粉状合成染上が得られると共に合成染土のいぐさへの
付着性が向上して色調が良好となり、また合成染上と併
用する天然染上の使用量を著しく減少させて粉じん発生
を抑制することができること、などを見出して本発明を
完成させたものである。
すなわち、本発明は酸化チタン、じゃもん若松及び粉状
界面活性剤を必須成分として含有することを特徴とする
いぐさ処理剤であり、特に酸化チタン100重量部に対
し、じやらん若松30〜i00重量部及び粉状界面活性
剤(界面活性剤成分基準)0.1〜10重量部から成る
いぐさ処理剤である。
本発明のいぐさ処理剤はいぐさ作イτ1面積り0a当り
10〜30 K、、を使用するが、実用的には20に、
程度を使用するのが望ましく、このものの使用により天
然染上は従来の10a当り600 Kgの半量に当る3
00Kgの使用でよいため、粉じんの量は少なく、また
省資源の面からも極めて有効である。しかも、本発明の
いぐさ処理剤は酸化チタンと灰緑色のしやらん若松を含
み、有色顔料を含まないため、原料いぐさ及び畳表の色
調は自然色を保持し、品質は極めて良好であり、衣類等
を汚染するおそれは全熱ない。
本発明で使用する酸化チタンは公知の方法例えば、硫酸
チタン溶液を加水分解するいわゆる硫酸法で得られるも
の、ハロゲン化チタンを気相酸化するいわゆる塩素法で
得られるもののいずれでもよい。このような酸化チタン
は梓通約0.1〜0.4μの平均粒径を有している。
本発明で使用するじゃもん若松はわが国の各地に産出す
るマグネシウムの含水珪酸塩から成るしやらん岩を粉砕
したものである。本発明においては、普通、350メツ
シユ以下のものが80%以」二、望ましくは90%以上
、特に望ましくは95%以」二を占める微粉を使用する
のがよい。
本発明で使用する粉状界面活性剤の界面活性剤成分とし
ては、アニオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を使
用することがで外る。例えば、アニオン界面活性剤とし
ては、リグニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホ
ン酸塩などが、また、非イオン界面活性剤としては、ポ
リオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ソルビタンI]ff1Jj酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げ
られる。粉状界面活性剤はこれらの界面活性剤成分を単
独または数種混合して粉末状に加工したものである。こ
のような粉末は、例えば界面活性剤成分が固体状のもの
はそれを粉砕して、また油状、液状のものはその特定量
をホワイトカーボンなどの鉱物質粉末に吸着あるいは付
着させで得られる。
酸化チタンに対するしやらん若松及び粉状界面活性剤の
配合割合は、酸化チタン100重量部に対ししやむん若
松30〜200重量部、望ましくは40〜100重量部
が適当である。また粉状界面活性剤の配合割合は、界面
活性剤成分の種類及び含有量などによって異なるが、普
通酸化チタン100重量部に対し界面活性剤成分基準で
()、1〜10重量部、望ましくはC)、3〜4重量部
が適当である。
また、本発明のいぐさ処理剤は」二記成分の他に例えば
炭酸カルシウム、タルク、黄色酸化鉄などの少なくとも
一種を酸化チタン100重量部に対し、炭酸カルシウム
、タルクは30〜200重量部、黄色酸化鉄は0.5〜
2.5重量部の範囲で配合することにより色調の調整効
果をあげることができる。
本発明のいぐさ処理剤は、例えば酸化チタン100重量
部に対し、じゃもん若松30〜200重量部と粉状界面
活性剤(界面活性剤成分基準)0.1〜10重量部を十
分混合して製造できる。
実施例1 酸化チタン(R−820石原産業株式会社製)9.5K
g及びヒやもん若松(350メツシュ以下99.5%以
上、含水率約0.5%)10.3Kgを混合し、更に粉
状界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェノールエ
ーテル50%、ホワイトカーボン50%)0.2Kgを
添加混合して本発明のいぐさ処理剤20Kgを製造した
実施例2 実施例1で使用した酸化チタン(R−820)8.5 
Kg、じやらん若松6,3Kgに炭酸カルシウム5.O
Kgを混合し、更に前記粉状界面活性剤0.2Kgを混
合して本発明のいぐさ処理剤20Kgを製造した。
以上のようにしで製造された本発明の実施例1のいぐさ
処理剤1重量部と天然染上(アサノ染上)12.5重量
部とを62.5重量部の水に投入して十分に攪拌して分
散液とした。(上記の割合は本いぐさ処理剤の10a当
り標準使用法であり、いぐさ処理剤24Kg、天然染土
300 Kg、水1500Dの割合に相当する)。
この分散液に収穫直後の生いぐさを浸漬(いわゆる泥染
め)しで取出し、立てた状態で一晩水切りを行った後、
いぐさ通風乾燥機を用いて乾燥した。
得られた乾燥いぐさを原草のままの状態と畳表に織った
状態で品質(色調、柔軟性)を試験するとともに、原草
のままの粉じん発生量及び作業工程における粉じん発生
量、更に畳表の耐光性について試験した。
なお、下記の第1表には試験に用いた本願発明の処理剤
を含有する分散液及び比較のために用いた分散液の組成
を示した。また、第2表には試験結果を示した。
第1表 第2表 注二〇>0>Δ優る順序を示す。但し、粉じん発生量は
少ないものを◎、やや少ないものを○、多いものをΔで
示す。
なお、実施例2で得られる本発明のいぐさ処理剤は実施
例1のものと同様の効果が得られた。
(発明の効果) 以」二の試験結果から明らかなように、本発明のいぐさ
処理剤で処理したものは、天然染上の使用量を1/2に
減量しても、天然染上による処理に比べて品質の優れた
自然色のいぐさ原草及び畳表が得られる。また、本発明
のいぐさ処理剤を使用すると、従来の天然染土及び合成
染土の場合に比べて、浮遊粉じんの発生量を減らして作
業環境を改善できるのみならず、省資源となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化チタン、じゃもん岩粉及び粉状界面活性剤を
    必須成分として含有することを特徴とするいぐさ処理剤
  2. (2)酸化チタン100重量部に対し、じゃもん岩粉を
    30〜200重量部、粉状界面活性剤(界面活性剤成分
    基準)を0.1〜10重量部の割合で含有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のいぐさ処理剤。
JP25270986A 1986-01-24 1986-10-23 いぐさ処理剤 Granted JPS62246703A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1326686 1986-01-24
JP61-13266 1986-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62246703A true JPS62246703A (ja) 1987-10-27
JPH0327362B2 JPH0327362B2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=11828414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25270986A Granted JPS62246703A (ja) 1986-01-24 1986-10-23 いぐさ処理剤

Country Status (1)

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JP (1) JPS62246703A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183505A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Sumika Color Kk 藺草処理組成物および藺草処理方法
JPH04128003A (ja) * 1990-09-19 1992-04-28 Sumika Color Kk 藺草処理組成物および藺草処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183505A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Sumika Color Kk 藺草処理組成物および藺草処理方法
JPH04128003A (ja) * 1990-09-19 1992-04-28 Sumika Color Kk 藺草処理組成物および藺草処理方法

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JPH0327362B2 (ja) 1991-04-15

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