JPS62246668A

JPS62246668A - 電動バルブ

Info

Publication number: JPS62246668A
Application number: JP8738786A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Makikawa; 牧川　安之; Yasushi Sawanaga; 沢永　寧
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-04-16
Filing date: 1986-04-16
Publication date: 1987-10-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、電動機によりバルブニードルを後退、前進
させ、弁を開閉するようにした電動バルブに関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の電動バルブは、電動機の回転軸の軸端が
ねじ軸に形成されていて、このねじ軸がバルブニードル
の後端にねじ込まれており、バルブニードルは弁枠に前
進、後退自在に支持され、回転は拘束されている。回転
軸の一方向の回転によりバルブニードルを前進させ、先
端の弁枠で弁枠の弁座に当接させ弁を閉じ、逆方向の回
転によりバルブニードルを後退させ、弁を開放させる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の電動バルブでは、バルブニードルが
弁座に当接し閉じたとき、及び開き切ったとき、回転軸
のねじ軸がかみ込んでバルブニードルが動かなくなり、
故障になるという問題点があった。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、回転軸のねじ軸が弁の開放及び閉鎖の終端で
、バルブニードルにかみ込み動かなくなることをなくし
た、電動バルブを得ることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明Ｋかかる電動バルブは、電動機の固定子枠のフ
ランジの両端面又は押枠の両端面に加圧導電性ゴム座金
をあて、固定子枠を押枠に結合する結合ボルトを各ゴム
座金に絶縁して通し、結合ボルトをナツトで締付け、各
加圧導電性ゴム座の抵抗をブリッジ回路に結線し、フラ
ンジの両側の加圧導電性ゴム座の抵抗の変化を検出し、
バルブニードルによる弁の開、閉の各終端で電動機を停
止するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、バルブニードルが前進終端に至る
と、両端面のうち一方側の加圧導電性ゴム座が圧縮され
抵抗が低下し、他方側の導電性ゴム座の圧縮が低下され
抵抗が増大する。これをブリッジ回路により検出し電動
機を停止させる０また、バルブニードルが後退終端に至
ると、一方側の導電性ゴム座の圧縮が減少され抵抗が増
大し、他方側の導電性ゴム座が圧縮され抵抗が低下する
。これをブリッジ回路により検出し電動機を停止させる
。

〔実施例〕

第１図はこの発明による電動バルブの一実施例の正面図
であり、弁が開いている状態を示す。１は弁枠で、弁座
２．Ａボー）３．Ｂボート４及び取付はボルト用穴５が
設けられている。６は弁枠１の中心部に前進、後退自在
に支持され、回転は拘束されたバルブニードル（以下「
ニードル」と称する）で、先端に弁枠７が形成されてい
る。

８は駆動の電動機で、回転軸９の軸端はねじ軸９ａに形
成されており、ニードル６の後端にねじ込まれていて、
一方向の回転によシニードル６を前進させ弁を閉じさせ
、逆方向の回転によりニードル６を後退させ弁を開放さ
せる。１０は電動機８の固定子枠で、フランジ１１が設
けられ、弁枠１とにそれぞれ結合ポル）１２が貫通され
、両端に座金１３がはめられナツト１４によ）締付けら
れている。１５゜２５はフランジ１１の電動機８側に当
てられた加圧導電性ゴム座金（以下ゴム座金と称する）
、１６゜２６はフランジ１１の押枠１側に当てられた加
圧導電性ゴム座金（以下ゴム座金と称する）、１’７．
２’７はゴム座金１５．２５の外端に当てられ絶縁座金
１８で金２０で受けられた端子片で、接続線２３．３３
が出されている。２１．３１はフランジ１１にねじ込ま
れた端子ボルトで、接続線２４　、３４が出されている
。

上記フランジ１１両端面の１対宛のゴム座金１５゜１６
及び２１５．２６の取付は部を、第３図に拡大断面図で
示す。３５は結合ボルト１２にはめられ、ゴム座金１５
．１６及び２５　、２６を、結合ボルト１２から絶縁す
る絶縁管である。

第１図に戻り、３６は制御装置で、電動機８への給電線
３７が出されており、始動、停止を制御する。

制御装置３６には各端子片１’７　、１９　、２’７　
、２９及び端子ボ、ル）　２１．３１からの接続線２２
〜２４及び３２〜３４が接続され、ブリッジ回路に結線
されている。

第２図は第１図の電動バルブが、弁閉鎖状態を示し制御
装置は図示を略している。

上記各ゴム座金１’５　、２５及び１６　、２６の抵抗
を接続したブリッジ回路を第４図に示す。４０は検出用
電源、４１は電流検出器である。

上記一実施例の電動バルブにおいて、ニードル６が弁開
、閉の終端でないときは、両端のナツト１４の締付けに
よる弁枠１と固定子枠８のフランジ］、１を介し、両側
のゴム座金１５．１６及び２５．２６は適当な初期圧が
かかるようにされている。このため、各ゴム座金の抵抗
は同一でおり、ブリッジ回路には検出電流は流れない。

この状態から、電動機８を始動しニードル９を前進させ
、弁枠９ａが弁座２に当り弁が閉じると、フランジ１１
がゴム座金１５．２Ｆ）を圧縮し抵抗を減少させ、ゴム
座金１６．２６の圧縮を低下させ抵抗を増大させる。こ
れをブリッジ回路により検出し、この検出電流により制
御装着３６が電動機８を停止させる。

また、電動機８を始動しニードルＧを後退させ、弁枠７
が枠体１の弁受けに当接し終端に至ると、フランジ１１
がゴム座金１６．２６を圧縮し抵抗を減少させ、ゴム座
金１１５．２５の圧縮を低下させ抵抗を増大させる。こ
れをブリッジ回路により検出し、この検出電流により制
御装置３６が電動機を停止させる０とうして、弁の閉鎖、開放の終端で、ねじ軸９ａのニー
ドル６へのかみ込みが防止される０また、ブリッジ回路
により検出出力は、直接抵抗測定の２倍又は４倍の大き
さで検出される。

さらに、導電性ゴム座金の電気抵抗は温度によっても変
化するのが普通であるが、４個の抵抗体が同じように変
化するので、抵抗体相互で温度変化による抵抗変化が相
殺される。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、電導機のフランジの
両端又は弁枠の両端に加圧導電性ゴム座金を尚て、結合
ボルトに絶縁してはめ、各加圧導電性ゴム座金の抵抗を
ブリッジ回路に結線し、この検出電流により電動機を停
止させるようにしたので、バルブニードルが前進し弁を
閉じたとき、及び後退し弁を開放の終端に至ると、それ
ぞれ電動機が停止され、回転軸のねじ軸のバルブニード
ルへのかみ込みが防止され、弁の円滑な開閉が行える。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明による電動バルブを示す弁
開放及び閉鎖状態の正面図、第３図は第１図の加圧導電
、性ゴム座金の装着を示す拡大断面図、第４図は第１図
の各加圧導電性ゴム座金の抵抗のブリッジ回路図である
。１・・・升粋、２・・弁座、６・・・バルブニードル、
７・・・弁枠、８・・・電動機、９・・・回転軸、９ａ
・・・ねじ軸、１０・・・固定子枠、１１・・・フラン
ジ、１２・・・結合ボルト、１４・・・ナツト、１５，
１６，２１５．２６・・・加圧導電性ゴム座金、１Ｂ、
ｌ・・・絶縁座金、１’７，１９，２７．２９・・・端
子片、３５・・・絶縁管

Claims

【特許請求の範囲】

電動機の固定子枠のフランジと、弁枠とに複数の結合ボ
ルトを通しナットを締付けて結合しており、上記電動機
の回転軸の軸端に形成されたねじ軸がバルブニードルの
後端部にねじ込まれていて、上記回転軸の一方向の回転
により上記バルブニードルを前進させ弁を閉じ、反対方
向の回転によりバルブニードルを後退させ弁を開くよう
にした電動バルブにおいて、上記各結合ボルトに絶縁し
てはめられ、上記フランジの両端面又は弁枠の両端面に
当てられた１対宛の加圧導電性ゴム座金を備え、これら
の加圧導電性ゴム座金の抵抗をブリッジ回路に結線し、
上記バルブニードルの弁開、閉による上記両端面の双方
の加圧導電性ゴム座金の抵抗変化を検出し、開、閉終端
で上記電動機を停止させるようにしたことを特徴とする
電動バルブ。