JPS62246613A - 制御ケ−ブル組用調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は自動車の自動トランスミッション、停車ブレ
ーキ、クラッチ、運転制御装置、ギヤ切換装置等に使用
する制御ナーブル組の調整装置に関する。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記する装置においては正確な作動制御することが要望
されておる。従って自動車に組付時には出力側、入力側
とも全作動範囲において直線動作をするように、それら
装置におけるケーブルの有効長さの調整が迅速かつ正確
にしかも微調整のできる装置の提案が要望されている。

〈手段の概要〉 この発明においては導管、ボディ、クープル、筒状体、
調整部材を組立てしてなる装置が提案されている。調整
部材は筒状体内で軸方向に変位できラチェット歯１６．
１７が軸心につき直径方向で対向して位置し、歯止め１
８により調整部材のラチェット歯と歯止めの１Ｍ１９と
を係合させ、２つの該歯止め１８１；ｔｏ型ススプリン
グ弾性的に対向保持されている。ラチェット歯１６．１
７と歯１９の係合はラチェット歯１６と１７では軸方向
半ピッチのずれをもっている。また一方において歯の形
状は半径方向フランクと傾斜フランクを有し、半径フラ
ンクにより筒状体を調整部材とが一の方向に対しては滑
りのない抗力をもつことができるようにしである。筒状
体と調整部材とは歯止めを外し相対的に９５廻しで容易
に分離できる。

〈発明の目的〉 この発明は入力側端部と出力側端部が共に直線変位をし
、テーブルが曲線通路の導管内にある場合でも、遅れま
たは相対変位の変化を生じないようにするテーブルの中
間に設けた調整装置で簡易にして正確かつ微調整をする
ことを可能とする装置を提案することを目的とする。

〈実施例〉 この発明の一実施例にか−る制御ケーブルシステムを第
１図により以下に説明する。導管ｌＯはその一端でボデ
ィ部材１１に接続し、ボディ部材１１はタブ（鍔）１２
で一の固定個所に取付られ、クープル１３は導管１０内
を挿通している。一のプラスチック材等を使用する筒状
体１４は導管１０の他の端部に接続する。一般に筒状を
なす調整部材１５は筒状体１４内に位置し、筒状体１４
のスロット内に位置する歯止め１８に一列に設けられた
歯と調整部材１５に長手に設けられた弦状のラチェット
歯１６．１７とが係合する。各歯は軸心直交平面のフラ
ンク（歯もと而）と傾斜面フランクとを図示（第８図）
のように持っている。歯止め１８は半径方向にスロット
内で弾性的に変位できかつ歯止め上部側のｉｌ＠２１．
２２内に嵌まる０型スプリングで押付保持される（第４
〜７図参照）。

歯止め１８の上部側から展出するタブ（展出庇）１８Ａ
はスロット内で歯止め１８が内方半径方向の変位につき
制限を与えるものでかつ組立てすることに便宜を与える
。筒状体１４から外方半径方向へ突出する突起２３（第
４，５図）はＣ型スプリング２０がその発条力を保持し
筒状体外面を廻ることなく所定位置に位置するに役立つ
。突起２３を設けることにより、０型スプリング２０は
２つの歯止め１８が相対的に等距離にあるようにして均
等な力を歯止め１８に与えるようにしている。調整部材
１５は対向する２つの断面で弧状の筒状面２４．２５を
もち、筒状体１４が第５図に示す位置に回転してラチェ
ット歯１６．１７との係合が外れても導管の有効長さを
リセットして有効長さにするときに役立つ。

第９図において調整部材１５のラチェット歯１６が直径
方向で対向するラチェット歯１７に対し半ピッチ増量し
たものであっても爾１１−め１８は夫々対向するラチェ
ット歯１６．１７との対向はでき、また−組の歯１９と
歯止め１８の歯との噛合で充分な荷重伝達ができる。他
の例として第１０図に示すような構造であれば導管が曲
線を画くものでも歯止め１８がラチェット歯１６と完全
に噛み合いラチェット歯１７Ａと半ピッチずれていても
調整部材１５は長手方向の調整を充分にする。半ピッチ
ずれについては、歯１６と１７Ａのずれであっても図示
のスロット内に位置する上下（第１０図において）歯止
め１８．１８の歯１９のずれによってもよい。また第８
図に示すように歯１９はその頂部に平坦部をもち所定荷
重で噛合を開始するときに便宜なようにしておく。

筒状体１４と調整部材１５が軸方向に相対的に最大の展
出をし第５図に示す様な位置になったとき、歯止め１８
が不注意で調整部材１５から外えることのないよってこ
ストッパとして働く全周ラッチ歯としての歯２６を設け
ておく。

第１図、第２図に示す可撓シール又はブーツ（鞘状のカ
バー）２７は歯止１８．ラチェット歯保護用として設け
られる。この調整装置の使用に際しては互に離れて位置
する２つで対となるブラケット間でケーブルは曲線を画
く通路の導管１０内に位置したケーブル制御システムを
形成する。

ケーブルはスプリング荷重を受は乍ら入力側の直線動き
が対応して出力側の直線運動をするように構成されてい
る。

ケーブル制御システムを設けるときの工程の一部として
又は摩耗により生ずる補修工程として出力側と入力側の
全直線動きを確保するためにケーブルの有効長さを調節
する必要がある。

これは従来ブラケットの相対位置を変えたり、ケーブル
の取付点を変えるなどして行なわれている。しかしこの
手段は必ずしも満足すべきものではない。

く作用〉 第１図に示す如くケーブル１３の有効長さの自動調節を
可能とするためには、まず取付けに際し調整部材１５は
筒状体１４から展出した状態にし歯止め１８は歯２６に
隣接しかつラチェット歯１６゜１７と係合させておく。

入力側に第１の荷重が掛ると出力側に動きを与える引張
力が掛る。もし出力側がリミットストップ（動き制限手
段）と係合してるがためにそのような動きが制限される
なら引きつづいて加えられる入力側荷重はケーブルに更
に引張り力を加え、導管１０に対し圧縮力を増加させる
。そのような圧縮荷重は筒状体１４に伝達され、調整部
材１５はラチェット歯１６．１７．１９の傾斜フランク
（歯の傾斜面）に半径方向軸方向分力を生ずる。半径方
向分力はスプリング２０に働き外方にたわみ、歯止１８
は歯１６．１７により上り、再び噛み合するまで外方に
押し出される。

従って調整部材１５は軸方向に筒状部材１４内へト進み
歯のピッチで半ピッチ丈す＼み、ついで荷重が減少し、
ラチェット歯１６．１７．１９と噛み合い、スプリング
２０を押しのけする力は減少する。この動きは入力作動
がリミットストップに打ち当るまで続き２．ケーブル１
３に付加の張力を与えるとと−なる。

調整部材１５の筒状体１４内一の軸方向動きはラチェッ
ト歯１６と歯１９の噛み合い、ラチェット歯１７と歯１
９の交互の噛み合いで半ピッチの軸方向噛み合いがされ
る。このような半ピッチの利得変位はケーブル１３の精
密な有効長さの調整を可能とし精密な出力側の位置設定
を可能とするものである。ラチェット歯１６と１７軸方
向の半ピッチずらしは、歯の７ランク深さと歯のルート
幅を荒いものにｌ−ても細い精密な利得による調節を可
能とするものである。

歯が係合しているときの調整動作方向に対向する筒状体
に関連してする調整部材の動きは、係合している夫々の
歯の半径フランク（軸に直交する而）によって妨げられ
る。ラチェット係合している部の荷重はスプリング２０
の弾性力により定まり、異子弾性力をもつスプリング２
０を交換することにより押圧力を変化させることが手段
を変更することによる交換又は調整をする際には、筒状
体１４と調整部材１５を手で持ち９０廻し弦状のラチェ
ット歯１６．１７を歯１９の係合を゛外し、ついで歯２
６に近接するとき歯止め１８を外して軸方向に引き出し
分離できる。組立には９０まわしラチェット歯１６，１
７と１９とを係合させて接続する。第１０図は上記の説
明用として示した。

〈他の実施例〉 他の制御ケーブルと荷重については上記説明に準じて適
当にすることができる。前記した本願発明の装置を導管
の中間に配置することにより達成される。

引張り力に抵抗する導管のシステムについては歯のフラ
ンクの傾斜を適当にし筒状体が調整部材の方に動くよう
にし、前記の垂直向フランクとの組合せによる。

他の実施例としては、ケーブルの実際長さの調整、及び
これによる導管の調節が望まれる場合においては、筒状
体と調整部材は筒状体と調整部材を受は入れする部分を
導管の拡大部においてすることによりできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願発明の一実施例にかかる装置の平面図、第
２図は第１図の■−■断面による拡大断面図、第３図は
第２図のＩＩＩ　−ｉｌｌ断（口ｉ視図、第４図は第２
図のＴＶ−ｒＶ断面視図、禎５図は第４図に対応する調
整部材］５を９０°回転させた状態を示す断面図、第６
図は歯止め１８の平面図、第７図はその正面図、第８図
は歯１９の拡大正面図、第９図はラチェットｍ近傍を示
す平面図、第１０図は部分欠きの本願発明の一実施例で
歯止の歯１９が相対的に半ピッチずれしている場合を部
分切欠きで示す装置の平面図である。 １０・・・・・・導管　　　１１・・・・・・ボディ部
材１４・・・・・・筒状体　　１５・・・・・・調整部
材１６．１７・・・・・・ラチェット歯 １８・・・・・・歯止め　　１９・・・・・・歯２０・
・・・・・０型スプリング ２１、２２・・・・・・溝　　２６・・・・・・歯第８
図 第９図 ｒ 第１０図 手続補正書　（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和６２年特許　１第０２８４０７　　号２、発明の名
称　制御ケーブル組用調整装置３、　補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 国　籍　　　アメリカ合衆国 ４、代理人 ７、補正の対象 明細書に添付する１図面」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、筒状体とその内部空所に位置する可動の筒状調整部
   材とで調整装置の一の構成部材とし、その組付をしたと
   きの端部間の寸法を調整できる部材としたものを含むケ
   ーブルと導管を設け、前記筒状の調整部材は直径方向に
   つき対向しかつ長手に伸びる２つの弦状の歯の組を有し
   、かつこの筒状体は直径方向に対向し長手に伸びる２つ
   一組のスロットを有し、この２つのスロット内に夫々位
   置する歯止めは対向して前記筒状の調整部材に設けられ
   た歯と係合する下端の歯を有し、この２つの歯止めの下
   端の歯と対向する調整部材の弦状の歯との係合を確実に
   する２つの歯止めに共通する弾性的押圧手段を設け、一
   の歯止めの歯と対向する調整部材の弦状の歯とが歯止の
   歯の全長で係合するとき、直径方向他の側の歯止めの歯
   とそれに対向する弦状の歯との係合が前記一の歯止めの
   歯と半ピッチずれるように構成され、歯止めを介しての
   筒状体と調整部材との組合せ寸法については前記共通す
   る弾性的押圧手段により半ピッチの調整ができるが、調
   整変位方向の反対方向には変位できないように歯の形状
   が形成されていることを特徴とする制御ケーブル組用調
   整装置。 ２、前記共通する弾性的押圧手段は筒状体をほぼ囲み、
   筒状体外表面より半径方向に突出する２つの歯止めと係
   合する一以上のＣ型スプリングであることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の制御ケーブル組用調整装置
   。 ３、前記歯止めはスロット内での半径方向変位を制限す
   る歯止め上側部より展出するタブを有するものであるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載
   の制御ケーブル組用調整装置。 ４、筒状の調整部材は筒状体に対しその共通軸を中心と
   して廻すとき、歯止めの歯と調整部材の弦状の歯との係
   合が外れるよう構成してあることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の制御ケー
   ブル組用調整装置。 ５、筒状体内に位置する調整部材には、共通軸を中心と
   して調整部材を廻しても歯止めにより抜け出しのできな
   いようにしたストップとなる周状の歯部を設けたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれ
   かに記載の制御ケーブル組用調整装置。 ６、調整部材の直径方向に対向して位置する２つの弦状
   のラチエット歯を一の歯を他の歯に対し相対的に半ピッ
   チ軸方向にずれて設けることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項ないし第５項のいずれかに記載の制御ケーブル
   組用調整装置。 ７、弦状のラチエット歯の頂部が少くとも平坦であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項のい
   ずれかに記載の制御ケーブル組用調整装置。 ８、装置を柔軟なシール部材またはブーツで覆うことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第７項のいずれ
   かに記載の制御ケーブル組用調整装置。