JPS62245952A - 含水・気泡検出装置 - Google Patents
含水・気泡検出装置Info
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- JPS62245952A JPS62245952A JP9099586A JP9099586A JPS62245952A JP S62245952 A JPS62245952 A JP S62245952A JP 9099586 A JP9099586 A JP 9099586A JP 9099586 A JP9099586 A JP 9099586A JP S62245952 A JPS62245952 A JP S62245952A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関や冷凍サイクルに各々供給される燃
料や冷媒などの自動車用被供給流体に含まれる水と気泡
等を検出する含水・気泡検出装置に関する。
料や冷媒などの自動車用被供給流体に含まれる水と気泡
等を検出する含水・気泡検出装置に関する。
従来、内燃機関に供給される燃料中のアルコール含有率
を検出するために、マイクロ波を用いるものが、特開昭
59−190641号公報などで考案されている。また
、エンジンオイル中に混入する含水などを検出するのに
、マイクロ波を用いたものが、U、S、P、 4,54
3.823号及び4,544,880号等に知られてい
る。
を検出するために、マイクロ波を用いるものが、特開昭
59−190641号公報などで考案されている。また
、エンジンオイル中に混入する含水などを検出するのに
、マイクロ波を用いたものが、U、S、P、 4,54
3.823号及び4,544,880号等に知られてい
る。
しかしながら、従来のものは、ある流体中に異なる誘電
率を持つ異種の流体が混入した場合に、その誘電率の相
違によって変化するマイクロ波の検出出力に基づいて、
その含有率を検出するものであって、その検出はアルコ
ール含有量にて強度の低下する共振マイクロ波の強度低
下率を測定することにより、アルコール含有率を検出す
るものである。このため、アルコール、木取外の気泡な
どが燃料中に混入した場合には、これを検出することが
できないという問題点があった。
率を持つ異種の流体が混入した場合に、その誘電率の相
違によって変化するマイクロ波の検出出力に基づいて、
その含有率を検出するものであって、その検出はアルコ
ール含有量にて強度の低下する共振マイクロ波の強度低
下率を測定することにより、アルコール含有率を検出す
るものである。このため、アルコール、木取外の気泡な
どが燃料中に混入した場合には、これを検出することが
できないという問題点があった。
特に、燃料中に気泡が混入すると、ベーパーロック現象
やエンジン再始動時の始動性不良という問題点がある。
やエンジン再始動時の始動性不良という問題点がある。
また、エアコンの冷凍サイクル中の冷媒に気泡が混入す
ると、冷房能力の低下に結びつくという問題点があり、
現在では冷媒中に混入する気泡の検出のため、レシーバ
に透明のサイドグラスを設けて目視により冷媒中の気泡
の有無を確認している。
ると、冷房能力の低下に結びつくという問題点があり、
現在では冷媒中に混入する気泡の検出のため、レシーバ
に透明のサイドグラスを設けて目視により冷媒中の気泡
の有無を確認している。
本発明は上記問題点に鑑みてなされるもので、車両用各
種機関に供給される流体中に混入する水、気泡などの液
相の異物と気泡の異物とを同時に検出する含水・気泡検
出装置に関する。
種機関に供給される流体中に混入する水、気泡などの液
相の異物と気泡の異物とを同時に検出する含水・気泡検
出装置に関する。
本発明は上記問題点を解決するために次の点に着目し、
つまり検出された共振マイクロ波出力は、水等の異種液
相が混入した場合は比較的除々に出力変化し、一方、気
泡等が混入した場合にはその気泡の通過にともなって短
時間に出力変化することに着目し、検出出力を低周波数
成分と高周波数成分とに分離し、これらの分離された出
力成分により含水と気泡とを同時に検出するようにした
ものである。
つまり検出された共振マイクロ波出力は、水等の異種液
相が混入した場合は比較的除々に出力変化し、一方、気
泡等が混入した場合にはその気泡の通過にともなって短
時間に出力変化することに着目し、検出出力を低周波数
成分と高周波数成分とに分離し、これらの分離された出
力成分により含水と気泡とを同時に検出するようにした
ものである。
以下、まず本発明の第1実施例として、燃料配管に適用
した例を図面に基づいて説明する。
した例を図面に基づいて説明する。
第1図において、燃料配管15はゴム、テフロンあるい
はナイロン等の高周波透過性材料よりなり、内部を内燃
機関に供給される燃料16が流通している。配管15は
途中密閉円筒状のマイクロ波空洞共振器12の軸中心を
貫通して配設されており、上記共振器12の側壁には発
信用アンテナプローブIO及び受信用アンテナプローブ
11が設けである。そして発信プローブ10には同軸ケ
ーブル31.30により、発振器20を反射電力から保
護するアイソレータ21を介して、周波数、電力レベル
を共に一定にして発振する発振器20に接続されている
。また受信プローブ11は同軸ケーブル32により、受
信マイクロ波電力を検出出力としての直流電圧に変換す
る検出器23に接続されている。
はナイロン等の高周波透過性材料よりなり、内部を内燃
機関に供給される燃料16が流通している。配管15は
途中密閉円筒状のマイクロ波空洞共振器12の軸中心を
貫通して配設されており、上記共振器12の側壁には発
信用アンテナプローブIO及び受信用アンテナプローブ
11が設けである。そして発信プローブ10には同軸ケ
ーブル31.30により、発振器20を反射電力から保
護するアイソレータ21を介して、周波数、電力レベル
を共に一定にして発振する発振器20に接続されている
。また受信プローブ11は同軸ケーブル32により、受
信マイクロ波電力を検出出力としての直流電圧に変換す
る検出器23に接続されている。
尚、上記共振器12は、その側壁に固定された底板13
.14を有して、全体として金属感体製の共振器12を
構成している。また、検出に使用するマイクロ波は、気
泡と水分を含有しない燃料を燃料配管15に流通させた
状態で、その共振器12の共振周波数r0に一致させで
ある。
.14を有して、全体として金属感体製の共振器12を
構成している。また、検出に使用するマイクロ波は、気
泡と水分を含有しない燃料を燃料配管15に流通させた
状態で、その共振器12の共振周波数r0に一致させで
ある。
検出器23は、検出出力の中で含水状態に対応した低周
波数成分のみを通過させるローパスフィルタ40の検出
出力の内で気泡含有状態に対応した高周波数成分のみを
通過させるバイパスフィルタ41とに接続されている。
波数成分のみを通過させるローパスフィルタ40の検出
出力の内で気泡含有状態に対応した高周波数成分のみを
通過させるバイパスフィルタ41とに接続されている。
ローパスフィルタ40はゲート信号が入力した時のみに
作動する比較器で、ゲート信号としては、内燃機関に燃
料を供給する燃料ポンプの作動時にハイレベルとなる、
燃料ポンプ作動信号を用いている。比較器42はローパ
スフィルタ42からの信号が予め定められたレベル以下
に低下すると、含水警報器50、アクチェエータ51に
作動信号を送出する。警報器50は燃料中に水分が含ま
れている含水異常状態を、運転者に報知するもので、音
声などや画面表示にてその旨の報知を行なう。
作動する比較器で、ゲート信号としては、内燃機関に燃
料を供給する燃料ポンプの作動時にハイレベルとなる、
燃料ポンプ作動信号を用いている。比較器42はローパ
スフィルタ42からの信号が予め定められたレベル以下
に低下すると、含水警報器50、アクチェエータ51に
作動信号を送出する。警報器50は燃料中に水分が含ま
れている含水異常状態を、運転者に報知するもので、音
声などや画面表示にてその旨の報知を行なう。
アクチュエータ51は含水した燃料の供給系統をカット
するためのアクチュエータで、燃料ポンプを停止する制
御回路やカットバルブなどである。
するためのアクチュエータで、燃料ポンプを停止する制
御回路やカットバルブなどである。
バイパスフィルタ41は、前記ゲート信号が入力した時
にのみ作動する比較器43に接続されており、比較器4
3は高周波成分をパルス信号に変換し、このパルス信号
が予め定められた頻度(個数)以上あると、気泡警報器
52とアクチュエータ53に作動信号を送出する。警報
器52は燃料中に気泡が混入している異常状態を、運転
者に報知するもので、音声などや画面表示にてその旨の
1知を行なう。アクチュエータ53は燃料中の気泡発生
を抑制するための冷却用電動ファンなどのアクチュエー
タで、内燃機関の燃料系を冷却するものである。
にのみ作動する比較器43に接続されており、比較器4
3は高周波成分をパルス信号に変換し、このパルス信号
が予め定められた頻度(個数)以上あると、気泡警報器
52とアクチュエータ53に作動信号を送出する。警報
器52は燃料中に気泡が混入している異常状態を、運転
者に報知するもので、音声などや画面表示にてその旨の
1知を行なう。アクチュエータ53は燃料中の気泡発生
を抑制するための冷却用電動ファンなどのアクチュエー
タで、内燃機関の燃料系を冷却するものである。
次に、上述した含水・気泡センサを、ガソリンとアルコ
ールの2種燃料を供給する2種燃料供給装置に通用した
例を第2図に略示する。図中符号60はアルコール燃料
タンク、61はアルコール系配管、6−2はアルコール
用燃料ポンプ、63はアルコール用インジェクタ、64
はアルコール系の含水・気泡を検出する上述した含水・
気泡センサである。一方、70はガソリン燃料タンク、
71はガソリン系配管、72はガソリン用燃料ポンプ、
73はガソリンインジヱクタ、74はガソリン系の含水
、気泡を検出する上述した含水・気泡センサである。尚
、80はインテークマニホールド、81は内燃機関の燃
焼室、90は電気側′41[1回路で、センサ64,7
4とポンプ62,72からの信号に基づいてポンプ62
,72、インジェクタ63,73、警報器912、ファ
ン92を制御する。
ールの2種燃料を供給する2種燃料供給装置に通用した
例を第2図に略示する。図中符号60はアルコール燃料
タンク、61はアルコール系配管、6−2はアルコール
用燃料ポンプ、63はアルコール用インジェクタ、64
はアルコール系の含水・気泡を検出する上述した含水・
気泡センサである。一方、70はガソリン燃料タンク、
71はガソリン系配管、72はガソリン用燃料ポンプ、
73はガソリンインジヱクタ、74はガソリン系の含水
、気泡を検出する上述した含水・気泡センサである。尚
、80はインテークマニホールド、81は内燃機関の燃
焼室、90は電気側′41[1回路で、センサ64,7
4とポンプ62,72からの信号に基づいてポンプ62
,72、インジェクタ63,73、警報器912、ファ
ン92を制御する。
次に、第1図に示した構成に基づいてその作動を説明す
る。
る。
マイクロ波発振器20の発振周波数を前記f0に調整し
、そこから供給される電力をアイソレータ21を通し、
発振プローブ10を用いて空洞共振器12内に注入する
。ここで共振農工2の電力透過特性を第3図に示す。燃
料中に水分が含まれると誘電率、誘電損失ともに増加し
、共振ピークはA→B−Cの如く低周波数側にシフトし
、且つピークレベルも低下する。一方燃料中に気泡が存
在すると、誘電率、誘電損失が共に減少するため、共振
ピークはC−B(またはC−A、C−4D)、B−A(
またはB→D) 、A→Dの方向に変化する。従って受
信プローブ11を通して検波器23で検波される周波数
10の電力は、第3図に示す点a、b、c、dのように
、誘電率・誘電…失変化の協働作用により大幅に変動す
る。従って、含水や気泡を生じた燃料がセンサ内を通過
する場合、検波出力は第4図の如く、含水を示す信号E
と気泡によるゆらぎを示す信号Fの様に取出される。
、そこから供給される電力をアイソレータ21を通し、
発振プローブ10を用いて空洞共振器12内に注入する
。ここで共振農工2の電力透過特性を第3図に示す。燃
料中に水分が含まれると誘電率、誘電損失ともに増加し
、共振ピークはA→B−Cの如く低周波数側にシフトし
、且つピークレベルも低下する。一方燃料中に気泡が存
在すると、誘電率、誘電損失が共に減少するため、共振
ピークはC−B(またはC−A、C−4D)、B−A(
またはB→D) 、A→Dの方向に変化する。従って受
信プローブ11を通して検波器23で検波される周波数
10の電力は、第3図に示す点a、b、c、dのように
、誘電率・誘電…失変化の協働作用により大幅に変動す
る。従って、含水や気泡を生じた燃料がセンサ内を通過
する場合、検波出力は第4図の如く、含水を示す信号E
と気泡によるゆらぎを示す信号Fの様に取出される。
ここで気泡は燃料中に偏在するため、気泡1jll過は
瞬間的な出力変動となって検波器23の検波出力に表れ
る。
瞬間的な出力変動となって検波器23の検波出力に表れ
る。
そこで検波出力をローパスフィルタ40、バイパスフィ
ルタ4工へそれぞれ通すことにより、含水による長期変
動を出力の直流レベル変化、つまり低周波数成分の変化
として、また気泡通過による瞬間的な変動を交流成分つ
まり高周波数成分の変化としてそれぞれ別個に取出すこ
とができる。
ルタ4工へそれぞれ通すことにより、含水による長期変
動を出力の直流レベル変化、つまり低周波数成分の変化
として、また気泡通過による瞬間的な変動を交流成分つ
まり高周波数成分の変化としてそれぞれ別個に取出すこ
とができる。
直流成分はローパスフィルタ40を介して比較器42に
入力し、比較器42に於いて、予め設定された電圧レベ
ル以上になるか否かの検定を受け、これを下回った場合
、燃料の含水有りと判断して警報手段50及び含水した
燃料をカットするアクチュエータ51を作動させる。
入力し、比較器42に於いて、予め設定された電圧レベ
ル以上になるか否かの検定を受け、これを下回った場合
、燃料の含水有りと判断して警報手段50及び含水した
燃料をカットするアクチュエータ51を作動させる。
一方、検波出力の交流成分はハ・イバスフィルタ41を
介して比較器43に送られ、比較器43で交流成分の出
現願度が予め設定された値以下にあるか否かの検定を受
け、これを上回った場合、燃料に気泡の混入有りと判断
して警報手段52及びエンジンルーム内冷却用のアクチ
ュエータ53を作動させる。尚、ここで、比較器42.
43は燃料ポンプの作動時のみ送られて来るゲート信号
のハイレベルによって動作を開始するものである。
介して比較器43に送られ、比較器43で交流成分の出
現願度が予め設定された値以下にあるか否かの検定を受
け、これを上回った場合、燃料に気泡の混入有りと判断
して警報手段52及びエンジンルーム内冷却用のアクチ
ュエータ53を作動させる。尚、ここで、比較器42.
43は燃料ポンプの作動時のみ送られて来るゲート信号
のハイレベルによって動作を開始するものである。
次に第2図に示したアルコール・ガソリンニ燃料エンジ
ンに組み入れた場合の実施例を簡単に説明する。本実施
例ではアルコール燃料供給系(60,61,62,63
)とガソリン燃料供給系(70,71,72,73)に
それぞれ含水・気泡センサ64,74を設け、両系統の
異常発生に応じて相補的に噴射燃料種の切換えを行なえ
るようなプログラムが電気制御回路90内に予め組み込
まれている。ここでは、警報手段としてウオーニングラ
ンプ91のみを示したが、別の方法として、電気制御回
路90内のメモリに異常状況を記憶させておき、ダイア
グノーシス機能により、後にデータが引き出せるように
しても良い。
ンに組み入れた場合の実施例を簡単に説明する。本実施
例ではアルコール燃料供給系(60,61,62,63
)とガソリン燃料供給系(70,71,72,73)に
それぞれ含水・気泡センサ64,74を設け、両系統の
異常発生に応じて相補的に噴射燃料種の切換えを行なえ
るようなプログラムが電気制御回路90内に予め組み込
まれている。ここでは、警報手段としてウオーニングラ
ンプ91のみを示したが、別の方法として、電気制御回
路90内のメモリに異常状況を記憶させておき、ダイア
グノーシス機能により、後にデータが引き出せるように
しても良い。
次に、第2実施例として上述したセンサを冷凍サイクル
に適用し、冷凍サイクルの冷媒中に混入する水・気泡を
検出するようにしたものを第5図に基づいて説明する。
に適用し、冷凍サイクルの冷媒中に混入する水・気泡を
検出するようにしたものを第5図に基づいて説明する。
冷凍サイクルに適用するに際して、次の点が改良されて
いるので、まず説明する。センサを作動させるための前
記ゲート信号として、エアコンスイッチ113の0N1
0FFと、コンプレッサ103のクラッチの0N10F
Fに基づく信号を用いている。そして、含水検出するた
めの含水検出用前記比較器42のゲート信号は、エアコ
ンONから数秒間のみハイレベルを発生するタイマ回路
からの信号を用いる。これは冷凍サイクル中の冷媒の循
環が定常状態になると、気泡の混入が過剰となって連続
的に流れるので、検波出力の直流成分が見掛は上低下し
てしまい、含水による出力低下と気泡混入状態との区別
がつかなくなるためである。一方、気泡検出するための
気泡検出用前記比較器43のゲートは、コンプレッサク
ラッチのON信号に連動してハイレベルとなる信号を用
いて、冷媒が循環している間は、常に気泡混入をモニタ
できるように設定されている。このようにして、エアコ
ン起動時の所定時間でもって、水分含有状態を検出して
いるため、気泡の過剰混入を誤検出することなく、正確
に水分含有を検出できる。
いるので、まず説明する。センサを作動させるための前
記ゲート信号として、エアコンスイッチ113の0N1
0FFと、コンプレッサ103のクラッチの0N10F
Fに基づく信号を用いている。そして、含水検出するた
めの含水検出用前記比較器42のゲート信号は、エアコ
ンONから数秒間のみハイレベルを発生するタイマ回路
からの信号を用いる。これは冷凍サイクル中の冷媒の循
環が定常状態になると、気泡の混入が過剰となって連続
的に流れるので、検波出力の直流成分が見掛は上低下し
てしまい、含水による出力低下と気泡混入状態との区別
がつかなくなるためである。一方、気泡検出するための
気泡検出用前記比較器43のゲートは、コンプレッサク
ラッチのON信号に連動してハイレベルとなる信号を用
いて、冷媒が循環している間は、常に気泡混入をモニタ
できるように設定されている。このようにして、エアコ
ン起動時の所定時間でもって、水分含有状態を検出して
いるため、気泡の過剰混入を誤検出することなく、正確
に水分含有を検出できる。
一方、気泡混入状態はコンプレッサの作動に応じて、そ
の作動中は常に検出しているので、作動中での気泡混入
を容易に検出できる。
の作動中は常に検出しているので、作動中での気泡混入
を容易に検出できる。
次に第5図の構成及び作動について簡単に説明する。こ
れは冷媒配管100の途中に前述した構成の含水・気泡
センサ110を設けており、図中符号101はエキスパ
ンションバルブ、102はエバポレータ、103はコン
プレッサ、104はコンデンサ、105はレシーバ、1
06はクーリングファン、110は水分・気泡センサ、
111は電気制御回路、112は警報器、113はエア
コンスイッチである。尚、コンプレッサ103にはその
クラッチの0N10FFを検出するセンサが設けられて
いる。
れは冷媒配管100の途中に前述した構成の含水・気泡
センサ110を設けており、図中符号101はエキスパ
ンションバルブ、102はエバポレータ、103はコン
プレッサ、104はコンデンサ、105はレシーバ、1
06はクーリングファン、110は水分・気泡センサ、
111は電気制御回路、112は警報器、113はエア
コンスイッチである。尚、コンプレッサ103にはその
クラッチの0N10FFを検出するセンサが設けられて
いる。
前述のように所定時期に配管100中の冷媒(フレオン
12など)の含水と気泡混入をセンサ110が検出し、
電気制御回路111が異常信号を発生する。この異常状
態が気泡混入の場合、冷媒量の不足とその補充の必要性
を運転者に告知するため、その旨を警報器112にて報
知させる。
12など)の含水と気泡混入をセンサ110が検出し、
電気制御回路111が異常信号を発生する。この異常状
態が気泡混入の場合、冷媒量の不足とその補充の必要性
を運転者に告知するため、その旨を警報器112にて報
知させる。
また、含水異常の場合は、警報器112にてその旨を報
知させると同時に、エキスパンションバルブ101での
水分凍結を防止するためや各種機能部品の腐食を防止す
るため、コンプレッサ103のクラッチを切って、冷凍
サイクルを停止させ、故障を未然に回避する。
知させると同時に、エキスパンションバルブ101での
水分凍結を防止するためや各種機能部品の腐食を防止す
るため、コンプレッサ103のクラッチを切って、冷凍
サイクルを停止させ、故障を未然に回避する。
なお、エアコン冷媒の含水・気泡センサについて、他の
実施例として第6図のようにレシーバ105の外周金属
ケース19を空洞共振器として利用し、発信、受信プロ
ーブ10.11をケース19に設けると良い。この場合
、水分は乾燥剤120に吸着・蓄積されるため、微量の
含水も検出可能となる。尚、17はコンデンサ104と
連通する配管18はエバポレータ102と連通ずる配管
、19はレシーバ105の外周金属ケース、120は布
袋人の乾燥剤である。通常はレシーバ105の上部に冷
媒の異常(気泡)を見るための透明ガラスからなるサイ
ドグラス18aが設けられている。
実施例として第6図のようにレシーバ105の外周金属
ケース19を空洞共振器として利用し、発信、受信プロ
ーブ10.11をケース19に設けると良い。この場合
、水分は乾燥剤120に吸着・蓄積されるため、微量の
含水も検出可能となる。尚、17はコンデンサ104と
連通する配管18はエバポレータ102と連通ずる配管
、19はレシーバ105の外周金属ケース、120は布
袋人の乾燥剤である。通常はレシーバ105の上部に冷
媒の異常(気泡)を見るための透明ガラスからなるサイ
ドグラス18aが設けられている。
以上述べた様に、冷凍サイクル中の水分・気泡を適切に
検出報知するとともに、冷凍サイクルを停止させること
により、水分混入による各種部品の腐食やエキスパンシ
ョンバルブの細孔での凍結による冷媒の流れを阻害する
という故障を未然に回避することができる。
検出報知するとともに、冷凍サイクルを停止させること
により、水分混入による各種部品の腐食やエキスパンシ
ョンバルブの細孔での凍結による冷媒の流れを阻害する
という故障を未然に回避することができる。
〔発明の効果]
以上述べた様に本発明は、共振マイクロ波出力を低周波
成分と高周波成分とに分離し、この分離出力により、供
給流体中への水等の異種液相の混入と気泡等の異物の混
入を同時に検出でき、しかも比較的簡単な構成でもって
達成できるという優れた効果を有する。
成分と高周波成分とに分離し、この分離出力により、供
給流体中への水等の異種液相の混入と気泡等の異物の混
入を同時に検出でき、しかも比較的簡単な構成でもって
達成できるという優れた効果を有する。
第1図は本発明を燃料配管に適用した第1実施例を示す
構成図、第2図は第1実施例の応用例を示す構成図、第
3図は共振器(12)の電力透過特性を示す特性図、第
4図は燃料中に水や気泡が混入した状態での検波出力を
示す出力図、第5図は本発明を冷凍サイクルに適用した
第2実施例を示す構成図、第6図は冷凍サイクルのレシ
ーバ(l O5)を示す模式構成図である。 10・・・発信用アンテナプローブ、11甲受信用アン
テナプローブ、12・・・マイクロ波空洞共振器。 15・・・燃料配管、20・・・マイクロ波発振器、2
3・・・検波器、40.41・・・分離手段となるロー
パスフィルタ、バイパスフィルタ、42・・・水分検出
用比較器、43・・・気泡検出用比較器。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図
構成図、第2図は第1実施例の応用例を示す構成図、第
3図は共振器(12)の電力透過特性を示す特性図、第
4図は燃料中に水や気泡が混入した状態での検波出力を
示す出力図、第5図は本発明を冷凍サイクルに適用した
第2実施例を示す構成図、第6図は冷凍サイクルのレシ
ーバ(l O5)を示す模式構成図である。 10・・・発信用アンテナプローブ、11甲受信用アン
テナプローブ、12・・・マイクロ波空洞共振器。 15・・・燃料配管、20・・・マイクロ波発振器、2
3・・・検波器、40.41・・・分離手段となるロー
パスフィルタ、バイパスフィルタ、42・・・水分検出
用比較器、43・・・気泡検出用比較器。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (5)
- (1)車両用各種機関に作動流体と供給するために流体
が流通せしめられ、高周波透過性材料からなる供給配管
と、 密閉空間を有し、該空間に上記供給配管を貫通せしめた
マイクロ波空洞共振器と、 この空洞共振器内へマイクロ波を発信するマイクロ波発
信手段と、 この空洞共振器内の共振マイクロ波を受信して検出出力
を発生する検出手段と、 前記検出手段の検出出力を低周波数成分と、高周波数成
分とに分離する分離手段と、 前記低周波数成分の変動に基づいて含水率を検出する含
水検出手段と、 前記高周波数成分の変動に基づいて気泡含有を検出する
気泡検出手段とを具備する含水・気泡検出装置。 - (2)前記供給配管は、内燃機関に燃料を供給する燃料
配管であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の含水・気泡検出装置。 - (3)前記含水検出手段及び前記気泡検出手段は、内燃
機関に燃料を供給する燃料ポンプの起動信号を受けて検
出を開始することを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の含水・気泡検出装置。 - (4)前記供給配管は、冷凍サイクルに冷媒を供給する
冷媒配管であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の含水・気泡検出装置。 - (5)前記含水検出手段及び前記気泡検出手段は、冷凍
サイクルに冷媒を供給するコンプレッサの起動信号を受
けて検出を開始し、所定時間経過後に前含水検出手段は
検出を停止することを特徴とする特許請求の範囲第4項
記載の含水・気泡検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099586A JPS62245952A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 含水・気泡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099586A JPS62245952A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 含水・気泡検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62245952A true JPS62245952A (ja) | 1987-10-27 |
Family
ID=14014086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9099586A Pending JPS62245952A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 含水・気泡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62245952A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0580787A1 (en) * | 1991-04-16 | 1994-02-02 | Atlantic Richfield Company | Method for measuring water-oil mixtures with relatively high gas content |
US5736864A (en) * | 1995-07-14 | 1998-04-07 | Hauni Maschinenbau Ag | Apparatus for ascertaining the complex dielectric constant of tobacco |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP9099586A patent/JPS62245952A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0580787A1 (en) * | 1991-04-16 | 1994-02-02 | Atlantic Richfield Company | Method for measuring water-oil mixtures with relatively high gas content |
EP0580787A4 (ja) * | 1991-04-16 | 1994-03-16 | Atlantic Richfield Company | |
US5736864A (en) * | 1995-07-14 | 1998-04-07 | Hauni Maschinenbau Ag | Apparatus for ascertaining the complex dielectric constant of tobacco |
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