JPS62245626A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPS62245626A JPS62245626A JP8821986A JP8821986A JPS62245626A JP S62245626 A JPS62245626 A JP S62245626A JP 8821986 A JP8821986 A JP 8821986A JP 8821986 A JP8821986 A JP 8821986A JP S62245626 A JPS62245626 A JP S62245626A
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Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は半導体装置の製造装置(以下単に半導体製造装
置という)に関するものである。
置という)に関するものである。
[従来の技術]
LSIなどの半導体装置の製造工程中、半導体基板や製
造過程における半導体装置の酸化、拡散あるいはCVD
(気相成長)等の処理工程においては、加熱された反
応管内に所定の反応ガスが導入される。反応管としては
一般に石英、アルミナあるいはパイレックス等の材料か
らなるものが用いられているが、これらの処理工程中に
、加熱された反応管と反応ガスとの反応、異なる種類の
反応ガス間の反応などによって反応管の内壁に多結晶S
jや5in2等が次第に付着する。この付着物の堆積量
が増加すると、付着物は反応管の内壁から剥離して半導
体基板あるいは製造過程の半導体装置に付着してその表
面を汚染し、必要な処理を妨げることになる。
造過程における半導体装置の酸化、拡散あるいはCVD
(気相成長)等の処理工程においては、加熱された反
応管内に所定の反応ガスが導入される。反応管としては
一般に石英、アルミナあるいはパイレックス等の材料か
らなるものが用いられているが、これらの処理工程中に
、加熱された反応管と反応ガスとの反応、異なる種類の
反応ガス間の反応などによって反応管の内壁に多結晶S
jや5in2等が次第に付着する。この付着物の堆積量
が増加すると、付着物は反応管の内壁から剥離して半導
体基板あるいは製造過程の半導体装置に付着してその表
面を汚染し、必要な処理を妨げることになる。
従来、このような堆積物を取除く方法とじては、反応管
を装置から取外して、手作業で酸洗いすることが一般的
に行われていた。例えば、通常のCvOプロセスでは、
同一の反応管を使用して10回ないし15回の処理を繰
返して行い、反応管の内壁に反応生成物が15〜20μ
I堆積すると、反応管をCV[l装置から取外し、フッ
酸と硝酸の混液なとで、反応管内部を洗浄し、堆積物を
エツチング除去していた。これは手作業で行われ、作業
に手間がかかり、極めて面倒であった。
を装置から取外して、手作業で酸洗いすることが一般的
に行われていた。例えば、通常のCvOプロセスでは、
同一の反応管を使用して10回ないし15回の処理を繰
返して行い、反応管の内壁に反応生成物が15〜20μ
I堆積すると、反応管をCV[l装置から取外し、フッ
酸と硝酸の混液なとで、反応管内部を洗浄し、堆積物を
エツチング除去していた。これは手作業で行われ、作業
に手間がかかり、極めて面倒であった。
最近、洗浄時に反応管を取外すことなく、反応管内に電
極を挿入するとともにエツチングガスを導入し、電極に
高周波電圧を加えて管内にエツチングガスのプラズマを
発生させ、このプラズマのエツチング作用によって堆積
物を除去する装置が開発された(例えば日経マイクロデ
バイス、 1985年9月号、124〜125ページ参
照)。しかしこの装置によっても、反応管の洗浄の際、
必ず反応管内の基板支持具なとの治具類を取出さねばな
らず、また管内の長さ方向に長形の電極を的確に挿入す
る作業が必要であり、やはり操作に手間がかかり、面倒
であるという難点があった。
極を挿入するとともにエツチングガスを導入し、電極に
高周波電圧を加えて管内にエツチングガスのプラズマを
発生させ、このプラズマのエツチング作用によって堆積
物を除去する装置が開発された(例えば日経マイクロデ
バイス、 1985年9月号、124〜125ページ参
照)。しかしこの装置によっても、反応管の洗浄の際、
必ず反応管内の基板支持具なとの治具類を取出さねばな
らず、また管内の長さ方向に長形の電極を的確に挿入す
る作業が必要であり、やはり操作に手間がかかり、面倒
であるという難点があった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上述した従来の欠点を除去し、効率よく、洗浄
時に反応管を取外す必要なく、また反応管内の治具類を
必ずしも取出す必要なく、随時簡便に反応管の洗浄を行
うことのできる手段を具えた半導体製造装置を提供する
ことを目的とする。
時に反応管を取外す必要なく、また反応管内の治具類を
必ずしも取出す必要なく、随時簡便に反応管の洗浄を行
うことのできる手段を具えた半導体製造装置を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
このような目的を達成するために、本発明の半導体製造
装置は、反応ガスの導入口および排出口を有する反応容
器と、反応容器を覆う加熱炉と、反応容器に導入された
反応ガスのプラズマを発生させるための少なくとも1組
の電極とを有し、電極の組のうち少なくとも一方の電極
が反応容器の内部に設けられていることを特徴とする。
装置は、反応ガスの導入口および排出口を有する反応容
器と、反応容器を覆う加熱炉と、反応容器に導入された
反応ガスのプラズマを発生させるための少なくとも1組
の電極とを有し、電極の組のうち少なくとも一方の電極
が反応容器の内部に設けられていることを特徴とする。
また本発明の半導体製造装置は、反応ガスの導入口およ
び排出口を有する反応容器と、反応容器を覆う加熱炉と
、反応容器に導入された反応ガスのプラズマを発生させ
るための少なくとも1組の電極とを有し、電極の組のう
ち少なくとも一方の電極が反応容器の内部に設けられて
おり、さらに反応ガス導入口の近傍に反応カスを活性化
する装置を設けたことを特徴とする。
び排出口を有する反応容器と、反応容器を覆う加熱炉と
、反応容器に導入された反応ガスのプラズマを発生させ
るための少なくとも1組の電極とを有し、電極の組のう
ち少なくとも一方の電極が反応容器の内部に設けられて
おり、さらに反応ガス導入口の近傍に反応カスを活性化
する装置を設けたことを特徴とする。
[作 用]
本発明においては、反応管の洗浄に当り、反応管内に所
定のエツチングガスな供給するとともにプラズマ発生用
電極に高周波電圧を印加して、反応管内にプラズマを発
生させ、このプラズマの作用により、反応管の内壁に堆
積した反応生成物を除去するので反応管内が良好に洗浄
される。
定のエツチングガスな供給するとともにプラズマ発生用
電極に高周波電圧を印加して、反応管内にプラズマを発
生させ、このプラズマの作用により、反応管の内壁に堆
積した反応生成物を除去するので反応管内が良好に洗浄
される。
プラズマ発生用電極のうち少くとも一方は反応容器内に
設けられているのでプラズマ発生の効率が高く、従って
洗浄効果が高い。またプラズマ発生用電極は装置に常設
されているので、洗浄作業を随時容易に行うことかでき
る。
設けられているのでプラズマ発生の効率が高く、従って
洗浄効果が高い。またプラズマ発生用電極は装置に常設
されているので、洗浄作業を随時容易に行うことかでき
る。
[実施例]
以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第1図および第2図に本発明を縦形炉に適用した実施例
を示す。第1図は縦断面図、第2図は横断面図である。
を示す。第1図は縦断面図、第2図は横断面図である。
図において、LAは管状の加熱炉1の炉体、1Bは適宜
な抵抗体からなるヒータである。2は加熱炉1内に納め
られている反応容器で、それぞれ例えは石英管からなる
外反応管3゜内反応管4を有する2重管構成となってい
る。両反応管3,4は空間5で隔てられ、この空間はガ
ス通路となる。外反応管3の上端は封止されており、下
端はフランジ6、O−リングORなどによって真空封止
されている。3Aは外反応管3の下部に設けられたガス
排出口であり、排気系に接続され、反応管の真空排気に
も用いられる。内反応管4として、この実施例では両端
が開放された管を示した。内反応管4の下端部はフラン
ジ7゜0−リングORなどによって真空封止されている
。
な抵抗体からなるヒータである。2は加熱炉1内に納め
られている反応容器で、それぞれ例えは石英管からなる
外反応管3゜内反応管4を有する2重管構成となってい
る。両反応管3,4は空間5で隔てられ、この空間はガ
ス通路となる。外反応管3の上端は封止されており、下
端はフランジ6、O−リングORなどによって真空封止
されている。3Aは外反応管3の下部に設けられたガス
排出口であり、排気系に接続され、反応管の真空排気に
も用いられる。内反応管4として、この実施例では両端
が開放された管を示した。内反応管4の下端部はフラン
ジ7゜0−リングORなどによって真空封止されている
。
内反応管上端部を外側に開いた屈曲部4Aとして、この
部分でガス通路5の断面積を狭くし、ガス通路のコンダ
クタンスを調整するとよい。フランジ6を通し、相対向
する1組の電極8A、8Bがガス通路5内に設けられて
いる。電極8A、8Bは複数の電極棒8A1,8A2.
・・・、8B1,882.・・・からなり、各電極棒は
適宜の導電体からなり、それぞれ石英などからなるシー
ス9A1.9A2 、・・・、9B1.9B2.・・・
内に挿入されている。シース9A1.・・・、981.
・・・はフランジに気密構造で取付けられる。10は両
電極8A、8Bに高周波電界を印加して、反応ガスのプ
ラズマを発生させるための高周波発生器である。11は
半導体ウェーハ、製造過程にある半導体装置などを支持
するための支持台、12は反応ガスgを反応容器2内に
挿入するガス導入口であり、支持台11は気密を保った
また上下動できる。なお、図において、反応ガスgの供
給系、反応容器2の排気系は図示を省略し、フランジ6
.7の構造もその概略のみを図示した。
部分でガス通路5の断面積を狭くし、ガス通路のコンダ
クタンスを調整するとよい。フランジ6を通し、相対向
する1組の電極8A、8Bがガス通路5内に設けられて
いる。電極8A、8Bは複数の電極棒8A1,8A2.
・・・、8B1,882.・・・からなり、各電極棒は
適宜の導電体からなり、それぞれ石英などからなるシー
ス9A1.9A2 、・・・、9B1.9B2.・・・
内に挿入されている。シース9A1.・・・、981.
・・・はフランジに気密構造で取付けられる。10は両
電極8A、8Bに高周波電界を印加して、反応ガスのプ
ラズマを発生させるための高周波発生器である。11は
半導体ウェーハ、製造過程にある半導体装置などを支持
するための支持台、12は反応ガスgを反応容器2内に
挿入するガス導入口であり、支持台11は気密を保った
また上下動できる。なお、図において、反応ガスgの供
給系、反応容器2の排気系は図示を省略し、フランジ6
.7の構造もその概略のみを図示した。
第3図、第4図は第1図、第2図に示した相対向する電
極8^、8B内の結線状況を示す図である。
極8^、8B内の結線状況を示す図である。
電極8A内の電極棒8A1.8A2 、・・・、8A6
と電極8B内の電極棒8B1,882.・・・886と
は、第3図に示すように、分離してそれぞれ一群となっ
て並んでもよく、第4図に示すように8A内の電極棒と
8B内の電極棒とが1本おきに並んでもよい。電極棒の
数はそれぞれ6木づつとは限らず、適宜選ぶことができ
る。
と電極8B内の電極棒8B1,882.・・・886と
は、第3図に示すように、分離してそれぞれ一群となっ
て並んでもよく、第4図に示すように8A内の電極棒と
8B内の電極棒とが1本おきに並んでもよい。電極棒の
数はそれぞれ6木づつとは限らず、適宜選ぶことができ
る。
上述の構成になる半導体製造装置は、内反応管4内に半
導体基板または製造過程の半導体装置などを収容し、ガ
ス導入口12から所定の反応ガスを管内に供給するとと
もにヒータIBにより加熱して半導体基板などに必要な
処理を加えるのであるが、この処理過程で前述のように
反応容器2、特に内反応管4の内壁に反応生成物が付着
堆積して行く。
導体基板または製造過程の半導体装置などを収容し、ガ
ス導入口12から所定の反応ガスを管内に供給するとと
もにヒータIBにより加熱して半導体基板などに必要な
処理を加えるのであるが、この処理過程で前述のように
反応容器2、特に内反応管4の内壁に反応生成物が付着
堆積して行く。
本装置では、この堆積物を除去して反応容器2の洗浄を
行うには、反応容器2内を減圧して上記の反応ガスに代
え所定のエツチングガスgを供給するとともに、高周波
発生器lOにより両電極8A、8Bに高周波電圧を印加
して、反応容器2内に高周波電界を生じさせる。これに
より反応容器2の内側にエツチングガスのプラズマを発
生させ、このプラズマのエツチング作用により反応容器
2の内壁に堆積した反応生成物を除去し、反応容器2内
を洗浄する。電極は、石英シース内にあって保護され、
ガス通路内にあるのでプラズマ発生効率、したがって洗
浄効率が高い。
行うには、反応容器2内を減圧して上記の反応ガスに代
え所定のエツチングガスgを供給するとともに、高周波
発生器lOにより両電極8A、8Bに高周波電圧を印加
して、反応容器2内に高周波電界を生じさせる。これに
より反応容器2の内側にエツチングガスのプラズマを発
生させ、このプラズマのエツチング作用により反応容器
2の内壁に堆積した反応生成物を除去し、反応容器2内
を洗浄する。電極は、石英シース内にあって保護され、
ガス通路内にあるのでプラズマ発生効率、したがって洗
浄効率が高い。
エツチングガスgとしては、堆積物の組成に応じてNF
s、SFa、CF4その他を用いることができる。
s、SFa、CF4その他を用いることができる。
直径約150mmの反応管の内壁に付着した5in2を
NF3ガスを使用して除去した例について説明する。反
応管内を0.5〜0.7Torr程度に減圧し、ガス導
入口12からNF3ガスを流入させた。対向する電極8
A、8Bに13.56MIIz、 400Wの高周波電
力を印加して反応管内にNF3のプラズマを発生させた
。プラズマ中のF原子、Fイオンは5j02のStと反
応してSjF、を生成する。SiF4は揮発性なのでガ
ス化しガス通路5を通ってガス排出口3Aから排出され
る。プラズマによるエツチングを、反応管を加熱しない
で行った時のエツチング速度は800〜1000人/m
in程度であった。反応管を300〜400℃に加熱し
てエツチングを行うと、エツチング速度は8.000〜
10,000人/minに達し、内反応管壁に約20μ
lの厚さで堆積した付着物は約20分後に取除かれ、反
応管の洗浄が終了した。
NF3ガスを使用して除去した例について説明する。反
応管内を0.5〜0.7Torr程度に減圧し、ガス導
入口12からNF3ガスを流入させた。対向する電極8
A、8Bに13.56MIIz、 400Wの高周波電
力を印加して反応管内にNF3のプラズマを発生させた
。プラズマ中のF原子、Fイオンは5j02のStと反
応してSjF、を生成する。SiF4は揮発性なのでガ
ス化しガス通路5を通ってガス排出口3Aから排出され
る。プラズマによるエツチングを、反応管を加熱しない
で行った時のエツチング速度は800〜1000人/m
in程度であった。反応管を300〜400℃に加熱し
てエツチングを行うと、エツチング速度は8.000〜
10,000人/minに達し、内反応管壁に約20μ
lの厚さで堆積した付着物は約20分後に取除かれ、反
応管の洗浄が終了した。
反応ガスにSF、を用いた場合のエツチング速度はNF
3を用いた時の約70%であった。CF4゜C)lF3
. トリクロルエチレン、CCl4など炭素原子を含
むガスを用いる場合は02を添加して新たに重合物が形
成されるのを避けるとよい。反応管内の圧力は10−3
〜10Torr程度の範囲で自由に選ぶことができ、電
極8a、8bに印加する高周波電力の周波数は30kH
z〜40kl−1zの範囲で自由に選ぶことができる。
3を用いた時の約70%であった。CF4゜C)lF3
. トリクロルエチレン、CCl4など炭素原子を含
むガスを用いる場合は02を添加して新たに重合物が形
成されるのを避けるとよい。反応管内の圧力は10−3
〜10Torr程度の範囲で自由に選ぶことができ、電
極8a、8bに印加する高周波電力の周波数は30kH
z〜40kl−1zの範囲で自由に選ぶことができる。
本装置ではプラズマ発生用電極8A、8Bが反応容器2
のガス通路5内に設けられているので、洗浄の効果が高
く、また、反応管洗浄の都度、反応管を装置から取り外
したり、電極材を反応管内に挿入するような面倒な操作
を必要とすることなく、随時容易に反応管の洗浄を行う
ことができる。また特別の場合を除き半導体基板支持具
なとの治具類を反応管内に置いたままで、反応管と同時
に洗浄することができる。屈曲部4Aは汚染物質が内反
応管4内に逆流することが妨げる効果ももつ。
のガス通路5内に設けられているので、洗浄の効果が高
く、また、反応管洗浄の都度、反応管を装置から取り外
したり、電極材を反応管内に挿入するような面倒な操作
を必要とすることなく、随時容易に反応管の洗浄を行う
ことができる。また特別の場合を除き半導体基板支持具
なとの治具類を反応管内に置いたままで、反応管と同時
に洗浄することができる。屈曲部4Aは汚染物質が内反
応管4内に逆流することが妨げる効果ももつ。
第5図に本発明を横形炉に適用した実施例を示す。図中
、第1図と同一または同様の部品は同一参照番号を付し
て説明を省略する。本実施例においては、ガス排出口6
Aはフランジ6に設けられている。各電極は外反応管3
のフランジと反対側の端部から引出され、各シースと外
反応管は封止されている。また各電極はガスgの通過を
妨げない電極支持具14で支持されている。本実施例の
操作法は第1図に示した実施例と同様である。
、第1図と同一または同様の部品は同一参照番号を付し
て説明を省略する。本実施例においては、ガス排出口6
Aはフランジ6に設けられている。各電極は外反応管3
のフランジと反対側の端部から引出され、各シースと外
反応管は封止されている。また各電極はガスgの通過を
妨げない電極支持具14で支持されている。本実施例の
操作法は第1図に示した実施例と同様である。
第6図は本発明の他の実施例を示す横断面図である。本
実施例においては、電極棒8A1.・・・、8A7から
なる一方の電極8Aは、第1図および第5図に示した実
施例と同様にガス通路5内に設けられているが、対向す
る電極5Cは反応容器2の外部にあり、外反応管3とこ
こでは図示を省略したヒータIBとの中間におかれてい
る。電極8Cは半円管状の板であっても、田土筒状の網
状体であっても、あるいは電極8Aと同様複数の棒状体
を電気的に結合したものであってもよい。このような電
極構成は縦形炉にも横形炉にも使用することができる。
実施例においては、電極棒8A1.・・・、8A7から
なる一方の電極8Aは、第1図および第5図に示した実
施例と同様にガス通路5内に設けられているが、対向す
る電極5Cは反応容器2の外部にあり、外反応管3とこ
こでは図示を省略したヒータIBとの中間におかれてい
る。電極8Cは半円管状の板であっても、田土筒状の網
状体であっても、あるいは電極8Aと同様複数の棒状体
を電気的に結合したものであってもよい。このような電
極構成は縦形炉にも横形炉にも使用することができる。
このように一方の電極を反応容器の外に設置しても反応
容器内に反応ガスのプラズマを発生させることができる
。
容器内に反応ガスのプラズマを発生させることができる
。
第7図に本発明の他の実施例を示す。この実施例は第1
図の実施例の反応ガス導入側に、反応ガスの活性化装置
16を取付けたものである。この反応ガス活性化装置は
、図示しない高周波発生器に接続された1組の電極から
なってもよく、または高周波コイルであってもよい。S
Fa、Nll、などの高インピーダンスの反応ガスに対
して、ガス導入口で高周波電界をかけ、反応ガスを分解
しておくと、プラズマの発生が容易になり、以後のクリ
ーニング操作を効果的に行うことができる。また、反応
ガスがNF3のように熱分解し易いガスの場合は、活性
化装置16は加熱器であってもよい。NF3は500℃
で分解が始まり、700℃以上になると完全に分解する
。分解して生成したFにより、ウェーハまたは製造過程
の半導体装置の処理中に発生した5i02,5iaN4
.PSG等の膜をエツチング除去できるので、加熱炉の
昇温を必要とせずまたは炉の温度を低くしてもクリーニ
ング操作を効果的に行うことができる。
図の実施例の反応ガス導入側に、反応ガスの活性化装置
16を取付けたものである。この反応ガス活性化装置は
、図示しない高周波発生器に接続された1組の電極から
なってもよく、または高周波コイルであってもよい。S
Fa、Nll、などの高インピーダンスの反応ガスに対
して、ガス導入口で高周波電界をかけ、反応ガスを分解
しておくと、プラズマの発生が容易になり、以後のクリ
ーニング操作を効果的に行うことができる。また、反応
ガスがNF3のように熱分解し易いガスの場合は、活性
化装置16は加熱器であってもよい。NF3は500℃
で分解が始まり、700℃以上になると完全に分解する
。分解して生成したFにより、ウェーハまたは製造過程
の半導体装置の処理中に発生した5i02,5iaN4
.PSG等の膜をエツチング除去できるので、加熱炉の
昇温を必要とせずまたは炉の温度を低くしてもクリーニ
ング操作を効果的に行うことができる。
電極棒8A1.・・・、8B1.・・・とじて導体棒を
石英などでシースした例を示したが、等方性カーボンを
SiCでコートした電極棒を用いると、熱サイクルに強
くまた表面は反応性ガスに対して保護されるので、シー
スの必要がない。
石英などでシースした例を示したが、等方性カーボンを
SiCでコートした電極棒を用いると、熱サイクルに強
くまた表面は反応性ガスに対して保護されるので、シー
スの必要がない。
これまで反応容器として、2重管で構成された例につい
て説明してきたが、本発明の構成は2重管に限らず、単
独の反応管で構成された、あるいは3重以上の多重管構
成の反応容器を有する半導体製造装置にも適用できる。
て説明してきたが、本発明の構成は2重管に限らず、単
独の反応管で構成された、あるいは3重以上の多重管構
成の反応容器を有する半導体製造装置にも適用できる。
またプラズマを形成するための電極は一組と限らず、複
数の組としてもよい。必要なことは組をなす電極の少な
くとも一方が反応容器内に設けられていることである。
数の組としてもよい。必要なことは組をなす電極の少な
くとも一方が反応容器内に設けられていることである。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明に係る半導体装置の製造装
置は、反応容器内にプラズマ発生用電極の少なくとも一
方を設けてあり、反応管の洗浄に当って、反応管内にエ
ツチングガスを供給するとともに、プラズマ発生用電極
に高周波電圧を加えて高周波電界により反応管内部にプ
ラズマを発生させ、プラズマの作用により反応管内を洗
浄するようにしたので、効率が高く、従来のように洗浄
を行うたびに反応管を装置から取り外したり、あるいは
反応管内に長形の電極を的確に挿入するような面倒な作
業を必要とすることなく、反応管の洗浄を随時に極めて
容品に行うことがで参る。
置は、反応容器内にプラズマ発生用電極の少なくとも一
方を設けてあり、反応管の洗浄に当って、反応管内にエ
ツチングガスを供給するとともに、プラズマ発生用電極
に高周波電圧を加えて高周波電界により反応管内部にプ
ラズマを発生させ、プラズマの作用により反応管内を洗
浄するようにしたので、効率が高く、従来のように洗浄
を行うたびに反応管を装置から取り外したり、あるいは
反応管内に長形の電極を的確に挿入するような面倒な作
業を必要とすることなく、反応管の洗浄を随時に極めて
容品に行うことがで参る。
第1図は本発明を縦形炉に適用した一実施例の概要を示
す縦断面図、 第2図は第1図に示した装置の横断面図、第3図および
第4図は、それぞれ電極の構成を示すための断面図、 第5図は本発明を横形炉に適用した一実施例の概要を示
す断面図、 第6図は本発明における電極配置の他の実施例を示す横
断面図、 第7図は本発明を縦形炉に適用した他の実施例を示ず2
断面図である。 1・・・加熱炉、 ■A−・・炉体、 1B・・・ヒータ、 2・・・反応容器、 3・・・外反応管、 3^、6A・・・ガス排出口、 4・・・内反応管、 5・・・ガス通路、 8八、8B、8C・・・電極、 8A1.・・・、8A7,881.・・・、886.・
・・電極棒、9A、9A1.・・・、9A7.88’、
8B1.・・・、8B6・・・シース10・・・高周波
発生器、 12・・・ガス導入口、 16・・・反応ガス活性化装置、 g・・・反応ガス。 第2図 第3図 箪aP2f ’l’17”f Vl
す縦断面図、 第2図は第1図に示した装置の横断面図、第3図および
第4図は、それぞれ電極の構成を示すための断面図、 第5図は本発明を横形炉に適用した一実施例の概要を示
す断面図、 第6図は本発明における電極配置の他の実施例を示す横
断面図、 第7図は本発明を縦形炉に適用した他の実施例を示ず2
断面図である。 1・・・加熱炉、 ■A−・・炉体、 1B・・・ヒータ、 2・・・反応容器、 3・・・外反応管、 3^、6A・・・ガス排出口、 4・・・内反応管、 5・・・ガス通路、 8八、8B、8C・・・電極、 8A1.・・・、8A7,881.・・・、886.・
・・電極棒、9A、9A1.・・・、9A7.88’、
8B1.・・・、8B6・・・シース10・・・高周波
発生器、 12・・・ガス導入口、 16・・・反応ガス活性化装置、 g・・・反応ガス。 第2図 第3図 箪aP2f ’l’17”f Vl
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)反応ガスの導入口および排出口を有する反応容器と
、 該反応容器を覆う加熱炉と、 前記反応容器に導入された反応ガスのプラズマを発生さ
せるための少なくとも1組の電極とを有し、該電極の組
のうち少なくとも一方の電極が前記反応容器の内部に設
けられていることを特徴とする半導体製造装置。 2)前記反応容器が、外反応管と、該外反応管との間に
反応ガスの通路を形成するように間隔をおいて挿入され
た内反応管とからなる2重管であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の半導体製造装置。 3)前記少なくとも一方の電極が前記反応ガスの通路内
に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の半導体製造装置。 4)前記反応容器内に設けられた電極は複数の電極棒か
らなり、各電極棒が石英シースに納められていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載の半導体製造装置。 5)前記反応容器内に設けられた電極は複数の電極棒か
らなり、各電極棒がSiCで被覆された等方性カーボン
棒であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
第3項記載の半導体製造装置。 6)反応ガスの導入口および排出口を有する反応容器と
、 該反応容器を覆う加熱炉と、 前記反応容器に導入された反応ガスのプラズマを発生さ
せるための少なくとも1組の電極とを有し、 該電極の組のうち少なくとも一方の電極が前記反応容器
の内部に設けられており、さらに前記反応ガス導入口の
近傍に反応ガスを活性化する装置を設けたことを特徴と
する半導体製造装置。 7)前記反応ガス活性化装置が高周波発生器に接続され
ている1組の電極であることを特徴とする特許請求の範
囲第6項記載の半導体製造装置。 8)前記反応ガス活性化装置が高周波コイルであること
を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の半導体製造装
置。 9)前記反応ガス活性化装置が加熱器であることを特徴
とする特許請求の範囲第6項記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8821986A JPS62245626A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8821986A JPS62245626A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62245626A true JPS62245626A (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=13936774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8821986A Pending JPS62245626A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62245626A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337622A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-18 | Furendo Tec Kenkyusho:Kk | 半導体デバイスの製造方法及び製造装置 |
JPS63253629A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Hitachi Ltd | プラズマ処理装置 |
JPH01115235U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | ||
JPH01220437A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Tel Sagami Ltd | 縦型炉 |
JPH0214522A (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-18 | Tel Sagami Ltd | 熱処理装置のクリーニング方法 |
US4989540A (en) * | 1988-08-17 | 1991-02-05 | Tel Sagami Limited | Apparatus for reaction treatment |
WO2007129568A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | 基板処理装置 |
US7861668B2 (en) | 2002-01-10 | 2011-01-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US7900580B2 (en) | 2002-04-05 | 2011-03-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and reaction container |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP8821986A patent/JPS62245626A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337622A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-18 | Furendo Tec Kenkyusho:Kk | 半導体デバイスの製造方法及び製造装置 |
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US8544411B2 (en) | 2002-01-10 | 2013-10-01 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US9373499B2 (en) | 2002-01-10 | 2016-06-21 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US7861668B2 (en) | 2002-01-10 | 2011-01-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US8020514B2 (en) | 2002-01-10 | 2011-09-20 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US8028652B2 (en) | 2002-01-10 | 2011-10-04 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US9039912B2 (en) | 2002-01-10 | 2015-05-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Batch-type remote plasma processing apparatus |
US7900580B2 (en) | 2002-04-05 | 2011-03-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and reaction container |
US8261692B2 (en) | 2002-04-05 | 2012-09-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and reaction container |
US8047158B2 (en) | 2002-04-05 | 2011-11-01 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and reaction container |
JP4828599B2 (ja) * | 2006-05-01 | 2011-11-30 | 株式会社日立国際電気 | 基板処理装置 |
US8555808B2 (en) | 2006-05-01 | 2013-10-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus |
WO2007129568A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | 基板処理装置 |
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