JPS62244902A - ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物 - Google Patents

ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物

Info

Publication number
JPS62244902A
JPS62244902A JP8981286A JP8981286A JPS62244902A JP S62244902 A JPS62244902 A JP S62244902A JP 8981286 A JP8981286 A JP 8981286A JP 8981286 A JP8981286 A JP 8981286A JP S62244902 A JPS62244902 A JP S62244902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
curved
tower
rail
hanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8981286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH053481B2 (ja
Inventor
魚住 幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOTSU SYST KIKAKU KK
Original Assignee
KOTSU SYST KIKAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOTSU SYST KIKAKU KK filed Critical KOTSU SYST KIKAKU KK
Priority to JP8981286A priority Critical patent/JPS62244902A/ja
Publication of JPS62244902A publication Critical patent/JPS62244902A/ja
Publication of JPH053481B2 publication Critical patent/JPH053481B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、軌道車両システムにおける軌道構造に関する
。とくに、本発明は、強度と剛性を保持する構造主体に
ケーブルを用いた懸垂鉄道の軌道構造に関する。
従来技術 軌道車両システムでは、建設の経済性向上の観点から軽
量な軌道構造が望まれ、また都市区域では、景観上ある
いは日照上の間頭などから、上空の構造物はできるだけ
小さいことが望まれる。この観点からみれば、ロープウ
ェイが目的に適うように思われる。事実、ロープウェイ
では、ケーブルに弾性があるので、走行時の騒音が小さ
く、乗心地が良好である、という利点を有する。しかし
ながら、ロープウェーでは、鉄塔間でケーブルの垂れ下
がりがあるので、車両は鉄塔通過時に上昇し、鉄塔間で
下降する、というような上下動を生じることになり、高
速走行には適していない。また、車輪の転走面となるケ
ーブル面は平面でないので、車輪の接触面圧が局部的に
高くなり、車輪の摩耗が大きい、という欠点がある。
特公昭58−55281号公報には、大量輸送に適した
ケーブル系懸垂軌道構造が開示されている。この軌道構
造は、第2図および第3図に示すように、カテナリー状
に張られた支持ケーブル1により、軌道構造自身の重量
である死荷重と、車両の重量である活荷重のすべてを支
持するように構成されている。車両5の走行に用いられ
る軌条2は、ハンガー3を介して支持ケーブル1により
支持される。この構成の軌道構造は、鉄塔4により、地
表より上方に支持される。
軌条2は、第3図に示すように、2本の搬送ケーブルを
並列に配置して互いに結合し、軌条カバー8により被覆
した構成を有し、この構成の軌条が2条、ブラケット9
で平行に保持される。そして、ブラケット9は、トラッ
クハンガー3により支持ケーブルlに結合される。軌条
カバー8は、上面が平面であり、この上面を車両の走行
車輪が転走する。搬送ケーブル7は、車両の重量により
撓みを生じるので、軌条カバー8は、このケーブル7の
撓みに追従できる必要がある。
この構成の軌道構造は、強度と剛性を支持ケーブルで保
持するので、軽量で低コストになり、かつ支持鉄塔間の
スパンを大きくとることも容易であり、経済性と、河川
や谷の横断などの地形対応性に冨む、という利点がある
。さらに、ケーブル構造であるから、弾性があり、車両
の懸架装置を簡略にすることができるほか、走行時の騒
音が小さく、乗心地が良好である。しかし、搬送ケーブ
ルは、その上面で車両を支持するので、この搬送ケーブ
ルに大きな上向きのキャンバ−を与えて、その張力によ
りハンガーに大きな張力を加えることが困難である。こ
のため、剛性が不足し、活荷重による搬送ケーブルの撓
みを小さくするのが困難になる。
さらに、軌道構造には、曲線路が不可欠であるが、前述
の公開特許公報は、曲線路をどのように構成すればよい
か、という点で何も教示するところがない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来のケーブル系懸垂鉄道の軌道構造におけ
る上述の問題を解決するものである。
すなわち、本発明は、軌道構造が軽量で、建設費用が少
なく、支持鉄塔間のスパンを太き(できて地形対応性に
富み、乗心地が良好である、というケーブル構造の利点
を失うことがなく、ハンガーに十分な張力を与えること
ができない、という欠点を解消することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、ケーブル系懸垂鉄道に適し
た曲線軌道構造を得ることである。
問題点を解決するための手段 本発明は、剛性が不十分である、という前述の問題点の
原因が構造物の過大な撓みと湾曲にあることに着目し、
剛性を高めることができる構造を完成したものである。
すなわち、本発明の構成上の特徴は、支持ケーブルより
下方のものを吊るハンガーに、上向きのキャンバ−を有
する補剛ケーブルを結合し、この補剛ケーブルの張力に
よってハンガーに常時張力を付加するようにした点にあ
る。また、本発明の他の特徴は、ケーブルを支持する塔
の位置では、前記支持ケーブルを該塔に固定し、補剛ケ
ーブルは該塔の高さ方向中間部に設けた浮勅粱に連結し
、前記浮動粱は、曲線軌道に対応する曲線形状で、上下
方向の剛性部材により前記支持ケーブルに結合し、かつ
前記塔に対し上下方向に可動であるが軌道横方向には変
位を制限されるように前記塔に対して連結し、前記軌条
は前記浮動粱の下方に位置する部分で曲線軌道に対応す
る曲線形状に形成し、前記浮動粱に支持させたことにあ
る。
作用 本発明の上記構成によれば、支持ケーブルに結合された
ハンガーに、上向きのキャンバ−を有する補剛ケーブル
が結合されており、ハンガーに常時張力が与えられるの
で、構造物全体の剛性が高まり、過大な撓みをな(すこ
とができる。また、塔の位置に設けられる浮動粱を曲線
路に対応する形状とし、軌条も浮動粱の下方の位置で曲
線路に対応する曲線形状として浮動梁に連結したので、
軌条の曲線部を安定に支持することができる。
実施例 第1図は、本発明の代表的な実施例を示すものである。
図に示された軌道構造は、鉄塔21間に掛は渡された支
持ケーブル10を有し、この支持ケーブルIOは、鉄塔
21間で下向きに弛んだ形態にある。支持ケーブル10
には、下向きに延びるハンガー11が適当な間隔で結合
され、ハンガー11の下端には、上向きのキャンバ−す
なわち上向きに凸形の補剛ケーブル12が結合されてい
る。補強ケーブル12は、鉄塔21間に張力をもって張
られており、その張力で、ハンガー11と支持ケーブル
10に常時張力を与えるように作用する。補剛ケーブル
12には、軌道15がトラックハンガー16を介して結
合される。軌道15上を車両17が走行する。
このような構造の一般構造物L1、L2が、鉄塔21を
有する塔部Mを挾んで連続的に配置されており、適当な
位置に駅構造物24を有する駅部Nが設けられる。駅部
Nの駅構造物24には、軌道構造の支持ケーブル10と
補剛ケーブル12のそれぞれの一端が結合され、これに
よって軌道構造が駅構造物により支持される。塔&iB
Mでは、塔21の高さ方向中間部に位置するように浮動
粱22が配置され、この浮動梁22は垂直方向のロッド
23により支持ケーブルIOに結合されている。
また、曲線部Cにも鉄塔21が設けられ、この鉄塔21
の高さ方向中間部に曲線浮動粱22cが配置され、この
曲線浮動粱22cも、垂直方向のロッド23により支持
ケーブルlOに結合されている。
第4図に軌道15の詳細を示す。軌道15は、■形断面
の鋼製走行軌条片13aと該走行軌条片13aの片側に
設けられた案内軌条片26とからなる軌条13を2条、
並列に配置し、ブラケット14で互いに結合して構成さ
れる。このブラケット14にトラックハンガー16の下
端が結合される。各軌条13には、その下面にリニアモ
ーターのリアクションレール用導体27が取りつけられ
る。軌条13の上面は走行面を構成する。
車両17は、車体上部に設けられた台車枠18を有し、
台車枠18には対をなす走行輪19と、同じく対をなす
案内輪20とが支持されている。
走行輪19は、一対の走行軌条片13の各々の上面を転
走するように配置され、案内輪20は、案内軌条26の
側面に形成される案内面上を転勤するように配置されて
いる。台車枠18には、軌条13の下面に取りつけられ
たリアクションレール用導体27に対応するリニアイン
ダクションモーターの一次コイル25が設けられている
第6図ないし第8図は、曲線部Cの詳細を示す□゛  
  もので、前述した鉄塔21の頂部32の上を通。
て支持ケーブル10が張られており、鉄塔21の中間部
には、曲線浮動梁22cが設けられる。浮動梁22cに
は補剛ケーブル12が固定され、さらにこの浮劾粱22
Cは上下方向の剛性のロッド23により支持ケーブルl
Oに連結されている。
本例においては、ロッド23は、その上下端にお゛いて
それぞれ支持ケーブル10と浮動梁22cとにビン結合
されている。すなわち、支持ケーブル10にブラケット
30が、また浮動梁22Cにブラケット31がそれぞれ
設けられ、これらブラケットにロッドの上下端がピン結
合される。
一般構造部においては、補剛ケーブル12の張力がハン
ガー11と支持ケーブルlOに常時張力を与えるように
作用している。塔部Mと曲線BCとでは、補剛ケーブル
12の張力の反力がロッド23に圧縮力として作用する
。このような補剛ケーブル12を設けることにより、一
般構造部の剛性を飛躍的に高めることができる。塔IM
と曲線atScにおいては、剛性は支持ケーブル10の
みにより与えられる。
第7図に示すように、曲線浮動粱22cは曲線路の形状
に対応する曲線形状に形成されており、この曲線浮動粱
22Cの下方では、軌条13も同様な曲線形状であり、
軌条13は、トラックハンガー16により浮動粱22c
に連結されている。
支持ケーブルlOは鉄塔21の頂B32に固定されてい
るため、横方向の移動は拘束されるが、浮動粱22Cに
対しては横方向の拘束がない。したがって、浮動粱22
Cの過大な横方向の変位を防止する手段が必要になる。
本実施例では、第6図および第8図に示すように、浮動
粱22Cにアーム29を設け、このアーム29に横方向
ロッド28の一端をピン結合し、ロッド28の他端は鉄
塔21にビン結合する。この構成により、浮動梁22の
上下方向の変位は拘束せず、横方向の変位を制限するこ
とができる。ロッド28の長さを十分にとれば、軌道長
さ方向の浮動粱22cの変位は十分に許容することがで
きる。
第9図および第10図は、本発明を長い曲線路に適用し
た例を示すもので、曲線路に沿って鉄塔21を多数、適
当な間隔で配置し、各鉄塔21の位置に設けられる浮劾
粱22Cをほぼ連続して配置した構成を有する。
効  果 以上述べたように、本発明においては、支持ケーブルに
結合されたハンガーに、上向きに凸形のキャンバ−を有
する補剛ケーブルが結合されて該ハンガーと支持ケーブ
ルに常時張力を与えるように配列されているので、死荷
重と活荷重の全部を負担するケーブル構造の剛性が従来
の装置に比較して飛躍的に高められる。また、曲線路で
は、ケーブルを支持する塔を設け、この塔に、補剛ケー
ブルを連結する浮動粱を設け、この浮動粱を曲線路形状
に対応する曲線形状とし、かつこの浮動粱を上下方向に
は可動であるが、横方向の変位は拘束されるように塔に
連結するとともに、この浮動梁に同じく曲線路の形状に
対応する形状の軌条を支持させたので、ケーブル系懸垂
鉄道において曲線軌道を安定に支持することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すケーブル系懸垂鉄道
の側面図、第2図は、従来の構造を示す側面図、第3図
は、従来の構造における軌条の例を示す斜視図、第4図
は、本発明の実施例における軌道の詳細示す正面図、第
5図は、曲線軌道構造の詳細を示す側面図、第6図は、
第5図の曲線軌道構造の正面図、第7図は、第6図に示
す部分の平面図、第8図は、曲線浮動粱の断面図、第9
図は、本発明を長い曲線路に適用した例を示す平面図、
第10図は、第9図の実施例の側面図である。 10・・・・支持ケーブル、11・・・・ハンガー、1
2・・・・補剛ケーブル、13・・・・軌条13a・・
・・伸縮継ぎ目、 14・・・・ブラケット、15・・・・軌道、16・・
・・トラックハンガー、17・・・・車両、21・・・
・鉄塔、22・・・・浮動粱、22C・・・・曲線浮動
梁、24・・・・駅構造物、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 間隔をもって配置された塔間にカテナリー状に張られ、
    死荷重と活荷重のすべてを支持する支持ケーブルと、前
    記支持ケーブルより下方のものを吊るハンガーと、前記
    ハンガーに結合され、上向きのキャンバーを有するよう
    に張られて、その張力により前記ハンガーに張力を付加
    する補剛ケーブルとによって、強度と剛性を保持する構
    成とし、2条の軌条を左右に平行に配置してブラケット
    により互いに結合し、前記ブラケットを、前記補剛ケー
    ブルから垂下したトラックハンガーにより支持し、曲線
    軌道部には前記塔を配置し、前記塔の位置では、前記支
    持ケーブルは前記塔に固定し、前記補剛ケーブルは前記
    塔の高さ方向中間部に設けた曲線浮動梁に連結し、前記
    曲線浮動粱は、曲線軌道に対応する平面形状で、その両
    端部が上下方向の剛性部材を介して前記支持ケーブルに
    結合され、かつ前記塔に対し上下方向に可動であるが軌
    道横方向には変位を制限されるように前記塔に対して連
    結され、前記軌条は、前記曲線浮動梁の下方に位置する
    部分で曲線軌道に対応する曲線形状に形成され、前記曲
    線浮動粱に支持されたことを特徴とする、ケーブル系懸
    垂鉄道における曲線軌道構造。
JP8981286A 1986-04-18 1986-04-18 ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物 Granted JPS62244902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8981286A JPS62244902A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8981286A JPS62244902A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62244902A true JPS62244902A (ja) 1987-10-26
JPH053481B2 JPH053481B2 (ja) 1993-01-14

Family

ID=13981142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8981286A Granted JPS62244902A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62244902A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH053481B2 (ja) 1993-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4641587A (en) Suspended motorized vehicle
US4208969A (en) Suspended rail structure especially for monorail vehicles
CN1066227C (zh) 运送和装卸长钢轨用的钢轨装载列车
CA2582922C (en) Multiple track railroad system
CA2856982C (en) Cableway system for transporting persons or goods
US6925941B2 (en) Elevated train
US4702173A (en) Vehicle supported in cantilever fashion and switching of at rail divergent junctions
JPS621901A (ja) 高架軌道による輸送設備
US4264996A (en) Suspension-cable support saddle for track-type suspended railway
US4715288A (en) Apparatus for the overhead transportation of heavy loads on a monorail
US3690266A (en) Rail suspension arrangement
CN201033543Y (zh) 走行架
JPS62244902A (ja) ケ−ブル系懸垂鉄道における曲線軌道構造物
CN1266791A (zh) 绳索牵引式车辆的运输装置
JPS63502A (ja) ケ−ブル系懸垂鉄道における軌道構造物
JP2604183B2 (ja) ケーブル系懸垂鉄道
JPH01164671A (ja) ケーブル系懸垂鉄道における軌道構造物
JPH0568561B2 (ja)
JP3094219B2 (ja) 軌条式線路における高速輸送機構
US4296690A (en) Hanger for track-type suspended railway
CN112339780A (zh) 一种磁浮列车运输系统
CN205554204U (zh) 一种用于通用型转向架的二系弹簧装置
JPS60133101A (ja) 軌道構造
CN214028607U (zh) 一种磁浮列车运输系统
JPH0613761B2 (ja) 曲線軌道の構造