JPS62244719A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPS62244719A
JPS62244719A JP61089248A JP8924886A JPS62244719A JP S62244719 A JPS62244719 A JP S62244719A JP 61089248 A JP61089248 A JP 61089248A JP 8924886 A JP8924886 A JP 8924886A JP S62244719 A JPS62244719 A JP S62244719A
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JP
Japan
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shift
automatic transmission
control device
gear shifting
upshift
Prior art date
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Application number
JP61089248A
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English (en)
Inventor
Yukio Hamano
浜野 行男
Hideo Tomomatsu
秀夫 友松
Fumiaki Izumi
泉 文昭
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動変速Iの変速制御装置に係り、1)に、
予め設定された変速パターンに従って変速段を自vJ的
に切換え得るようにした自動変速機側変速制御装置の改
良に関する。
【従来の技術】 歯車変速機構と複数の摩擦係合装置とを備え、浦圧制り
11装置を作動させることによって前記摩擦係合装置の
係合を選択的に切換え、予め設定された変速マツプに従
って複数個の変速段のうちのいずれかが達成されるよう
に構成した車両用自動変速機は既に広く知られている。 又、更に、このような車両用自動変速機において、変速
時にエンジントルクを変更して、良好な変速特性を得る
と共に、llJm係合装置の耐久性の確保・向上を図っ
た自動変速機及びエンジンの一体制御装はも種々提案さ
れている(例えば特願昭59−234466)。 (発明が解決しようとする問題点] しかしながら、本来、エンジントルクの変更制御がなさ
れるべき変速の場合に、例えばセンサ系のトラブル、あ
るいはエンジン側の要求からエンジンのトルク変更制御
が実行できなかったときには、自動変速機側の摩擦係合
装置の吸収エネルギMが増大するため該摩擦係合装置の
耐久性が損われるだけでなく、変速時間が長くなってア
キュムレータの跋函gA域で変速が終了せず、変速ショ
ックが大きくなるという問題が発生する。これは、自動
変速機側では、当該変速時にエンジントルクが所定聞だ
け低減されることを予定して油圧等の変速チューニング
諸元が設定されているためである。 又、このような変速時のエンジントルクの変更制御を行
っているか否かに拘わらず、例えばオイル洩れ等によっ
て作用油圧が減少したような場合等においても変速時間
が長くなって摩擦係合装置の耐久性に悪E31が生じ、
又、アキュムレータの緩衝領域で変速が終了しな(なっ
て大きな変速ショックが発生するようになる。 [発明の目的) 本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、なんらかの理由で異常な変速が行われたく行
われるようになった)ときに、これを速やかに検出し、
自動変速機の摩擦係合装置の耐久性を確保すると共に、
大きな変速ショックが発生したりするのを防止すること
のできる自動変速機の変速υ制御装置を提供することを
目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、予め設定された変速パターンに従ってV!速
段を自動的に切換え得るようにした自動変速機の変速制
W装置において、第1図にその要旨を示す如く、今回の
変速が異常であったか否かを判定する手段と、今回の変
速が異常であったと判定されたときに、次回のアップシ
フトの実行領域を制限する手段と、を備えたことにより
、上記目的を達成したものである。
【作用】
本発明においては、センサ系の故障、あるいはエンジン
側の要請等なんらかの理由により、本来エンジントルク
の変更制御が行われるはずの変速でありながら、実際に
はエンジントルクの変更制御が実行されずに異常変速が
生じたような場合、あるいは摩擦係合装置の摩耗、作用
油圧の低下等の理由によって異常変速が生じたような場
合に、これを速やかに検出し、次回のアップシフトの実
行領域を制限するようにしている。従って、例えば、エ
ンジン負荷が所定値よりも高いようなとき、あるいは車
速か所定値より高いようなとぎには、所定のアップシフ
トが禁止されるようになり、摩際係合装置が苛酷な状態
に置かれる事態を避けることができるようになる。又、
変速が制限されるものであるため、当然に大きな変速シ
ョックが発生ずるのも回避できるようになる。 好ましい実施態様は、前記異常を判定する手段が、エン
ジン回転速度をモニタし、該エンジン回転速度が変化し
ている時間が予め設定された値と比較して不適切か否か
を判定するものとされていることである。 又、好ましくは、前記異常を判定する手段が、自動変速
機の出力軸トルクをモニタし、該出力軸トルクが最小値
から最大値に変化するまでの時間が予め設定された値よ
りも長いか否かを判定するものとされていることである
。 又、好ましくは、前記異常を判定する手段が、自動変速
機の出力軸トルクをモニタし、該出力軸トルクの最大値
又は最小値が予め設定された値と比較して不適切か否か
を判定するものとされていることである。 このように、本発明においては、異常を判定づ′る手段
を限定するものではない。なお、この場合前記それぞれ
の手段における予め設定された値は、エンジン負荷、変
速の種類等に応じて変更するようにすると良好である。 又、好ましくは、前記アップシフトの実行領域が制限さ
れるときに、υ告を発生することである。 これにより、運転者は速やかに何らかの原因で異常変速
が発生していることを知ることができ、又、そのために
現在特別の変速制御が実行されていることを知ることが
できる。 又、好ましくは、前記アップシフトの実行領域が、エン
ジン負荷に依存して制限されることである。このように
することによる利点は以下の通りである。即ち、エンジ
ン負荷が小さいときは、一般にIfJ[係合装置の耐久
性は問題にならず、又変速ショックも比較的小さい。従
って、本発明が特に有効となるのはエンジン負荷がある
程度高いとぎである。このような観点で、本発明に係る
アップシフトの制限は、エンジン負荷に依存して実行さ
れるのが望ましい。 又、好ましくは、前記アップシフトの実行領域が、車速
に依存して制限されることである。本発明に係るアップ
シフトの制限は、同様な観点で車速に依存して実行する
こともできる。但し、この場合該制限を実行するための
車速の値は、変速の種類によって変更されるのが望まし
い。 又、好ましくは、前記アップシフトの実行領域が制限さ
れるときであっても、ダウンシフトについては、これが
正常時と同一に実行されることである。このように、ダ
ウンシフトを正常時と同一に実行するようにすると、例
えばアップシフトの実行領域の制限をエンジン負荷に依
存して実行する場合、エンジン負荷が所定値以下のとぎ
、即ちアクセルをあまり踏込まない状態においては、ア
ップシフト、ダウンシフト共正常時と全く同様に実行す
ることができ、且つ、走行中に緊急加速が要求されたと
きには、いわゆるキックダウンを正常に実行することが
できるようになる。
【実施例1 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図は、本発明が採用された、自動変速機の変速制御
装置の全体概略図である。 エンジン1及び自動変速12は周知のものである。エン
ジン1は、エンジンコントロールコンピュータ7によっ
て、そのインジェクションバルブ19における燃料1I
75tJ4f11及びディストリビュータ20における
点火時期が制御され、アクセル開度とエンジン回転速度
とに対応したエンジン出力が得られるようになっている
。又、自動変速機2は、自動変速機コントロールコンピ
ュータ8によって油圧制御装置3の電磁弁S1〜S3が
制御され、該油圧制御装置3内の油路が変更された結果
各厚擦係合装置の係合状態が選択的に変更され、車速と
アクセル開度とに対応した変速段が得られるようになっ
ている。 即ち、エンジンコントロールコンピュータ7には、エン
ジン回転レンサ9によるエンジン回転速度、吸入量セン
サ10による吸入空気最、吸入空気温センサ11による
吸入空気温度、スロットルセンサ12によるスロットル
開度、車速センサ13による車速、エンジン水温センサ
14によるエンジン水温、ブレーキスイッチ15による
ブレーキONの各信号が入力されている。エンジンコン
トロールコンピュータ7はこれらの信号に基づいて、前
記燃料噴射口及び点火時期を決定している。 又、このエンジンコントロルールコンピュータ7には、
自動変速機コントロールコンピュータ8により○N−0
FF制御される電磁弁81〜S3の各ソレノイド信号も
並行して入力されており、これにより自動変速医の変速
時期を判断している。 一方、自動変速機コントロールコンピュータ8には、前
記スロットルセンサ12、車速センサ13、エンジン水
温センサ14、ブレーキスイッチ15等からの各信号に
加え、シフトポジションセンサ16によるシフトレバ−
の位置、パターンセレクトスイッチ17による燃費重視
走行又は動力性能重視走行等の走行選択パターン、オー
バードライブスイッチ18によるオーバードライブへの
シフト許可等の信号が入力され、車速、アクセル開度に
対応した変速段が得られるように前記電磁弁S1〜S3
が0N−OFF制御されるようになっている。 第3図は、エンジン及び自動変速機の一体制御のフロー
チャートである。 この実施例では、エンジン回転速度Neをモニタし、該
エンジン回転速度Neが低下している時間を検出するこ
とによって変速異常を判断するようにしている。又、ア
ップシフトを制限するパラメータとしてスロットル開度
(エンジン負荷)を採用している。 以下各ステップについて説明する。 ステップ100;車速及びスロットル開度に応じた変速
判断が行われる。 ステップ101:異常変速判別ステップ120により異
常変速と判断されているか否かの判別を行う。異常変速
と判断されているとき、即ちF2−〇でないときステッ
プ102に進む。 ステップ102;アップシフトか否かの判別を行う。ア
ップシフトでないときはダウンシフトが沓かの判別を行
うためステップ123に進む。アップシフトのときは当
該アップシフトが制限されている領域か否かを判別する
ためステップ103へ進む。 ステップ103;スロトル開度θが所定値θ0より大き
いか否かを判別する。大きいときはそのアップシフトを
禁止するべくステップ104へ進む。小さいとぎは通常
のアップシフトを実行するためステップ107に進む。 この制御は、あたかも変速パターンが正常時に第5図に
示されるようなものから異常変速判断時に第6図に示さ
れるようなものに切換ねるのと同義である。即ち、θ≧
θ0でのアップシフトのみが禁止されるだけで通常走行
からのキックダウンは正常時と同じ設定であるため、緊
急時の加速力(駆動力)確保されている。従って、通常
と同様のキックダウンにより、エンジンの最高回転速度
まで使用できるため、運転者の要求する駆動力〈加速力
)を得ることができる。この場合、アクセルを戻さない
限りアップシフトは行われないが、アクセルを戻してス
ロットル開度θを00より小さくするとアップシフトが
実行される。 この所定値θ0は、正常時にエンジントルクの変更制御
が実行される下限のスロットル開度に設定するとよい。 このような値にθ0を設定することにより、異常変速時
に本制御が実行された場合、θ≦θ0での変速は正常時
のエンジン出力及び変速点と同じであるため、正常時と
全く同等の変速11性が得られる。しかしながら、例え
ばエンジントルクの変更制御が実行される下限のスロツ
ル開度が極めて小さい場合は、θ0をそのような小ざな
値に設定すると、極めて低開度でしかアップシフトがで
きず、実用上大きな支障を来たすことになる。従って、
エンジントルクの変更制御が実行される下限のスロット
ルGi1度が極めて小さい場合のθ0は、エンジン出力
が低下しなくても摩擦係合装置のエネルギー吸収量が耐
久上ある程度保証され、且つ変速ショックが許容される
なるべく高めのスロットル開度に設定されるのが望まし
い。 第8図においては、このような観点でθo =50%と
した例が採用されており、異常変速時においても実用上
支障のない(異常時であることを運転者にあまり感じさ
せない)変速線図となっている。 ステップ104;異常変速の判断中(Fz=1)のθ≧
θ0のアップシフトを禁止する。 ステップ105;フラグF、(エンジン回転速度モニタ
中〉が零か否かの判別を行い、零がセットされていた場
合はステップ106へ進む。 ステップ106;アップシフトか否かを判別する。 ステップ107:該当する摩擦係合装置へ油圧供給する
べく電磁弁5t−8sへ指令する(変速指令)。 ステップ108:パワーON(エンジン出力正)か否か
を判別する。 ステップ109ニアツブジフトによる変速開始時期を検
出するためにエンジン回転速度Neをモニタする。 ステップ110:検出したエンジン回転速度Neiが前
回の検出値Ne;−+より小さいか否かを判別する。即
ちアップシフトによってエンジン回転速If N Oが
低、下開始したか否かを判別する。この場合、ステップ
107でアップシフト用jf擦係合装置へ油圧供給が開
始されても、通常直ちに変速は始まらないため、ステッ
プ110は最初Noとなりステップ111へ進む。 ステップ111;アップシフトのための油圧供給指令が
出された後、エンジン回転速度Neのモニタを開始した
ことを表わすフラグF1を1にし、Ne! < N e
 i−lの成立回数nを零にする。 ステップ113;ステップ110でNei<Nci−1
が成立すると成立回数nに1を加える。 ステップ114 ; Nei< Ne H−1の連続成
立回数nが所定値no(例えばno=3)以上か否かを
判別する。YESのとぎ、即ちエンジンの回転速度低下
が回転変動の一時的なものではなく、アップシフトによ
る回転低下(変化〉であることを判別した結果、変速開
始と認識してステップ115へ進む。 ステップ115;エンジン出力ダウン指令を出力すると
同時に変速時間tを計測するためにタイマをスタートさ
せる。 ステップ116;変速が終了する時期を検出するために
、予め計算によって求められる変速後のNeより少し高
めに設定されたNeoとモニタしているNeを比較し、
Ne<Neoでない場合にはまだ変速中〈エンジン出力
ダウン中)であるとしてステップ117へ進み、Ne<
Neoが成立した場合には変速終了直前と判断してステ
ップ118へ進む。 ステップ117:フラグF1を2にする。 ステップ112;ステップ105でF+=Oでないと判
別されてきたので、本ステップではFlが1であるか否
かの判別を行う。Fl−1のとぎ、変速が開始している
か否かの判別を行うべくステップ110へ進み、Fl−
1でないとき即ちFl−2であるとぎ、変速が終了する
か否かの判別を行うべくステップ116へ進む。 ステップ118;変速終了直前のためエンジン出力を復
帰させる指令を出力し、変速時間計測のためのタイマ【
をストップさせる。 ステップ119:変速時間1は予め変速の種類、スロッ
トル開度、変速点によって設定されている異常変速判別
時間toと比較され、L≧toのとぎステップ120へ
進む。 ステップ120:異常変速が行われたと判断し、フラグ
F2を1にする。E2−1のとぎステップ101から1
02へ流れるのは前述した通りである。 ステップ121:異常変速が行われたために摩擦係合装
置の保護を目的としてアップシフトの制限が行われてい
ることを運転者に知らせるぐ告灯の表示をする。 ステップ122:フラグF 1、Net<Ne t−1
の成立回数n及び変速時間計測値tを零にする。 ステップ123;ダウンシフトか否かの判別、イエスの
ときステップ124へ進む。 ステップ124;該当するクラッチの油圧解放の指令を
出ず。 なお、フラグF2のリセットはフローチャー1〜で図示
していないが、異常変速の原因が解消しない限りリセッ
トされない様、例えばバッテリ一端子OFF (解放)
時に行われる様にする。 この実施例によれば、変速の異常を変速時間tの長さに
よって検出し、スロットル開度θが00以上の場合にお
けるアップシフトを制限(禁止)するようにしたため、
ダウンシフト及びエンジンのイナーシャトルクの小さい
領域で行われるアップシフトのみが行われるようになり
lIJ擦係合装冒の耐久性を確保することができるよう
になると共に、大ぎな変速ショックが発生するのを防止
することができるようになる。 又、アップシフトが制限された場合に曹報装置によって
・運転者は事情を知ることができるため、アップシフト
が禁止ざてれいることによる運転者の不信感発生を回避
することができると共に、速やかに異常変速の発生原因
を点検することを運転者に促Jことができるようになる
。 なお、上記実施例においては、変速時間(がtOよりも
大きくなるのが1回成立しただけで異常変速と判断され
るようになっていたが、ばらつきの範囲で容易に異常変
速と判断されないようにある所定回数だけt≧joが成
立したとぎに異常変速と判断するようにしてもよい。 又、上記実施例においては、変速異常を判断するに当っ
て、エンジン回転速度をモニタし、該エンジン回転速度
が低下している時間が予め設定された値よりも長いか否
かを判定するようにしていたが、本発明においては、こ
れに限定されるものではなく、例えば自+)1変速践の
出力軸トルクをモニタし、該出力軸トルクが最小値から
最大値に変化するまでの時間が予め設定された値よりも
長いか否かによって判定してもにい。更には、自動変速
はの出力軸トルクをモニタし、該出力軸トルクの最大値
が予め設定された値よりも大きいか否かによって判断す
るようにしてもよい。 第4図にアップシフトを車速に依存して制限する実施例
のフローチャートを示ず。先の実施例と異なるのはステ
ップ103のみであるため、この部分だけを抽出して説
明する。 ステップ103A ニアツブジフトの変速の種類を判別
する。変速の種類が1→2.2→3.3→4のとき、そ
れぞれ103B、103C,103Dへと進む。 ステップ1038 : 1→2アツプシフト時の変速可
能上限車速V+zより車速Vが大きいか否かの判定を行
う。なお、この車速による判定は自動変速機の出力軸回
転速度による判定と同義である。 〉V12のとぎ、1→2アツプシフトを禁止するため、
ステップ104へ進み、V≦V+2のとき、ステップ1
07へ進む。 ステップ103C,103D:それぞれ2→3.3→4
のアップシフトに関してステップ103Bと同様な作業
を行う。 この結果、正常時に第5図に示されたような変速パター
ンであったものが、異常変速と判断されたときには第7
図に示されるような変速パターンとなるようにすること
ができる。第7図の変速パターンの実質的な変速点は第
6図と全く同一である。このように、異常変速時のアッ
プシフト制限は、車速に依存して実行することもできる
。1rIられる効果は先の実施例と全く同一である。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、何らかの原因で異
常変速が生じ、変速時間が長くなって摩擦係合装置の耐
久性が低下したり、あるいは変速ショックが大きくなる
という不具合が発生したとぎには、次回のアップシフト
の実施領域を制限するようにしたため、gta係合装首
に過渡な負担がかかるのを防止でき、その分耐久性を向
上させることができる。又、当然にショックの大きな変
速が発生するのを防止することができるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の要旨を示すブロック図、第2図は、
本発明に係る自動変速機の変速制御装置の実施例の構成
を示ず車両用自動変速機及びエンジンの全体ブロック図
、第3図は、上記実施例装置で採用されている制御ルー
チンを示す流れ図、第4図は仙の制御ルーチンの例を示
す要部流れ図、第5図は、正常時における変速パターン
の例を示T線図、第6図は、スロットル開度に依存して
アップシフトの実施領域を制限したとぎの変速パターン
の例を承り線図、第7図は、車速に依存してアップシフ
トの実施領域を制限したときの変速パターンの例を示す
線図である。 1・・・エンジン、    2・・・自動変速機、7・
・・エンジンコントロールコンピュータ、8・・・自動
変速機コントロールコンピュータ、【・・・変速時間、
    θ・・・スロットル開度、■・・・車速。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め設定された変速パターンに従って変速段を自
    動的に切換え得るようにした自動変速機の変速制御装置
    において、 変速が異常であったか否かを判定する手段と、変速が異
    常であったと判定されたときに、次回のアップシフトの
    実行領域を制限する手段と、を備えたことを特徴とする
    自動変速機の変速制御装置。
  2. (2)前記異常を判定する手段が、エンジン回転速度を
    モニタし、該エンジン回転速度が変化している時間が予
    め設定された値と比較して不適切か否かを判定するもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の自動変速機の変速
    制御装置。
  3. (3)前記異常を判定する手段が、自動変速機の出力軸
    トルクをモニタし、該出力軸トルクが最小値から最大値
    に変化するまでの時間が予め設定された値よりも長いか
    否かを判定するものである特許請求の範囲第1項に記載
    の自動変速機の変速制御装置。
  4. (4)前記異常を判定する手段が、自動変速機の出力軸
    トルクをモニタし、該出力軸トルクの最大値又は最小値
    が予め設定された値と比較して不適切か否かを判定する
    ものである特許請求の範囲第1項に記載の自動変速機の
    変速制御装置。
  5. (5)前記予め設定された値が、エンジン負荷、変速の
    種類のうち、少なくとも1つに依存して変更される特許
    請求の範囲第2項〜第4項のいずれかに記載の自動変速
    機の変速制御装置。
  6. (6)前記アップシフトの実行領域が制限されるときに
    、警告を発生する特許請求の範囲第1項〜第5項のいず
    れかに記載の自動変速機の変速制御装置。
  7. (7)前記アップシフトの実行領域が、エンジン負荷に
    依存して制限される特許請求の範囲第1項〜第6項のい
    ずれかに記載の自動変速機の変速制御装置。
  8. (8)前記アップシフトの実行領域が、車速に依存して
    制限される特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに
    記載の自動変速機の変速制御装置。
  9. (9)前記アップシフトの実行領域を制限するための車
    速の値が、変速の種類によって変更される特許請求の範
    囲第8項に記載の自動変速機の変速制御装置。
  10. (10)前記アップシフトの実行領域が制限されるとき
    であっても、ダウンシフトについては、これが正常時と
    同一に実行される特許請求の範囲第1項〜第9項のいず
    れかに記載の自動変速機の変速制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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