JPS62244326A

JPS62244326A - 小動物飼育ケ−ジ給水装置

Info

Publication number: JPS62244326A
Application number: JP61087294A
Authority: JP
Inventors: 仁木　資浩
Original assignee: Niki Mieko; NIKI ETSUKO
Current assignee: Niki Mieko; NIKI ETSUKO
Priority date: 1986-04-16
Filing date: 1986-04-16
Publication date: 1987-10-24
Also published as: US4844018A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、研究施設などにおいてマウスやラット等の実
験用小動物をＩｌ！−育する飼育ケージに飲料水を供給
１°るための飼育ケージ給水装置に関りる。

（従来の技術）従来、実験小動物用飼育装置は、第６図に示すＪ、うに
、枠構造をなり°飼育ラック内に形成された複数段の飼
育空間１，１・・・のそれぞれの内部に複数のａＩ→ｎ
ケージ２，２・・・を横方向に収納して構成されＣいる
。そして、各ケージへの飲料水の給水用配管（よ、同図
に示すように、給水源から減圧弁３を経て横方向の導入
管４に導き、そこから、縦方向の分枝管６、ラック内の
給水ヘッダ７おＪ：び給水支管８を経てケージ２内に水
を導くように構成されている。導水管４は複数に分割す
るとともに、２つの導水管４．４の隣接端部に失々Ｔを
継手５の水平部端を挿入して連通させ、この各丁型継手
５の鉛直部下端に夫々分枝管６の上端を挿入することに
より分枝させてある。また、この各分枝管６の下端を、
上記各飼育室゛１の上部に配設した前記給水ヘッダ７の
一端に連結し、この給水ヘッダ７に、上記各飼育ケージ
２．２・・・内に夫々先端を開口させた給水支管８，８
・・・を夫々連結し、配管の末端に空気抜き（図示ぜず
）を接続することにより、各飼育ケージ２．２・・・毎
の給水を行うようにしている。また、上記減圧弁３を経
て供給される水を、殺菌のための紫外線ランプ９および
殺菌Ｖ）ヴイールス等を除去するためのメンブレーンフ
ィルタ１ｏを人々通過させる構成となっている。

（発明が解決しようとりる問題点）しかしながら、上記従来例の場合、導入管および分枝管
６は、通常、鉄または塩化ビニル樹脂管等で構成されて
いるため、通常固定され、それをはり°しでオー］・ク
レープ消毒を行うことは不可能であった。また、実験動
物は何分小動物なので、−匹の水の摂取化は１　Ｅｌ当
りマウスで約３ｃｃ、ラットで約３Ｑｃｃと非常に少な
く、しかも１回当りの飲み水の吊はマウスで約０．０１
ＣＣ，クツ１−フ：約０．０５ｃｃ位なので、配管内の
水がほとｌυど移動Ｕずに配管内に水が）（ｉｌつ、こ
のため、管内の空気が雑菌を持っていると、その繁殖を
１Ｇき、これを防止するためには、紫外線ランプ９おに
びメンブレーンフィルタ１０の設置は必要不可欠のもの
であった。

しかも、この設置に伴って、配管の長さが長くなり、特
に実験動物の場合は、水の圧力を減圧弁３で減圧づるた
め、例えばマ・クスでは室内配管内の水を全部消費する
のに１週間から１０日問らかかってしまうのが現状であ
った。

なＪ３、実験動物の場合、薬効の実験を正確に行うため
には、水が汚染されていると、これによって体重を減し
たり、死んだりして、実験データが狂ってしまうため、
出来るだけきれいな水を飲ませる必要がある。

本発明は上記に鑑み、取外し自在で、取外してオートク
レーブ演毒を行うことができ、しかも配管内で細菌が繁
殖し易い空気の泡を除去することによって紫外線ランプ
等を設置することなく、細菌の繁殖を容易に防止するこ
とができ、更に配管内の水の回転の迅速化を図ることが
できる飼育ケージ給水装置を提供することを目的として
なされたものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記目的を達成づるため、導水管から分校した
分枝管を介して飲料水を各飼育空間に配設した給水ヘッ
ダに導き、該給水ヘッダから給水支管を介して各飼育ケ
ージに飲料水を供給Ｊ−るようにした飼育ケージ給水用
配管装置において、前記導水管および分枝管を夫々透明
で可撓性のある、例えばシリコン樹脂チューブで描成り
゛るとともに、前記導水管の任意の位置、例えば導水管
を分割し十型継手を介して連通させた場合における該中
型継手の鉛直上部に空気抜きを接続したものである。

（作　用）しかして、可撓性のある導水管および分枝管を使１；し
」ることにより、容易に屈曲させてこれを取外し自在と
なし、また透明なものを使用することにより内部の状態
を外部から監視できるようにりるとと・しに、内部に気
泡が生じた場合には随時、または自動的に、空気抜きを
介して内部の空気を排出させて雑菌の繁殖を抑え、これ
により紫外線ランプ等を不要となすとともに配管を短く
して、水の循環の良化を図ったものである。

（実施例）第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示Ｊものぐ、前
記従来例と同様に、飼育ケージ２，２・・・は、ラック
内に段をなして敷設された飼育空間１゜１・・・内に横
方向に配列された状態で収納され、各飼育空間１内の上
方には夫々給水ヘッダ７（中段。

下段については図示省略）が配設され、この給水ヘッダ
７には先端を上記各飼育ケージ２．２・・・内に位１こ
ｔさせて開口さけた給水支管８，８・・・が連結されて
いる。

導水管１１は透明でかつ可撓性のある、例えばシリコン
樹脂チューブ等のチューブで構成され、その上流端は減
圧弁３（第５図参照）に連結され、各ラックごとに１木
が対応するにうにラックの上方において複数に分割され
ているとともに、分割端には透明な合成樹脂等の材質で
作られた中型継手１２が、その水平部において介装され
連通されている。

この導水管１１は、太過ぎて自重によって垂れ下がった
り、細すぎて給水ａが少なずぎたりすることを防止する
上で、内径が３〜６履程度であることが好ましい。

上記中型継手１２の鉛直下部には、上記導水管１１と同
様に、例えば透明でかつ可撓性のある、例えばシリコン
樹脂チューブ等のチューブで構成された分枝管１３の上
端が装着され、この分枝管１３の下端は、上記給水ヘッ
ダ７に連結されて、上記導水管１１内を流れる水が分校
＠１３を介して分枝され、給水ヘッダ７から給水支管８
，８・・・を通って、各飼育ケージ２，２・・・に夫々
供給されるよう構成されているととしに、中型継手１２
の鉛直上部には公知の空気抜き１４が連結されている。

このＪ：うに、導水管１１の途中に空気抜ぎ１４を介装
りることににす、導水管１１内の空気抜きを積極的に行
って雑菌の繁殖を防止して、従来の第６図に示す紫外線
ランプ９およびメンブレーンフィルタ１０を不要となす
のであり、上記のＪ、うに空気抜ぎを中型継手１２の上
端に備えることにより、導水管１１の途中は自重によっ
て下方へ撓むために、空気抜き１４が上方に位置するこ
とになって、この空気抜きを自動的に行うとともに、各
導水管１１の中央付近を手などで第１図に仮想線で示１
ノーように上方に持ち上げることにより、その内部の水
切りを行うようにすることかできる。

なお、上記＋Ｑｌ＋継手１２は、第３図に承りように、
中心方向に向かって鋸歯状の凹凸１２ａを形成した方が
、導水管１１等の抜けを防止する上で好ましい。

また、上記導水管１１は、中型継手１２による連結部分
において取付は金具１５を介して取り外し自在に固定さ
れている。すなわち、この取付は金具１５は、第２図に
示すように上方に開口した根ばね１６．１６がその下端
において固着され、通孔１５ａ、１５ａを介してボルト
等（図示せず）により壁等に固着した状態で、この内部
に中型継手１２を位置させ、この板ばね１６，１６と金
具本体との間に導水管１１の分割端を第４図に示すよう
に夫々挟持して、これを取り外し自在に固定するよう構
成されている。

なお、上記取付１ノ金具１５は接着剤により壁または社
等に固着しても良い。また、金具１５を用いないで導水
管１１を接着テープなどで壁や柱に取付けてもよい。

第５図には本発明の他の実施例を示す。この実施例では
、導水管１１の途中にＴ型継手１７を介装し、その上部
に空気抜ぎ１／ＩＡをさらに取り付けてあり、この空気
抜き１４Ａの部位において導水管１１が最も高くなるよ
うに取付は金具１５Ａにより該部位を壁、壁等に取りつ
けている。これにＪ：す、この部位でも空気抜きが行わ
れる。

（発明の効果）本発明は上記のような構成であるので、減圧バルブから
給水ヘッダまでに位ｆｆ１−Ｊ“る導水管および分枝管
を容易に取外して、例えば１週間または１０日間毎とい
った一定期間毎に、または随時オー１〜クレープ消毒を
行うことができる。しかも、導水管および分枝管は透明
であるからその内部の水の状態を視認することができ、
その状態に応じて、上記オートクレーブ消毒を行うこと
ができるばかりぐなり、導水管内の空気を自動的にまた
は随時除去づることにより′ｊｊｉ菌の繁殖を防止しで
、紫外線ランプやメンブレーンフィルタ等を不要となし
、更にこれに伴って、配管の長さを減少ざＵで配管内の
水の循環の迅速化を図ることができるといった諸効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は
一部を省略した全体正面図、第２図は取付は金具を示ず
拡大斜視図、第３図は士型金具を示１拡大正面図、第４
図は導水管の連結Ｊ３よび分枝の状態を示Ｊ拡人正面図
、第５図【；１本発明の他の実施例を示ｙ図、第６図は
従来例を示す一部を省略した全体正面図である。１・・・飼育空間、２・・・飼育ケージ、７・・・給水
ヘッダ、８・・・給水支管、１１・・・導水管、１２・
・・士型継手、１３・・・分枝管、１４．．１４Ａ・・
・空気抜き、１５．１５Ａ・・・取ｆ・目プ金具。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄蔓１目第２図　　　　　　第３図＄５図

Claims

【特許請求の範囲】１、給水源に連なる横方向の導水管と、導水管から分枝
した分枝管と、分枝管の下流側に連なる給水ヘッダと、
給水ヘッダに連結され先端が各飼育ケージ内へ挿入され
た給水支管とを有し、これらを介して給水源から各飼育
ケージに飲料水を供給するようにした小動物飼育ケージ
給水装置において、前記導水管および分枝管を夫々透明
で可撓性のあるチューブで構成するとともに、前記導水
管の任意の位置に空気抜きを設置したことを特徴とする
飼育ケージ給水装置。２、前記チューブをシリコン樹脂チューブで構成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の飼育ケージ
給水装置。３、前記導水管を複数に分割し、分割された導水管を十
型継手を介して連通させるとともに、該十型継手の鉛直
上部に前記空気抜きを、鉛直下部に前記分枝管を夫々接
続したことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
２項記載の飼育ケージ給水装置。