JPS62243676A - 水ガラスのゲル化に用いる酸性反応剤溶液 - Google Patents

水ガラスのゲル化に用いる酸性反応剤溶液

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JPS62243676A
JPS62243676A JP8708586A JP8708586A JPS62243676A JP S62243676 A JPS62243676 A JP S62243676A JP 8708586 A JP8708586 A JP 8708586A JP 8708586 A JP8708586 A JP 8708586A JP S62243676 A JPS62243676 A JP S62243676A
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acidic reactant
acidic
sulfuric acid
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solution
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JP8708586A
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Kazuo Shimoda
一雄 下田
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Shimoda Gijutsu Kenkyusho KK
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Shimoda Gijutsu Kenkyusho KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/24Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
    • C04B28/26Silicates of the alkali metals

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  • Structural Engineering (AREA)
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  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、軟弱地盤の止水や地盤強化を目的とする水ガ
ラス系薬液注入工法に関し、特に水ガラス系薬液注入工
法において使用する酸性反応剤及び酸性反応剤の製造方
法に関する。
〈発明の背景〉 水ガラス系薬液注入工法では元来は高アルカリ性の水ガ
ラスのゲル化・固結のためにはゲル化剤を使用する。こ
のようなゲル化剤は酸性反応剤と、アルミン酸ソーダの
如きアルカリ反応剤とに別けることができる。アルカリ
反応剤は、アルカリ性領域でのゲル化剤として使用され
、酸性反応剤はアルカリ性領域でのゲル化剤として使用
される場合と近年になって開発された中性−酸性領・域
でのゲル化のためのゲル化剤として使用される場合があ
る6 中性−酸性領域でゲル化させる方法は、水ガラスに酸性
反応剤を添加して中性−酸性領域で直接にゲル化させる
直接法と、水ガラスを一旦強酸性にして調製した酸性シ
リカゾル(酸性水ガラス)にアルカリ剤を添加して所定
のPI−1値においてゲル化させる間接法とに別けるこ
とができる。
この間接法においては、酸性シリカゾルの調製のために
酸性反応剤を使用しなければならない。
〈従来の技術〉 従来から用いられてきた酸性反応剤としては、硫酸、塩
酸、燐酸などの無機酸、重硫酸ソーダ、チオ燐酸ソーダ
などの酸性塩類、蟻酸、酢酸などの有機酸がある。
これらの酸性反応剤のうち、効力及び取り扱い上の問題
、更には環境保全及び経済性を考慮して、強酸性を呈す
る硫酸が多用されている。
然し乍ら、)l、SO4を10%以上(107g/Q以
上)含有する硫酸溶液は劇物に指定されており、その取
り扱い及び管理については法的な規制を受けることにな
る。従って、薬液注入工法の施工や建設現場で発生する
アルカリ廃液の処理に硫酸を用いる場合には上記の法的
な規制による制約がある。即ち、劇物を使用できない現
場での施工に際しては、予め劇物の指定範囲外であるH
、5o410%以下に調製しておいた硫酸を現場に運搬
して使用しなければならない。このため、現場から離れ
た場所に硫酸の稀釈のための設備を準備しなければなら
ず、設備費が嵩むばかりでなく運搬の費用も増す、更に
大きな問題点は、稀釈した硫酸は酸性反応剤としての効
力が低下すること間を要するうえに、溶解に際してガス
の発生に基因する臭気の問題が起こり、密閉状態のトン
ネル内などの現場では作業環境上の問題も起こる。冬本
発明は、上記のような従来技術の問題点の解決を意図す
るものである。
即ち1本発明は、  H,So4含有量が10%以下で
あり、しかも酸性反応剤として高い効力を持つ安価な酸
性反応剤溶液を提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明による酸性反応剤は、硫酸ナトリウムを稀釈した
硫酸水溶液に添加し溶解させて調製したものであること
と、下記の[A]及びCB]の閾条件を満足することを
特徴とする6条件[A]:硫酸の含有量が酸性反応剤溶
液1l当たり106g以下であること。
条件[8] :硫酸ナトリウムの添加量が酸性反応剤溶
液1l当たり120 g乃至480gの範囲内にあるこ
と。
本発明による酸性反応剤溶液は、水ガラス系注入薬液で
用いる酸性反応剤として使用できるばかりでなく、建設
工事で発生するアルカリ排水の中和処理にあたっても使
用できる。
本発明は、更に、上記の如き酸性反応剤溶液の製造方法
を提供するものである。本発明による酸性反応剤溶液の
製造方法は、攪はん手段を備えた耐酸性容器に所定量の
粉末状のNa、SO4を入れ、必要量の水を加え更にH
,SO,を添加し、混合物の温度を常温から100℃の
範囲に保ちつつ攪はん下で反応させた後に放冷すること
により、生成するNa1lSO4を晶出させることなく
溶解状態に保持したことを特徴とする。
即ち1本発明は硫酸含有量10%以上の硫酸水溶液に中
性の硫酸ソーダを加えると下記の反応により重硫酸ソー
ダと10%以下の硫酸とを含有する酸性反応剤溶液が得
られることにもとすくものである。
HzSO*  + Na5SO*  =  NaHSO
4−−−−−(1)上式(1)の反応により生成したN
aHSO,は高濃度でも結晶として析出することなく溶
解状態で液中に保持される。その結果、多量のNa、S
o。
を添加することが可能となり、極めて多量のNa2SO
4を含有する(II2So、換算で1l当たり約370
〜480g)酸性反応剤溶液を調製することができる。
これに対し、に2S04 も下記の式(2)に示される
反応によりKHSO3を生成するがKHSO3は常温(
30℃乃至0℃)における溶解度が比較的小さいために
(11□SO,換算で1l当たり約310〜102 g
)実用上のメリットが低い、  K、SO4はNa、 
SO4よりも高価であることも考慮して1本発明の技術
的範囲は硫酸と重硫酸ソーダ客噛癲キーポとの混合溶液
に限定した。
K、So4+・j4.so、 = KH3O,−−−−
−(2)なお1本明細書中で用いる「常温」という語句
は、夏季の最高気温から水又は水溶液の凝固点までの温
度を意味するものである。
上記(1)の反応を行なわせる装置は、特に限定される
ものではないが、本発明において好ましく使用される装
置を第1図に示しである。こので稀釈されている硫酸を
貯蔵・運搬するための第2の容器3からポンプ4により
管5を介して硫酸を導入する。モータ6により、攪はん
翼7を回転させて混合容器1の内部の液を攪はんして充
分に混合させて、所期の酸性反応剤溶液を調製する。
尚、材料の混合順序は、特に限定されず。
上記と逆の方法、即ち混合容器1に所定量の稀釈硫酸水
溶液を入れておき、これに硫酸ソーダ(粉末)を加えて
もよい、然し乍ら、短時間の間にできるだけ多量の硫酸
ソーダを硫酸に溶解させるためには、前記の如く、攪は
んにより粉末状の硫酸ソーダを水に分散させた状態の混
合物に硫酸を添加する方法のほうが好ましい。
製造時の水温は、溶解時間の短縮のためには高温度のほ
うがよいが、通常は室温から100℃の間の温度、好ま
しくは40〜60℃の範囲内の温度で調製する。
本発明で使用する硫酸は、予め水で稀釈された硫酸であ
るが、好ましくはH2SO,含有量が少なくとも20%
以上である。硫酸水溶液中に粉末状の硫酸ソーダを混入
する方法を採用した場合には、濃硫酸の使用は避けるべ
きである。
本発明の酸性反応剤溶液の製造に当たって添加する硫酸
ソーダの添加量は上式(1)の反応によって生成するN
aHSO,の水に対する溶解度で決まるm  Na H
SO4の水に対する溶解度は、水温に大きく左右される
が1本発明では酸性反応剤溶液が使用時の温度で液状を
保持することが必須の条件であることから、常温(20
〜30℃)において酸性反応剤溶液1l当たり約480
gを上限とした。
一方、硫酸ソーダの下限は、溶解度には関係なく定める
ことができるけれども、酸性反応剤としての効力の面か
ら、少なくとも17%硫酸の効力に相当する硫酸ソーダ
を添加する必要があり、1l当たり約120gのNa2
SO4を入れることが必須の要件となる。即ち、本発明
においては、硫酸ナトリウムの添加量が酸性反応剤溶液
1l当たり120g乃至480gの範囲内にあること(
条件[B] )が条件であり、この範囲内において硫酸
ソーダをできるだけ多量に含むものが好ましい。
本発明の酸性反応剤溶液中の硫酸の量は、劇物に指定さ
れた範囲外、即ち酸性反応剤溶液1l当たり107g以
下、であればよい。ゲル化剤としての効力の点からは勿
論H,So、分は多いほうがよいのは言うまでもない。
本発明による酸性反応剤溶液は、硫酸と硫酸ソーダとの
組合せによって調製されるが、本発明の酸性反応剤と同
じ成分を有し同一の効力が得られるものであればNa2
SO4以外の化合物を用いることもできる。
以上のようにして得られた本発明の酸性反応剤溶液の大
きな特徴は、これを水ガラスのゲル化剤として使用する
と酸性反応剤溶液製造時に用いた硫酸骨の効力に加えて
硫酸ナトリウムが此に見合った量の酸としての効力を発
揮することである。即ち1本発明の酸性反応剤溶液中に
含有される硫酸は10%以下であるにもかかわらず、多
量のNa2SO4を共存させであるために、単独ではゲ
ル化剤としての効力を持たない硫酸ソーダが言わばゲル
化助剤として作用し、硫酸単独で用いる場合に比し#効
力を持つゲル化剤となる。
従って、約10%の硫酸をゲル化剤として使用する場合
と比較すると、本発明により約10%の硫酸とQ当たり
約430gの硫酸ソーダとから調製された本発明の酸性
反応剤溶液を用いた場合には酸性反応剤の運搬量を約1
/4にてき又使用する容器等も小さくて済むため経済上
の効果を持つばかりでなく、非アルカリ系の間接法にお
いて高濃度のシリカゾルを製造できるという技術的効果
を期待できる。
方法において問題となっていた臭気(ガス)の発生がな
く、溶解に要する時間による作業時間のロスもない。
本発明の酸性反応剤溶液に、更に、酸性のアルミニウム
塩、例えば硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、明ば
ん等を加えることにより、更に少量の酸性反応剤の使用
でゲル化させることができる。
〈実施例〉 以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明する。
以下の使用した水ガラスはJIS3号品、硫酸は70.
7%の工業用希硫酸(1l当たり1150gのH2SO
4を含有)、硫酸ソーダは工業用、重硫酸ソーダはグラ
ウト用、硫酸アルミニウムは工業用8%溶液を使用した
−験−1−1〜8  び    1〜8ビーカー内に所
定量の硫酸ソーダ(粉末)と水を入れ60℃程度に温め
攪はん棒で攪はんしながら硫酸を加えて均一な液状にし
た後、60℃、30℃及び0℃の恒温そう中で24時間
保持した後の溶液の状態を表1に示す1表1の結果から
判るように、本発明の酸性反応剤溶液は常温(30〜0
℃)において完全な液状を保ち、11□S04分約17
%以上の範囲でのNa、 SO4混入量は酸性反応剤溶
液1l当たり約120〜480gであり、残留する硫酸
を10%以下としなからH2SO4分として約17〜3
4%(Q当たり約200〜430g)に相当する効力を
発揮していることが表1の結果から明らかである。
これに対し、82804分が10%以下の場合における
に、So4の混入可能量は常温範囲内ではQ当たり約1
30gに過ぎず(H,304分として約17%以下)実
用上大きな効力は得られないことが判る。尚、表1の実
施例2の酸性反応剤溶液について第1図に示す装置を用
い現場規模で本発明による酸性反応剤溶液を製造したが
実験室におけると同様の良好な結果が得られた。
(以下、余白) ’−−29〜19  び    9〜15表1に示す実
施例2及び6の酸性反応剤溶液と水ガラス溶液とを組み
合わせてアルカリ領域でゲル化させた結果を表2に示す
、(実施例9〜16及び実施例17〜19) 表2には、比較のために、実施例2及び6の酸性反応剤
溶液の製造時に使用したと同量の硫酸を用いた例を比較
例9〜12(硫酸:342mQ/Q)及び比較例13〜
15(硫酸:282mQ/Q)として示しである。
表2の結果から判るように、比較例よりも本発明の酸性
反応剤溶液(実施例)のほうが酸としての効力が若干大
きく、添加量が同じであればゲルタイムが短くなるとい
う興味ある知見が得られた。
又、酸性アルミニウム塩を含有する本発明による酸性反
応剤溶液は、更に酸としての効力が大きい。
(以下、余白) 去」し−1 実験−2で使用した本発明の酸性反応剤溶液(実施例2
の酸性反応剤溶液を使用)と比較例(硫酸のみを使用)
を実験−2の配合に準じて、直接法による中性−酸性領
域でゲル化させた場合のB液添加量とPH値との関係を
第2図にpH値とゲルタイムの関係を第3図に示した。
図面のグラフから1本発明の実施例を示す曲線のほうが
、比較例を示す曲線よりも傾斜が緩やかであり、少しで
はあるが、ゲルタイムの調整が容易であることが判る。
−−4−例20 び比  16) 実施例2の酸性反応剤溶液とこれに対応する量の硫酸を
単独使用した溶液(比較例)とを用いて非アルカリ系の
間接法の主材である酸性シリカゾルの製造をした例を示
す。
この結果から1強酸性のシリカゾルの製造に当たっては
、硫酸を単独で使用するほうが得策ではあるが1本発明
の酸性反応剤溶液を用いてシリカゾルを製造することも
できることが判る。
去1ビニi 実施例2の酸性反応剤溶液を使用して酸性シリカゾルを
製造した結果を表4に示す。
表4の結果から明らかなように、比較例の10%硫酸単
独の使用では高濃度のシリカゾル溶液の製造は不可能で
あり、従って高い強度を要求される場合の注入薬液を調
合できないという致命剤溶液は10%硫酸の約3.6倍
の効力を発揮しており、高濃度のシリカゾル溶液の製造
が可能と−なり、惹いては極めて高い強度を要求される
場合の注入薬液を調合できる。
(以下、余白) −1−6(比較例) 20OmQ入りのグラウトミキサー(回転数ニア5)を
用いて、従来から注入薬液で使用されて来ている重硫酸
ソーダ(NaHSO*・H,O1粉末)を夫々12kg
及び14kgミキサーに入れ水を加えて200Qとして
25℃に保ちつつ攪はんしたところ、何れも1分以内に
溶解したが、溶解時に悪臭を発した。
一方、水温を1℃としたときには、臭気は耐えられる程
度であったが、重硫酸ソーダの溶解に、夫々、約5分及
び11分を要した。
一般に、ミキサーを用いて注入現場で注入薬液を調合す
る場合、調合に要する時間は作業上極めて重要な要素と
なり、通常は1〜2分以内に調合を完了する必要がある
と考えられている。従って、従来法による重硫酸ソーダ
の現場での溶解使用は、特に冬期に多量の重硫酸ソーダ
を含有する配合の場合には施工上問題がある。
又、冬期において多量の重硫酸ソーダを水に溶解するこ
とは著しく困難であるため、粉末状の重硫酸ソーダを使
用して高濃度の酸性シリカゾルを調製することの困難性
は実験−5からも明らかであろう。
ヌ】レー灸 セメントを懸濁させてセメント粒子を沈降加えたところ
液のpHは7.8になった。
比較のために、10%硫酸水溶液を用いて同様の操作を
行なったところ、0.72 ffの使用で液のpH値は
7.2を示した。
去】ヒ1− 溶液0.30 Qを加えたところ液のpHは6.9にな
った・ 比較のために、10%硫酸水溶液を用いて同様の操作を
行なったところ、1.OQの使用で液のρ]1値は7.
1になった。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明の酸性反応剤溶
液は硫酸と硫酸ソーダとを組み合わせることにより、液
中に残留する硫酸分を10%以下にしながら、硫酸分1
7〜34%相当の効力を持ち常温で液状に保持できる。
本発明による酸性反応剤溶液は地盤注入工法においてゲ
ル化剤として使用できる外、建設工事で発生するアルカ
リ性廃水の中和処理材としても利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の酸性反応剤溶液の製造に用いる装置
を模式的に示す説明図である。 第2図は、本発明の実施例と比較例の 第3図は1本発明の実施例と比較例のPHとゲルタイム
の変化との関係を示すグラフである。 1:混合装置、    2:攪はん手段3:容器   
    4:ポンプ 5:管        6:モータ 7:攪はん翼 冨 1 口 懺 2島 B北(jOQ−也h11) P1″(

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水ガラスを主材とし、これに酸性反応剤を加えて
    アルカリ性領域又は中性−酸性領域でゲル化させる薬液
    注入工法において水ガラスをゲル化させるために用いる
    酸性反応剤溶液であって、前記酸性反応剤が硫酸ナトリ
    ウムを硫酸水溶液に添加・溶解させて成り、下記の[A
    ]及び[B]の両条件を満足することを特徴とする酸性
    反応剤溶液: 条件[A]:硫酸の含有量が酸性反応剤溶液1l当たり
    106g以下であること、 条件[B]:硫酸ナトリウムの添加量が酸性反応剤溶液
    1l当たり120g乃至480g の範囲内にあること。
  2. (2)更に1種又は2種以上の酸性アルミニウム塩を含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記
    載の酸性反応剤溶液。
  3. (3)建設工事で発生するアルカリ排水の中和処理のた
    めに用いる酸性反応剤溶液であって、前記酸性反応剤が
    硫酸ナトリウムを硫酸水溶液に添加・溶解させて成るこ
    とと、下記の[A]及び[B]の両条件を満足すること
    を特徴とする酸性反応剤溶液: 条件[A]:硫酸の含有量が酸性反応剤溶液1l当たり
    106g以下であること、 条件[B]:硫酸ナトリウムの添加量が酸性反応剤溶液
    1l当たり120g乃至480g の範囲内にあること。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項に記載の酸性反応剤溶
    液の製造方法であって、攪はん手段を備えた耐酸性容器
    に所定量の粉末状のNa_2SO_4を入れ、必要量の
    水を加え更にH_2SO_4を添加し、混合物の温度を
    常温から100℃の範囲に保ちつつ攪はん下で反応させ
    た後に放冷することにより、生成するNaHSO_4を
    晶出させることなく溶解状態に保持したことを特徴とす
    る方法。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項に記載の酸性反応剤溶
    液の製造方法であって、稀釈した硫酸溶液に粉末状のN
    a_2SO_4を添加し、混合物の温度を常温から10
    0℃の範囲に保ちつつ攪はん下で反応させた後に放冷す
    ることにより、生成するNaHSO_4を晶出させるこ
    となく溶解状態に保持したことを特徴とする方法。
JP8708586A 1986-04-17 1986-04-17 水ガラスのゲル化に用いる酸性反応剤溶液 Pending JPS62243676A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110330022A (zh) * 2019-07-08 2019-10-15 福建远翔新材料股份有限公司 一种发泡硅橡胶海绵用高分散二氧化硅的制备方法

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