JPS6224303A - 入出力モジユ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プログラマブルコントローラ（ＰＣ）に使用
される入出力モジュールに関する。

（従来の技術） ＰＣで使用される一般の入出力モジュールは、例えばＡ
ＣＩＯＯポルト出力モジュール、ＤＣ２４ポルト入力モ
ジュール、主軸アンプ制御信号線モジュールなどという
具合に、制御対象の機器により、またその信号内容に応
じて機能毎に独立のモジュールがＰＣのマザーボードに
挿入され、使用する外部入出力機器の種類に応じてモジ
ュールを使いわけるようにしていた。

（発明が解決しよラとする問題点） この種のＰＣは、数値制御装置（ＮＣ）とは別体に設け
られ、ＮＣと工作機械との間にあって種々の補助的な仕
事を専用に行なうためのマイクロプロセッサを備えてお
り、ＰＣとこれら工作機械本体、ＮＣ、あるいはその他
の周辺入出力ユニットなどの外部入出力機器とは互いに
多数の信号線で接続されている。ところが、工作機械の
主軸モータを制御する機能は、ＮＣから指令する部分と
、ＰＣから指令する部分とがあって、従来この主軸を制
御するためには、ＮＣとＰＣとを接続したうえで、ＰＣ
と主軸アンプとを専用のモジュールを介して接続し、さ
らにＮＣを独自の信号線によって主軸アンプと接続する
など、各ユニット間の東線は大変に複雑となり、ＰＣの
マザーボードへの各モジュールの装着においても、実装
作業に手間取るなどの問題点があった。

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、入力機能と
出力機能とを併せもつことにより、プログラマブルコン
トローラがその外部入出力機器を制御するにあたって接
続操作が容易に行なえる分線機能を有する入出カモジュ
ールを提供することを目的にしている。

（問題点を解決するための手段） 本発明の入出カモジュールは、マザーボードを介して数
値制御装置と工作機械との間を接続するプログラマブル
コントローラのマザーボードに装着される入出カモジュ
ールにおいて、前記数値制御装置の入出力線と接続され
る第１のコネクタと、この第１のコネクタから分線され
前記工作機械への制御指令信号線と接続される第２のコ
ネクタと、前記工作機械からの状態信号線と接続される
第３のコネクタとを具備してなるものである。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例を示す入出カモジュールの
構成説明図である。

ｌは、ＮＣのＩ１０インタフェイス、２は、ＰＣのマザ
ーボード、３は、工作機械の主軸アンプである。入出カ
モジュール４は、ＮＣの入出力線５と接続される２０ピ
ンの第１のコネクタＣ１と、この第１のコネクタＣ，か
ら分線されて結線され、工作機械への制御指令信号線６
と接続される５０ピンの第２のコネクタＣ２と、第１の
コネクタＣ１と結線され、工作機械からの状態信号線７
と接続される２０ビンの第３のコネクタＣ３とを有し、
ＰＣのマザーボード２の所定位置に実装されるものであ
る。

上記ＰＣのマザーボード２上には、第２図に示されるよ
うに種々の補助的な仕事を行なわせる入出カモジュール
Ｍ１．Ｍ２．１１・・Ｍｎを取り付けて、工作機械など
の制御対象を制御するようにしている０例えば、カード
Ｍ、はＡＣ１００ポルト入カモジュール、カードＭ２は
ＡＣ１００ポルト出カモジュール、カードＭ３はＤＣ２
４Ｖ入カモジュール、カードＭｎはＤＣ２４Ｖ出カモジ
ュールというように、システムに応じてマザーボード上
でカードを差しかえて所定のシーケンス制御を行なうよ
うにしている。

マザーボードのスロット位置ＳＬ、、・・・ＳＬｎと、
そこに差しこまれた入出カモジュールが占有するメモリ
上の位置とは、ｌ対ｌに対応して決定され、入出カモジ
ュールＭｌ　、Ｍ２　、Ｍ３・−はメモリの所定領域に
おいて、上から順番に記憶されるようになっている。ま
た他の方法として、各入出カモジュールにアドレス設定
スイッチを設け、アドレスが決定される場合もある。し
かし、いずれも従来のマザーボード上に装着される入出
カモジュールには、１枚のカードで入出力機能を併せも
つモジュールはなかったが、本発明の入出カモジュール
４を使用し、マザーボード２を介してＮＣと工作機械と
を接続すれば、入出力線５から主軸アンプ３への指令電
圧を受けとり、第１のコネクタＣ！から分線された第２
のコネクタＣ２から、ＰＣの回転指令やオリエンテーシ
ゴン指令などとともに、制御指令信号線６を介して主　
　　　　□軸アンプ３に供給できる。そして、主軸アン
プ３からのアラームなどのコード信号は、状態信号線７
、第３のコネクタＣ５，第２のコネクタＣ２を介してＮ
Ｃ側のインタフェイスｌにフィードバックされる。

第３図は、　ＣＮ　Ｃ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒｉｚｅｄ’Ｎ
　Ｃ）との接　　　　□続の概略を示す図で、本発明の
入出カモジュールを使用して主軸モータ８を制御する場
合には、ＣＰＵ９のコモンバスｌＯと位置制御装置１１
とは　　　　　゛直接に接続する必要はなく、ＰＣｌ３
を介してＮＣが主軸アンプ１３を制御する構成になる。

このように、分線機能を有するモジュールを使用するこ
とにより、主軸を制御するためのＮＣからの信号も、Ｐ
Ｃからの信号も１つの入出力機能を持つモジュールを介
してやりとりすることができ、各ユニットを接続するた
めに複雑な東線を用意しなくてもすむ。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、工
作機械の種類に応じて対応するモジュールが使用される
など、種々に変形して実施し得ることはいうまでもない
。

（発明の効果） 上述したように本発明によれば、入力機能と出力機能と
を併せもつことにより、プログラマブルコントローラが
その外部入出力機器を制御するにあたって接続操作が容
易に行なえる分線機能を有する入出カモジュールを提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明する入出カモジュール
の構成説明図、第２図はマザーボードの一例を示す斜視
図、第３図は本発明の入出カモドアジュールを使用した
場合のＣＮＣとの接続の概略を示すブロック図である。 ２・・・マザーボード、４・・・入出カモジュール、Ｃ
１、Ｃ２，Ｃ３・・・第１．第２．第３のコネクタ。 特許出願人　ファナック株式会社 代　　理　　人　　弁理士　　辻　　　　　實第１図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）マザーボードを介して数値制御装置と工作機械と
   の間を接続するプログラマブルコントローラのマザーボ
   ードに装着される入出力モジュールにおいて、前記数値
   制御装置の入出力線に接続可能な第１のコネクタと、こ
   の第１のコネクタから分線され、前記工作機械への制御
   指令信号線に接続可能な第２のコネクタと、前記第１の
   コネクタと結線され、前記工作機械からの状態信号線に
   接続可能な第３のコネクタとを具備してなることを特徴
   とする入出力モジュール。
2. （２）前記第２のコネクタは、前記入出力モジュールが
   マザーボードの所定位置に装着されると、前記プログラ
   マブルコントローラの所定出力線と接続される構成を有
   することを特徴とする前記特許請求の範囲第１項に記載
   の入出力モジュール。