JPS62242869A - 絶縁物の劣化測定監視装置 - Google Patents

絶縁物の劣化測定監視装置

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JPS62242869A
JPS62242869A JP8605186A JP8605186A JPS62242869A JP S62242869 A JPS62242869 A JP S62242869A JP 8605186 A JP8605186 A JP 8605186A JP 8605186 A JP8605186 A JP 8605186A JP S62242869 A JPS62242869 A JP S62242869A
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JP
Japan
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cable
deterioration
current comparator
output
cables
Prior art date
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Application number
JP8605186A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Asai
博文 浅井
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SOKEN DENKI KK
Original Assignee
SOKEN DENKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電力用ケーブル、特に導体外装ケーブルの絶
縁劣化或は異常を測定又は常時監視する装置に関する。
送配電用の高圧ケーブル網は適当長さのケーブルが直列
又は分岐して接続され、各ケーブルのシースが独立して
接地されているのがJi通である。而して従来は活線ケ
ーブルの絶縁性能又は絶縁劣化の進行を検知する有効な
手段は知られていない。
本発明はケーブル網において相隣接する二つのケーブル
のシース電流(接地電流)の差を電流比較器によって検
出して各ケーブルの絶縁性能変化を常時監視できると共
に各ケーブルのtanδの絶t、J値をも測定できる電
カケープルの常時監視装置を提供するものである。
第1図は、本発明の基本的構成図であって、高電圧(e
)が供給されているケーブルの導体(1)の接続点(j
)において各ケーブルC,、C2のシース(2)からの
接3′!!!線(3)(4)に電流比較器(5)を介装
接続する。
電流比較器(5)は、高透磁率のりングコア(8)に巻
数N、、N2と出力巻線Ndが巻回されて構成されてい
るものであってそれ自体公知のものである。
而して巻線N、、N、は、逆極性に巻回され、設置当初
において出力巻数Ndにシース電流の差に基く電圧を出
力しないような巻数割合即ちT、 N1= I、 N2
の関係が得られる巻数割合で巻回されている。
図においてケーブルC5,C2のtanδを夫々tan
δ5、 tanδ2とすると、 1、 = 1.(1+ jtanδ、)■、= 1.(
1+ jtanδ、り で表される。
布設直後の新らしいケーブルの tanδは同等である
からI、−12娩Q、従ってEgζOである。
使用中いずれかのケーブルの絶縁性能に変化を生ずると
I6、又は■2が変化して巻線Ndには、jN、 I、
 tanδ1−jNzlztanδ工に比例したEgが
出力される。一般に tanδは絶縁物の劣化と共に増
大し少さくなることはないから、 Egの発生原因はt
anδ5、又はtanδ2のいずれかが大きくなった結
果であると考えられる。
従ってこの出力を警報信号として例えば変電所の監視装
置を作動させることができる。
出力信号Egの絶対値は少さく従ってこれを確実に遠方
に伝送するための一例として図の如く整流器などの交−
直変換器(7)によって直流出方と51.+7)出力を
いペル設定器(8)の設定電圧と比較器(9)によって
比較しリレー又はフォトカブラ(lO)を作動させてO
N、OFF信号として伝送してもよい。
この場合において電流比較器出力Eg又はON。
OFF信号を遠距離伝送するには電源が必要であるがケ
ーブル布設場所には低電圧源がないのが普通である。
第2図は自給′M、源装置を附加した例であって。
電流比較器の二次側接地線間に3巻線変流器(10)を
介装し、その出力巻線Pから電流1oを得るものである
この変流器は二つの人力巻線M1とN2が同方向に巻か
れ他方端子が接地される。而してその巻数は同数である
から各コイル間端子電圧(対地電圧)E、 = E、で
あって各入力端子の電位は同電位であるから電流変流器
(5)からみた場合、これらの入力端子間が接続されて
いるのと同じであリシース電流!、と■2を比較する上
で何ら障害にならない。
而して出力巻線Pには(1,+ I、)に比例した電流
1oが得られ1#Raの電力を得ることができ電流比較
器からの出力情報を伝送器(図示せず)から遠方の監視
地点まで送出できるのである。
更にこの場合においては、演算増幅器等を利用した電流
比較器等即ち、電源を必要とする他の電流比較器を使用
することが可能になる。
第3図は上記装置を応用し活線ケーブル網における各ケ
ーブルの性能変化の常時監視と各ケーブルのtanδを
測定する装置の構成図である。
水装置において電流比較器(5)は、各ケーブルC,,
C2・・・の接続部(丁)において隣接する両ケーブル
の各端部Tからの設置線(3) (4)に開閉器S又は
Rを介して接続されている。
開閉器SとRは、ケーブル網において各接続点毎に交互
に設けられ、それらは同時に閉成されないようにされて
いる。
図の如く、スイッチ4’t、 Sに属する各スイッチが
開かれ、スイッチ群Rに属するスイッチが閉じられてい
る状態では、ケーブルCIと02のシース電流が電流比
較器(5−1)によって比較され、ケーブルC3とC4
のシース電流が電流比較器(5−3)によって比較され
てその出力が監視装置に入力されてケーブルの常時監視
が可能である。
この監視状態で各ケーブルのシースff流が夫々等しけ
れば各′宅流検出器の出力は得られず従って一応正常状
態にあるものと推定しうる。
しかしながらこの判定は隣接ケーブルの相対比較に基〈
ものであるからそれらのケーブルが同時に同程度の劣化
を生じた場合は(このような場合は昂れである)#これ
を検知できないことになる。
そこで、定期的にRとSを切換えて比較対象を変更する
と同時に第1のケーブルC6の tanδをケーブル1
網の端部例えば変電所構内に設置した標準コンデンサS
Cと′電流比較器(5−0)によって測定する。(電気
学会編;高電圧試験ハンドブック2374〜375参照
) この電流比較器の人力a線数は同数であり、他の公知の
janδA111定装置でもよい。
Jlll定の直前まで第1ケーブルCと第2ケーブルC
2とは異常でなく、そのシース?ff 論値は等しかっ
たのであるから、C2の tanδは今Δ14定したC
1のjanδ等しいと判断できる。
この状態において第3のケーブルC3は(その直前まで
第4のケーブルC4と接続されていた)第2のケーブル
C2と接続されて比較されるからこの状態で出力電流を
生じないならこの第3のケーブルC3のtanδも第1
のケーブルのそれ番と等しl、%ものと判定できる。
この場合にEgが検出されたとすれば第3のケーブルC
Jの絶縁劣化が進行したものと判断でき第4のケーブル
C1も要注意となる。
以下このようにして各ケーブルの tanδの間接(比
較)測定を変電所等の1個所で集中して行なうことがで
きるのである。
以上は本発明をケーブル網に適用した場合について説明
したが、本発明は同種の二以上の絶縁物の絶縁劣化の監
視又は測定にも応用できること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置をケーブル接続個所に接続した基
本回路図、第2図は自給電源装置を附加した本発明装置
の構成図、第3図はケーブル網の監視測定の概要構成図
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活線ケーブル網において、ケーブル接続点の相隣
    接するケーブルシースの夫々の接地線間に、当初の差出
    力を零に設定した電流比較器を介装し、その差出力を検
    知して絶縁劣化の進行を知ることを特徴とする絶縁物の
    劣化測定監視装置。
  2. (2)活線ケーブル網において、ケーブル接続点の相隣
    接するケーブルシースの夫々の接地線間に、当初の差出
    力を零に設定した電流比較器と2つの入力巻線回数を同
    数にした3回線変流器を自給電源装置として直列に介装
    接続し、前記電流比較器からの差出力によって絶縁劣化
    の進行を知ると共に前記電源装置から前記検知出力の増
    幅又は変換等に要する電力を得るようにしたことを特徴
    とする絶縁物の劣化測定監視装置。
  3. (3)活線ケーブル網において、ケーブル接続点の相隣
    接するケーブルシースの夫々の接地線間に、当初の差出
    力を零に設定した電流比較器を夫々一対のスイッチを介
    して接続すると共に前記ケーブル網の端部においてはケ
    ーブル導体にスイッチを介して標準コンデンサを接続し
    当該標準コンデンサの接地線及び前記ケーブルシースの
    接地線の夫々に他の電流比較器を接続して構成され、常
    時においては前記一対のスイッチが一つおきに投入され
    た状態で各ケーブルの絶縁性能が監視され、随時前記一
    対のスイッチが切換え投入されると共に前記端部のスイ
    ッチが投入されて各ケーブルのtanδを比較測定する
    ことを特徴とする絶縁物の劣化測定監視装置。
JP8605186A 1986-04-16 1986-04-16 絶縁物の劣化測定監視装置 Pending JPS62242869A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267971A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力ケーブル又は電力ケーブル線路の部分放電検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0267971A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力ケーブル又は電力ケーブル線路の部分放電検出方法

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