JPS62242447A - ト−ン信号検出装置 - Google Patents
ト−ン信号検出装置Info
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- JPS62242447A JPS62242447A JP8499886A JP8499886A JPS62242447A JP S62242447 A JPS62242447 A JP S62242447A JP 8499886 A JP8499886 A JP 8499886A JP 8499886 A JP8499886 A JP 8499886A JP S62242447 A JPS62242447 A JP S62242447A
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- tone
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- signal
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Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は単一周波数トーン信号の時間的組合わせを用い
て情報伝送を行うトーン伝送システムに使用されるトー
ン信号検出装置の小形化と経済化に関するものである。
て情報伝送を行うトーン伝送システムに使用されるトー
ン信号検出装置の小形化と経済化に関するものである。
(従来の技術)
トーン伝送による制御、監視情報の伝送はデータ伝送に
比べて情報の伝送速度が低い、すなわち単位時間当たり
の伝送情報量が少ないという欠点とは逆に、回線雑音耐
力が大きく、高信頼度の情報伝送が得られるという特長
があり、無線通信機用のトーンスケルチ方式など各種の
制御監視システムに利用されている。
比べて情報の伝送速度が低い、すなわち単位時間当たり
の伝送情報量が少ないという欠点とは逆に、回線雑音耐
力が大きく、高信頼度の情報伝送が得られるという特長
があり、無線通信機用のトーンスケルチ方式など各種の
制御監視システムに利用されている。
特に単一周波数トーン信号の時間的組合せによる情報の
伝送は、モデムによるデータ伝送と同様回線のグイナミ
ソクレンジの有効利用が可能で、多周波トーン同時伝送
と共に広く応用されている。
伝送は、モデムによるデータ伝送と同様回線のグイナミ
ソクレンジの有効利用が可能で、多周波トーン同時伝送
と共に広く応用されている。
その−例としてEIA規格のCTCSS(Contin
uousTone−Controlled 5quel
ch Systems)がある。
uousTone−Controlled 5quel
ch Systems)がある。
さてトーン信号の検出装置として従来はアクティブフィ
ルタやスイッチドキャパシタフィルタを使用するもの、
A/D変換を使用したディジタル信号処理を行うディジ
タルフィルタや離散的フーリエ変換を利用するもの等が
知られている。しかしこのうちアクティブフィルタやス
イッチドキャパシタによる方法では、使用される周波数
の種類(CTCSSではA群17波、8群16波、0群
4波計37波)が多くなると回路規模が大きくなり高価
になってくる。またディジタル信号処理によるものは検
出パラメータを可変にできるため周波数の種類が多いこ
とには対応できるが、A/D変換を必要とし、ディジタ
ル数値化された情報の高速処理機能をになうため、一般
にはシグナルプロセッサを用いている。しかしその消費
電力は市販のCMO5LSIに比べて現在のところ著し
く大きく、電池を電源とする装置には不適当である。
ルタやスイッチドキャパシタフィルタを使用するもの、
A/D変換を使用したディジタル信号処理を行うディジ
タルフィルタや離散的フーリエ変換を利用するもの等が
知られている。しかしこのうちアクティブフィルタやス
イッチドキャパシタによる方法では、使用される周波数
の種類(CTCSSではA群17波、8群16波、0群
4波計37波)が多くなると回路規模が大きくなり高価
になってくる。またディジタル信号処理によるものは検
出パラメータを可変にできるため周波数の種類が多いこ
とには対応できるが、A/D変換を必要とし、ディジタ
ル数値化された情報の高速処理機能をになうため、一般
にはシグナルプロセッサを用いている。しかしその消費
電力は市販のCMO5LSIに比べて現在のところ著し
く大きく、電池を電源とする装置には不適当である。
・(発明の具体的な目的)
本発明は前記従来の装置の欠点を取除くために行ったも
ので、使用する周波数の種類にかかわらず周波数に対応
したパラメータ設定が容易であること、市販のCMO5
論理ICを使用した簡易な回路で実現でき、ゲートアレ
イ化が容易で低消費電力化に適すること、装置のほとん
どの部分を1個の汎用1チツプマイクロコンピユータに
よってソフトウェア化できること等が目的である。
ので、使用する周波数の種類にかかわらず周波数に対応
したパラメータ設定が容易であること、市販のCMO5
論理ICを使用した簡易な回路で実現でき、ゲートアレ
イ化が容易で低消費電力化に適すること、装置のほとん
どの部分を1個の汎用1チツプマイクロコンピユータに
よってソフトウェア化できること等が目的である。
(発明の構成)
第1図は本発明を実施したトーン信号検出装置の構成例
図である。図中の記号1はレベル比較器で、アナログ信
号人力を基準電位(アース)と比較して“l”と“0”
の2値信号に変換する。INはトーン信号入力、Poは
2値に変換された整形出力である。2はD形フリップフ
ロップ(D −F F)で、PINを入力し、これをサ
ンプルホールドする。
図である。図中の記号1はレベル比較器で、アナログ信
号人力を基準電位(アース)と比較して“l”と“0”
の2値信号に変換する。INはトーン信号入力、Poは
2値に変換された整形出力である。2はD形フリップフ
ロップ(D −F F)で、PINを入力し、これをサ
ンプルホールドする。
CLKはクロック信号で、その立上り時点でサンプリン
グタイミングを与える。その周波数は検出すべきトーン
信号(以下希望トーンという)の4倍に設定する。P、
はD−FF2のサンプルホールド出力、3はグレイコー
ド発生器で、CLKを入力しその立上り時点毎に変化す
る2ビットのグレイ(Gray)コード出力Px、Py
を発生する。その入出力タイミングは発生器のタイムチ
ャートである第2図によって説明する。
グタイミングを与える。その周波数は検出すべきトーン
信号(以下希望トーンという)の4倍に設定する。P、
はD−FF2のサンプルホールド出力、3はグレイコー
ド発生器で、CLKを入力しその立上り時点毎に変化す
る2ビットのグレイ(Gray)コード出力Px、Py
を発生する。その入出力タイミングは発生器のタイムチ
ャートである第2図によって説明する。
第2図において横軸は時間の経過を表し、左端の記号C
LK、Pつ、Pyはグレイコード発生器の人、出力信号
であることは第1図に示す通りである。右端の1と0は
各信号の2値状態を示している。CLKの1周期は希望
トーンの周期Tに対して前記の設定からT/4となり、
CLKの1つの立上りから次の立上りまでのT/4の時
間区間毎にグレイコード出力Pイ、P7の状態が確定す
る。このPX、P、の各区間毎の組合わせを(pX。
LK、Pつ、Pyはグレイコード発生器の人、出力信号
であることは第1図に示す通りである。右端の1と0は
各信号の2値状態を示している。CLKの1周期は希望
トーンの周期Tに対して前記の設定からT/4となり、
CLKの1つの立上りから次の立上りまでのT/4の時
間区間毎にグレイコード出力Pイ、P7の状態が確定す
る。このPX、P、の各区間毎の組合わせを(pX。
py)と置くと、これは図示のように(1,1)−(0
゜1)−(0,0)−(1,Q)−(1,1)・〜・・
・のように変化し、いずれの遷移もハミング距離が1ビ
ットであるというグレイコード特有の性質を持っている
。さらにPxとPvの極性に着目するとこれらはそれぞ
れ第2図の第4.第5各段に破線で示した/fcos(
2fft/T)およびdstn (2πt /T)曲
線の時刻t−(2n−1)T/8 (nは時系列番号で
正の整数)における値(+1)に対してl″→+l、
“0”−−1の1対1写像関係が成立する。
゜1)−(0,0)−(1,Q)−(1,1)・〜・・
・のように変化し、いずれの遷移もハミング距離が1ビ
ットであるというグレイコード特有の性質を持っている
。さらにPxとPvの極性に着目するとこれらはそれぞ
れ第2図の第4.第5各段に破線で示した/fcos(
2fft/T)およびdstn (2πt /T)曲
線の時刻t−(2n−1)T/8 (nは時系列番号で
正の整数)における値(+1)に対してl″→+l、
“0”−−1の1対1写像関係が成立する。
第1図に戻って4と5は排他的負論理和回路(EX−N
ORゲート)で、その1人力はいずれもサンプルホール
ド出力P、であり、他の1人力はそれぞれPにおよびR
7である。ここで+1゜−1の乗算は24m論理値“l
”、“0”の排他的負論理和と同値であるから、ゲート
4と5はそれぞれP、とR8およびP、とPVの+1.
−ルヘルでの乗算処理に相当する機能を有し、その出力
U D XおよびU D vは乗算結果の2値論理値“
l”。
ORゲート)で、その1人力はいずれもサンプルホール
ド出力P、であり、他の1人力はそれぞれPにおよびR
7である。ここで+1゜−1の乗算は24m論理値“l
”、“0”の排他的負論理和と同値であるから、ゲート
4と5はそれぞれP、とR8およびP、とPVの+1.
−ルヘルでの乗算処理に相当する機能を有し、その出力
U D XおよびU D vは乗算結果の2値論理値“
l”。
O”への写像となる。
6と7はアップダウンカウンタで、それぞれEX−NO
Rゲート4,5の出力U DX 、 U Dvをアップ
ダウン制御人力U/Dとする。8はインバータでクロッ
ク信号CLKを入力し、この反転値CLKをアップダウ
ンカウンタ6.7のカウントクロック入力とする。この
結果6と7はCLKの立上り時点(=CLKの立下り時
点)にそれぞれ確定しているEX−NORゲート4.5
の出力U DX 、 U Dvの状態に従って、これ
らが“l”のとき+1のアンプカウントを、“0”のと
き−1のダウンカウントをそれぞれ行う。XとYはそれ
ぞれカウンタ6と7のカウント(ディジタル数値)出力
である。また9は判定回路で、希望トーン信号の有無を
判定する、すなわちカラン+−x、yおよびクロックC
LKを入力し、その周期T/4の所定の複数倍区間(以
下識別周期と言う)毎に、X、Yのそれぞれの値からこ
れらの自乗和を算出し、これと所定のしきい値(以下識
別しきい値という)とを比較する機能や、識別周期と識
別しきい値を後述する方法によって変化させる機能を備
えていて、これらを使用して希望トーンの受信開始時と
終了時の応答時間の短いトーン検出動作を行う。この判
定回路9の出力信号DETはその検出出力で、状態“1
”では検出あり、状態“0”では検出なしをそれぞれ示
している。またRは9よりのリセットパルス信号出力で
、前記の識別周期毎にアップダウンカウンタ6と7を初
期値(カウントゼロ)にリセットするため6と7のリセ
ット入力Rに接続される。
Rゲート4,5の出力U DX 、 U Dvをアップ
ダウン制御人力U/Dとする。8はインバータでクロッ
ク信号CLKを入力し、この反転値CLKをアップダウ
ンカウンタ6.7のカウントクロック入力とする。この
結果6と7はCLKの立上り時点(=CLKの立下り時
点)にそれぞれ確定しているEX−NORゲート4.5
の出力U DX 、 U Dvの状態に従って、これ
らが“l”のとき+1のアンプカウントを、“0”のと
き−1のダウンカウントをそれぞれ行う。XとYはそれ
ぞれカウンタ6と7のカウント(ディジタル数値)出力
である。また9は判定回路で、希望トーン信号の有無を
判定する、すなわちカラン+−x、yおよびクロックC
LKを入力し、その周期T/4の所定の複数倍区間(以
下識別周期と言う)毎に、X、Yのそれぞれの値からこ
れらの自乗和を算出し、これと所定のしきい値(以下識
別しきい値という)とを比較する機能や、識別周期と識
別しきい値を後述する方法によって変化させる機能を備
えていて、これらを使用して希望トーンの受信開始時と
終了時の応答時間の短いトーン検出動作を行う。この判
定回路9の出力信号DETはその検出出力で、状態“1
”では検出あり、状態“0”では検出なしをそれぞれ示
している。またRは9よりのリセットパルス信号出力で
、前記の識別周期毎にアップダウンカウンタ6と7を初
期値(カウントゼロ)にリセットするため6と7のリセ
ット入力Rに接続される。
第3図は前記判定回路9の回路構成の一例図である。こ
の図において91は自乗加算器で、前記のカウンタのカ
ウント値XとYを入力し、xZ + YZを出力する。
の図において91は自乗加算器で、前記のカウンタのカ
ウント値XとYを入力し、xZ + YZを出力する。
これはROM(リードオンリメモリ)を用いたテーブル
による公知の方法で容易に実現できる。92は2つのデ
ィジタル数の比較器、93は2つのディジタル数の一方
を選択する切替ゲートである。比較器92は自乗加算器
91の出力XZ +Y2と切替ゲート93の出力Z2と
を比較して出力Cを発生する。ここでCはxZ + Y
2≧Z2のとき“1”を、X X + y ! <
z tのとき03となるものとする。さらに切替ゲート
93への入力Z2工と22Lはあらかじめ定められる2
つのディジタル定数で、;いずれも前記識別しきい値の
高、低値にそれぞれ相当する。またQは切替制御信号で
、Q=“0”のとき出力Z2はZtLに、Q=“1”の
とき出力Z2はZへとなる。
による公知の方法で容易に実現できる。92は2つのデ
ィジタル数の比較器、93は2つのディジタル数の一方
を選択する切替ゲートである。比較器92は自乗加算器
91の出力XZ +Y2と切替ゲート93の出力Z2と
を比較して出力Cを発生する。ここでCはxZ + Y
2≧Z2のとき“1”を、X X + y ! <
z tのとき03となるものとする。さらに切替ゲート
93への入力Z2工と22Lはあらかじめ定められる2
つのディジタル定数で、;いずれも前記識別しきい値の
高、低値にそれぞれ相当する。またQは切替制御信号で
、Q=“0”のとき出力Z2はZtLに、Q=“1”の
とき出力Z2はZへとなる。
94はD−FFで比較器出力Cを入力してサンプルホー
ルドする、このホールド出力はトーン検出出力DETと
なる。
ルドする、このホールド出力はトーン検出出力DETと
なる。
95と96はタイマー回路で、クロックCLKを入力し
てその立上りの回数をカウントし、それぞれがあらかじ
め定めであるN、個およびNL個をカウントしたとき短
時間のタイムアツプパルス信号TUHおよびTULを出
力する、このうちTU。
てその立上りの回数をカウントし、それぞれがあらかじ
め定めであるN、個およびNL個をカウントしたとき短
時間のタイムアツプパルス信号TUHおよびTULを出
力する、このうちTU。
はD−FF94のサンプリングタイミング人力CKとな
る@ THr TLをタイマー回路95.96それぞ
れのタイマ一時間とすれば、T、I=T/4N、。
る@ THr TLをタイマー回路95.96それぞ
れのタイマ一時間とすれば、T、I=T/4N、。
T L = T / 4 N Lとなり、いずれも前記
の識別周期を与える。
の識別周期を与える。
97はR3形フリップフロップ(RS −F F)、9
8はANDゲート、99はEX−ORゲートである。
8はANDゲート、99はEX−ORゲートである。
R3−FF97はタイムアツプパルス信号TU工により
リセットされ、このとき出力Qは“0”、Qは1″とな
る。またANDゲートの出力によってセットされ、この
とき出力Qは“1″、Qは0”となる。出力Qは前記切
替ゲート93の切替制御信号になると共にタイマー回路
96のりセント端子Rにも入力し、Q=“1″のときタ
イマー回路96の動作を禁止しかつ初期化する。他方出
力dはタイマー回路95のリセット端子Rへ入力され、
Q=“1”のときにはタイマー回路95の動作を禁止し
かつ初期化する。
リセットされ、このとき出力Qは“0”、Qは1″とな
る。またANDゲートの出力によってセットされ、この
とき出力Qは“1″、Qは0”となる。出力Qは前記切
替ゲート93の切替制御信号になると共にタイマー回路
96のりセント端子Rにも入力し、Q=“1″のときタ
イマー回路96の動作を禁止しかつ初期化する。他方出
力dはタイマー回路95のリセット端子Rへ入力され、
Q=“1”のときにはタイマー回路95の動作を禁止し
かつ初期化する。
ANDゲート98の一方の入力はタイマー回路96のタ
イムアツプパルス信号TU、、もう一方の入力はEX−
ORゲート99の出力である。EX−ORゲート99の
一方の入力は検出出力DETであり、他方の入力は比較
器92よりの比較出力Cである。910はORゲートで
、95.96よりのタイムアツプパルス信号TUH,T
ULのいずれかにパルス信号が出力されたとき前記のリ
セットパルス信号Rを出力する。
イムアツプパルス信号TU、、もう一方の入力はEX−
ORゲート99の出力である。EX−ORゲート99の
一方の入力は検出出力DETであり、他方の入力は比較
器92よりの比較出力Cである。910はORゲートで
、95.96よりのタイムアツプパルス信号TUH,T
ULのいずれかにパルス信号が出力されたとき前記のリ
セットパルス信号Rを出力する。
以上述べた第3図の判定回路を含む第1図の装置は、希
望トーン信号の周波数の4倍の周波数であるクロック信
号CLKに相当する割込みタイミングを発生できるプロ
グラマブルタイマやレベル比較器を内蔵した市販の1チ
ツプマイクロコンピユータを使用することにより、ソフ
トウェアで容易に実現できる。
望トーン信号の周波数の4倍の周波数であるクロック信
号CLKに相当する割込みタイミングを発生できるプロ
グラマブルタイマやレベル比較器を内蔵した市販の1チ
ツプマイクロコンピユータを使用することにより、ソフ
トウェアで容易に実現できる。
(発明の動作)
第1図と第3図によって構成を示した本発明のトーン信
号検出装置の動作を第4図と第5図を用いて次に説明す
る。
号検出装置の動作を第4図と第5図を用いて次に説明す
る。
第4図は第1図中のアップダウン(U/D)カウンタ6
と7のカウントクロックCLK入力の立上り回路Nに対
する第3図判定回路中の自乗加算器の自乗和X2+Y!
の変化を示した特性図であり、横軸にはN、縦軸にはX
t + Y!を対数目盛でとっている。
と7のカウントクロックCLK入力の立上り回路Nに対
する第3図判定回路中の自乗加算器の自乗和X2+Y!
の変化を示した特性図であり、横軸にはN、縦軸にはX
t + Y!を対数目盛でとっている。
第2図によって既に説明したように、第1図のEX−N
ORゲート4と5は、それぞれ入力信号の2値化整形出
力P4のサンプルホールド信号P。
ORゲート4と5は、それぞれ入力信号の2値化整形出
力P4のサンプルホールド信号P。
とグレイコード発生器3の出力P、およびPvとの+1
.−ルベルでの乗算処理に相当しており、P、とPKあ
るいはP、とPYが同符号のときゲート4,5の出力U
D、、UDVは“1”すなわちU/Dカウンタ6.7は
アップカウントモードとなり、異符号のときはUDX、
UDllは“0”でダウンカウントモードになる。従っ
てCLKの立上り回数NのうちU/Dカウンタ6のアッ
プカウント回数およびダウンカウント回数をそれぞれN
、Iu、NXDとし、U/Dカウンタ7のアップカウン
ト回数およびダウンカウント回数をそれぞれNVLl+
I”lyeとすると次の関係が成立し、N =NXL
I + NXD= Nvu + Nvo −・−−−
−−−−−・・−(1)X = N 110 N X
D =−−−−−−−−−−−・−−−−−−
−−(2)Y ”= N vu N vo
−−−−−−−−−−−=−・−=−=−(3)Xおよ
びYはそれぞれP、とPXおよびP、とP7とのN回カ
ウント(する)区間の2値レベル上の乗算による積算値
、すなわち時間相互相関値になっている。よってX t
+ Y tはN回カウント区間の相関自乗和となり、
Nは時間相互相関値X、 Yを得る積算回数と考えられ
る。
.−ルベルでの乗算処理に相当しており、P、とPKあ
るいはP、とPYが同符号のときゲート4,5の出力U
D、、UDVは“1”すなわちU/Dカウンタ6.7は
アップカウントモードとなり、異符号のときはUDX、
UDllは“0”でダウンカウントモードになる。従っ
てCLKの立上り回数NのうちU/Dカウンタ6のアッ
プカウント回数およびダウンカウント回数をそれぞれN
、Iu、NXDとし、U/Dカウンタ7のアップカウン
ト回数およびダウンカウント回数をそれぞれNVLl+
I”lyeとすると次の関係が成立し、N =NXL
I + NXD= Nvu + Nvo −・−−−
−−−−−・・−(1)X = N 110 N X
D =−−−−−−−−−−−・−−−−−−
−−(2)Y ”= N vu N vo
−−−−−−−−−−−=−・−=−=−(3)Xおよ
びYはそれぞれP、とPXおよびP、とP7とのN回カ
ウント(する)区間の2値レベル上の乗算による積算値
、すなわち時間相互相関値になっている。よってX t
+ Y tはN回カウント区間の相関自乗和となり、
Nは時間相互相関値X、 Yを得る積算回数と考えられ
る。
いまトーン信号入力INの時間波形r工(1)を周波数
fのトーン信号とし r 、 M(t) = A cos (2πf t +
a ) −−−−−−−−−(4)A〉0.αは
初期位相とすると、第1図の構成においてPいの時間波
形の“0”、“1”を−1゜+1に写像したときの波形
P+5(t)は次のようになる。
fのトーン信号とし r 、 M(t) = A cos (2πf t +
a ) −−−−−−−−−(4)A〉0.αは
初期位相とすると、第1図の構成においてPいの時間波
形の“0”、“1”を−1゜+1に写像したときの波形
P+5(t)は次のようになる。
P tN(t)=sgn (Acos(2yc f t
+ α) ) −−(5)ただしsgn (x) =
1 ・−−−−−−x≧0のとき冨−1−・・・
−・・・x<0のとき グレイコード出力Pg、Pyについても同様の時間波形
Px (tl、 Pv (t)を定義すると、第2図
のPvの立上り点を時間軸tの基準点(1=0)とした
とき次のようになる。
+ α) ) −−(5)ただしsgn (x) =
1 ・−−−−−−x≧0のとき冨−1−・・・
−・・・x<0のとき グレイコード出力Pg、Pyについても同様の時間波形
Px (tl、 Pv (t)を定義すると、第2図
のPvの立上り点を時間軸tの基準点(1=0)とした
とき次のようになる。
他方相関自乗和X t +Y!の積算のためのサンプリ
ング時刻はnを正の整数として t = (2n −1) T / 8 −−−−−−
−−−−−−−−−− (81で与えられるので、積算
値XおよびYは(5)〜(8)式から最終的に となる。ただし変数x、 yに対し一般的にsgn(x
)・sgn (y) =sgn (に・y)が成立する
ことを使用している。(9)aφ両式はパラメータとし
てトーン入力信号の周波数rをパラメータとして含んで
おり、X、Yの値がfに依存することを示している。
ング時刻はnを正の整数として t = (2n −1) T / 8 −−−−−−
−−−−−−−−−− (81で与えられるので、積算
値XおよびYは(5)〜(8)式から最終的に となる。ただし変数x、 yに対し一般的にsgn(x
)・sgn (y) =sgn (に・y)が成立する
ことを使用している。(9)aφ両式はパラメータとし
てトーン入力信号の周波数rをパラメータとして含んで
おり、X、Yの値がfに依存することを示している。
希望波トーンの周期はTであるからその周波数f0は
f 、 = 1 /T −−−−−−・−・−
−一−−・・・−・−・−−−−一仙であるが、roに
対し±Δfの範囲まで検出可能となるように設計すると
し、 Q = f o / 2Δr −−−−−−−
−−−−−−−−=−−−−−−−amlによって定義
される量Qを検出同調度(以下検出Qという)と呼べば
、検出Qは本検出装置の検出可能な比帯域2Δf/fo
の逆数となっている。
−一−−・・・−・−・−−−−一仙であるが、roに
対し±Δfの範囲まで検出可能となるように設計すると
し、 Q = f o / 2Δr −−−−−−−
−−−−−−−−=−−−−−−−amlによって定義
される量Qを検出同調度(以下検出Qという)と呼べば
、検出Qは本検出装置の検出可能な比帯域2Δf/fo
の逆数となっている。
いま
If−’−f61”Δf −−−−−−−−−、・
−・−・−・−・・・−α萄と置き、トーン入力信号周
波数【が丁度検出限界にあると想定したときのNに対す
るX!+Yzの変化をそのときのQをパラメータとして
表現すれば、装置の検出QとX 2 +Y!のしきい値
(Z”)の設定値との関係が明らかになり、良い設計指
針を与えることになる。aυ〜0り式よりを得るので、
+9)、 01式に代入すれば次のように表される。
−・−・−・−・・・−α萄と置き、トーン入力信号周
波数【が丁度検出限界にあると想定したときのNに対す
るX!+Yzの変化をそのときのQをパラメータとして
表現すれば、装置の検出QとX 2 +Y!のしきい値
(Z”)の設定値との関係が明らかになり、良い設計指
針を与えることになる。aυ〜0り式よりを得るので、
+9)、 01式に代入すれば次のように表される。
第4図は初期位相αをゼロとし、Q=25.50゜75
、100 、00のそれぞれについて(9)’ 、 Q
l’両式からX t + Y 2を求め、Nに対するX
Z + Y tの変化を実線で示している。なおα=
−π/4.Q=75の場合を破線で表している。また同
図中のO印は特性の折返し点を示し、それより先は縦軸
対称の特性を繰返すことを意味する。これは2つの周期
関数の相互相関関数が周期的になることによるもので、
折返し点のNの値をNMとすれば次式が成立する。
、100 、00のそれぞれについて(9)’ 、 Q
l’両式からX t + Y 2を求め、Nに対するX
Z + Y tの変化を実線で示している。なおα=
−π/4.Q=75の場合を破線で表している。また同
図中のO印は特性の折返し点を示し、それより先は縦軸
対称の特性を繰返すことを意味する。これは2つの周期
関数の相互相関関数が周期的になることによるもので、
折返し点のNの値をNMとすれば次式が成立する。
2πΔf−Ns/4fo ”π −・−・・・−・・−
・四従って(2)、θつ両式から次のようになる。
・四従って(2)、θつ両式から次のようになる。
N M = 4 Q ・−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−=Ql折返し点NMに至
るまでの相関自乗和X ! 十Y tが単調増加特性と
ならず途中で多少の下降部分が見られること、および初
期位相αに依存して特性が変化すること〔第4図のQ=
75のときのα=0(実線)とα−−π/4(破線)の
特性参照〕などは通常の正弦波や余弦波を使用した相関
特性と異なる特徴であるが、これらは入力トーン信号I
Nを2値信号に整形したこと、およびサンプリング周波
数が希望トーンの周波数の4倍で一般のディジタル信号
処理の場合に比べて低いこと等に起因している。しかし
第4図からたとえば検出Q=75のトーン信号検出を行
うとき、NM”300の折返し点においてα=0とα−
−π/4の場合の各X′+ Y Zのうち低い値の方、
約2X10’を識別しきい値Z2とすれば、実用上有効
な周波数識別が可能である。
−−−−−−−−−−−−−−=Ql折返し点NMに至
るまでの相関自乗和X ! 十Y tが単調増加特性と
ならず途中で多少の下降部分が見られること、および初
期位相αに依存して特性が変化すること〔第4図のQ=
75のときのα=0(実線)とα−−π/4(破線)の
特性参照〕などは通常の正弦波や余弦波を使用した相関
特性と異なる特徴であるが、これらは入力トーン信号I
Nを2値信号に整形したこと、およびサンプリング周波
数が希望トーンの周波数の4倍で一般のディジタル信号
処理の場合に比べて低いこと等に起因している。しかし
第4図からたとえば検出Q=75のトーン信号検出を行
うとき、NM”300の折返し点においてα=0とα−
−π/4の場合の各X′+ Y Zのうち低い値の方、
約2X10’を識別しきい値Z2とすれば、実用上有効
な周波数識別が可能である。
以上は第1図の判定回路9へ与えられる相互相関値X、
Yから第3図の自乗加算器91を介して得られる相関自
乗和X 2 + y !のりセント信号Rの1周期にお
ける一般特性と、検出動作のパラメータ設定の一例を示
したものである。
Yから第3図の自乗加算器91を介して得られる相関自
乗和X 2 + y !のりセント信号Rの1周期にお
ける一般特性と、検出動作のパラメータ設定の一例を示
したものである。
次に第3図の判定回路の動作を第5図によって説明する
。第5図は本発明装置の入力INに検出帯域内の周波数
を有するトーン信号が出現し、次に消失するまでの判定
回路9の動作例を示すタイムチャートであって、横軸は
時間の経過を示し、左端には信号名称を示した。第5図
の最上段は第1図に示したトーン入力信号INの包絡綿
の形を模式的に示し、第2段から下は順に第3図のTU
L。
。第5図は本発明装置の入力INに検出帯域内の周波数
を有するトーン信号が出現し、次に消失するまでの判定
回路9の動作例を示すタイムチャートであって、横軸は
時間の経過を示し、左端には信号名称を示した。第5図
の最上段は第1図に示したトーン入力信号INの包絡綿
の形を模式的に示し、第2段から下は順に第3図のTU
L。
TUH、C,Q、R,DETの各2値信号の動作を示し
ている。また図の右端にはこれらの2値信号のレベルを
1”と“0″にて表示した。
ている。また図の右端にはこれらの2値信号のレベルを
1”と“0″にて表示した。
まず入力INにトーン信号が出現していない場合には、
検出出力DETは“0′(検出せず)の状態にある。第
3図のR5−FF97はタイマ回路95が過去に動作終
了した時点で、そのタイムアツプパルス信号T U o
によってリセットされQ=“O′になっているから、切
替ゲート93の出力、すなわち識別しきい値Z2はZ2
Lになっており、タイマ回路95はQ−“1”であるか
ら動作禁止状態にあり、逆にタイマ回路96は動作状態
にあってそのタイムアツプパルス信号TULが識別周期
TLで出力される。ここで前記のN、は装置の仕様に適
合する検出Q値を01式のQに代入して得られるNHと
等しく、また、NLはN、より小さく設定する。
検出出力DETは“0′(検出せず)の状態にある。第
3図のR5−FF97はタイマ回路95が過去に動作終
了した時点で、そのタイムアツプパルス信号T U o
によってリセットされQ=“O′になっているから、切
替ゲート93の出力、すなわち識別しきい値Z2はZ2
Lになっており、タイマ回路95はQ−“1”であるか
ら動作禁止状態にあり、逆にタイマ回路96は動作状態
にあってそのタイムアツプパルス信号TULが識別周期
TLで出力される。ここで前記のN、は装置の仕様に適
合する検出Q値を01式のQに代入して得られるNHと
等しく、また、NLはN、より小さく設定する。
他方識別しきい値Z”+l + Z”Lは(9)“
式、(lG)’ 式においてそれぞれN =NH、N
= NLを代入して得られるX2+Y2を選ぶものとす
る。このときNL<NN−・−・−(17) である
から一般にT L < To 、 Z ZL< Z 2
)I ・−・−・−・−・−・0匂が成立することは
明らかである。
式、(lG)’ 式においてそれぞれN =NH、N
= NLを代入して得られるX2+Y2を選ぶものとす
る。このときNL<NN−・−・−(17) である
から一般にT L < To 、 Z ZL< Z 2
)I ・−・−・−・−・−・0匂が成立することは
明らかである。
さて検出可能なトーン信号がINに出現すると、タイム
アツプパルス信号TULのそれ以後の最初の立上りか、
もしくはその次の立上り時点、たとえば第5図の例では
時刻t1に至るまでに相関自乗和X2 + Y 2は低
い識別しきい値zZ=12Lを越えるので比較器92の
出力Cは途中で“O”−“ビの変化を行い、時刻t、で
はC=“l”、DET=“0”によってEX−ORゲー
ト99の出力が“l”になるから、ANDゲート98に
よってT U LのパルスがR3−FF97のセット人
力Sに伝えられ、R3−FF97はセットされてその出
力はQ=“1”。
アツプパルス信号TULのそれ以後の最初の立上りか、
もしくはその次の立上り時点、たとえば第5図の例では
時刻t1に至るまでに相関自乗和X2 + Y 2は低
い識別しきい値zZ=12Lを越えるので比較器92の
出力Cは途中で“O”−“ビの変化を行い、時刻t、で
はC=“l”、DET=“0”によってEX−ORゲー
ト99の出力が“l”になるから、ANDゲート98に
よってT U LのパルスがR3−FF97のセット人
力Sに伝えられ、R3−FF97はセットされてその出
力はQ=“1”。
Q=”0”となる。
従って時刻1.以後はしきい値Z2はZ−に切替わり、
タイマ回路96は動作禁止状態となり、タイマ回路95
が動作を開始する。この直後ではTULによりORゲー
ト910よりリセットパルス信号R1が出力されるので
、判定回路入力のX、Yは共に”O”に初期化されるた
めCは再び“0”となる。
タイマ回路96は動作禁止状態となり、タイマ回路95
が動作を開始する。この直後ではTULによりORゲー
ト910よりリセットパルス信号R1が出力されるので
、判定回路入力のX、Yは共に”O”に初期化されるた
めCは再び“0”となる。
時刻t1よりタイマ回路95による識別周期T。
たけ経過した時刻t2に至るまでに相関自乗和Xz+
Y 2は高い識別しきい値Z”=Z”nを越えるため、
比較器出力Cは途中で再び“O”−“l”の変化を生じ
、時刻t2においてD−FF94がTU。
Y 2は高い識別しきい値Z”=Z”nを越えるため、
比較器出力Cは途中で再び“O”−“l”の変化を生じ
、時刻t2においてD−FF94がTU。
の立上りによりC=″1″の状態をサンプルホールドす
るので、その出力DETは0″から1″に変化し、外部
にトーン信号の検出を通知する。
るので、その出力DETは0″から1″に変化し、外部
にトーン信号の検出を通知する。
なおこの時点でR3−FF97はTU、によって再びリ
セットされ、Q=″0”、Q=“1″となるからDET
の状態を除く他の状態は時刻t1以前と同一になる。ま
たCは時刻1.の直後と同様、t2の直後においても0
″に戻る。
セットされ、Q=″0”、Q=“1″となるからDET
の状態を除く他の状態は時刻t1以前と同一になる。ま
たCは時刻1.の直後と同様、t2の直後においても0
″に戻る。
以後同様にして識別周期TLで識別動作を繰返すが、ト
ーン信号が入力されている限り、毎回の識別周期TLの
終了点(TULの立上り)でC=“1”、DET=″1
”の状態となるので、EX−ORゲート99の出力はこ
の時点では0”となり、ANDゲート98を介したR3
−FF97のセットが行われずQ=“0”の状態は継続
することは第5図にも示す通りである。
ーン信号が入力されている限り、毎回の識別周期TLの
終了点(TULの立上り)でC=“1”、DET=″1
”の状態となるので、EX−ORゲート99の出力はこ
の時点では0”となり、ANDゲート98を介したR3
−FF97のセットが行われずQ=“0”の状態は継続
することは第5図にも示す通りである。
次に人力INのトーン信号が消失した時は、それ以後の
最初のTULの立上りかもしくはその次の立上り時点、
たとえば第5図の例では時刻t。
最初のTULの立上りかもしくはその次の立上り時点、
たとえば第5図の例では時刻t。
に至るまでに相関自乗和X 2 + Y 2は低いしき
い値Z2Lに到達できないためC=“O”の状態が保持
され、これとDET=“1”とによりEX−ORゲート
99の出力が時刻t3では“1”となるから、ANDN
Oゲートを介してTULのパルスにより再びR3−FF
97がセットされQ=″l”となる。そして再び識別周
期Tllによる識別動作が開始されるが時刻t3よりT
Hだけ経過した時刻t4に至ってもX2 + Y2はZ
2Hを越えることができずC=′0”の状態は変化しな
いので、これがD−FF94によってTUHの立上りタ
イミングでサンプルされ、その出力DETは“l”から
“0”に変化してトーン信号消失を外部に示す。
い値Z2Lに到達できないためC=“O”の状態が保持
され、これとDET=“1”とによりEX−ORゲート
99の出力が時刻t3では“1”となるから、ANDN
Oゲートを介してTULのパルスにより再びR3−FF
97がセットされQ=″l”となる。そして再び識別周
期Tllによる識別動作が開始されるが時刻t3よりT
Hだけ経過した時刻t4に至ってもX2 + Y2はZ
2Hを越えることができずC=′0”の状態は変化しな
いので、これがD−FF94によってTUHの立上りタ
イミングでサンプルされ、その出力DETは“l”から
“0”に変化してトーン信号消失を外部に示す。
時刻t4以後は時刻1以前と全く同様である。
以上をまとめると、第3図の判定回路は低い識別しきい
値ZtL(すなわち低い検出Q)と短い識別周期TLに
よる希望トーン信号の発生および消滅の判定を行い、一
旦過去の判定結果(DETの状態)と異なる結果が生じ
た場合識別しきい値と識別周期をそれぞれ高い値、TH
,Z−に切替え、装置仕様に適合するQ値によって再度
判定を繰返し、トーンの発生、消滅の検出動作を確実に
する。
値ZtL(すなわち低い検出Q)と短い識別周期TLに
よる希望トーン信号の発生および消滅の判定を行い、一
旦過去の判定結果(DETの状態)と異なる結果が生じ
た場合識別しきい値と識別周期をそれぞれ高い値、TH
,Z−に切替え、装置仕様に適合するQ値によって再度
判定を繰返し、トーンの発生、消滅の検出動作を確実に
する。
次に第1図に示したトーン信号検出装置の構成をすべて
1個のマイクロコンピュータを用い、そのソフトウェア
で実現した例の実測による効果を第6図によって説明す
る。第6図はトーン入力信号に対し500Hz = 1
000Hzに帯域制限を施した白色雑音を加え、前記装
置がトーンを検出できる限界のS/N ()−ン信号電
力対雑音電力比)を縦軸にとり、横軸には希望トーン信
号の周波数r0に対するトーン信号の周波数偏差Δf
(Δr=r−ro、fはトーン信号周波数)をとって示
したものである。使用した希望トーン信号周波数はf0
= 967.582 (Q −79)とf o ”’5
17.5Hz(Q =42)の2波であって、それぞれ
の場合を実線と破線で示しである。なお検出Q値は検出
帯域幅を約12112以内としたのでほぼ周波数に比例
した値になっている。
1個のマイクロコンピュータを用い、そのソフトウェア
で実現した例の実測による効果を第6図によって説明す
る。第6図はトーン入力信号に対し500Hz = 1
000Hzに帯域制限を施した白色雑音を加え、前記装
置がトーンを検出できる限界のS/N ()−ン信号電
力対雑音電力比)を縦軸にとり、横軸には希望トーン信
号の周波数r0に対するトーン信号の周波数偏差Δf
(Δr=r−ro、fはトーン信号周波数)をとって示
したものである。使用した希望トーン信号周波数はf0
= 967.582 (Q −79)とf o ”’5
17.5Hz(Q =42)の2波であって、それぞれ
の場合を実線と破線で示しである。なお検出Q値は検出
帯域幅を約12112以内としたのでほぼ周波数に比例
した値になっている。
第6図においてΔf=oのときS/N≧−3,7dBで
検出可能であり、他のアナログ方式によるトーン信号検
出装置に比べて遜色のない性能が得られる。また検出の
立上り、立下りの時間は画周波数共それぞれ108m5
ec以下および77III!Iec以下でほぼ検出帯域
幅(約12Hz)の逆数値83m5ecに比べ大きな劣
化はないことが確かめられた。
検出可能であり、他のアナログ方式によるトーン信号検
出装置に比べて遜色のない性能が得られる。また検出の
立上り、立下りの時間は画周波数共それぞれ108m5
ec以下および77III!Iec以下でほぼ検出帯域
幅(約12Hz)の逆数値83m5ecに比べ大きな劣
化はないことが確かめられた。
(発明の効果)
本発明のトーン信号検出装置においてはディジタル処理
による性能の安定化が図られると共に、トーン入力信号
は2値に整形されるのでA/D変換が不要である。また
トーン信号周波数に対応するパラメータは処理のための
クロック信号周波数(検出するトーン周波数の4倍)と
大小2つの識別しきい値および識別周期だけでよく、通
常のアナログ、ディジタル両フィルタ方式に比べて1つ
のトーン信号光たりの所要パラメータ数が極めて少ない
。さらにこれを実現するに当たって低消費電力のCMO
3論理ICによるゲートアレイ化が容易であること、お
よび装置のほとんどを1個のマイクロコンピュータによ
ってソフトウェア化できること等の利点がある。
による性能の安定化が図られると共に、トーン入力信号
は2値に整形されるのでA/D変換が不要である。また
トーン信号周波数に対応するパラメータは処理のための
クロック信号周波数(検出するトーン周波数の4倍)と
大小2つの識別しきい値および識別周期だけでよく、通
常のアナログ、ディジタル両フィルタ方式に比べて1つ
のトーン信号光たりの所要パラメータ数が極めて少ない
。さらにこれを実現するに当たって低消費電力のCMO
3論理ICによるゲートアレイ化が容易であること、お
よび装置のほとんどを1個のマイクロコンピュータによ
ってソフトウェア化できること等の利点がある。
第1図は本発明を実施したトーン信号検出装置の構成側
図、第2図はグレイコード発生器の人出力タイミングを
示すタイムチャート、第3図は第1図中の判定回路の回
路構成側図、第4図は第3図内の相関自乗和X 2 +
Y 2と第1図のアップダウンカウンタ6.7のカウ
ントクロックの立上り回数Nの関係を検出Q値をパラメ
ータとして示したグラフ、第5図は本発明装置の入力に
検出帯域内の周波数を有するトーン信号が入力し、次に
消失するまでの判定回路9の各部信号の動作を示すタイ
ムチャート、第6図は第1図に示したトーン信号検出装
置を1個のマイクロコンピュータを用いそのソフトウェ
アで実現した場合のトーンを検出できる限界のS/Nと
希望するトーン信号の周波数に対するトーン信号の周波
数偏差Δfとの関係実測側図である。 l・・・レベル比較器、2・・・D−FF、3・・・グ
レイコード発生器、4,5・・・EX−NORゲート、
6.7・・・アップダウンカウンタ、8・・・インバー
タ、9・・・判定回路、91・・・自乗加算器、92・
・・比較器、93・・・切替ゲート、94・・・D−F
F、95、96・・・タイマ回路、97・・・R3−F
F、98・・・ANDゲート、99・・・EX−ORゲ
ート、910・・・ORゲート、IN・・・トーン信号
入力、PIN・・・INの整形出力、P、・・・Pl、
1のサンプルホールド出力、P、、P、・・・グレイコ
ード出力、UD、・・・R3とR8のEX−NOR出力
、U D v ”’ P sとPV(7)EX−NOR
出力、X・・・アップダウンカウンタ6のカウント数値
、Y・・・アップダウンカウンタ7のカウント数値、C
LK・・・クロック信号、CLK・・・CLKの論理反
転信号、DET・・・トーン信号検出出力。
図、第2図はグレイコード発生器の人出力タイミングを
示すタイムチャート、第3図は第1図中の判定回路の回
路構成側図、第4図は第3図内の相関自乗和X 2 +
Y 2と第1図のアップダウンカウンタ6.7のカウ
ントクロックの立上り回数Nの関係を検出Q値をパラメ
ータとして示したグラフ、第5図は本発明装置の入力に
検出帯域内の周波数を有するトーン信号が入力し、次に
消失するまでの判定回路9の各部信号の動作を示すタイ
ムチャート、第6図は第1図に示したトーン信号検出装
置を1個のマイクロコンピュータを用いそのソフトウェ
アで実現した場合のトーンを検出できる限界のS/Nと
希望するトーン信号の周波数に対するトーン信号の周波
数偏差Δfとの関係実測側図である。 l・・・レベル比較器、2・・・D−FF、3・・・グ
レイコード発生器、4,5・・・EX−NORゲート、
6.7・・・アップダウンカウンタ、8・・・インバー
タ、9・・・判定回路、91・・・自乗加算器、92・
・・比較器、93・・・切替ゲート、94・・・D−F
F、95、96・・・タイマ回路、97・・・R3−F
F、98・・・ANDゲート、99・・・EX−ORゲ
ート、910・・・ORゲート、IN・・・トーン信号
入力、PIN・・・INの整形出力、P、・・・Pl、
1のサンプルホールド出力、P、、P、・・・グレイコ
ード出力、UD、・・・R3とR8のEX−NOR出力
、U D v ”’ P sとPV(7)EX−NOR
出力、X・・・アップダウンカウンタ6のカウント数値
、Y・・・アップダウンカウンタ7のカウント数値、C
LK・・・クロック信号、CLK・・・CLKの論理反
転信号、DET・・・トーン信号検出出力。
Claims (1)
- トーン信号入力を2値の論理波形に変換整形するレベル
比較器と、前記比較器の出力を検出しようとするトーン
周波数の4倍の周波数を有するクロック信号でサンプル
ホールドするD形フリップフロップと、前記クロック信
号のタイミングで2ビットのグレイコードを発生するグ
レイコード発生器と、前記D形フリップフロップの出力
とグレイコード発生器出力の各ビットとの排他的負論理
和(EX−NOR)出力を得る2つのEX−NORゲー
トと、これら2つのゲートそれぞれの出力をそれぞれア
ップダウン制御入力とし前記クロック信号の反転信号を
カウント入力とする2つのアップダウンカウンタと、こ
れら2つのアップダウンカウンタそれぞれのカウント数
値XおよびY並びに前記クロック信号を入力して前記ク
ロック信号の所定の複数個の区間よりなる識別区間毎に
X^2+Y^2がその識別区間に対応する識別しきい値
を越えるかどうかを識別し、そのつど前記2つのアップ
ダウンカウンタをいずれも初期化するリセット出力と前
記トーン信号入力の識別結果を外部へ出力するトーン検
出出力とを発生する判定回路とを設けて、前記判定回路
は前記識別結果とトーン検出出力が不一致の場合には、
トーン信号検出装置に要求される検出帯域幅を満足する
長さの識別区間と大きい識別しきい値による識別結果を
次のトーン検出出力として更新し、また前記識別結果と
トーン検出出力とが一致する場合およびトーン検出出力
が更新された場合には前記より短い識別区間と小さい識
別しきい値による識別動作を継続するように構成したこ
とを特徴とするトーン信号検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8499886A JPS62242447A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | ト−ン信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8499886A JPS62242447A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | ト−ン信号検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62242447A true JPS62242447A (ja) | 1987-10-23 |
JPH0225303B2 JPH0225303B2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=13846296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8499886A Granted JPS62242447A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | ト−ン信号検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62242447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0465178A2 (en) * | 1990-06-28 | 1992-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Device for detecting a plurality of frequencies sent from an exchange |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP8499886A patent/JPS62242447A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0465178A2 (en) * | 1990-06-28 | 1992-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Device for detecting a plurality of frequencies sent from an exchange |
EP0465178A3 (en) * | 1990-06-28 | 1992-09-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Device for detecting a plurality of frequencies sent from an exchange |
US5307404A (en) * | 1990-06-28 | 1994-04-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Signal detecting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0225303B2 (ja) | 1990-06-01 |
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