JPS62242295A - 売上デ−タ処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、マスタ装置と多数のスレーブ装置を接続して
なるＰＯ５等の売上データ処理システムに関する。

［発明の概要Ｊ 本発明は、マスタ装置および各スレーブ装置に収集され
ている売上データのうち、ｆｆｉ要なものは、このシス
テムの全装置（マスタおよび各スレーブ装置）で互いに
記憶し合うようにすることによって、多くの装置が故障
してもいずれか１台の装置が正常なら、各装置における
重要データは確保できるようにしたものである。

［従来の技術］ 従来、売上データ処理用のマスタ／スレーブシステムに
おける記録データのバックアップは１個々の装″ｊ！１
（マスタ装置およびスレーブ装置）毎にメモリバックア
ップ部が設けられており、それに基づきそれぞれの装置
で、自己収集データをバックアップするようになってい
た。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、この種のものでは、いずれかの装置が故障で、
出力不能となると、その間、その装置が収集していた売
上データの読出しはできず、更に、何らかの理由により
その装置の収集データが消失としたときは、もはやその
装置に係る情報は把握できなくなるという問題があった
。

本発明は、上記の１１情に鑑みて創案されたものであっ
て、売上データ処理システム中の多くの装置が故障（読
出不能、記録消失）してもいずれか１台の装置が正常な
ら各装置における重要データは確保でき、かつ読出しを
続行できる売上データ処理システムの提供を目的とする
。

［ｌ７ＳＩＪ＆ｉ点を解決するための手段］第１図は本
発明の構成を示すブロック図である。

マスタ装２２ｍおよびスレーブ装ａｓ＋　、Ｓｙ・・・
・・・を接続してなる売上データ処理システムにおいて
、各装置には以下の各手段が配されている。すなわち、
　　ａＱ　、　　ａｌ　、　　ａ２　、・・・・・・は
マスタ装置ｍおよび各スレーブ装２ｔＳ＋、Ｓ２・・・
・・・に、それぞれ設けられた入力手段であり、売上デ
ータを入力する。Ｃｏ　、Ｃ＋　、Ｃ２・・・・・・は
、マスタ装２ｔｍおよび各スレーブ装２ＪＳ１．Ｓ２・
・・・・・にそれぞれ設けられた売上データ記憶手段で
あり、この売上データ処理システム全体に係る特定の売
上データであって同一のものを各々記憶する。ｂｏ　、
ｂｌ　、ｂ？・・・・・・は、マスタ装置ｍおよび各ス
レーブ装置Ｓｔ　、Ｓ２・・・・・・にそれぞれ設けら
れた売上データ更新手段であり、上記の入力手段＆Ｑ　
、　　ａＬｌ　、ａ２　、・・・・・・のいずれかから
売上データが入力した場合、上記各売上データ記憶手段
に既に記憶されている売上データを入力した売上データ
に基づいて更新する。

［作用］ 入力手段ａｏ、　　ａｌ　、　　ａ２　、　＝””のい
ずれかから売上データの入力があると、売上データ更新
手段ｂｏ、ｂ＋、ｂ２．・・・・・・は各売上データ記
憶手段ＣＤ　、　ＣＩ　、　Ｃ７、・・・・・・の売上
データを、入力した売上データに基づき、同一の更新内
容で、−斉に更新する。

以上の如き作用により、マスタ装置ｍおよびスレーブ装
ａｓ＋、ｓ２・・・・・・における各売上データ記憶手
段ｃ６　、　　Ｃｌ　、　　ｃ２　、・・・・・・は、
この売上データ処理システム全体に係る特定の売上デー
タを互いに記憶し合うこととなり、技ＩＩｉ課題は解決
されるに至るのである。

［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の一実施例について説明する
。

延−虞 第２図は、この発明を適用した売上データ処理システム
の４ＩＩｉ成因である。先ず、システム全体のａ虞につ
いて説明する。符号ｌＯで示されるマスタＥＣＲ（電子
式キャシュレジスタ）にｎ個のスレーブＥＣＲ３＋・・
・・・・Ｓｎが構内専用回線（インライン）を介して接
続している。マスタＥＣＲ１０はこの売上データ処理シ
ステムの中央制ｖ４装置としてａＩＩ：する、またｎ個
のスレーブＥ　ＣＲＳ　＋・・・・・・Ｓｎはすべて同
一構成、同一機能を有しており、一つの店舗の各請算コ
ーナーに配置され、マスタＥＣＲＩＯに対する端末装置
として機億する。なお１本実施例では、マスタＥＣＲ１
０も各スレーブＥＣＲ５＋・・・・・・Ｓｎと同様の端
末装置機泄を兼有し特定Ｍ算コーナーのローカルな売上
データ収集も行なう。

次にマスタＥＣＲＩＯの構成について説明する０図中、
符号１１は入力部で、この人力１９１１１１上には、モ
ード選択スイッチ１１　ａ、ファンクシ１７キー１１ｂ
、テンキー１１ｃ、ＰＬＵ（商品分類）キー、現金／Ｆ
Ａり金キーｌｉｅおよび乗算キー１１ｆが設けられてい
る。なお、上記モード選択スイッチｌｌａは各ｖＪＪ１
！！位置「設定」、「登録」、ｒ電源０ＦＦＪ、「点検
」、「精算」に応じたモードを選択する切換スイッチで
ある。

しかして、入力部１１からのキー操作信号およびモード
選択スイッチｌｌａの各切換位置に応じて出力されるモ
ード選択信号はＣＰＵ１２に入力する。また、本実施例
では、各スレーブＥＣＲの入力部２１から伝送回路１９
を介してＣＰＵ１２へ売上データの入力が可能になって
いる。

ＣＰＵ１２は、予め記憶されている各種のマイクロプロ
グラムに従って、設定処理、ＰＬＵ別登録処理、締め処
理、データ転送処理等を順次実行する回路で、演算＠Ａ
Ｌ、制御部ＣＴ、転送部ＴＲ１小計レジスタＳＲ，Ｎレ
ジスタ等を有している。なお、上記ＮレジスタはＰＬＵ
別登録処理に際し、売上個数をセットするレジスタであ
る。また、ＣＰＵ１２にはＲＡＭ１８が接続しデータの
授受が行なわれる。このＲＡＭ１＆には、ＦＬＵ合計メ
モリ１６ａ、保護用メモリ１６ｂ等が設けられている。

ＰＬυ合計メモリｌｅａはＰＬＵ毎に、単価等を記憶す
ると共に、このマスタＥＣＲ１０が３９置されている精
算コーナーでのローカルな売上データを記憶する。他方
、保護用メモリ１６ｂはこのシステムを構成する各ＥＣ
Ｒにおける売上データのうち１重要なものを各ＥＣＲ毎
に分類して記憶する。なお、ＣＰＵ１２には、他の周辺
機器として表示部（螢光表示管）１４．印字部（サーマ
ルプリンタ）１５、ドロア１Ｂ、伝送回路１９等がそれ
ぞれ接続されている。

次にスレーブＥＣＲ５＋・・・・・・Ｓｎの構成につい
て説明する。これらは演算部ＡＬ、制御部ＣＴ、転送部
ＴＲ１小計メモリＳＲ，Ｎレジスタ等を有するＣＰＵ２
２に入力部２１、表示１１２４、印字部２５．ＲＡＭ２
Ｂ、伝送回路２９およびドロア２８がＪ！ｉ続する構成
で、概ねマスタＥＣＲＩＯと同一の構成となっている。

特にマスタＥＣＲＩＯの保護用メモリ１６ｂとスレーブ
ＥＣＲ３＋・・・・・・Ｓｎの保護用メモリ２６ｂは常
時、全く同一内容の売上データを保持している。

次に、各メモリの構成について説明する。第３図はマス
タＥＣＲＩＯのＦＬＵ合計メモリ１６ａの構成を詳細に
示したものである。このＦＬＵ合計メモリ１８ａはＡ、
Ｂ、Ｃ，およびＤのエリアからなり、各エリアは、ＦＬ
Ｕ毎に共通の行アドレスｌ　−ｎを有している。そして
、Ａエリアは商品のＦＬＵナンバー、Ｂエリアはその商
品の商品名キャラクタ−１Ｃエリアはその商品の単価、
Ｄエリアは、マスタＥＣＲＩＯが設置されている精算コ
ーナーでのローカルな売上個数をそれぞれ記憶する。

第４図は、同一構成をとる保護用メモリ１６ｂお、よび
保護用メモリ２６ｂの構成を詳細に示したものである。

これらは、Ｅ、Ｆ、Ｇ、およびＨのエリアからなり、各
エリアはこのシステムを構成する装置毎に共通の行アド
レス０〜ｎを有している。モしてＥエリアには上記装置
毎に付されたマシンナンバーが記憶されている。マシン
ナンバーは“Ｏ１″がマスタＥＣＲＩＯで、“０２″が
スレーブＥＣＲ５藁、“０３″がスレーブＥＣＲ５２ど
なっていき“ｎ＋１”がスレーブＥＣＲ３ｎ　となって
いる、なおマシンナンバー“００″はこのシステムを構
成する全装置を一体として指す、またＦエリアは各装置
における登録件数、Ｇエリアは各装置での売上金額、Ｈ
エリアは各装置における在高を記憶する。

第５図は各スレーブＯＣＲのＦＬＵ合計メモリ２６ａの
構成を詳細に示したものである。このメモリは！および
Ｊエリアからなり、両エリアはＰＬＵ毎に共通の行アド
レスｌ−ｎを有している。

そしてＩエリアはＰＬυナンバー、Ｊエリアはそのスレ
ーブＥＣＲでのローカルな売上個数を記憶する。

肱−１ 次に、以上のように構成された売上データ処理システム
の動作について説明する。

先ず、第６図および第７図により、登録時の動作につい
て説明する。第６図は、間合せに係るスレーブＥＣＲ（
以下「間合せスレーブ」という）およびマスタＥＣＲＩ
Ｏで行なわれる処理のフローチャート並びにこれらのＥ
Ｃ１間を転送されるデータの内容を示す、他方、第７図
は、上記各処理相互の時間的関係を示す。

登録の動作は、販売があった精算コーナに設置されてい
るスレーブＥＣＲの入力部２１におけるキー操作により
開始する。この場合キー操作は。

売上個数を入力するテンキー２１ｃ、乗算キー２１ｆ、
ＦＬＵナンバーを入力するテンキー２１ｃおよびＦＬＵ
キー２１ｄがこの順序で操作される０例えば、スレーブ
ＥＣＲ５＋が設置されている精算コーナーで、ＦＬＵナ
ンバーが“１″であるジュースが３本販売されたときは
、スレーブＥＣＲ３，の入力ｓ２１において第６図（ａ
）に示すようなキー操作が行なわれる。

上記のキー操作信号を受けて、間合せスレーブでは、第
６図（ｂ）のフローチャートに沿った処理が開始する。

先ず、ステップ５１０では、上記キー操作により入力さ
れた売上個数がＮレジスタにセットされる０次いで、や
はり上記キー操作により入力されたＦＬＵナンバーおよ
び問合せスレーブのマシンナンバーがマスタＥＣＲＩＧ
に転送される（ステップＳ　１１）　、同図（Ｃ）のＤ
Ｉは、この際の転送データである。すなわち、Ｓおよび
Ｅで示される伝送制御データ間に問合せスレーブのマシ
ンナンバー、転送先となるマスタＥＣＲＩＯのマシンナ
ンバーおよび間合せ対象のＰＬＵナンバーがこの順序で
配列している。なお、同図において、括弧内の数字は前
記販売例の場合の具体的転送データであるが、他の転送
データの図においても括弧書きは同様である０以上のス
テップ５１０．５１１が第７図の間合せ処理ＴＩになる
。伝送データＤＩを受はマスタＥＣＲ１０では：ＩＳ８
図（ｄ）の応答処理が開始する。すなわちＰＬＵ合計メ
モリ１６ａ（第３図参照）を検索し。

送られてきたＦＬＵナンバーを探す（ステップ５２０）
、見付かった場合は、そのＦＬＵの単価および商品名キ
ャラクタ−を間合せスレーブに転送する（ステップ５２
１）、同図（ｃ）のＤ２はこの際の転送データである０
以上のステップ５２０〜２２が、第７図においてＴ２で
示される応答処理である。

マスタＥＣＲＩＯからの応答を待機していた間合せスレ
ーブは、上記転送データＤ２をステップ３１２　（第６
図（ｂ））で検出して、ステップＳ１３に進む、このス
テップでは、マスタＥＣＲＩＯからの転送データＤ２中
のＦＬＵナンバーをＰＬＵ合計メモリ２６ａのエリア（
第５図参照）内で捜し、そのＦＬＵナンバーが記憶され
ている行のＪエリアの売上個数とステップｓｌｏでセッ
トしておいたＮレジスタの売上個数とに基づき、上記Ｊ
エリアの売上個数を更新する。更に、保護用メモリ２６
ｂのＥエリア（第４図参照）を検索し、自己（間合せス
レーブ）のマシンナンバーを見付けて、その行のＥエリ
アの登録件数を＋１するインクリメント処理が行なわれ
る（ステップ５１４）、その後、ステップ５１５では、
上記の行のＧエリアに既に記憶されている売上金額と今
回の売上金Ｖ（転送されてきた単価×Ｎレジスタにセッ
トされている売上個数）とに基づき、上記Ｇエリアの売
上金額を更新する。そして上記更新後の登録件数および
売上金額を他のスレーブＥＣＲおよびマスタＥＣＲＩＯ
に転送する処理が実行される（ステップ３１８）、なお
、第６図ＣＣ）のＤ３はこの際の転送データである０次
いでＣＰＵ２２内の小計レジスタＳＲのセット値に上記
した今回の売上金額を累加する処理が実行される（ステ
ップＳ　１７）　。

以上により１問合せスレーブにおけるスレーブ処理動作
は終了するが、上記ステップ５１２〜Ｓ１７までの処理
が＃７１ｉ１の登録処ＪＩＴ３に相当する。

他方、マスタＥＣＲＩＯでは、転送データＤ３が送られ
てくる毎に、第６図（ｄ）の更新処理が実行される。す
なわち、ステップ３３０では、転送データＤ３に基づき
、保護用メモリ１６ｂを検索して１間合せスレーブのマ
シンナンバーを捜ｔ（第４図参照）、見付かった場合は
そのマシンナンバーが設定されている行の登録件数（Ｆ
エリア）および売上金ＶｍＣＧエリア）を転送データに
基づき更新する（ステップＳ３１．５３２）、以上によ
り更新処理は終了するが、これは第７図ではＴ４で示さ
れ、同図に示すように間合せスレーブ以外の各スレーブ
ＥＣＲにおいても同様の処理が実行される。この様にし
て、この売上データ処理システムを構成する全ＥＣＲの
保護用メモリ１６ｂ、２６ｂのＦおよびＧエリアには、
他のＥＣＲにおける登録件数および売上金額をも記憶さ
れ、かつ全保護用メモリ１６ｂ、２６ｂに亙って常に同
一に保たれる。

次に、−ｍ引毎に行なわれる締め処理時の動作について
説明する。第８図は、その際の問合せスレーブにおける
キー操作１間合せスレーブ処理動作、転送データおよび
マスタＥＣＲの処理動作を相互に関連づけて示したもの
である。

締め処理は、第８図（ａ）に示すように、間合せスレー
ブの入力部２１にある現金／預り金キー２２ｅを操作す
ることにより開始する。すなわちこのキー信号を入力部
２１から受けた問合せスレーブのＣＰＵ２２は同図（ｂ
）のフローチャートで示されるスレーブ処理を実行する
。先ず、小計レジスタＳＲにセットされている金額と預
り金の金額を比較し釣銭の有無を検出する（ステップＳ
４０〕、釣銭があるときは、釣銭を算出する釣銭処理を
行なう（ステップ３４１）０次いで、保護用メモリ２８
ｂの中から間合せスレーブの（自己の）在高を捜し、そ
の在高から釣銭を減じ、その結果で在高を更新する（ス
テップ５４２）、このステップＳ４２の処理が終った後
又はステップ５４０で釣銭は無いと検出された場合は、
ステップ５４３に進み、上記の在高に預り金の金額を加
え、その結果で上記在高を更新する処理が実行される。

ステップＳ４４では、上記ステップＳ４３で得られた新
たな在高を売上データ処理システム全体の共通データと
し、他の全てのＥＣＨに転送する処理が実行されるが、
第８図（Ｃ）のＤ４はこの時の転送データを示す０以上
により問合せスレーブの処理は終了する。

上記転送データを受け、マスタＥＣＲＩＯでは以下の割
込み処理が行なわれる。すなわち、転送データＤ４中の
問合せスレーブのマシンナンバーを保護用メモリ１６ｂ
のＥエリアから捜し出しくステップ３５０）、そのマシ
ンナンバーカ記憶されている行のＨエリアに記憶されて
いる在高を転送データＤ４中の在高で更新する処理が実
行される（ステップ３５１）、以上により締め処理にお
けるマスタＥＣＲの割込処理は終了するが、間合せスレ
ーブ以外の各スレーブＥＣＲでも同様の処理が行なわれ
る。この様にして、この売上データ処理システムを構成
する全ＥＣＲの保護用メモリ１６ｂ、２６ｂのＨエリア
には互に他のＥＣＲ在高をも記憶されかつ全保護用メモ
リｔａｂ、２６ｂに亙って常に同一に保たれる。

なお、本実施例では１間合せスレーブが共通データの更
新値を算出し、その結果を他のＥＣＲに転送しているが
１間合せスレーブは、取引に係る売上データ（ＦＬＵナ
ンバー、売上個数等）のみを他の全ＥＣＲに転送し、上
記更新値の算出は。

転送を受けた各ＥＣＲで行い各自で共通データを更新す
るようにしてもよい。

また１間合せスレーブは、取引に係る売上データをマス
タＥＣＲにのみ送り、マスタＥＣＲが。

共通データの更新値を算出し、その結果を全スレーブＥ
ＣＲに転送するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、この発明によると、マス
タ装置と多数のスレーブ装置を接続してなる売上データ
処理システムにおいて、マスタ装置および各スレーブ装
置に収集されている売上データのうち、重要なものをこ
のシステムを構成する全装置（マスタおよび各スレーブ
装置）で互いに記憶し合うようにしたから、たとえ多数
の装置が故障しても、いずれか１台の装置が正常なら、
各装置における重要データは確保でき、かつ読出しを続
行できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第２図は
一実施例のブロック回路図、第３図は第２図におけるＰ
Ｌυ合計メモリ１６ａの詳細な構成を示す図、第４図は
第２図における保護用メモリ１６ｂ、２６ｂの詳細な構
成を示す図、第５図は第２図におけるＦＬＵ合計メモリ
２６ａの詳細な構成を示す図、第６図は登録時の動作を
示す図、第７図は登録時の各処理の時間的関係を示すタ
イムチャート、第８図は締め処理を示す図である。 ｌＯ・・・・・・マスタＥＣＲ，ｌｌ・・・・・・入力
部、１２・・・・・・ＣＰＵ、１４・・・・・・表示部
、１５・・・・・・印字部。 １６・・・・・・ＲＡＭ、１８・・・・・・ドロア、１
９・・・・・・伝送回路。 特許出願人　　カシオ計算機株式会社 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　マスタ装置およびスレーブ装置を接続してなる売上デ
   ータ処理システムにおいて、 マスタ装置および各スレーブ装置にそれぞれ設けられ、
   売上データを入力する入力手段と、マスタ装置およびス
   レーブ装置にそれぞれ設けられ、この売上データ処理シ
   ステム全体に係る特定の売上データであって同一のもの
   を各々記憶する売上データ記憶手段と、 上記入力手段のいずれかから売上データが入力した場合
   、上記各売上データ記憶手段に記憶されている売上デー
   タを入力した売上データに基づいて更新する売上データ
   更新手段とを具備することを特徴とする売上データ処理
   システム。