JPS62242188A - 圧電バルブ - Google Patents

圧電バルブ

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Publication number
JPS62242188A
JPS62242188A JP8017486A JP8017486A JPS62242188A JP S62242188 A JPS62242188 A JP S62242188A JP 8017486 A JP8017486 A JP 8017486A JP 8017486 A JP8017486 A JP 8017486A JP S62242188 A JPS62242188 A JP S62242188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
valve body
valve
plate
deflection element
Prior art date
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Pending
Application number
JP8017486A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenobu Matsumura
武宣 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP8017486A priority Critical patent/JPS62242188A/ja
Publication of JPS62242188A publication Critical patent/JPS62242188A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧電板の電圧印加による伸縮を利用した圧電バ
ルブに関する。
〔従来の技術〕
従来、流体回路たとえば空気圧回路または油圧回路にお
いて制御弁として圧電体を用いたものが提案されている
たとえば、実開昭60−75775号公報及び実開昭6
0−75776号公報には、2枚の圧電板を金属板を挟
んで貼合わせてなるバイモルフ構造の圧電たわみ素子を
用いた圧電バルブが開示されている。この圧電バルブに
おいては、動作時に圧電印加により一方の圧電板が長い
方向に伸び且つ他方の圧電板が長さ方向に縮むことによ
り全体として一方向にたわみ、これにより弁体を移動さ
せている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上の様なバイモルフ構造の圧電たわみ
素子の動作時には、一方の圧電板には必ず残留分極の向
きとは逆向きの電界が印加されるので、該圧電板に説分
極現象に基づく分極劣化が発生するのを防止するために
印加電圧を余り高くすることができず、また比較的低い
印加電圧であっても印加時間が長い゛と徐々に分極劣化
が進行し初期特性が損われるので信頼性が低いという様
な問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、以上の如き従来技術の問題点を解決す
るものとして、圧電板をバネ性を存する基板の片面に貼
付けてユニモルフ型の圧電たわみ素子とし、該圧電たわ
み素子の一端を固定部材により固定支持し且つ他端を自
由端とし該自由端に弁体を付設し、該弁体を流体出入口
に対向させ、上記圧電板に該圧電板の残留分極と同じ極
性の電圧を印加する様に構成してなることを2以上有す
る、、圧電バルブが提供゛される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明による圧電バルブの第1の実施例を示す
断面図である。
第1図において、2はパルプケースであり、該ケース内
には固定部材4が固定配置されている。
該固定部材4には圧電たわみ素子6の一端部が固定支持
されている。該圧電たわみ素子は基板8に圧電板10を
貼合わせたものからなる。
第1図の部分拡大図に示されている様に、圧電板10の
両面には電極12.13が付されており、また基板8と
電極12との間には接着剤層14が介在している。尚、
圧電板10には矢印で示される様な一方の電極12側か
ら他方の電極13側へと向いた残留分極が存在する。ま
た、電極12゜13にはそれぞれバルブケース2外へと
延びているリード′fIA16.17が接続されている
。該リード線の端部間にはリード線16側を正としリー
ド線17側を負とする電圧を印加できる様になっている
この様なユニモルフ型圧電たわみ素子6は、たとえば、
通常の焼成方法で調製した圧電材料を板状に切出し両面
研摩して圧電板10を得た後に、該圧電板の両面に銀ペ
ーストで電極12.13を付与し、該電極間に2000
 V/n+程度の高電圧を印加して残留分極を生ぜしめ
、しかる後に金属板またはセラミック板等のバネ性(即
ち、復元性)を有する材料からなる基板8の一面と電極
12の表面とを接着剤層14で接合することにより作製
される。尚、リード線16.17は基板8の接合の前に
接続してもよいし、あるいは後加工により接続してもよ
い。
上記圧電材料は、圧電セラミックスの外、圧電ポリマー
、あるいは圧電セラミックスと圧電ポリマーとの複合体
のいづれであってもよい。
上記圧電たわみ素子6の自由端部側(即ち固定部材4に
より支持されている端部と反対側の端部側)の下面には
電極13面上に弁体18が付設されている。該弁体はた
とえばゴム材からなる。
バルブケース2には、上記弁体18と対向する位置に流
体圧入力ポート20が設けられており、また該パルプケ
ース2には流体圧出力ポート22が設けられている。
次に、本実施例における動作を説明する。
第1図に示される状態においては、弁体18は入力ポー
ト20を閉じてはおらず、従って人力ボート20からバ
ルブケース2内に流体が流入し且つ出力ポート22から
流体が流出する。
第2図は本実施例の動作説明のための断面図であり、第
2図に示される状態においては、リード線16と17と
の間にリード線16側が正となる様な電圧を印加し圧電
板10内に残留分極の向きと同一の向きの電界を発生さ
せることにより、該圧電板が収縮し且つ基板8は伸縮し
ないので圧電たわみ素子6は全体として自由端側か下方
へと移動する様にたわんでいる。このたわみは圧電板1
0の収縮力が基板8のバネ力に打勝つことにより実現さ
れる。そして、このたわみにより弁体18が入ボート2
0を閉じる。かくして、入力ポート20からバルブケー
ス2内への流体流入はなく且つ出力ポート22からの流
体流出もない。
但し、本実施例の圧電バルブにおいては流力ボート20
からの流体圧力が大きいと、上記圧電たわみ素子6のた
わみ力に基づく弁体18の押圧力に打勝って入力ポート
20からバルブケース2内に流体が流入する。この圧力
の臨界値は電極16゜17間に印加する電圧の大きさに
より適宜設定することができる。
尚、本実施例においては電極16.17間に印加する電
圧を解除することにより、基板8のバネ性に基づき第2
図に示される状態から第1図に示される状態へと変化す
ることはいうまでもない。
第3図は本発明による圧電バルブの第2の実施例を示す
断面図である。本図において第1図におけると同様の部
材には同一の符号が付されている。
本実施例は圧電たわみ素子が2つ並設されている点のみ
上記第1の実施例と異なる。即ち、一方の圧電たわみ素
子6の上方に他方の圧電たわみ素子6aが配置されてい
る。該圧電たわみ素子6aにおいて、基板8及び圧電板
10等は上記圧電たわみ素子6におけると同一であるが
、該圧電たわみ素子6の弁体18に対応する位置には絶
縁スペーサ18aが配置されている。
第4図は本実施例の動作説明のための断面図であり、上
記第2図と同様の図である。
本実施例における動作は基本的には上記第1実施例にお
けると同一である。即ち、2つのたわみ素子6,6aに
は同一の電圧が印加され、同様なたわみ変形を行なう。
これにより、本実施例においては上記第1の実施例の場
合と同一の駆動電圧にて弁体18による入力ポート20
の押圧力を2倍に高めることができる。
第5図は本発明による圧電バルブの第3の実施例を示す
断面図である。本図において第1図におけると同様の部
材には同一符号が付されている。
本実施例においては、圧電たわみ素子が2つの反対向き
に配置されており、一方のたわみ素子6に付された弁体
18に対向する位置に入力ポート20が配設されており
、他方のたわみ素子6bに付された弁体18に対向する
位置に排出ボート24が配設されている点のみ上記第1
の実施例と異なる。
第6図及び第7図は本実施例の動作説明のための断面図
であり、上記第2図と同様の図である。
本実施例において、たわみ素子6,6bの動作は上記第
1の実施例におけるたわみ素子6の動作と同一である。
第5図に示される状態においては、たわみ素子6.6b
の弁体18はいづれも入力ポート20及び排出ボート2
4を閉じてはおらず、従って入力ポート20から流体が
流入し且つ排出ボート24から流体が系外へと排出され
る。
第6図に示される状態においては、たわみ素子6bの弁
体のみが排出ボート24を閉じているの−で、入力ポー
ト20から流体が流入し且つ出力ボート22から流体が
流出する。
第7図に示される状態においては、たわみ素子6の弁体
が入力ポート20を閉じているので、入カポ−)20か
らの流体流入はなく且つ出力ボート22及び排出ボート
24からの流体の流出及び排出もない。
第8図は本発明による圧電バルブの第4の実施例を示す
断面図である0本図において第1〜6図におけると同様
の部材には同一符号が付されている。
本実施例は上記第3実施例において圧電たわみ素子6,
6bの弁体18の押圧力を高めるため上記第2実施例の
様にそれぞれ圧電たわみ6aを並設したものである。
以上の様な本発明の圧電バルブにおいては、使用する゛
流体の温度変化や周囲環境の温度変化等が激しいことも
予想されるので、温度変化に対するバルブ特性変化を抑
制するため圧電たわみ素子を構成する基板としては圧電
板と線膨張係数がほぼ等しいものを選ぶのが好ましい。
〔発明の効果〕
以上の如き本発明によれば、圧電板にはその残留分極の
向きと同一の向きの電界のみが印加されるので脱分極現
象による分極劣化は発生せず、従って高電圧印加が可能
で長寿命且つ高信幀性の圧電バルブが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明圧電バルブの断面図である。 2:バルブケース、4:固定部材、6,6a。 6b:圧電たわみ素子、8:基板、10:圧電板、iz
、ta:電極、14:接着剤層、16.1’7:リード
線、18;弁体、18a:絶縁スペーサ、20、 22
. 241ボート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電板をバネ性を有する基板の片面に貼付けてユ
    ニモルフ型の圧電たわみ素子とし、該圧電たわみ素子の
    一端を固定部材により固定支持し且つ他端を自由端とし
    該自由端に弁体を付設し、該弁体を流体出入口に対向さ
    せ、上記圧電板に該圧電板の残留分極と同じ極性の電圧
    を印加する様に構成してなることを特徴とする、圧電バ
    ルブ。
  2. (2)圧電たわみ素子と流体出入口との組を2以上有す
    る、特許請求の範囲第1項の圧電バルブ。
JP8017486A 1986-04-09 1986-04-09 圧電バルブ Pending JPS62242188A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8017486A JPS62242188A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 圧電バルブ

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JP8017486A JPS62242188A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 圧電バルブ

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JPS62242188A true JPS62242188A (ja) 1987-10-22

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ID=13710978

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JP8017486A Pending JPS62242188A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 圧電バルブ

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