JPS62242182A - パツキンの製造方法 - Google Patents
パツキンの製造方法Info
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- JPS62242182A JPS62242182A JP61082950A JP8295086A JPS62242182A JP S62242182 A JPS62242182 A JP S62242182A JP 61082950 A JP61082950 A JP 61082950A JP 8295086 A JP8295086 A JP 8295086A JP S62242182 A JPS62242182 A JP S62242182A
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- resin ring
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Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、を二とえばピストンとシリシダ等の相対運動
する二部材間の間隙をシールするパツキンの製造方法、
特に四フッ化エチLン樹脂(以下PTFEと称す)等の
樹脂製のパツキンの製造方法に関する。
する二部材間の間隙をシールするパツキンの製造方法、
特に四フッ化エチLン樹脂(以下PTFEと称す)等の
樹脂製のパツキンの製造方法に関する。
(従来の技術)
従来のこの種のパツキンとしては、たとえば第5図(ζ
示すようなものがある。すなわち100は断面略U字状
に成形されたPTFE製の成形パツキンであって、その
内径側および外径側に中心軸線方向に延びろ一対の内側
および外側リップ101゜102が設けられている。こ
の内側および外側リップ101,102はそのリップ先
端101 a。
示すようなものがある。すなわち100は断面略U字状
に成形されたPTFE製の成形パツキンであって、その
内径側および外径側に中心軸線方向に延びろ一対の内側
および外側リップ101゜102が設けられている。こ
の内側および外側リップ101,102はそのリップ先
端101 a。
102&側が半径方向外方および内方に傾斜して拡開し
ており、各内側および外側リップ101,102の間に
環状の溝103が形成されている。
ており、各内側および外側リップ101,102の間に
環状の溝103が形成されている。
一方、PTFEの成形は一般にPTFEは融点が高く融
点以上でも流動性が悪いので、通常PTFEのパウダー
を所定形状の金型を用いて常温下で圧縮して予備成形し
た後に炉内で焼成する圧縮成形法により、てなされる。
点以上でも流動性が悪いので、通常PTFEのパウダー
を所定形状の金型を用いて常温下で圧縮して予備成形し
た後に炉内で焼成する圧縮成形法により、てなされる。
しかしこのような圧縮成形法では単純な形状のものしか
成形できず、上記したパツキン100のように形状が!
Hなものでは均質に成形することができなかった。そこ
で従来のパツキンの製造は次のようにしてなされていた
。
成形できず、上記したパツキン100のように形状が!
Hなものでは均質に成形することができなかった。そこ
で従来のパツキンの製造は次のようにしてなされていた
。
すなわち、上記した圧縮成形法、あるいはPTFEのパ
ウダーの送入部、焼成部、冷却部を備えたラム式の押圧
成形機を用いて円筒状の樹脂素材を成形する。つぎに旋
盤等を用いて樹脂素材の端部の内外周をテーパ状に切削
して内側および外側リップ101,102の内周および
外周面を加工し、さらに樹脂素材の端面を削り取って溝
103を加工し、最後に樹脂素材の端部を所定巾で輪切
りにしてパツキン100を製造するものであった。
ウダーの送入部、焼成部、冷却部を備えたラム式の押圧
成形機を用いて円筒状の樹脂素材を成形する。つぎに旋
盤等を用いて樹脂素材の端部の内外周をテーパ状に切削
して内側および外側リップ101,102の内周および
外周面を加工し、さらに樹脂素材の端面を削り取って溝
103を加工し、最後に樹脂素材の端部を所定巾で輪切
りにしてパツキン100を製造するものであった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし斯かる従来例の場合には、内側および外側リップ
101,102の内、外周および溝103内周をそれぞ
れ別個に加工する必要があり、手間がかかる。さらに各
リップはテーパ形状となっているので加工しづらく、ま
た加工精度も高精度が要求されろという問題があった。
101,102の内、外周および溝103内周をそれぞ
れ別個に加工する必要があり、手間がかかる。さらに各
リップはテーパ形状となっているので加工しづらく、ま
た加工精度も高精度が要求されろという問題があった。
また上記したようにそれぞれバイト等によって切削加工
するので切削代を見込まなければならず歩留りが悪いと
いう問題があった。
するので切削代を見込まなければならず歩留りが悪いと
いう問題があった。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、成形が容易で
かつ歩留りを向上させ得るパツキンの製造方法を提供す
ることにある。
されたもので、その目的とするところは、成形が容易で
かつ歩留りを向上させ得るパツキンの製造方法を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明?ζあっては、平板状
の樹脂リングを成形する工程と、当該樹脂リングを加熱
して軟化せしめろ工程と、軟化したvI4I4シリング
定形状に絞る工程と、絞った樹脂リングを冷却する工程
とから成っている。
の樹脂リングを成形する工程と、当該樹脂リングを加熱
して軟化せしめろ工程と、軟化したvI4I4シリング
定形状に絞る工程と、絞った樹脂リングを冷却する工程
とから成っている。
(実施例)
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図には本発明の製造方法により製造されるパツキンが示
されている。すなわち1は樹脂製の断面U字状のパツキ
ンであり、内径側および外径側にそれぞれパツキン1の
中心軸線方向に延びる内側および外側リップ2,3が設
けられている。
図には本発明の製造方法により製造されるパツキンが示
されている。すなわち1は樹脂製の断面U字状のパツキ
ンであり、内径側および外径側にそれぞれパツキン1の
中心軸線方向に延びる内側および外側リップ2,3が設
けられている。
各リップ2,3はそれぞれ内側リップ2は半径方向内方
に、外側リッ゛プ3は半径方向外方に傾斜して延びてお
り、各リップ2,3のリップ先端21゜31がシリンダ
4の内周面およびピストン5の外周面に密封接触される
。
に、外側リッ゛プ3は半径方向外方に傾斜して延びてお
り、各リップ2,3のリップ先端21゜31がシリンダ
4の内周面およびピストン5の外周面に密封接触される
。
第2図乃至第4図には本発明の一実施例に係るパツキン
の製造方法が示されている。第2図においては、平板状
の樹脂リング10を成形する工程が示され、図中11は
円筒状に成形した樹脂素材である。乙のtM脂素材11
の内径および外径はあらかじめ所定寸法に成形されてい
る。樹脂素材11は従来例と同様に旋盤等にその中心軸
線を回転軸として回転自在に取付けられ、t!f ff
l g材11周囲に配置されたバイト等の突切り手段1
2により所定厚さで輪切りにされて環状の樹脂リング1
oが成形される。上i!a四脂四相素材としては本実施
例では耐摩耗性、耐候性、耐油性、および耐薬品性等に
優れたPTFE樹脂が1史用され従来例と同様に圧縮成
形法あるいは押出し成形によって成形されろ。もっとも
PTFEに限るものC士な(、FEP(四フッ化エチレ
ン六フッ化プロピレレ共重合物)、PFA(四フッ化エ
チレン・パーフルオロアルコオキシド) 、EPFE
(エチレン四フッ化エチレン共重合物)、ポリエーテル
エーテルケトン、高分子ポリエチレン等の各M樹脂を用
いてもよく、またこれら樹脂にガラス短a維、カーボン
短繊維、金属繊維、セラミック短ta錐、ウィスカ、グ
ラファイト粉、金属粉、ガラス粉、セラミック粉、樹脂
粉等の充填剤を単独あるいは281以上鹿合して耐摩耗
性、低摩擦性を付与してもよい。
の製造方法が示されている。第2図においては、平板状
の樹脂リング10を成形する工程が示され、図中11は
円筒状に成形した樹脂素材である。乙のtM脂素材11
の内径および外径はあらかじめ所定寸法に成形されてい
る。樹脂素材11は従来例と同様に旋盤等にその中心軸
線を回転軸として回転自在に取付けられ、t!f ff
l g材11周囲に配置されたバイト等の突切り手段1
2により所定厚さで輪切りにされて環状の樹脂リング1
oが成形される。上i!a四脂四相素材としては本実施
例では耐摩耗性、耐候性、耐油性、および耐薬品性等に
優れたPTFE樹脂が1史用され従来例と同様に圧縮成
形法あるいは押出し成形によって成形されろ。もっとも
PTFEに限るものC士な(、FEP(四フッ化エチレ
ン六フッ化プロピレレ共重合物)、PFA(四フッ化エ
チレン・パーフルオロアルコオキシド) 、EPFE
(エチレン四フッ化エチレン共重合物)、ポリエーテル
エーテルケトン、高分子ポリエチレン等の各M樹脂を用
いてもよく、またこれら樹脂にガラス短a維、カーボン
短繊維、金属繊維、セラミック短ta錐、ウィスカ、グ
ラファイト粉、金属粉、ガラス粉、セラミック粉、樹脂
粉等の充填剤を単独あるいは281以上鹿合して耐摩耗
性、低摩擦性を付与してもよい。
尚、本実施例では樹脂リング1oを円筒状の樹脂素材1
1を輪切りにすることにより成形したが、樹脂リング1
0成形用の金型を月いて金型内にPTFEのパウダを充
填し、予備圧縮した後焼成する圧縮成形法により成形す
るようにしてもよいO つぎに上記樹脂リング1oを加熱して軟化させる。樹脂
リング10の加熱はたとえば後記するヒートプレスの熱
盤上あるいは恒温槽を用いてなされる。
1を輪切りにすることにより成形したが、樹脂リング1
0成形用の金型を月いて金型内にPTFEのパウダを充
填し、予備圧縮した後焼成する圧縮成形法により成形す
るようにしてもよいO つぎに上記樹脂リング1oを加熱して軟化させる。樹脂
リング10の加熱はたとえば後記するヒートプレスの熱
盤上あるいは恒温槽を用いてなされる。
樹脂リング10を所定温度まで予熱した後、軟化した樹
脂リング10を第3図および第4図に示すようにヒート
プレスによって絞り成形を行なう。
脂リング10を第3図および第4図に示すようにヒート
プレスによって絞り成形を行なう。
図において13は金型全体を示しており、この金型13
は内部中空の上型14、下型15および上、下型14,
15内に同心的に押入されろ心棒16とから成っている
。上記心n16はその中途部が大径の大径部161とな
っており、この大径部161が下型15のランド部15
1に上下方向にN動自在に嵌合している。ランド部15
1下端部には半径方向内方に突出して大径部161の下
方への移動を規制する段部152が突設されている。一
方正型15上面の内径側に環状の凹部153が設けられ
心棒16外周との間に環状のキャビティAを構成してい
る。凹部153の外周壁上縁は上方に向って拡開するテ
ーパ面153aとなっており、またこの凹部153の底
面154と」4記心棒16の大径部161上瑞縁161
aとは同一面上となるようになっている。上記下型15
のランド部151上部は上方に拡開するテーパ形状とな
っており、一方心棒16の大径部161上部もテーパ形
状に構成されて位置決めを確実にしている。また心棒1
6の大径部161より上方部分は上型14内周のランド
部141に摺動自在に嵌合して上型14を案内するガイ
ド部162となっており、さらにガイド部162上部;
よ上端に向って徐々に縮径されるテーパ部162aとな
っていろ。−力士型14の下面の内径側に(よ下方に突
出する環状突部142が設けられている。この環状突部
142下端面には環状突起143が突設され、上型14
と下型15を型締めした際にこの環状突起143が下型
15のキャビティA内に突出し、下型15の凹部153
、上型14の環状突部142および心棒16の外周面と
によって断面略U字形状の隙間が形成されるようになっ
ている。また心棒16の上記大径部161の下方に延び
る部分は小径の小径部163となっており、心棒16の
大径部161下端縁が下型15のランド部151に設け
た段部152に当接しtこ位置で、心棒16の下端面が
下型15下面位置となるようになっている。
は内部中空の上型14、下型15および上、下型14,
15内に同心的に押入されろ心棒16とから成っている
。上記心n16はその中途部が大径の大径部161とな
っており、この大径部161が下型15のランド部15
1に上下方向にN動自在に嵌合している。ランド部15
1下端部には半径方向内方に突出して大径部161の下
方への移動を規制する段部152が突設されている。一
方正型15上面の内径側に環状の凹部153が設けられ
心棒16外周との間に環状のキャビティAを構成してい
る。凹部153の外周壁上縁は上方に向って拡開するテ
ーパ面153aとなっており、またこの凹部153の底
面154と」4記心棒16の大径部161上瑞縁161
aとは同一面上となるようになっている。上記下型15
のランド部151上部は上方に拡開するテーパ形状とな
っており、一方心棒16の大径部161上部もテーパ形
状に構成されて位置決めを確実にしている。また心棒1
6の大径部161より上方部分は上型14内周のランド
部141に摺動自在に嵌合して上型14を案内するガイ
ド部162となっており、さらにガイド部162上部;
よ上端に向って徐々に縮径されるテーパ部162aとな
っていろ。−力士型14の下面の内径側に(よ下方に突
出する環状突部142が設けられている。この環状突部
142下端面には環状突起143が突設され、上型14
と下型15を型締めした際にこの環状突起143が下型
15のキャビティA内に突出し、下型15の凹部153
、上型14の環状突部142および心棒16の外周面と
によって断面略U字形状の隙間が形成されるようになっ
ている。また心棒16の上記大径部161の下方に延び
る部分は小径の小径部163となっており、心棒16の
大径部161下端縁が下型15のランド部151に設け
た段部152に当接しtこ位置で、心棒16の下端面が
下型15下面位置となるようになっている。
樹脂リング10の絞り成形は、まず第3図に示すように
心棒16のガイド部162に樹脂リング10を挿入し、
手又は治具を用いて所定位置まで押込む。ガイド部16
2は樹脂リング10内径よりも大径になってお咋、樹脂
リング10は上部のテーパ部162aを通ってその内径
側が徐々に拡径される。つぎに心棒16のガイド部16
2に上型14を挿入してたとえばヒートプレスの固定蓋
17の熱g118上にセットする。金型13はそれぞれ
予め予熱しておく。金型13の予熱は、たとえばヒート
プレスの熱盛18上で予熱しておけばよい。金型13を
固定盤17にセットした後、可動gX19を下方に移動
させて上型14と下型15を型締めし、一定の成形圧力
をかけて一定時間保持する。型締めの際には、上型14
の環状突部142によって心棒16のガイド部162に
取付けられた樹脂リング10がガイド部162に治って
キャビティAまで移動し、樹脂リング10の外径側が下
型15の凹部153に設けたテーパ面153aに当接す
る。さらに上型14を下方に移動させると樹脂リング1
0はその外径側が下型15のテーパ面153aに当接し
、内径側が心棒16に当接した状態で環状突起143に
よって下方に押圧されて樹脂リング10がU字状に絞ら
れ、型締めした状態で一定時間保持されろ。圧縮した後
に金型13をビートプレスから取外し、型開きしてキャ
ビティA内から成形品を取出す。取出した成形品の内側
および外側リップ2,3はスプリングバックによって若
干開く。
心棒16のガイド部162に樹脂リング10を挿入し、
手又は治具を用いて所定位置まで押込む。ガイド部16
2は樹脂リング10内径よりも大径になってお咋、樹脂
リング10は上部のテーパ部162aを通ってその内径
側が徐々に拡径される。つぎに心棒16のガイド部16
2に上型14を挿入してたとえばヒートプレスの固定蓋
17の熱g118上にセットする。金型13はそれぞれ
予め予熱しておく。金型13の予熱は、たとえばヒート
プレスの熱盛18上で予熱しておけばよい。金型13を
固定盤17にセットした後、可動gX19を下方に移動
させて上型14と下型15を型締めし、一定の成形圧力
をかけて一定時間保持する。型締めの際には、上型14
の環状突部142によって心棒16のガイド部162に
取付けられた樹脂リング10がガイド部162に治って
キャビティAまで移動し、樹脂リング10の外径側が下
型15の凹部153に設けたテーパ面153aに当接す
る。さらに上型14を下方に移動させると樹脂リング1
0はその外径側が下型15のテーパ面153aに当接し
、内径側が心棒16に当接した状態で環状突起143に
よって下方に押圧されて樹脂リング10がU字状に絞ら
れ、型締めした状態で一定時間保持されろ。圧縮した後
に金型13をビートプレスから取外し、型開きしてキャ
ビティA内から成形品を取出す。取出した成形品の内側
および外側リップ2,3はスプリングバックによって若
干開く。
最後に金型13から取出した成形品を冷却する。
冷却は水浸漬その他の方法によって急冷することにより
なされ、一定時間冷却することによってパツキンの製造
が完了する。
なされ、一定時間冷却することによってパツキンの製造
が完了する。
(発明の効果)
本発明は以上の構成および作用から成るもので、板状の
If[1リングを成形し、この樹脂リングを加熱して軟
化させて絞り加工を行ない、その後冷却して製造するよ
うにしたので、従来の機械加工のように各部を切削する
必要はなくなり、成形加工が極めて容易となる。また板
状の樹脂リングを絞って成形するようにしたので、従来
のように切削代が不要となって歩留りが飛躍的に向上す
るという効果が得られろ。
If[1リングを成形し、この樹脂リングを加熱して軟
化させて絞り加工を行ない、その後冷却して製造するよ
うにしたので、従来の機械加工のように各部を切削する
必要はなくなり、成形加工が極めて容易となる。また板
状の樹脂リングを絞って成形するようにしたので、従来
のように切削代が不要となって歩留りが飛躍的に向上す
るという効果が得られろ。
第1図乃至第4図は本発明に係るパツキンの製造方法の
一実施例を示すもので、第1図は!(ツキンの要部縦断
面図、第2図は樹脂リングの成形工程を示す概略斜視図
、第3図および第4図は樹脂リングの絞り工程の要部縦
断面図、第5図は従来のパツキンの要部縦断面図である
。 符 号 の 説 明 1・・・パツキン 10 ・樹脂リング11・・4
1M!11素材 13・・金型14・・・上型
15・・下型16・・心棒 18・・熱
盤 \−・ 、′ \と5)′ 第1図 ノぜ〆」しン 第2図 f 第3図 第4図
一実施例を示すもので、第1図は!(ツキンの要部縦断
面図、第2図は樹脂リングの成形工程を示す概略斜視図
、第3図および第4図は樹脂リングの絞り工程の要部縦
断面図、第5図は従来のパツキンの要部縦断面図である
。 符 号 の 説 明 1・・・パツキン 10 ・樹脂リング11・・4
1M!11素材 13・・金型14・・・上型
15・・下型16・・心棒 18・・熱
盤 \−・ 、′ \と5)′ 第1図 ノぜ〆」しン 第2図 f 第3図 第4図
Claims (1)
- 平板状の樹脂リングを成形する工程と、当該樹脂リング
を加熱して軟化せしめる工程と、軟化した樹脂リングを
所定形状に絞る工程と、絞った樹脂リングを冷却する工
程とから成ることを特徴とするパッキンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082950A JPS62242182A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | パツキンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082950A JPS62242182A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | パツキンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62242182A true JPS62242182A (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=13788497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61082950A Pending JPS62242182A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | パツキンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62242182A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011646A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nok Corp | 4フッ化エチレン製の製品の製造方法 |
JP2014059041A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Amadera Kuatsu Kogyo Kk | リップリングの製造方法 |
CN106273377A (zh) * | 2016-08-16 | 2017-01-04 | 龙泉市天丰空调配件有限公司 | 一种汽车空调压缩机油封的生产模具及压铸机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688480A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nok Corp | Production of oil seal |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP61082950A patent/JPS62242182A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688480A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nok Corp | Production of oil seal |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011646A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nok Corp | 4フッ化エチレン製の製品の製造方法 |
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