JPS6224182A - 原子炉燃料被覆管 - Google Patents

原子炉燃料被覆管

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JPS6224182A
JPS6224182A JP60195672A JP19567285A JPS6224182A JP S6224182 A JPS6224182 A JP S6224182A JP 60195672 A JP60195672 A JP 60195672A JP 19567285 A JP19567285 A JP 19567285A JP S6224182 A JPS6224182 A JP S6224182A
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cylindrical layer
zircaloy
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、加圧木型及び沸騰水型原子炉で使用するジル
コニウム系合金製の燃料被覆管に関する。本発明は、特
に、加圧木型原子炉及び沸騰水型原子炉の燃料要素内部
におけるペレットと被覆との相互反応(PCI)の悪影
響を最少限に抑える特性を持つ被′li1管に関する水
冷却原子炉の分野では、全体が高ジルコニウム合金製の
被覆管が使用されている。一般に使用されている合金の
例としては、ジルカロイ−2(Zilcaloy−2)
及びジルカロイ−4(Zircaloy−4)を挙げる
ことができる。これらの合金は、核特性、機械的特性及
び高温度下での耐水腐蝕性にもとづいて選択される。
〈従来の技術〉 ジルカロイ−2及びジルカロイ−4の開発と、ジルカロ
イ−1及びジルカロイ−3の放棄又は不使用に至る歴史
は、 1984年にASTMの特別技術刊行物No 、
 388として刊行されたスタンレーーカス(Stan
ley Kass)による「ジルカロイの開発J (T
heDevelopment ofZircaloys
)に要約されている。この論文を参考文献として本明細
書中に引用する。ジルカロイの開発に関する興味ある他
の文献としては、米国特許第2,772,984号、第
3,097,094号及び第3,148,055号明細
書を挙げることができる。
ソビエト連邦共和国の、水冷却型原子炉で一般的に使用
されているジルコニウム系合金はオゼンナイト−0,5
(Ozhennite−0,5) テあると考えられる
。この合金は、呼称成分として、0.2重fJt%ノs
nと、0.1重量2のFeと、0.1重量2のNi 、
0.1重量%のNbとを含有するものであると考えられ
る。
ジルカロイ−2及びジルカロイ−4についての市販製品
の化学的特性の規格は、(INSNo、 R80802
及びR80804合金に関する)ASTM 83゜50
−80に公表された要件を実質的に満足している。」二
記の要件に加えてこの種の合金類の酸素含有量−が80
0乃至1lll100Ppであることが要求され、燃料
被覆に用いる場合には一般に約1200±200pp1
mであることが要求される。一般に実用化されているジ
ルカロイ被覆管の製造方法は、インゴットを熱間加工し
て中間寸法のビレット又はログにし、ビレットをベータ
溶液(beta 5olution)で処理し、中空ビ
レットを機械加工し、その中空ビレットを高温度でアル
ファ押出し成形しで(alphaextruding)
中空円筒形の押出成形物とし、各ロール通過前にアルフ
ァ再結晶焼鈍を行なって多数回の冷間ピルガ−圧延によ
り押出成形物を圧延してほぼ仕上り寸法の被覆にする方
法である。次に、冷間加工されたほぼ仕上り寸法の被覆
を最終焼鈍する。この最終焼鈍は、応力緩和焼鈍である
場合もあり、部分的再結晶焼鈍である場合もあり、完全
再結晶焼鈍である場合もある。最終焼鈍のタイプは、燃
料被覆の機械的特性に合わせた設計者の規格に基すいて
選択される。
〈従来技術の問題点〉 前述の被覆を使用した燃料棒を用いた場合に起こる一つ
の問題点は、破砕された熱膨張する酸化物燃料ペレット
との接触によって更に応力が加わる状態に置かれる被覆
の内面から発生する割れが認められることである。これ
らの割れは、ときには被覆の壁の厚さを貫いて拡がり、
燃料棒の完全性を損ない冷却材が燃料棒及び放射性の核
分裂生成物中に入′り込んで、原子炉の炉心を還流して
いる一時冷却材の汚染を惹き起こすことがある。この種
の割れの現象は、ジルコニウム合金類の内部における割
れの発生と拡がりを誘起する照射による硬化と、機械的
な応力と、核分裂生成物との相互作用によって惹き起こ
されるものと一般に考えられている。
水冷却型原子炉の運転時に燃料ペレットと被覆との界面
で発生する割れめ拡がりに抵抗するものとして、内側面
にジルコニウム層を接着したジルカロイ燃料被覆管が提
案されている。この種の提案は、たとえば、米国特許第
4,045,288号、第4,372,817号、第4
,200゜492号及び第4,380,487号明細書
及び英国特許第2,104,711A号明細書でなされ
ている。
前記各特許のジルコニウム塗膜は、水腐蝕に対する抵抗
性を考慮することなくPCIに対する抵抗性を理由に選
択されたものである。
被覆が原子炉内部で侵されて被覆内部への冷却材の侵入
を許した場合には、被覆の大部分を形成している高シル
コウム合金の耐水腐蝕性と比較して塗膜の耐水腐蝕性は
遥かに劣っているものと考えられる。このような状況下
にあっては、塗膜は比較的速やかに完全酸化されて役に
立たないものになるとともに、被覆のジルコニウム合金
部分の内部では水素化物の形が増加しジルコニウム合金
の構造完全性が危くなる。このような被覆の劣化は、冷
却材へのウラニウム及び放射性核種の多6量の放出を伴
なう総体的な破壊につながる可能性がある。
本技術分野では、耐水腐蝕性の高い従来法のジルコニウ
ム合金の層の中間に前記特許のジルコニウム層を埋め込
むか、又は先に提案された内側に面したジルコニウム層
の代りにジルコニウム含有量の低い低ジルコニウム合金
を用いることにより、上述の耐水腐蝕性の問題を解決し
ようとしている。この種の設計例は、英国特許第2,1
19,559号明細書に記載されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の努力にもかかわらず、内径面及び外径面の両面の
従来法のジルコニウム合金の持つ優れた耐水腐蝕性を保
持し、しかも従来法のジルカロイ−2及びジルカイロイ
ー4よりも優れたPCI割れの拡がりに対する抵抗性を
持つ水冷却型原子炉の燃料被覆に対する要求が継続して
存在している。
〈問題点を解決するための手段〉 従って、本発明は、ジルカロイ−2及びジルカロイ−4
から成る群より選んだ強度が高く耐水腐蝕性の優れた第
一のジルコニウム合金製の外側円筒形層と、前記外側円
筒形層と金属学的に結合している第二のジルコニウム合
金製の内側円筒形層であって、0.1乃至0.3重量%
の錫と、0.05乃至0.2重量2の鉄と、(LOO5
乃至0.4重量%のニオビウムとニッケル、クロム及び
これらの組合せから成る群から選択した元素0.03乃
至0.1重量%とを含有し、鉄とニッケルとクロムの含
有量の合計が0.25重量2未満であり、更に300乃
至1200ppmの酸素を含有し、残部がジルコニウム
である内側円筒形層とから成り、前記の内側円筒形層の
耐水腐蝕性が前記の外側円筒形層の耐水腐蝕性と、少な
くとも実質的に同等であることを特徴とする原子燃料被
覆管に関する。
本発明の燃料被覆管は、従来法のジルカロイ−2及びジ
ルカロイ−4製の燃料被覆体と比較して、優れたPCI
割れの拡がりに対する抵抗性を持つ。
好ましい酸素含有量は約300−1000PPM、より
好ましくは約300〜700ppHである。
又、ニオビウムの含有量は、0.05〜0.2重量%で
あるのが好ましい。
〈実 施 例〉 本発明をより明確に理解できるよう、以下に添付図面を
参照して、本発明の好ましい実施例について説明する。
図面に示すように、複合燃料被覆管1は、異なるジルコ
ニウム系合金から成る2層の同心円筒状層を持つ。外側
層10は、水雰囲気下において優れた耐腐蝕性を持つこ
とが知られた従来型高強度ジルコニウム系合金から成る
。この第一の合金としては、たとえば、ジルカロイ−2
又はジルカロイ−4を用いることができる。
使用するジルカロイ−2又はジルカロイ−4は、UNS
f10802 (ジルカロイ−2)又はUNS8080
4(ジ)Ii力0イー4)ニ関するASTM B55O
−80(7)表1に定められた化学的規格を満足するも
のであるのが望ましい、更に、これらの合金類の酸素含
有量は900〜1800ppmの範囲内でなければなら
ない。
外側層と金属学的に接合し、且つ外側層の内部に位置す
る第二の円筒形層20は、以下の大工に示す組成を持つ
以  下  余  白 表       工 組 成  好ましい  好ましい (重橡t) 組成 Ai成 B 1    t        【丁   2Sn   
0.1−0.3  0.1−0.3  0.1−0.3
Fe   O,05−0,20,05−0,20,05
−0,2Nb   O,05−0,40,05−0,4
0,05−0,4Ni     O,Q3−0.1  
   <70ppm    0.03−0.1Cr  
total  N1cer  O,03−0,1<20
0ppm0 300−1200pp■ 300−700
pp層 300−700pp*Fe+Ni+Cr  <
 0.25  < 0.25   < 0.25Zr 
     残  部本    残  部本    残 
 部攻攻(註)含有量2000ppm以下の(酸素以外
の)不純物類を除く残部は実質的にジル コニウムによって占められる。
以  下  余  白 上記の内側層は、原子炉内部における燃料被覆管のPC
Iに関連する割れの拡がりに対する抵抗性を改善するた
めに設けられるものである。この層の材料として選択さ
れる合金(表1参照)は、内側層の耐水腐蝕性をジルカ
イロ製の外(111層の耐腐蝕性を少なくとも実質的に
同等にするために、最少量の錫、鉄、ニオビウム及びニ
ッケルを含有する(表に示されているように、ニッケル
の一部又は全部をクロムで置き換えてもよい)。これら
の成分元素の上限値は、原子炉内での使用時に内側層材
料が充分な延性を保有し、PCIに関連した割れの拡大
を防止するために定めた上限値である。表示した範囲内
において、鉄、ニッケル及びクロムの合計含有量並びに
、これらの各元素の含有量はこれらの元素によって形成
される沈澱物の量が過剰にならず、従って、沈澱物量を
所望する耐水腐蝕性を確保するに充分な水準に保持しつ
つ上記の各元素がPCIに関連する特性に及ぼす悪影響
を最少量に抑えるように限界値が定められている。
表1に示した好ましい一実施例の組成物においては、内
側層組成物中のニッケルを完全にクロムで置き換えるこ
とができる。たとえば重水型原子炉の場合等は、ニッケ
ルの中性子捕捉断面積よりもクロムの中性子捕捉断面積
のほうが著しく小さいので、低ニツケル組成物のほうが
好ましい。
錫及びニオビウムが上に特定された範囲内であれば、こ
れらの元素は耐水腐食性を高めるとともに、幾分かの固
溶体強化(Solidsolution streng
thening)をもたらす、ニオビウム含有沈澱物を
最少にするために、ニオビウムの含有量は0.4重量%
以下に保たなければならない、この点に関する保証をよ
り確実にするためには、ニオビウムの最大含有量は0.
2重量%以下にするのが好ましい。
酸素含有量が増大すると、内側層合金の硬度が高くなり
、原子炉パイル内部におけるPCI割れに対する内側層
の抵抗性に悪影響を及ぼすと考えられる。従って、酸素
は1200pp−に保持する。好ましい内側層の酸素含
有量は300乃至11000ppであり、より好ましく
は300乃至700 ppmである。酸素含有量の下限
値は、酸素をそれ以上減少させることによるPCI特性
に関する改善には限界があり、酸素を更に減少させる際
の大幅な追加コストを考慮すると、下限値よりも酸素含
有率を更に減少させることは適当でないという根拠に基
づく下限値である。
内側層内部の全不純物量は2000PPM以下に保持す
ると記載したが、全不純物量を1500ppm以下とし
、個々の不純物含有量をA!9TM B55O−80、
表1 、 UNS R80001に規定された最大値以
下にするのが好ましい、ここで、ASTM B55O−
8O全部を参考文献として本明細書中に引用する。全不
純物量を減少させるには、内側層合金の製造に使用する
ジルコニウム原料物質に電子ビーム融解法を使用すれば
よい。
内側層20の厚みは、外側層10の厚みより小さくシ、
好ましくは約0.051〜0.0152cm(0,00
2〜o、ooeインチ)、より好ましくは0.0078
〜0.0127cm(0,003〜0.005インチ)
にする、外側層10が被覆の大部分を形成しており、被
覆の機械的諸特性を定める。従って、外側層の所要厚み
は、核燃料素材の設計技術の常法に従って、従来法によ
り定めることができる。好ましくは、熱間加工、焼鈍及
び冷間加工工程を組み合わせて、内側層と外側層との間
を金属学的に完全接合させる。
例示の目的のためにのみ掲げる以下の実施例により、本
発明を更に明らかにしたい、・必要な合金添加物を市販
のジルコニウムとともに消耗電極真空アーク融解によっ
て表Hに示す呼称組成の合金を融解する。アーク融解は
、少なくとも2度行なう。
本願明細書に記載する被覆の化学的規格は、製造時のイ
ンゴット段階で合金成分元素類及び不純物について化学
分析を行ない、引き続いて製造の中間段階たとえば一体
押出し成形段階で界面元素類、酸素、水素、及び窒素に
ついて化学分析を行なうことにより満足することができ
ることは容易に理解できるものと考える。最終仕上げ寸
法の被覆について化学分析する必要はない。
表        II の Sn     0.2  重量2 Fe    0.1重量2 Wb    O,1重量2 Ni    O,05重量駕 Cr    0−05重量2 0      300  ppIM Zr    随伴する不純物 類を除く残部 ベータ溶解処理工程(beat 5olution t
reatwent 5tep)を含む従来法のジルカロ
イ−次製造技術により、得られたインゴットを加工して
、内側層となる管状の原料成分とした。 ASTN B
55O−80(1) RFJO802又はR8G304
相当品の、規格に合致し且つ酸素含有量が900〜18
00ppmであるインゴットから、従来法により、外側
層となる管状のジルカロイ原料成分を製造した、内側層
及び外側層となるこれらの管状の原料成分は冷間加工し
てもよく、熱間加工してもよく、ベータ急冷微細構造に
してもよい。
外側層原料成分の内径表面並びに内側層原料成分の外径
表面を機械加工して、両者を嵌め込んだときに画成分間
の間隙が最小になる寸法にする0機械加工後に青成分を
清掃して、接合される面から表面汚染物をできるだけ取
り除く0次いで、青成分を嵌め合せて、隣接する青成分
の界面に形成される環状部分を真空電子ビーム溶接によ
って閉鎖し、嵌合した青成分の両端部が溶接された後に
おいては環状の内部が真空に保持されるようにする。
この段階で未接合のチューブのシェル組立体は、全体が
ジルカロイでできた被覆管の製造に利用される公知の押
出し成形、冷間ビルガー(cold pilgerin
g)法及び焼鈍法によって処理可能な状態になる。 1
982年1月29日付出願の米国特許出願第343,7
88号及び第343,787号並びに米国特許第4,4
50.01Ef号明細書に記載された従来法及び新規な
方法の何れかで使用されている従来技術のジルカロイ用
潤滑剤、クリーニング法、引伸し技術及び表面仕上げ技
術を用いることができる。上述の製造方法の何れによっ
ても、小部分の取るに足らない不可避の接合線汚染区域
を除いて、完全な連続した金属学的な層間接合が得られ
る。
本発明の実施に当たっての必須条件ではないが、レーザ
又は誘導加熱によるベータ処理を行なうのが好ましい、
ベータ処理を行なう場合には、(米国特許出願第343
,788号に記載されているように)好ましくは表面処
理として最後から2番目と最後の冷間ピルガ−圧延工程
の間で行なうか、或いは、好ましくは壁部貫通ベータ処
理として最後から2番目の冷間ピルガ−圧延工程の直前
に行なう、ベータ処理後に、好ましくは約600℃以下
、より好ましくは約550℃以下で、全中間焼鈍並びに
最終焼鈍を行なう、ベータ処理によって付与された高い
耐腐蝕性を保持するために、上記のような低温度での焼
鈍を行なう、最も好ましくは、外側層及び内側層の耐水
腐蝕性は、24時間の500℃、105 Kg/ ri
(1500psi )の水蒸気試験後において、灰色若
しくは実質的に黒色の付刃腐蝕フィルムが形成し1砥増
加が200mg10/、より好ましくは100mg10
s”であるという特徴を持つ。
表面ベータ処理を行なう行なわないにかかわりなく、最
終冷間ピルガ−圧延後最終焼鈍は、ジルコニウム合金製
の内側層が応力緩和される即ち、再結晶化がほとんど起
こらない)焼鈍でもよく、部分的に再結晶化する焼鈍で
もよく、完全に再結晶化する焼鈍でもよい、完全結晶化
最終焼鈍を実施した場合には、生じる粒子の平均粒度が
内側層の壁圧の約几、より好ましくは1/10乃至1/
30以下になるようにする。ジルカロイ製の外側層は、
少なくとも応力緩和焼鈍される。最終焼鈍後に、従来法
のジルカロイ製チューブ清掃工程、引伸し工程及び仕上
げ工程を実施する。
塗膜つき被覆体に核分裂性の燃料物質を装入する。使用
する燃料物質は、好ましくは、円筒状ベレットであり1
面取りして角をとったエツジ部を持つか又は凹んだ皿状
端部を持つものにするのがよい、好ましくは、ペッレト
はUO2を主成分とし、密度的85%のものである。ベ
レットに、たとえばガドリニア又は硼素化合物の如き燃
焼性の吸収剤を含有させておくこともできる。得られる
燃料要素は、公知の加圧木型又は沸騰水型原子炉の設計
のうちの何れの形にしてもよく、好ましくは気密に封止
された被覆体の内部を標準加圧ヘリウム雰囲気にする。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は1本発明による細長い燃料被ra管の横断
面図である。 1・・・複合燃料被覆管 10・・・外側層 20・・・内側層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジルカロイ−2及びジルカロイ−4から成る群より
    選んだ強度が高く耐水腐蝕性の優れた第一のジルコニウ
    ム合金製の外側円筒形層と、前記外側円筒形層と金属学
    的に結合している第二のジルコニウム合金製の内側円筒
    形層であって、0.1乃至0.3重量%の錫と、0.0
    5乃至0.2重量%の鉄と、0.05乃至0.4%重量
    %のニオビウムと、ニッケル、クロム及びこれからの組
    合せから成る群から選択した元素0.03乃至0.1重
    量%とを含有し、鉄とニッケルとクロムの含有量の合計
    が0.25重量%未満であり、更に300乃至1200
    ppmの酸素を含有し、残部がジルコニウムである内側
    円筒形層とから成り、前記の内側円筒形層の耐水腐蝕性
    が前記の外側円筒形層の耐水腐蝕性と少なくとも実質的
    に同等であることを特徴とする原子燃料被覆管。 2、第二のジルコニウム合金のニッケル含 有量が0.03乃至0.1重量%であり、クロム含有量
    が200ppm未満であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の被覆管。 3、第二のジルコニウム合金のクロム含有量が0.03
    乃至0.1重量%であり、ニッケル含有量が70ppm
    未満であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の被覆管。 4、第二のジルコニウム合金のニオビウム含有量が0.
    05乃至0.2重量%であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の被覆管。 5、前記被覆管が、500℃、105kg/cm^2(
    1500psi)の水蒸気に24時間曝露試験後の重量
    増加が200mg/dm^2未満であり、且つ内側層及
    び外側層に実質的に黒色の付着酸化物が付着することに
    よって特徴づけられる耐腐蝕性を持つことを特徴とする
    特許請求の範囲題1項乃至第4項の何れかの記載の被覆
    管。 6、内側円筒形層が完全に再結晶化した微細構造を持つ
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項の何
    れかに記載の被覆管。
JP60195672A 1985-03-08 1985-09-03 原子炉燃料被覆管 Granted JPS6224182A (ja)

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JP (1) JPS6224182A (ja)
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