JPS62241068A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関の窓口または自動化コーナ等に設置
して、顧客自身の操作で取引きを行う自動取引装置に関
し、特に顧客の接近を検知して取引きの準備や防犯用カ
メラの映像データの記録を開始する自動取引装置に関す
る。

〔従来の技術〕

このような分野の従来技術の１例を第２図及び第３図に
基づいて説明する。

第２図は従来例の外観を示す斜視図、第３図は従来例の
ブロック図である。

第２図及び第３図において、１は実装部であり、実装し
たＩＴＶカメラ２が外部から見えないように、ハーフミ
ラ−が装着され、内側から像をとらえられるようになっ
ている。

３は表示装置であシ、顧客に対する操作案内を表示する
。４は紙幣出入口でおり、紙幣の出し入れを行う入出金
機５につながっている。６は硬貨出入口であり、硬貨の
出し入れを行う硬貨入出金機７につながっている。

８はカード挿入口であり、カードリーダ９及びドツトプ
リンタ１０につながっている。１１は通帳挿入口でアシ
、通帳インサータ１２、プリンタ１３及びターンページ
１４につながっている。

また、１５は主制御部であシ、装置全体を制御し、カー
ドリーダ・プリンタ制御部１６、入出金制御部１７、通
帳制御部１８、硬貨入出金機７、表示装置３、顧客操作
部１９、内部操作部２０、インタフェース部２１、ＦＤ
Ｄ２２及び電源装置２３とつながっている。

このような構成の従来例は、顧客が表示装置３に表示さ
れた操作案内に従って操作する。この操作に基づいて自
動取引装置は、支払動作や入金動作、通帳記帳動作、残
高照会や振替・振込動作を行う。

この間、ＩＴＶカメラ２は、自動取引装置の前にいる人
を撮影し続け、ＶＴＲまたはモニタＴＶに画像を送る。

また、他の従来例としては、第２図に示す実装部１に光
学的な近接センサを実装し、それが外から見えないよう
に手前に赤外線フィルタを装着したものがある。

このような従来例は、近接センサによシ顯客が近づいて
きたことを検知すると、主制御部によシ表示装置が顧客
に対して操作案内を表示し、取引きの準備を行う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような前者の従来例は、顧客を検知
して取引きの準備を予めしておくことができず、仮に取
引の準備をするために近接センサを備えたとしても、顧
客をとらえるのに最適な位置にＩＴＶカメラが配置され
ているので、その位置以外の設置場所では近接センサが
正確に作動しないという問題がある。

また、後者の従来例は、近接センサの前面に取付ける赤
外線フィルタの色が点有色の場合のときが多いので、デ
ザイン上の制限が生じ、また、前面に近接センサを取付
けると、カバー等の取外し時に近接センサが邪魔になる
問題が生じる。しかも、保守を装置前面から行うタイプ
の自動取引装置は、前面側に表示装置が実装されかつ保
守操作面が存在するので、近接センサの実装が困難であ
った。

本発明は、前記問題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、影像入力手段を介して人を撮影すると
共に検知し、操作案内を指示することによシ、機能の向
上と製造コストの低減をはかることにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

前記目的を達成するため、本発明は、顧客に対し操作案
内を指示する制御手段を備えた自動取引装置において、
人を撮影する影像入力手段と、撮影されている人の移動
に応じて影像入力手段の撮像角度を適正角度に変える駆
動手段と、この影像入力手段による影像出力変化によっ
て移動する人体を検知した後、前記駆動手段を作動させ
ると共に制御手段を介して操作案内を行う検知手段とを
、備えることを特徴とする。

〔作　用〕

前記特徴を有する本発明は、先ず影像入力手段が装置の
前の様子をＶＴＲやモニタＴＶに出力する。ここで、人
が来ると検知手段は、このときの影像入力手段の出力と
人がいないときの出力とを比較して、人を検知する。

前記した検知後検知手段は、影像入力手段が適正な位置
で人を撮影できるように駆動手段を作動させると共に、
制御手段を介して操作案内を行う。

それから、顧客は前記操作案内に従って操作する。この
操作に基づいて支払動作や入金動作、通帳動作、残高照
会や振替・振込動作が行われる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第４図（、）、（ｂ
）、（ｃ）、（ω及び第５図（、）、（ｂ）に基づいて
説明する。

尚、前記従来例と同一部分には同一番号を付して説明を
省略する。

第１図は本発明に係る自動取引装置の一実施例を示すブ
ロック図、第４図はＩＴＶカメラによる撮影状態を示す
説明図であり、（ａ）はサンプル点Ｐと人がいない状態
を示す通常の撮影図、（ｂ）はサンプル点Ｐと人がいる
状態を示す通常の撮影図、（Ｃ）は撮影角度を変えた状
態を示す撮影図、（ｄ）は撮影角度を変えて人の顔を撮
影した撮影図、第５図はＩＴＶカメラの可視範囲を示す
説明図であり、（ａ）は身長の高い入用の撮影角度を示
す側面図、（ｂ）は身長の低い入用の撮影角度を示す側
面図である。

第１図において、２４は人を撮影するＩＴＶカメラであ
り、前記従来例と同様な位置に実装し、その焦点距離は
人を検知できる検知距離、例えば約１〜２ｍにしておく
。これによシ、店外の物の動きはぼけにより影像から取
除くことができる。

２５は駆動部であシ、撮影されている人の移動に応じて
ＩＴＶカメラ２４の撮像角度を適正角度に変える。

２６は検知判断回路であり、サンプル点Ｐの変化により
移動する人体を検知すると共に、前記人体を所定位置で
検知したときに主制御部２７を介して操作案内を行い、
しかもＩＴＶカメラ２４からの出力をそのまｔＶＴＲま
たはモニタＴＶに出力する。

前記した主制御部２７は、検知判断回路２６からの出力
信号によシ表示装置３に操作案内を表示させ、また各部
の制御を行う。

次に、前記構成の作用を説明する。先ず、■ＴＶカメラ
２４は、通常第５図に示す撮影角度にしである。その出
力は、検知判断回路２６を介してＶＴＲまたはモニタＴ
Ｖに送られ、第４図（ＩＬ）に示す影像が表われる。

ここで、第４図（ｂ）に示すように人が来ると、検知判
断回路２６は第４図（、）と（ｂ）とのサンプル点Ｐを
比較する。この比較によシサンプル点Ｐが変化している
ことがわかると、検知判断回路２６は、人が来たことを
検知し、その後ＩＴＶカメラ２４が適正な位置で撮影で
きるように駆動部２５を動かすと共に、主制御部２７を
介して操作案内を行う。

すなわち、前記主制御部２７は、表示装置３を介して操
作案内を表示する。

また、前記駆動部２５は、検知判断回路２６によシ撮影
されている人の移動に応じてＩＴＶカメラ２３の撮像角
度を適正角度に変える。すなわち、第４図（イ）に示す
ような顔の影像が撮影できるように、身長が高い人の場
合のときには第５図（ａ）に示す角度にし、また子供等
の身長が低い人の場合のときには第５図（ｂ）に示す角
度にする。

それから、顧客は前記表示装置３に表示された操作案内
に従って操作する。この操作に基づいて自動取引装置は
、支払動作や入金動作、１通帳記帳動作、残高照会や振
替・振込動作を行う。

尚、前記検知判断回路２６による検知精度を高めたい場
合には、サンプル点Ｐの数を大きくしたシ、サンプル点
の変化率が高い場合のときだけ検知信号を送信するよう
にしたりすることによシ行う。

〔発明の効果〕 前記した如く、本発明に係る自動取引装置によれば、影
像入力手段を介して人を撮影できると共に操作室内を指
示することができるので、従来例のような接近センサを
必要とせずに２つの機能を有１７、製造コストの低減及
び機能の向上をはかることができる効果がある。

また、本発明は影像データが入力できるので、例えば一
画面分の記憶装置を備えれば主制御部にビデオプリンタ
を接続して出力でき、ＶＴＲやモニタＴＶが必要なくな
る。この場合、ビデオプリンタが主制御部に接続されて
いるので、入出金機の主制御部内の情報、例えば使われ
方、日付時刻、カード番号等も同時にプリントできる。

そのため本発明は、自動取引装置以外の自動化装置や無
人装置の防犯装置としても適用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
例の外観を示す斜視図、第３図は従来例のブロック図、
第４図はＩＴＶカメラによる撮影状態を示す説明図であ
り、（ａ）はサンプル点Ｐと人がいない状態を示す通常
の撮影図、（ｂ）はサンプル点Ｐと人がいる状態を示す
通常の撮影図、（Ｃ）は撮影角度を変えた状態を示す撮
影図、（ｄ）は撮影角度を変えて人の顔を撮影した撮影
図、第５図はＩＴＶカメラの可視範囲を示す説明図であ
り、（ａ）は身長の高い入用の撮影角度を示す側面図、
（ｂ）は身長の低い入用の撮影角度を示す側面図である
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 顧客に対し、操作案内を指示する制御手段を備えた自動
   取引装置において、 人を撮影する影像入力手段と、 撮影されている人の移動に応じて影像入力手段の撮像角
   度を適正角度に支える駆動手段と、この影像入力手段に
   よる影像出力変化によつて移動する人体を検知した後、
   前記駆動手段を作動させると共に制御手段を介して操作
   案内を行う検知手段とを、備えることを特徴とする自動
   取引装置。