JPS6224103Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6224103Y2
JPS6224103Y2 JP1982193847U JP19384782U JPS6224103Y2 JP S6224103 Y2 JPS6224103 Y2 JP S6224103Y2 JP 1982193847 U JP1982193847 U JP 1982193847U JP 19384782 U JP19384782 U JP 19384782U JP S6224103 Y2 JPS6224103 Y2 JP S6224103Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abutting
attachment
bolt
fastened
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982193847U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5996416U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19384782U priority Critical patent/JPS5996416U/ja
Publication of JPS5996416U publication Critical patent/JPS5996416U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6224103Y2 publication Critical patent/JPS6224103Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被締結部材から突出するボルト端
部をカバーする保護用のボルトアタツチメントの
改良に関する。
被締結部材からボルト端部が突出していると人
体等に接触した場合損傷を与える惧れがある。
特に幼児を使用対象とした組立用の滑り台、ハ
ウス、ジヤングルジムその他の組立遊具のボルト
締めに際しては上記弊害が一層助長される。
そこで、被締結部材から突出したボルト端部を
カバーして安全性の向上を図るためボルトアタツ
チメントが使用されている。
この種のボルトアタツチメントとして、従来第
1図示の如くナツト部Nと中途部に回動用把み部
を設けたカバー部Cとを一体形成した構造のもの
が知られているが、このボルトアタツチメント
は、ナツトと一体であるため衝撃力等外力によつ
てボルトと共廻りして弛んだり外れたりする憾み
がある。また、安全性の上から外周を略半球状に
形成する必要があるが、その形状ではナツト螺合
のため十分な回動力を加えることが困難であり、
回動用段部を設ければ安全性が劣る欠点がある。
また、ナツトと一体であるため汎用性に乏し
く、寸法の異なるナツトの場合には新たに製作し
なければならない。
次に、実開昭51−151862号に係るワツシヤー付
スナツプ式ボルト及びナツト用キヤツプには合成
樹脂製ワツシヤの鈎状凹部に合成樹脂製キヤツプ
の輪状凸部を係合してナツト先端をカバーする構
成が示されている。また、実開昭52−73824号に
係るとつ手の釘隠しには金属製半円弧状キヤツプ
をナツトを覆うように打込む構成が示されてい
る。しかし、前者では凹凸部の係合力だけでワツ
シヤとキヤツプとを係合しているにすぎず、また
後者では単にキヤツプを被取付物に喰い込ませて
いるだけなので外部から強い衝撃を受けた場合に
外れる虞れがある。
この考案は上記種々欠点を解消するために鋭意
研究の結果創案されたものであつて、その目的と
するところは、ボルトアタツチメントとアタツチ
メントカバー部とを隙間なく衝合させると共に係
合した状態でそれぞれ被締結部材に喰い込ませ
で、アタツチメントカバー部に外方から大きな衝
撃力が加わつても応力が分散し、外れることのな
いボルトアタツチメントを提供するにある。
この考案の他の目的は、人体等に損傷を与える
ことのない安全性の優れたボルトアタツチメント
を提供するにある。
この考案の別の目的は、ボルト端部とナツトの
螺合部を密閉して防錆効果を高めたボルトアタツ
チメントを提供するにある。
尚、この考案で被締結部材とは、1又は複数に
重ね合わされた板、プレート、柱、、シヤフト等
の構造物をいい、その種類、形状、材質は問わな
いが、少なくともボルトアタツチメントと当接す
る側の被締結部材は、尖鋭に形成された金属製又
は剛性を有する合成樹脂製の爪部又は刃部によつ
て喰込み係止可能な材質からなつていることを要
する。
以下、この考案に係るボルトアタツチメントの
好適実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すボルトアタツチメント1は、被締
結部材Wから突出したボルト端部Veに嵌込まれ
当接側の被締結部材W1に固着されるアタツチメ
ント基部(以下、基部とする)2と、該基部を覆
つて外嵌すると共に当接側の被締結部材W1に固
着されるアタツチメントカバー部(以下、カバー
部とする)3との組合せ構造からなる。
即ち、基部2は金属製からなつて、上方が開放
した中空の段付円盤形状をしており、この内空部
がボルト端部VeにナツトNを螺合する収容室R
となつている。
この収容室Rを形成する周側面20は、上方が
大径となる衝合周壁部20Aとその下方に係止部
となる段部21が形成されており、後述のカバー
部3の係止リブ31と掛合されて基部2にカバー
部3を外嵌連結させる。
なお、この段部21は、係止リブ31と掛合う
ものであればよいから、周側面中途部から突出す
る突部であつてもよい。
次に、基部2の底面22は円形状からなつて、
中央にボルト端部挿通用の孔23を開設すると共
に垂下方向へ突出する爪状突起24を一体形成し
ている。
該爪状突起23は、図示例の場合、底面22に
V字スリツトを穿ちV片を垂下位置へ押し下げて
突出形成している。
このように形成された基部2に外嵌されるカバ
ー部3は、下方が開口した略半球状の合成樹脂製
中空体からなつている。
該カバー部3の周側内壁面30の中段には、前
記基部2の衝合周壁部20Aに外側から隙間なく
衝合する衝合内壁面部30Aが形成されその下方
に前記段部21と係止可能な係止リブ31が内方
へ突設されている。
この係止リブ31は、図示例の場合、内壁面3
0の同一円周上に定間隔で3条配設されている。
そして、このカバー部3の端部先端には、、当
接側の被締結部材に喰込み係止可能な尖鋭状の刃
部32が形成されている。
この刃部32は、カバー部3の先端部全周に亘
つて形成されたものでも、或いは、端部から延出
された複数の刃部形成端部(図示せず)にのみ設
けられたものであつてもよい。
このように構成されたボルトアタツチメント1
は、基部2が被締結部材Wから突出したボルト端
部Veに嵌込まれ、カバー部3で覆つて組立てら
れる。
即ち、基部2の底面の孔23にボルト端部Ve
を挿通し収容室R内中央にボルト端部を突出させ
る。このボルト端部VeにナツトNを上方から螺
合してボルトを締付ける。
このボルトの締付力によつて、基部底面の爪状
突起24が徐々に当接側の被締結部材W1に喰込
み、基部底面22が当接側の被締結部材W1と略
密着する位置まで侵入し固着する。
これによつて、基部2は、衝撃力等の外力によ
るボルトの動きに対して共働することなく、所定
位置に確実強固に固着される。また、この基部2
(底面22)を介して螺合するナツトも弛んだり
外れたりすることなく緊締螺合状態を維持しう
る。
次に、この螺合部を覆うカバー部3を基部2に
嵌込む。即ち、カバー部3の押込みによつて内壁
面30に突出された係止リブ31は、基部の段部
21を乗り越えて掛合し基部2とカバー部3とが
嵌着する。
それと同時に基部2の衝合周壁部20Aがカバ
ー部3の衝合内壁面部30Aと衝合面積を広くし
た状態で周方向に隙間なく密着する。
更に、カバー部3を打込むことによつて、先端
縁部に形成された刃部32が当接側の被締結部材
W1に喰込み係止されて取付けが完了する。
尚、この場合、係止リブ31の配設位置を刃部
32が当接側の被締結部材W1に喰込んだ状態で
段部21と隙間なく掛合されるよう設定してもよ
い。
この組立により基部2とカバー部3とは相互に
掛合されると共に、それぞれが当接側の被締結部
材W1に固着されるのでボルトとナツトの螺合端
部を強力にガードする。また、この螺合端部は密
閉されるので防錆効果を奏する。
更にカバー部3と基部2とは、前記掛止部分2
1,31のみならず衝合周壁部20Aと衝合内壁
面部30Aとによる周方向に亘る幅広の衝合力に
よつて、カバー部3に対する外方からのいかなる
方向からの衝撃に対しても応力を基部2に分散す
ることができカバー部3が外れるのを有効に防止
することができる。
更に、カバー体は、略半球状に形成されている
ところから人体と接触しても損傷のおそれがな
い。
第3図に示すボルトアタツチメント1は、基部
2の底面22′が断面彎曲凹状に形成されてお
り、他の点は前出の実施例と同一の構成からな
る。
このボルトアタツチメント1は、当接側の被締
結部材W1が円弧状の外周形状からなる場合に用
いられ、当接側の被締結部材W1に底面22′を
密着させるものである。
従つて、基部の底面22′の断面形状は、当接
側の被締結部材W1の外周形状に対応させてく字
状、波形等適宜形状に種々設計変更しうること勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はボルトアタツチメントの従来例を示す
断面図、第2図はこの考案に係るボルトアタツチ
メントの一実施例を示す一部断面斜視図、第3図
は基部底面の異なる実施例を示す要部断面図であ
る。 2はアタツチメント基部、21は段部、22,
22′は底面、23は孔、24は爪状突起部、3
はアタツチメントカバー部、31は係止リブ、3
2は刃部、Veはボルト端部、Nはナツト、W1
は当接側の被締結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被締結部材から突出したボルト端部を覆う保
    護用のボルトアタツチメントにして、被締結部
    材と当接する底面にボルト端部挿通用の孔と当
    接側の被締結部材に喰込み係止する爪状突起部
    とを設けて対向側を開放した中空体からなるア
    タツチメント基部と、該アタツチメント基部の
    外周面に設けられた基部側係止部と、該基部側
    係止部の上方で大径に形成された衝合周壁部
    と、前記アタツチメント基部に外嵌される略半
    球状の開口中空体からなるアタツチメントカバ
    ー部と、該アタツチメントカバー部の内周面で
    取付時に前記衝合周壁部と隙間なく衝合する衝
    合内周面部と、該衝合内周面部の下方に設けら
    れて基部側係止部と掛合されるカバー部側係止
    部と、前記アタツチメントカバー部の端部先端
    に形成されて当接側の被締結部材に喰込み係止
    する刃部とからなつていることを特徴としたボ
    ルトアタツチメント。 (2) アタツチメント基部の底面が当接側の被締結
    部材の外側形状に対応した適宜形状に設定され
    て、当接側の被締結部材に隙間なく密着するこ
    とを特徴とした実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のボルトアタツチメント。
JP19384782U 1982-12-21 1982-12-21 ボルトアタツチメント Granted JPS5996416U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19384782U JPS5996416U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 ボルトアタツチメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19384782U JPS5996416U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 ボルトアタツチメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5996416U JPS5996416U (ja) 1984-06-30
JPS6224103Y2 true JPS6224103Y2 (ja) 1987-06-19

Family

ID=30416827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19384782U Granted JPS5996416U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 ボルトアタツチメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5996416U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638654Y2 (ja) * 1975-06-10 1981-09-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5996416U (ja) 1984-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2274156C (en) Connecting device for connecting a fan blade to a rotor of a motor of a ceiling fan
US4482278A (en) Bolt
US5290131A (en) Barbed shank fastener
US5176050A (en) Toll for the application of predetermined torque to bolts, nuts and the like
US20060120825A1 (en) Unfastening prevention device
US5606753A (en) Fixing device with a locking mechanism
US2672659A (en) Captive nut fastener assembly
US6273658B1 (en) Enclosure for protecting a lug and lug nut
JP2554969Y2 (ja) カム座金
JPS6224103Y2 (ja)
JPH083701Y2 (ja) ボルト・ナット用キャップ
JPS6327134Y2 (ja)
JP3629486B2 (ja) 締結体の弛み止め機構
JPH031611Y2 (ja)
JP2617423B2 (ja) アンカーボルト用保護キャップ
US11795989B2 (en) Fastener assembly
JP2003013933A (ja) 締着具
EP0397340A1 (en) Sealing structures for use with fastening elements
JP3009823B2 (ja) アンカーボルト用キャップ
JPH0632497Y2 (ja) ねじ部品の緩み止め装置
JPH0523844Y2 (ja)
JPH0218332Y2 (ja)
JPH11303844A (ja) ボルト緩め阻止具
JPS6120202Y2 (ja)
KR910000772Y1 (ko) 진열장 조립용 지간 체결구