JPS62240896A - 原子炉圧力容器ペデスタル - Google Patents
原子炉圧力容器ペデスタルInfo
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- JPS62240896A JPS62240896A JP61084229A JP8422986A JPS62240896A JP S62240896 A JPS62240896 A JP S62240896A JP 61084229 A JP61084229 A JP 61084229A JP 8422986 A JP8422986 A JP 8422986A JP S62240896 A JPS62240896 A JP S62240896A
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- Japan
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- steel plate
- plate cylinder
- pedestal
- cylinder
- reactor pressure
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 36
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 60
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 60
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
この発明は、沸騰水型原子炉の圧力容器を支持する原子
炉圧力容器ペデスタルに関する。
炉圧力容器ペデスタルに関する。
（従来の技術）
従来の沸騰水型原子炉圧力容器ペデスタル（以下単にペ
デスタルと言う）を、第５図ないし第７図について説明
する。
デスタルと言う）を、第５図ないし第７図について説明
する。
ペデスタル上は、原子炉格納容器（以下単に格納容器と
言う）２内底部に構築されていて、その上に原子炉圧力
容器（以下単に圧力容器と言う）３を支持する。ペデス
タル±、圧力容器３を囲む格納容器２内空間は、ドライ
ウェル４を画成している。ペデスタル１は、その底部が
格納容器２内底部に直立に固定されて、円筒状をなし、
内壁をなす内側鋼板円筒６と、外壁をなす外側鋼板円筒
５とを、内外に間隔をあけて同心２重ｌこ溶接構成で設
置し、外側鋼板円筒５と内側鋼板円筒６とを放射状に配
設した鋼板製リブ７で連結補強し、外側鋼板円筒５と内
側鋼板円筒６間にコンクリート８を打設した構成となっ
ている。
言う）２内底部に構築されていて、その上に原子炉圧力
容器（以下単に圧力容器と言う）３を支持する。ペデス
タル±、圧力容器３を囲む格納容器２内空間は、ドライ
ウェル４を画成している。ペデスタル１は、その底部が
格納容器２内底部に直立に固定されて、円筒状をなし、
内壁をなす内側鋼板円筒６と、外壁をなす外側鋼板円筒
５とを、内外に間隔をあけて同心２重ｌこ溶接構成で設
置し、外側鋼板円筒５と内側鋼板円筒６とを放射状に配
設した鋼板製リブ７で連結補強し、外側鋼板円筒５と内
側鋼板円筒６間にコンクリート８を打設した構成となっ
ている。
（発明が解決しようとする問題点）
ペデスタル１は、原子炉の最重要部である圧力容器３を
支持するので、原子炉の通常運転時はもちろん、地震時
など何等かの事故時にも、その支持は安全確実でなけれ
ばならない。従って、ペデスタル±は、十分な強度、剛
性などを要求される。ペデスタル上の強度剛性を高める
には、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６の鋼板を厚くす
れば良いが、鋼板をある厚さ以上にすると、その溶接接
続部の残留ひずみ除去のため焼なましが必要となる。こ
の焼なまし作業には、大形設備多くの工数を要し、経済
上構築工期上からその実施は事実上不可能であった。従
って、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６は、溶接構成後
節なましの必要がない板厚を選択せざるを得ない。その
結果、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６は、その板厚を
制限され、強度上の制約を受けるので、例えば地震時な
どに大きな荷重がペデスタル上に作用する場合、外１１
１１１鋼板円筒５、内側鋼板円筒６の強度剛性不足によ
り、コンクリート８１こ破損を生じる虞があった。
支持するので、原子炉の通常運転時はもちろん、地震時
など何等かの事故時にも、その支持は安全確実でなけれ
ばならない。従って、ペデスタル±は、十分な強度、剛
性などを要求される。ペデスタル上の強度剛性を高める
には、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６の鋼板を厚くす
れば良いが、鋼板をある厚さ以上にすると、その溶接接
続部の残留ひずみ除去のため焼なましが必要となる。こ
の焼なまし作業には、大形設備多くの工数を要し、経済
上構築工期上からその実施は事実上不可能であった。従
って、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６は、溶接構成後
節なましの必要がない板厚を選択せざるを得ない。その
結果、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６は、その板厚を
制限され、強度上の制約を受けるので、例えば地震時な
どに大きな荷重がペデスタル上に作用する場合、外１１
１１１鋼板円筒５、内側鋼板円筒６の強度剛性不足によ
り、コンクリート８１こ破損を生じる虞があった。
又、外側鋼板円筒５、内側鋼板円筒６は、熱伝導が良い
ために、原子炉の冷却材喪失事故などによりドライウェ
ル４内が高温となる場合には、コンクリート８の内側鋼
板円筒６外側鋼板円筒５に接するその内外壁部も高温と
なって、第７図の温度曲線９が示すように、コンクリー
ト８の高温の内外壁部と低温の厚さ方向中央部との温度
差が大きくなり、コンクリート８には、その厚さ方向部
位における熱膨張差により破損が生じる虞れがあった。
ために、原子炉の冷却材喪失事故などによりドライウェ
ル４内が高温となる場合には、コンクリート８の内側鋼
板円筒６外側鋼板円筒５に接するその内外壁部も高温と
なって、第７図の温度曲線９が示すように、コンクリー
ト８の高温の内外壁部と低温の厚さ方向中央部との温度
差が大きくなり、コンクリート８には、その厚さ方向部
位における熱膨張差により破損が生じる虞れがあった。
この発明は、従来のペデスタルにおける前記の問題点を
解決するためになされたもので、ペデスタルを構成する
鋼板円筒の板厚を制限してしかも強度剛性が高く、更に
、ペデスタルを囲む雰囲気が高温になった場合、鋼板円
筒間に打設されたコンクリートの内外壁部と厚さ方向中
央部との温度差が少なくてコンクリートの破損の虞がな
いペデスタルを提供することを目的とする。
解決するためになされたもので、ペデスタルを構成する
鋼板円筒の板厚を制限してしかも強度剛性が高く、更に
、ペデスタルを囲む雰囲気が高温になった場合、鋼板円
筒間に打設されたコンクリートの内外壁部と厚さ方向中
央部との温度差が少なくてコンクリートの破損の虞がな
いペデスタルを提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
この発明によるペデスタルは、内外に間隔を置いて同心
に立設されリブをもって連結された内側鋼板円筒と外側
鋼板円筒とを内外壁として有するペデスタルをこおいて
、内側鋼板円筒、外側鋼板円筒それぞれを間隔をあけて
同心の多重円筒構造とし、この多重円筒間それぞれの円
筒状空間に、円周方向にほぼ等間隔複数箇所に、厚さが
円筒状空間の厚さにほぼ等しい帯状離間部材を多重円筒
の長さ方向に沿って固着した構成としたことにより、前
記目的を達するものである。
に立設されリブをもって連結された内側鋼板円筒と外側
鋼板円筒とを内外壁として有するペデスタルをこおいて
、内側鋼板円筒、外側鋼板円筒それぞれを間隔をあけて
同心の多重円筒構造とし、この多重円筒間それぞれの円
筒状空間に、円周方向にほぼ等間隔複数箇所に、厚さが
円筒状空間の厚さにほぼ等しい帯状離間部材を多重円筒
の長さ方向に沿って固着した構成としたことにより、前
記目的を達するものである。
（作用）
この発明によるペデスタルは、その内側鋼板円筒及び外
側鋼板円筒を多重円筒構造にしたことにより、それら鋼
板円筒の板厚を厚くしなくとも著しくその強度剛性が高
まり、更に多重円筒間の円筒状空間に挿入された帯状離
間部材が剛性の向上に役立つ。又、多重円筒間は空気に
満ちた円筒状空間をなすので、その間熱伝導率が低下し
それにより、内側鋼板円筒と外側鋼板円筒間に打設され
たコンクリートの内外壁部と厚さ方向中央部との温度差
が少なくなり、熱膨張差が減少してコンクリート破損の
虞れがなくなる。
側鋼板円筒を多重円筒構造にしたことにより、それら鋼
板円筒の板厚を厚くしなくとも著しくその強度剛性が高
まり、更に多重円筒間の円筒状空間に挿入された帯状離
間部材が剛性の向上に役立つ。又、多重円筒間は空気に
満ちた円筒状空間をなすので、その間熱伝導率が低下し
それにより、内側鋼板円筒と外側鋼板円筒間に打設され
たコンクリートの内外壁部と厚さ方向中央部との温度差
が少なくなり、熱膨張差が減少してコンクリート破損の
虞れがなくなる。
（実施例）
この発明の一実施例を第１図ないし第４図について説明
する。ここにおいて、第５図に示す部分と同様の部分に
は、第５図におけると同一符号を付している。
する。ここにおいて、第５図に示す部分と同様の部分に
は、第５図におけると同一符号を付している。
ペデスタル上ユは、その底部が格納容器２内底部に直立
に固定されて、円筒状をなし、その上に圧力容器３を支
持し、ペデスタル１１、圧力容器３を囲む格納容器２内
空間がドライウェル４を画成していることは、第５図に
ついて前記に説明したペデスタル１と全く同様である。
に固定されて、円筒状をなし、その上に圧力容器３を支
持し、ペデスタル１１、圧力容器３を囲む格納容器２内
空間がドライウェル４を画成していることは、第５図に
ついて前記に説明したペデスタル１と全く同様である。
ペデスタル１ユの外壁をなす外側鋼板円筒−１５，及び
内壁をなす内側鋼板円筒上玉とは、それぞれ、間隔をあ
けて同心に配設された外側外筒１５ａ、外側中間筒１５
ｂ、外側内筒１５ Ｃ，及び、内側外筒１６ａ。
内壁をなす内側鋼板円筒上玉とは、それぞれ、間隔をあ
けて同心に配設された外側外筒１５ａ、外側中間筒１５
ｂ、外側内筒１５ Ｃ，及び、内側外筒１６ａ。
内側中間筒１６ｂ、内側内筒１６Ｃからなり、３重鋼板
円筒構造をなし、前記の外筒１５ａ。
円筒構造をなし、前記の外筒１５ａ。
１６ａと中間筒１５ｂ、１６ｂの間及び中間筒１５ｂ、
１６ｂと内筒１５ｃ、 １６ｃの間には、それぞれ、
空気に満ちた円筒状空間２０．２１及び２２．２３が形
成されている。外側鋼板円筒上上と内側鋼板円筒１至と
は、外側内筒１５Ｃと内１μり外筒１６ａにおいて、円
周方向等間隔複数個所に放射状に配役された鋼板リブ１
７により、連結補強されている。円筒状空間２０ないし
２３には、円周方向に等間隔複数箇所に、円筒状空間２
０ないし２３の厚さに等しい厚さの帯状離間部材２４，
２５，２６．２７が、それぞれ、外側中間ｍ１５ｂ、内
側外筒１６ａ、外側内筒１５Ｃ１内側中１１４５筒１６
ｂの筒面にその長さ方向に沿って溶接固着されている。
１６ｂと内筒１５ｃ、 １６ｃの間には、それぞれ、
空気に満ちた円筒状空間２０．２１及び２２．２３が形
成されている。外側鋼板円筒上上と内側鋼板円筒１至と
は、外側内筒１５Ｃと内１μり外筒１６ａにおいて、円
周方向等間隔複数個所に放射状に配役された鋼板リブ１
７により、連結補強されている。円筒状空間２０ないし
２３には、円周方向に等間隔複数箇所に、円筒状空間２
０ないし２３の厚さに等しい厚さの帯状離間部材２４，
２５，２６．２７が、それぞれ、外側中間ｍ１５ｂ、内
側外筒１６ａ、外側内筒１５Ｃ１内側中１１４５筒１６
ｂの筒面にその長さ方向に沿って溶接固着されている。
外側鋼板円筒−１５，と内側鋼れている。
このペデスタル１１の作用を次に説明する。
ペデスタルエ１の内外壁をなす内側鋼板円筒１６外側鋼
板円筒１５は、それぞれ、３重鋼板円１蹟傳造をなして
いるので、それらがノ具−−板円筒偶造のときに比し、
板厚が同一のときほぼ３倍の強度とそれＪこ見合う大き
さの剛性を万して、ペデスタル１−１に作用する大きな
荷ｊ徒に堪えコンクリ−）１８にかかる負担を軽減する
。円筒状空間２０ないし２３内に固足された離間部材２
４ないし２７は、外側鋼板円筒１５．内側鋼板円筒１６
を構成する外筒１５ａ、 １６ａと中間筒１５ｂ。
板円筒１５は、それぞれ、３重鋼板円１蹟傳造をなして
いるので、それらがノ具−−板円筒偶造のときに比し、
板厚が同一のときほぼ３倍の強度とそれＪこ見合う大き
さの剛性を万して、ペデスタル１−１に作用する大きな
荷ｊ徒に堪えコンクリ−）１８にかかる負担を軽減する
。円筒状空間２０ないし２３内に固足された離間部材２
４ないし２７は、外側鋼板円筒１５．内側鋼板円筒１６
を構成する外筒１５ａ、 １６ａと中間筒１５ｂ。
１６ｂの間及び中間筒１５ｂ、１６ｂと内筒１５ｃ、１
６ｃの間の間隔を一定に保つので、これにより、外側鋼
板円筒１５１、内側鋼板円ｍｌ亙の変形は起り難くなり
、その結果ペデスタルＪ１ウェル４内が高温になるとき
は、この高温は、熱伝導率の低い円筒状空間２０ないし
２３の存在により、第４図の温度曲＠２８が示すように
、コンク’Ｊ −ト１８の内外壁面に到るまでには大き
く温度低下し、従ってコンクリート１８の厚さ方向中央
部と内外壁面間の温度差は減少し、コンクリート１８の
厚さ方向に沿う各部位間の熱膨張差も減少するので、コ
ンクＩＪ −ト１８が熱膨張差により破損する虞がなく
なる。
６ｃの間の間隔を一定に保つので、これにより、外側鋼
板円筒１５１、内側鋼板円ｍｌ亙の変形は起り難くなり
、その結果ペデスタルＪ１ウェル４内が高温になるとき
は、この高温は、熱伝導率の低い円筒状空間２０ないし
２３の存在により、第４図の温度曲＠２８が示すように
、コンク’Ｊ −ト１８の内外壁面に到るまでには大き
く温度低下し、従ってコンクリート１８の厚さ方向中央
部と内外壁面間の温度差は減少し、コンクリート１８の
厚さ方向に沿う各部位間の熱膨張差も減少するので、コ
ンクＩＪ −ト１８が熱膨張差により破損する虞がなく
なる。
この発明によるペデスタルは、以上に詳述したようｌこ
、その内外壁をなす内側鋼板円筒及び外側鋼板円筒を、
それぞれ間隔をあけて同心に配置された多重円筒構造と
したことにより、単一円筒構造に比し同一板厚であって
も数倍の強度剛性の確保が可能となって、従ってペデス
タルにかかる地震時などの大きな荷重を内側鋼板円筒及
び外側鋼板円筒により負担することができ、それにより
ペデスタルのコンクリートの負担を軽減してその破損の
生起を防ぎペデスタル全体の信頼性を向上させる効果が
あり、又、相隣る多重円筒間にその間隔を一定に保つ離
間部材を設けたことにより、多重円筒組付状態における
剛性従ってペデスタル全体の剛性信頼性が一層高まる効
果があり、更に又、多重円筒構成にして多重円筒間に円
筒空間を存在させたことにより、原子炉の冷却材喪失事
故時のようにペデスタルを囲むドライウェルが高温にな
る場合にも、内側鋼板円筒及び外側鋼板円筒からそれら
の間に打設されたコンクリートへの伝熱を少なくして、
コンクリートの温度を下げ、コンクリートの厚さ方向に
沿う温度差を減少させ、それによりコンクリートの熱膨
張差による破損生起を防止し、ペデスタルの信頼性を高
める効果がある。
、その内外壁をなす内側鋼板円筒及び外側鋼板円筒を、
それぞれ間隔をあけて同心に配置された多重円筒構造と
したことにより、単一円筒構造に比し同一板厚であって
も数倍の強度剛性の確保が可能となって、従ってペデス
タルにかかる地震時などの大きな荷重を内側鋼板円筒及
び外側鋼板円筒により負担することができ、それにより
ペデスタルのコンクリートの負担を軽減してその破損の
生起を防ぎペデスタル全体の信頼性を向上させる効果が
あり、又、相隣る多重円筒間にその間隔を一定に保つ離
間部材を設けたことにより、多重円筒組付状態における
剛性従ってペデスタル全体の剛性信頼性が一層高まる効
果があり、更に又、多重円筒構成にして多重円筒間に円
筒空間を存在させたことにより、原子炉の冷却材喪失事
故時のようにペデスタルを囲むドライウェルが高温にな
る場合にも、内側鋼板円筒及び外側鋼板円筒からそれら
の間に打設されたコンクリートへの伝熱を少なくして、
コンクリートの温度を下げ、コンクリートの厚さ方向に
沿う温度差を減少させ、それによりコンクリートの熱膨
張差による破損生起を防止し、ペデスタルの信頼性を高
める効果がある。
第１図はこの発明による原子炉圧力容器ペデスタルの縦
断面図、第２図は第１図■−■断面における拡大断面図
、第３図は第２図の要部拡大図、第４図は第１図に示す
原子炉圧力容器ペデスタル１１の温度曲線図、第５図は
従来の原子炉圧力容器ペデスタル１が構築されている原
子炉建屋の縦断面図、第６図は第５図■−■断面におけ
る拡大断面図、Ｗ、７図は第５図１こ示す原子炉圧力容
器ペデスタルｌの温度曲線図である。 １１・・・原子炉圧力容器ペデスタル、１５・・・外側
鋼板円筒、１６・・・内側鋼板円筒、１８・・・ コン
クリート、２４，２５，２６．２７・・・離間部材。 第１図 ２４．２５，２６．２７ 離間部材 第２図 第３図 第４図
断面図、第２図は第１図■−■断面における拡大断面図
、第３図は第２図の要部拡大図、第４図は第１図に示す
原子炉圧力容器ペデスタル１１の温度曲線図、第５図は
従来の原子炉圧力容器ペデスタル１が構築されている原
子炉建屋の縦断面図、第６図は第５図■−■断面におけ
る拡大断面図、Ｗ、７図は第５図１こ示す原子炉圧力容
器ペデスタルｌの温度曲線図である。 １１・・・原子炉圧力容器ペデスタル、１５・・・外側
鋼板円筒、１６・・・内側鋼板円筒、１８・・・ コン
クリート、２４，２５，２６．２７・・・離間部材。 第１図 ２４．２５，２６．２７ 離間部材 第２図 第３図 第４図
Claims (2)
- （１）外側鋼板円筒とこの外側鋼板円筒の内側に間隔を
あけて同心にリブにより連結して内側鋼板円筒とを立設
し、前記の外側鋼板円筒と内側鋼板円筒とが形成する円
筒状空間にコンクリートを打設してなる原子炉圧力容器
ペデスタルにおいて、前記の外側鋼板円筒及び内側鋼板
円筒のそれぞれを間隔をあけて同心の多重円筒構造とし
、この多重円筒間それぞれの円筒空間に円周方向にほぼ
等間隔複数箇所に厚さが円筒空間の厚さにほぼ等しい帯
状離間部材を多重円筒の長さ方向に沿って固着したこと
を特徴とする原子炉圧力容器ペデスタル。 - （２）外側鋼板円筒及び内側鋼板円筒がそれぞれ内外３
重円筒からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の原子炉圧力容器ペデスタル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61084229A JPS62240896A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 原子炉圧力容器ペデスタル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61084229A JPS62240896A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 原子炉圧力容器ペデスタル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62240896A true JPS62240896A (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=13824643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61084229A Pending JPS62240896A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 原子炉圧力容器ペデスタル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62240896A (ja) |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP61084229A patent/JPS62240896A/ja active Pending
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