JPS62240685A - 置換ピリミドインド−ル - Google Patents

置換ピリミドインド−ル

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JPS62240685A
JPS62240685A JP62057884A JP5788487A JPS62240685A JP S62240685 A JPS62240685 A JP S62240685A JP 62057884 A JP62057884 A JP 62057884A JP 5788487 A JP5788487 A JP 5788487A JP S62240685 A JPS62240685 A JP S62240685A
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tetrahydro
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、置換ピリミドインドール、それらの製造方法
、それらの使用およびそれらを含有する医薬組成物に関
する。
発明の開示 本発明の新規化合物は、一般式(1):[式中、Rは低
級アルキル、単または二環式アリール基または式: R
30−B−(式中、R”0は(低級)アルコキシ、アリ
ール(低級)アルコキシまたはヒドロキシ、Bは所望に
より1つの二重または三重結合を有していてもよい低級
アルキレン鎖を意味する)で示される基:R′およびR
″は同一または異なって、各々、水素、ヒドロキシ、低
級アルキル、低級アルコキシ、ハロ(低級)アルキル、
ハロゲン、アミノまたはモノ−またはジー(低級)アル
キルアミノ;およびAはそれが結合する炭素原子と一緒
になって、5.6または7員の飽和炭素環式または複素
式環を意味する] で示されるピリミドインドールまたはその医薬上許容さ
れる酸付加塩である。
本明細書で用いる「低級」なる語は、その基が1〜6個
の炭素原子を有することを意味する。好ましくは、その
ような基は1〜4個の炭素原子を有する。例えば、低級
アルキル基は、メチル、エチル、プロピルまたはブチル
であってよく、低級アルコキシは、メトキシ、エトキシ
、プロポキシまたはブトキシであってよい。
「アリール」なる語は、本明細書において、芳香族特性
を有する基を意味するのに用いる。そのような基は、フ
ェニル、ナフチルおよび芳香族特性を有する複素環基を
包含する。例えば、Rがアリール基である場合、それは
フェニル、ナフチル、フリル、チェニル、ピリジル、イ
ンドリルおよびベンゾチェニルのごとき基であってよく
、その各々は置換されていてもまたは非置換であっても
よい。適当な置換基は、本明細書のR1およびR1で定
義した基を包含し、好ましい置換基はハロゲン(例えば
、フッ素、塩素または臭素)、低級アルキル(例えば、
メチル、エチル、プロピルまたはブチル)、低級アルコ
キシ(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシまたは
ブトキシ)およびハロ(低級)アルキル(例えば、トリ
フルオロメチル)である。好ましくは、Rは、前記のよ
うに所望により置換されていてもよいフェニル、または
低級アルキル(例えば、ブチル)である。
1’(IおよびR1基の好ましい例は、水素、低級アル
キル(例えば、メチル、エチル、プロピルまたはブチル
)、低級アルコキシ(例えば、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシまたはブトキシ)、ハロ(低級)アルキル(例
えば、トリフルオロメチル)およびハロゲン(例えば、
塩素または臭素)を包含する。
11’Oがアリール(低級)アルコキシ基である場合、
アリール基は、所望により、例えば、RIおよびR′に
ついて前記で定義した置換基によって置換されていても
よいフェニル基であることが好ましい。例えば、R’O
は、所望により、置換されていてもよいベンジルオキシ
基であってもよい。
適当なR’0−B−基の例は、3−または4−メトキシ
ブチル、4−エトキシブチル、3−メトキシ−2−メチ
ルプロピルおよび3−ヒドロキシ−1−プロピニルを包
含する。
Aが、それが結合する炭素原子と一緒になって、炭素環
式環を示す場合、Aはアルキレン鎖であり、該鎖におけ
る1以上の炭素原子は、例えば、1つまたは2つの低級
アルキル基で置換されていてもよい。好ましくは、Aは
、nが4.5または6である−(cHt)n−である。
Aが、それが結合する炭素原子と一緒になって、飽和複
素環式環である場合、複素環式環は、酸素または窒素の
ごとき1以上のへテロ原子を含有することができる。複
素環式環の例は、ピペリジン、ピロリジン、テトラヒド
ロピランおよびテトラヒドロフランを包含する。窒素へ
テロ原子は、所望により、例えば、低級アルキル基また
は脱離して窒素原子が非置換である化合物を得ることが
できる保護基(例えば、1.1−ジメチルエトキシカル
ボニル、ベンジルまたはトリメチルシリル)により置換
されていてもよい。
本発明の好ましい化合物の例は: 2’ 、3’ 、4’ 、10’−テトラヒドロ−10
’−ヒドロキシ−10′−フェニルスピロ[シクロヘキ
サン−I、3′−ピリミド[1,2−aコインドール]
、。
2’ 、3’ 、4’ 、10’  −テトラヒドロ−
10′−ヒドロキシ−!0′−フェニルスピロ[シクロ
ヘプタン−1,3′−ピリミド[1,2−aコインドー
ル]、 2’ 、3’ 、4’ 、10’−テトラヒドロ−10
’−ブチル−10′−ヒドロキシスピロ[シクロヘキサ
ン−1,3′−ピリミド[1,2−a]コインドール] 2’ 、3’ 、4’ 、10’−テトラヒドロ−10
′−ヒドロキシ−10’−7エニルスピロ[シクロペン
タン−1,3′−ピリミド[1,2−a]インドール]
、 2’ 、3’ 、4’ 、10’−テトラヒドロ−10
′−ヒドロキシ−10′−フェニルスピロ[ピペリジン
−4,3′−ピリミド[1,2−a]コインドール]よ
びその医薬上許容される塩である。
本発明の化合物は、一般式(■): [式中、l l 、 R!およびAは前記と同じ]で示
されるケトンを、R4基[R4は低級アルキル、単また
は二環式アリール基、または式n”o−B−(式中、R
3′0−は(低級)アルコキシ、アリール(低級)アル
コキシまたはテトラヒドロピラニルオキシ、トリアルキ
ルシロキシまたはベンジルオキシのごとき保護ヒドロキ
シ、Bは前記と同じである)]を含む有機金属化合物と
反応させ、n” o−が保護ヒドロキシの場合は、保護
基を脱離させてR”Oがヒドロキシである生成物を得る
方法によって製造できる。有機金属化合物は、例えば、
式IN ’MgY (式中、R4は前記と同じ、Yはハ
ロゲンを意味する)で示されるグリニア試薬、または式
R’Liで示されるリチウム誘導体(例えば、フェニル
リチウム)のごときアルカリ金属化合物とすることがで
きる。有機金属化合物との反応は、一般に、不活性有機
溶媒中で行なわれる。
一般式(II)のケトンは公知の方法、例えば英国特許
明細書第1366133号に記載されている方法により
製造できる。例えば、一般式(■):(A) [式中、RI、R1およびAは前記と同じ、Xはケター
ル化したオキソ基(例えば、エチレンケタール、ブaピ
レンケタールまたはジメトキシ)のごとき保護オキソ基
を意味する] で示される置換イサチンを、例えば水素添加触媒の存在
下、水素添加し、一般式(■):(A) [式中、RI SR!、AおよびXは前記と同じ]で示
されるアミンを得る。該アミンを脱水環化して、一般式
(■): [式中、R1、R3、AおよびXは前記と同じ]で示さ
れる化合物にすることができる。該アミンは、例えば、
不活性有機溶媒中加熱することによって脱水環化できる
。一般に、一般式(IV)の中間体アミンを単離するこ
となく、一般式(III)の置換イサチンを水素添加し
て式(V)の化合物を得る。
式(V)の化合物は保護ケト基を脱保護、例えば、ケタ
ール化したオキソ基の加水分解により、式(II)のケ
トンに変えることができる。
式(III)の出発置換イサチンは、例えば、一般式(
■): [式中、Aは前記と同じ、Halはクロロまたはブロモ
を意味する] で示される3−ハロプロパンニトリルを、一般式(): [式中、RIおよびR2は前記と同じ、Yはオキソまた
は保護オキソを意味する] で示される化合物と縮合させることにより製造できる。
Yがオキソの場合、得られる生成物中のオキソ基を保護
する。縮合は塩基、例えば、カリウムt−ブトキシドま
たは水素化ナトリウムまたはカリウムの存在下、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルフランアミドまたはN−メチ
ル−2−ピロリドンのごとき溶媒中で行うことができる
。3−ハロプロパンニトリルは公知の方法により、また
はリチウムジイソプロピルアミドのごとき非求核性強塩
基の存在下、対応する2−置換−エタンニド°リルを、
ブロモクロロメタン、ジブロモメタンまたはジクロロメ
タンと縮合させることにより製造できる。
本発明の化合物を製造する別の方法は、一般式(): [式中、R1R′、R”およびAは前記と同じ]で示さ
れるインドール誘導体を脱水環化することよりなる。
遊離塩基形または酸付加塩形の一般式(■)の化合物は
、例えば、不活性有機溶媒中で加熱することにより、一
般式(I)の化合物に脱水環化することができる。溶媒
は、例えば、キシレンまたは0−ジクロロベンゼンとす
ることができ、加熱は還流温度で行なうことができる。
触媒量の酸触媒、例えば、p−トルエンスルホン酸また
はベンゼンスルホン酸の存在下、環化を行なうことが好
ましい。
一般式(■)のインドール化合物およびその酸付加塩は
、一般式(■): (A) [式中、R,R’SR”およびAは前記と同じ]で示さ
れるニトリル化合物を水素添加することによって製造で
きる。
水素添加は、水素添加触媒の存在下行なうことができる
。高温および加圧下で行なうことができる。しかしなが
ら、式(IK)の化合物が、激しい水素添加条件により
影響をうけやすいハロゲン原子のごとき置換基をR1お
よびR1のいずれかに有する場合、緩和な条件下で水素
添加を行なうべきである。例えば、ニッケル触媒[例え
ば、ラネーニッケルW t (オルガニック・シンセシ
ス・コレクティブ・ボリューム−m (Org、 S 
yn、 Co11. Vol、n[)、1955.18
1)のようなラネーニッケル]を、例えば、アンモニア
およびエタノールの存在下で用いることができ、水素添
加を比較的低圧(例えば、約40p、s、i、)および
低温(例えば、約40℃〜50°C)で行なうことがで
きる。
一般に、式(■)の中間体を、反応溶媒から単離ずろこ
となく、式(IX)のニトリルを水素添加して直接、本
発明の化合物を得る。
一般式(IK)のニトリル化合物は、一般式(X):[
式中、R,R’およびR2は前記と同じ]で示されるオ
キシインドールを、塩基の存在下、前記の一般式(VI
)のクロロプロパンニトリルと縮合させることにより製
造できる。
本発明の化合物を製造するもう1つの方法は、一般式(
XI): [式中、R,R′、R”およびAは前記と同じ、Zはハ
ロゲン原子、好ましくは塩素を意味する]で示される化
合物またはその酸付加塩を環化することによりなる。こ
の方法は、英国特許明細書第1450543号の記載に
従って行なうことができる。
本発明の化合物を製造するさらにもう1つの方法は、一
般式(M); [式中、R,R’およびR2は前記と同じ]で示される
インドールを、一般式: %式% し式中、Aは前記と同じ、HalおよびHalよ各々、
塩素、臭素またはヨウ素を意味する] で示されるジハロアルカンと縮合させることである。こ
の方法は、英国特許明細書第1427066号の記載に
従って行なうことができる。
前記の方法において、本発明の化合物が酸付加塩として
得られる場合、該酸付加塩の溶液を塩基性化することに
より、その遊離塩基を得ることができる。逆に、該方法
の生成物が遊離塩基である場合、塩性加塩、特に医薬上
許容される酸付加塩は、塩基化合物から酸付加塩を製造
する通常の方法に従い、該遊離塩基を適当な有機溶媒中
に溶かし、該溶液を酸で処理することにより得ることが
できる。
酸付加塩の例は、硫酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸、酒
石酸、フマル酸、マレイン酸、クエン酸、酢酸、ギ酸、
メタンスルホン酸およびp−トルエンスルホン酸のごと
き無機および有機酸から形成される塩である。
本発明の化合物は、少なくとも1つの不斉炭素原子を有
し、このため、種々の立体化学形が存在しうる。立体化
学形は、標準的操作により分離または単離できる。例え
ば、光学的に活性なエナンチオマーである生成物を得る
ために、ラセミ最終生成物または中間体の分割を公知の
方法により行なうことができる。
本発明の化合物は薬理活性を有する。例えば、該化合物
は一般に血糖降下活性を有し、このため、糖尿病の治療
に有用である。化合物はラットに投与し、投与前および
投与後の種々の時期における血中グルコース濃度を測定
する標準的方法により、血糖降下活性について本発明の
化合物を試験する。
本発明の代表的化合物である 2’ 、3’ 、4’ 
10’ −テトラヒドロ−10′−ヒドロキシ=lO′
 −フェニルスピロ[シクロヘキサン−1゜3′−ピリ
ミド[1,2−aコインドール]を、100H/kg経
口でこの方法により試験した場合、血中グルコース濃度
は、投与後2時間および4時間で、各々、対照動物(す
なわち、ビヒクルのみを投与したラット)の76%およ
び65%であることが判明した。
本発明はさらに、哺乳動物における血糖降下剤として用
いるための式(I)の化合物または医薬上許容される酸
付加塩を提供する。
本発明はまた、医薬上許容される担体と組合わせた、一
般式(1)の化合物またはその医薬上許容される酸付加
塩からなる医薬組成物を提供する。
いずれの公知の適当な担体も、医薬組成物を調製するの
に用いることができる。このような組成物においては、
担体は一般に、固体または液体または固体および液体の
混合物である。
固体層組成物は、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤(例え
ば、ハードおよびソフトゼラチンカプセル剤)、坐剤お
よびペッサリーを包含する。固体担体は、例えば、フレ
ーバー、潤滑剤、可溶化剤、沈澱防止剤、充填剤、滑剤
、圧縮助剤、結合剤または錠剤−崩壊剤として作用する
こともできろ1つ以上の物質とすることができ、それは
またカプセル化物質とすることもできる。粉末において
、担体は微細化した固体であり、微細化した活性成分と
混合される。錠剤において、活性成分は、適当な割合で
必要な圧縮特性を有する担体と混合され、所望の形状お
よび大きさに圧縮される。粉末および錠剤は99%まで
、例えば、0.03〜99%、好ましくは1〜80%の
活性成分を含有することが望ましい。適当な固体担体は
、例えば、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、タルク、ショ糖、乳糖、デキストリン、澱粉、ゼラ
チン、セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリジン、低融
点ワックスおよびイオン交換樹脂を包含する。
「組成物」なる語には、活性成分と、担体としてのカプ
セル化物質とを処方し、活性成分(他の担体と共にまた
はなしで)が、該担体で囲まれ、このようにして該担体
と組合わされたカプセル剤を句会する一M櫓に−カシェ
ーを包含する一液体形組成物は、例えば、溶液、懸濁液
、エマルジョン、シロップ、エリキシルおよび加圧組成
物を包含する。活性成分は、例えば、水、有機溶媒、両
方の混合物または医薬上許容される油脂のごとき医薬上
許容される液体担体中に溶かし、または懸濁させること
ができる。液体担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝剤、防
腐剤、甘味剤、フレーバー、沈澱防止剤、増粘剤、着色
剤、粘度調節剤、安定化剤または浸透圧調節剤のごとき
他の適当な医薬添加剤を含有することもできる。経口お
よび非経口投与用の液体担体の適当な例には、水(特に
、前記のような添加剤、例えば、セルロース誘導体を含
有する、好ましくは、カルボキシメチルセルロースナト
リウム溶液)、アルコール(1価アルコールおよび多価
アルコール、例えば、グリセロールおよびグリコールを
包含する)およびその誘導体、および油(例えば、分別
ヤシ油および落下牛油)が包含される。非経口投与用に
、担体はまた、オレイン酸エチルおよびミリスチン酸イ
ソプロピルのごとき油状エステルにすることもてきる。
滅菌液体担体は、非経口投与用の滅菌液体形の組成物で
用いられる。
滅菌溶液または懸濁液である液体の医薬組成物は、例え
ば、筋肉内、腹腔内または皮下注射によって用いること
ができる。滅菌溶液はまた、静脈内に投与することもで
きる。化合物が経口的に活性である場合、液体または固
体のいずれかの組成物形で経口投与できる。
好ましくは、医薬組成物は、例えば、錠剤またはカプセ
ル剤のような単位投与形である。このような形において
は、組成物は、適当量の活性成分を含有する単位投与量
に細分割される。該単位投与形は、例えば、包装された
粉末、バイアル、アンプル、予め充填されたシリンジま
たは液体を含有するサツシェのような包装組成物とする
ことができる。単位投与形は、例えば、そり自体カプセ
ル剤または錠剤であってもよいし、このようないずれか
の組成物の適当数の包装形であってもよい。
単位投与量の組成物における活性成分の量は、個々の必
要性および活性成分の活性に従い、0.5mg以下から
7501!9以上に変化させ、調整することができろ。
本発明はまた、化合物が単位投与形である担体の存在し
ない化合物をも包含する。
X車外 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 3’ 、4’  −ジヒドロスピロ[シクロヘキサン−
1,3′ −ピリミド[1,2−ミコインドール−10
′(2’  H)−オンコ (a)l−[1’ −[2’ (3’ H)−オキソス
ピロ(1,3−ジオキソラン)−2,3’  −インド
リル]]メヂルシクロヘキサンカルボニトリル スピロ[(1,3−ジオキソラン)−2,3’ −イン
ドール−2’ (3’ H)−オン]1.919を、窒
素雰囲気下、乾燥DMSO2OmC中、カリウムt−ブ
トキシド1.349の撹拌溶液に少しづつ加える。10
分後、1−クロロメチルシクロヘキサンカルボニトリル
1.969を滴下し、溶液を130℃にて24時間加熱
する。溶液を冷却し、氷水100x(!中に注ぎ、18
時間激しく撹拌する。固体を分離し、乾燥し、プロパン
−2−オールから再結晶して、表記化合物1.49を得
る。融点130〜130.5℃。
元素分析:C,Ht。N、03として、計算値(%):
 C,69,2,H,6,45,N、9.0測定値(%
): C,69,0,H,6,7、N、8.8(b)2
’  、3’  、4’  、I O’  −テトラヒ
ドロ(1゜3−ジオキソラン)−2−スピロ−10’ 
−ピリミド[1,2−ミコインドール−3′−スピロシ
クロヘキサン エタノール性アンモニア100112およびスパテラ1
杯分のラネーニッケルを、エタノール100酎中、1−
[1’ −[2’ (3’ H)−オキソスピロ(1,
3−ジオキソラン)−2,3’ −インドリル]]メチ
ルシクロヘキサンカルボニトリル1.259の溶液に加
える。混合物を、50℃、4〜5気圧(約3.9X10
’〜4,9X10’Pa)にて、2時間水素添加する。
室温に冷却後、キーゼルグール(K ieselgur
)を通して濾過し、溶液を真空下で濃縮して粗製生成物
1.239を得ろ。生成物をエーテル60x(l中に再
度溶かし、キーゼルグールを通して濾過し、真空下で濃
縮する。生成物をヘキサンから再結晶し、遊離塩基とし
て表記化合物の第1収潰0.369を得る。融点71〜
107℃。
元素分析:  C,、H□N、0.として、計算値(%
): C,72,45,H,7,45; N、9.40
測定値(%): C,72,30,H,7,55,N、
9.56該母液を5ift上、酢酸エチルで溶出するク
ロマトグラフィーに付して、さらに物質を得る。
(c)3’ 、4’ −ジヒドロスピロ[シクロヘキサ
ン−1,3′ −ピリミド[1,2−aコインドール−
10’  −(2’  H)−オン] ヘキサン3ytQ中、実施例1(b)の化合物4.49
の溶液を、30℃にて、濃HtS0.25t12に滴下
する。該溶液を室温に保持し、1時間後、氷上に注ぐ。
該溶液を農水性アンモニアで塩基性化する。
pH7にて褐色沈澱物が形成する。該溶液をデカンテー
ションし、澄水性アンモニアでざらにI)H9に塩基性
化する。沈澱物を濾取し、水性アンモニアで洗浄し、真
空下で乾燥する。酢酸エチル中、該固体の溶液を、シリ
カカラムを通し、溶媒を蒸発させて、表記化合物の結晶
1.4gを得る。融点138〜143℃。
元素分析:  C+eH+sN to−1/4I−1t
oとして計算値(%): C,75,6,)1,7.1
. N、11.0測定値(%): C,74,5,H,
7,3,N、10.8実施例2 2’  、3’  、4’  、10’  −テトラヒ
ドロ−10’−ヒドロキシ−10′ −フェニルスピロ
[シクロヘキサン−■、3′ −ピリミド[1,2−a
]コインドール ブロモベン上210滴(2,69)を、窒素雰囲気下、
ジエチルエーテル10m12中の撹拌したマグネシウム
屑0.38gに滴下する。反応が開始したら、ジエチル
エーテル3xQ中、残りのブロモベンゼンの溶液を滴下
し、還流を維持する。マグネシウムがほとんど残らなく
なるまで、反応混合物を還流下で加熱し、ついで冷却し
、ジクロロエタン20x(l中、3’ 、4’  −ジ
ヒドロスピロ[シクロヘキサン−1,3′ −ピリミド
[1,2−a]インドール−10(211)−オン]1
.41?の溶液を滴下する。1時間後、反応混合物を水
100m12上に注ぎ、クロロホルム(2x 1001
12)で抽出し、クロロポルム抽出物を合し、乾燥(M
gSO,)L、減圧下で蒸発させて固体を得る。ジエチ
ルエーテルで該固体のトリチュシーションを行ない、つ
いで酢酸エチルから再結晶して表記化合物0.85gを
得る。エーテル性塩化水素を、プロパン−2−オール中
の表記化合物の溶液に加え、白色結晶の沈澱物として塩
酸塩形の表記化合物0.559を得る。融点273〜2
74℃(分解)。
元素分析: C□Ht4NtO・HCl2として計算値
(%): c、’7t、a: H,6,8; N、7.
6測定値(%): C,71,3: H,7,1,N、
7.5実施例3 2’  、3’  、4’  、10’  −テトラヒ
ドロ−10’−ヒドロキシ−10′ −フェニルスピロ
[シクロヘプタン−1,3′−ピリミド[1,2−a]
コインドール ]  (a)  1−[1−(3−ヒドロキシ−2(3
H)−オキソ−3−フェニルインドリル)メチルコシク
ロへブタンカルボニトリル 3−ヒドロキシ−3−フェニルインドール−2(IH)
オン9.09を、窒素雰囲気下、ジメチルスルホキシド
100m12中、撹拌したカリウムt−ブトキシド4.
99の溶液に少しづつ加える。10分後、l−クロロメ
チルシクロへブタンカルボニトリル6.99を速やかに
加える。該溶液を130℃に18時間加熱し、冷却し、
水500xQ中に注ぐ。
水性混合物をジエチルエーテル(3X 200x(Dで
抽出し、有機抽出物を乾燥(MgSO,)L、真空下で
約半分の容量に蒸発させて、表記化合物の白色沈澱物1
.949を得る。さらに乾燥剤をクロロホルムで洗浄し
、真空下で蒸発させて、さらに表記化合物1.89を得
る。プロパン−2−オールから少量の試料を再結晶する
。融点202.5〜203.5℃。
元素分析: Ct 3 Ht 4 N 40・1/4 
H、Oとして、計算値(%): C,75,7,H,6
,8,N、7.7測定値(%): C,?6.1: H
,6,8; N、7.5(b)2’  、3’  、4
’  、I O’  −テトラヒドロ−10′ −ヒド
ロキシ−10′ −フェニルスピロ[シクロヘプタン−
1,3′ −ピリミド[1,2−aコインドール] 5
0%飽和エタノール性アンモニア20OmQ中、実施例
3(a)の化合物4.09およびラネーニッケル(小さ
じ一テラ)の混合物を、水素雰囲気下(約50p、s、
i、、約3X10’Pa)、50℃にて7時間加熱する
。該混合物を冷却し、キーゼルグールを通して濾過し、
濾液を減圧下で蒸発させてガム状物3.6gを得る。酢
酸エチルでガム状物をトリチュシーションし、固体2.
439を得る。該濾液を減圧下で蒸発させて油を得、酢
酸エチルでトリチュシーションして固体0.439を得
る。第1のトリチュシーションからの固体2.43gを
クロマトグラフィー(塩基性A12tO+; C1−I
CQ3)に付し、ガムを酢酸エチルでトリチュシーショ
ンして固体1.459を得る。メタノール中、合した固
体1.889の溶液を、エーテル性塩化水素で処理し、
減圧下で蒸発させて油を得、ジエチルエーテルでトリチ
ュシーションし、塩酸塩として表記化合物1.939を
得る。融点267°C(分解)。
元素分Il′i−:  CttHtaNtO・HCl2
として計算値(%): C,?1.8. H,6,8,
N、7.3測定値(%): C,72,2,H,6,9
,N、7.5実施例4 2’  、3’  、4’  、10’  −テトラヒ
ドロ−10′−ブヂルーlO′ −ヒドロキシスピロ[
シクロヘキサン−!、3′−ピリミド[1,2−a]イ
ンドール] (a)3−ブチル−3−ヒドロキシインドール−2(3
I■)−オン3,4gを、乾燥し、脱酸素化したジメチ
ルスルホキシド30xQ中、カリウム【−ブトキシド1
.99の溶液に少しづつ加える。この溶液に、l−クロ
ロメチルシクロヘキサンカルボニトリル3.29を加え
る。該混合物を4日間130℃に加熱し、ついで氷上に
注ぐ。酢酸エチルで抽出し、水で洗浄し、乾燥(MgS
O,)L、真空下で蒸発させて、粗製の油を得、これを
、エーテルで溶出するシリカ上のクロマトグラフィーに
より精製する。酢酸エチル/ヘキサンから結晶させ、シ
クロヘキサンから再結晶して1−[1−(3−ブチル−
3−ヒドロキシ−2(3H)−オキソ−インドリル)メ
チルコシクロヘキサンカルボニトリルの結晶5.4gを
得ろ。融点124〜125℃。
(b)実施例4(a)からの結晶を、水素雰囲気下(4
0p、s、i、、約2.7xlO’Pa)、ラネーニッ
ケルの存在下、飽和エタノール性アンモニア200x(
l中で水素添加する。触媒を除去後、真空下で蒸発させ
、酢酸エチルでトリチュシーションし、無色結晶として
表記化合物2.Ogを得る。融点192〜195℃。
元素分析:C1゜H!、NfO−HCl2・2/3C3
HsOとして、 計算値(%): C,67,9,H,8,9,N、7.
2測定値(%): C,67,9,H,9,3,N、7
.2実施例5 2’  、3’  、4’  、10’  −テトラヒ
ドロ−10’−ヒドロキシ−10′ −フェニルスピロ
[シクロペンタン−1,3′ −ピリミド[1,2−a
lインドールコ (a)3−ヒドロキシ−3−フェニルインドール−2(
3H)−オン11.509を、窒素雰囲気下、乾燥し、
脱酸素化したジメチルスルホキシド125z12中、撹
拌したカリウムt−ブトキシド6.309の溶液に少し
づつ加える。0゜5時間後、1−クロロメチルシクロペ
ンタンカルボニトリル7.189を加え、該溶液を12
0℃にて17時間加熱し、室温に冷却し、水500iN
に注ぐ。混合物を、酢酸エチル(3x 250m12)
で抽出する。抽出物を水100酎で洗浄し、乾燥(Mg
SO,)L、減圧下で蒸発させてガムを得、ジエチルエ
ーテルでトリヂュシーシタンし、結晶固体として1−[
1−(3−ヒドロキシ−2(3H)−オキソ−3−フェ
ニルインドリル)メチルコシクロペンタンカルボニトリ
ル9.499を得る。融点155〜157℃。
元素分析: C□H1゜N、0.として計算値(%’)
: C,75,9,H,6,1、N、8.4禮「)中値
C%)・C7へ6・1695・N只9(b)50%飽和
エタノール性アンモニア200mQ中、l−[1−(3
−t−ドロキシ−2(3H)−オキソ−3−フェニルイ
ンドリル)メチルコシクロペンクンカルボニトリル8.
3gおよびラネーニッケル(スパテラ2杯分)の混合物
を、水素雰囲気下(50p、s、i、、約3X10’P
a)、50℃にて18時間加熱する。該混合を冷却し、
キーゼルグールを通して濾過し、減圧下で蒸発させて固
体を得、酢酸エチルによるトリチュシーション、クロマ
トグラフィー(塩基性A(2tO−;クロロホルム)、
ついで酢酸エチルによるトリチュシーションにより精製
して、表記化合物5.99を得る。
メタノール中、表記化合物の溶液を、エーテル性塩化水
素で処理し、減圧下で蒸発させて固体を得、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、空気乾燥して、塩酸塩として表記化合
物6.2gを得る。融点263〜264℃(分解)。
元素分析:  Ct、HttNtO−HCl2として計
算値(%’): C,71,1:)1,6.5. N、
7.9測定値(%): C,70,7,H,6,7; 
N、7.9実施例6 2’  、3’  、4’  、10’  −テトラヒ
ドロ−10’−ヒドロキシ−10”  −フェニルスピ
ロ(ピペリジン−4,3′ −ピリミド[1,2−a]
インドール)(a)3−ヒドロキシ−3−フェニルイン
ドール−2(3H)−オン5.059を、窒素雰囲気下
、室温にて、乾燥し、脱酸素化したジメチルスルホキシ
ド60村中、撹拌したカリウムt−ブトキシド2.77
9の溶液に少しづつ加える。0.5時間後、t−ブチル
−4−クロロメチル−4−シアノピペリジン−1−カル
ボキシレート5.7gを少しづつ加え、該溶液を120
℃にて17時間加熱し、室温に冷却し、水250.wc
中に注ぎ、酢酸エチル(3x250++2)で抽出する
。有機相を乾燥(MgS O4)し、減圧下で蒸発させ
て油を得る。クロマトグラフィー[SiO*:メタノー
ル−クロロホルム(2:98)]による精製で固体を得
、熱シクロヘキサンでトリチュシーションして、1.1
−ジメチルエチル−4−[1−(’3−ヒドロキシー2
 (3H)−オキソ−3−フェニルインドリル)メチル
]−4−シアノピペリジン−1−カルボキシレート5.
59を得る。融点197.5〜198℃(分解)(酢酸
エチルから)。
元素分析:  CyeHteN 3o 4として、計算
値(%): C,69,8,H,6,5,N、9.4測
定値(%): c、’yo、o; H,6,6,N、9
.75(b)50%飽和エタノール性アンモニア200
肩Q中、1.1−ジメチルエチル−4−[1−(3−ヒ
ドロキシ−2(3H)−オキソ−3−フェニルインドリ
ル)メチル]−4−シアノピペリジン−1−カルボキシ
レート4.89およびラネーニッケル(スパテラ1杯分
)の混合物を、水素雰囲気下(50p、s、i、、約3
xlO’Pa)、50℃に17時間加熱する。混合物を
冷却し、キーゼルグールを通して濾過し、該溶液を元素
分析で蒸発させる。該残渣をクロマトグラフィー(塩基
性A12tOa; クロロホルム)により精製し固体を
得、酢酸エチルでトリチュシーションして、2’ 、3
’ 、4’ 、10’−テトラヒド口−10′ −ヒド
ロキシ−10′ −フェニル−1−(1、t−ジメチル
)エトキシカルボニルスピロ(ピペリジン−4,3′−
ピリミド[1,2−a]インドール)2.89を得る。
融点209〜210℃(分解)。
元素分析:  C* s H31N s Osとして、
計算値(%”): C,?2.0. H,7,2,N、
9.7測定値(%): C,72,2,H,?、5. 
N、9.3(c)エタノール性塩化水素50*12中、
実施例6(b)の生成物2.8gの懸濁液を、加温して
溶液にする。10分後、溶媒を真空下で蒸発させ、残渣
のガムを少量のメタノールに溶かす。トルエンを加え、
溶媒を真空下で蒸発させる々、白色固体2゜8gが残る
。エタノールから再結晶して、表記化合物のジ塩酸塩2
.49を得る。融点〉300℃(分解)。
元素分析:  Ct 1Ht 3 N s O・2HC
I2・1.251−f、Oとして、 計算値(%): C,5g、8. H,6,4,N、9
.8測定値(%): C,58,9,H,6,7,N、
9.6実施例7 (−)および(+)−2’  、3’ 、4’  、1
0’ −テトラヒドロ−10′ −ヒドロキシ−10’
 −フェニルスピロ[シクロヘキサン−1,3′−ピリ
ミド[1,2−aコインドール] (−)−ジ−p−トルオイル−し−酒石酸40.449
(100,0ミリモル)を、アセトンl12中、実施例
2の化合物33.259の撹拌懸濁液に、速かに少しづ
つ加える。該清澄溶液を室温にて15時間撹拌し、結晶
沈澱物を濾過し、アセトン(2X501(2)で洗浄し
、乾燥して、(−)−ジ−p−トルオイル酒石酸塩とし
て、(−)−2’ 、3’ 、4’ 。
lO′ −テトラヒドロ−10′ −ヒドロキシ−10
′−フェニルスピロ[シクロヘキサン−1,3′−ピリ
ミド[1,2−a]コインドール]1.6411を得る
融点149℃(分解)。[α]D=−93°(EtOH
中、約0.2%)。合した濾液および洗浄液を、真空下
で濃縮し、淡褐色結晶残渣を得、該遊離塩基に変える。
(+)−ジーp−)ルオイルーD−酒石酸23.05g
(570ミリモル)を、アセトン570x(!中、(+
)エナンチオマーに富んだ遊離塩基の撹拌懸濁液に少し
づつ速やかに加える。該溶液を室温にて15時間撹拌し
、結晶沈澱物を濾過し、アセトン(2X50iので洗浄
し、乾燥し、(+)−ジ−p−トルオイル酒石酸塩とし
て、(+)−ジー2’ 、3’ 。
4′ 、10’  −テトラヒドロ−10′ −ヒドロ
キシ−10′ −フェニルスピロ[シクロヘキサン−1
,3′−ピリミド−[1,2−a]インドール1336
09を得る。融点149℃(分解)。[αコ。=+95
°(EtOH中、約0.2%)。
塩酸塩の製造 各エナンチオマーの塩酸塩は、各ジ−p−トルオイル酒
石酸塩の遊離塩基への変換により製造される。分割した
遊離塩基を各々、無水エタノール200i12中に懸濁
させ、該懸濁液をエーテル性塩化水素で酸性化する。各
塩酸塩の溶液を真空下で濃縮し、結晶生成物を濾過し、
エタノール(2×20i12)で洗浄し、高真空下、5
0℃にて15時間乾燥して、2つの収量の(−)−エナ
ンチオマーの塩酸塩11.57g、融点271’C(分
解)[α]。
−225°(CtIC123中、約0.2%)、元素分
析: C□H2,Nff10・l’l C12として、
計算値(%): C171,65,H,6,85,N、
7.60測定値(%): C,71,30; H,6,
85; N、7.40および(+)−エナンチオマーの
塩酸塩13.519、融点269℃(分解)、 [αコ
。= +220°(CHC123中、約0.2%)、 元素分析:  C22Ht4NtO・HCl2として、
計算値(%): C,71,65,H,6,85,N、
7.60測定値(%): C,71,70,H,6,7
5,N、7.45を得る。
各エナンチオマーの第2の収量(約10%)を、最初の
分割の母液を再操作することにより得ろ。
特許出願人 ジョン・ワイス・アンド・ブラザー・リミ
テッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは低級アルキル、単または二環式アリール基
    または式:R^3O−B−(式中、R^3Oは(低級)
    アルコキシ、アリール(低級)アルコキシまたはヒドロ
    キシ、Bは所望により1つの二重または三重結合を有し
    ていてもよい低級アルキレン鎖を意味する)で示される
    基;R^1およびR^2は同一または異なって、各々、
    水素、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハ
    ロ(低級)アルキル、ハロゲン、アミノまたはモノ−ま
    たはジ−(低級)アルキルアミノ;およびAはそれが結
    合する炭素原子と一緒になって、5、6または7員の飽
    和炭素環式または複素式環を意味する] で示されるピリミドインドールまたはその医薬上許容さ
    れる酸付加塩。
  2. (2)Rが低級アルキルまたは単または二環式アリール
    基である前記第(1)項の化合物。
  3. (3)Rがフェニルまたはハロフェニルである前記第(
    1)項の化合物。
  4. (4)Aは、nが4、5または6である−(CH_2)
    n−である前記第(1)項〜第(3)項いずれか1つの
    化合物。
  5. (5)2′,3′,4′,10′−テトラヒドロ−10
    ′−ヒドロキシ−10′−フェニルスピロ[シクロヘキ
    サン−1,3′−ピリミド[1,2−a]インドールま
    たはその医薬上許容される酸付加塩である前記第(1)
    項の化合物。
  6. (6)2′,3′,4′,10′−テトラヒドロ−10
    ′−ヒドロキシ−10′−フェニルスピロ[シクロヘプ
    タン−1,3′−ピリミド[1,2−a]インドール]
    、 2′,3′,4′,10′−テトラヒドロ−10′−ブ
    チル−10′−ヒドロキシスピロ[シクロヘキサン−1
    ,3′−ピリミド[1,2−a]インドール]、 2′,3′,4′,10′−テトラヒドロ−10′−ヒ
    ドロキシ−10′−フェニルスピロ[シクロペンタン−
    1,3′−ピリミド[1,2−a]インドール]または 2′,3′,4′,10′−テトラヒドロ−10′−ヒ
    ドロキシ−10′−フェニルスピロ[ピペリジン−4,
    3′−ピリミド[1,2−a]インドール]またはその
    医薬上許容される酸付加塩である前記第(1)項の化合
    物。
  7. (7)(−)−2′、3′、4′、10′−テトラヒド
    ロ−10′−ヒドロキシ−10′−フェニルスピロ[シ
    クロヘキサン−1,3′−ピリミド[1,2−a]イン
    ドール]または(+)−2′,3′,4′,10′−テ
    トラヒドロ−10′−ヒドロキシ−10′−フェニルス
    ピロ[シクロヘキサン−1,3′−ピリミド[1,2−
    a]インドール]またはその医薬上許容される酸付加塩
    である前記第(1)項の化合物。
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