JPS622400Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622400Y2 JPS622400Y2 JP4222083U JP4222083U JPS622400Y2 JP S622400 Y2 JPS622400 Y2 JP S622400Y2 JP 4222083 U JP4222083 U JP 4222083U JP 4222083 U JP4222083 U JP 4222083U JP S622400 Y2 JPS622400 Y2 JP S622400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold
- pipe
- sleeve pipe
- sleeve
- cold insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 8
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 6
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は低温タンク（液化ガス等の低温液を
貯蔵するタンク）における低温配管スリーブ部の
保冷構造に関するものである。
貯蔵するタンク）における低温配管スリーブ部の
保冷構造に関するものである。
第１図は従来の低温配管スリーブ部の保冷構造
を示すもので、タンク屋根板１０の低温配管２の
貫通部にスリーブ管１が設けられ、且つこのスリ
ーブ管１内に低温配管２を保冷する２つ割りの成
形保冷材３（この保冷材３は配管２に接着されて
いる）が挿入されていると共に、この保冷材３と
スリーブ管１との間に空間４が形成され、この空
間４はスリーブ管１の頂部蓋板１ａと屋根裏施工
の保冷材５によつて密閉された密閉空間となつて
いる。このためスリーブ管頂部蓋板１ａからの冷
熱が密閉空間４の下部に停留し、スリーブ管１が
冷却されて、スリーブ管１と屋根板１０との接合
部に氷結が生じ、常温材である屋根板１０が低温
ぜい性により破壊する問題があつた。この考案は
上記のような問題を解消する目的でなされたもの
で、前記スリーブ管と配管保冷材間の空間を密閉
した屋根裏保冷材部分に、前記空間内の冷気をタ
ンク内空間に対流させる冷気抜き管を貫設して、
スリーブ管と屋根板との接合部に氷結が生じるの
を防止し、屋根板の低温ぜい性破壊の問題が発生
しないようにしたことを特徴とするものである。
を示すもので、タンク屋根板１０の低温配管２の
貫通部にスリーブ管１が設けられ、且つこのスリ
ーブ管１内に低温配管２を保冷する２つ割りの成
形保冷材３（この保冷材３は配管２に接着されて
いる）が挿入されていると共に、この保冷材３と
スリーブ管１との間に空間４が形成され、この空
間４はスリーブ管１の頂部蓋板１ａと屋根裏施工
の保冷材５によつて密閉された密閉空間となつて
いる。このためスリーブ管頂部蓋板１ａからの冷
熱が密閉空間４の下部に停留し、スリーブ管１が
冷却されて、スリーブ管１と屋根板１０との接合
部に氷結が生じ、常温材である屋根板１０が低温
ぜい性により破壊する問題があつた。この考案は
上記のような問題を解消する目的でなされたもの
で、前記スリーブ管と配管保冷材間の空間を密閉
した屋根裏保冷材部分に、前記空間内の冷気をタ
ンク内空間に対流させる冷気抜き管を貫設して、
スリーブ管と屋根板との接合部に氷結が生じるの
を防止し、屋根板の低温ぜい性破壊の問題が発生
しないようにしたことを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を第２図乃至第４図
の図面に従い説明すると、この低温タンクにおけ
る低温配管スリーブ部の保冷構造はタンク屋根板
１０の低温配管貫通部にスリーブ管１が設けら
れ、且つこのスリーブ管１内に低温配管２を保冷
する成形保冷材３が挿入されると共に、この保冷
材３の挿入によつて該保冷材３とスリーブ管１と
の間に生じた空間４が、スリーブ管頂部蓋板１ａ
と屋根裏施工の保冷材５によつて密閉されている
第１図のような保冷構造において、前記スリーブ
管１と配管保冷材３の空間４を密閉した屋根裏保
冷材５の空間密閉部分５ａに、前記空間４内の冷
気をタンク内空間側に対流させる冷気抜き管６を
適当な本数貫設したことを特徴とするもので、こ
の各冷気抜き管６のタンク内空間側に突出した下
端部にはフロツシング波（地震によつて発生する
タンク内液面の揺動波）の作用時に、この波圧で
第４図Ｂの如く押し上げられて管端開口を閉塞す
るシール材７をもつた管ふた８がふた支持金物９
によつて支持されている。なおこの管ふた８は常
時は自重によつて支持金物９に吊持されて、第４
図Ａの如く冷気抜き管６の下端開口部を冷気対流
可能に開放している。
の図面に従い説明すると、この低温タンクにおけ
る低温配管スリーブ部の保冷構造はタンク屋根板
１０の低温配管貫通部にスリーブ管１が設けら
れ、且つこのスリーブ管１内に低温配管２を保冷
する成形保冷材３が挿入されると共に、この保冷
材３の挿入によつて該保冷材３とスリーブ管１と
の間に生じた空間４が、スリーブ管頂部蓋板１ａ
と屋根裏施工の保冷材５によつて密閉されている
第１図のような保冷構造において、前記スリーブ
管１と配管保冷材３の空間４を密閉した屋根裏保
冷材５の空間密閉部分５ａに、前記空間４内の冷
気をタンク内空間側に対流させる冷気抜き管６を
適当な本数貫設したことを特徴とするもので、こ
の各冷気抜き管６のタンク内空間側に突出した下
端部にはフロツシング波（地震によつて発生する
タンク内液面の揺動波）の作用時に、この波圧で
第４図Ｂの如く押し上げられて管端開口を閉塞す
るシール材７をもつた管ふた８がふた支持金物９
によつて支持されている。なおこの管ふた８は常
時は自重によつて支持金物９に吊持されて、第４
図Ａの如く冷気抜き管６の下端開口部を冷気対流
可能に開放している。
この考案の低温タンクにおける低温配管スリー
ブ部の保冷構造は以上述べたようなものであるか
ら、スリーブ管１と配管保冷材３との間の空間４
に従来の如く冷気が停留することがなくなり、こ
のためスリーブ管１と屋根板１０との接合部に氷
結が生じることがなく、常温材である屋根板１０
の低温ぜい性破壊の問題を解決することができ
る。
ブ部の保冷構造は以上述べたようなものであるか
ら、スリーブ管１と配管保冷材３との間の空間４
に従来の如く冷気が停留することがなくなり、こ
のためスリーブ管１と屋根板１０との接合部に氷
結が生じることがなく、常温材である屋根板１０
の低温ぜい性破壊の問題を解決することができ
る。
第１図は低温タンクにおける従来の低温配管ス
リーブ部保冷構造を示す要部縦断面図、第２図は
この考案の一実施例による低温配管スリーブ部の
保冷構造を示す要部縦断面図、第３図は第２図の
冷気抜き管取付部分の拡大断面図、第４図Ａ，Ｂ
は冷気抜き管の下端部に支持した管ぶたの開蓋及
び閉蓋状態を示した説明図である。 １……スリーブ管、１ａ……スリーブ管の頂部
蓋板、２……低温配管、３……成形保冷材（配管
保冷材）、４……空間、５……屋根裏保冷材、６
……冷気抜き管。
リーブ部保冷構造を示す要部縦断面図、第２図は
この考案の一実施例による低温配管スリーブ部の
保冷構造を示す要部縦断面図、第３図は第２図の
冷気抜き管取付部分の拡大断面図、第４図Ａ，Ｂ
は冷気抜き管の下端部に支持した管ぶたの開蓋及
び閉蓋状態を示した説明図である。 １……スリーブ管、１ａ……スリーブ管の頂部
蓋板、２……低温配管、３……成形保冷材（配管
保冷材）、４……空間、５……屋根裏保冷材、６
……冷気抜き管。
Claims (1)
- タンク屋根板の低温配管貫通部にスリーブ管が
設けられ、且つこのスリーブ管内に低温配管を保
冷する成形保冷材が挿入されると共に、この保冷
材の挿入によつて該保冷材とスリーブ管との間に
生じた空間がスリーブ管頂部の蓋板と屋根裏施工
の保冷材で密閉されている保冷構造において、前
記スリーブ管と配管保冷材の空間を密閉した屋根
裏保冷材部分に前記空間内の冷気をタンク内空間
側に対流させる冷気抜き管を貫設したことを特徴
とする低温タンクにおける低温配管スリーブ部の
保冷構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222083U JPS59147997U (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 低温タンクにおける低温配管スリ−ブ部の保冷構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222083U JPS59147997U (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 低温タンクにおける低温配管スリ−ブ部の保冷構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59147997U JPS59147997U (ja) | 1984-10-03 |
| JPS622400Y2 true JPS622400Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30172775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222083U Granted JPS59147997U (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 低温タンクにおける低温配管スリ−ブ部の保冷構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59147997U (ja) |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP4222083U patent/JPS59147997U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59147997U (ja) | 1984-10-03 |
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