JPS6223945B2 - - Google Patents

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JPS6223945B2
JPS6223945B2 JP16990581A JP16990581A JPS6223945B2 JP S6223945 B2 JPS6223945 B2 JP S6223945B2 JP 16990581 A JP16990581 A JP 16990581A JP 16990581 A JP16990581 A JP 16990581A JP S6223945 B2 JPS6223945 B2 JP S6223945B2
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JP
Japan
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channel
pulse
video signal
screen
sampling
Prior art date
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Application number
JP16990581A
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English (en)
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JPS57141179A (en
Inventor
Koji Oochi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16990581A priority Critical patent/JPS57141179A/ja
Publication of JPS57141179A publication Critical patent/JPS57141179A/ja
Publication of JPS6223945B2 publication Critical patent/JPS6223945B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/45Picture in picture, e.g. displaying simultaneously another television channel in a region of the screen

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、あるテレビ放送の受像画面の中に、
他のテレビ放送の受像画面を縮小して映し出すこ
とができ、従つてAチヤンネルの放送受像時にB
チヤンネルの放送をモニタすることができるテレ
ビ受像機に関する。 即ち、第1図において、1は本発明によるテレ
ビ受像機を示し、2Aはその再生画面で、メイン
チヤンネルつまみ3Aをまわすと、これにより選
局されたAチヤンネルの放送が画面2Aを普通に
映し出される。そしてスイツチ4を入れると画面
2Aの一部にBチヤンネルの放送の画面2Bが小
さく映し出される。この画面2Bのチヤンネル
は、サブチヤンネルつまみ3Bによつて任意に選
局でき、またその画面2Bの水平及び垂直位置は
位置調整つまみ5H,5Vによつて自由に変更で
きる。 本発明は、そのようなテレビ受像機において、
特にBチヤンネルの画面2Bを見やすくしようと
するものである。 ところでこのようにAチヤンネルの画面2Aの
中に、Bチヤンネルの画面2Bを挿入する場合、
受像管の電子ビームはAチヤンネルの映像信号に
同期して偏向されるので、画面2Bに対する偏向
もAチヤンネルの映像信号に同期して行なわれ
る。ところがAチヤンネルとBチヤンネルとで
は、許容偏差内において同期周波数が違つている
のが普通である。従つてAチヤンネルの映像信号
に同期してBチヤンネルの画面2Bを映し出した
のではこの画面2Bは同期がとれず流れてしま
う。 また画面2Bをもとの大きさの例えば1/3(長
さ比)に縮小する場合、画面2Bの走査線数を1/
3にすれば、画面2Bの高さはもとの1/3になる
が、これでは横巾まで1/3にすることはできな
い。 そこで本発明は、これらBチヤンネルの画面2
Bの同期及び縮小を電荷移送素子によつて解決し
たものである。即ち本発明においては、Bチヤン
ネルの映像信号をこれに同期した速度で電荷移送
素子に書き込み、その書き込まれたBチヤンネル
の映像信号をAチヤンネルの映像信号に同期して
読み出すことによつて画面2Bの同期をとる。ま
たその書き込み時、Bチヤンネルの映像信号をサ
ンプリングして書き込むことによつて画面2Bを
縮小するもので、例えば画面2Bの走査線数を1/
3にすることによつて画面2Bの高さをもとの1/3
にすると共に、その各走査線の絵素数も1/3にす
ることによつて画面2Bの横巾をもとの1/3にす
る。そしてこのためには、Bチヤンネルの映像信
号を電荷移送素子に書き込む場合、そのBチヤン
ネルの映像信号をそのような周期でサンプリング
するものである。 第2図はその一例を示すもので、11A,11
Bはチユーナ、12A,12Bは映像中間周波増
巾回路、13A,13Bは映像検波回路を示し、
検波回路13AからはAチヤンネルの映像信号が
取り出される。また検波回路13BからはBチヤ
ンネルの映像信号が取り出される。また14,1
5は電荷移送素子、この例ではBBD(バツケツ
ト・ブリゲード・デイバイス)を示し、これらに
は検波回路13BよりのBチヤンネルの映像信号
が書き込み信号として供給される。そしてAチヤ
ンネルの映像信号が偶数フイールドのときには
BBD14からBチヤンネルの映像信号が読み出
され、また奇数フイールドのときにはBBD15
からBチヤンネルの映像信号が読み出される。そ
して検波回路13AからのAチヤンネルの映像信
号がスイツチ回路30に供給されると共に、
BBD14,15から読み出されたBチヤンネル
の映像信号がスイツチ回路30に供給され、スイ
ツチ回路30からはAチヤンネルまたはBチヤン
ネルの映像信号が取り出され、これは映像増巾回
路16を通じて受像管17に供給される。 また検波回路13AよりのAチヤンネルの映像
信号が同期分離回路21Aに供給されて同期パル
スが取り出され、この同期パルスが偏向回路22
に供給されて水平及び垂直偏向信号が形成され、
この偏向信号が受像管17の偏向コイル23に供
給される。従つて受像管17にAチヤンネルの映
像信号が供給されれば、これは同期がとれること
になり、受像管17にはAチヤンネルの画面2A
が同期して映し出される。 さらにBBD14,15にBチヤンネルの映像
信号を書き込む場合、これをBチヤンネルの映像
信号に同期して行うと共に、画面縮小用のサンプ
リングを行うために書き込みパルス形成回路40
が設けられる。即ち検波回路13BよりBチヤン
ネルの映像信号が同期分離回路21Bに供給され
て複合同期パルスが取り出され、この同期パルス
が偶数フイールドのとき読み出されるBチヤンネ
ルの映像信号を書き込むための書き込みパルス
WRTEと、Aチヤンネルが奇数フイールドのと
き読み出されるBチヤンネルの映像信号を書き込
むための書き込みパルスWRTOとが、その同期
パルスに同期して形成され、これらパルス
WRTE,WRTOはスイツチ回路31,32を通
じてBBD14,15のクロツク端子に供給され
る。 またBBD14,15からBチヤンネルの映像
信号を読み出す場合、これをAチヤンネルの映像
信号に同期して行うために、読み出しパルス形成
回路50が設けられ、これには同期分離回路21
AよりAチヤンネルの複合同期パルスが供給され
て読み出しパルスREADがその同期パルスに同期
して形成され、これはスイツチ回路31,32を
通じてBBD14,15のクロツク端子に供給さ
れる。 さらにAチヤンネルの映像信号及びBBD1
4,15からのBチヤンネルの映像信号(これは
Aチヤンネルの映像信号に同期している)に同期
してスイツチ回路30を切り換えるためにパルス
形成回路50よりAチヤンネルの同期パルスに同
期したパルスが第1の制御回路60に供給されて
第1の制御パルスが形成され、これがスイツチ回
路30に供給される。 同様にAチヤンネルの映像信号及び検波回路1
3BからのBチヤンネルの映像信号にそれぞれ同
期してスイツチ回路31,32を切り換えるため
に、パルス形成回路40,50よりAチヤンネル
及びBチヤンネルの同期パルスに同期したパルス
が第2の制御回路70に供給されて第2の制御パ
ルスが形成され、これがスイツチ回路31,32
に供給される。 そしてBチヤンネルの映像信号を偶数フイール
ド用としてBBDに書き込む場合には(「偶数(奇
数)フイールド用」とは、Aチヤンネルが偶数
(奇数)フイールドのときに読み出す情報という
意味)、パルス形成回路40よりのパルスWRTE
がスイツチ回路31を通じてBBD14に供給さ
れ、そのBチヤンネルの映像信号はサンプリング
される(以下これを偶数フイールドのサンプリン
グと呼ぶ)と同時にBBD14に書き込まれる。
この場合、パルスWRTEは、Bチヤンネルの同
期パルスに同期しているので、Bチヤンネルの映
像信号のサンプリング及びBBD14への書き込
みはBチヤンネルの映像信号に同期して行なわれ
る。またサンプリングは、例えば走査線数が1/3
となり、さらに各走査線において絵素数がもとの
1/3となるように、従つて各フイールドで全体と
して絵素数が1/9となるように行なわれる。そし
てBチヤンネルの映像信号が奇数フイールド用と
してBBDに書き込む場合にはパルス形成回路4
0よりのパルスWRTOがスイツチ回路32を通
じてBBD15に供給され、そのBチヤンネルの
映像信号が同様にサンプリングされる(以下これ
を奇数フイールドのサンプリングと呼ぶ)と同時
にBBD15に書き込まれる。 そしてAチヤンネルの映像信号が偶数フイール
ドの場合には、検波回路13AよりAチヤンネル
の映像信号がスイツチ回路30及び増巾回路16
を通じて受像管17に供給されると共に、画面2
Bに対応する期間には、パルス形成回路50より
のパルスREADがスイツチ回路31を通じてBBD
14に供給され、このBBD14にサンプリング
されて書き込まれていたBチヤンネルの映像信号
が読み出され、この読み出されたBチヤンネルの
映像信号がスイツチ回路30及び増巾回路16を
通じて受像管17に供給される。同様にAチヤン
ネルの映像信号が奇数フイールドの場合には検波
回路13AよりAチヤンネルの映像信号がスイツ
チ回路30及び増巾回路16を通じて受像管17
に供給されると共に、画面2Bに対応する期間に
は、パルス形成回路50よりのパルスREADがス
イツチ回路32を通じてBBD15に供給され、
このBBD15にサンプリングされて書き込まれ
ていたBチヤンネルの映像信号が読み出され、こ
の読み出されたBチヤンネルの映像信号がスイツ
チ回路30及び増巾回路16を通じて受像管17
に供給される。この場合、BBD14,15には
Bチヤンネルの映像信号が走査線数が1/3とな
り、各走査線の絵素数が1/3となるようにサンプ
リングされて書き込まれていて、このサンプリン
グされているBチヤンネルの映像信号を通常の掃
引速度(Aチヤンネルの同期速度)で読み出して
いるので、このBチヤンネルの映像信号の再生画
面2Bの高さは1/3になると共に、その横巾も1/3
になり、即ち縮小される。またBBD14,15
からBチヤンネルの映像信号を読み出す場合、そ
の読み出しパルスREADはAチヤンネルの同期パ
ルスに同期しているので、読み出されたBチヤン
ネルの映像信号はAチヤンネルの同期パルスに同
期していることになり、画面2Bは同期がとれ、
流れることがない。 従つてAチヤンネルの再生画面2Aの中にBチ
ヤンネルの再生画面2Bが縮小されて映し出され
る。またAチヤンネルの映像信号の各フイールド
において読み出しパルスREADの位置を変更すれ
ばこれにより画面2Bの垂直位置を変更でき、ま
たAチヤンネルの映像信号の各水平走査において
読み出しパルスREADの位置を変更すれば画面2
Bの水平位置を変更できる。さらにスイツチ回路
30の切り換えを停止させて検波回路13Aより
のAチヤンネルの映像信号だけを増巾回路16を
通じて受像管17に供給すれば、画面2Aだけを
再生でき、普通の受像状態にできる。 次に各部の特に考慮すべき点及び具体的な構成
について説明しよう。ただし具体的な構成におい
ては第2図の回路40〜70の境界を明確にでき
ないので、必らずしも回路40〜70と対応しな
い部分もある。 1 BBD14,15における書き込み及び読み
出しのタイミング 上述のように、AチヤンネルとBチヤンネルと
では許容偏差内において同期周波数が違うので、
BBD14,15における書き込み及び読み出し
のタイミングは複雑なものとなる。第3図はこの
タイミングを説明するための図で、この図ではB
チヤンネルの同期速度を基準としてAチヤンネル
の映像信号との位相関係を示した場合である。な
お、ここで「挿入画面区間」は、Aチヤンネルの
映像信号においてBチヤンネルの映像信号が挿入
される部分、「書き込み区間」はBチヤンネルの
映像信号に対してサンプリング及び書き込みが行
なわれる部分、「Bチヤンネル垂直ブランキング
区間」は、Bチヤンネルの映像信号において前の
フイールドの最後のサンプリング点から次のフイ
ールドの最初のサンプリング点までの部分、「ガ
ード区間」はBチヤンネルの垂直ブランキング区
間の始めに設けた6水平区間程度の部分である。 そしてこの第3図に示すように、Aチヤンネル
の映像信号とBチヤンネルの映像信号との位相関
係にはa〜fの6通りの状態があると共に、状態
a〜fはゆつくりした速度で順に次の状態へと移
行する。この様子を示したのが第4図で、時計方
向にまわる場合はAチヤンネルの同期周波数の方
が高いときで、また反時計方向にまわる場合は、
Bチヤンネルの同期周波数の方が高いときで、A
チヤンネルとBチヤンネルの同期周波数の差が大
きくなればなるほど、第4図に示した状態a〜f
の回転は速くなる。 そして、これら状態a〜fの規則性を調べると
(第3図では奇数フイールドと偶数フイールドの
書き込み区間が交互にあるが、BBD14,15
を奇数フイールド及び偶数フイールド用に分けて
いるので、一方のフイールドにだけ着目すればよ
い)、状態a,b,cのグループでは挿入画面区
間とガード区間とが離れていて、挿入画面区間に
一度読み出しをしてから次の書き込み区間までの
間に、必ず一つのガード区間がある。しかし状態
d,e,fのグループでは、挿入画面区間とガー
ド区間とが重なつていて挿入画面区間に読み出し
を行つてすぐ次のフイールドで書き込みを行つて
いる。以上のことから、書き込み区間は次のよう
に選べばよいことがわかる。 (i) 挿入画面区間に読み出しを行つたとき、この
挿入画面区間にガード区間がなければガード区
間がくるまで待ち、ガード区間を一つ数えたら
このすぐ次のフイールドを書き込む。 (ii) 挿入画面区間に読み出しを行つたとき、この
挿入画面区間にガード区間があれば、すぐ後の
フイールドを書き込む。 ただし、これらの法則(i),(ii)は、第3図の定常
状態から見い出したものであるから、状態a〜f
が変化する過程でも適用できるか調べる必要があ
る。 法則(i)は状態a,b,cのグループに適用さ
れ、法則(ii)は状態d,e,fのグループに適用さ
れるので、両グループのわかれ目である状態cか
ら状態dへの変化及びこの逆の変化でどうなるか
を調べればよい。 第5図は状態cから状態dへ変化する場合で、
点線の矢印は上記した法則に従つている挿入画面
区間と書き込み区間との関係を示している。そし
て1,2番目はcの状態であり、3番目以降はd
の状態となつているが、この図からも明らかなよ
うに同じBBD14(または15)で書き込みと
読み出しとを同時に行うという不都合は生じてい
ない。しかし、もしAチヤンネルとBチヤンネル
の同期周波数の差が大きくて、3番目はdの状態
であるが、次の4番目がeの状態に変化してしま
つたとすると、偶数フイールドの書き込み区間と
偶数フイールドの挿入画面区間とが一部重なつて
しまう。これを避けるためには、4番目のdの状
態でなければならない。従つて最低2フイールド
はdの状態を保つ必要があり、またこうなるよう
に挿入画面区間、ガード区間の大きさを定める必
要がある。 一方、第6図は状態dから状態cへ変化する場
合で、1,2番目はdの状態であり、3番目以降
はcの状態である。そしてこの場合にも挿入画面
区間と書き込み区間との位置関係に不都合はな
い。 また、このほかにもAチヤンネルとBチヤンネ
ルの同期周波数の偏差よりも変動の方が大きく、
状態cとdとを交互に繰り返すような場合もある
が、上述の法則(i),(ii)を適用しても不都合は生じ
ない。 以上は状態a〜fが連続的に変化していく場合
であり、第4図に示された矢印の方向に順に移行
する場合である。ところが不連続に変化する場合
がある。例えばBチヤンネルをオンにしたとき、
Bチヤンネルのチヤンネルを切り換えたとき、あ
るいは挿入画面2Bの位置を動かしたときなどの
場合である。しかし、法則(i),(ii)を適用しても不
都合を生じるのは初めの数フイールドの間だけで
あり、その後は正常な状態に復帰する(説明は省
略)。 なお、挿入画面区間とブランキング区間との位
置関係は第3図で状態a,b(c,d),(e,
f)の4通りであるが、わざわざガード区間を設
けて状態をa〜fの6通りにした理由は、ブラン
キング区間に挿入画面区間が入つている状態c,
dのとき、次に状態bになるのか、それとも状態
eになるのかを判別するためである。 2 挿入画面2Bの大きさ及びサンプリング Bチヤンネルの画面2Bを縮小する場合、もと
の大きさのBチヤンネルの画面を単純にそのまま
縮小するよりも、もとの大きさのBチヤンネルの
画面の上下左右の部分を枠状にけずり、残つた部
分を縮小すれば画面2Bはあまり縮小されないこ
とになり、有利である。 本発明においては、このように画面2Bは上下
左右の部分を枠状にけずると共に、縮小するもの
である。 まず画面2Bの高さは、第3,5,6図におい
て、状態cから次のように制限される。 (画面挿入区間)
≦(Bチヤンネル垂直ブランキング区間) −(ガード区間) この画面挿入区間は、画面2Bの高さに相当す
るものであり、この高さが決まれば、画面2Bの
縦横比(3対4)から横巾も自然と決まる。そし
て上式は絶対にくずすことはできない。従つて画
面2Bについては高さについて考えればよい。 画面2Bの高さを決定するものは、もとの大き
さのBチヤンネルの画面の上下のけずる部分と、
この画面2Bの走査線数である。 まず、もとの画面の上下のけずる部分である
が、これはBチヤンネル垂直ブランキング区間に
相当し、これを小さくすれば、それにつれてもと
の大きさのBチヤンネルの画面におけるサンプリ
ング範囲が広がり、挿入画面2Bの大きさを小さ
くするか、解像度を下げなければならず、逆に大
きくすればそれにつれてサンプリング範囲が狭く
なり、もとの大きさのBチヤンネルの画面の全体
の内容がつかめなくなる。そこで、これらを考慮
すると、Bチヤンネルブランキング区間は、80±
20〔H〕(Hは水平周期で通常の映像信号では約
20H)とするとよい。 次に画面2Bの走査線数であるが、サンプリン
グする走査線の間隔をあまり大きくとると、画面
2Bが荒くなつて内容が理解できなくなる。この
サンプリングする走査線の間隔(以下aIとす
る)は、3〜5が適当と考えられるが、aIが奇
数か偶数かによつて画面2Bの質が異なるし、サ
ンプリングの論理回路も違つたものとなる。これ
について第7図により説明しよう。 第7図で実線がBチヤンネルの奇数フイールド
の走査線を示し、点線が偶数フイールドの走査線
を示す。また太陽がサンプリング(書き込み)さ
れる部分を示す。そして第5図及び第6図の説明
からわかるように、Bチヤンネルのフイールドに
関係なく奇数フイールド及び偶数フイールドのサ
ンプリングが行なわれるので、1フレームの絵と
しては第7図においてイ−ロ,ニ−ハ,イ−ハ,
ニ−ロの4通りの組み合わせのものが考えられ
る。 このうちイ−ロ,ニ−ロ,の組み合わせは、B
チヤンネルブランキング区間と挿入画面区間の位
置関係がc(またはd)の状態からd(または
c)の状態へ変化するような場合に1回だけ生
じ、通常はイ−ロ,ニ−ハの組み合わせである。 そしてこのイ−ロ,ニ−ハの組み合わせを見る
とaI=3ではサンプリング部分が等間隔に配列
されているが、aI=4では等間隔ではなく、こ
れを再現した画面はいくぶん歪んでいると思われ
る。しかし実用にならないくらい歪むとも考えら
れない。従つてaIは奇数であつても偶数であつ
てもよい。 また第7図によると、ロ,ハの初めのサンプリ
ング位置が異なつている。そこでイ〜ハによつて
初めのサンプリング位置が何本目の走査線になる
かを調べると次の表のようになる。
【表】
【表】 従つてaIが奇数の場合には、偶数フイールド
のサンプリングのとき、Bチヤンネルのフイール
ドによつて初めのサンプリング位置が異なるの
で、Bチヤンネルのフイールドを判別してから初
めのサンプリング位置を決定することになり、論
理回路が複雑になる。一方、aIが偶数の場合に
はBチヤンネルのフイールドに関係なく、初めの
サンプリング位置が決まり、従つてBチヤンネル
のフイールドに関係なくサンプリングが行なえる
ので、論理回路が簡単になる。 そこで後述する論理回路(書き込みパルス形成
回路)は、aI=4とした場合である。 3 Aチヤンネルのフイールド判別 上記第2項によれば、Bチヤンネルの映像信号
をサンプリングする場合、aI=4とすることに
よつてBチヤンネルの映像信号が奇数フイールド
であるか偶数フイールドであるかに関係なくサン
プリングすることができるが、Aチヤンネルの映
像信号が奇数(偶数)フイールドのときの挿入画
面区間と、ガード区間との位相関係によつて奇数
(偶数)フイールドのサンプリングが決るので、
Aチヤンネルのフイールドを判別する回路が必要
になる。 さらに奇数フイールドのサンプリングを行つた
Bチヤンネルの映像信号は、Aチヤンネルが奇数
フイールドのとき読み出し、また偶数フイールド
のときサンプリングを行つた映像信号は、偶数フ
イールドのとき読み出さなければならない。従つ
てやはりAチヤンネルのフイールドを判別する回
路が必要になる。 そして垂直帰線期間における水平同期パルス、
等価パルス、垂直同期パルスは第8図のように構
成されている。 従つてAチヤンネルのフイールドを判別する方
法には、等価パルス付近の0.5H間隔のパルス数
で判別する方法と、水平同期パルスと垂直同期パ
ルスとの位相関係で判別する方法とが考えられる
が、次に説明する第9図の判別回路100では後
者の方法による場合である(なお以下の説明にお
いては、単安定マルチバイブレータをMMと呼
び、フリツプフロツプ回路をFFと呼ぶ)。 この第9図の判別回路100は、水平同期パル
スに同期した基準位相のパルスを形成するための
MM101と垂直同期パルスを識別するための
MM102と6コの垂直同期パルスのうち初めの
パルスでフイールドを判別し、後の5コのパルス
を無効にするMM103とにより構成される。 即ち、第10図が判別回路100の各部の波形
を示すが、Aチヤンネルの複合同期パルスPaで
MM101がドリガされ、0.5H巾のパルスが形成
される。この場合、垂直帰線区間では、0.5H間
隔でMM101はトリガされることになるが、実
際にはMM101の分解能があまりよくないの
で、出力パルスに位相変化を生じることがなく、
正確に水平周期のパルスが得られる。またMM1
02が同期パルスPaでトリガされると、水平同
期パルスの巾(0.075±0.005H)よりも広く、垂
直同期パルスの巾(0.43±0.01H)よりも狭い巾
(例えば6〜26μ秒)のパルスがこのMM102
にて形成される。されにMM103は6コの垂直
同期パルスのうちの初めのパルスの後縁でドリガ
されて約2.5H以上のパルスを形成し、次に続く
5コの垂直同期パルスが点P5に現れないようにし
ている。 そして点P4のパルスは、P452で表され、
第10図に示すように、初めの垂直同期パルスの
後縁で1コ発生し、P4が“1”→“0”になつた
ときにMM103が動作してP5=“1”に固定す
るので、垂直同期パルス区間中、P4のパルスは1
コしか発生しない。そしてこのパルスP4がP1
“1”のとき出れば次にくる映像信号は奇数フイ
ールドであり、P1=“0”のときに出れば、偶数
フイールドである。これはFF106に記憶され
る。なおFF106において、Q=“1”(パルス
OFLD)のとき奇数フイールド、=“1”(パル
スEFLD)のとき偶数フイールドとする。 4 ラインサンプリング Bチヤンネルの映像信号をサンプリングする場
合、Aチヤンネルが奇数フイールドであるか偶数
フイールドであるかによつてBチヤンネルの映像
信号の走査線は、奇数ラインまたは偶数ラインに
変わるので、この奇数ライン及び偶数ライン用の
サンプリングパルスが必要である。そして次にそ
の走査線単位でサンプリングされたBチヤンネル
の映像信号を絵素単位でサンプリングすることに
なる。 またBチヤンネルの映像信号をサンプリングし
てBBD14,15に書き込むには、サンプリン
グパルス(書き込みパルス)をBBD14または
15のクロツクパルス端子に供給するだけでよい
が、BBD14,15のビツト数よりも多い数の
サンプリングパルスを供給すると、その多い部分
だけ初めにサンプリングして書き込んだ映像信号
が消えてしまうので、正確にそのビツト数分だけ
のパルスを供給しなければならない。従つてこの
ためにサンプリングパルスの数を計数しなければ
ならない。 さらにBチヤンネル垂直ブランキング区間及び
ガード区間をそれぞれ示すパルスも必要である。 第11図の回路200〜400は、これらのこ
とを行う書き込みパルス形成回路の一部を示すも
ので、200はBチヤンネルの映像信号を走査線
単位でサンプリングするパルスの形成回路、30
0はその走査線単位でサンプリングされた映像信
号を絵素単位でサンプリングするパルスの形成回
路、400はBチヤンネル垂直ブランキング区間
及びガード区間を示すパルスの形成回路である。 まずパルス形成回路200であるが、この例で
は、aI=4としてBチヤンネルの映像信号は4H
につき1Hの割り合いでサンプリングするので、
Bチヤンネルの水平同期パルスPbhと、奇数ライ
ン用サンプリングパルスOLIN及び偶数ライン用
サンプリングパルスELINとの関係は、第12図
に示すようになる。(サンプリング開始付近のみ
を示す)。そしてBチヤンネル垂直ブランキング
区間を示すパルスBLNKの終りを基準に考える
と、Bチヤンネルが奇数フイールドのときと、偶
数フイールドのときとではパルスPbhの位置が
0.5Hずれるが、それ以外は全く同じ関係とな
り、パルスBLNKが“1”→“0”になつたとき
からパルスPbhに1〜4(これはaI=4なの
で)の番号をつけるとパルスPbhの1の後のライ
ンが奇数ラインで、パルスPbhの3の後のライン
が偶数ラインである。 そこで、第16図のパルス形成回路200にお
いては、FF201,202によつて4進のカウ
ンタ210が構成され、これに同期分離回路21
BからBチヤンネルの複合同期パルスPbが供給
され、カウンタ210が「1」のときに奇数ライ
ン用のサンプリングパルスOLINが取り出され、
「3」のときに偶数ライン用のサンプリングパル
スELINが取り出される。 またパルス形成回路300においては、第13
図に波形を示すように、水平同期パルスPbhによ
つてMM301が駆動されて各走査線におけるサ
ンプリング開始点を決めるパルスHUMMが形成
される。そしてこのパルスHUMMが“0”にな
るとFF302,303を通じて非安定マルチバ
イブレータ304がオンされてサンプリング周期
のパルスHFSが形成され、これによりMM305
がトリガされて絵素単位でサンプリングするため
のパルスHSMPが形成される。またこのときパル
スHFSの数がカウンタ306によつて数えら
れ、BBD14又は15のビツト数まで数える
と、これよりパルスHCNTがFF303に供給さ
れてFF303からのパルスHBLNによりマルチ
バイブレータ304がオフにされる。 またガード区間及びBチヤンネル垂直ブランキ
ング区間をそれぞれ示すパルスが次のようにして
形成される。即ち第14図の複合同期パルスPb
において、ESLは前のフイールドの最後のサンプ
リングされる水平期間、CSLは次のフイールドの
最初にサンプリングされる水平期間を示すが、こ
の場合、期間ESLは偶数ライン、期間OSLは奇
数ラインとされる。そしてパルス形成回路200
よりの偶数ラインサンプリング用パルスELINが
カウンタ401にて数えられ、例えば46コ数えら
れると、これよりパルスLCNTがMM402に供
給されてガード区間を示すパルスGIRDが形成さ
れる。 一方、MM411,412が第9図のMM10
2,103と同様に接続されてパルスP3,P44
が形成され、このパルスP3とパルスLCNTとが
FF413,414に供給されてBチヤンネル垂
直ブランキング区間を示すパルスBLNKが形成さ
れる。 5 フイールドサンプリング 挿入画面区間が奇数フイールドか偶数フイール
ドかは、Aチヤンネルのフイールドによつて決ま
る。また上記第1項で法則(i),(ii)としてまとめた
ように、ガード区間と挿入画面区間との位置関係
で書き込み(サンプリング)を行うフイールドが
異なる。従つてサンプリングするフイールドを決
定するためのパルスの形成回路が必要である。 そしてここで奇数フイールドの挿入画面区間と
奇数フイールドのサンプリング区間との関係を、
状態c,dについて示すと第15図のようにな
り、また両区間が偶数フイールドのときも同様に
なる。 従つてこのサンプリングフイールド決定用のパ
ルスの形成回路は、第16図のように構成すれば
よい。 即ちこの第16図のパルス形成回路500にお
いて、SNSXは後述するように挿入画面区間のと
ころで“1”となるパルスで、そのパルス巾は画
面2Bの高さに対応する。またパルスSNSOは奇
数フイールドの画面挿入区間で“1”となり、パ
ルスSNSEは偶数フイールドの画面挿入区間で
“1”となる。 そして、510は奇数フイールドについて法則
(i),(ii)を実現する論理回路で、SMPOは奇数フイ
ールドのサンプリングをするためのパルスであ
る。そして状態cにおいては、SNSO=“1”で
FF511がセツトされQ1=“1”となる。次に
SNSO=“0”、GIRD=“1”になると、点P6
“0”になり、2=“0”となるので、FF512
がセツトされQ2=“1”となる。このときには
BLNK=“1”であるから、まだSMPO=“0”で
あるが、BLNK=“0”になるとSMPO=“1”と
なる。そしてこれと同時にFF511がリセツト
され、Q1=“0”となる。またGIRD=“0”、
SNSO=“0”であるから2=“1”となる。ここ
で再びBLNK=“1”になると、SMPO=“0”と
なり、FF513において3=“1”、Q3=“1”
となつて2=“0”となる。そしてこれよりQ2
“0”になり、Q23であるから、Q3=“0”と
なり、2=“1”となつて始めの状態にもどる。 また状態dにおいては、第18図に示すよう
に、GIRD=“1”でSNSO=“1”となる区間
で、直接FF512がセツトされQ2=“1”とな
るので、BLNK=“0”になると、SMPO=“1”
となる。そして次にBLNK=“1”になると
SMPO=“0”となつて前と同様にすぐにFF51
2がリセツトされる。こうして奇数フイールド用
のフイールドサンプリングパルスSMPOが得られ
る。 また偶数フイールド用のフイールドサンプリン
グパルスSMPEも、論理回路550によつて論理
回路510と同様に形成されるもので、対応する
部分には符号511〜513に代えて符号551
〜553をつけて説明を省略する。ただしこの場
合、パルスSNSOに代わつてパルスSNSEとされ
る。 6 読み出し 第19図に示すように、Aチヤンネルの画面2
Aの中にBチヤンネルの画面2Bが縮小されて挿
入されるわけであるが、その挿入位置はハ,イに
よつて決まる。そこでイはAチヤンネルの垂直同
期パルスで単安定マルチバイブレータを動作させ
ることにより決め、またハはAチヤンネルの水平
同期パルスで別の単安定マルチバイブレータを動
作させることにより決める。そしてこのとき、こ
れら2つのマルチバイブレータの時定数を可変に
しておけば、イ,ハを自由に変更できるので、挿
入画面2Bの位置を自由に変更できる。 またロは上記第5項で述べたパルスSNSXのパ
ルス巾に相当し、これはサンプリングした走査線
数に走査線ピツチをかけた値であり、従つてAチ
ヤンネルの走査線をカウンタによりそのサンプリ
ングしたBチヤンネルの走査線の数だけ数えるこ
とにより求まる。さらにニは各走査線における絵
素のサンプリング数にその絵素のパルス巾をかけ
た値で決まる。 従つて読み出しパルスの形成回路は、第20図
の600のようになり、21HはAチヤンネルの
水平同期パルスPahを取り出す同期分離回路、6
01,602はそれぞれイ,ハを決定する可変時
定数型の単安定マルチバイブレータ、603はサ
ンプリングしたBチヤンネルの走査線の数を数え
るカウンタ、604は各走査線における絵素の数
を数えるカウンタ、605は読み出しパルスのも
とになるパルスを作る非安定マルチバイブレータ
である。 即ちこれらの回路は、第11図のパルス形成回
路300とほぼ同様に接続されるもので、第21
図に波形図を示すように、同期分離回路21Hよ
りのAチヤンネルの水平同期パルスPahによつて
MM601がトリガされて第19図のハに対応す
る期間だけ立上つているパルスHPMLが形成さ
れ、また同期パルスPahによつてカウンタ604
がリセツトされその出力パルスHCNTは立下る。
なおこのカウンタ604には、非安定マルチバイ
ブレータ605より1絵素周期のパルスが供給さ
れている。そして606,607はフリツプフロ
ツプ回路でハに対応する時間後にパルスHPMLが
立下るとFF607からのパルスHRが“1”とな
り、マルチバイブレータ605が動作を始め、パ
ルスHFRが形成される。 このパルスHFRの数は、カウンタ604によ
つて計数され、各走査線における絵素のサンプリ
ング数だけ数えると、カウンタ604からの出力
パルスHCNTによつてFF607がセツトされて
HR=“0”とされ、マルチバイブレータ605の
動作は停止させられる。 そして次の同期パルスPahによつてカウンタ6
04がリセツトされ、その出力パルスHCNTは
“0”にもどると共に、再びMM601がトリガ
され、以後同様の動作が繰り返えされる。なおこ
の場合、HR=“1”の期間が第19図のニの区間
に対応する。 一方、第22図において、パルスP4は第10図
のパルスP4であり、従つてこのパルスP4がフイー
ルド周期でAチヤンネルの垂直ブランキング期間
に得られる(従つてこのパルスP4はAチヤンネル
の垂直同期パルスと等価である)。そしてこのパ
ルスP4によつてMM602がトリガされて第19
図のイに対応する期間だけ立上つているパルス
VPMLが形成される。そして611,612はフ
リツプフロツプ回路で、パルスVPMLが立下る
と、FF612からのパルスVRが“1”となり、
カウンタ603の入力ゲートが開かれ、カウンタ
603にパルスHRが供給されて数えられる。 そしてパルスHRがサンプリングしたBチヤン
ネルの走査線の数だけ数えると、カウンタ603
の出力パルスRLCTが“1”になり、VR=“0”
となつて入力ゲートが閉じる。 こうして第23図にも示すように、各走査線に
おいて絵素単位で読み出しを行うためのパルス
DRDPと各走査線におけるニを示すパルスLRDP
が取り出される。またFF613によつてロを示
すパルスSNSXが形成される。 7 BBDのクロツクパルス切り換え BBD14,15にはクロツクパルスとして、
書き込みパルス(サンプリングパルス)と読み出
しパルスとが供給されるので、これら両パルスを
切り換える回路が必要である。 この切り換え回路は、第2図のスイツチ回路3
1,32に対応するもので、第24図の700が
その具体例である。なお、この切り換え回路70
0の論理は簡単なので説明は省略する。 8 ビデオスイツチ回路 このビデオスイツチ回路は、第2図のスイツチ
回路30にあたるもので、これは第25図の80
0のように構成される。 即ちソースフオロワの4極MOS−FET80
1,802,803が設けられ、それらのゲート
にAチヤンネルの映像信号及びBBD14,15
の出力信号が供給される。また端子804はBチ
ヤンネルのチユーナ11Bの電源ラインに接続さ
れ、Aチヤンネルの画面2AにBチヤンネルの画
面2Bを挿入するために、第1図のスイツチ4を
オンにしたときにはチユーナ11Bが通電される
と共にトランジスタ805がオンされる。 そして制御回路810において、パルスLRDP
とパルスSNSOあるいはパルスSNSEとのアンド
がとられ、パルスSWBOが“1”のときには
BBD15の出力信号が取り出され、パルスSWBE
が“1”のときにはBBD14の出力信号が取り
出され、さらにSWBO+SWBE=“0”のときに
はSWA=“1”となつて検波回路13AよりのA
チヤンネルの映像信号が取り出される。またスイ
ツチ4をオフとすれば、トランジスタ805がオ
フとなつてAチヤンネルの映像信号のみが取り出
され、普通の再生画面となる。なおこの場合、
FET801〜803のピンチオフ電圧を等しく
しておけば取り出された映像信号の直流レベルが
変動することがない。 こうして本発明によれば、Aチヤンネルの再生
画面2Aの中にBチヤンネルの再生画面2Bを縮
小して挿入することができる。しかも、その場
合、特に本発明によれば、Bチヤンネルの画面2
Bを縮小するとき、もとの大きさのBチヤンネル
の画面を単純にそのまま縮小しないでもとの大き
さのBチヤンネルの画面の上下左右の部分を枠状
にけずり、残つた部分を縮小しているので画面2
Bはあまり縮小されないことになり、見やすくな
つて有利である。 また、マルチバイブレータ601,602の時
定数を可変することにより、その挿入された画面
2Bの位置を自由に変更できる。 なお、上述においてAチヤンネル及びBチヤン
ネルの映像信号は必らずしもテレビ放送の映像信
号でなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するためのテレビ受像機
の正面図、第2図は本発明の一例の系統図、第9
図、第11図、第16図、第20図、第24図及
び第25図はその各部の具体例を示す系統図、第
3図〜第8図、第10図、第12図〜第15図、
第17図〜第19図、第21図〜第23図はそれ
らの動作を説明するための図である。 11A,11Bはチユーナ、14,15は
BBD、17は受像管、40は書き込みパルス形
成回路、50は読み出しパルス形成回路、60,
70は制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1及び第2の映像信号が供給され、この第
    2の映像信号を、この第2の映像信号の同期速度
    でサンプリングし、そのサンプリング信号を記憶
    手段に書き込むと共に、この書き込まれたサンプ
    リング信号を上記記憶手段から上記第1の映像信
    号の同期速度で読み出し、この読み出されたサン
    プリング信号と上記第1の映像信号とを上記第1
    の映像信号に同期して選択的に取り出し、この取
    り出された映像信号を受像管に供給して上記第1
    の映像信号による再生画面の中に上記第2の映像
    信号による再生画面を縮小して挿入すると共に、
    上記第2の映像信号による全画面の上下左右の部
    分を枠状にけずりとつて縮小することにより縮小
    率を小さく抑えたテレビ受像機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353184U (ja) * 1989-09-29 1991-05-23
JPH0428946Y2 (ja) * 1987-11-30 1992-07-14

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JPH0428946Y2 (ja) * 1987-11-30 1992-07-14
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