JPS62239440A - 情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、従来の磁気カードや光カードにかわる大容量
の情報記録媒体に関するものである。

〔従来の技術〕

現在キャッシュカードやＩＤカード等に最も多く使用さ
れている磁気カードは、容易に偽造されたり外部磁場等
により情報が破壊されたりする欠点がある。最近、この
磁気カードに代わって光カードと呼ばれる。偽造等の危
険性もなく半永久的に情報を保存することのできろ情報
記録媒体が研究されている。この光カードは磁気カード
に比べて記憶容敏が１万倍以上と大容量である。この先
カードについては、たとえば特開昭５９−１９３５５６
号に記載のように、媒体上に直線的なトラッキング用の
溝を複数本平行に設け、この溝に沿って光ヘッドが移動
することにより情報の記録・再生を行うことが考えられ
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の光カードでは、情報の記録を行う場合、光カード
を動かしながら、光ヘッド（あるいはレーザ光）を移動
させていた。この時、大容量化の為移１す１の距蔑を長
くしようとすると、高速に光ヘッドを動かすことは、機
械的制約などがあり困雅を伴っていた。

本発明の１］的は、光カードよりも大容量でしかも情報
を正確かつ高速に記録・再生あるいは消去をすることが
できる小型の情報記録媒体を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

光カードは形状がカード状であることから高速アクセス
することが短しい。そこで本発明では記録媒体の形状を
カード状から棒状にした。棒状とは柱状あるいは筒状の
ことをいう。たとえば円柱。

円筒、角柱、角筒が考えられる。ここで円柱状の情報記
録媒体について簡単に述べる６まず、円柱状の基材の表
面上にアドレス情報等を含んだトラッキング用の溝を形
成する。この時円柱状の基材の大きさは、外径が２〜２
００＋ｎｍ、畏さが５〜３００ｍが好ましく、外径が５
〜３０　ｍｍ　、長さが２０１ｍ１〜２．　ＯＯｍｍが
特に好ましい。また、基材の材質は、ガラスかプラスチ
ックあるいは金属がよい。基材表面にはトラッキング用
の溝または複数の窪み、または飛びの記録点（プリピッ
トと呼ぶ）を設けるのが好ましい。トラッキング用の溝
を形成するには、直接基板上に溝を掘る方法や基板上に
紫外線硬化樹脂・熱硬化性樹脂等により）１ζを形成し
たり、インジェクション等により基材表面に）１−１を
成形する方法を用いればよい。

次に、この溝を有する基材上に光記録膜を形成した。形
成方法としては、基材を回転させながら真空蒸着あるい
はスパッタ法で行うのが好ましい。

ここでの光記録膜材料としては、再生専用型、追加記録
型、１３ｒき換え可能のいずれかを用途に応ｔて採用す
ればよい。この時、保：ａ層が必要な場合はＳｉＯ２・
Ａ　Ｑ、　Ｎなどの無機物層や紫外線硬化樹脂などの有
機物層を形成するのがよい。保護層の厚さは０．１ｍ以
上２ｍ以下とするのが特に好ましい。

また、基材を円筒状にしてもよい。この場合は内側の空
洞に回転軸を挿入することにより、安定に高速回転をさ
せろこともできろ。

以上のように、記録媒体の形状を柱状あるいは筒状にす
ることにより、上記目的は達成される。

〔作用〕

本発明においては、棒状の記録媒体を回転機栃に固定し
、記録媒体の中心軸を中心にして高速回転させながら、
この記録媒体上に半導体レーザ光などのエネルギービー
ムを照射し、自動焦点合わせを行いトラッキングをかけ
る。その後、記録・再生あるいは消去を行うわけだが、
その方法は従来の光ディスクと基本的に同じでよい。

このように棒状の記録媒体を高速で回転させながら絞り
込みレンズを柱状（柱状・筒状）の記録媒体の中心軸方
向に直線的に動かすだけで光カードでは難しかった高速
アクセスが可能となった。

再生はＣＣＩ）センサーなどによって、複数のトラック
から同時に読み出してもよい。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。

第１図（ｚｌ）は記録媒体の概略図を、第１図（ｂ）は
記録媒体を拡大した一部分の断面図を示したものである
。まず、本実施例では外径８ｎｖｎ。

長さ８０ｍｍのポリカーボネート製の円柱状の棒２の表
面上に、紫外線硬化樹脂層３によりトラッキング用の溝
４を形成した。そしてこの上に光記録膜としてＳ　ｒ＋
　−Ｔｔ；　−Ｓ　ｅ系記録膜５をＴｏ。

ｎ　ＩＴＩの厚さに蒸着した。最後に保護膜としてノブ
さ約１　ｎｗｎの紫外線硬化樹脂層６を設けた。このよ
うにしてできた記録媒体１を３　（１（１０ｒ　ｐ　ｍ
で［ｉ１転させながら記録・再生を行った。ここで簡単
に記録・再生について述べる。記録は、絞り込みレンズ
７で１・分収束させた半導体レーザ光をトラッキング用
の溝４上に保持し、自動焦点合わせをしながら記録膜５
に直径１μｍ以下の記録部分を形成することにより行っ
た。また再生は、直径約１．６μｍに絞った半導体レー
ザ光をトラッキング川の溝４に沿って照射する。記録さ
れている部分（非晶質状１す）での反射光量は、記録す
る前の反射光量から変化している。この変化をディテク
タで受け、情報の読み出しを行った。Ｓ　ｎ　−Ｔ　ｃ
＝　−Ｓ　ｅ系記録膜を用いれば消去も可能である。

ここで、トラッキング用の溝４の間隔を１．６μｍとし
た。従来の間隔が数１０μｍだったことから本実施例に
より記憶容量を増大することができた。そして、棒状の
記録媒体１を高速回転させながら、絞り込みレンズ７（
光ヘツド全体）を直線的に動かすことにより、高速にか
つ正確に記録・再生あるいは消去が実現できた。

第２図（ａ）、（ｂ）に、本実施例で用いた記録媒体１
を持ち運ぶ時の例を示した。（ａ）は、ペンシル型にし
た場合の断面図である。ポケット等に固定するための土
台８に記録媒体１を取り付け、保護用のキャップ９でカ
バーすることによりシャープペンの様に手軽に持ち運び
ができた。また、（ｂ）はシガレットケースと同様型の
箱に数本人れた場・合の上面図である。ここで１０はケ
ース本体、１１はケースのフタである。このように一度
に数本持ち運ぶこともできる。以上のように、記録媒体
が小型である為、持ち運びも簡単で、媒体交換も可能で
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、小型の光メモリにおいて、記録媒体の
形状をカード状から柱状あるいは筒状などの棒状にする
ことにより、カード状で問題となっていた高速アクセス
が実現できた為、従来より高速にかつｉＥ　４ＫＩに記
録・再生あるいは消去ができた。また記憶容＋１（が増
大するにもかかわらず小型であり、持ち蓮びも簡ｍで媒
体の交換も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例の記録媒体の
概略図、第２図（ａ）、（ｂ）は本実施例の記録媒体を
携帯用ケースに納めた構成例を示した図である。 １・・・記録媒体、２・・・ポリカーボネート樹脂基材
、３・・・紫外線硬化樹脂層、４・・・トラッキング用
の溝、５・・・光記録膜、６・・・保護層、７・・・絞
り込みレンズ、８・・・ペンシル型の土台、９・・・保
護用キャップ、１０　ケース本体、１１　ケースのフタ
。　　　１−〉ゝ代理人　弁理士　小川勝男ヘー。 （＾少 Φ 蔦 （幻 図 （ｂノ Ｚ　　図 （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光学的に情報を記録・再生あるいは消去を行う光メ
   モリにおいて、記録媒体の形状が柱状あるいは筒状など
   の棒状であることを特徴とする情報記録媒体。 ２、上記記録媒体の大きさが、外径２〜２００ｍｍ、長
   さ５〜３００ｍｍであることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の情報記録媒体。 ３、上記棒状の記録媒体にトラッキング用の溝を形成し
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情
   報記録媒体。