JPS6223940A - 連続焼結機における焼結制御方法 - Google Patents

連続焼結機における焼結制御方法

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JPS6223940A
JPS6223940A JP16362585A JP16362585A JPS6223940A JP S6223940 A JPS6223940 A JP S6223940A JP 16362585 A JP16362585 A JP 16362585A JP 16362585 A JP16362585 A JP 16362585A JP S6223940 A JPS6223940 A JP S6223940A
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JP
Japan
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sintering
equation
point
heat pattern
layer
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Pending
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JP16362585A
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English (en)
Inventor
Naoki Tamura
直樹 田村
Tasuku Takahashi
高橋 佐
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−にの利用分野] 本発明は、鉄鉱石ペレットや焼結鉱等(以下ペレットで
代表する)の連続焼結に当たり、焼結層内のヒー)・パ
ターンを精度良く安定的に制御することにより製品ペレ
・ント品質の高位安定並びに歩留りの改善を達成した連
続焼結機における焼結制御方法に関するものである。
[従来の技術] 鉄鉱石ペレット等の連続焼結機における従来の焼結制御
法は、主排気ライン出口の排ガス温度や各風箱内の排ガ
ス温度分布を指標としつつ、成品ペレットの品質を判断
材料に加えて制御するものであった。
即ち理論的に適正と考えられる条件で操業していても、
原料側の車情、例えば粒度や水分量が知らず知らずのう
ちに変っていることがあり、理論的に適正条件も変化し
ているはずであるが実操業においては十分対処し得てお
らない為、例えば高温帯が広くなって成品ペレットのR
Di(2元粉化率)が悪化したり、逆に高温帯が狭くな
って成品ペレットのS■(強度指数)が悪化するといっ
たことが経験されている。そこでこうした減少が結果論
として判明した場合には、これに対応できる方向へ操業
条件変更の処置をとっており、例えばRDiが悪いとい
うことが分かると鉱石層高さを下げたり、パレットスピ
ードを」二げて高温帯を狭くしている。その他原料装入
密度をあげたり、炭材比をあげる等の方法も採用される
が、これらの制御は経験則に基づいて行なわれており必
ずしも定量的に正しいという保証はなかった。また操業
結果を解析してから後追い的に操業条件の変更を行なっ
ているので、制御面で時間的遅れが生じ、不適正な操業
条件下で焼成された不良成品が多量に発生するという欠
点も指摘されている。
[発明が解決しようとする問題点] 操業条件の変更は、上記の如く成品ペレットの品質が悪
化したり歩留りが低下した場合の他、生産早−ベースの
変更があった場合や設備条件からの制約があった場合に
も必要となる。こうした操業条件の変更を迅速柱つ正確
に行なう為には、従来の様な経験則に基づくフィードバ
ック式制御では到底対応できず、新たな制御方法の確立
が望まれている。
そこで本発明者等は成品ペレットの品質や歩留りを左右
する大きな要因として焼成過程におけるヒートパターン
を把握すべきであるとの考えの下にこれを迅速且つ正確
に推定し制御に役立てる方法を提供すべく種々研究を重
ね、別途ヒーI・パターン制御による焼結制御方法を提
案した。即ち該方法は焼結プロセス数値化モデルを解い
て得た焼結層内ヒートパターン算出式[後記(1)式]
に実操業条件を入力して現在操業時点のヒートパターン
を求める一方、鍋試験結果等によって目標ヒートパター
ンを求め、両者の差異に基づいて操業条件の制御を行な
うものであり、経験則に基づくフィードバック式制御に
比べると焼結条件を格段に精度良く制御することができ
る。
しかしながら上記焼結層内ヒートパターン算出式中に示
される各操業項目以外にもヒートパターンに影響を与え
る因子があり、これらについては数式化できない為、」
二記算出式だけでは焼結層内のヒートパターンを十分に
把握できない面がある。その為焼結条件の制御性能は未
だ十分ではなく、精度の高い制御方法の開発が求められ
ている。
[問題点を解決する為の手段] 本発明は上記問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果
完成されたものであって、その要旨は、焼結プロセス数
値化モデルを解いて得た焼結層内ヒートパターン算出式
[下記(1)式]を用いて焼結層最下層部における最高
温度到達点Aを求める一方、 ■ tHT= al +a2X (鉱石層高さ)+a3x(
パレット速度)+a4X(炭材比 )+a5X(鉱石装入密度)+a6 x(通気度)        …(1)ただしt :鉱
石層表面よりHmmの深さにおけるT℃に到達する時刻 a1〜a6 :係数 風箱刊ガス温度データより実機のおける最高温度到達点
Bを求め、CF = A/Bで与えられる修正係数の時
系列データを指数平滑して学習係数Hmax     
        HmaxSl  −αCFt+ (1
−α)St−]α:平滑化定数 max を決定し、前記(1)式を学習係数St  で補正して
操業条件制御を行なう点に存在する。
尚(1)式シこおけるal 〜a6の各係数は、例えば
下記第1表に示される実操業条件値を解析することによ
り求めることができ、このときの各係数値は第2表に示
す通りであった。
第   2   表 [作用] ヒートパターン影響因子の中には、上記第(1)式中の
因子以外に鉄鉱石の産地の違いや粒度分布の変化等があ
り、これらの因子は操業と共にその条件値が僅かずつ変
化する。これらの因子をも(1)式のヒートパターン算
出式に盛り込んでヒートパターンをnf:定することが
できれば制御性能を高めることができるのであるが、実
際にはこれらの因子の微妙な変化は正確に把握すること
ができず条件設定化が困難である。
そこで本発明者等はこれらの変動因子を含めた全ての因
子によるトータルなヒートパターン影響因子のずれをオ
ンラインで計測し、該計測値を補正することによって制
御性能の改善をはかろうと考え、鋭意検討を重ねた結果
、前記構成に示されるところの本発明方法を完成した。
即ち本発明においてはまず始めに現在操業時点のヒート
パターン殊に焼結層最下層部における最高温度到達点A
を、前記第(1)式に実操業条件を導入することによっ
て求める。尚(1)式は前記提案に係るヒートパターン
算出式と同じ算出式であって、焼結系における熱収支式
や物質収支式からなる焼結プロセスの数学モデル[例え
ば下記(2)式]を解くことによって求めることができ
る。
[KS (Ts) ]−(CsGsTs) −A(Ts
−Tg)Hp+Qs= O…(2) Ks:固体熱伝導度  Ts:固体温度C3:固体比熱
    Gs:固体質量速度A:伝熱面積    Tg
:気体温度 Hp:伝熱係数    Qs;反応による熱量一方連続
焼結機の風箱排ガス温度データより実機における最高温
度到達点Bを求める。
ところで上記の様にして求めた最高温度到達点(計算値
)Aと実機における最高温度到達点Bは本来一致するは
ずであるが、前述の如く原料粒度の変化等の様に短時間
では検知できない要因がある為、AとBは一致しないの
が通常である。そこで前記算出式(1)では把握できな
い様な因子に対処する為に下記の様なデータ処理を行な
う。
即ち修正係数としてCF = A/Bを定義する。
次いで修正係数を一定時間毎に算出して下記1ljF系
列データを作成する。
CF+  、 CF2  、−− 、 CFnその後、
時系列データを下記演算式に従って指数max 平滑し、時刻tにおける学習係数S   を決定する。
s  HInaX −αCF  t +  (1−α)
  S  HmaXα:平滑化定数、(時刻tにおける
データの重視度合によって決定される任意の定 数) Hmax こうして求めた学習係数S    によって前を 記(1)式を補正することにより、精度の高いヒートパ
ターン算出式(1a)を得ることができる。
Hma x    Hma x    I−1ma x
tcTmax=tHTmaxxS   …(1a)そし
て(1a)式に実操業条件を入力して、焼結層最下層部
(Hmax)における最高温度(Tmax)到達点(A
′)を求めると、A′は実機における風箱排ガス温度デ
ータBと精度良く一致する。
本発明においてはヒートパターン算出式(+)をトim
ax 上記の如く求めた学習係数S   により補正すす ることにより、実操業条件下における焼結層内ヒートパ
ターンを精度良く推定することができ、これにより焼結
条件制御機能が向上する。
尚上記では焼結層最下層部(Hmax)における最高温
度(Tmax)到達点を求めたが他の地点が任意の温度
に到達する点についても同様に求めることができる。例
えば焼結層最下層部(Hmax)が指定した温度Tに到
達する点は、 11ma X   Hma x    Hma xtc
T=旨 xst となり、表面部からH+nmの深さの地点が指定した温
度Tに到達する点は、 T tc■■ −t■lX5t T        T Ir   Hmax (’、’ S  = S[XH/Hmax )として求
めることができる。従ってこれらの任意の点が指定した
温度に到達する様に焼結条件を制御することによって前
記と同様の精度の高い焼結制御が可能となる。
[実施例] 学習していないヒートパターン算出式[(1)式]を用
いて、焼結層内の1100°C到達ライン(上昇時およ
び下降時)並びに最高温度到達ラインを求めたところ第
2図に示す結果が得られた。A点は(1)式による焼結
層最下層部の最高温度到達点を示し、一方B点は風箱排
ガス温度データより求めた焼結層内最下層部の最高温度
到達点を示す。
第1図に示す様にA点とB点は一致せず、(1)式によ
る制御では精度の高い焼結条件制御を達成することがで
きなかった。
これに対し、本発明に係る学習を行なったヒートパター
ン算出式[(la)式]を用いて、焼結層内の1100
°C到達ライン(」二界面および下降時)並びに最高温
度到達ラインを求めたところ第1図に示す結果が得られ
た。A点が(1a)式による焼結層最下層部の最高温度
到達点を示し、B点が風箱排ガス温度データによる同最
高温度到達点を示す。
第1図に示す様に、末法ではA点とB点はよく一致して
おり、精度の高い焼結制御を達成し得ることが確認でき
た。
[発明の効果] 本発明は以−1−の様に構成されており、学習係数によ
る補正を行なうことにより精度の高い焼結条件制御を行
なうことができ、成品ペレット品質の高位安定並びに歩
留りの改善を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る学習し−トパターン算出式[(l
a)]を用いて得た十−界面及び下降時の1100°C
到達ライン並びに最高温度到達ラインを示すグラフ、第
2図は非学習ヒートパターン算出弐L(1)゛ 式1を
用いて得た上昇時及び下降時の1100°C到達ライン
並びに最高温度到達ラインを示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 焼結プロセス数値化モデルを解いて得た焼結層内ヒート
    パターン算出式[下記(1)式]を用いて焼結層最下層
    部における最高温度到達点Aを求める一方、 t^H_T=a_1+a_2×(鉱石層高さ)+a_3
    ×(パレット速度)+a_4×(炭材比) +a_5×(鉱石装入密度)+a_6× (通気度)…(1) ただしt^H_T:鉱石層表面よりHmmの深さにおけ
    るT℃に到達する時刻 a_1〜a_6:係数 風箱排ガス温度データより実機における最高温度到達点
    Bを求め、CF=A/Bで与えられる修正係数の時系列
    データを指数平滑して学習係数S^H^m^a^x_t
    =αCFt+(1−α)S^H^m^a^x_t_−_
    1α:平滑化定数 を決定し、前記(1)式を学習係数S^H^m^a^x
    _tで補正して操業条件制御を行なうことを特徴とする
    連続焼結機における焼結制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013044491A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 焼結プロセス操業状態監視装置、焼結プロセス操業状態監視方法、及びコンピュータプログラム
WO2023286653A1 (ja) * 2021-07-12 2023-01-19 Jfeスチール株式会社 焼結プロセスの状態推定方法、操業ガイダンス方法、焼結鉱の製造方法、焼結プロセスの状態推定装置、操業ガイダンス装置、焼結操業ガイダンスシステム、焼結操業ガイダンスサーバ及び端末装置
WO2024053568A1 (ja) * 2022-09-05 2024-03-14 Jfeスチール株式会社 焼結プロセスの制御方法、操業ガイダンス方法、焼結鉱の製造方法、焼結プロセスの制御装置、操業ガイダンス装置、焼結操業ガイダンスシステム及び端末装置

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