JPS6223936Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223936Y2 JPS6223936Y2 JP18207582U JP18207582U JPS6223936Y2 JP S6223936 Y2 JPS6223936 Y2 JP S6223936Y2 JP 18207582 U JP18207582 U JP 18207582U JP 18207582 U JP18207582 U JP 18207582U JP S6223936 Y2 JPS6223936 Y2 JP S6223936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bars
- parallel
- ribs
- lath
- cuts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 23
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 101100008047 Caenorhabditis elegans cut-3 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000408529 Libra Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、コンクリート内に埋設して構造物
に作用する引張り応力を担当するラス鉄筋に関す
るものである。
に作用する引張り応力を担当するラス鉄筋に関す
るものである。
従来技術
従来、第5図および第6図に示すような厚肉の
鋼板aに八字状の切込みbを連続して形成し、こ
れを拡開して製造するリブラスが存在する。この
ようなリブラスにおいて問題となるのは、切込み
bを八字状に形成したため、リブcの幅は切込み
bの間隔が最も狭い箇所において、その間隔wだ
けしかなくこのようなリブラスをコンクリート内
に埋設してラス鉄筋として使用すると構造物に使
用する引張り応力に充分対応できず、破断してし
まうという事態が生じていた。
鋼板aに八字状の切込みbを連続して形成し、こ
れを拡開して製造するリブラスが存在する。この
ようなリブラスにおいて問題となるのは、切込み
bを八字状に形成したため、リブcの幅は切込み
bの間隔が最も狭い箇所において、その間隔wだ
けしかなくこのようなリブラスをコンクリート内
に埋設してラス鉄筋として使用すると構造物に使
用する引張り応力に充分対応できず、破断してし
まうという事態が生じていた。
考案の目的
この考案は、以上のような欠点を改善するため
になされたもので、引張り応力に充分に対応する
ことができ、また施工が容易で、さらにコンクリ
ートスラブの構築にも使用することができるラス
鉄筋を提供することを目的とする。
になされたもので、引張り応力に充分に対応する
ことができ、また施工が容易で、さらにコンクリ
ートスラブの構築にも使用することができるラス
鉄筋を提供することを目的とする。
考案の構成
この考案は、リブの間隔が全長に渡つて一定で
あるリブラスを使用して該リブラス二枚のリブ間
に波形の鉄筋を介在させて一体に固定することに
よつて上記の目的を達成するものである。
あるリブラスを使用して該リブラス二枚のリブ間
に波形の鉄筋を介在させて一体に固定することに
よつて上記の目的を達成するものである。
実施例
以下、図に示す実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
図においてAはこの考案にかかるラス鉄筋であ
り、リブラス1二枚を一体に固定したものであ
る。
り、リブラス1二枚を一体に固定したものであ
る。
リブラス1は厚肉の鋼板に切込み連2を複数列
平行に形成したものを拡開して製造したものであ
る。この切込み連2はコ字状の切込み3が適宜間
隔離して複数連続して形成されており、この切込
み3のうち平行な二本の切込み31,31を連結
する切込み32から隣接するコ字状の切込み3に
延びる切込み4が平行に各々形成されてたもので
ある。
平行に形成したものを拡開して製造したものであ
る。この切込み連2はコ字状の切込み3が適宜間
隔離して複数連続して形成されており、この切込
み3のうち平行な二本の切込み31,31を連結
する切込み32から隣接するコ字状の切込み3に
延びる切込み4が平行に各々形成されてたもので
ある。
以上のような切込み連2が形成された鋼板を切
込連2方向とは直角に左右に拡開すれば、第1図
に示すようなリブ5が複数平行に形成されたリブ
ラス1が製造されることとなる。
込連2方向とは直角に左右に拡開すれば、第1図
に示すようなリブ5が複数平行に形成されたリブ
ラス1が製造されることとなる。
以上のように製造されたリブラス1はリブの幅
が全長に渡つて一定となり、極めて大きな強度を
得ることができる。
が全長に渡つて一定となり、極めて大きな強度を
得ることができる。
リブラス1二枚は第3図に示すように各リブ5
が相対向して平行となるように位置せしめられ、
該リブ5,5間に波状の鉄筋6が介在せしめら
れ、該鉄筋6の屈曲部は各々リブ5,5の対向面
に溶接されて全体が一体に固定され、ラス鉄筋A
が構成されている。
が相対向して平行となるように位置せしめられ、
該リブ5,5間に波状の鉄筋6が介在せしめら
れ、該鉄筋6の屈曲部は各々リブ5,5の対向面
に溶接されて全体が一体に固定され、ラス鉄筋A
が構成されている。
以上のように構成されたラス鉄筋Aによつてコ
ンクリート構造物を構築する作業につき説明す
る。
ンクリート構造物を構築する作業につき説明す
る。
まず、壁を構築する場合は第4図に示すよう
に、ラス鉄筋Aを垂直に立設してラス鉄筋A両面
外側に各々スペーサ7を介して金網8を張設す
る。金網8は支柱によつて支持し、支柱はさらに
端太材等によつて支える。
に、ラス鉄筋Aを垂直に立設してラス鉄筋A両面
外側に各々スペーサ7を介して金網8を張設す
る。金網8は支柱によつて支持し、支柱はさらに
端太材等によつて支える。
コンクリートスラブを構築する場合は、以上の
ように垂直に起立したラス鉄筋A上に水平に架け
渡し、該ラス鉄筋A下方には水平に金網8を吊下
し、上方にはスペーサ7を介して金網8を水平に
張設する。
ように垂直に起立したラス鉄筋A上に水平に架け
渡し、該ラス鉄筋A下方には水平に金網8を吊下
し、上方にはスペーサ7を介して金網8を水平に
張設する。
以上のようにして、組んだ型枠内にコンクリー
トを打設する。コンクリートは壁およびスラブ内
に一度に打設することができ、極めて施工が容易
である。
トを打設する。コンクリートは壁およびスラブ内
に一度に打設することができ、極めて施工が容易
である。
この考案は以上のような構成を有するが、その
他二枚のリブラス1のリブが相対向して直角に交
叉するように鉄筋6によつて一体に連結してもよ
い。
他二枚のリブラス1のリブが相対向して直角に交
叉するように鉄筋6によつて一体に連結してもよ
い。
また、以上の実施例はせき板として金網を使用
した場合につき説明したが、その他通常の木製、
金属製のせき板間に載置して使用することも可能
である。
した場合につき説明したが、その他通常の木製、
金属製のせき板間に載置して使用することも可能
である。
考案の効果
この考案は以上のような構成を有するため、面
倒な作業によつて棒状の鉄筋を組上げる等する必
要なく、工場で一体化したものをせき板間に配置
するだけでコンクリート構造物の構築が可能とな
り、極めて施工が容易である。リブは全長に渡つ
て、その幅が一定となるため極めて強度が大とな
り、従来の鉄筋と同等の引張り応力を負担するこ
とができる。また、二枚のリブラス間を波状の鉄
筋によつて一体に固定したため、トラス構造と同
等の強度を有し、コンクリートスラブを構築する
場合に使用しても、支柱によつて支える等の必要
がなくなる。
倒な作業によつて棒状の鉄筋を組上げる等する必
要なく、工場で一体化したものをせき板間に配置
するだけでコンクリート構造物の構築が可能とな
り、極めて施工が容易である。リブは全長に渡つ
て、その幅が一定となるため極めて強度が大とな
り、従来の鉄筋と同等の引張り応力を負担するこ
とができる。また、二枚のリブラス間を波状の鉄
筋によつて一体に固定したため、トラス構造と同
等の強度を有し、コンクリートスラブを構築する
場合に使用しても、支柱によつて支える等の必要
がなくなる。
第1図はリブラスの一実施例の平面図、第2図
は切込みを形成した鋼板の平面図、第3図はこの
考案にかかるラス鉄筋の斜視図、第4図はラス鉄
筋を使用した施工状態の縦断面図、第5図は従来
のリブラスを製造するための鋼板の平面図、第6
図は従来のリブラスの平面図である。 A……ラス鉄筋、1……リブラス、2……切込
み連、3,4……切込み、5……リブ、6……鉄
筋、7……スペーサ、8……金網。
は切込みを形成した鋼板の平面図、第3図はこの
考案にかかるラス鉄筋の斜視図、第4図はラス鉄
筋を使用した施工状態の縦断面図、第5図は従来
のリブラスを製造するための鋼板の平面図、第6
図は従来のリブラスの平面図である。 A……ラス鉄筋、1……リブラス、2……切込
み連、3,4……切込み、5……リブ、6……鉄
筋、7……スペーサ、8……金網。
Claims (1)
- コ字状の切込みを適宜間隔離して複数連続して
形成し、該切込みの平行な二本の切込みを連結す
る切込みから隣接するコ字状の切込み内に平行に
切込みを形成した切込み連を複数列相互に平行に
形成した厚肉の鋼板を拡開して製造したリブラス
二枚をリブ間に波形の鉄筋を介在させて一体に固
定したラス鉄筋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18207582U JPS5985819U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | ラス鉄筋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18207582U JPS5985819U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | ラス鉄筋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985819U JPS5985819U (ja) | 1984-06-09 |
JPS6223936Y2 true JPS6223936Y2 (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=30394396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18207582U Granted JPS5985819U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | ラス鉄筋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5985819U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6253058B2 (ja) * | 2014-10-10 | 2017-12-27 | 学校法人日本大学 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP18207582U patent/JPS5985819U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5985819U (ja) | 1984-06-09 |
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