JPS62238601A - 水冷式抵抗器 - Google Patents
水冷式抵抗器Info
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- JPS62238601A JPS62238601A JP61081023A JP8102386A JPS62238601A JP S62238601 A JPS62238601 A JP S62238601A JP 61081023 A JP61081023 A JP 61081023A JP 8102386 A JP8102386 A JP 8102386A JP S62238601 A JPS62238601 A JP S62238601A
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- electrical insulator
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- Pending
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は例えば強制水冷によって冷却される半導体変換
装置に用いられる水冷式抵抗器に関するものである。
装置に用いられる水冷式抵抗器に関するものである。
(従来の技術)
従来使用されている水冷式抵抗器の一例を図面を用いて
説明する。
説明する。
第4図は従来の水冷式抵抗器の外形と一部断面図を示し
たものである。ニクロム線等の抵抗線1は、アルミナ等
の電気絶縁物で、高温に耐える材質を用いた筒状の電気
絶縁体2の表面に巻回されている。この筒状の電気絶縁
体2は、中空となっており、中空部に冷却水を流して抵
抗、@iを冷却するものである。抵抗線1を保護しまた
抵抗線のずれの発生を防ぐため、エポキシ樹脂などの線
止め剤3を抵抗線1の表面に塗布する。筒状の電気絶縁
体2の中空部へ冷却水を導くためキャップ4を筒状の電
気絶縁体2の両端に固定する。このキャップ4は冷却配
管と接続するためのニップル部を有し、また例えばOリ
ング5によって気密性をもたせている。このキャップ4
を筒状の電気絶縁体2に固定する方法としては、例えば
スタッド6を2つのキャップ間に設置し、キャップ4が
両側から筒状の電気絶縁体2をはさみつけるように方法
がとられている。キャップ4は機械的強度や加工性に優
れた材質であり且つ冷却水に対して腐蝕しないステンレ
ス鋼が主に用いられている。このキャップ4の電位は水
冷抵抗器の電気端子7の1端に電位固定線8により電位
固定される。かかる従来の水冷式抵抗器は冷却水をキャ
ップ4のニップルから導入し、筒状の電気絶縁体2の内
部に通水することにより抵抗線1を冷却している。
たものである。ニクロム線等の抵抗線1は、アルミナ等
の電気絶縁物で、高温に耐える材質を用いた筒状の電気
絶縁体2の表面に巻回されている。この筒状の電気絶縁
体2は、中空となっており、中空部に冷却水を流して抵
抗、@iを冷却するものである。抵抗線1を保護しまた
抵抗線のずれの発生を防ぐため、エポキシ樹脂などの線
止め剤3を抵抗線1の表面に塗布する。筒状の電気絶縁
体2の中空部へ冷却水を導くためキャップ4を筒状の電
気絶縁体2の両端に固定する。このキャップ4は冷却配
管と接続するためのニップル部を有し、また例えばOリ
ング5によって気密性をもたせている。このキャップ4
を筒状の電気絶縁体2に固定する方法としては、例えば
スタッド6を2つのキャップ間に設置し、キャップ4が
両側から筒状の電気絶縁体2をはさみつけるように方法
がとられている。キャップ4は機械的強度や加工性に優
れた材質であり且つ冷却水に対して腐蝕しないステンレ
ス鋼が主に用いられている。このキャップ4の電位は水
冷抵抗器の電気端子7の1端に電位固定線8により電位
固定される。かかる従来の水冷式抵抗器は冷却水をキャ
ップ4のニップルから導入し、筒状の電気絶縁体2の内
部に通水することにより抵抗線1を冷却している。
(発明が解決しようとする問題点)
かかる従来の水冷式抵抗器においては、筒状の電気絶縁
体2の両端に固定される2つのキャップ4は抵抗器の端
子7の一方の電位となっている。
体2の両端に固定される2つのキャップ4は抵抗器の端
子7の一方の電位となっている。
従って他の端子7とキャップ4とは所定の絶縁距離をと
る必要があり、その分だけ、抵抗線1をする距離が短く
なってしまう。そのため抵抗器全体が大形化していた。
る必要があり、その分だけ、抵抗線1をする距離が短く
なってしまう。そのため抵抗器全体が大形化していた。
又、筒状の電気絶縁体2の中空部全体に冷却水を通水し
ているため中心分の冷却水は何等冷却に寄与せず、単に
冷却水の増大を招いているにすぎなかった。このため、
冷却水を循環させるためのポンプの容量も大となる。
ているため中心分の冷却水は何等冷却に寄与せず、単に
冷却水の増大を招いているにすぎなかった。このため、
冷却水を循環させるためのポンプの容量も大となる。
従って、本発明の目的は、前述の点に鑑みなされたもの
であって、小形でしかも冷却水流量が少量で充分な冷却
効果のある水冷式抵抗器を提供することにある。
であって、小形でしかも冷却水流量が少量で充分な冷却
効果のある水冷式抵抗器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、前述の目的を達成するために、第1図に示す
ように、内部が中空で表面に抵抗線1を巻回した筒状の
電気絶縁体2と、前記電気絶縁体の中空部の両端に気密
に固定され、冷却配管を接続するためのニップル部を有
する金属製キャップ4と、前記電気絶縁体の中空部に電
気絶縁物からなるインサート9をその中心線が前記筒状
の電気絶縁体の中心線と一致するように一対のスペーサ
10を介して固定し、冷却水が前記筒状の電気絶縁体の
内面と前記インサートの表面との間を流れるようにした
ことを特徴としたものである。
ように、内部が中空で表面に抵抗線1を巻回した筒状の
電気絶縁体2と、前記電気絶縁体の中空部の両端に気密
に固定され、冷却配管を接続するためのニップル部を有
する金属製キャップ4と、前記電気絶縁体の中空部に電
気絶縁物からなるインサート9をその中心線が前記筒状
の電気絶縁体の中心線と一致するように一対のスペーサ
10を介して固定し、冷却水が前記筒状の電気絶縁体の
内面と前記インサートの表面との間を流れるようにした
ことを特徴としたものである。
(作 用)
本発明によれば、ニップル部から導入される冷却水は、
筒状の電気絶縁体2の内面と、インサート9の表面との
間を流れるため少量の冷却水流量で充分な冷却効果が得
られ、又抵抗器の上下一対の端子7を、それぞれ電位固
定線8を介して上下のキャップ4に電位固定出来るため
、端子7とキャップ4との距離を短くすることができ、
その分端子7間の距離が長くなるため抵抗線1の巻回数
を増大出来るので抵抗器の小形化を図ることができる。
筒状の電気絶縁体2の内面と、インサート9の表面との
間を流れるため少量の冷却水流量で充分な冷却効果が得
られ、又抵抗器の上下一対の端子7を、それぞれ電位固
定線8を介して上下のキャップ4に電位固定出来るため
、端子7とキャップ4との距離を短くすることができ、
その分端子7間の距離が長くなるため抵抗線1の巻回数
を増大出来るので抵抗器の小形化を図ることができる。
(実施例)
以下本発明の1実施例を第1図を参照して説明する。
第1図は1本発明の一例を示す外形図であり、一部はそ
の断面図として示している6尚、第4図と同一部には同
一符号を付しているので、その説明は省略する。
の断面図として示している6尚、第4図と同一部には同
一符号を付しているので、その説明は省略する。
筒状の電気絶縁体2の表面に抵抗線1を巻回し、この抵
抗線1がずれないように抵抗線止め剤3を塗布し、更に
外部の電気機器と接続するための一対の端子7を設ける
。筒状の電気絶縁体2の両端には冷却配管を接続するた
めのニップル部を有する金属製キャップ4を例えばロー
付(11)等の手段で気密に取り付ける。更に、筒状の
電気絶縁体2の中空部に電気絶縁物からなるインサート
9をその中心線が前記筒状の電気絶縁体2の中心線と一
致するように一対のスペーサ10を介して固着する。
抗線1がずれないように抵抗線止め剤3を塗布し、更に
外部の電気機器と接続するための一対の端子7を設ける
。筒状の電気絶縁体2の両端には冷却配管を接続するた
めのニップル部を有する金属製キャップ4を例えばロー
付(11)等の手段で気密に取り付ける。更に、筒状の
電気絶縁体2の中空部に電気絶縁物からなるインサート
9をその中心線が前記筒状の電気絶縁体2の中心線と一
致するように一対のスペーサ10を介して固着する。
スペーサ10の形状としては9例えば第2図(a)に平
面図、(b)に側面図を示すように、円柱に溝を設けた
ものを使用する。尚、スペーサ10と、インサート9と
は独立した部品としこれらを一体化した例を示している
が、インサート9自体の形状をスペーサ部を備えた形状
としてもよい。更に又、インサート9は第3図に示すよ
うに螺旋状の溝12を設けることにより流量の均で化を
向上できる。
面図、(b)に側面図を示すように、円柱に溝を設けた
ものを使用する。尚、スペーサ10と、インサート9と
は独立した部品としこれらを一体化した例を示している
が、インサート9自体の形状をスペーサ部を備えた形状
としてもよい。更に又、インサート9は第3図に示すよ
うに螺旋状の溝12を設けることにより流量の均で化を
向上できる。
抵抗器の一対の端子7は、それぞれ電位固定線8を介し
て上下のキャップ4に電位固定される。
て上下のキャップ4に電位固定される。
前述のように構成することによって、インサート9は絶
縁物なので両端のキャップ4が同電位になることなく、
従って各々のキャップ4は近接した端子7と同電位にす
ることができ、絶縁距離をとる必要がない。又、冷却水
は、筒状の電気絶縁体2の内面とインサート9の表面と
の間のすき間を流れるため、少量の冷却水で効率よく冷
却出来る。
縁物なので両端のキャップ4が同電位になることなく、
従って各々のキャップ4は近接した端子7と同電位にす
ることができ、絶縁距離をとる必要がない。又、冷却水
は、筒状の電気絶縁体2の内面とインサート9の表面と
の間のすき間を流れるため、少量の冷却水で効率よく冷
却出来る。
第5図は、インサート9の断面積Aspと、抵抗線1の
温度上昇ΔTrとの関係を示した特性図である。
温度上昇ΔTrとの関係を示した特性図である。
筒状の電気絶縁体2の断面積Atとすると、AspとA
tの比Rが大きくなると、抵抗器内の冷却水の流速が増
大し、従ってΔTrが減少する。第5図においてΔTr
が右下りの傾向にあるのはこのためである。しかし、A
spとAtの比が1.0に非常に近すいてくると、イン
サート9と筒状の電気絶縁体2の内面との間隔が小さく
なるため工作上の寸法誤差などの影響で冷却水流量の位
置による不均一が発生し結果としてΔTrの上昇を招く
。第5図においてΔTrがR=1.0の近傍で急激に立
上っているのはこのためである。
tの比Rが大きくなると、抵抗器内の冷却水の流速が増
大し、従ってΔTrが減少する。第5図においてΔTr
が右下りの傾向にあるのはこのためである。しかし、A
spとAtの比が1.0に非常に近すいてくると、イン
サート9と筒状の電気絶縁体2の内面との間隔が小さく
なるため工作上の寸法誤差などの影響で冷却水流量の位
置による不均一が発生し結果としてΔTrの上昇を招く
。第5図においてΔTrがR=1.0の近傍で急激に立
上っているのはこのためである。
一方冷却水の損失水頭Hは、Rを増加すると増加する。
Hは冷却水循環用ポンプの揚程能力に関係し、低い方が
好ましい。Rを増加すると冷却水が通過する断面積が減
少するためHが増加する。
好ましい。Rを増加すると冷却水が通過する断面積が減
少するためHが増加する。
第5図においてHがRの増加とともに増加しているのは
そのためであり特にRが1.0に近ずくと急激に増加す
る。
そのためであり特にRが1.0に近ずくと急激に増加す
る。
このように、RとしてはΔTrとHを考慮して最適値が
存在する。最適値は筒状の電気絶縁体2、インサート9
の材料、組立上の寸法誤差、Atの大きさなどに依存す
るが、実験的な検証の結果Rとしては0.6〜0.9の
範囲に実用上の最適値が存在することが判明した。
存在する。最適値は筒状の電気絶縁体2、インサート9
の材料、組立上の寸法誤差、Atの大きさなどに依存す
るが、実験的な検証の結果Rとしては0.6〜0.9の
範囲に実用上の最適値が存在することが判明した。
以上説明らか明らかなように本発明によれば、ω キャ
ップ4と近接する端子7が同電位のため有効な抵抗線巻
回距離が長くとれるため形の水冷式抵抗器とすることが
出来る。
ップ4と近接する端子7が同電位のため有効な抵抗線巻
回距離が長くとれるため形の水冷式抵抗器とすることが
出来る。
■ インサート9が冷却水を効率よく筒状の電気絶縁体
2の内面に導くため少量の冷却水流量で所定の冷却効果
が得られるため、冷却水流量が少量でも大容量の水冷式
抵抗器とすることが出来る。
2の内面に導くため少量の冷却水流量で所定の冷却効果
が得られるため、冷却水流量が少量でも大容量の水冷式
抵抗器とすることが出来る。
■ 少量の冷却水流量で所定の冷却効果が得られるため
、同一容量の水冷式抵抗器の場合は、冷却水循環用ポン
プの容量を小さく出来る。
、同一容量の水冷式抵抗器の場合は、冷却水循環用ポン
プの容量を小さく出来る。
!
ペーサ10の一例を示す図で(a)は平面図、(b)は
側面図、第3図は第1図のインサート9の他の実施例を
示す図、第4図は一部断面図で示す従来の水冷式抵抗器
の外形図、第5図は本発明の詳細な説明するための特性
図である。 1・・・抵抗線 2・・・筒状の電気絶縁体3
・・・抵抗線止め剤 4・・・キャップ7・・・端子
8・・・電位固定線9・・・インサート
10・・・スペーサ11・・・ロー 1
2・・・螺旋状溝代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第1図 (ユン <b) 第2図 第3図 第4図 第5図
側面図、第3図は第1図のインサート9の他の実施例を
示す図、第4図は一部断面図で示す従来の水冷式抵抗器
の外形図、第5図は本発明の詳細な説明するための特性
図である。 1・・・抵抗線 2・・・筒状の電気絶縁体3
・・・抵抗線止め剤 4・・・キャップ7・・・端子
8・・・電位固定線9・・・インサート
10・・・スペーサ11・・・ロー 1
2・・・螺旋状溝代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第1図 (ユン <b) 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 内部が中空で表面に抵抗線を巻回した筒状の電気絶縁
体と、前記電気絶縁体の中空部の両端に気密に国定され
、冷却配管を接続するためのニップル部を有する金属製
キャップと、前記電気絶縁体の中空部に電気絶縁物から
なるインサートをその中心線が前記筒状の電気絶縁体の
中心線と一致するように一対のスペーサを介して固定し
、冷却水が前記筒状の電気絶縁体の内面と前記インサー
トの表面との間を流れるようにした水冷式抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61081023A JPS62238601A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 水冷式抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61081023A JPS62238601A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 水冷式抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62238601A true JPS62238601A (ja) | 1987-10-19 |
Family
ID=13734880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61081023A Pending JPS62238601A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 水冷式抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62238601A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635979U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-07 | ||
JPS60160477U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-25 | 日産自動車株式会社 | 電線の端子加締部の断線防止構造 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP61081023A patent/JPS62238601A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635979U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-07 | ||
JPS60160477U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-25 | 日産自動車株式会社 | 電線の端子加締部の断線防止構造 |
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