JPS6223795Y2 - - Google Patents

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JPS6223795Y2
JPS6223795Y2 JP1983052317U JP5231783U JPS6223795Y2 JP S6223795 Y2 JPS6223795 Y2 JP S6223795Y2 JP 1983052317 U JP1983052317 U JP 1983052317U JP 5231783 U JP5231783 U JP 5231783U JP S6223795 Y2 JPS6223795 Y2 JP S6223795Y2
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JP
Japan
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leather
utility
tapered
long
model registration
Prior art date
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JP1983052317U
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JPS59157450U (ja
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Publication of JPS6223795Y2 publication Critical patent/JPS6223795Y2/ja
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Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天然皮革からなる長尺皮革又は反物状
皮革に関する。
天然皮革は、その耐久性、外観、風あいの面で
優れていることから衣類、袋物、家具、靴、鞄等
に広く用いられている。反面、天然皮革は、それ
をとる動物の大きさや体型が異なることや、傷
痕、グラブ(牛ばえによる孔)、チツク(表面の
著しい損傷)等によつて使用できない部分を含ん
でいることから、裁断に熟練を要する問題があつ
た。従つて、天然皮革はその利用可能部分の形状
により用途に制限があり、天然皮革製品を高価に
している。
本考案は上記の従来の問題を鑑みなされたもの
であつて、その構成上の特徴とするところは、そ
れぞれの横辺部の長さを一定にし、縦辺部の長さ
を任意にして直角四辺形に裁断し、横辺部を先薄
形にした複数の天然皮革を、該先薄形の横辺部を
順次繋ぎ合わせることによりなる厚さが一定とな
つた長尺ものであつて、該長尺ものの少なくとも
一面に統一した着色または模様付けの少なくとも
一方がなせれている長尺皮革である。
以下本考案の実施例を図にもとづいて説明す
る。寸法及び形状が一定していない原料皮1,
2,3,4を、横辺がすべてaで、縦辺がb1
b2,b3,b4の四辺形片に裁断する。縦辺bはなる
べく大きいことが理想であるが、傷痕部5等のよ
うに皮革として不適当な部分は含まれないように
決められる。
四辺形に裁断された原料皮1′,2′,3′,
4′は、次の方法で各横辺aを相互に繋ぎ合され
て長尺皮革10が完成される。
(1) 原料皮1,2等の横辺部aを、第3図に示す
ように、先薄型に加工してこの部分をミシン糸
12で縫いつける。
(2) 原料皮1,2等の横辺部aを、第4図に示す
ように、先薄型に加工して、この部分を接着剤
14で接着する。接着剤14は例えば公知の両
辺テープである。
(3) 原料皮1,2等の横辺部aを、第5図に示す
ように、複数層16にそぎ、かつその複数層を
先薄型に加工し、これら複数層16を互に組込
ませる複数層16間には接着剤17が塗布され
る。
(4) 原料皮1,2等の横辺部aを、第6図に示す
ように、先薄型に加工して、この横辺部aをコ
ラーゲンの溶着によつて繋ぎ合せる。
(5) 原料皮1,2等を、第7図に示すように、テ
ープ状原料皮20を介して繋ぎ合せる。テープ
状原料皮20の長さ方向の両側には切込み21
を設け、ここに先端を先薄型に加工した原料皮
1,2等を挿入して接着剤により固定する。従
来、軟い原料皮1,2等の繋ぎ合せは、繋ぎ合
せ部にしわ等が発生して実際上不可能と考えら
れていたが、テープ状原料皮20を原料皮1,
2等よりも固くすることにより軟い原料皮1,
2等の繋ぎ合せも可能である。
以上の方法で構成された長尺皮革は、伸び止め
あるいは装飾のために特殊エンボス加工がなさ
れ、あるいはまた模様付がなされてもよい。
従つて、以上のように構成された長尺皮革は、
一定寸法の幅を有しかつ連続的であるから、皮革
製品をつくるための裁断を機械的に能率よく行う
ことができ、熟練も要しない。すなわち、従来の
ように1枚1枚の原料皮の状況を見ながら裁断す
ることを要せず、あたかも定形の人工皮革等と同
じように裁断作業を行うことができる利点を有す
る。
また、防音、防火、湿度調節のために皮革を住
宅の壁や家具に貼る場合、一定寸法の幅を有する
から、何ら熟練を要することなく、一様にしかも
隙間もなく貼ることができる。
なお、原料皮から取除かれる周辺部の皮革は、
小物皮革製品を作るために使用されたり、そのコ
ラーゲンからゼリーを作る等と利用価値があり、
本考案によつて特別に大きな損失を伴うわけでは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は原料皮から四辺形片を裁断する方法を
示す説明図、第2図は四辺形片を繋ぎ合せる説明
図、第3図ないし第7図は繋ぎ合せ部の断面図で
ある。 1,2,3,4……原料皮、1′,2′,3′,
4′……裁断された原料皮、10……長尺皮革、
12……ミシン糸、14……接着剤、20……テ
ープ状原料皮。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) それぞれの横辺部の長さを一定にし、縦辺部
    の長さを任意にして直角四辺形に裁断し、横辺
    部を先薄形にした複数の天然皮革を、該先薄形
    の横辺部を順次繋ぎ合わせることによりなる厚
    さが一定となつた長尺ものであつて、該長尺も
    のの少なくとも一面に統一した着色または模様
    付けの少なくとも一方がなされていることを特
    徴とする長尺皮革。 (2) 上記繋ぎ合わせが、横辺部の先薄形部のミシ
    ン縫いでなされている実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の長尺皮革。 (3) 上記繋ぎ合わせが、横辺部の先薄形部を接着
    剤で貼合してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の長尺皮革。 (4) 上記繋ぎ合わせが、横辺部の先薄形部を複数
    の先薄形の層に削ぎ、互いに対向したこれらの
    先薄形の層を互いに組み込ませてなる実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の長尺皮革。 (5) 上記繋ぎ合わせが、横辺部の先薄形部をコラ
    ーゲンの溶着により貼合してなる実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の長尺皮革。 (6) 上記長尺ものの着色および模様付けのいずれ
    もがなされていない面に接着剤を塗布した実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の長尺皮革。 (7) 上記繋ぎ合わせが、テープ状皮革片を介在さ
    せ、該テープ状皮革片の繋ぎ合わせに切り込み
    を設け、これに横辺部の先薄形部を挿入してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の長尺
    皮革。
JP5231783U 1983-04-08 1983-04-08 長尺皮革 Granted JPS59157450U (ja)

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JP5231783U JPS59157450U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 長尺皮革

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JP5231783U JPS59157450U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 長尺皮革

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157450U JPS59157450U (ja) 1984-10-22
JPS6223795Y2 true JPS6223795Y2 (ja) 1987-06-17

Family

ID=30182680

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JP5231783U Granted JPS59157450U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 長尺皮革

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117300A (ja) * 1981-12-29 1983-07-12 デイリ−工業株式会社 はぎ合せ生地の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58117300A (ja) * 1981-12-29 1983-07-12 デイリ−工業株式会社 はぎ合せ生地の製造方法

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JPS59157450U (ja) 1984-10-22

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