JPS62236618A - 被覆鋼線の製造方法 - Google Patents

被覆鋼線の製造方法

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JPS62236618A
JPS62236618A JP7558186A JP7558186A JPS62236618A JP S62236618 A JPS62236618 A JP S62236618A JP 7558186 A JP7558186 A JP 7558186A JP 7558186 A JP7558186 A JP 7558186A JP S62236618 A JPS62236618 A JP S62236618A
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JP
Japan
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die
steel wire
liquid nitrogen
wire
coated steel
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JP7558186A
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Haruo Tominaga
富永 晴夫
Teruyuki Takayama
高山 輝之
Naotada Shibata
柴田 直忠
Yoshio Ogura
小椋 善夫
Tetsuo Yamaguchi
哲夫 山口
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、耐摩耗性と耐熱性に優れている高強度の導
電性金属被覆鋼線を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の鋼線として、銅被覆鋼線が使用されてお
り、その製造方法として、皮剥ぎダイスを用いて予め皮
剥ぎ処理を行った鋼線を用意し、この鋼線を銅溶湯中あ
るいは銅合金溶湯中に通過させてその外部に被覆層を形
成し、圧延加工と冷却処理を施して被覆鋼線を形成する
浸漬形成法(いわゆるディラグフォーばフグ法)が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする間雇点〕
前記ディップフォーミング法にあっては、被覆率を20
〜70チ程度の広い範囲で設定できる利点を有するもの
の、鋼線に前処理として皮剥ぎ処理を施して鋼線の表面
に新生清浄面を出し、溶湯の凝固付着時に鋼線の表面に
付着していた汚染物質によって生じるガス発生を防止し
て、ブローホール(微細な空孔)の発生を阻止すること
が必要である。ところが、前記鋼線表面の皮剥ぎを行な
う皮剥ぎダイスは、常に鋼線と擦れあう関係から寿命が
短かく、短期間で交換する必要があるために、長時間に
亘る被覆鋼線の連続製造が不可能であり、このため製造
コストが上昇する問題があるとともに、強度の高い鋼線
(例えばピアノ線)では、はとんど皮剥ぎが出来ない欠
点があり、ディップフォーばフグ法を適用できる鋼種に
制限を生じる問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、耐摩耗
性と耐熱性に浸れ、高強度の導電性金属被覆鋼線を、連
続的にかつ速くしかも低コストで製造できる方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前述の問題点を解消するために。
鋼線をダイスに案内してその表皮を剥いで芯線を形成し
、この芯線を銅、または銅合金の溶湯中に浸漬1通過せ
しめて芯線の表面に銅または銅合金の被覆層を形成する
被覆鋼線の製造方法において、前記ダイスを液体窒素で
冷却する゛ように構成したものである。
〔作用〕
ダイスが液体窒素で冷却されるため、ダイス刃先の温度
上昇が少くない。このためダイスの寿命が延びて連続製
造が可能になり、さらにまた今迄はとんど表皮を剥ぐこ
とのできなかった高強度の鋼線、例えばピアノ線にも適
用できる。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの発明を実施するために使用さ
れる装置の一例を示すものであって、予め所定の線径に
伸線されている鋼線1がダイス2によってその表皮が剥
がされて芯線3が形成される。この芯線6は密閉されて
いるメインドライブ室5の中に設置された駆動ロールか
らなる引取り駆動手段乙によって上方へ移動される。
メインドライブ室5の上方には、芯線3の通路に臨んで
るつぼ7が設けられており、このるつぼ7は訪導加熱装
置(図示は省略した)Kよって温度調整されている。さ
らに前記るつぼ7は溶湯供給装置8に連通されており、
この装置からるつぼ7内に溶融銅あるいは溶融銅合金1
0が供給されると共に、るつぼ7の底面には芯&乙の導
入孔9が設けられている。
一方、前記メインドライブ室5内にはガスジェネレータ
1)からNxWヌ(例えばN、、 H2,C0の混合気
体)が供給されて、メインドライブ室5内が還元性雰囲
気に保持されている。
なお12は芯線3に真直性を付与するストレーナ、13
はメインドライブ室内に充満したガスの圧力を調整する
だめのガス排出口であり、このガス朽ト出口13にd進
王弁が壕纏六れA−ネ介9nHダイス2による鋼線1の
剥取屑である。
そして前記ダイス2はその材質として1例えば5KH9
相当の母材を熱処理した後TiNをコーティングしたも
のが用いられ、第2図に示されるように、メインドライ
ブ室5の入口に突設したダイスホルダ14の端部のチー
ツク−内面に、ダイス2のテーパー外面が着脱自在に吠
合係止され、かつダイスホルダ14の端部のチーツク−
外面に設けられた雄ねじに、ダイス押えキャップ2Aの
チー・ぐ−内面に設けられた雌ねじが螺合され、そのダ
イス押えキャンプ2Aによりダイスホルダ14の端部が
縮径変形されてダイス2に圧接される。
なおダイスホルダ14の内面にダイス2の挿入を制限す
るヌトノパを一体に設けると共に、ダイス押えキャップ
2Aにダイス2に係合する抜止め用ストン・ぐを一体に
設けてもよい。このようにすれば、ダイス2とダイスホ
ルダ14とダイス押えキャン7’2Aとの獣合部にチー
・ぐ−を設けなくてもよい。
液体窒素供給パイプ15がダイスホルダ14を貫通して
内部に挿入され、かつこの液体窒素供給・l(7′″1
5の先端はダイス2の刃先内面の近傍にまで届くように
屈曲延長されている。さらにまた前記ダイス押えキャッ
プ2人にもまた液体窒素供給孔16が穿設されている。
なお17はダイスホルダ14に連通する液体窒素供給)
!イブ15の挿入口、18はこれ等を封止するためのハ
ンダ付けまたはシール材による封止部である。
次に本発明方法の一例について詳述する。
直径が7.5Bに伸線加工された鋼線(例えばSWRM
 8 )をダイス2に案内して、直径が7.0勘りにな
るようにその表皮を皮剥ぎする。このとき前記液体窒素
供給バイア”15からダイス2の刃先内面に向けて液体
窒素が2016//時の割合で吐出され、ダイス2の刃
先内面を冷却する。さらにダイス押えキャツf2Aの液
体窒素供給孔16からもまた液体窒素が吐出され、これ
によってダイスの刃先外面が冷却されると共に、鋼線1
の表面に付着している不要物質1例えば鋼#1を伸線加
工する際に表面に塗布された固体の潤滑剤が除去される
このようにして形成された芯線6は、引取り駆動手段6
およびストレーナ12を介してるつぼ7の底面に穿設さ
れている導入孔9よりるつぼZ内に引き入れられる。こ
のるつぼZ内には湯の深さが80 QBの溶湯が満され
ており、この中を70m/分の速さで芯線6を通過させ
ることにより直径が約1).8jLILの被覆鋼線19
が得られる。
なおこの被覆集線は次の圧延加工の工程(図示は省略し
た)において、圧延装置にて直径が9肱に圧延された後
冷却されて巻き取られる。
ところで前記メインドライブ室5内ては、前記Nxガス
が充満されているので、芯線6の表面の酸化が防止され
、その新生清浄面が保持されるわけであるが、このメイ
ンドライブ室内に液体窒素の気化ガスが充満してくると
メインドライブ室内のガス圧が上昇し、このためるつぼ
内の湯面が押し上げられるおそれがあるが、このときは
、調圧弁によりガス排出口13が自動的に開放されて室
内のガス圧が自動的に一定以下に調整される。
表1に、ダイス2を冷却水によって間接的に冷却した場
合、つまりダイスホルダ14の肉厚部分を中空状にくり
貫いて、ここに冷却水を循環させてダイスを間接的に冷
却させた方法と、この発明の液体窒素によってダイスを
直嫉冷却させた方法とにより、鋼線の種類を変えて被覆
鋼線を製造した場合において、冷却方法の差異が被覆−
線の連続製造可能な時間に与えた影響を示す。
この表から明らかなように、水による間接冷却法による
場合には、液体窒素による直接冷却法による場合に比較
して、皮剥ぎダイスの損耗に伴つて行うダイス交換の頻
度が高いため、遅硬運転時間が著しく短くなっている。
即ち、液体窒素により皮むきダイスを直接冷却した場合
、水による間接冷却の場合に比較して5倍以上も長く連
続運転が可能になることが明らかになった。
〔発明の効果〕
この発明によれば、鋼線をダイスに案内してその表皮を
剥いで芯線を形成し、この芯線を銅または銅合金の溶湯
中に浸漬2通過せしめて芯線の表面に銅または銅合金の
被覆層を形成する被覆鋼線の製造方法において、前記ダ
イスを液体窒素で直接冷却するので、ダイスの刃先が高
温になりにくく、このため刃先の損耗を抑制しダイスの
寿命が延びる。したがって長時間の連続運転が可能にな
るばかりでなく、ピアノ線のような高強度の鋼線に対し
ても連続して表皮を剥ぐことができる。また液体窒素に
よジ冷却するので他の液化ガスにくらべて安価でかつ安
全である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の実施に使用される装置の一例
を示す縦断側面図、第2図は第1図における一部拡大縦
断側面図である。 図において、1は鋼線、2はダイス、3は芯線。 4は被覆層、5はメインドライブ室、7はるつぼ、8は
溶湯供給装置、10は溶融銅合金、13はガス排出口、
15は液体窒素供給パイプ、16は液体窒素供給孔であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼線1をダイス2に案内してその表皮を剥いで芯
    線3を形成し、この芯線3を銅または銅合金の溶湯中に
    浸漬、通過せしめて芯線の表面に銅または銅合金の被覆
    層4を形成する被覆鋼線の製造方法において、前記ダイ
    ス2を液体窒素で直接冷却することを特徴とする被覆鋼
    線の製造方法。
  2. (2)前記ダイス2における鋼線1の入口側に液体窒素
    を吐出させて、ダイス2自体を直接冷却させると共に、
    鋼線の表面に付着している不要物質を除去せしめること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の被覆鋼線の製
    造方法。
  3. (3)前記ダイス2における芯線3の出口側に液体窒素
    を吐出させて、ダイス2自体を直接冷却させると共に、
    気化した液体窒素をメインドライブ室5内に案内するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の被覆鋼線の製造方法。
  4. (4)メインドライブ室5にガス排出口を設けて、メイ
    ンドライブ室内に充満しているガスの圧力を調整するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第3項記載
    の被覆鋼線の製造方法。
JP7558186A 1986-04-03 1986-04-03 被覆鋼線の製造方法 Granted JPS62236618A (ja)

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JPH0424168B2 JPH0424168B2 (ja) 1992-04-24

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