JPS62234151A - 感光感圧記録シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は分離型の感光感圧記録シートに関する。

［従来の技術］ 従来、先ず露光シートをｊδ光し、次いで該露光シート
と現像シーＩ・を密着ｆａ層して加圧することにより現
像シートに記録する感光感圧シートが存在する（例えば
−特開昭５８−８８７３Ｑ）−［発明が解決しようとす
る問題点コ しかし、上記感光感圧記録シー１〜は画像を記録するた
めに露光シートと現像シートとの異なった２種類のシー
トを必要とした。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記問題点を解決することを目的とし、次の
ような構成を採用した。

即ち、本発明の要旨とするところは、 フィルム状支持体の一面に、第一成分が封入されたマイ
クロカプセルが担持され、該フィルム状支持体の他面に
該第一成分と反応してフィルム状支持体の表面を変色さ
せる第二成分が担持されてなると共に、更に上記マイク
ロカプセル内に、光に感応してマイクロカプセルの機械
的破壊強度を変化させる成分が含まれてなることを特徴
とする感光感圧記録シートにある。

［作用］ 未使用の感光感圧記録シートのフィルム状支持体の一面
のマイクロカプセルは露光された部分のみ、機械的破壊
強度が変１ヒする。即ち、露光されないマイクロカプセ
ルより、強度が上昇するか又は低下する。この後、該感
光感圧記録シートの一面と既に（！Ｍ用された感光感圧
記録シートの第二成分が担持される他面とを密着密層し
て３ｒＭ度な破壊力を有するローラ等で加圧することに
より感光感圧記録シート上のマイクロカプセルの内、弱
い方のマイクロカプセルが破壊され、マイクロカプセル
中の第一成分が流出し、該成分が既に使用された感光感
圧記録シート上の第二成分と反応することにより変色、
例えば所定色に発色をし、露光に応じた（？、が既にｆ
！ｐ用された感光感圧記録シート上に生ずる。

［実施例］ 本発明の詳細な説明する０本発明はこれらに限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々の態様の
ものが含まれる。

第１図は本発明の一実施例の感光感圧記録シート１の拡
大部分断面図を示す。紙製の支持体１ａの一面にはマイ
クロカプセル２が積層されており、他面には顕色剤３が
塗布されている。マイクロカプセル２は外郭部２ａとそ
の内部の液状成分２ｂからなる。該液状成分２ｂには他
面に塗布される顕色剤３と反応して発色する染料前駆体
及び光に感応して硬化する光硬化性物質が含有されてい
る。

上記染料前駆体としてはトリアリールメタン化合物、ビ
スフェニルメタン化合物、キサンチン化合物、チアジン
化合物、スピロピラン化合物等及びそれらの混合物が用
いられる。又上記顕色剤は上記染料前駆体に、特定の発
色をさせるものであり、粘土鉱物、有８１酸、酸性ポリ
マー、金属塩、芳香族カルボン酸等及びそれらの混合物
が用いられる。

光硬化性物質としては、光重合性樹脂があり、例えば、
トリメチロールプロパン等のエチレン系不飽和化合物や
アクリレートプレポリマー等を挙げることができ、これ
らと光重合開始剤とを組み合わせて用いられる。該光重
合開始剤は、光に感応し樹脂の重合を開始させるもので
あり、紫外光に感応するものとして、例えばベンゾフェ
ノン、ベンゾイルイソプロピルエーテル等のベンゾイル
アルキルエーテル類、ミヒラーズケトン、２．４−ジエ
チルチオキサントン等をあげることができ、赤外光に感
応するものとして、例えばジアシルパーオキサイド、ケ
トンパーオキサイド、アルキルパーオキサイド、アルキ
ルハイドロパーオキサイド、スルフォニルパーオキサイ
ド、ペルオキシジカーボネート等の有機、無機の過酸化
物をあげることが出来る。

このマイクロカプセル２はコアセルベーション法、界面
重合法等の公知の技術にて内部に染料前１５１体及び光
硬化性物質を収納した形で製造できる。

上述したマイクロカプセル２に対し、更にバインダ、充
填剤、粘度調整剤等が添加され、支持体ｌａ上に塗布ロ
ーラ、スプレ、ドクタナイフ等により塗布される。

このように、形成された感光感圧記録シート１は、例え
ば第２図に示すようにして画像を記録できる。即ち、第
２図に示ず如く、原稿１０を介して、放電管光源１２か
ら、感光感圧記録シート１に紫外光を照射すると、この
ことにより、原稿１０上の顔料等の光線不透過部分１０
ａ以外の部分を透過した紫外光にて感光感圧記録シート
１上のマイクロカプセル２の内部が硬化し、その機械的
破壊強度が高まることとなる。図においてはマイクロカ
プセル２の内、マイクロカプセルＳ１は光線が照射され
ていないため、未硬化のままであるが、マイクロカプセ
ルｈ１は光線照射により、硬化している。

この後、第３図のように、既に使用された怒光怒圧記録
シート１゛とともに圧壊ローラ１８にて未硬化のマイク
ロカプセルｓ１を加圧破壊する圧壊処理すれば、硬化し
たマイクロカプセルｈ１は、内部の硬化により機械的破
壊強度が向上しているため、圧壊ローラ１８を通過して
も破壊されず、一方、露う４されずに硬化しなかったマ
イクロカプセルＳ１は破壊されて、内部の成分が漏出す
る。

マイクロカプセル２の内部には上記既に使用された感光
感圧記録シー１−１゛に担持されている顕色剤３°と反
応して発色する染料前駆体が封入されているため、既に
使用された感光感圧記録シート１゛の感光感圧記録シー
ト１の露光されなかった部分に対応する部分３’ａ７（
発色し、原稿１０の像が既に使用された感光感圧記録シ
ート１゛の表面に生ずることとなる。上記感光感圧記録
シート１は次に画像を記録する時に既に便用された感光
感圧記録シート１°として使用される。

尚、上述した実施例では、染料前駆体と顕色剤との反応
で発色させていたが、逆にマイクロカプセル内の第一成
分が酸化還元作用のある漂白剤又は染料前駆体と顕色剤
とを分離する減感剤等の脱色剤であり、第二成分が該第
一成分により脱色される染料であれば、脱色にて色相、
明度、彩度を変化させ、原稿の像を表示させることもで
きる。

［発明の効果］ 本発明は上述のごとく既に使用された感光感圧記録シー
トを現像シートとじて用いるよう構成されているため、
１種類の感光感圧記録シートによって画像の記録が行え
、従来廃棄されていた露光シートが不用となり省資源に
も寄与する。

【図面の簡単な説明】

第１図は第り発明の一実施例の拡大部分断面図、第２図
はその一面の露光工程を示す説明図、第３図はマイクロ
カプセルの圧壊工程を示す説明図である。 １．１”　・・・感光感圧記録シート ３．３゛　・・・顕色剤層

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　フィルム状支持体の一面に、第一成分が封入された
   マイクロカプセルが担持され、該フィルム状支持体の他
   面に該第一成分と反応してフィルム状支持体の表面を変
   色させる第二成分が担持されてなると共に、更に上記マ
   イクロカプセル内に、光に感応してマイクロカプセルの
   機械的破壊強度を変化させる成分が含まれてなることを
   特徴とする感光感圧記録シート。