JPS62233569A - 二重リツプシヤフトシ−ル、その製作方法及び型 - Google Patents

二重リツプシヤフトシ−ル、その製作方法及び型

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JPS62233569A
JPS62233569A JP61074097A JP7409786A JPS62233569A JP S62233569 A JPS62233569 A JP S62233569A JP 61074097 A JP61074097 A JP 61074097A JP 7409786 A JP7409786 A JP 7409786A JP S62233569 A JPS62233569 A JP S62233569A
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JP
Japan
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washer
seal
mold member
mold
ridge
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JP61074097A
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ジヨン・デイー・バトラー
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Federal Mogul LLC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、メタルケースに接着された弾性本体部を有し
、リップの実際の接触面がポリテトラフルオロエチレン
からつくられているタイプの改良二重リップシャフトシ
ール、該シールをつくる方法およびその方法を実施する
型とに関する。
(発明の背景) ポリテトラフルオロエチレン製シール、即チ二重りツブ
シールについてはすでに各種のタイプがちシ、それらの
中のあるものはリップの少なくとも一方に対してポリテ
トラフルオロエチレンを用いている。しかしながら、こ
れらのほとんどはポリテトラフルオロエチレン製ワッシ
ャあるいはウェファをメタルケースにクランプしてお9
、かつ伺らかの接着を行うシールについては単一リッジ
シールのみを通常接着している。クランプの場合常に漏
洩の可能性があシ、またある程度高価につく組立作業を
含んでいる。その種の組立作業は全体のシールを一回の
作業で成形すれば排除することができる。成形シールは
、特定の用途に対していずれが好適かにもよるが、一体
化したシールに容易に組込むことができ、あるいは一体
化せずに用いることができる。
ポリテトラフルオロエチレン製シール縁部を備えた、前
述のような二重リップシールを提供する上での重要な困
難さは、この成形を行う経済的な方法がこれまで何ら提
供されなかったことである。
このことが特に言えるのは、一方のリップがばねで弾圧
され、他方のリップがウェファタイプのリップでちるシ
ールの場合である。本発明は一回の過程による成形を可
能とする。
したがって、本発明の目的は弾性材にポリテトラフルオ
ロエチレンを接着し、双方のリップに対してシール面と
して作用する一体の成形二重リップシールを提供するこ
とである。
本発明の別の目的は前述のような二重リップタイプのシ
ールをつくる実用的な方法を提供することである。
〔発明の要約〕
本発明による製品は、成形された弾性材本体に2個oy
yvテトラフルオロエチレン製シール部材を接着させた
二重リップシャフトシールである。
このシャフトシールは、孔と接触する円筒形部分と内端
を有する半径方向内方に延びたフランジとを備えたメタ
ルケースを有する。弾性部材の相対的に非弾性の部分は
少なくとも両側ならびに内端とにおいてフランジの内側
部分に接着されている。
この弾性材部材は可撓性のダイヤフラム部分によって非
弾性部分に接続された成形リップ本体部を含む。リップ
本体部は全体的に半径方向外側にばねを受入れるリセス
を有し、半径方向内側において可撓性ダイヤフラム部分
に隣接した肩部から半径方向内方に延びる切頭円錐形の
リセスを有する。
また、角度をつけて切頭円錐形リセスと連がり、リップ
本体部の外端まで半径方向外方に延びる切頭円錐形部分
も設けられている。成形ならびにトIJ ミングが完了
した後、ばね受入れリセスがある場合該リセスにガータ
ばねが着座する。
ポリテトラフルオロエチレン製切頭円錐形リングがリッ
プ本体部の切頭円錐形リセスを埋め、該切頭円錐形リセ
スに沿って肩部ならびにリップ本体部の全長にわたり接
着される。このリングははね弾圧のシールリップの潤滑
剤のシール部分を提供する。
また、ばね弾圧リップに対して半径方向フランジの反対
側において相対的に非弾性の本体部分に対して一方の側
で接着された、半径方向に延びるポリテトラフルオロエ
チレン製ワッシャが設けられている。このワッシャは取
付前に半径方向に延び、取付けられると撓んで防塵リッ
プを提供する。
また、本発明は二重リップシャフトシールをつくる方法
を含む。
環状のメタルケースがベース型部材上に位置され、該メ
タルケースの半径方向フランジがベース型部材の第1の
環状隆起部に着座する。ケースは前記第1の隆起部の内
端を越えて半径方向内方へ延び、該第1の隆起部は第1
の肩部で終シ、第2の環状隆起部へと落込む。その結果
、ケースのフランジの内方部分の下側の面は露出された
ままである。
このように、ケースが着座する前あるいは後で、第1の
平坦なポリテトラフルオロエチレン製ワッシャは、その
下側の面を第2の隆起部上に位置させ、内方の円形端部
を高くした第2の肩部に当接させて着座する。この第2
の肩部は第1の肩部より浅く、即ち短くて、ワッシャの
上側の面と面一の第3の環状隆起部まで連がる。この第
1のワッシャの円形外端は、半径方向フランジから軸線
方向に隔置された第1の肩部から隔置されている。
ワッシャはケースの半径方向フランジとは接触せずに、
該フランジから軸線方向に隔置されている。
ケースと第1のワッシャとが着座すると、可動の中間型
部材の下側の半径方向環状面は第3の隆起部の頂部に対
して下方に閉じられ該隆起部と係合し、この下側の面は
第1のワッシャの上面上を延びかつ係合して内側リップ
部分から弾性材を除去する。次いで、この中間型部材は
適所にロックされる。紋型部材は下側の面の内端から上
方に延びる垂直方向の円筒形部分と、該垂直方向の円筒
形部分の上端から、全体的に垂直方向のテーノξ部分で
終っている上方隆起部まで上方、かつ半径方向内方に延
びる傾斜した切頭円錐形部分とを有する。
第2のポリエトラフルオロエチレンワッシャが前記の上
方隆起部に位置しその内周部分は前記テーパ部分に当接
し、一方外側部分は上方隆起部の外縁部を越えて外方に
延び切頭円錐形部分を張出している。
次いで、未硬化の弾性材のリングが、上方隆起部上に載
置された第2のワッシャの部分の頂部上に位置され、こ
うして実際の成形作業を進行させることができる。勿論
、全ての型部材を加熱させて、型が閉鎖されている間外
性材の流動性を高め、かつ硬化を行う。
上方の型部材をベース型部材および中間型部材に向かっ
て下方に持って来るようにして型を閉鎖する。この運動
により未硬化の弾性材が外方かつ下方に流れるようにし
、かつ弾性材を第2のワッシャに接着している間に、第
2のポリテトラフルオロエチレン製ワッシャの張出しだ
1 分を中間の型部材の切頭円錐形部材に対して押圧さ
せる。また、上側型部材の半径方向外方部分を押圧して
ケースの半径方向フランジの外側部と係合し、そのだめ
型内で弾性材を保持する。型を閉鎖することによ如上側
型部材の造形部分が、中間型部材の切頭円錐形部分の反
対側で半径方向外方のシール本体部を提供し、かつ希望
に応じてガータばね受入れ用リセスを形成するようにさ
せ、一方シール本体部分とケースの半径方向フランジと
の間でシールダイヤプラム部分を提供する。このように
型を閉鎖することによって、まだ上側型部材の半径方向
外方部分から半径方向内方に向いたリセスを形成し、と
のリセスは弾性材がその中へ流入でき、かつ弾性材を半
径方向フランジの側に接着できるようにする。また、弾
性材はフランジの反対側までフランジの内端の周pを流
れ、かつケースならびに第1のワッシャの上面と外縁部
に対して接着し、ワッシャの外縁部と第1の肩部との間
を流れる。
中間型部材の上方隆起部と切頭円錐形部分とには第2の
ワッシャに鋸歯状あるいはねじを切った面を付与するた
めの鋸歯状あるいはねじを切った面を設けてよい。
弾性材は加熱および加圧して硬化され、一方ケースおよ
びフッ化炭素製ワッシャに対して接着させる。次いで、
上側型部材を持」二げることにより型を開放する。前記
型部材を何らかの構造体を用いて持上げることにより下
側型部材および中間型部材からシールを剥離し;その他
の構造体と共に。
外部剥離装置を用いる。
成形された製品が型から外され、冷却された後、製品の
シール本体部分は、例えばナイフによ、9)リミングさ
れ、第2のワッシャの傾斜部分を横切って切頭円錐形縁
部ならびに潤滑剤をシールするリップの頂点を提供し、
この縁部はまたシール本体部の切頭円錐形面を形成する
。次いで、このシールはガータばね受入れリセスがある
場合、該リセスにガータばねを挿入することにより完成
することができる。
〔好適実施例の説明〕
第1図と第2図に示すように、本発明を実施した二重リ
ップシャフト20は半径方向フランジ22と、円筒形の
孔と係合する部分23とを有するメタルケース部材21
を含む。半径方向のフランジ22は空気と面する面24
と、油と面する面25と、半径方向の内方の円筒形端部
26とを有する。孔と係合する部分23ば、外方の孔と
係合する面27と、内側の面28と自由端29とを有す
る。
半径方向フランジ22の内側部分には弾性部材30が接
着されており、該弾性部材は31と32の部分において
は比較的に非可撓性で、フランジ面24.25に接着さ
れておシ、内側部分33において端縁部26に接着され
ており、そのため弾性材30をしっかりと固定する。可
撓性ダイヤフラム部分34がリップ本体部35まで連が
り、該本体部35は好ましくはその半径方向外側でばね
を受入れるリセス36を有し、かつ半径方向内側におい
て、肩38と長い切頭円錐形の壁39とを備えた切頭円
錐形リセス37とを有する。
ポリテトラフルオロエチレン製の環状体40は、その端
縁部41と半径方向外面42とによってリセス37の肩
部38と壁39とに接着されている。ワッシャの半径方
向内面43がシールリップ構造体の空気と接する側を提
供し、このs91Jテトラフルオロエチレン製め面は動
流体力学的作用を提供する一連のフルー・ト44を有す
ることが好ましい。これらのフルート44は三重ねじか
ら構成することが好ましいが、−重、二重、あるいはそ
の他何らかの形態の多重ねじとしてもよい。シャフトと
の接触はリップ縁部45によってなされる。
また、トリミング中に本体部35には、シールリップの
縁部45から本体部35の半径方向端壁47まで延びる
、半径方向外方に延びる切頭円錐形面46が設けられる
。仕上りシールにおいては、ばね受入れリセスがある場
合には該リセス36にガータばね48が入っていること
は勿論である。
ケースの半径方向フランジ22の、リップ本体部35か
ら反対の側には、テトラフルオロエチレン製ウェファ即
ちワッシャ50が弾性材に接着され、半径方向に延びて
いる。希望に応じて、該ウェファは角度をつけて軸線方
向外方に延びるような形にしてもよいが、通常は単純な
半径方向ウェファである。このウェファ50は一面の5
1の一部分で、又半径方向外側端縁52で比較的非可撓
性の弾性本体部33に接着されている。また、このウェ
ファ50は弾性材の介在しない半径方向面53と縁部5
5.56を備えた内周部分54とを有する。ウェファ5
0が外方に撓むと(第3図)、縁部55がシャフトと係
合する。ウェファ50が内方に撓む場合(第4図)、縁
部56がシャフトと係合する。
ホリテトラフルオロエチレン製ウェファ50の弾性によ
り、かつまだ可撓性部分34の弾性により、潤滑剤を保
持するリップ45と防塵リップ50とは全く独立して作
用することができる。
第3図と第4図とは、完成し、かつ2種類の取付状態で
取付けられたシール20を示す。
第3図と第4図とにおいては、シール20には内側ケー
ス部材60が設けられておシ、該部材は円筒形部分61
がケース部材21の内面28に対して外面62を載置さ
せ、自由端63を半を呈方向フランジ22に係合させて
いる。また、ダース部材60は段部66によ多接続され
た半径方向外側部分64と半径方向の内側部分65とを
備えた段付き半径方向のフランジを有する。外側のケー
ス部材21の自由端29は折曲げられ半径方向外方のフ
ランジ部分64と係合し、2個のケ、−ス部材21と6
0とを相互にしつかシとクランプする。
外側のケース部材21の外面23はハウジング71の孔
の壁70と係合する。ある程度平坦となったリップの縁
部45は回転するシャフト72と係合する。第3図およ
び第4図の双方においてシールの油と接する側は右側で
、空気と接する側は左側である。
第3図において、シール2oは左側から右側へ取付けら
れ、そのため外方に撓んだ防塵リップ5oの縁部55が
シャフト72と係合する。第4図においては、シール2
0は右方から左方へ取付けられ、そのため縁部56がシ
ャフト72と係合し、リップ50は内方に撓む。
本発明の修正形態を第14図に示す。ここではシール7
4は全体的にシール20と類似しておシ、そのケースは
76において半径方向フランジ75が軸線方向に曲げら
れ、次いて半径方向部分77を提供し、該部分77に弾
性本体部78が接着されている。該本体部78は基本的
に本体部30と類似であって、2個のポリテトラフルオ
ロエチレン製の環状体40と50とが接着されている。
前記シール74の機能はシール20のそれと基本的に類
似であるが、度々遭遇する興味ある状況にも対処する。
シールの製作において、シールは、工場内あるいは取付
場所のいずれか、あるいは双方においてコンベヤベルト
により運ばれることが多い。ワッシャ50のリップ部分
がコンベヤベルト上に載置されたとすれば、汚れたシ傷
つくことがありうる。
シール74を軸線方向内方に設定することはこの事態を
阻止する。
同じ問題に対する別の解決法を第15図に示す。
こ\では、シール90はシール20におけると同様にフ
ランジ22と共につくられるが、はとんどの点で本体部
30と同様の本体部91は、ワッシャ94(ワッシャ5
0と同様)を接着する角度方向の面93を備えた保護部
分92を有する。ワッシャ94の環状部分95は面93
に連がり、例えばコンベヤベルトの平面から軸線方向に
離れて半径方向部分95が確実に位置するよう約10度
分傾斜して延びる。
シール26をつくる方法を第5図から第11図までに示
す。型100 (第8図参照)はベース型部材101、
中間型部材102および上側型部材103とを含み、全
て従来の圧縮成形プレス(図示せず)に取付けられる。
ベース型部材101は、例えば頭105を有する型ピン
104によりロツクされる。型100の若干通常でない
特徴はポリテトラフルオロエチレン製ワッシャ50を位
置させることができるように中間型部材102が取外し
可能であることである。前記ワッシャ50がベース型部
材101上に位置すると、中間型部材102が適所に置
かれ、第13図と= 1.3 A図とに示すようにベー
ス型部材101にロックされる。このロックは対角方向
に対向する一対のeン106によって行うことができ、
該ピンの各々はベース部材101を貫通する一対の対角
方向に対向する開口107の一方を通って、中間型部材
102のリセス108へ延びている。リセス108は第
13A図に示すように垂直方向の入口部分108Aと、
上方にカム作用を受ける円周方向のセグメント、即ち円
弧部分109とを有する。圧入により開ロ107内で適
所に永久保持される各ピン106が内周部116を越え
て突出する。型部分102が適所にセットされると、ピ
ン106の突出部分がりセス108の垂直部分108a
と係合するように留意する。
次いで、型部材102がベース部材101に完全に着座
すると、型部材102が回転し、そのためピン106が
そのロック部分10.9で係合する。カム作用により最
終の回転位置を規定し、型部材101が相互にしつかシ
ロツクされるようにする。ロックの解放は型部材102
を逆方向に回転することにより達成され、ピン106が
リセス部分108.aに来ると、型部材102を持上げ
ることができる。型の閉鎖時の圧力により加えられる内
圧はウェファ50を適所に保持するに十分であるのみな
らず、型部材101と102を相互にクランプし、それ
らの間で材料の噴出がないようにするに十分でもある。
第5図に示すように、ベース型部材101は第1の半径
方向の隆起部110を有し、該隆起部は半径方向外方の
円筒形肩部111から連ぐことができる。
この隆起部110は第1Q段112で終シ、該段部は第
2の隆起部1135下がシ、該隆起部113は第3の隆
起部115へ連がる上方に向いた段114で終る第3の
隆起部115は油彩の角部を経て環状の全体的に円筒形
の部分116へ連がり、該円筒形部分は噴出を受入れる
リセス117へと下がり、該リセスから第4の隆起部1
18が半径方向内方に内周縁部119まで延び、ピンの
頭105は第4の隆起部118に当接する。
第6図に示すように、ケース21が、孔と係合する部分
23を円筒形肩部111に当接させ、半径方向のフラン
ジ22を第1の隆起部110に着座させて位置される。
フランジ22は第1の隆起部110の内端を越えて延び
、その上に張出し、かつ第2の隆起部113から隔置さ
れる。環状のポリテトラフルオロエチレン部材50が第
2の隆起部113上で、かつ第2の段部114に対して
挿入される。ベース型部材101は、第3の隆起部11
5がワッシャ50の面51(第2図)と面一となシ、第
2の段114が使用すヘキホリテトラフルオロエチレン
製ワッシャ50ノ厚さに出来るだけ近づくようにワッシ
ャ50に関連した寸法とされる。ワッシャ50の外周5
2(第2図)は第1の段112(第6図)から隔置され
、かつワッシャ50の面51は半径方向フランジ22の
空気と面するスクレーパ24から隔置されている。
2個の部材21と50とが適所にあると、次の過程は中
間型部材102(第6図)を取付け、その目標ロック部
材106により適所にロックすることである。型部材1
02の最下面120は第4の隆起部118と係合し、か
つ概ね垂直の面121はベース型部材101の円筒形部
分116と係合する。型部材102はまた下面122を
有し、核間122は第3の隆起部115と係合し、かつ
段114を越えて半径方向外方に延びポリテトラフルオ
ロエチレン製ワッシャ部材50の面51の半径方向内方
の環状部分に載置し、゛かつ係合し、弾性材の飛沫が核
間51の前記環状部分に付着しないようにする。また、
面122が適所にあると、ポリテトラフルオロエチレン
製部材50は、プレツブ85による型の内圧によりベー
ス型部材101に対してしつかシと保持される。
また中間型部材102はまた、型空洞の全体的に円筒形
の垂直部分123を有し、該部分は切頭円錐形面124
へ連がり、核間は上方の隆起部125まで半径方向内方
ならびに軸線方向上方に延びている。
前記上方隆起部125はテーパ付きの型の壁126まで
半径方向内方に延び、該壁は最上面127まで全体的に
垂直方向に上方に延びている。環状の平坦な内壁128
が面127を面120に接続する。
型を第6図の位置に位置させて、上方隆起部125に第
2のポリテトラフルオロエチレン製ワッシャ80が位置
される。該ワッシャ80は最終的にはシール部材40を
提供するものであシ、その下面81の少なくとも一部に
流体力学的ねじ44を有する。
しかしながら第7図に示すように5上方隆起部125と
切頭円錐形面124には、高温かつ著しい圧力下で行わ
れる成形および硬化作業の間にポリテトラフルオロエチ
レン製シール部材80に鋸歯あるいはねじ状の形44を
付与するため希望する形状のねじ130を設けてもよい
ポリテトラフルオロエチレン製ワッシャ50と80の双
方共その接着予定の面51と52において接着可能面と
接着剤とを与えられる。このように、第1のワッシャ5
0の上面51を酸で食刻し、かつ第2のワッシャ80の
上面82を酸で食刻し、次いでこれらの面の各々に適当
な接着剤を付与することが好ましい。第2のワッシャ8
0はその下面81の内方部分を上方隆起部125に位置
させ、内周部分83をテーパ付きの壁126の底部に当
接させ、半径方向の外方部分84を隆起部125の半径
方向最外部を十分越えて突出させ、切頭円錐形部分12
4を張出すようにして着座する。前記張出し部分84は
切頭円錐形部分124の長さより若干短くすべきである
「プレツブJ (II p rep 1′)(未硬化弾
性材)のリング85が次いで、好ましくは上方隆起部1
25の半径方向外縁部を越えて延びないようにして、ポ
リテトラフルオロエチレン製ワッシャ80の半径方向内
方部分の頂部に位置される。
上方の型部材103(第8図参照)は成形プレスによっ
て最上面135に加えられる圧力により型100を閉鎖
する型であシ、その作用において多くの機能を達成する
。型部材101,102.および103の全ては成形に
適した温度まで加熱され、そのため型を閉鎖することに
より弾性材85が流れるようにする。勿論、ポリテトラ
フルオロエチレン製ワッシャ50と80とはこの温度で
は流動しない。
現在主として使用される弾性材は、内燃機関の前後のラ
ンクシャフトに応用するに特に適したシリコン合成材で
ある。オイルシール用として知られているその他多くの
種類の合成材料を含むその他の弾性材も、特定の用途あ
るいは所期の使用目的に応じて適している。
上側型部材103は中間型部材102の最上面127と
係合する面136と、型部材103と成形ピン138と
の間のばね137とを有し、該ばね型100を極めて緊
密に閉鎖する。上側の型部材103は中間型部材102
のテーパ付きの壁126と係合するテーパ部分140を
有し、かつまた半径方向フランジ22の面24に下シて
来て、当接する半径方向外方に位置の環状面141を有
する。面141は早く着座し、実際にはフランジ22に
催かに入シ込み、そのため型100を閉鎖して弾性材8
5が型から流出できないようにする。
上側の型部材103は型空洞のほとんどを提供する形状
とされている。全体的に半径方向に延びる部分142が
中間型部材102の上方隆起部]25を張出し、半径方
向に、全くの半径方向でなくとも概ね半径方向に面14
3まで延びる。前記面143は型の形状部分144まで
連が95該部分144はばね受入れ溝36を含むリップ
本体部35の外面を提供する。
前記部分144はまた、ダイヤフラム34の外側を形成
し、かつ半径方向部分145″!、で連かり、該部分は
ケースと係合する面141に至る肩部146まで延びる
。前記部分145とケースフランジ22との間にはフラ
ンジ22の面25に接着されるべき′弾性材の相対的に
非弾性部分を形成する型空洞部分であり、該部分は事前
に適度に準備し、接着剤を付与ずみである。
図から判るように、型100を閉鎖することによって弾
性材85が逃げないようにし、かつ型部材1’01,1
02および103の形状によって型空洞を提供する。弾
性材85はケースの半径方向フランジ220両側24 
、25ならびに内周部26に、また下方、即ち第1°の
ポリテトラフルオロエチレン製ワッシャ50の外周なら
びにその上面51の大部分に対して接着するまで流動す
る。
弾性材85に対する型100の作用はそれを流動させる
のみならず、上方、即ち第2のポリテトラフルオロエチ
レンワッシャ80を変形させて、中間型部材101の切
頭円錐形面124に対して押圧し、面41と42を弾性
材に接着する。
硬化完了後、上側型部分103は、型103が溝36と
係合するためリップ本体部35を保持するので、通常第
9図に示すようにシール10を担持したまま持上げられ
る。その結果成形された部材は次いで」二側の型部材1
03から外される。次いで、典型的には回転する旋盤の
ナイフ構造体により第1図に示す形状にトリミングされ
、シール本体部35は指示した角度で切断される。
ばね用の溝36が浅いため型部材103が上方運動して
も中間部材102からシールを剥離しない場合、第10
図と第11図とに示すものに似た型構造体を用いること
ができる。こ\では型部材103の代シにベース型部材
150の修正形態を使用している。ベース型部材150
は、外側肩部111を提供する部分が無いことおよびよ
り狭い第1の隆起部151を有する以外は型部材103
と同様である。代シに、隆起部151の外縁部において
円筒形面152が設けられている。ケース21は隆起部
151に載置し、該隆起部を越え、かつ面]52を越え
て外方に延びている。
環状のエジェクタ部材153がベース型部材150の面
152を囲む。エジェクタ部分154は前記面の上に載
置され、内周部156を備えた内方部分155を有し、
該内周部は面152から半径方向外方に隔置されている
がケース21の円筒形部分23から半径方向内方にある
。エジェクタ部材154の頂部には押下げ部材157が
ある。
型が閉鎖されると、エジェクタ組立体153゜154.
157全体は隆起部151の下方に位置する(第10図
)。型が開放されると(第11図)、上側の型部材10
3はシールを担持することはできず、その場合エジェク
タ153は従来の手段(図示せず)による空気圧によっ
て上方に運動し、エジェクタ部材154の内方部分15
5が半径方向のフランジ22と係合し、さらに上方に運
動(図示せず)することによってシールを型部材150
と102とから剥離する。
第10図から第12図までに最もよく示されているよう
に、型100はまた、剥離機構を含めてもよい。
圧力プレート160には、下方の頭162を有する垂直
のタイダウンボルト161が固定されている。下方に延
びるはね位置決めボス164を有する剥離プレート16
3がタイダウンボルト161に摺動可能に取付けられて
いる。エジェクタの押下げ部材157には、「接触」板
、即ちボタン168が設けられている。圧力プレート1
65が上側型部材103を下方に押下げるにつれて、ボ
ス164の下端169が接触板168と係合し、ボス1
64と剥離プレートの下方運動が終了し、一方ボルト1
61がさらに下方に摺動する。一旦型100が開放する
と、はね165の力がボス164をエジェクタの押下げ
部材157に対して保持し、そのためシール20の上方
運動によってケース21の端部を剥離プレート163に
尚接させ、第12図に示すように、上側型103からシ
ール20を剥離する。このように5シールは下側の型部
材に留るとすれば、第11図に示すように排出され、上
側の型部材に留るとすれば、第2図に示すように剥離さ
れる。
排出あるいは剥離の後、型部材102はベース型部材1
01に対して回転し、カム作用のリセス109からピン
106のロックを解放し;次いで型部材102を持上げ
ることができる。
本発明が関係する技術分野の専門家には、本発明の精神
と範囲とから逸脱することなく、本発明の構成、広範囲
の実施例および用途において多くの変更が明らかである
。本明細書の開示ならびに説明は単に例示であって、い
ずれの観点からも限定的ではない。例えば、ガータばね
により弾圧される主シールリップのみを図示し、かつ説
明してきたが、ある種の用途に対してはガータばねとそ
の受入れ用リセスとを省略し、かつポリテトラフルオロ
エチレン製環状体40自体がシールリップ部分45をシ
ャフトに対して完全かつ一定係合させるに十分なシャフ
ト保持力を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を実施したシールの端面図、 第2図は第1図の線2−2に沿った拡大断面図、第3図
は第2のケースエレメントと組合せ、シャフトとハウジ
ングとの間で取付け、取付けを左方から行ったシールの
、第2図と同じ尺度の断面図、 第4図は右方から取付けた場合のシールを示す、第3図
と同様の図、 第5図は本発明の原理を実施した方法においてシールを
つくるために使用する環状のベース型部材の約半分の断
側面図、 第6図はケース部材と防塵ワッシャとを適所に位置させ
、中間型部材を適所にロックし、第2のワッシャと未硬
化の弾性材を当該型部材の適所にセットした状態で、型
がまだ開放状態にある第二過程の作業時における型につ
いての第5図と同様の図、 第7図は上方隆起部と切頭円錐形部材とを示す中間型部
材の一部の拡大部分断面図、 第8図は型を降下させ完全閉鎖位置における型について
の第5図と第・6図に同様の図、第9図は硬化後開放さ
れつつある型を示す第8図と同様の図、 第10図は型の修正形態を示す第8図と同様の図、第1
1図は開放されつつある第10図に示す型と、下側型部
材に留まシ、排出直前のシールとを示す第10図と同様
の図、 第12図は上側型に留まシ、剥離されつつあるシールを
示す、第11図と同様の部分図、第13図は、種々の回
転位置で視た、かっは−ス型部材と中間型部材とを相互
にロックする機構の一方を示す、第8図から第11図ま
でと同様の図、第13A図は第13図に示すロック部材
を示す、ベース型部材および中間型部材の縮尺した側面
図、第14図は本発明の原理を実施したシールの修正形
態についての第2図と同様の図および第15図は本発明
の別の修正形態についての第14図と同様の図である。 20・・・シャフトシール  21・・・メタルケース
22・・・半径方向フランジ 23・・・孔係合部分3
0・・・弾性部材 31.32・・・非弾性接着部材3
4・・・ダイヤフラム   35・・リップ本体部36
、37・・・リセス     38・・・肩部40・・
・環状体       44・・・フルート46・・・
切頭円錐形面    48・・・ばね50、80・・・
ワッシャ    74・・・シール78・・・弾性本体
部     90・・・シール91・・・本体u   
     94・・・ワッシャ100・・・型    
    101・・・ベース型部材102・・・中間型
部材    103・・・上側型部材104・・・成形
ピン     150・・・ベース型部材153・・・
エジェクタ    16α・・圧力プレート163・・
・剥離プレート (外4名) 24″′i IG 手  続  補  正  書 昭和62年6月27日 1、事件の表示 昭和61年特許願第74097号 2)発明の名称 二重リップシャ7トシール 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名称 7エデラルーモーギユル・コーポレーション4、
代理人 5、補正の対象 (別紙) 1、本願の発明の名称を「二重リップシャフトシール」
に訂正します。 2)本願の特許請求の範囲を次の通り訂正します。 r[1]’  2個のポリテトラフルオロエチレン製シ
ール部材を成形された弾性本体部に接着した二重リップ
シャフトシールにおいて、 内端を備え、半径方向内方に延びるフランジを有するメ
タルケースと、 前記フランジに接着され、一方の側において、半径方向
内方の側に切頭円錐形の外方にリセスを設けた壁を備え
た造形リップ本体部を提供する弾性部材と、 前記切頭円錐形のリセスを設けた壁に接着し、前記リッ
プの実際のシール部分を提供するポリテトラフルオロエ
チレン製の切頭円錐形リングと、前記半径方向フランジ
の前記リップ本体部とは反対の側で前記弾性部材に一方
の側において接着された半径方向に延びるポリテトラフ
ルオロエチレン製のワッシャと、を組合せて含む二重リ
ップシャフトシール。 (2)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
前記造形リップ本体部がその半径方向外面にガータばね
を受入れるリセスを有し、該リセスにガータばねを受入
れる二重リップシャフトシール。 (3)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
前記ワッシャが前記シールの隣接の軸線方向端部から軸
線方向内方に押込まれている二重リップシャフトシール
。 (4)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
前記切頭円錐形リングにはその半径方向内面に流体力字
的溝が設けられている二重リップシャフトシール。 (5)特許請求の範囲第2項に記載のシールにおいて、
前記溝が多重ねじからなる二重リップシャフトシール。 [6] 2個のポリテトラフルオロエチレン製シール部
材を成形された弾性本体部に接着させた二重リップシャ
フトシールにおいて、 孔と接触する円筒形部分と、内端を備え半径方向内方に
延びるフランジとを有するメタルケースと; 両側および内端で前記フランジの少なくとも内方部分に
接着された相対的に非可撓性の部分を有し、可撓性のダ
イヤフラム部分により前記非可撓性部分に接続された造
形リップ本体部を一方の側で提供し、該リップ本体部は
その半径方向外側でばねを受入れるリセスを有し、その
半径方向内側において前記可視性ダイヤフラム部分に隣
接した肩部から半径方向内方に延びる切頭円錐形リセス
と該切頭円錐形リセスに角度をつけて連かり、前記リッ
プ本体部の外端まで半径方向外方に延びる切頭円錐形部
分とを有する弾性部材と;前記ばねを受入れるリセスに
おけるガータばねと; 前記切頭円錐形リセスに設けられ、前記肩部に対して、
かつ全長にわたって前記切頭円錐形リセスの全長にわた
り接着され、前記リップの実際のシール部材を提供する
ポリテトラフルオロエチレン製の切頭円錐形リングと; 前記半径方向フランジの前記リップ本体部に対して反対
の側において前記の相対的に非可撓性の本体部に一方の
側で接着され、該フランジから半径方向に延びるポリテ
トラフルオロエチレン製のワッシャと;を組合せて含む 二重リップシャフトシール。 (7)特許請求の範囲第6項に記載のシールにおいて、
前記ケースの半径方向内方に延びるフランジがその半径
方向内方部分において軸線方向に折れ、かつ前記の相対
的に非可撓性の本体部分も同様に半径方向に折れ、その
ため前記ワッシャがシールの隣接端から軸線方向に位置
する二重リップシャフトシール。 (8)特許請求の範囲第6項に記載のシールにおいて、
前記の相対的に非可撓性の本体部は、前記ワッシャが接
着される、角度方向に傾斜した軸線方向端壁を有し、そ
のため前記ワッシャの内方の自由端は前記端壁の軸線方
向内方に位置する二重リップシャフトシール。」 3、本願明細書の第1頁第3行の「二重リップシャフト
シール、その製作方法及び型」を「二重リップシャフト
シール」に訂正します。 4、本願明細書第16頁第15行及び第16行の「二重
リップシャフトシール、該シールをつくる方法およびそ
の方法を実施する型とに関する。」を「二重リップシャ
フトシールに関する。」に訂正します。 5、本願明細書第18頁第6行から第8行までの記載を
削除します。 以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕2個のポリテトラフルオロエチレン製シール部材
    を成形された弾性本体部に接着した二重リップシャフト
    シールにおいて、 内端を備え、半径方向内方に延びるフランジを有するメ
    タルケースと、 前記フランジに接着され、一方の側において、半径方向
    内方の側に切頭円錐形の外方にリセスを設けた壁を備え
    た造形リップ本体部を提供する弾性部材と、 前記切頭円錐形のリセスを設けた壁に接着し、前記リッ
    プの実際のシール部分を提供するポリテトラフルオロエ
    チレン製の切頭円錐形リングと、前記半径方向フランジ
    の前記リップ本体部とは反対の側で前記弾性部材に一方
    の側において接着された半径方向に延びるポリテトラフ
    ルオロエチレン製のワッシャと、を組合せて含む 二重リップシャフトシール。 (2)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
    前記造形リップ本体部がその半径方向外面にガータはね
    を受入れるリセスを有し、該リセスにガータはねを受入
    れる二重リップシャフトシール。 (3)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
    前記ワッシャが前記シールの隣接の軸線方向端部から軸
    線方向内方に押込まれている二重リップシャフトシール
    。 (4)特許請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、
    前記切頭円錐形リングにはその半径方向内面に流体力字
    的溝が設けられている二重リップシャフトシール。 (5)特許請求の範囲第2項に記載のシールにおいて、
    前記溝が多重ねじからなる二重リップシャフトシール。 〔6〕2個のポリテトラフルオロエチレン製シール部材
    を成形された弾性本体部に接着させた二重リップシャフ
    トシールにおいて、 孔と接触する円筒形部分と、内端を備え半径方向内方に
    延びるフランジとを有するメタルケースと; 両側および内端で前記フランジの少なくとも内方部分に
    接着された相対的に非可撓性の部分を有し、可撓性のダ
    イヤフラム部分により前記非可撓性部分に接続された造
    形リップ本体部を一方の側で提供し、該リップ本体部は
    その半径方向外側でばねを受入れるリセスを有し、その
    半径方向内側において前記可撓性ダイヤフラム部分に隣
    接した肩部から半径方向内方に延びる切頭円錐形リセス
    と該切頭円錐形リセスに角度をつけて連がり、前記リッ
    プ本体部の外端まで半径方向外方に延びる切頭円錐形部
    分とを有する弾性部材と; 前記ばねを受入れるリセスにおけるガータばねと; 前記切頭円錐形リセスに設けられ、前記肩部に対して、
    かつ全長にわたつて前記切頭円錐形リセスの全長にわた
    り接着され、前記リップの実際のシール部材を提供する
    ポリテトラフルオロエチレン製の切頭円錐形リングと; 前記半径方向フランジの前記リップ本体部に対して反対
    の側において前記の相対的に非可撓性の本体部に一方の
    側で接着され、該フランジから半径方向に延びるポリテ
    トラフルオロエチレン製のワッシャと;を組合わせて含
    む 二重リップシャフトシール。 (7)特許請求の範囲第6項に記載のシールにおいて、
    前記ケースの半径方向内方に延びるフランジがその半径
    方向内方部分において軸線方向に折れ、かつ前記の相対
    的に非可撓性の本体部分も同様に半径方向に折れ、その
    ため前記ワッシャがシールの隣接端から軸線方向に位置
    する二重リップシャフトシール。 (8)特許請求の範囲第6項に記載のシールにおいて、
    前記の相対的に非可撓性の本体部は、前記ワッシャが接
    着される、角度方向に傾斜した軸線方向端壁を有し、そ
    のため前記ワッシャの内方の自由端は前記端壁の軸線方
    向内方に位置する二重リップシャフトシール。 〔9〕2個のポリテトラフルオロエチレン製インサート
    を成形された弾性体によつて支持させ、かつ接着させた
    二重リップシャフトシールをつくる方法において、 半径方向内方部分をベース型部材の第1の環状隆起部を
    越えて、かつ張出すようにして環状メタルケースの半径
    方向フランジを前記第1の隆起部上に着座させ; 第1の平坦なポリテトラフルオロエチレン製のワッシャ
    の上面と面一であつて、かつ前記第1の隆起部より低い
    第3の環状隆起部まで連がる隆起した肩部に前記第1の
    ワッシャの半径方向内方の円形端部を当接させて、前記
    第1の隆起部から半径方向内方に延び、かつ下方に段が
    付けられた前記ベース型部材の第2の隆起部に前記第1
    のワッシャを着座させ; 次いで、前記第3の隆起部の頂部に、かつ該隆起部と係
    合させて、かつ前記第1のワッシャの上面上に張出し、
    かつ係合させて可動の中間型部材上方に延び、かつ全体
    的に垂直方向でテーパの付いた部分で終る上方隆起部ま
    で半径方向内方に延びる傾斜した切頭円錐形部分まで延
    びる部分を提供する中間型部材を着座させ、かつ適所に
    ロックし; 内周部を前記テーパの付いた部分に隣接させ、かつ外方
    部分を前記上方隆起部の外縁部を越えて延ばし、かつ前
    記切頭円錐形部分から張出すようにして前記上方隆起部
    上に第2のポリテトラフルオロエチレン製ワッシャを位
    置させ、 前記上方隆起部に載置された前記第2のワッシャの部分
    の頂部に未硬化弾性材のリングを位置させ、 上側の型部材を、前記ベース型部材と中間型部材とに向
    かつて降下させることにより型を閉鎖し、一方前記全て
    の型部材を成形温度まで加熱することによつて、(1)
    前記未硬化の弾性材が外方かつ下方に流れるよう、かつ
    前記第2のポリテトラフルオロエチレン製ワッシャの張
    出し部分が前記の切頭円錐形部分に対して押圧されるよ
    う前記弾性材を押圧し、一方弾性材を前記第2のワッシ
    ャに接着させ、(2)前記上側型部材の半径方向外方の
    半径方向部分が前記半径方向のフランジと係合すること
    によつて型内に弾性材を包囲するよう押圧し、(3)前
    記上側型部材の造形部分が前記切頭円錐形部分に対向し
    た、半径方向外方のシール本体部の部分を提供するよう
    にさせ、かつ(4)弾性材を半径方向フランジと前記第
    1のワッシャの上面とに対して接着させ; 熱および圧力を加えて前記弾性材を硬化させ、そして 型を開放すること;を含む 二重リップシャフトシールをつくる方法。 (10)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    型から成形された製品を取出した後、製品のシール本体
    部分をトリミングして、前記第2のワッシャの傾斜部分
    を横切つて切頭円錐形縁部とシールリップの頂点を提供
    し、前記縁部もシール本体部の切頭円錐形面を形成する
    ことをさらに含む二重リップシャフトシールをつくる方
    法。 (11)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    前記の型を閉鎖する過程が前記切頭円錐形部分に対向し
    て前記外側シール本体部において、ガータばねを受入れ
    るリセスを形成する二重リップシャフトシールをつくる
    方法。 (12)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    前記の型を開放する過程が成形された製品を担持しなが
    ら前記上側型部材を持上げることを含む二重リップシャ
    フトシールをつくる方法。 (13)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    着座およびロックさせる過程が、ベース型部材の内周部
    分から突出するピンを中間型部材のリセスに係合させる
    ことにより行われ、前記リセスは垂直方向の入口部分と
    円孤状の上方に傾斜したロック部分とを有し、ロッキン
    グは中間型部材を回転させてピンを前記ロック部分に係
    合させることを含む二重リップシャフトシールをつくる
    方法。 (14)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    型を開放する前記過程が成形された製品を適所に残した
    まま前記上側の型部材を持上げることを含み、続いて前
    記メタルケースの外方部分を係合させ上方に運動させる
    ことにより製品が他の型部材から外される二重リップシ
    ャフトシールをつくる方法。 〔15〕2個のポリテトラフルオロエチレン製インサー
    トを成形された弾性材に支持させ、かつ接着させ、一方
    のリップがばねで弾圧されるタイプである二重リップシ
    ャフトシールをつくる方法において、 ベース型部材の第1の環状隆起部に半径方向のフランジ
    を着座させ、かつ第2の環状隆起部まで落込む第1の肩
    部で終る前記第1の隆起部の内端を越えて半径方向内方
    に延びるようにして前記フランジの内方部分の下面を露
    出させて環状メタルケースをベース型部材上に着座させ
    る段階と;第1の平坦なポリテトラフルオロエチレン製
    ワッシャの内方の円形端部を、前記第1の肩部より短か
    く、かつ前記ワッシャの上面と面一の第3の環状隆起部
    まで上方に延びている隆起した第2の肩部と当接させ、
    前記第1のワッシャの外方の円形端部は前記第1の肩部
    から隔置させ、前記第1のワッシャを前記半径方向フラ
    ンジから軸線方向に隔置させて、前記第1のワッシャを
    その下面で前記第2の隆起部に着座させる段階と; 可動の中間型部材の下面を前記第1のワッシャの上面上
    で延在させ、かつ係合させて内側リップ部分から弾性材
    を除去するようにして前記中間型部材の環状半径方向下
    面を前記第3の隆起部の上部において、かつ係合させて
    着座させ、かつ適所にロックさせる段階で前記中間型部
    材はまた、前記下面の内端から上方に延びる垂直の円筒
    形部分と、該垂直の円筒形部分の上端から上方かつ半径
    方向内方に、全体的に垂直のテーパ部分で終る上方隆起
    部まで延びる傾斜した切頭円錐形部分とを提供するもの
    であり、 内周を前記テーパ部分に当接させ、外方部分を前記上方
    隆起部の外縁部を越えて延び前記切頭円錐形部分を張出
    すようにさせて、第2のポリテトラフルオロエチレン製
    ワッシャを前記上方隆起部上に位置させる段階と; 未硬化弾性材のリングを前記上方隆起部に載置した第2
    のワッシャの部分の頂部に位置させる段階と; 上側の型部材を前記ベース型部材と中間型部材とに向か
    つて押しさげ、一方全ての前記型部材を成形温度まで加
    熱することによつて、(1)前記未硬化の弾性材が外方
    から下方に流れるよう押圧し、かつ前記第2のポリテト
    ラフルオロエチレン製ワッシャの張出し部分を前記切頭
    円錐形部分に対して押圧し、一方弾性材を前記第2のワ
    ッシャに接着し、(2)前記上側型部材の半径方向外方
    部分を前記半径方向フランジの外方部分と係合するよう
    押圧することによつて型内で弾性材を保持し、(3)前
    記上側型部材の造形部分が前記切頭円錐形部分に対向し
    て半径方向外方のシール本体部分を提供し、かつそこに
    ガータばね受入れ用リセスを形成し、かつシール本体部
    と半径方向フランジとの間で前記ダイヤフラム部分を提
    供し、(4)前記上側型部材の前記半径方向外方部分か
    ら半径方向内方のリセスであつて弾性材が前記半径方向
    フランジの当該側へ流れ、かつ弾性材をそこへ接着させ
    、また弾性材が前記フランジの反対側まで該フランジの
    内端の周りを流れてそこで接着し、かつ前記第1のワッ
    シャの上面まで、かつ該ワッシャの外端と第1の肩部と
    の間を流れるようにするリセスを形成させる段階と; 前記弾性材に熱と圧力を加えて硬化させ同時に前記ケー
    スならびにワッシャへの接着を完了させる段階と; 上側型を持上げて型を開放する段階と; 型から成形された製品を取出す段階と; 製品のシール本体部分をトリミングして切頭円錐形の縁
    部と、前記第2のワッシャの傾斜部分を横切つてシール
    リップの頂点を提供し、前記縁部はまたシール本体部の
    切頭円錐形面を形成する段階と; 前記ガータばね受入れリセスにガータばねを挿入する段
    階と;を含む二重リップシャフトシールをつくる方法。 (16)特許請求の範囲第15項に記載の方法において
    、前記メタルケースは円筒形の外周部を有し、該ケース
    を着座させる過程が該外周部を前記ベース型部材の円筒
    形部分に対して着座させることを含み、前記上側型部材
    を持上げることによつて成形された製品を前記ベース型
    部材ならびに中間型部材から解放させる二重リップシャ
    フトシールをつくる方法。 (17)特許請求の範囲第15項に記載の方法において
    、前記メタルケースが円筒形の外周部分を有し、前記ケ
    ースと外周部分とを着座させる過程によつて円筒形の外
    周部分が前記ベース型部材の外面から張出すようにし、
    前記型から成形された製品を取出す過程が、前記上側型
    部材を持上げた後前記外周部分を上方に持上げ製品を前
    記ベース型部材および中間型部材から剥離させることを
    含む二重リップシャフトシールをつくる方法。 〔18〕2個のポリテトラフルオロエチレン製インサー
    トを成形された弾性材によつて支持させ、かつ接着させ
    た二重リップシャフトシールをつくる型において、 環状メタルシャフトシールケースの半径方向内方部分を
    第1の環状隆起部の内端を越えて延び、かつ張出すよう
    にさせて前記ケースの半径方向フランジをその中に着座
    させる前記第1の環状隆起部分を有するベース型部材で
    あつて、 前記第1の隆起部分から半径方向に延び、かつ下方に段
    がつけられ、前記第1のワッシャの内方円形端と当接す
    る高くされた肩部まで連がる第2の隆起部を前記ベース
    型部材に設け、前記肩部は第3の環状隆起部まで延び第
    1の平坦なポリテトラフルオロエチレン製ワッシャを着
    座かつ保持するベース型部材と; 前記第3の隆起部と係合し、前記第1のワッシャの上面
    上を延び、かつ係合する部分を有する可動の中間型部材
    であつて、全体的に垂直のテーパ部分で終る上方隆起部
    まで上方、かつ半径方向内方へ延びる傾斜した切頭円錐
    形部まで延びる部分を提供し、そのため 前記テーパ部分に内周部を隣接させて第2のポリテトラ
    フルオロエチレン製ワッシャが着座でき、一方該ワッシ
    ャの外方部分が前記上方隆起部の外縁部を越えて延び前
    記切頭円錐形部分を張出すことによつて未硬化弾性材の
    リングを前記上方縁部に載置した第2のワッシャの部分
    の頂部に位置させることのできる中間型部材と; 前記未硬化弾性材と係合し、該弾性材を外方かつ下方に
    流れるようにし、前記第2のポリテトラフルオロエチレ
    ン製ワッシャの張出し部分を前記切頭円錐形部分に対し
    て押圧し、一方前記第2のワッシャに弾性材を接着させ
    る面と、前記半径方向フランジの外方部分と係合し型内
    で弾性材を保持する半径方向外方部分と、半径方向外方
    のシール本体部分をその間で形成するよう前記切頭円錐
    形部分に面する空洞部分を提供する造形部分とを有する
    上側型部分と;を含む二重リップシャフトシールをつく
    る型。 (19)特許請求の範囲第18項に記載の型において、
    前記造形部分がまた前記半径方向外方のシール本体部上
    でガータばね受入れ用リセスを形成する二重リップシャ
    フトシールをつくる型。 (20)特許請求の範囲第18項に記載の型において、
    前記ベース型部材は該ベース型部材の内周部を越えて内
    方に突出する、一対の対角方向に対向するロックピンを
    有し、かつ 前記中間型部材が前記ピンと整合可能な一対の対角方向
    に対向するリセスを有し、各リセスは下縁部において前
    記ピンと最初に係合する垂直方向の入口部分と、前記ベ
    ース型部材に対して前記中間型部材を回転することによ
    りロッキングを行うよう円弧状の上方のカム作用する部
    分とを有している二重リップシャフトシールをつくる型
JP61074097A 1986-03-31 1986-03-31 二重リツプシヤフトシ−ル、その製作方法及び型 Pending JPS62233569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7670111B2 (en) 2005-05-25 2010-03-02 Ab Skf Seal
JP2014228019A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 Nok株式会社 密封装置

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US7670111B2 (en) 2005-05-25 2010-03-02 Ab Skf Seal
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