JPS62232830A - 農業機械の電装品保護回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はバッテリーとキースイッチ間に設ける電装品保
護回路に関するものである。

（ロ）従来技術 従来から電装品の保護回路として、キースイッチと各電
装品間にそれぞれの容量に合ったヒユーズが介装され、
該キースイッチとバッテリー間にはヒュージブルリンク
が介装され電装品の保護をしていたのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、前記ヒュージブルリンクは溶断電流が大きいた
めに、作業していない時、つまりキースイッチがＯＦＦ
のとき、例えば配線途中の被覆が剥がれてショートし、
異常電流が流れた場合、溶断までに時間がかかり他の電
装品の被害を大きくしたり、火災等を起こしてしまうの
である。

（ニ）問題を解決するための手段 本発明はこのような問題点を解消するために次の如く構
成したものである。

バッテリー（１）を搭載しマイナス端子を接地した農業
機械において、バッテリー（１）とキースイッチ（３）
間に大容量と小容量のヒユーズ（９１（１０）を並列に
接続し、キースイッチ（３）ＯＮ以外では小容量のヒユ
ーズ（１０）に選択すべく構成したものである。

（ホ）実施例と作用 本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本発明の構成及び作用を説明
すると。

第１図はトラクター全体側面図。第２図はトラフターの
電気回路図。第３図は本発明の保護回路図。第４図は他
の実施例の保護回路図である。

第１図、第２図にて全体の電装構成から説明すると、（
１）がバッテリー、（２）はスクータモーター、（３）
はキースイッチであり、始動時には該キースイッチ（３
）を回動して、まずディーゼルエンジンの予熱室をサー
モヒータ（１５）にて予熱し始動を容易にし、−室以上
の温度になるとサーモランプ（１６）が点灯し始動可能
となる。（１７）はサーモコントロールユニ・ントであ
る。そして、スタートイ立置にキーを回動して、スター
タモーター（２）を作動してエンジンが始動される。　
（１９）はセーフティスイッチである。

エンジンの始動によりジェネレータ（２０）に電力が生
じ、レギュレータ（２１）にて電圧調節され、バッテリ
ーＴｌ）を充電したり、他の電装品に電力を供給する。

（２２）はチャージランプである。（２３）はオイルラ
ンプであり、オイルが減少してオイルプレッシャースイ
ッチ（２４）がＯＮすれば点灯し、（２５）はラジェタ
ー水量ランプであり、ラジェター水量センサー（２６）
がＯＮしたときに点灯する。（２７）はバッテリー液が
減少したときに点灯する液量ランプ。（３０）はラジェ
ター水量ランプ（２５）とバッテリー液量ランプ（２７
）をチェックするスイッチ。（３１）は燃料ゲージであ
りツユエルセンサー（３３）からの出力により表示し、
（３２）は水温ゲージであり、温度センサー（３４）か
らの出力により表示する。（３５）はライトスイッチで
あり、切り換えることによりヘッドランプ（３６Ｌ）　
（３６Ｒ）、ダツシュボードランプ（３８）、尾灯（３
９）　（４０）を点灯し、（４１）はフラッシャ−スイ
ッチであり、作動させるとフラッシュリレー　（４２）
によりフランシャランプ（４３Ｌ）　（４３Ｒ）及び、
バイロフトランプ（４４Ｌ）　（４４Ｒ）を点滅させる
。（３７）はワークランプ、（４５）はホーンスイッチ
、（４６）はホーン、（４）はヒユーズボックスである
。

本発明の保護回路（５）はバッテリー（１）とキースイ
ッチ（３）間に配置され、その構成を第３図にて詳述す
ると、保護回路（５）は大容量のヒュージブルリンク（
９）と小容量のヒユーズ（１０）と二つのリレー（６１
（７）とその接点からなり、キースイッチ（３）がＯＦ
Ｆの時にはスタータモーター（２）とキースイッチ（３
）間をヒユーズ（１０）とリレーＢ（７）の接点（７ａ
）にて導通される。

そして、キースイッチ（３）をＯＮにした時には、リレ
ーＡ（６）がＯＮしてその接点（６ａ）　（６ｂ）が閉
じ、よってリレーＢ（７）がＯＮしてその接点（７ａ）
が開くのである。即ち、スタータモーター（２）とキー
スイッチ（３）間はヒュージブルリンク（９）と接点（
６ｂ）にて導通され、ヒユーズ（１０）には流れないの
である。

但し、リレーＢ（７）とヒュージブルリンク（９）間に
抵抗値の高い抵抗（１３）を介在させているので、電流
は接点（６ｂ）側を流れ、リレーＢ（７）を破壊するこ
とはないのである。

（１２）は手動のスイッチであり、長期間に渡り使用し
ないときにはＯＦＦにしておき、自然放電を避けるため
のものである。

また、第４図はキースイッチ（３）をＯＦＦの位置（３
ａ）から更にもう一段ＯＦＦ位１ｊ（３ｂ）を設けて、
該ＯＦＦ位置（３ｂ）に回動したときにはバッテリー（
１）のマイナス端子とアース間に介在させたスイッチ（
１２）をＯＦＦにすべく構成し、バッテリー（１）から
の自然放電や異常短絡時の電装品の破壊を防止している
。

（へ）発明の効果 以上のような構成により本発明は次のような効果が得ら
れるのである。

即ち、キースイッチをＯＦＦにしたときには、小容量の
ヒユーズと接続されるために、万−短絡事故等により異
常電流が流れた場合においても、火災に至る前に瞬時に
遮断され、電装品やその他の部品の保護ができるのであ
る。そして、ヒユーズが切れたときにはキースイッチを
ＯＮしても電流が流れないため始動できず、異常の発生
が分かりその処置も容易となるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はトラクター全体側面図。第２図はトラクターの
電気回路図。第３図は本発明の保護回路図。第４図は他
の実施例の保護回路図である。 ｌ・・・バッテリー ３・・・キースイッチ ９・・・ヒュージブルリンク １０・・・ヒユーズ 出願人　ヤンマーディーゼル株式会社 代理人　弁理士　矢　野　寿一部 第４図 ３ｈ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バッテリー（１）を搭載しマイナス端子を接地した農業
   機械において、バッテリー（１）とキースイッチ（３）
   間に大容量と小容量のヒューズ（９）（１０）を並列に
   接続し、キースイッチ（３）ＯＮ以外では小容量のヒュ
   ーズ（１０）に選択すべく構成したことを特徴とする電
   装品保護回路。