JPS62232465A - 表面処理剤 - Google Patents

表面処理剤

Info

Publication number
JPS62232465A
JPS62232465A JP7638786A JP7638786A JPS62232465A JP S62232465 A JPS62232465 A JP S62232465A JP 7638786 A JP7638786 A JP 7638786A JP 7638786 A JP7638786 A JP 7638786A JP S62232465 A JPS62232465 A JP S62232465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
parts
polytitanoxane
condensate
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7638786A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sato
正之 佐藤
Atsushi Mori
森 厚
Mamoru Aizawa
会沢 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP7638786A priority Critical patent/JPS62232465A/ja
Publication of JPS62232465A publication Critical patent/JPS62232465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面処理剤に関する。さらに詳しくは、固体物
質と高分子物質を複合させる場合、例えば充填剤を高分
子媒質に分散するに際し、該充填剤の表面を改質するこ
とにより分散性を改善し、従って該充填剤と高分子媒質
よりなる複合系の物性を改良する有機チタン系表面処理
剤に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高分子系は寸法安定性および耐熱性等を改善する
必要があり、このために充填剤を用いて複合系として使
用されているが、−面複合することによって加工性の低
下あるいは力学的性質の低下を招来する。
上述の欠点を改良すべく、所謂チタン化合物の使用が提
案されていることは“ポリマーダイジェスト”第34巻
、3月号、第23頁(1982)および同第34巻、5
月号、第40頁(1982)に示す如くである。
また、有機チタン系のカップリング剤としてスルフォネ
ート基やフォスフ1、−ト基を有するチタンカップリン
グ剤が高分子の機械的特性の向上に使用されていること
が特公昭60−25437号公報に記載されている。
即ち、これらのスルフォネート基やフォスフェート基を
有するチタンカップリング剤は、従来のテトラアルキル
チタン酸塩と脂肪族または芳香族カルボン酸を反応させ
ることにより作った所謂アシル型チクンカソブリング剤
に比し、より耐熱性があり、より多くの高分子系と相溶
性があり、高分子媒質として例えばクロロスルフォン化
塩素−3= 化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、スチレンブタジェン
共重合体等の熱可塑性樹脂/充填剤系に対し粘度の減少
、引張強度、可撓性の改善が行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の公知のスルフォネート基やフォスフェート基を有
するチタンカップリング剤は、諸性能の改善が行われて
いるものの、減粘効果、機械的特性等の改善効果が十分
満足するものでな(、なお、使用する高分子媒質の種類
や充填剤の種類によっては分散性、減粘効果、機械的物
性はあまり改善効果がなく、この分野では更に改善が望
まれていた。
本発明は前記公知技術に見られる充填高分子系の分散性
、相溶性、機械的特性の諸問題点を解決するものであり
、充填剤を高分子媒質に分散するに際し、充填剤及び高
分子媒質の種類による不適合が少なく、かつ、分散性、
充填高分子系の物質の改善に極めて優れた有機チタン系
表面処理剤を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前述の現状に鑑み、鋭意検討を重ねた結
果、特定の有機チタン縮合体(ポリチタノキサン)を有
効成分として含有してなることを特徴とする表面処理剤
が所期の目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成
するに至った。
即ち、本発明は、縮合度が2〜10であり、かつ遊離の
置換基の10〜90%がOR,または(0RzO)I/
2 (但し、R1はアルキル基、R2は炭素数2または
3のアルキレン基を示す〕からなる群より選ばれた少な
くとも1種からなる親水性基であり、残部が R3−3−0−、P−0− II           1 0        R,−0 〔但し、R3は炭素数6〜24の置換または非置換炭化
水素基、R4、Rs及びR6は炭素数2〜18の置換ま
たは非置換炭化水素基を示す〕からなる群より選ばれた
少なくとも1種からなる親油性基である有機チタン縮合
体(ポリチタノキサン)を有効成分として含有すること
を特徴とする表面処理剤であり、また、前記親油性基の
一部に11、−c−o−(但し、R7は炭素数1〜24
の炭化水素基を示す〕の親油性基を含むポリチクツキサ
ンを有効成分として含有してなることを特徴とする表面
処理剤である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に係るポリチタノキサン化合物中の遊離の置換基
の10〜90%を占める基は、−0R0または(0R2
0)l/□で表される親水性基である。
ここでいう親水性の基とは、水または充填剤表面の−O
Hまたはアルコール性OH等により容易に分解されて、
下式 %式% の如く、チタンカップリング剤同志の縮合または充填剤
表面の一〇H基との反応を行う基である。
前記R0のアルキル基としては、特に制限はないが、炭
素数1〜6のアルキル基が好ましく、例えばCH3−1
C,H,−1C,I+、−1C山−1CsH+ +−1
CbHr3−などが用いられる。また、R2のアルキレ
ン基は、炭素数2または3のアルキレン基であり、具体
的には −C1lzCIIz−1CI(Z  Cl(C
H3)−及び −CI(2CH2C)+2   ”’Q
ある。R2の炭素数が4を越えると加水分解が起こり難
くなり、充填剤との付着性が低下し所期の目的に反する
遊離の置換基の残部は、 で表される親油性基である。ここでいう親油性基とは、
充填剤表面のCHもしくはアルコール性。
Hまたは水により分解されることがなく、高分子媒質と
親和性、相溶性を有する基である。
ここで、R3は炭素数6〜24の置換または非置換のア
ルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、アル
キルアリールなどの炭化水素基を示す。具体的には C
,I+、、−1CI tH25−1CI2H2,3C1
2z−1C6Fll +−1C6)Is−1p −CF
Is ・C61(4−1C6■*CR、CHzCN−C
6H5−1β−010117−1C6Hs  C(CH
s)z ・C6)1t−1C+zlhs ・Chi5−
1  Cl1Ly ・Cl0FI6−1C1lL 、C
A  C1of+6− 等である。
R8の炭素数が6未満になると高分子媒質(有機マトリ
ックス)との分散性が悪くなり、炭素数が24を越える
と充填高分子系の減粘効果が無くなり、分散性が逆に不
良となり好ましくない。
R4、Rs及びR6は、各々炭素数2〜18のハロゲン
若しくはアルコキシ置換、または非置換のアルキル、シ
クロルキル、アリール、アラルキル、アルキルアリール
などの炭化水素基である。前記置換基のハロゲンとして
はF%  C7!5Brs■であるが、好ましくはCl
である。又、アルコキシ基としては炭素数1〜17のア
ルコキシ基が使用される。具体的には C4,l+、、
−1t  C4119−1iC41(q−1C,H,、
−5lI(Ch)<  CHz−1n−C6HI3 −
、 n  C711+s  −、n−CIIFI+? 
 %  I   CBIll、−1n−C,)l、9−
1n  CIG!121−1H(Cl2)lll−CH
,−1n  C+61133−1C6115C112−
14−Br−C,H,、−CIl−1CC61111−
14−C1:6H,、−12,4,6−CIl、C6)
1.−1t  C3117C6H5C(CT13)2−
1CjICHz   CH2−1F2C1l  CF2
  C1+2−1C7IC1lz   CHCjl! 
  Cl1g−1r3r CI+2−CHBr −Cl
1z−1C+6Hz30CH2GHz−1CI+3CI
l(OCH3)CH2−等である。R6とR6は、前記
の炭化水素基のうちで、同種であっても良いし、異種で
あっても良い。ここで炭素数を2未満にすると充填高分
子系の分散性が悪くなり、炭素数が18を越えると、逆
に減粘効果が無くなり、分散性も逆に不良となり好まし
くない。
又、前記一般式 R7−C〇−で表される有機カルボン
酸基のR7は炭素数1〜24の飽和または不飽和の1価
の炭化水素基であって、具体的には  CI+3−  
、CZ)15−1C3117−1Ca]I q−1c2
■5CJs              C4HvC]
t−■ CaH9CHCHz−1GqH1q−1CIIH23−
1CI7H3S−1C1lH+ 7CH= CHC7+
(+ 4−1Cb 115−1CHaCbH4−1C6
)ISCI+□−等である。
本発明に係る表面処理剤のポリチタノキサン化合物に於
いて、前記親油性置換基は10%未満では高分子媒質と
の相溶性、親和性が不足し、90%を越えると充填剤、
金属等の表面処理効果が不充分となる。親油性基のうち
で、 OR40 ORsOO 親油性基の比率は任意に選ぶことができ、目的、用途に
よって決められる。また、前記親油性基として R−r
−C−0−で表される有機カルボン酸基を含む場合は、
有機カルボン酸基は親油性基総数の50%未満であるこ
とが必要であり、50%以上になると高分子分散体の減
粘効果が低下し、高分子媒質との相溶性、親和性が低下
する。
また、本発明に係る表面処理剤のポリチタノキサン化合
物の縮合度は、1 (即ち、モノマー)では本発明の本
来の目的である表面処理の効果は小さく、10を越える
と表面処理剤分子自身が大きくなり過ぎ、有効に充填剤
表面に付着でき難くなる。
次に、本発明の表面処理剤のポリチタノキサン化合物の
合成方法としては、例えば次の(イ)、(ロ)の方法に
よって行われる。
(イ)アルコキシチタン縮合体と OR,0 00I( 及び  R,O−P     からなる群よりH 選ばれた少なくとも1種の酸類(及び場合によりR,C
00H)とを反応せしめる。
ここで言う、アルコキシチタン縮合体は、例えば一般式
Ti(OY)4〔但し、OYは前記OR+または(OR
zO) 172と同じ意味を表す〕で表されるテトラア
ルコキシチタンと水とを反応せしめた後、副生したアル
コールを留去することにより得られる。
該化合物の市販品の代表的化合物としては、日本曹達株
式会社製のTPTポリマー〔テトライソプロポキシチタ
ンの縮合体、A−5(縮合度5))TBT−ポリマー〔
テトうn−ブトキシチタンの縮合体B−2(縮合度2)
、B−4(縮合度4) 、B−5(縮合度5)〕等があ
る。
アルコキシチタン縮合体と前記スルフォン酸、有機燐酸
または有機カルボン酸の反応は、通常有機溶媒の存在下
または非存在下で20〜50℃の反応温度で3〜10時
間行うことが好ましい。然ざる場合は、表面処理剤とし
て無効のエステルが副生ずるので好ましくない。
(ロ)一般式Ti (OY) < (OYは前記のOR
,または(−0R20)I/□と同じ意味を表す)で表
されるテトラアルコキシチタンとスルフォン酸、有機燐
酸または有機カルボン酸を反応せしめ、その反応中もし
くは反応後に適量の水を加えて縮合を行い、副生ずるア
ルコールを留去する。次いで、有機チタンを有する成分
と非有機チタン成分とを分離する。
反応に用いるテトラアルコキシチタンの代表例としては
、Ti(OCJJ4、Ti [0C1lC1,1(CH
3) :l 4、Ti (OCJ9)4、Ti (OC
ztltO) z 、あるいはT i (OCtl z
C8=CH2)4である。
また、反応に用いるスルフォン酸ばR:l −3031
1(R3は前記と同じ意味を表す)、有機燐酸は1?5
−0 0            0 0H(R4、R
s 、R6は前記と同じ意味を表す)、有機カルボン酸
はR7C0OH(R7は前記と同じ意味を表す)である
。これらは、単独または2種以上の混合系で用いること
もできる。
テトラアルコキシチタンとスルフォン酸、有機燐酸また
は有機カルボン酸との反応は、通常これらの酸/テトラ
アルコキシチタンのモル比が0゜2〜2.0で有機溶媒
の存在下または非存在下にて10〜80℃で30分〜3
時間行われる。また前記有機チタンを有する成分と非有
機チタン成分の分離方法としては、例えば溶剤抽出法が
あり、溶剤としてアセトニトリル、アセトン等が用いら
れる。なお、前記溶剤抽出法により得られる溶剤に不溶
の有機チタンを有する成分および可溶な非有機チタン成
分についてGPC分析した結果、溶剤に不溶な有機チタ
ンを有する成分は、合成例1〜6により示される(イ)
の合成方法によって得られるアルコキシチタン縮合体の
アシレー1−、スルフォネート又はフォスフェートと全
く同位置にシグナルを認められ、従って(ロ)の合成方
法によって得られた合成例7〜8の有機チタンを有する
成分は、アルコキシチタンスルフォネートフォスフェー
ト縮合体であることが確認される。また、溶剤に可溶の
非有機チタン成分は副生エステルである。
本発明のポリチタノキサン系表面処理剤は、広範囲の高
分子媒質と充填剤とに配合し、その混合系の減粘化、分
散性の改良、物理的性質の改良のために用いられる。該
高分子媒質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリアミド、ポリスルフォン、ポリザルファイド
、ポリフェニレンオキシド、キシレン樹脂、ニトロセル
ロース、塩化ゴム、塩素化ポリエチレン、ポリスチレン
、スチレンブタジェン共重合体、ポリアクリロニトリル
等である。
本発明で用いられる充填剤としては、佐藤弘三著;“充
てん高分子の物性”第8頁および9頁、理工出版社(1
978)に示される如く、「高分子材料の単価を低減し
、加工性および物理的性質を改善し、色彩効果を付与す
る等の目的のために高分子材料に添加される比較的不活
性な固体物質」である。なお同書の第9頁にある如く「
塗装工業で称されている顔料および体質顔料を含むもの
であり、これら充填剤として、例えば炭酸カルシウム、
カオリン、クレー、マイカ、クルク、ウオラストナイト
、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、Ml、シリカ、カー
ボンブラック、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミ
ニウム、亜鉛粉末、ガラス繊維、木粉、紙・繊維粉末、
合成および天然繊維が挙げられる。
本発明のポリチタノキサン系表面処理剤は、前記合成法
(イ)および0コ)で記載したアルコキシチタンスルフ
ォネート及び/又はフォスフェート基箱合体単独で用い
られ、また、分離処理ゼずに、有機チタンを有する成分
すなわち、アルコキシチタンスルフォネート及び/又は
フォスフェート系縮合体と非有機チタン成分との混合物
としても用いられる。
なお、本発明の表面処理剤は、他の表面処理剤の一部、
あるいは希釈剤等と本発明の目的を損なわない範囲内で
併用して用いることも可能であり、これらの使用方法は
極めて簡単で、例えば有機媒質に予め加えておいても良
いし、有機媒質に充填剤を混合する際に同時に加えても
良く、また充填剤の表面に予めコーティング処理してお
いても良く、その使用方法は特に限定されるものではな
い。
これらの表面処理剤の使用量は、充填剤100重量部に
対して0.1ないし5重量部、好ましくは012〜1重
量部である。0.1重量部未満ではその効果は小さく、
また5重量部を越えて加えても期待される程の効果の増
加は認められない。
本発明のポリチタノキサン系表面処理剤は、前述の如く
、多種の有機媒質と充填剤との各種混合系に用いること
ができ、従って産業上広範囲に応用され、例えば塗料、
印刷インキ等に対する顔料の分散、注型若しくは成型加
工により成形される樹脂材料への充填剤の分散、繊維複
合材料における繊維とマトリックスである樹脂体間の親
和性あるいは金属面と塗料間の接着等の如く、物体と有
機高分子媒質との複合系等に適用される。
〔作用及び効果〕
本発明の表面処理剤を使用して充填剤を処理した場合、
充填高分子系(塗料、インキ、樹脂等)において、有効
な作用を生ずる理由として、次のことが考えられる。
本発明の表面処理剤はPolymericであり、かつ
、接着力を存するアルコキシ基を有しており、充填剤表
面に付着する力が大きい。
また、本発明の表面処理剤は1分子中に多くの有機スル
フォン酸基および/または有機燐酸基等高分子媒質と親
和性のある基を有しているため、高分子媒質に対して親
和性、相溶性が著しく向上し、充填高分子系の粘度低下
、分散性の向上、並びに機械的特性の改善に効果があり
、その効果は、実施例に示すように、テトラアルコキシ
チタン酸塩と有機スルフォン酸または有機リン酸を反応
させることにより作ったアルコキシチタンスルフォネー
トまたはアルコキシチタンフォスフェートくいずれもモ
ノマー)より顕著に優れており、産業上の利用性は高い
〔実施例〕
以下、本発明を合成例、実施例および参考例により本発
明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に何んら限定されるものではない。なお、例中の「部」
は「重量部」を意味する。
合成例1 攪拌機、温度計および滴下装置を備えた反応フラスコの
中にドデシルベンゼンスルフオン酸2408部、ベンゼ
ン2408部を入れて良く混合し、次いで、予めテトラ
イソプロポキシチタンの縮合体、6量体(日本曹達株式
会社製、TPTポリマーA−6)1194部をベンゼン
1194部に溶解させた溶液2388部を攪拌しながら
徐々に加えて20゛C〜40℃で5時間反応を行った。
次に、20℃〜40℃に保持しながら減圧下で揮発性成
分を除去し、淡黄色透明で粘稠な生成物(T−1)を3
182部得た0このものはGPC分析の結果、イソプロ
ボキシチタンスルフオネ−1・縮合体であった。未反応
のドデシルベンゼンスルフォン酸およびそのイソプロピ
ルエステル化合物の存在は認められなかった。
またこのものは強熱残分(TiO□)法による定量分析
の結果、Ti含量は9.05%であった。
また、このものの粘度は1050ボイズ(25℃)であ
った。
合成例2 合成例1と同様な反応フラスコ中にジブチル燐酸147
0部、ベンゼン1470部を入れて良く混合し、次いで
、予めテトライソプロポキシチタンの縮合体、4量体(
日本曹達株式会社製、TPTポリマー八−へ、)830
部をベンゼン830部に溶解させた溶液1660部を攪
拌しながら徐々に加えて20℃〜40℃で5時間反応を
行った。次に、20°C〜40°Cに保持しながら減圧
下で揮発性成分を除去し、淡黄色透明で粘稠な生成物(
T−2)を1940部得た0このものはGPC分析の結
果、イソプロポキシチタンフォスフェート縮合体であっ
た。未反応のジブチル燐酸およびそのイソプロピルエス
テル化合物の存在は認められなかった。
また、このものは強熱残分(TiO□)法による定量分
析の結果、Ti含量は9.90%であった。
また、このものはモリブデン酸塩法によるPの定量分析
の結果P含量は11.2%であった。
また、このものの粘度は65ボイズ(25℃)であった
合成例3 合成例1と同様な反応フラスコの中にドデシルベンゼン
スルフォン酸1204gとジオクチル燐酸1288部と
ベンゼン2492部を入れて良く混合し、次いで、予め
テトラブトキシチタンの縮合体、6量体(日本曹達株式
会社製、TBTポリマーB−6)1390部をベンゼン
1390部に溶解させた溶液2780部を攪拌しながら
徐々に加えて20℃〜40℃で8時間反応を行った。次
に、20℃〜40℃に保持しながら減圧下で揮発性成分
を除去し、淡黄色透明で粘稠な生成物(T−3)を34
02部得た0このものはGPC分析の結果、ブトキシチ
タンスルフォネート・フォスフェート縮合体であった。
未反応のドデシルベンゼンスルフォン酸およびジオクチ
ルリン酸およびそれらのブチルエステル化合物の存在は
認められなかった。
また、このものは強熱残分(TiO□)法による定量分
析の結果、Ti含量は8.47%であった。
また、このものはモリブデン酸塩法によるPの定量分析
の結果、P含量は3.64%であった。
また、このものの粘度は1220ボイズ(25℃)であ
った。
合成例4 合成例1と同様な反応フラスコの中にP−クロロメチル
ベンゼンスルフオン酸1236部、!ニー 6 +3− 2−エチルヘキサン酸432部とトルエン1688部を
入れて良く溶解し、次いで、予めTPTポリマーA−6
(前出)1194部をトルエン1194部に溶解させた
溶液2388部を攪拌しながら徐々に加えて20℃〜4
0℃で8時間反応を行った。次に、20℃〜40℃に保
持しながら減圧下で揮発性成分を除去した。得られた生
成物(T−4)は淡黄色透明であり、このものをGPC
分析した結果、イソプロポキシチタンスルフォネート・
アシレート縮合体であった。未反応のP−クロロメチル
ベンゼンスルフォン酸と2−エチルヘキサン酸およびそ
れらのイソプロピルエステル化合物の存在は認められな
かった。
また、このものは強熱残分(TiOz)法による定量分
析の結果、Ti含量は12.40%であった。 また、
このものの粘度は1960ポイズ(25°C)であった
合成例5 =24= 攪拌機、温度計および滴下装置を備えた反応フラスコの
中にジ(ブトキシエチル)燐酸1330部、カプリン酸
172部、ベンゼン1502部を入れて良く混合し、次
いで、TPTポリマーA−4(前出)830部をベンゼ
ン830部に溶解させた溶液1660部を攪拌しながら
徐々に加えて20゛C〜40°Cで5時間反応を行った
。次に、20℃〜40℃に保持しながら減圧下で揮発性
成分を除去し、淡黄色透明で粘稠な生成物(T−5)を
1972部得た0このものはGPC分析の結果、イソプ
ロポキシチタンフォスフェート・アシレート縮合体であ
った。
未反応のジ(ブトキシエチル)燐酸とカプリン酸および
それらの酸のイソプロピルエステル化合物の存在は認め
られなかった。
また、このものは強熱残分(TiO2)法による定量分
析の結果、Ti含量は9.74%であった。
また、このものはモリブデン酸塩法によるPの定量分析
の結果、P含量は7.86%であった。
また、このものの粘度は141ボイズ(25℃)であっ
た。
合成例6 攪拌機、温度計および滴下装置を備えた反応フラスコの
中にノニルスルフォン91872部、ベンゼン1872
部を入れて良く混合し、次いで、TBTポリマーB−6
(前出)1390部をベンゼン1390部に溶解させた
溶液2780部を攪拌しながら徐々に加えて20°C〜
40℃で5時間反応を行った。次に、20°C〜40℃
に保持しながら減圧下で揮発性成分を除去し、淡黄色透
明で粘稠な生成物(T−6”lを2722部得た。この
ものはGPC分析の結果、ブトキシチクンスルフォネー
ト縮合体であった。未反応のノニルスルフォン酸および
ノニルスルフォン酸くブチル〉エステル化合物の存在は
認められなかった。
また、このものは強熱残分(TiO□)法による定量分
析の結果、Ti含量は10.58%であった。 また、
このものの粘度は1089ボイズ(25℃)であった。
合成例7 合成例1と同様な反応フラスコの中にジオクチル燐酸1
610部を入れ、次いで攪拌しながら、テトライソプロ
ポキシチタン1420部を徐々に加えた。反応後は発熱
して液温か42°Cまで上昇した。続いて水を72部を
徐々に加えた。さらに反応温度20℃〜40℃で2時間
反応を継続した後、40″C〜50℃で減圧処理を行っ
てイソプロピルアルコールを除去し1、淡黄色透明の粘
稠生成物(T−7)を2622部得た。得られた粘稠生
成物(T−7)はGPC分析の結果、イソプロポキシチ
タンフォスフェート縮合体であった。
また、このものは強熱残分(TiO7)法による定量分
析の結果、Ti含量は9.15%であった。
また、このものはモリブデン酸塩法によるPの定量分析
の結果、Pの含量は5.91%であった。
また、このものの粘度は900ボイズ(25°C)であ
った。
合成例8 合成例1と同様な反応フラスコの中にビス(2クロロエ
チル)燐酸1140部とドデシルベンゼンスルフオン酸
602部を入れ、次いで、攪拌しながら、テトライソプ
ロポキシチタン1420部を徐々に加えた。反応後は発
熱して液温か45℃まで上昇した。続いて水を72部徐
々に加えた。更に反応温度40℃以下で2時間反応をw
&続した後、40℃〜50℃で減圧処理を行ってイソプ
ロピルアルコールを除去し、淡黄色透明の粘稠生成物(
T−8)を2442部得た。このものはGPC分析の結
果、イソプロポキシチタンスルフォネート・フォスフェ
ート縮合体であった。
また、このものは強熱残分(TiO□)法による定量分
析の結果、Ti含量は9.83%であった。
また、このものはモリブデン酸塩法によるPの28一 定量分析の結果、Pの金星は7.62%であった。
また、このものの粘度は950ボイズ(25℃)であっ
た。
合成例9 合成例1と同様な反応フラスコの中にTPTポリマーA
−6(前出)1194部をトルエン1194部に溶解さ
せた溶液2388部を入れ攪拌下にエチレングリコール
186部を徐々に加えて、20℃〜40℃で4時間反応
を行った。
その後続いて、ノニルスルフオン酸1664部を徐々に
加えて、20℃〜40℃で8時間反応を行った。次に2
0℃〜40℃に保持しながら減圧下で揮発性成分を除去
し、淡黄色透明の粘稠な生成物(T−9)を2204部
得た。このものはGPC分析の結果、エチレングリコー
ルチタンスルフォネート縮合体であった。未反応のエチ
レングリコールおよびノニルスルフォン酸及びノニルス
ルフォン酸のイソプロピルエステルの存在は認められな
かった。
また、このものは強熱残分(Ti(h)法による定量分
析の結果、Ti含量は13.07%であった。 また、
このものの粘度は1350ボイズ(25℃)であった。
尚、前記合成例1〜9の合成配合の一覧表を表−Aに示
す。
ヨコ 舎 ;;8 実施例1 合成例2.3.5および7で得られたポリチタノキサン
(T−2)、(T−3)、(T−5)および(T−7>
を用いて次の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを使用してタルク(白石工業株式会
社製)100部を本発明の各アルコキシチタンフォスフ
ェート化合物を表−1に示した使用量で処理し、次いで
これらの処理物80部とDial−3000(三井日曹
ウレタン株式会社製、ポリエーテルポリオール)100
部を良く混合し、この混合物の25℃における粘度測定
を行った。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンフォスフ
ェート化合物の無配合系、アルコキシチタンフォスフェ
ートである、Ti(OCJq)[:0P(0)(OCe
H+Jz) 3を用いた配合系で同様に試験した。
これらの結果を表−1に示す。
表−1 *1; 充填剤タルク100部に対する固形分換算配合
部数33一 実施例2 合成例工、3および9で得られたポリチタノキサン化合
物(T−1)、(T−3)および(T−9)を用いて次
の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを用いて炭酸カルシウム(白石工業
KK社製ホヮイトン5SB)100部を本発明の各ポリ
チタノキサン化合物の表−2に示した使用量で処理し、
次いでこれらの処理物60部とポリプロピレン(宇部興
産社製、J−605H)40部を185〜190℃”i
?加熱した二本ロールで混練し、冷却後粉砕した。
これらの粉砕物の溶融粘度をメルトインデクサ−により
測定した。また、これら粉砕物を熱プレス(200℃、
500 kg/cut)により7分間で成型し、引張強
さ、破断伸び、アイゾツト衝撃値を測定した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンスルフォ
ネート化合物の無配合系、アルコキシチタンスルフォネ
ートである、Ti (OC3+1?) (O8O□Cb
Ha  ・C+Jzs)*を用いて同様に試験した。
これらの結果を表−2に示す。
−37= 実施例3 合成例3.4および6で得られたポリチタノキサン化合
物(T−3)、(T−4,)及び(T−6)を用いて次
の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを用いて炭酸カルシウム(白石カル
シウム社製ホワイトン5S)40部を前記(T−3>、
(T−4)および(T−6)を表−3に示す使用■で処
理し、次いで前記処理物をpvc樹脂(三菱モンサンド
社製ビニカ37M、重合度800)60部、ジオクチル
フタレート40部に加えて120〜130℃に加熱した
二本ロールで15分間混練した。
これらの混練物の溶融粘度をメルトインデクサ−により
測定した。また、これらの混練物を熱プレス(200℃
、40〜50 kg/c+lI)により5分間で成型し
、引張強さ、伸びおよび硬度を測定した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンスルフォ
ネート化合物の無配合系、参考例2−5と同じアルコキ
シチタンスルフォネートを用いて同様に試験した。
これらの結果を表−3に示す。
−40一 実施例4 合成例2.3.5および7で得られたポリチタノキサン
化合物(T−2)、(T−3)、(T−5)および(T
−7)を用いて次の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを用いてガラス短繊維(チョツプド
ストランド長さ6fl、直径9μ)30部を前記(T−
2)、(T−3)、(T−5)および(T−7)を表−
4に示す使用量で処理し、次いで前記処理物をポリエチ
レンフタレート樹脂(分子量9000)70部に加えて
260℃に加熱した二本ロールで1−5分間混練し、冷
却後粉砕した。
これらの粉砕物の溶融粘度をメルトインデクサ−により
測定した。また、これら粉砕物を熱プレス(260℃、
500 kg/cJ)により5分間で成型し、引張強さ
、曲げ強さ、および伸びを測定した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンフォスフ
ェート化合物の無配合系、参考例1−6と同じアルコキ
シチタンフォスフェートを用いて同様の試験を行った。
これらの結果を表−4に示す。
−43一 実施例5 合成例4.6および8で得られたポリチタノキサン化合
物(T−,1)、(T−6)および(T−8>を用いて
次の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを用いて、シリカ(龍森社製クリス
タライトCMC−1)30部を前記(T−4)、(T−
6)、(T−8)を表−5に示す使用量で処理し、次い
で前記処理物をポリスルフォン樹脂(日産化学会社製P
−1700)1(10部に加えて360℃に加熱した二
本ロールで20分間混練し、冷却後粉砕した。
これらの粉砕物の溶融粘度をキャピラリーレオメータ(
インストロン社製)により測定した。
また、これらの粉砕物を樹脂温度360℃、射出圧20
00 k+r/crJ、金型温度150℃で射出成形を
行って引張強さ、伸び、曲げ強さ、および曲げ弾性率を
測定した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンスルフォ
ネート化合物の無配合系、参考例2−5と同じアルコキ
シチタンスルフォネートを用いて同様の試験を行った。
これらの結果を表−5に示す。
実施例6 合成例1.3および4で得られたポリチタノキサン化合
物(T−1)、(T−3)および(T−4)を用いて次
の試験を行った。
ヘンシェルミキサーを用いて、ウオラストナイト30部
を前記(j−1)、(T−3)および(T−4)を表−
6に示す使用量で処理し、次いで前記処理物をナイロン
6 (重合度600)70部に加え、250℃に加熱し
た二本ロールで20分間混練し、冷却後粉砕した。
これらの粉砕物の溶融粘度をメルトインデクサ−により
測定した。また、これらの粉砕物を樹脂温度240℃、
射出圧1200kg/c艷、金型温度80℃で射出成形
を行って引張強さ、曲げ強さ、および曲げ弾性率を測定
した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンスルフォ
ネート化合物の無配合系、参考例2〜5と同じアルコキ
シチタンスルフォネートを用いて同様の試験を行った。
これらの結果を表−6に示す。
=49一 実施例7 合成例3.5および8で得られたポリチタノキサン化合
物(T−3>、(T−5)および(T−8)を用いて次
の試験を行った。
ヘンシェルミキザーを用いて、タルク(日本タルク製、
シムボン)25部を前記(T−3)、(T−5)および
(T−8)を表−7に示す使用量で処理し、次いで前記
処理物をJ(D P E(三井石油化学社製、ハイゼッ
クス1300J)75部に加え、150℃に加熱した二
本ロールで20分間混練し、冷却後粉砕した。
これらの粉砕物の熔融粘度をメルトインデクサ−により
測定した。また、これらの粉砕物を熱プレス(180℃
、500 kir/ cnT)により5分間で成形して
引張強さ、曲げ強さ、および曲げ弾性率を測定した。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンフォスフ
ェートの無配合系、参考例1〜6と同じアルコキシチタ
ンフォスフェートを用いて同様の試験を行った。
これらの結果を表−7に示す。
=52一 実施例8 合成例2.3.5および8で得られたポリチタノキサン
化合物(T−2)、(T〜3)、(T−5)および(T
−8)を用い、アクリル樹脂溶液(大日本インキ化学工
業KK社製、アクリディックA−166)100部、酸
化チタン50部に表−8に示した使用量を加えて良く混
合して塗料化し、この粘度を測定した。また、鋼板JI
SG−3141にこの塗料を塗布し、120℃×15分
焼き付けて光沢、鉛筆硬度、密着性および屈曲性を調べ
た。
また、参考比較試料として、アルコキシチタンフォスフ
ェートの無配合系、参考例1−6と同じアルコキシチタ
ンフォスフェートを用いて同様の試験を行った。
これらの結果を表−8に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縮合度が2〜10であり、かつ遊離の置換基の10
    〜90%がOR_1及び(−OR_2O−)_1_/_
    2〔但し、R_1はアルキル基、R_2は炭素数2また
    は3のアルキレン基を示す〕からなる群より選ばれた少
    なくとも1種の親水性基であり、残部が ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_3は炭素数6〜24の置換または非置換炭
    化水素基、R_4、R_5及びR_6は各々、炭素数2
    〜18の置換または非置換の炭化水素基〕からなる群よ
    り選ばれた少なくとも1種の親油性基である有機チタン
    縮合体 (ポリチタノキサン)を有効成分として含有することを
    特徴とする表面処理剤。 2、縮合度が2〜10であり、かつ遊離の置換基の10
    〜90%が−OR_1及び(−OR_2O−)_1_/
    _2〔但し、R_1、R_2は前記と同じ意味を表す〕
    からなる群より選ばれた少なくとも1種の親水性基であ
    り、残部が ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_3、R_4、R_5およびR_6は前記と
    同じ意味を表す〕からなる群より選ばれた少なくとも1
    種の基および▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_7は炭素数1〜24の炭化水素基を示す〕
    基からなる親油性基である有機チタン縮合体(ポリチタ
    ノキサン)を有効成分として含有することを特徴とする
    表面処理剤。
JP7638786A 1986-04-02 1986-04-02 表面処理剤 Pending JPS62232465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7638786A JPS62232465A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 表面処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7638786A JPS62232465A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 表面処理剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62232465A true JPS62232465A (ja) 1987-10-12

Family

ID=13603918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7638786A Pending JPS62232465A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 表面処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62232465A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4122062A (en) Alkoxy titanate salts useful as coupling agents
CA1093237A (en) Filled resinous thermosettable liquids containing titanate salts
DE69509088T2 (de) Polyetherphosphat
EP2723779B1 (de) Oberflächenaktive kammcopolymere
EP2576676A1 (de) Verstärkte thermoplastische formmassen auf basis von polyarylenethern
DE4302393A1 (de) Zu Elastomeren vernetzende Organopolysiloxanmassen
DE2448168B2 (de) Härtbare Epoxyharz-Zusammensetznng und Verfahren zu ihrer Herstellung
CA1129587A (en) Saturated cross-linkable composition
DE2943879C2 (ja)
CN1125242A (zh) 含锆化合物的组合物
DE3789735T2 (de) Multifunktionnelle, metallorganische amino-zirkonium-aluminium-komplexe als bindungsverbesserer.
DE69723966T2 (de) Härtbare epoxidharzzusammensetzungen, die in wasser verarbeitbare polyaminhärter enthalten
EP0283009A2 (de) Der Bewitterung ausgesetzte Anstriche
DE69912458T2 (de) Wärmevernetzende zusammensetzung mit carboxylat-polymer, hergestellt durch atomtransfer-radikalpolymerisation
JPS62232465A (ja) 表面処理剤
DE2944082C2 (ja)
DE69621619T2 (de) Funktionalisierte styrol-polymere und -copolymere
DE4022218A1 (de) Organopolysiloxan-polymere und verfahren zu ihrer herstellung
JPS6114189B2 (ja)
EP1283220A1 (de) Gekoppelte und mit elektrophilen Gruppen modifizierte Dien-Polymere
EP0243497B1 (en) Organotitanium compounds and surface-treating agents
JPH06200192A (ja) 電着塗料組成物
JPS62285924A (ja) アルコキシチタン系表面処理剤
JPS6289690A (ja) 有機チタン化合物、および、該化合物を有効成分とする表面処理剤
US4999442A (en) Organo-titanium compounds and surface treating agents