JPS62231683A

JPS62231683A - 自動四輪ゴルフカ−ト

Info

Publication number: JPS62231683A
Application number: JP61073881A
Authority: JP
Inventors: 青井　和男
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1986-03-31
Filing date: 1986-03-31
Publication date: 1987-10-12
Anticipated expiration: 2009-01-19
Also published as: JPH064107B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、ゴルフ場にてキャディー又はプレイヤーが
キャディーバッグを運搬するのに使用するゴルフカート
、特にキャディー又はプレイヤーが立乗りして運転する
自動四輪ゴルフカートに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の自動四輪ゴルフカートとしては、１９８
６年３月４日発行の米国特許第４，５７３゜５４９号明
細書に開示された運ＩＢ可能な自動三輪ゴルフカートが
ある。この自動三輪ゴルフカートは、使用者が立乗りす
る踏み台を車台フレーム後端部にて、後車輪の車軸の下
方に配設して、使用者が踏み台に乗ったとき車体の重心
が可能な限り低くなるようにしたことにより、起伏の多
いゴルフ場にても転倒することな（安定した走行をなし
得るようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記の自動ゴルフカートは三輪であるた
め、車台フレームの前部両側に二個のキャディーバッグ
を載置し得るに過ぎないため、四人でプレーする場合に
は二台のカートを必要とするのみならず、プレイヤーの
要求するクラブをバッグから取出すときカートに乗った
ままでは不安定であり、またカートから降りて左右いず
れか一方のバッグからクラブを取出した後他方のバッグ
からクラブを取出すことは困難で、その都度左右に歩き
まわらなければならないこととなる。さらに、雨降りに
キャディーバッグをビニールカバー等で覆うとき、二個
のバッグが左右に離れて位置しているため、その取付は
取外しが面倒である。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記の問題を解決するとともに上記自動三
輪ゴルフカートの長所を有効に生かした自動四輪ゴルフ
カートを提供しようとするもので、その構成は、操舵可
能な左右一対の前車輪と駆動可能な左右一対の後車輪に
よりその前部と後部を支持した車台フレームと、前記前
車輪と後車輪の中間にて前記車台フレーム上に組付けた
原動機及び同原動機の動力を前記後車輪の車軸に伝達す
る動力伝達装置と、前記車台フレームの後端部にて前記
後車輪の車軸の下方に配設した踏み台とを備えて、前記
踏み台に立乗りした使用者が前記原動機を適時に起動停
止させかつ前記前車輪を操舵して運転するゴルカートで
あって、前記車台フレームを、前記前車輪の車軸を前記
後車輪の車軸より下方に位置して前記前車輪の後方から
前記後車輪の後方に略水平に延在するフレーム本体と、
このフレーム本体の前端中央部から前記両前車輪の中間
を通して前方に延出しかつ前記前車輪の車軸の上方に位
置する前方フレームとにより構成し、前記前方フレーム
の前端部上には複数のキャディーバッグを横方向に一列
に配列して載置するキャリヤを組付け、一方前記フレー
ム本体の後端部に上記の踏み台を設けたことにその特徴
がある。

〔実施例〕

次に図示の実施例によって、この発明を説明すると、第
１図に示した自動四輪ゴルフカートは、第２図及び第３
図に概略的に示した車台フレーム１０の前部と後部を操
舵可能な左右一対の前車輪ＦＷと駆動可能な左右一対の
後車輪ＲＷにより支持して、同車台フレーム１０上の略
中央部に組付けた原動機（図示しない）と同原動機の動
力を後車輪ＲＷの車軸２２に伝達する動力伝達装置（図
示しない）を車体カバー３０により覆蓋して構成されて
いる。

車台フレーム１０は、第３図に示したように、長方形に
一体的に構成したフレームパイプからなるフレーム本体
１１と、同フレーム本体１１の前端中央部に一体的に固
着して両前車輪ＦＷの中間に延在させた前方フレーム１
２とにより構成されている。フレーム本体１１は、第２
図に示したように、前車輪ＦＷの車軸２１と後車輪ＲＷ
の車軸２２の下方に位置して前車輪ＦＷの後方から後車
輪ＲＷの後方に略水平に延在していて、このフレーム本
体１１の後端部上面に使用者が立乗りする踏み台１３が
設けられている。前方フレーム１２は平行な二本のフレ
ームパイプを連結してなり、第２図に示したように、前
車輪ＦＷの車軸２１の上方に位置して前方に突出し、そ
の前端部上にブラケット１４を介して四個のキャディー
バッグ８１〜Ｂ４を横方向に一列に配列して載置するキ
ャリヤ１５が組付けられている。また、前方フレーム１
２はその横幅を狭くして形成され、これにより両前車輪
ＦＷの転舵角が充分に確保されているとともに、前車輪
ＦＷのトレッドが後車輪ＲＷのトレッドより狭くなって
いる。

第２図および第３図に示したように、後車輪ＲＷの車軸
２２の前方に隣接して位置する門形フレームパイプ１６
はその両下端をフレーム本体１１を構成している左右二
本のフレームパイプに固着して立設され、これによりフ
レーム本体１１が補強されている。この門形フレームパ
イプ１６の両肩部にその各下端を固着した左右一対の支
持パイプ１７は斜め上方に前方に向けて延出していて、
これら支持パイプ１７の上端に横方向の支持部材１８が
固着されている。この支持部材１８は、その左右両端を
前方に向は屈曲して形成され、これによりキャリヤ１５
に載置したキャディーバッグＢ１〜Ｂ４の左右両端に位
置するバッグが横に倒れないように保持される。

さらに、前車輪ＦＷの後方に隣接して位置する門形フレ
ームパイプ１９はその両下端を前方フレーム１２を構成
している二本のフレームパイプに固着して立設され、こ
れにより前方フレーム１２が補強されている。しかして
、この門形フレームパイプ１９の中央部には、後方に傾
斜して配設した操舵ハンドル３１のヘッドパイプ３２が
その下方部分にて固着され、かつ同ヘッドパイプ３２の
上端が両支持パイプ１７の上方部分を連結している連結
パイプ１７ａの中央部に固着されている。

なお、ヘッドパイプ３２に回転可能に支持した燥舵軸３
３はその上端に操舵ハンドル３１を連結しその下端にて
公知のリンク機構（図示しない）を介して両前車輪ＦＷ
に連結されている。また、上記の両支持パイプ１７は、
第１図に示したように、車体カバー３０から外方に突出
していて、これら両支持パイプ１７の間に位置する車体
カバー３０の上面にはプレイヤーがその所持物品を収納
する収納かご４０が載置固定されている。

〔発明の効果〕

上記のように構成した自動四輪ゴルフカートは、その使
用時に第２図にて想像線にて示したように、キャリヤ１
５の上に四個のキャディーバッグＢｌ〜Ｂ４を横方向に
一列に配列して載置し、これらバッグ８１〜Ｂ４の上部
を支持部材１８により保持固定する。この場合、この発
明においては前方フレーム１２をフレーム本体１１より
も上方に配置したことにより、各キャディーバング８１
〜Ｂ４に収納したクラブが操舵ハンドル３１の前方上部
に突出して、踏み台１３上に立乗りした使用者がいずれ
のクラブをも容易に出し入れすることができる。また、
使用者が踏み台１３に立った状態にては、キャディーバ
ッグの全ｉ１ｔと使用者の体重が車台フレーム１０の前
後にて拘り合うように作用し、かつ踏み台１３が後車輪
ＲＷの車軸２２より下方に位置するため車体の重心１５
が低くなる。

しかして、プレイヤーの移動にともないゴルフ場を走行
する時には、使用者が車台フレーム１０上に搭載した原
動機を適時に起動停止させ操舵ハンドル３１により前車
輪ＦＷを操舵することにより起伏の多いゴルフ場を安全
に運転することができる。また、雨降りには操舵ハンド
ル３１の前方に位置するキャディーバッグ８１〜Ｂ４の
全てをまとめてビニールカバー等により簡単に覆うこと
ができクラブの出し入れを容易に行うことができる。

さらに、ここに示した実施例においては、前車１ＦＷ（
７）トレッドが後車輪ＲＷのトレッドよす狭くしである
ため、前後車輪ＦＷ、ＲＷに幅広な面圧の低いタイヤを
使用しても前車輪ＦＷの移動軌跡が後車輪ＲＷの移動軌
跡と重なることがな（、フェヤーウェイの芝を傷めるこ
とな（使用することができる。また、上記実施例におい
ては、両支持パイプ１７と操舵ハンドル３１のヘッドパ
イプ３２を連結したことにより車体の強度を補強し得る
とともに簡単な構造によって操舵機構を構成し得る利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の自動四輪ゴルフカートの側面図、第
２図は同ゴルフカートの車台フレームを概略的に示した
側面図、第３図は同車台フレームの上面図である。符号の説明ＩＯ・・・車台フレーム、１１・・・フレーム本体、１
２・・・前方フレーム、１３・・・踏み台、１５・・・
キャリヤ、２１・・・前車輪の車軸、２２・・・後車輪
の車軸、３１・・・操舵ハンドル、ＦＷ・・・前車輪、
ＲＷ・・・後車輪、８１〜Ｂ４・・・キャディーバッグ
。出願人　　ヤマハ発動機株式会社代理人　　弁理士　長　谷　照　− （外１名）手続補正書（自発）昭和６１年５月２１日昭和６１年　　特　　許　　願　　第７３８８１　　号
昭和　　　年　　　　　　　　　　　第　　　　　　　
号２、発明の名称自動四輪ゴルフカート３、補正をする者事件との関係　　特　許　出　願　人住　　所名　称　　（ＡＯ７）ヤマハ発動機株式会社４、代理人〒４５０住　　所　　　　名古屋市中村区名駅四丁目８番１２号
菱信ビルヂング昭和　　　年　　　月　　　日（発送日　　昭和　　　年　　　月　　　日）６、補正
の対象委任状、明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な
説明」の各欄及び図面。７、補正の内容（１）本願の委任状を別紙のとおり補充する。（２）本願の「特許請求の範囲」を別紙のとおり補正す
る。（３）明細書中第４頁第１１行にて「・・・前記前車輪の車軸を前記後車輪の・・・」とあ
るを「・・・前記前車輪の車軸と前記後車輪の・・・」と補
正する。（４）第１図を別紙のとおり補正する。８、添付書類の目録（１）委任状　　　　　　　　　　　　　・・・１通（
２、特許請求の範囲を記載した書面　　・・・１通（３
）補正図面（第１図）　　　　　　　　・・・１通〔特
許請求の範囲〕操舵可能な左右一対の前車輪と駆動可能な左右一対の後
車輪によりその前部と後部を支持した車台フレームと、
前記前車輪と後車輪の中間にて前記車台フレーム上に組
付けた原動機及び同原動機の動力を前記後車輪の車軸に
伝達する動力伝達装置と、前記車台フレームの後端部に
て前記後車輪の車軸の下方に配設した踏み台とを備えて
、前記踏み台に立乗りした使用者が前記原動機を適時に
起動停止させか２肛記前車輪を操舵して運転する四輪ゴ
ルフカートであって、前記車台フレームを、前記前車輪
の車軸と前記後車輪の車軸より下方に位置して前記前車
輪の後方から前記後車輪の後方に略水平に延在するフレ
ーム本体と、このフレーム本体の前端中央部から前記両
前車輪の中間を通して前方に延出しかつ前記前車輪の車
軸の上方に位置する前方フレームとにより構成し、前記
前方フレームの前端部上には複数のキャディーバッグを
横方向に一列に配列して載置するキャリヤを組付け、一
方前記フレーム本体の後端部には上記の踏み台を設けて
なる自動四輪ゴルフカート。

Claims

【特許請求の範囲】

操舵可能な左右一対の前車輪と駆動可能な左右一対の後
車輪によりその前部と後部を支持した車台フレームと、
前記前車輪と後車輪の中間にて前記車台フレーム上に組
付けた原動機及び同原動機の動力を前記後車輪の車軸に
伝達する動力伝達装置と、前記車台フレームの後端部に
て前記後車輪の車軸の下方に配設した踏み台とを備えて
、前記踏み台に立乗りした使用者が前記原動機を適時に
起動停止させかつ、前記前車輪を操舵して運転する四輪
ゴルフカートであって、前記車台フレームを、前記前車
輪の車軸と前記後車輪の車軸より下方に位置して前記前
車輪の後方から前記後車輪の後方に略水平に延在するフ
レーム本体と、このフレーム本体の前端中央部から前記
両前車輪の中間を通して前方に延出しかつ前記前車輪の
車軸の上方に位置する前方フレームとにより構成し、前
記前方フレームの前端部上には複数のキャディーバッグ
を横方向に一列に配列して載置するキャリヤを組付け、
一方前記フレーム本体の後端部には上記の踏み台を設け
てなる自動四輪ゴルフカート。