JPH064107B2 - 自動四輪ゴルフカ−ト - Google Patents

自動四輪ゴルフカ−ト

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JPH064107B2
JPH064107B2 JP61073881A JP7388186A JPH064107B2 JP H064107 B2 JPH064107 B2 JP H064107B2 JP 61073881 A JP61073881 A JP 61073881A JP 7388186 A JP7388186 A JP 7388186A JP H064107 B2 JPH064107 B2 JP H064107B2
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JP
Japan
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frame
chassis frame
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wheel
front wheels
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和男 青井
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ゴルフ場にてキャディーまたはプレイヤー
がキャディーバッグを運搬するのに使用するゴルフカー
ト、特にキャディーまたはプレイヤーが立乗りして運転
する自動四輪ゴルフカートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の自動四輪ゴルフカートとしては、198
6年3月4日発行の米国特許第4,573,549号明
細書に開示された運搬可能な自動三輪ゴルフカートがあ
る。この自動三輪ゴルフカートは、使用者が立乗りする
踏み台を車台フレーム後端部であって、後車輪の車軸の
下方に配置することにより、使用者が踏み台に乗ったと
き車体の重心が可能な限り低くなって起伏の多いゴルフ
場でも転倒することなく安定した走行をなし得、また踏
み台からの昇降を容易になし得るょうになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の自動ゴルフカートは三輪であるた
め、車台フレームの前部両側に二個のキャディーバッグ
を載置し得るに過ぎないため、四人でプレーする場合に
は二台のカートを必要とするのみならず、プレイヤーの
要求するクラブをバッグから取出すときカートに乗った
ままでは不安定であり、またカートから降りて左右いず
れか一方のバッグからクラブを取出した後他方のバッグ
からクラブを取出すことは困難で、その都度左右に歩き
まわらなければならないことになる。さらに、雨降りに
キャディーバッグをビニールカバー等を覆うとき、二個
のバッグが左右に離れて位置しているため、その取付け
取外しが面倒である。またキャディーバッグの下部を支
持する支持アームを車台フレームの側部に折畳み可能に
設けたので、車体構造が複雑になると共に支持強度が必
ずしも充分でない。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題を解決するとともに上記自動三
輪ゴルフカートの長所を有効に生かした自動四輪ゴルフ
カートを提供しようとするもので、その構成は、操舵可
能な左右一対の前車輪と駆動可能な左右一対の後車輪に
よりその前部と後部を支持した車台フレームと、前記前
車輪と後車輪の中間にて前記車台フレーム上に組付けた
原動機及び同原動機の動力を前記後車輪に伝達する動力
伝達装置と、前記車台フレームの後端部であって前記後
車輪の車軸より低位置となるように配設した踏み台とを
備えて、前記踏み台に立乗りした使用者が前記原動機を
適時起動停止させかつ前記前車輪を操舵して運転する四
輪ゴルフカートであって、前記車台フレームはその前部
を前記両前車輪の中間を通してそれより前方に延出しか
つ同前車輪の車軸の上方に位置させると共に前記車台フ
レームの前後方向の中間部には上方に立ち上がる上部フ
レームを固定し、前記前車輪を操舵するための操舵ハン
ドルを前記上部フレームにより支持し、前記車台フレー
ムの前端部上に取付けたキャリヤ及び前記上部フレーム
の上部に取付けた支持部材により複数のキャディーバッ
グの下端部及び上部をそれぞれ支承して同複数のキャデ
ィーバッグをその上部が前記操舵ハンドル側へ近付くよ
うに後方へ傾斜して横方向一列に支持するようにしたこ
とにその特徴がある。
〔実施例〕
次に図示の実施例によって、この発明を説明すると、第
1図に示した自動四輪ゴルフカートは、第2図及び第3
図に概略的に示した車台フレーム10の前部と後部を操
舵可能な左右一対の前車輪FWと駆動可能な左右一対の
後車輪RWにより支持して、同車台フレーム10上の略
中央部に組付けた原動機(図示しない)と同原動機の動
力を後車輪RWの車軸22に伝達する動力伝達装置(図
示しない)を車体カバー30により覆蓋して構成されて
いる。
車台フレーム10は、第3図に示したように、長方形に
一体的に構成したフレームパイプからなるフレーム本体
11と、同フレーム本体11の前端中央部に一体的に固
着して両前車輪FWの中間に延在させた前方フレーム1
2とにより構成されている。フレーム本体11は、第2
図に示したように、前車輪FWの車軸21と後車輪RW
の車軸22の下方に位置して前車輪FWの後方から後車
輪RWの後方に略水平に延在していて、このフレーム本
体11の後端部上面に使用者が立乗りする踏み台13が
設けられている。前方フレーム12は平行な二本のフレ
ームパイプを連結してなり、第2図に示したように、前
車輪FWの車軸21の上方に位置して前方に突出し、そ
の前端部上に、第2図に想像線で示すように、横方向一
列に配置した四個のキャディーバッグB1〜B4の下端
部を支承する横長のキャリヤ15が組付けられている。
また、前方フレーム12はその横幅を狭くして形成さ
れ、これにより両前車輪FWの転舵角が充分に確保され
ているとともに、前車輪FWのトレッドが後車輪RWの
トレッドより狭くなっている。
第2図および第3図に示したように、後車輪RWの車軸
22の前方に隣接して位置する門形フレームパイプ16
はその両下端をフレーム本体11を構成している左右二
本のフレームパイプに固着して立設され、これによりフ
レーム本体11が補強されている。また前車輪FWの後
方に隣接して位置する門形フレームパイプ19はその両
下端を前方フレーム12を構成している2本のフレーム
パイプに固着して立設され、これにより前方フレーム1
2が補強されている。後部の門形フレームパイプ16の
両肩部にその各下端を固着した左右一対の支持パイプ1
7は斜め前上方に向けて延出している。一方、前部の門
形フレームパイプ19の中央部には、後上方に傾斜して
配置した操舵ハンドル31のヘッドパイプ32がその下
方部分にて固着され、かつ同ヘッドパイプ32の上端は
両支持パイプ17の上方部分を連結している連結パイプ
17aの中央部に固着されている。これらの各部材1
6,17,17a,19及び32により、車台フレーム
10の中間部には上方に立ち上がる上部フレームが構成
される。
両前車輪FWの間から後上方に延出してヘッドパイプ3
2に回転可能に支持された操舵軸33は、その上端に操
舵ハンドル31を取り付け、その下端にて公知のリンク
機構(図示しない)を介して両前車輪FWに連結されて
いる。
上部フレームの支持パイプ17の前上端には横方向に延
びる支持部材18が固着され、キャリヤ15により下端
部が支承された四個のキャディーバッグB1〜B4は、
操舵軸33とほゞ平行に傾斜して横方向一列に配列され
るように上部が支持部材18により支承される。支持部
材18の左右両端は前方に向け屈曲して形成され、これ
により左右両端に位置するキャディーバッグは横に倒れ
ないように保持される。
なお、上記の支持パイプ17は、第1図に示したよう
に、車体カバー30から外方に突出していて、これら両
支持パイプ17の間に位置する車体カバー30の上面に
はプレイヤーがその所持物品を収納する収納かご40が
載置固定されている。
〔発明の効果〕
上記のように構成した自動四輪ゴルフカートは、その使
用時にキャリヤ15の上に複数個のキャディーバッグB
1〜B4を横方向一列に配列して載置し、これらキャデ
ィーバッグB1〜B4の上部を支持部材18により保持
する。この場合、この発明においては複数のキャディー
バッグB1〜B4を操舵軸33とほゞ平行に傾斜して配
置すると共に、キャリヤ15を設ける車台フレーム10
の前端部を前車輪の車軸21よりも上方に位置させたの
で、各キャディーバッグB1〜B4に収納したクラブの
上端位置を、その向き及び高さのいずれにおいても、後
車輪の車軸22よりも低位置の踏み台13上に立乗りし
た使用者が取り出すのに最適な関係とすることができ、
これによりいずれのクラブをも容易に出し入れすること
が可能となる。またキャディーバッグB1〜B4を支承
するキャリヤ15を車台フレーム10の前端部上に取付
けたので、車体構造が簡単になると共に支持強度が増大
する。また、使用者が踏み台13に立った状態にては、
キャディーバッグの前重量と使用者の体重が車台フレー
ム10の前後にて釣り合うように作用し、かつ踏み台1
3が後車輪RWの車軸22より下方に位置するため車体
の重心が低くなる。
しかして、プレイヤーの移動にともないゴルフ場を走行
する時には、使用者が車台フレーム10上に搭載した原
動機を適時に起動停止させ操舵ハンドル31により前車
輪FWを操舵することにより起伏の多いゴルフ場を安全
に運転することができる。また、雨降りには操舵ハンド
ル31の前方に位置するキャディーバッグB1〜B4の
全てをまとめてビニールカバー等により簡単に覆うこと
ができクラブの出し入れを容易に行うことができる。
さらに、ここに示した実施例においては、前車輪FWの
トレッドが後車輪RWのトレッドより狭くしてあるた
め、前後車輪FW,RWに幅広な面圧の低いタイヤを使
用しても前車輪FWの移動軌跡が後車輪RWの移動軌跡
と重なることがなく、フェヤーウェイの芝を痛めること
なく使用することができる。また、上記実施例において
は、両支持パイプ17と操舵ハンドル31のヘッドパイ
プ32を連結したことにより車体の強度を補強し得ると
ともに簡単な構造によって操舵機構を構成しえる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動四輪ゴルフカートの側面図、第
2図は同ゴルフカートの車台フレームを概略的に示した
側面図、第3図は同車台フレームの上面図である。 符号の説明 10…車台フレーム、13…踏み台、15…キャリヤ、
16,17,17a,19,32…上部フレーム、18
…支持部材、21…前車輪の車軸、22…後車輪の車
軸、31…操舵ハンドル、33…操舵軸、FW…前車
輪、RW…後車輪、B1〜B4…キャディーバッグ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵可能な左右一対の前車輪と駆動可能な
    左右一対の後車輪によりその前部と後部を支持した車台
    フレームと、前記前車輪と後車輪の中間にて前記車台フ
    レーム上に組付けた原動機及び同原動機の動力を前記後
    車輪に伝達する動力伝達装置と、前記車台フレームの後
    端部であって前記後車輪の車軸より低位置となるように
    配設した踏み台とを備えて、前記踏み台に立乗りした使
    用者が前記原動機を適時起動停止させかつ前記前車輪を
    操舵して運転する四輪ゴルフカートであって、前記車台
    フレームはその前部を前記両前車輪の中間を通してそれ
    より前方に延出しかつ同前車輪の車軸の上方に位置させ
    ると共に前記車台フレームの前後方向の中間部には上方
    に立ち上がる上部フレームを固定し、前記前車輪を操舵
    するための操舵ハンドルを前記上部フレームにより支持
    し、前記車台フレームの前端部上に取付けたキャリヤ及
    び前記上部フレームの上部に取付けた支持部材により複
    数のキャディーバッグの下端部及び上部をそれぞれ支承
    して同複数のキャディーバッグをその上部が前記操舵ハ
    ンドル側へ近付くように後方へ傾斜して横方向一列に支
    持するようにしてなる自動四輪ゴルフカート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155875A (ja) * 1985-12-28 1987-07-10 ヤマハ発動機株式会社 四輪立乗りゴルフカ−ト

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