JPS6223147Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223147Y2 JPS6223147Y2 JP944279U JP944279U JPS6223147Y2 JP S6223147 Y2 JPS6223147 Y2 JP S6223147Y2 JP 944279 U JP944279 U JP 944279U JP 944279 U JP944279 U JP 944279U JP S6223147 Y2 JPS6223147 Y2 JP S6223147Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic body
- gear
- rotor
- pole teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパルス発生装置の改良に関するもので
ある。例えば従来のパルス発生装置には第1図に
示す如く、所定間隔をおいて平行に対向配置され
た第1及び第2の歯車状磁性体2,3を有し、第
1の歯車状磁性体2のすべての磁極歯2aの少な
くとも第2の歯車状磁性体3に対向する一側面が
N極に着磁され、かつ第2の歯車状磁性体3のす
べての磁極歯3aの少なくとも第1の歯車状磁性
体2に対向する一側面がS極に着磁されたロータ
1と、該ロータの向い合う一対の磁極歯2a,3
aの間に固定配置されたウイーガンド効果を有す
る磁性体5と、該磁性体の両端に前記歯車状磁性
体2,3の磁極歯2a,3aが通過しうる間隔を
おいて磁極が配置され、前記磁性体5に前記ロー
タ1による磁界とは逆の磁界を印加せしめる永久
磁石6と、前記磁性体5に磁気結合されたピツク
アツプコイル7とを備えたものが、かかる構造の
パルス発生装置ではロータ1の1回転当りのパル
数を増加させるために歯数を多くした場合、ロー
タの隣り合う歯の間隔が狭くなり、永久磁石6が
ウイーガンド効果を有する磁性体5に直面してい
るときに、該磁性体5とロータ1の磁極歯2a,
3aとの距離が十分とれなくなり(逆磁界の印加
が不十分となる。)、パルスが発生しなくなる欠点
があつた。
ある。例えば従来のパルス発生装置には第1図に
示す如く、所定間隔をおいて平行に対向配置され
た第1及び第2の歯車状磁性体2,3を有し、第
1の歯車状磁性体2のすべての磁極歯2aの少な
くとも第2の歯車状磁性体3に対向する一側面が
N極に着磁され、かつ第2の歯車状磁性体3のす
べての磁極歯3aの少なくとも第1の歯車状磁性
体2に対向する一側面がS極に着磁されたロータ
1と、該ロータの向い合う一対の磁極歯2a,3
aの間に固定配置されたウイーガンド効果を有す
る磁性体5と、該磁性体の両端に前記歯車状磁性
体2,3の磁極歯2a,3aが通過しうる間隔を
おいて磁極が配置され、前記磁性体5に前記ロー
タ1による磁界とは逆の磁界を印加せしめる永久
磁石6と、前記磁性体5に磁気結合されたピツク
アツプコイル7とを備えたものが、かかる構造の
パルス発生装置ではロータ1の1回転当りのパル
数を増加させるために歯数を多くした場合、ロー
タの隣り合う歯の間隔が狭くなり、永久磁石6が
ウイーガンド効果を有する磁性体5に直面してい
るときに、該磁性体5とロータ1の磁極歯2a,
3aとの距離が十分とれなくなり(逆磁界の印加
が不十分となる。)、パルスが発生しなくなる欠点
があつた。
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
のである。
のである。
以下に本考案を第2図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
に基いて詳細に説明する。
1は第1の歯車状磁性体2と、第2の歯車状磁
性体3をスペーサ4によつて平行かつ隔設保持せ
しめているロータであつて、上記第1及び第2の
歯車状磁性体2及び3の周囲には磁極歯2a及び
3aが一定間隔に突設形成されている。またこれ
ら双方の歯状磁性体2及び3には厚さ方向に着磁
されているものである。
性体3をスペーサ4によつて平行かつ隔設保持せ
しめているロータであつて、上記第1及び第2の
歯車状磁性体2及び3の周囲には磁極歯2a及び
3aが一定間隔に突設形成されている。またこれ
ら双方の歯状磁性体2及び3には厚さ方向に着磁
されているものである。
5は双方の歯状磁性体2,3間に位置され、し
かも双方のいずれか一つの歯2aと3aとに対向
するようにロータ軸と平行に配設されている磁性
体であるが、この磁性体5はウイーガンドワイヤ
で構成されている。6は磁性体5の両端部に対向
し、かつ磁極歯2a及び3aの外側に位置される
永久磁石であり、7は磁性体5の外周囲に巻かれ
ているピツクアツプコイルである。8は前記ロー
タ1の向い合う一対の磁極歯2a,3aに両端が
対向し、しかも前記磁性体5の両側近傍にこの磁
性体5と平行に配設した棒状2本のソフト磁性材
である。
かも双方のいずれか一つの歯2aと3aとに対向
するようにロータ軸と平行に配設されている磁性
体であるが、この磁性体5はウイーガンドワイヤ
で構成されている。6は磁性体5の両端部に対向
し、かつ磁極歯2a及び3aの外側に位置される
永久磁石であり、7は磁性体5の外周囲に巻かれ
ているピツクアツプコイルである。8は前記ロー
タ1の向い合う一対の磁極歯2a,3aに両端が
対向し、しかも前記磁性体5の両側近傍にこの磁
性体5と平行に配設した棒状2本のソフト磁性材
である。
尚、前記永久磁石6の極性は、前記歯状磁性体
2,3の磁極と反発する極性であり、かつ前記永
久磁石6による磁界の強さは、前記磁極歯2a,
3aによる磁界の強さよりも弱く設定されている
ものである。
2,3の磁極と反発する極性であり、かつ前記永
久磁石6による磁界の強さは、前記磁極歯2a,
3aによる磁界の強さよりも弱く設定されている
ものである。
以上が本実施例の構造であるが、次に本実施例
の作動を第3図に基づき説明する。まず、ロータ
1が図示しない外部駆動源により回転される。こ
の回転方向は、いずれの方向でも同様であるが、
この場合、磁極歯が図において上方に移動するも
のとして説明する。第3図aに示すように磁極歯
2a,3aが位置したとき、磁極歯2a,3aの
磁界は、永久磁石6の磁界より強いため、磁性体
5には同図に示すように左から右に向けて磁束が
流れており、次に磁極歯が次第に上方に移動し、
磁性体5の両端から遠ざかると、やがて磁性体5
には永久磁石6の磁界により、第3図bのように
右から左に向けて磁束が流れるようになる。この
とき磁極歯2a,3aは、磁性体5の両側近傍の
ソフト磁性体8に接近し、磁気シヨートされ、磁
極歯2a,3aによる磁界は、磁性体5に影響を
与えなくなり、もつぱら永久磁石6により磁性体
5に逆磁界が確実に印加される。更にロータが回
転変位し、磁極歯2a,3a上方に移動すると、
磁性体5には、次の磁極歯2a,3aが接近し、
第3図aの状態に戻り、磁性体5は、正磁界が印
加され、磁性体5に作用する磁界が反転され、以
後上記作動を繰り返すものである。尚、正磁界
(逆磁界の逆の磁界)の印加時は第3図aに示す
ようにソフト磁性材8は動作に関係しない。
の作動を第3図に基づき説明する。まず、ロータ
1が図示しない外部駆動源により回転される。こ
の回転方向は、いずれの方向でも同様であるが、
この場合、磁極歯が図において上方に移動するも
のとして説明する。第3図aに示すように磁極歯
2a,3aが位置したとき、磁極歯2a,3aの
磁界は、永久磁石6の磁界より強いため、磁性体
5には同図に示すように左から右に向けて磁束が
流れており、次に磁極歯が次第に上方に移動し、
磁性体5の両端から遠ざかると、やがて磁性体5
には永久磁石6の磁界により、第3図bのように
右から左に向けて磁束が流れるようになる。この
とき磁極歯2a,3aは、磁性体5の両側近傍の
ソフト磁性体8に接近し、磁気シヨートされ、磁
極歯2a,3aによる磁界は、磁性体5に影響を
与えなくなり、もつぱら永久磁石6により磁性体
5に逆磁界が確実に印加される。更にロータが回
転変位し、磁極歯2a,3a上方に移動すると、
磁性体5には、次の磁極歯2a,3aが接近し、
第3図aの状態に戻り、磁性体5は、正磁界が印
加され、磁性体5に作用する磁界が反転され、以
後上記作動を繰り返すものである。尚、正磁界
(逆磁界の逆の磁界)の印加時は第3図aに示す
ようにソフト磁性材8は動作に関係しない。
以上述べたように本考案は所定間隔をおいて平
行に対向配置された第1及び第2の歯車状磁性体
2,3を有し、第1の歯車状磁性体2のすべての
磁極歯2aの少なくとも第2の歯車状磁性体3に
対向する一側面がN極に着磁され、かつ第2の歯
車状磁性体3のすべての磁極歯3aの少なくとも
第1の歯車状磁性体2に対向する一側面がS極に
着磁されたロータ1と、該ロータの向い合う一対
の磁極歯2a,3aの間に固定配置されたウイー
ガンド効果を有する磁性体5と、該磁性体の両端
に前記歯車状磁性体2,3の磁極歯2a,3aが
通過しうる間隔をおいて磁極が配置され、前記磁
性体5に前記ロータ1による磁界とは逆の磁界を
印加せしめる永久磁石6と、前記磁性体5に磁気
結合されたピツクアツプコイル7とを備えたパル
ス発生装置において、前記ロータ1の向い合う一
対の歯2a,3aに両端が対向しうるソフト磁性
材8を前記磁性体5の近傍かつ平行に設けたこと
を特徴とするパルス発生装置であるから本考案に
よればロータの磁極歯数を多く設けることができ
るので、ロータの1回転当りのパルス数を多くす
ることができると共にパルス発生装置全体形状を
小さく形成すること即ち、コンパクト化すること
ができる効果がある。
行に対向配置された第1及び第2の歯車状磁性体
2,3を有し、第1の歯車状磁性体2のすべての
磁極歯2aの少なくとも第2の歯車状磁性体3に
対向する一側面がN極に着磁され、かつ第2の歯
車状磁性体3のすべての磁極歯3aの少なくとも
第1の歯車状磁性体2に対向する一側面がS極に
着磁されたロータ1と、該ロータの向い合う一対
の磁極歯2a,3aの間に固定配置されたウイー
ガンド効果を有する磁性体5と、該磁性体の両端
に前記歯車状磁性体2,3の磁極歯2a,3aが
通過しうる間隔をおいて磁極が配置され、前記磁
性体5に前記ロータ1による磁界とは逆の磁界を
印加せしめる永久磁石6と、前記磁性体5に磁気
結合されたピツクアツプコイル7とを備えたパル
ス発生装置において、前記ロータ1の向い合う一
対の歯2a,3aに両端が対向しうるソフト磁性
材8を前記磁性体5の近傍かつ平行に設けたこと
を特徴とするパルス発生装置であるから本考案に
よればロータの磁極歯数を多く設けることができ
るので、ロータの1回転当りのパルス数を多くす
ることができると共にパルス発生装置全体形状を
小さく形成すること即ち、コンパクト化すること
ができる効果がある。
第1図は従来例を示した斜視図、第2図は本考
案よりなるパルス発生装置の1例を示した斜視
図、第3図a及びbはそのパルス発生装置の作用
状態を示した平面図である。 1……ロータ、2……第1の歯車状磁性体、3
……第2の歯車状磁性体、2a,3a……磁極
歯、4……スペーサ、5……磁性体、6……永久
磁石、7……ピツクアツプコイル、8……ソフト
磁性材。
案よりなるパルス発生装置の1例を示した斜視
図、第3図a及びbはそのパルス発生装置の作用
状態を示した平面図である。 1……ロータ、2……第1の歯車状磁性体、3
……第2の歯車状磁性体、2a,3a……磁極
歯、4……スペーサ、5……磁性体、6……永久
磁石、7……ピツクアツプコイル、8……ソフト
磁性材。
Claims (1)
- 所定間隔をおいて平行に対向配置された第1及
び第2の歯車状磁性体2,3を有し、第1の歯車
状磁性体2のすべての磁極歯2aの少なくとも第
2の歯車状磁性体3に対向する一側面がN極に着
磁され、かつ第2の歯車状磁性体3のすべての磁
極歯3aの少なくとも第1の歯車状磁性体2に対
向する一側面がS極に着磁されたロータ1と、該
ロータの向い合う一対の磁極歯2a,3aの間に
固定配慮されたウイーガンド効果を有する磁性体
5と、該磁性体の両端に前記歯車状磁性体2,3
の磁極歯2a,3aが通過しうる間隔をおいて前
記磁極歯2a,3aより弱い磁極が配置され、前
記磁性体5に前記ロータ1による磁界とは逆の磁
界を印加せしめる永久磁石6と、前記磁性体5に
磁気結合されたピツクアツプコイル7とを備えた
パルス発生装置において、前記ロータ1の向い合
う一対の歯2a,3aに両端が対向しうるソフト
磁性材8を前記磁性体5の両端近傍にかつ該磁性
体5と平行に2本設けたことを特徴とするパルス
発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP944279U JPS6223147Y2 (ja) | 1979-01-27 | 1979-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP944279U JPS6223147Y2 (ja) | 1979-01-27 | 1979-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55109949U JPS55109949U (ja) | 1980-08-01 |
JPS6223147Y2 true JPS6223147Y2 (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=28820219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP944279U Expired JPS6223147Y2 (ja) | 1979-01-27 | 1979-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223147Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2517892Y2 (ja) * | 1990-11-26 | 1996-11-20 | 株式会社トーキン | パルス発生装置 |
JP5411070B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2014-02-12 | 株式会社東海理化電機製作所 | 回転パルス発生装置 |
-
1979
- 1979-01-27 JP JP944279U patent/JPS6223147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55109949U (ja) | 1980-08-01 |
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