JPS62231449A - テ−プロ−デイング機構 - Google Patents

テ−プロ−デイング機構

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JPS62231449A
JPS62231449A JP61073765A JP7376586A JPS62231449A JP S62231449 A JPS62231449 A JP S62231449A JP 61073765 A JP61073765 A JP 61073765A JP 7376586 A JP7376586 A JP 7376586A JP S62231449 A JPS62231449 A JP S62231449A
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JP
Japan
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loading
tape
protrusion
magnetic flux
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP61073765A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kondo
正幸 近藤
Hiroshi Sugiki
拓 杉木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープローディング機構を以下の項目に従って説
明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C1従来技術 C−1,一般的背景 C−2,従来のテープローディング機構の−例[第9図
] c−2−a、構成 c−2−b、テープローディング 動作等 り0発明が解決しようとする問題点[第9図]E8問題
点を解決するための手段 F、実施例 a、シャーシ、リール台[第1図乃至第3図] b、ヘッドドラム[第1図乃至第3図]C,テープロー
ディング機構[第1図乃至第8図] c−1,ローディングリング[第1図 乃至第3図、第7図、第8 図] C−2,駆動部[第1図乃至第5図、 第7図、第8図] c−2−a、吸引ヨーク[第 1図乃至第5 図、第7図、第 8図] c−2−b、マグネット、接 続ヨーク、コイ ル[第1図乃至 第8図] c−2−c、吸引ヨークの突 起の位置関係 [第4図、第5 図、第7図、第 8図] C−2−d、閉磁路の形成及 びその作用 C−36駆動回路[第6図] c−4,ローディングリングの回転 [第7図、第8図] C−4−a、ローディング方 向への回転 c−4−b、アンローディン グ方向への回転 c−4−c、コイルの磁力に よるローディン ブリングのロッ ク C−5,ガイド溝、ローディングブロック[第1図乃至
第3図1 d、テープカセット[第1図乃至第3図]e、テープロ
ーディング、テープアンローディング[第1図、第2図
] e−1,テープローディング e−2,テープアンローディング G8発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なテープローディング機構に関する。詳し
くは、ビデオテープレコーダーや所謂PCM(パルス・
コード・モジュレーション)記録方式によるオーディオ
テープレコーダー等、テープに対する信号の記録又は記
録された信号の読取をテープをテープカセットから引き
出し、かつ、その引き出されたテープが記録再生部にお
ける所定のパスを通るようにした状態で行なうようにし
たテープレコーダー等におけるテープローディング機構
、より詳しくは、テープローディングポスト等を支持し
シャーシに移動自在に支持されると共に互いに重なり合
うように位置されかつ互いに反対方向へ移動される2つ
のローディング部材を備え、該2つのローディング部材
を所定のモードに応じた所定の位置へ移動させることに
よって当該モードに応じたテープパスが形成されるよう
にしたテープローディング機構に関するものであり、2
つのローディング部材に対して磁気吸引力による移動力
を各別に付勢するための比較的簡単な構造の駆動手段を
設けることにより、モータや減速機構等から成る既知の
駆動手段を使用しないで2つのローディング部材を互い
に反対の方向へ移動させることができると共に、ローデ
ィング部材に対するロックを前記駆動手段によって行な
うことができると共にローディング部材の位置決めが容
易であり、しかも、場合によってはテープローディング
ポスト等の位置決め手段を不要ならしめることも可能に
した新規なテープローディング機構を提供しようとする
ものである。
(B、発明の概要) 本発明テープローディング機構は、テープローディング
ポスト等を支持しシャーシに移動自在に支持されると共
に互いに重なり合うように位置されかつ互いに反対方向
へ移動される2つのローディング部材を備え、該2つの
ローディング部材を所定のモードに応じた所定の位置へ
移動させることによって当該モードに応じたテープパス
が形成されるようにしたテープローディング機構におい
て、各ローディング部材に磁束集中用の突起を多数形成
する一方、ローディング部材が所定のピッチ移動される
ことによって常にいずれかのものが上記突起に対しロー
ディング部材の移動方向に所定のピッチずれて位置され
る位相関係を有して配置された複数の突起と該複数の突
起のそれぞれに交互に磁束を発生させる励磁コイルとか
ら成る駆動部を各ローディング部材ごとに設けると共に
、一方の駆動部の突起の一部の一方のローディング部材
に対向する位相と他方の駆動部の突起の一部の他方のロ
ーディング部材に対向する位相とをこれらに共通の励磁
フィルが励磁されていることによって2つのローディン
グ部材を互いに反対方向へ移動させることができるピッ
チ互いにずらせ、ローディング部材側の突起が駆動部側
の突起によって磁気吸引されることによってローディン
グ部材が移動されるようにし、それにより、モー゛りや
減速機構等から成る既知の駆動手段を使用しないで2つ
のローディング部材を互いに反対の方向へ移動させるこ
とができるようにしたものである。
(C0従来技術) (C−t、一般的背景) 例えば、ビデオテープレコーダーあるいは所謂PCM(
パルス−コード台モジュレーション)記録方式によるオ
ーディオテープレコーダー等(以下、rVTR等」とい
う、)におけるテープに対する記録もしくはテープに記
録された内容の読取は、テープをテープカセットから引
き出し、かつ、その一部を回転磁気ヘッドを備えたヘッ
ドドラムやキャプスタン及び複数のテープガイドポスト
等に巻き付けた状態でテープを走行させ、かつ1回転磁
気ヘッドを回転させることによって行なわれるようにな
っている。
従って、VTR等においては、一般に、テープをテープ
カセットから引き出し、かつ、所定の部材に巻き付ける
。即ち、テープローディングを行なうためのテープロー
ディング機構が設けられており、このテープローディン
グ機構は、通常、複数のテープローディングポストをヘ
ッドドラム等に対する所定の位置へ移動させることによ
ってテープローディングが行なわれるように構成されて
いる。
そして、このようなテープローディング機構には、従来
から、テープローディングポストを移動させるための部
材、即ち、ローディング部材として所謂ローディングリ
ングと称される回転部材を1乃至複数使用したものや、
フリダシアームと称される回動部材を複数使用したもの
等各種の方式%式% (C−2,従来のテープローディング機構の一例)[第
9図] 第9図はローディング部材として2枚のローディングリ
ングを使用した従来のテープローディング機構を備えた
ビデオテープレコーダーの一例aを示すものである。
(c−2−a、構成) bはメカシャーシであり、C及びdは該メカシャーシb
に設けられたリール台である。eはヘッドドラムであり
、該ヘッドドラムeには図示しない回転磁気ヘッドが設
けられている。
fl及びflはメカシャーシ、bに形成されたガイド溝
であり、該ガイド溝f1及びflは互いに略左右対称を
成す形状を有すると共に、その前端はリール台C及びd
に近接する位置まで延び、かつ、その後端はヘッドドラ
ムeに略斜め後方から近接する位置まで延びている。
gl及びglはメカシャーシaの上記ガイド溝f1、I
2の後端部と対応する位置に設けられた位置決めブロッ
クであり、該位置決めブロックg1及びglに略U字形
を成す切欠部h1、h2が形成されている。
11及び12はメカシャーシbの下面側に位置されたロ
ーディングリング(図面では、上側に位置する一方のロ
ーディングリングi、に関してはその一部を切り欠いて
記載しである。)であり、該2枚のローディングリング
11及び12は略円環状に形成されると共に、その外周
縁の大部分にギヤ歯が形成されている。そして、ローデ
ィングリング11及びI2はその内周縁がメカシャーシ
bの下面から下方へ突出するように設けられた支持ロー
ラJ、j、Jに摺動自在に係合されることにより該支持
ローラj、j、jによってメカシャーシbに回転自在に
支持されている。
kl及びに2はローディングブロックである。
該ローディングブロックに1及びに2はメカシャーシb
の上面側に位置されると共に、下方へ向けて突設された
連結ビンt1、I2及び図示しない被ガイドビンが前記
ガイド溝f1、I2に摺動自在に係合されることによっ
てメカシャーシbに移動自在に支持され、かつ、ガイド
溝f1、I2により移動方向を案内されるように設けら
れている。そ4して、ローディングブロックに1及びに
2にはそれぞれ2本のテープローディングポストm1と
nl、m2とnlが立設されると共に、上記連結ビンt
1、I2が図示しない連結アームを介してローディング
リングi1.i2と連結されている。尚、その連結アー
ムはローディングリング11、【2に対して一定の範囲
内において移動することができるように係合されている
。また、連結ビンt1、I2とローディングリング11
.12との間には引張りスプリング01.02が架渡し
状に設け−られている。尚、2つのローディングブロッ
クに1とに2のうち左側のものに1は下側のローディン
グリング12と連結されており、右側のローディングブ
ロックに2は上側のローディングリング11と連結され
ている。
Pはメカシャーシbの下面側に配置された駆動手段(図
面ではその一部のみ示しである。)である、該駆動手段
pは図示しないテープローディング用のモータによって
回転されるウオーム、該ウオームと噛合されたウオーム
ホイール、多数の減速ギヤ、方向変換ギヤ及び2つのロ
ーディングギヤから成り、モータの回転はウオームホイ
ール及び減速ギヤによって減速されてローディングギヤ
に伝達されると共に、2つのローディングギヤは互いに
反対方向へ回転されるようになっており、該2つのロー
ディングギヤが前記2枚のローディングリング11及び
12の外周縁に形成されたギヤ歯に各別に噛合され、そ
れによって、ローディングリング11と12が互いに反
対方向へ回!−4−1−+ 1−一・−x−+1 + 
−1虫 ニーー門−ギノングが行なわれるとき上側のロ
ーディングリング11は反時計回り方向へ回転され、下
側のローディングリング12は時計回り方向へ回転され
る。
qはテープカセットである。rはカセットケースであり
、その前面にテープ引出用凹部Sが形成されると共に、
該テープ引出用凹部Sの左右両側にテープ出口t1、I
2が形成されている。Uは供給側のテープリール(以下
、「Sリール」と言う、)、Vは巻取側のテープリール
(以下、「Tリール」と1う、)であり、磁気テープW
は、テープローディングが行なわれていない状態におい
て同図に太い2点鎖線で示すバスを通されている。
(c−2−b、テープローディング動作等)そこで、ビ
デオテープレコーダーaにテープカセットqが装置され
ると、テープローディングボスl−m 1とnl、m2
とnlは相対的にカセットケースrのテープ引出用凹部
S内に位置される。
そして、テープローディングを行なうための指令が為さ
れると、2枚のローディングリング11、t2がそれぞ
れ前記した所定の方向へ回転され、それによって、ロー
ディングブロックに1、k2がガイド溝f1、f2に沿
って後方へ移動される。そして、ローディングリング1
1.12はローディングブロックに1.に2に設けられ
た図示しない被ガイドビンが位置決めブロックg1、g
2の切欠部h1、h2に当接された後も少し回転されて
から停止され、それによって、ローディングブロックに
1、k2とローディングリングi1.i2とを連結する
連結アームがローディングリングt1.i2に対して相
対的に稍後退され、かつ、引張りスプリング01.02
が稍伸長されることになるので、ローディングブロック
に1、k2が位置決めブロックg1、g2に圧着される
ことになる。
尚、ローディングリング11.12が所定の位置まで回
転されて来ると、その位置が図示しない位置検出手段に
よって検出され、それによってテープローディング用の
モータの回転が停止されると共にローディングリング1
1.12は図示しない口7り手段によってロックされる
ようになっている。
しかして、テープローディングポスl−m 1とnl、
mlとnlがヘッドドラムeの略左右両側の位置へと各
別に移動されるので、磁気テープWは、カセットケース
rから引き出されると共に、その一部がヘッドドラムe
に所定の巻付角巻付けられ、かつ、図示しないテープガ
イドポスト、ピンチローラ又はキャプスタン、テンレギ
ピン等に巻き付けられることになり、これによって、同
図に細い2点鎖線で示すパス(図面ではそのテープの一
部を省略して記載しである。)を通されることになる。
尚、記録又は再生は磁気テープWが上記したパスと略同
じようなパスを通された状態で走行され、かつ、ヘッド
ドラムeに設けられた回転ri1気ヘッド等が回転され
ることにより為される。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第9図] 従来のテープローディング機構は上記したように構成さ
れているので、極めて多数の部品を必要とし、従って、
その構造が非常に複雑であり、重量も重く、また動作音
が生ずる等の様々な問題を有している。
即ち、先ず、ローディングリング11.12を回転させ
るための駆動手段pはモータ、ウオーム、ウオームホイ
ール、多数の減速ギヤ、方向変換ギヤ、2つのローディ
ングギヤ等から成るため、多くの場合、これだけでも1
0乃至それ以上の部品を必要とし、また、ギヤ同士及び
ギヤとローディングリングとが噛み合って回転されると
き特有の動作音が生ずることになる。
そして、テープローディングが行なわれた状態において
ローディングボス)ml、nl及びml、nlをヘッド
ドラムeに対して精度良く位置させるためには、どうし
ても、前記したような位置決めブロックg1、g2と引
張りスプリング01.02等から成る所謂リミッタ一手
段が必要になる。即ち、例えば、ローディングリング1
1.12の径をできるだけ大きくして所謂分解能を高く
してやればそれだけローディングリング11.12の回
転角を微細に制御することができるので、ローディング
リング11.12を任意の位置に精度良く位置決めされ
た状態で止めることも可能になり、それによってローデ
ィングポストm1.nl及びmτ・ nlのヘッドドラ
ムeに対する位置決めをより精度良く行なうことができ
るが、ローディングリング11.12の径を大きくする
と全体の形状が大きくなるので、上記径を従来の大きさ
より大きくすることは極めて困難なことである。また、
仮にローディングリング11.12の径を大きくするこ
とができたとしても駆動手段pにおける多数のギヤのバ
ックラッシュやモータのイナーシャ等をゼロとすること
はできないので、ローディングリング11.12の回転
が停止されるときの位置が何の位置決め手段も用いない
で常に一定の位置に規定されるようにすることは事実上
不可能なことである。
従って、ローディングボストm 1・ nl及びml、
nlをローディングリング11.12に対してリミッタ
手段を介して連結して、ローディングポストm1、nl
及びml、nlのドラムへラドeに対する位置決めはこ
れらローディングポス1−ml、nl及びml、nlを
メカシャーシb側に固定的に設けられた位置決めブロッ
クgt。
g2に圧着させることにより為されるようにせざる得な
い。
更に、前記した従来のテープローディング機構によると
、ローディングリング!!、12の位置を検出するため
の検出手段がどうしても必要になり、また、所定の位置
においてローディングリングi1.12をロックするた
めのロック手段も必要になる。即ち、前記したようにロ
ーディングリング11.12はテープローディングボス
トm1.nl及びml、nlを位置決めブロックg1、
g2に圧着させる位置に来たとき停止ヒされるので、こ
の位置を検出するための手段が必要であり、また、ロー
ディングリングf1.i2は上記圧着状態を一定に保持
するために当該位置において容易に動かされることのな
いようにロックされなければならないので、そのための
ロック手段が必要である。また、ローディングリング1
1゜12は1例えば、所謂ストップモードにおいては磁
気テープWのヘッドドラムeに対する巻付けをゆるめて
おくようにするため積弊ローディング位置側へ寄った位
置に戻されるようになり、更に、テープ早送りモードや
テープ巻戻しモード等においては磁気テープWをヘッド
ドラムeから完全にもしくは略完全に離すようにするた
め上記位置より更に非ローディング位置側へ寄った位置
に戻されるようになっているので、当然これらの位置に
ついて検出手段やロック手段が必要になる。
しかも、ローディング部材として2枚のローディングリ
ングLi、12を用いるため、前記した位置検出手段や
ロック手段は、通常、ローディングリング毎に必要とな
る。
ところで、ローディング部材として前記したローディン
グリング11.12のような形態を有するローディング
リングを使用するテープローディング機構でもそのロー
ディングリングを一枚だけ使用するようにしたものがあ
り、このような構造は、所謂Uローディング方式等と称
される方式のテープローディング機構に比較的多く用い
られている。
そこで、ローディング部材としてローディングリングを
使用する場合でも、これを1枚にすればその分構造が簡
単になり、また、位置検出手段やロック手段の数を半分
に減らすこともできる。
′しかしながら、チープレニ−グーの奥行をできるだけ
小さくしたり、テープカセットから引き出される磁気テ
ープの引出しの長さをできるだけ短く抑え、あるいはヘ
ッドドラムに対するテープ巻付角を大きくする必要があ
る場合にはローディングリングを1枚だけ使用するテー
プローディング機構を用いることが困難となる場合が多
く、従って、このような場合は、どうしても2枚のロー
ディングリングを使用せざるを得ないことになる。
尚、テープローディング機構の中には、そのローディン
グ部材としてローディングリング以外のもの、例えば、
所謂フリダシアーム等と称される回動部材を2個設けて
この回動部材を回動させることによってテープローディ
ングポスト等を移動させるようにしたもの等があるが、
このような構造のテープローディング機構でも前記した
様々な問題点と略同じような問題点を有している。
(E−問題点を解決するための手段) 本発明テープローディング機構は、2つのローディング
部材を備えたテープローディング機構が有する上記した
問題点を解決するために、各ローディング部材に磁束集
中用の突起を多数ローディング部材の移動方向に沿って
等間隔に形成し、前記各ローディング部材の磁束集中用
突起形成面に対向配置されると共に前記突起と完全に対
向した突起と半ピッチずれた突起とから成る第1の吸引
部及びローディング部材の突起と4分の1ピッチ一方の
方向にずれた突起と4分の1ピッチ前記方向と反対の方
向にずれた突起を有する第2の吸引部と上記各突起に交
互に磁束を発生させる励磁コイルとから成る駆動部を各
ローディング部材ごとに設け、上記2つの駆動部に設け
られた前記突起は第1又は第2の吸引部の一方のものが
互いに同位相に配置され他方のものが半ピッチ位相をず
らして配置したものである。
従って、本発明によれば、2つの駆動部のそれぞれにお
いて前記4つの突起のうち4分の1ピッチ移動方向にず
れた突起に磁束が集中するように励磁コイルに電流を供
給すると、ローディング部材側の突起が前記突起と完全
に対向する位置まで移動され、それによって各ローディ
ング部材が4分の1ピッチ移動方向へ移動され、かつ、
その状態において今度は駆動部側の4つの突起のうち前
記磁束が集中されたちの以外の3つの突起のいずれか1
つがローディング部材側の突起に対して4分の1ピッチ
移動方向へずれた位相で対向されることになるので、励
磁コイルに対する電流の供給を駆動部の4つの突起のう
ち当該時点において4分の1ピッチ移動方向にずれたも
のに磁束が集中する切換タイミングで切り換えて行くよ
うにすれば、各ローディング部材をそれぞれ移動方向へ
移動させることができる。
しかも、本発明においては、2つの駆動部に設けられた
突起のうち第1の吸引部又は第2の吸引部の一方の突起
は互いに同じ位相に配置され他方の突起は互いに反ピッ
チ位相をずらせて配置されるので、一方の駆動部におけ
るある突起が一方のローディング部材に対して4分の1
ピッチ当該一方のローディング部材についての移動方向
へずれた位相で対向されると他方の駆動部における上記
突起に対応する突起は他方のローディング部材に対して
4分の1ピッチ当該他方のローディング部材についての
移動方向、即ち、一方のローディング部材についての移
動方向に対しては反対の方向へずれた位相で対向される
ことになる。従って、吸引部はローディング部材ごとに
設ける必要はあるが、励磁コイルは2つの第1の吸引部
と2つの第2の吸引部にそれぞれ共通のものを設けるこ
とができる。
(F、実施例) 以下に、本発明テープローディング機構の詳細を添附図
面に示した実施例に従って説明する。
尚、図面に示した各実施例は、本発明テープローディン
グ機構をビデオテープレコーダーにおけるテープローデ
ィング機構に適用したものである。
(a、シャーシ、リール台)[第1図乃至第3図〕 1はビデオテープレコーダーであり、2はそのメカシャ
ーシである。
3及び4はリール台であり、3a、4aはそのリール係
合軸である。そして、これらリール台3及び4はメカシ
ャーシ2の前端縁(第1図における下方へ向かう方向を
前側とし、上方へ向かう方向を後側とする。また、同図
における左方へ向かう方向を左側とし、右方へ向かう方
向を右側とする。以下の説明において向きを示すときは
この方向によるものとする。)寄りの部分の互いに左右
方向に離間した位置から立設された支持軸5.6に回転
自在に支持されている。尚、これら2つのリール台3及
び4のうち左側に位置するもの3が供給側のテープリー
ルが係脱自在に係合されるリール台、右側のリール台4
が巻取側のテープリールが係脱自在に係合されるリール
台である。
(b、ヘッドドラム)[第1図乃至第3図]7はヘッド
ドラムである。該ヘッドドラム7はメカシャーシ2の後
端縁寄りの5部分に配置されており、略左側へ向けて所
定−の角度類いた姿勢で設けられると共に、記録再生用
の図示しない磁気ヘッドがそのヘッド面がヘッドドラム
7の外周面上に位置する状態で設けられている。
(c、テープローディング機構)[第1図乃至第8図] 8はテープローディング機構であり、該テープローディ
ング機構8は、メカシャーシ2に対して回転自在なるよ
うに支持された2枚のローディングリングと該ローディ
ングリングを回転させるための駆動部と駆動回路等から
成る。
(c−1,ローディングリング)[第1図乃至第3図、
第7図、第8図1 9及び10はローディングリングである。   ゛該ロ
ーディングリング9及び10は、磁性体から成り、かつ
、ヘッドドラム7の直径の略2倍程度の大きざの直径を
宥する略円帯状に形成されると共に、その外周縁に磁束
集中用の突起11.11、・・φ及び12.12.・・
番が形成されている。該突起11,11.−−・及び1
2゜12、φ・・はローディングリング9の周方向、即
ち、その外周縁の延びる方向における幅と等しい間隔を
置いて形成さると共に、ローディングリング9及び10
がテープローディングするときに回転される回転角より
稍大きい中心角の範囲に連続して形成されている。
13.13.13はローディングリング9及び10を回
転自在に支持する支持ローラであり、これら支持ローラ
13.13.13はメカシャーシ2の下面のうちヘッド
ドラム7を囲むように位置する円の同局と対応する部分
の中心角で互いに略1200程度離間した位置から下方
へ向けて突設された支持軸(図示は省略しである。)に
回転自在に支持されると共に、ローディングリング9及
び10の板厚と略同じ幅を有する2つの係合溝13&、
134.assが互いに上下方向に離間して位置するよ
うに形成されている。
しかして、2枚のローディングリング9及び10はその
内周縁寄りの部分が上記支持ローラ13.13.13に
形成された上側の係合溝13a、13a、13aと下側
の係合溝13a、13a、13aに各別に、かつ、摺動
自在に係合されることにより、これら支持ローラ13.
13.13によってメカシャーシ2に回転自在に支持さ
れると共に、メカシャーシ2の下面側において互いに上
下方向に重なり合うように位置される。
尚、2枚のローディングリング9及び10は互いに反対
方向へ回転されるようになっており。
テープローディングが行なわれるときは、上側のローデ
ィングリング9が反時計回り方向(以下、こ゛の方向を
「ローディング方向」と言う、)へ回転され、下側のロ
ーディングリング10が時計回り方向(以下、この方向
を「ローディング方向」と言う、)へ回転され、また、
テープアンローディングが行なわれるときは上側のロー
ディングリング9が時計回り方向(以下、この方向を「
アンローディング方向」と言う、)へ回転され、下側ノ
ロ−ディングリング10が反時計回り方向(以下、この
方向を[アンローディング方向」と言う、)へ回転され
るようになっている。
(c−2,駆動部)[第1図乃至第5図、第7図、第8
図] 14及び15は駆動部である。該駆動部14及び15は
それぞれ第1及び第2の吸引ヨークを有すると共に、こ
れら2つの駆動部に共通に設けられる2個のバイアス用
マグネットと1個の接続ヨークと2個の励磁コイルを備
え、2つの駆動部14及び15のうち上側に位置するも
の14が前記上側ローディングリング9を回転させるた
めの駆動部(以下、「上側駆動部」と言う、)であり、
下側に位置するもの15が前記下側ローディングリング
10用を回転させるための駆動部(以下、「下側駆動部
」と言う、)である。
(c−2−a、吸引ヨーク)[第1図乃至第5図、第7
図、第8図] 16及び17は上側駆動部14の吸引ヨークであり、こ
れら2つの吸引ヨーク16及び17のうち左側に位置す
るもの16が第1の吸引ヨークであり、右側に位置する
もの17が第2の吸引ヨークである。
また、18及び19は下側駆動部15の吸引ヨークであ
り、これら2つの吸引ヨーク18及び19のうち左側に
位置するもの18が第1の吸引ヨークであり、右側に位
置するもの19が第2の吸引ヨークである・ これら吸引ヨーク16.17.18及び19は前記ロー
ディングリング9及び10の板厚と略同じ程度の厚さを
有する略平板状に形成されると共に、その外形は全体と
して見て略長方形を成す形状になっており、その長手方
向に沿う2つの側面20と21.22と23.24と2
5及び26と27はローディングリング9及び10の中
心を中心とする円弧面に形成されている。
そして、吸引ヨーク16.17.18及び19には、第
7図及び第8図を見て良く解るように、その長手方向に
おける略中央部に略T字状を成す切欠部28.28、φ
争・が形成されており、該切欠部28.28、・・命は
そのT字の下端が吸引ヨーク16.17.18及び19
の前記2つの円弧面20と21.22と23.24と2
5.26と27のう、ちローディングリング9又は10
側を向く一方の円弧面20.22.24.26(以下、
この円弧面を「対向面」と言う、)に達するように形成
されている。また、吸引ヨーク16.17.18及び1
9の他方の円弧面21゜j3.25.27には上記切欠
部28.28、・・φのT字の上辺と略平行に位置する
切欠部29.29、・・串が形成されており、この切欠
部29.29.  ・・−と前記切欠部28.28、・
・・との間の部分30.30、・・・が後述する励磁コ
イルを巻き付けるためのコイル巻付部になっている。
更に、吸引ヨーク16.17.18及び19の前記対向
面20.22.24及び26のうち切欠部28.28、
・・・を挾んで左右両側に位置する部分20aと20b
、22aと22b、24aと24b、26aと26b(
以下、これらの部分を「吸引面」と言う、)には、吸引
ヨーク16.17.18及び19の長手方向に沿って互
いに等しい長さを有し、かつ、該長さと略等しい間隔を
置いて位置する3つの突起31.31.31.32.3
2.32.33.33.33.34.34.34.35
.35.35.36.36.36.37.37.37.
38.38.38が形成されている。そして、これらの
突起31.31.31.32.32.32.33.33
.33.34.34.34.35.35.35.36.
36,36.37.37.37.38.38.38の長
さ及び形成間隔はローディングリング9及び10に形成
された前記突起11.11、・−・及び12.12、・
・・の長さ及び形成間隔と略等しい長さ及び形成間隔に
されている。
尚、以下の説明において、当該3つの突起が吸引ヨーク
16の2つの吸引面20a、20bのうち左側の吸引面
20aに形成された突起31.31.31であることを
言うときは「第1の突起」と言い、右側の吸引面20b
に形成された突起32.32.32であることを言うと
きは「承2の突起」と言う、また、これと同様にして、
突起33.33.33については「第3の突起」、突起
34.34.34については「第4の突起」と言う、更
に、突起35.35.35については「第5の突起」、
突起36.36.36については「第6の突起」と言い
、突起37.37.37については「第7の突起」、突
起38.38.38については「第8の突起」と言う。
(c−2−b、マグネット、接続ヨーク、コイル)[第
1図乃至第8図] 39及び40はバイアス用のマグネットであり、これら
マグネット39及び40は吸引ヨーク16.17.18
及び19の板厚の略3倍程度の高さを有し、略左右方向
に沿って緩やかな円弧を描くように湾曲された板状に形
成されると共に。
その厚み方向において磁極が異なるように着磁されてい
る。そして、これら2つのマグネット39及び40のう
ち左側に位置するもの39(以下、「第1のマグネット
」と言う、)は七〇N極側の側面の上端寄りの部分が上
側駆動部14の第1の吸引ヨーク16の他方の円弧面2
1に固定され、かつ、上記側面の下端寄の部分が下側駆
動部15の第1の吸引ヨーク18の他方の円弧面25に
固定されている。また、右側のマグネット40(以下、
「第2のマグネット」と言う、)はそのS極側の側面の
上端寄りの部分が上側駆動部14の第2の吸引ヨーク1
7の他方の円弧面23に固定され、かつ、上記側面の下
端寄りの部分が下側駆動部15の第2の吸引ヨーク19
の他方の円弧面27に固定されている。
41は接続ヨークであり、前記第1のマグネット39は
そのS極側の側面がこの接続ヨーク41の左側半分の部
分に左側に寄った状態で固定され、また、第2のマグネ
ット40はそのN極側の側面が接続ヨーク41の右側半
分の部分に右側に寄った状態で固定されている。
しかして、上側駆動部14と下側駆動部15はマグネッ
ト39.40及び接続ヨーク41を介して一体的なブロ
ックを構成し、第1の吸引ヨーク16と第2の吸引ヨー
ク17とは互いに同じ高さに位置され、また、第1の吸
引ヨーク18と第2の吸引ヨーク19も互いに同じ高さ
に位置されると共に、2つの第1の吸引ヨーク16と1
8,2つの第2の吸引ヨーク17と19は互いに上下方
向に瓜なり合うように位置されることになる。
従って、前記第1乃至第4の突起31.31.31.3
2.32.32.33.33.33及び34.34.3
4はいずれも同じ高さに位置され、また第5乃至第8の
突起35.35,35.36.3B、36.37.37
.37及び38゜38.38がいずれも同じ高さに位置
されることになる。
42及び43は励磁用のコイルである。これら2つのコ
イル42及び43はこれらのうちの左側のもの42(以
下、「第1のコイル」と言う、)が第1の吸引ヨーク1
6及び18の前記コイル巻付部30.30に共通に巻き
付けられており、右側のもの43(以下、「第2のコイ
ル」と言う、)が第2の吸引ヨーク17及び19のコイ
ル巻付部30.30に共通に巻き付けられている。
即ち、第1の吸引ヨーク16と18は第1のマグネット
39及び第2のコイル42を共用しており、また、第2
の吸引ヨーク17と19は第2のマグネット及び第2の
コイル43を共用している。
(c−2−c、吸引ヨークの突起の位置関係)[第4図
、第5図、第7図、第 8図] ところで、前記第1乃至第8の突起31.31.31.
32.32.32.33.33゜33.34.34.3
4.35.35.35.36.36.36.37.37
.37及び38.38.38は次のような位相関係を宥
して配置されている。
先ず、上側駆動部14に形成された第1乃至第4の突起
31.31.31,32.32.32.33.33.3
3及び34,34.34の互いの位相について第7図(
A)によって説明する。
即ち、第1の突起3L、31.31が上側ローディング
リング9の突起11,11.  φ番・のうち互いに隣
接するいずれか3つの突起11.11.11に完全に対
向する(以下、このような対向状態を「正対非駆動の対
向状態」と言う、)ように位置された状態において、第
2の突起32.32.32はローディングリング9の外
周面のうち突起11.11.・asが無い部分と対向す
る。即ち、半ピッチずれて対向する(以下。
このような対向状態を「非正対非駆動の対向状態」と言
う、)ように位置され、また、第3の突起33,33.
33はこれらのうち上側ローディングリング9の前記し
たアンローディング方向(第7図においてこの方向を破
線矢印で示しである。)へ寄った略半分が上側ローディ
ングリング9の3つの突起11.11.11のうちロー
ディング方向(第7図においてこの方向を実線矢印で示
しである。)寄りの略半分と対向する、即ち、4分の1
ピッチローデイング方向にずれて対向する(以下、この
ような対向状態を「ローディング駆動の対向状態」と言
う、)ように位置され、そして、第4の突起34.34
.34はこれらのうち上側ローディングリング9のロー
ディング方向へ寄った略半分が上側ローディングリング
9の3つの突起11.11.11のうちアンローディン
グ方向寄りの略半分と対向する、即ち、略4分の1ピッ
チアンローデイング方向へずれて対向する(以下、この
ような対向状態を「アンローディング駆動の対向状態」
と言う、)ように位置される位置関係を有している。
次に、下側駆動部15に形成された第5乃至第8の突起
35.35.35.36.36.36.37.37.3
7及び38.38.38の互いの位相について第8図(
A)を見ながら説明する。
即ち、第5の突起35.35.35が下側ローディング
リング10側の3つの突起12,12゜12と正対非駆
動の対向状態で対向された状態において、第6の突起3
6.36.36は下側のローディングリング10の3つ
の突起12.12.12と非正対非駆動の対向状態で対
向され、また、第7の突起37.37.37はこれらの
うち下側ローディングリング10の前記したアンローデ
ィング方向(第8図においてこの方向を破線、矢印で示
しである。)と同じ方向へ寄った略半分が下側ローディ
ングリング10の3つの突起12.12.12のうちロ
ーディング方向(第8図においてこの方向を実線矢印で
示しである。)寄りの略半分対向する、即ち、ローディ
ング駆動の対向状態で対向するように位置され、そして
、第8の突起38.38.38はこれらのうち下側ロー
ディングリング10のローディング方向と同じ方向へ寄
った略半分が下側ローディングリング10の3つの突起
12.12.12のうちアンローディング方向寄りの略
半分と対向する、即ち、アンローディング駆動の対向状
態で対向するように位置されている。
従って、第1及び第2の突起31.31.31及び32
,32.32と第5及び第6の突起35.35.35及
び36.36.36とはそれぞれが対向するローディン
グリング9及び10の突起11.11.・・・及び12
.12、拳・―に対して互いに同じ位相でもって対向さ
れるように配置されているが第3及び第4の突起33゜
33.33及び34.34.34と第7及び第8の突起
37.37.37及び38.38.38とはローディン
グリング9及び10の突起11.11、・・拳及び12
.12・・・に対して互いに反ピッチずれた位相を有し
て対向されるように配置されている。
(c−2−d、閉磁路の形成及びその作用)そして、駆
動部14と15はその吸引面20a、20b及び22a
、22bと24a、24b及び26a、26bが上側、
下側両口−ディングリング9と10に各別に、かつ、所
定の対向間隙を有して対向配置される状態で1図示しな
い支持手段によりメカシャーシ2の下面側に支持されて
いる。
しかして、上側駆動部14と上側ローディングリング9
とによって、また、下側駆動部15と下側ローディング
リング10とによって、それぞれ次のような閉磁路が形
成される。即ち、第1のマグネット39から出る磁束は
そのN極−上側の第1の吸引ヨーク16−上側ローディ
ングリング9−上側の第2の吸引ヨーク17と流れて第
2のマグネッ)40のS極に入ると共に、第2のマグネ
ッ)40から出る磁束はそのN極−接続ヨーク41と流
れて第1のマグネット39のS極に入ることになる。
また、これと略同じように、第1のマグネット39から
出る磁束はそのN極−下側の第1の吸引ヨーク18−下
側のローディングリング1〇−下側の第2の吸引ヨーク
19と流れて第2のマグネッ)40のS極に入ると共に
、第2のマグネット40から出る磁束はそのN極−接続
ヨーク41と流れて第1のマグネット39のS極に入る
ことになる。
従って、第1及び第2のコイル42.43のいずれにも
電流が供給されていない状態において、2枚のローディ
ングリング9及び10は上記した閉磁路を流れるマグネ
ット39及び40の磁束に基づく磁力によって所定の位
置に保持されることになる。即ち、駆動部14.15側
の突起とローディングリング9及び10とが対向する部
分のうちその対向状態が前記した正対非駆動の対向状態
になっている部分においてはマグネット39及び40の
磁束がローディングリング9及び10をそのローディン
グ方向及びアンローディング方向のいずれの方向へも移
動させるようには作用しない、また、その対向状態が前
記したローディング駆動の対向状態になっている部分、
即ち1例えば、第7図(A)に示す状態における第3の
突起33.33.33と上側ローディングリング9の突
起11.11.11とが対向する部分あるいは第8図(
A)に示す状態における第7の突起37.37.37と
下側ローディングリング10の突起12.12.12と
が対向する部分においては、これらの対向間隙を通る磁
束がローディングリング9.10側の当該突起11.1
1.11.12.12.12を駆動部14.15側の当
該突起33.33.33.37.37.37と完全に対
向する位置へ移動させようとする吸引力として作用する
ため、ローディングリング9、lOをそれぞれのローデ
ィング方向へ移動させる吸引力として作用するが、アン
ローディング駆動の対向状態になっている部分、例えば
、第7図(A)に示す状態における第4の突起34゜3
4.34と上側ローディングリング9の突起11.11
.11とが対向する部分あるいは第8図(A)に示す状
態における第8の突起38.38.38と下側ローディ
ングリング10の突起12.12.12とが対向する部
分においては、これらの対向間隙を通る磁束がローディ
ングリング9.10側の当該突起11.11,11.1
2.12.12を駆動部側の当該突起34゜34.34
.38.38.38と完全に対向する位置へ移動させよ
うとする吸引力として作用するため、ローディングリン
グ9.10をそれぞれについてのアンローディング方向
へ移動させる吸引力として作用することになり、結局、
これら2つの吸引力は互いに打ち消し合うことになるか
らである。また、非正対非駆動の対向状態となっている
箇所、例えば、第7図(A)における第2の突起32.
32.32と上側ローディングリング9の突起11.1
1、・・・との間及び第8図・ (A)における第6の
突起36.36.36と下側ローディングリング10の
突起12.12、・・・との間においてはこれらの間隙
を通る磁束はローディング方向、アンローディング方向
向れへの吸引力としても作用しない、即ち、両方向への
吸引力が相殺されている状態となる。
(c−3,駆動回路)[第6図1 第6図は駆動回路の一例を示すものである。
び18についての駆動回路で°ある。該駆動回路44に
おいて、Tr!はNPN型の第1のトランジスタ、Tr
2はPNP型の第2のトランジスタであり、これら第1
及び第2のトランジスタTrl、Tr2の各エミッタに
前記第1のコイル42の一端が接続されており、該第1
のコイル42の他端は接地されている。
また、45は前記した2つの第2の吸引ヨーク17及び
19についての駆動回路である。該駆動回路45におい
て、Tr3はNPN型の第3のトランジスタ、Tr4は
PNP型の第4のトランジスタであり、これら第3及び
第4のトランジスタTr3、Tr4の各エミッタに前記
第2のコイル43の一端が接続されており、該第2のコ
イル43の他端は接地されている。
そして、it及び第3のトランジスタTr1、Tr3の
コレクタはプラス電源に接続され、第2及び第4のトラ
ンジスタTr2、Tr4のコレクタはマイナス電源に接
続されている。
しかして、第1.第2のトランジスタTrl、Tr2の
ベース又は第3、第4のトランジスタTr3.Tr4の
ベースにプラス電圧の信号(以下、「第1の信号」と言
う、)が印加されると、第1のトランジスタTr1又は
第3のトランジスタTr3がON、第2のトランジスタ
Tr2又は第4のトランジスタTr4がOFFとなるの
で、第1のコイル42又は第2のコイル43に同図に実
線矢印で示す方向への電流(以下、「順方向の電流」と
言う、)が流れることになり、また、第1、第2のトラ
ンジスタTr1、Tr2のベース又は第3、第4のトラ
ンジスタTr3、Tr4のベースにマイナス電圧の信号
(以下、「第2の信号」と言う、)が印加されると、第
2のトランジスタTr2又は第4のトランジスタTr4
がON、第1のトランジスタTrl又は第3のトランジ
スタTr3がOFFとなるので、第1のコイル42又は
第2のコイル43に同図に破線矢印で示す方向への電流
(以下、「逆方向への電流」と言う、)が流れることに
なる。
尚、第1のコイル42の巻方向はこれに上記した順方向
の電流が流れたときその内部に第7図及び第8図におけ
る略左側へ向かう方向の磁束(以下、第1のコイル42
についての「順方向の磁束」と言う、)が生じ、かつ、
これに前記した逆方向の電流が流れたときその内部に略
右側へ向かう方向の磁束(以下、第1のコイル42につ
いての「逆方向の磁束」と言う、)が生ずるような巻方
向になっている。そして、第2のコイル43の巻方向は
これに前記した順方向の電流が流れたときその内部に第
7図及び第8図における略右側へ向かう方向の磁束(以
下、第2のコイル43についてのr順方向の磁束」と言
う、)が生じ、これに前記した逆方向への電流が流れた
ときはその内部に略左側へ向かう方向の磁束(以下、第
2のコイル43についての「逆方向の磁束」と言う、)
が生じるような巻方向なっている。
(c−4,ローディングリングの回転)〔第7図、第8
図〕 そこで、2枚のローディングリング9及び10は駆動部
14及び15によって次のように回転される。
(c−4−a、ローディング方向への回転)先ず、ロー
ディング方向への回転について第7図の(A) −(B
)−(C)−(D)に示す各状態及び第8図の(A)−
(B) −(C)−CD)に示す各状態をこの順序で追
いながら説明する。
尚、第7図は上側駆動部14による上側ローディングリ
ング9に対する動作を示し、第8図は下側駆動部15に
よる下側ローディングリング10に対する動作を示した
ものでり、また、第7図に示す(A)、(B)、(C)
、(D)の4つの状態と第8図に示す(A)、CB)、
(C)、CD)の4つの状態のうちこれらの図番のカッ
コ内の記号を共通にする2つの状態は互いに同期した状
態を示すものである。
前記したように、第7図(A)に示す状態においては、
第1の突起31.31.31が上側ローディングリング
9の3つの突起11.11.11に正対非駆動の対向状
態で対向されており、従って、第2の突起32.32.
32は上側ローディングリング9に非正対非駆動の対向
状態で対向され、第3の突起33.33.33は上側ロ
ーディングリング9の突起11.11.11にローディ
ング駆動の対向状態で対向され、第4の突起34.34
.34は上側ローディングリング9の突起11.11.
11にアンローディング駆動の対向状態で対向されてい
る。また、これと同期して第8図(A)に示す状態にお
いては第5の突起35.35.35が下側ローディング
リング10の突起12.12.12に正対非駆動の対向
状態で対向されており、従って、第6の突起36.36
.36が下側ローディングリング10に非正対非駆動の
対向状態で対向され、第7の突起37.37.37が下
側ローディングリング10の突起12.12.12にロ
ーディング駆動の対向状態で対向され、第8の突起38
.38.38が下側ローディングリング10の突起12
、12.12にアンローディング駆動の対向状態で対向
されている。
尚、この状態において、前記第1及び第2のトランジス
タTrl、Tr2のベースには、第1の信号が印加され
ており、それによって第1のコイル42に順方向の電流
が流れているので、第1のコイル42内に順方向の磁束
が生じている。従って、第1のマグネット39のN極か
ら出た磁束及び第1のコイル42によって生じた磁束は
第1の突起31.31.31及び第°5の突起35.3
5.35に向けて流れることになるので、吸引ヨーク1
6.17.18及び19とローディングリング9及び1
0との間の各対向間隙における磁束密度は第1の突起3
1.31.31と上側ローディングリング9との間の対
向間隙及び第5の突起35.35.35と下側ローディ
ングリング10との間の対向間隙における磁束密度が最
も高くなる。しかして、この状態において、ローディン
グリング9及び10はその各3つの突起11.11.1
1及び12.12.12が第1の突起31.31.31
及び第5の突起35.35.35と完全に対向する位置
にいわばロックされたように保持されている。
そこで、例えば、この状態からローディングリング9及
び10をローディング方向へ回転させるときは、先ず第
1及び第2のトランジスタTr1.Tr2に対する第1
の信号の印加を解除すると共に第3及び第4のトランジ
スタTr3、Tr4のベースに第1の信号を印加する。
すると、第2のコイル43に順方向の電流が流れるので
、該第2のコイル43内に順方向の磁束が生じることに
なり、これによって、前記閉磁路を流れる磁束のうちロ
ーディングリング9及び10から第2の吸引ヨーク17
.19へ流れ込む磁束の大部分は第3の突起33.33
.33、第7の突起37.37.37を通って流れ込む
ようになる。
従って、この状態において、第3の突起33.33.3
3と上側ローディングリング9との間の対向間隙におけ
る磁束密度及び第7の突起37゜37.37と下側ロー
ディングリング10との間の対向間隙における磁束密度
が最も高くなる。しかして、上側ローディングリング9
の突起11.11.11、・φ・のうちそれまで第3の
突起33.33.33がローディング駆動の対向状態で
対向していた3つの突起11.11.11にこれを第3
の突起33.33.33と完全に対向する位置へ移動さ
せようとする強力な磁気吸引力が作用するので、上側ロ
ーディングリング9が4分の1ピッチローデイング方向
へ回転せしめられると共に、下側ローディングリング1
0の突起12.12、e魯・のうちそれまで第7の突起
37.37.37がローディング駆動の対向状態で対向
されていた3つの突起12,12.12にこれを第7の
突起37.37.37と完全に対向する位置へ移動させ
ようとする強力な磁気吸引力が作用するので、下側ロー
ディングリング10が4分の1ピッチローデイング方向
へ回転せしめられることになる。即ち、上側、下側両口
−ディングリング9.10がそれぞれ4分の1ピッチ互
いに反対方向へ回転されることになる。
しかして、駆動部14.15とローディングリング9.
10との対向状態が第7図CB)及び第8図(B)に示
す状態になり、この状態においては、第2の突起32.
32.32が上側ローディングリング9にローディング
駆動の対向状態で対向され、第6の突起36.36.3
6が下側ローディングリング10にローディング駆動の
対向状態で対向されることになる。
そこで、次には、第1及び第2のトランジスタTry、
Tr2のベースに第2の信号を印加する。すると、第1
のコイル42に今度は逆方向への電流が流れるので、該
第1のコイル42内に逆方向の磁束が生じることになり
、それによって、第1のマグネット39のN極から出た
磁束及び第1のコイル42によって発生した磁束の大部
分は第2の突起32.32.32及び第6の突起36.
36.36へ向って流れることになる。
従って、この状態において、第2の突起32.32.3
2と上側ローディングリング9との間の対向間隙におけ
る磁束密度及び第6の突起36、36.36と下側ロー
ディングリング10との間の対向間隙における磁束密度
が最も高くなるので、上側ローディングリング9の突部
11.11、・Φ・のう、ちそれまで第2の突起32.
32.32がローディング駆動の対向状態で対向されて
いた3つの突起11.11.11にこれを第2の突起3
2.32.32と完全に対向する位置へ移動させようと
する強力な磁気吸引力が作用することになり、これによ
り、上側ローディングリング9が4分の1ピッチローデ
イング方向へ回転せしめられると共に、下側ローディン
グリング10の突起12,12.  ・・・のうちそれ
まで第6の突起36.36.36がローディング駆動の
対向状態で対向されていた3つの突起12.12.12
にこれを第6の突起36.36.36と完全に対向する
位置へ移動させようとする強力な磁気吸引力が作用する
ことになり、これにより、下側ローディングリング10
が4分の1ピッチローデイング方向へ回転せしめられる
ことになる。  。
しかして、駆動部14.15とローディングリング9.
10との対向状態が第7図(C)及び第8図(C)に示
す状態になり、この状態においては第4の突起34.3
4.34が上側ローディングリング9にローディング駆
動の対向状態で対向され、第8の突起38.38.38
が下側ローディングリング10にローディング駆動の対
向状態で対向されることになる。
そこで、今度は第3及び第4のトランジスタTr3、T
r4のベースに第2の信号を印加する。すると、第2の
コイル43内に逆方向の電流が流れるので、該第2のコ
イル43内に逆方向の磁束が生じることになり、それに
よって、前記閉磁路を流れる磁束のうちローディングリ
ング9、lOから第2の吸引ヨーク17.19へ流れ込
む磁束の大部分は第4の突起34.34.34及び第8
の突起38.38.38を通って流れ込むようになる。
従って、この状態において、第4の突起34.34.3
4と上側ローディングリング9との間の対向間隙におけ
る磁束密度及び第8の突起38.38.38と下側ロー
ディングリング10との間の対向間隙における磁束密度
が最も窩くなるので、上側ローディングリング9の突起
1i、tt、・・・のうちそれまで第4の突起34.3
4.34がローディング駆動の対向状態で対向していた
3つの突起11.11.11にこれを第4の突起34.
34.34と完全に対向する位置へ移動させようとする
強力な磁気吸引力が作用するので、これにより、上側ロ
ーディングリング9が4分の1ピッチローデイング方向
へ回転せしめられると共に、下側ローディングリング1
0の突起L2.12、・串・のうちそれまで第8の突起
38.38.38がローディング駆動の対向状態で対向
されていた3つの突起12゜12.12にこれを第8の
突起38.38.38と完全に対向する位置へ移動させ
ようとする強力な磁気吸引力が作用することになり、こ
れにより、下側ローディングリング10が4分の1ピッ
チローデイング方向へ回転せしめられることになる。
しかして、駆動部14.15とローディングリング9.
10との対向状態が第71N (D)及び第8図(D)
に示す状態になり、この状態においては、第1の突起3
1.31.31が上側ローディングリング9にローディ
ング駆動の対向状態で対向され、第5の突起35.35
.35が下側ローディングリング10にローディング駆
動の対向状態で対向されることになる。
そこで1次に第1及び第2のトランジスタT r 1 
、 T r 2のベースに第1の信号を印加して第1の
コイル42に順方向の磁束を生じさせることによって、
第1の突起31.31.31と上側ローディングリング
9との間の対向間隙における磁束密度及び第5の突起3
5.35.35と下側ローディングリング10との間の
対向間隙における磁束密度が最も高くなるようにし、そ
れにより、ローディングリング9及び10を4分の1ピ
ッチローデイング方向へ回転させる。
しかして、駆動部14.15とローディングリング9.
10との対向状態が第7図(A)及び第8図(A)に示
す状態と同じ対向状態に戻ることになり、ローディング
リング9及び10は第1、第2のコイル42.43に対
する電流の供給が前記したように4回切り替えられる間
に1ピッチ分の距離ローディング方向へ回転されること
になる。
以上の動作説明によって明らかなように、ローディング
リング9及び10は、その突起11.11、・・・、1
2.12、−・・が対向する駆動部14.15側の突起
のうちローディング駆動の対、向状態で対向されている
ものに磁束が集中されることによってローディング方向
へ4分の1ピッチづつ移動されて行くことになる。
しかして、コイル42及び43に対する電流の供給を、
該コイル42.43に生ずる磁束が、常に、駆動部側の
突起とローディングリング側の突起との対向間隙のうち
該対向状態がローディング駆動の対向状態となっている
部分に集中するように作用する制御タイミングで制御し
て供給することにより、ローディングリング9及び10
がローディング方向へ回転せしめられることになる。
(c−4−b、アンローディング方向への回転) 次に、ローディングリング9のアンローディング方向へ
の回転について第7図の(D)−(C)−(B)−(A
)に示す各状態及び第8図の(D) −(C) −CB
) −(A)に示す各状態をこの順序で追いながら説明
する。
第7図CD)に示す状態においては、第2の突起32.
32.32が上−側口−ディングリング9の突起11.
11.11と前記したアンローディング駆動の対向状態
で対向しており、また第8図(D)に示す状態において
は、第6の突起36.36.36が下側ローディングリ
ング10の突起12.12.12とアンローディング駆
動の対向状態で対向している。
そこで、第1及び第2のトランジスタTr1、Tr2の
ベースに第2の信号を印加する。すると、第1のコイル
42に逆方向の電流−一流れるため該第1のコイル42
内に逆方向の磁束が生じることになり、これによって、
第1のマグネット39のN極から出た磁束及び第1のコ
イル42によって生じた磁束の大部分は第2の突起32
゜32.32及び第6の突起36.36.36に向って
流れることになり、従って、第2の突起32.32.3
2と上側ローディングリング9との間の対向間隙におけ
る磁束密度及び第6の突起36.36.36と下側ロー
ディングリング10との間の対向間隙における磁束密度
が最も高くなる。これにより、上側ローディングリング
9の突起11,11、拳・・のうちそれまで第2の突起
32.32.32がアンローディング駆動の対向状態で
対向されていた3つの突起11.11.11にこれを第
2の突起32.32.32と完全に対向する位置へ移動
させようとする強力な磁気吸引力が作用するので、上側
ローディングリング9が4分の1ピッチアンローデイン
グ方向、即ち1時計回り方向へ移動せしめられると共に
、下側ローディングリング10の突起12.12、・・
・のうちそれまで第6の突起36.36.36がアンロ
ーディング駆動の対向状態で対向していた3つの突起1
2.12.12にこれを第6の突起36.36.36と
完全に対向する位置へ移動させようとする磁気吸引力が
作用するので、下側ローディングリングlOが4分の1
ピッチアンローディング方向、即ち、反時計回り方向へ
移動せしめられることになる。
これにより、駆動部14.15とローディングリング9
.10との対向状態は第7図(C)及び第8図(C)に
示す状態と同じ状態になり、この状態になると、今度は
第3の突起33.33.33が上側ローディングリング
9に、また、第7の突起37.37.37が下側ローデ
ィングリング10に、それぞれ、アンローディング駆動
の対向状態で対向されることになる。
そこで次に、第3及び第4のトランジスタTr3、Tr
4のベースに第1の信号を印加する。すると、第2のコ
イル43に順方向の電流が流れるため、該第2のコイル
43に順方向の磁束が生じることになり、これによって
、前記閉磁路を流れる磁束のうちローディングリング9
.10から第2の吸引ヨーク17.19へ流れ込む磁束
の大部分は第3の突起33.33.33、第7の突起3
7.37.37を通って流れ込むことになり、従って、
第3の突起33.33.33と上側ローディングリング
9との間の対向間隙ににおける磁束密度及び第7の突起
37.37.37と下側ローディングリング10との間
の対向間隙における磁束密度が最も高くなる。これによ
り、ローディングリング9及び10が4分の1ピッチア
ンローデイング方向へ移動せしめられることになる。
これによって、駆動部14.15とローディングリング
9,10との対向状態が第7図(B)及び第8図(B)
に示す状態と同じ状態になり、この状態になると、今度
は第1の突起31,31.31が上側ローディングリン
グ9の突起11゜11.11に、また、第5の突起35
.35.35が下側ローディングリング10の突起12
.12.12に、それぞれ、アンローディング駆動の対
向状態で対向されることになる。
そこで、次に、第1及び第2のトランジスタTr1、T
r2のベースに第1の信号を印加し第1のコイル42に
順方向の電流が流れるようにして該第1のコイル42内
に順方向の磁束が生ずるようにする。すると、第1のマ
グネット39のN極から出た磁束及び第1のコイル42
によって生じた磁束の大部分は第1の突起31.31.
31及び第5の突起35.35.35に向って流れるこ
とになるので、この第1の突起31.31゜31と上側
ローディングリング9との間の対向間隙における磁束密
度及び第5の突起35,35.35と下側ローディング
リング10との間の対向間隙における磁束密度が最も高
くなり、これによって、ローディングリング9及び1o
が4分の1ピッチアンローデイング方向へ移動せしめら
れることになる。
これにより、駆動部14.15とローディングリング9
との対向状態が第7図(A)及び第8図(A)に示す状
態になり、この状態になると、第4の突起34,34.
34が上側ローディングリング9の突起11,11.1
1に、また、第8の突起38.38.38が下側ローデ
ィングリング10の突起12.12.12に、それぞれ
、アンローディング駆動の対向状態で対向されることに
なる。
そこで、この状態からは第2のコイル43に逆方向の電
流が流れるようにして該第2のコイル43に逆方向の磁
束が生ずるようにし、それによって第4の突起34,3
4.34と上側ローディングリング9との間の対向間隙
における磁束密度及び第8の突起38.38.38と下
側ローディングリング10との間の対向間隙における磁
束密度が最も高くなるようにし、ローディングリング9
及び10を4分の1ピッチアンローデイング方向へ移動
せしめる。
これにより、駆動部14.15とローディングリング9
.10との対向状態が第7図(D)及び第8図CD)に
示す状態と同じ状態に戻ることになり、ローディングリ
ング9は第1及び第2のコイル42.43に対する電流
の供給が前記したようにして4回切り換えられる間に1
ピッチ分の距離それぞれのアンローディング方向へ回転
されることになる。
以上の動作説明によって明らかなように、ローディング
リング9及び10は、その突起11.11、・・・、1
2.12、・・・が対向する駆動部14.15側の突起
のうちアンローディング駆動の対向状態で対向されてい
るものに順次に磁束が集中されることによってアンロー
ディング方向へ4分の1ピッチづつ移動されて行くこと
になる。
しかして、コイル42及び43に対する電流の供給を、
該コイル42.43に生ずる゛磁束が、常に、駆動部側
の突起とローディングリング側の突起との対向間隙のう
ちその対向状態がアンローされるように作用する制御タ
イミングで制御して供給することにより、ローディング
リング9及び10がアンローディング方向へ回転せしめ
られることになる。
(c−4−c、コイルの磁力によるローディングリング
のロック) ところで、ローディングリング9及び10に対するロッ
ク、即ち、回転の阻止はWI、lのコイル42又は第2
のコイル43に順方向の電流又は逆方向の電流を供給し
続けることによってより確実に行なうことができる。
即ち、ローディングリング9及び10は駆動部14.1
5によって前記したように回転せしめられるので、その
回転が停止された時点において、駆動部14、L5とロ
ーディングリング9.10との対向状態は第7図及び第
8図に示す(A)乃至(D)の4つの状態のいずれか1
つの状態になる。
従って、ローディングリング9の回転が停止された時点
においては、駆動部14.15側の突起のいずれかがロ
ーディングリング9及び10側の突起11.11、・・
−112,12、・WI壷のいずれかの隣接した3つの
ものと正対非駆動の対向状態で対向されることになるの
で、2つのコイル42及び43のうち当該突起に磁束が
集中される方のものに所定の方向の電流を供給し続ける
ようにすれば、ローディングリング9をその位置におい
て磁気吸引作用によりロックすることができる。
(c−5,ガイド溝、ローディングブロック)[第1図
乃至第3図] 46及び47はメカシャーシ2に形成されたガイド溝で
ある。該2つのガイド溝46及び47は互いに略左右対
称を成す形状を有し、その前端部を除く他の大部分はヘ
ッドドラム7の左右両側の位置において互いに外側へ向
けて突出する略円弧状に延び、かつ、その前端部は互い
に反対側へ向けて略くの字状に屈曲されると共に、その
後端はヘッドドラム7に斜め後方から近接するように位
置され、その前端はリール台3.4に近接する位置まで
延びている。
48及び49はローディングブロックであり、これらロ
ーディングブロック48及び49はメカシャーシ2の上
面側に位置されている。そして、ローディングブロック
48及び49は全体として略矩形の板状に形成されると
共に、それぞれその上面に2本のテープローディングポ
スト50と51.50’と51′が立設されており、該
2本のテープローディングポスト50と51.50′と
51′のうちの一方50と50′は略垂直な方向に延び
る姿勢で設けられ、他方51と51゛は所定の傾き魚類
いた姿勢で設けられている。また、ローディングブロッ
ク48及び49の下面からは上記一方のテープローディ
ングポスト50゜50′と略同軸上に位置する図示しな
い被ガイドビンと該被ガイドビンと離間して位置する連
結ビン52.52′が下方へ向けて突設されており、そ
の被ガイドビンがメカシャーシ2に形成された前記ガイ
ド溝46.47に摺動自在に係合されると共に、左側の
ローディングブロー2り48の連結ビン52は前記下側
のローディングリング10に図示しない連結手段を介し
て連結されており、右側のローディングブロック49の
連結ビン52′は上側のローディングリング9にこれも
図示しない連結手段を介して連結されている。
しかして、ローディングブロック48.49はローディ
ングリング9及びlOが回転されることによって移動さ
れ、その移動方向はメカシャーシ2に形成されたガイド
溝46.47によって案内されることになる。
(d、テープカセット)[第1図乃至第3図]53はテ
ープカセット(図面ではビデオテープレコーダーlに装
着された状態で示しである。)である、54はカセット
ケースであり、該カセットケース54の前面、即ち、ビ
デオテープレコーダーlに装着された状態においてビデ
オテープレコーダー1の後方を向いて位置する面に上方
から見て略逆台形状を成すテープ引出用凹部55が形成
されると共に、該テープ引出用凹部55の左右両側にテ
ープ出口56.57が形成されている。
58は供給側のテープリール(以下、「Sリール」と言
う、)、59は巻取側のテープリール(以下、「Tリー
ル」と言う、)であり、これらテープリール58及び5
9に磁気テープ60の両端が各別に取着されている。
尚、テープローディングが行なわれる前の状態において
、磁気テープ60は第1図に示すパスを通されている。
即ち、この状態において、磁気テープ60はSリール5
Bから引き出された後左側のテープ出口56からカセッ
トケース54外へ導出されると共に、テープ引出用凹部
55の前面を通され、右側のテープ出口57からカセッ
トケース54内に導入された後Tリール59に巻き取ら
れている。
(e、テープローディング、テープアンローディング)
[第1図、第2図] (e−1,テープローディング) テープローディングが行なわれる前の状態において、ロ
ーディングリング9及び10はローディングブロック4
8.49をヘッドドラム7の略前方に位置させる位置(
以下、この位置を「非ローディング位置」と言う、)に
来ている。
そして、この状態からテープカセット53がビデオテー
プレコーダーlに装着されると、ローディングブロック
48.49から立設されたテープローディングポスト5
0.51.50′、51′が相対的にテープカセット5
3のテープ引出用凹部内55に位置される。
そして、この状態からテープローディングを行なうため
の指令が為されると、ローディングリング9.10が駆
動部14.15によってそれぞれローディング方向へ、
即ち、上側ローディングリング9は反時計回り方向へ、
下側ローディングリング10は時計回り方向へ回転され
、ローディングブロック48.49がガイド溝46゜4
7に沿って移動されると共に、ローディングブロック4
8.49がガイド溝46.47の後端部の所定の位置と
対応する位置、即ち、ローディング完了位置まで来たと
ころでその回転が停止される。
尚、ローディングリング9及び10がローディング完了
位置は来たことの検出は、例えば、前記駆動回路44及
び45において第1乃至第4のトランジスタTr1、T
r2.Tr3及びTr4に印加される第1及び第2の信
号の数をカウントすること等によって行なわれる。
しかして、第2図に示すようにテープローディングポス
ト50.51.50’及び51′がヘッドドラム7に略
左斜め後方から近接する位置と略右斜め後方から近接す
る位置へと各別に移動されるので、磁気テープ60がカ
セットケース54から引き出されると共に、その引き出
された部分が第2図に示すパス(第2図においては磁気
テープ60の一部を省略して記載しである。)を通され
ることになる。即ち、この状態において、磁気テープ6
0はカセットケース54から引き出された部分の一部が
ヘッドドラム7の外周面に所定の巻付角巻き付けられる
と共に、テープローディングポスト50.51.50′
、51′に巻き付けられ、また、図示しないキャプスタ
ン又はピンチローラ、テンレギビン、各種のヘッド部材
及びテープガイドポスト等に巻き付けられたパスを通さ
れることになる。
そして、磁気テープ60に対する記録又は再生はこの状
態から磁気テープ60を走行させると共にヘッドドラム
7に設けられた回転磁気ヘッド等を回転させることによ
って行なわれる。
(e−2,テープアンローディング) 上記したようにローディングされた磁気テープ60のア
ンローディングは次のように行なわれる。
即ち、テープローディングが為されている状態から、例
えば、イジェクトを行なうための指令が為されると、S
リール58又は59がテープ巻取方向へ回転されると共
に、ローディングリング9及び10が前記した非ローデ
ィング位置へ向けてアンローディング方向へ回転され、
それによって磁気テープ60のうちカセットケース54
外へ引き出されていた部分がテープリール58又は59
に巻き取られることになる。
尚、テープローディングが完了された状態からス)−/
プモードにするための指令又はテープ早送りもしくはテ
ープ巻戻し等磁気テープ60を高速走行させるための指
令が為されると、ローディングリング9及び10は少な
くとも磁気テープ60をヘッドドラム7に圧着させない
位置へと戻されるようになっており、従って、このよう
な場合は、ローディングリング9及び10がローディン
グ完了位置から所定の距離アンローディング方向へ戻さ
れることになり、その戻された位置において前記したよ
うな手段によりロックされることになる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テー
プローディング機構は、テープローディングポスト等を
支持しシャーシに移動自在に支持されると共に互いに重
なり合うように位置されかつ互いに反対方向へ移動され
る2つのローディング部材を備え、該2つのローディン
グ部材を所定のモードに応じた所定の位置へ移動させる
ことによって当該モードに応じたテープパスが形成され
るようにしたテープローディング機構であって、各ロー
ディング部材に磁束集中用の突起を多数ローディング部
材の移動方向に沿って等間隔に形成し、前記各ローディ
ング部材の磁束集中用突起形成面に対向配置されると共
に前記突起と完全に対向した突起と半ピッチずれた突起
とから成る第1の吸引部及びローディング部材の突起と
4分の1ピッチ一方の方向にずれた突起と4分の1ピッ
チ前記方向と反対の方向にずれた突起を宥する第2の吸
引部と上記各突起に交互に磁束を発生させる励磁コイル
とから成る駆動部を各ローディング部材ごとに設け、上
記2つの駆動部に設けられた前記突起は第1又は第2の
吸引部の一方のものが互いに同位相に配置され他方のも
のが半ピッチ位相をずらして配置されたことを特徴とす
る。
即ち、本発明によれば、2つの駆動部のそれぞれにおい
て前記4つの突起のうち4分の1ピッチ移動方向にずれ
た突起に磁束が集中するように励磁コイルに電流を供給
すると、ローディング部材側の突起が前記突起と完全に
対向する位置まで移動され、それによって各ローディン
グ部材が4分の1ピッチ移動方向へ移動され、かつ、そ
の状態において今度は駆動部側の4つの突起のうち前記
磁束が集中されたちの以外の3つの突起のいずれか1つ
がローディング部材側の突起に対して4分の1ピッチ移
動方向へずれた位相で対向されることになるので、励磁
コイルに対する電流の供給を駆動部の4つの突起のうち
当該時点において4分の1ピッチ移動方向にずれたもの
に磁束が集中する切換タイミングで切り換えて行くよう
にすれば、各ローディング部材をそれぞれについての移
動方向へ移動させることができる。
従って、本発明によれば、モータや減速機構等から成る
既知の駆動手段を使用しないで2つのローディング部材
を互いに反対の方向へ移動させることができると共に、
ローディング部材に対するロックを前記駆動手段によっ
て行なうことができると共にローディング部材の位置決
めが容易であり、しかも、場合によってはテープローデ
ィングポスト等の位置決め手段を不要ならしめることも
できるので、テープローディング機構をその機能を全く
損なうことなく極めて簡単な構造にすることができると
共に、ローディング部材を任意の位置で停止させること
ができる。
しかも、本発明においては、2つの駆動部に設けられた
突起のうち第1の吸引部又は第2の吸引部の一方の突起
は互いに同じ位相に配置され他方の突起は互いに反ピッ
チ位相をずらせて配置されるので、一方の駆動部におけ
るある突起が一方のローディング部材に対して4分の1
ピッチ当該一方のローディング部材についての移動方向
へずれた位相で対向されると他方の駆動部における上記
突起に対応する突起は他方のローディング部材に対して
4分の1ピッチ当該他方のローディング部材についての
移動方向、即ち、一方のローディング部材についての移
動方向に対しては反対の方向へずれた位相で対向される
ことになる。
従って、吸引部はローディング部材ごとに設ける必要は
あるが、励磁コイルは2つの第1の吸引部と2つの第2
の吸引部にそれぞれ共通のものを設けることができるの
で、駆動部の構造をより簡単なものとすることができる
と共に、励磁コイルに電流を供給するための回路を極め
て単純な構成にすることができる。更に、本発明によれ
ば、ローディング部材をこれに駆動部が機械的に接触す
ることのない状態で移動させることができるから、ロー
ディング部材が移動されるときに動作音が発生すること
もなく、また、駆動部やローディング部材に摩耗が生ず
ることもない。
尚、前記した実施例においては1本発明テープローディ
ング機構をローディング部材として回転移動される形態
のものが使用される方式のテープローディング機構に適
用したものを示したが1本発明は、ローディング部材を
直線方向もしくはこれと似た方向へ移動させることもで
きるので、ローディング部材としてそのような移動方向
へ移動される形態のものが使用される方式のテープロー
ディング機構にも適用することができる。
また、前記した実施例においては、駆動部側にバイアス
用のマグネットを設けるようにしたが、このバイアス用
のマグネットはローディング部材側に設けるようにして
も良いし、あるいは必要に応じて駆動部及びローディン
グ部材のいずれにも設けることも考えられる。更には、
常にいずれかのコイルを励磁しておくようにすれば、バ
イアス用マグネットを省略することも可能である。
そして、本発明においてはローディング部材に一定の間
隔で配列された多数の突起が形成されるため、この突起
をいわばギヤ歯あるいはラック歯として利用することが
できる形状に形成するようにすれば、ローディング部材
の動きによって所定のカムギヤ等の移動部材、例えば、
ローディング部材の動きに同期して移動されるべき各種
のモード形成部材等を移動させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明テープローディング機構をビ
デオテープレコーダーにおけるテープローディング機構
に適用した実施の一例を示すものであり、第1図は非ロ
ーディング状態におけるビデオテープレコーダーの平面
図、第2図はローディング完了状態におけるビデオテー
プレコーダーの平面図、第3図は第1図の■−■線に沿
う断面図、第4図は駆動部の拡大斜視図、第5@は。 駆動部の拡大正面図、第6図は駆動回路を示す回路図、
第7図は上側の駆動部による上側のローディングリング
の回転動作を順序的に示す要部拡大平面図、第8図は下
側の駆動部による下側ローディングリングの回転動作を
順序的に示す要部拡大平面図、第9図は従来のテープロ
ーディング機構を備えたビデオテープレコーダーの一例
を示す平面図である。 符号の説明 211・暑シャーシ、 8・・・テープローディング機構、 9.100拳・ローディング部材、 11.12・・・磁束集中用突起、 14.1511・働駆動部。 16・・・(一方の駆動部の)第1の吸引部、17・・
・(一方の駆動部の)第2の吸引部、18・・番(他方
の駆動部の)第1の吸引部、19・・・ (他方の駆動
部の)第2の吸引部、31−・・ (一方の駆動部の)
完全に対向した突起、 32−−・ (一方の駆動部の)半ピッチずれた突起、 33・Φ・(一方の駆動部の)4分の1ビー、千一方の
方向にずれた突起、 34・・・ (一方の駆動部の)4分の1ピッチ反対の
方向にずれた突起。 35・・・ (他方の駆動部の)完全に対向した突起。 36・・・ (他方の駆動部の)反ピッチずれた突起、 37・・・ (他方の駆動部の)4分の1ピッチ一方の
方向にずれた突起、 38・e・(他方の駆動部の)4分の1ピッチ反対の方
向にずれた突起、 42.43・・φ励磁コイル、 50.50’、51.51’・・Φテープローディング
ポスト 42.43・−、#7J石肱フィル 第6図 第9図 手続ネ甫正書(0引 昭和61年 6月11日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和61年 特 許 願 第73765号2、発明の名
称 テープローディング機構 −3,補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京部品用凶兆品用6丁目7番35号名称(21
8)ソニー株式会社 4、代理人 住所 東京都中央区八丁堀3丁目17番12号f155
1−OR14 6、補正の内容 (1)明細書第80頁12行目、r更には、」から同頁
14行目、「可能である。」までを削除する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープローディングポスト等を支持しシャーシに移動自
    在に支持されると共に互いに重なり合うように位置され
    かつ互いに反対方向へ移動される2つのローディング部
    材を備え、該2つのローディング部材を所定のモードに
    応じた所定の位置へ移動させることによって当該モード
    に応じたテープパスが形成されるようにしたテープロー
    ディング機構であって、 各ローディング部材に磁束集中用の突起を多数ローディ
    ング部材の移動方向に沿って等間隔に形成し、 前記各ローディング部材の磁束集中用突起形成面に対向
    配置されると共に前記突起と完全に対向した突起と半ピ
    ッチずれた突起とから成る第1の吸引部及びローディン
    グ部材の突起と4分の1ピッチ一方の方向にずれた突起
    と4分の1ピッチ前記方向と反対の方向にずれた突起を
    有する第2の吸引部と上記各突起に交互に磁束を発生さ
    せる励磁コイルとから成る駆動部を各ローディング部材
    ごとに設け、 上記2つの駆動部に設けられた前記突起は第1又は第2
    の吸引部の一方のものが互いに同位相に配置され他方の
    ものが半ピッチ位相をずらして配置された ことを特徴とするテープローディング機構
JP61073765A 1986-03-31 1986-03-31 テ−プロ−デイング機構 Pending JPS62231449A (ja)

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ID=13527639

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JP (1) JPS62231449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453379A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Mitsubishi Electric Corp Loading device for magnetic recording and reproducing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453379A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Mitsubishi Electric Corp Loading device for magnetic recording and reproducing device

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