JPS62230543A - 用紙状態検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に銀行で使用されるＡ’ＦＭ等における紙
幣の寸法、面積を始めとする用紙の状態をイメージセン
サを用いて正確に測定する装置に適用される。

〔従来の技術〕

搬送する用紙の状態をラインイメージセンサで検出する
場合、ラインイメージセンサでの読取りを一定搬送距離
毎に発生するエンコーダパルスに同期させれば用紙上を
一定距離の間隔で読取るため、用紙上走査回数は搬送速
度によらず一定となり用紙の状態を正確に測定できる。

しかし、本方式は回路が複雑となる。したがって、　！
ｌ’、純な用途については非同期の一定時ＩＪＢ周期の
読取方式をとる場合が多い。この種の装置に関連するも
のに特開昭５６−１０８１７５号がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

」−２のように、一定時間周期の読取方式をとると用紙
上走査回数が搬送速度の変動に影響を受は８１紙の搬送
方向寸法１面積等を正確に測定できない問題がある。

本発明の目的は上記のような問題点を除去することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、用紙送りローラに取付けたロータリエンコ
ーダのパルスの数をラインイメージセンサの走査周期を
基準にしてカウントし搬送速度の指標とし、この指標を
もとにして用紙の搬送方向長さ１面積等を補正すること
により達成される。

即ち、前記指標は用紙上走査回数に逆比例しているため
、実測した指標をＮ、標準速度で搬送した際の指標をＮ
ｏとすると用紙り走査回数に比（Ｎ　／　Ｎ　ｏ　）を
乗算することにより補正し標ｑ速度で搬送した際の走査
回数が得られる。同様に。

用紙の搬送方向寸法、面積も常に標準速度で搬送した際
の正確な値に換算される。

〔作用〕

ロータリエンコーダは用紙の搬送距離に比例した数のパ
ルスを発生し、このパルスを第２のカウンタ回路でカラ
ン＋−できる。

第１のカウンタ回路ではラインイメージセンサの走査回
数がカラン１−され一定時間周期の走査であるため走査
回数をａｌｌ定することにより一定な基準時間を作り出
すことができる、この一定時間中の第１のカウンタ回路
のカウント値を測定することにより、一定時間中の搬送
距離即ち搬送速度が？ｌ＋ｑ定でき、この値と標準速度
で搬送した際の値との比により走査回数を補正する。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図において、ラインイメージセンサ１は用紙７を一
定時間間隔で走査し読取り、その走査回数および用紙有
出力の総画素数を第１のカウンタ部３でカウントする。

用紙７は搬送ローラ８により方向９に搬送される。搬送
ローラ８にはロータリエンコーダ６が軸結合されており
、用紙７の搬送距離に比例した数のパルスを発生し、こ
のパルスを第２のカウンタ部４でカウントする。ＣＰＵ
部５は、前記第１．第２のカウンタ部のカウント動作の
スタート・ストップ制御機能、カウント値の読込機能、
ＲＯＭ−ＲＡＭを持ちプログラムにより制御される。

以上の構成において、ＣＰＵ部はラインイメージセンサ
１．カウンタ部３を介し用紙上走査回数、用紙有出力の
用紙一枚分に渡る総画素数を読込みそれぞれ用紙の搬送
方向寸法り、用紙面積Ｓが得られる。

又、ＣＰＵ部５でカウント部３および４をプログラム制
御しラインイメージセンサを一定回数走査したｉ■のロ
ータリエンコーダ６のパルスをカウントすれば用紙の搬
送速度指標Ｐが得られる。この値をＣＰＵ部５のＲＡＭ
に格納しておく。

ラインイメージセンサの走査間隔は一定時間のため、用
紙の搬送方向寸法Ｌ、用紙面積Ｓは用紙の搬送速度によ
り変動する。そこで、標べ畦速度でれば標準速度で搬送
した際の用紙の搬送方向寸法。

用紙寸法が得られる。即ち、市況補正を行なえば常に一
定の搬送速度で用紙を読取った場合と同じ結果が得られ
る。

本実施例によれば、「搬送速度の変動」の影響を受けず
正確な用紙の搬送方向寸法、用紙面積が得られる。

尚、用紙の搬送速度指標Ｐの読取について、搬送速度が
装置側々では差が出るが時間変動が無い場合は、ライン
イメージセンサで用紙を読取る時点、その前後を問わず
いつの時点で搬送速度指標を読取ってもよいが、搬送速
度に時間変動がある場合は用紙を読取る時点で同時に搬
送速度指標Ｐを読取る必要がある。

又１本実施例ではラインイメージセンサの走査周期を基
準にして搬送速度指標Ｐを読取ったが。

ＣＰＵ部５でソフトウェアタイマを作成しこれを基準に
しても良いし、別途設置したハードウェアタイマを基準
にしても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、一定時間周期で走査するラインイメー
ジセンサにて用紙の状態を検出する装置において、用紙
の搬送速度をラインイメージセンサ自身の走査周期を基
準にして？ｌｌｑ定することにより、用紙上走査回数の
搬送速度変動による影響を補正し、標準速度で搬送した
際の用紙上走査回が算出できるため、用紙の寸法、面積
等の状態正確に測定できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。 ■・・・ラインイメージセンサ、３，４・・・カラン部
、６・・・ロータリエンコーダ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、用紙の搬送手段、この用紙を一定時間周期で走査す
   るラインイメージセンサ、前記ラインイーメジセンサの
   走査回数および用紙を走査した際の用紙有出力の総画素
   数の双方をカウントする第１のカウンタ回路、用紙の搬
   送距離に比例した数のパルスを発生するロータリエンコ
   ーダ、前記ロータリエンコーダのパルスをカウントする
   第２のカウンタ回路から成る装置において、ラインイメ
   ージセンサを一定回数走査した間のロータリエンコーダ
   のパルスをカウントしこのカウント値を搬送速度の指標
   とすることを特徴とする用紙状態検出方式。