JPS6223053B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223053B2 JPS6223053B2 JP54099958A JP9995879A JPS6223053B2 JP S6223053 B2 JPS6223053 B2 JP S6223053B2 JP 54099958 A JP54099958 A JP 54099958A JP 9995879 A JP9995879 A JP 9995879A JP S6223053 B2 JPS6223053 B2 JP S6223053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- ring
- links
- pivotally connected
- trunnion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
- C21C5/4633—Supporting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来の炉支持体の1例は米国特許第3146983号
に開示されており、この炉支持体は、複数のリン
クが転炉を上部トラニオンリングフランジに枢着
して炉を垂直位置に支持しかつ炉とリング間の差
異のある膨張を許す如くなしている。しかしこれ
らのリンクは炉がその概して水平の位置に傾斜さ
せられるときには炉を支持することができない。
従つて、上記従来技術の炉の懸架装置では、炉が
上下に回動させられる間炉を支持するためにトラ
ニオンピンに隣接した複数のブラケツトを備える
必要があつた。
に開示されており、この炉支持体は、複数のリン
クが転炉を上部トラニオンリングフランジに枢着
して炉を垂直位置に支持しかつ炉とリング間の差
異のある膨張を許す如くなしている。しかしこれ
らのリンクは炉がその概して水平の位置に傾斜さ
せられるときには炉を支持することができない。
従つて、上記従来技術の炉の懸架装置では、炉が
上下に回動させられる間炉を支持するためにトラ
ニオンピンに隣接した複数のブラケツトを備える
必要があつた。
本発明は冶金炉、詳細には冶金炉をトラニオン
リングに取付けるための懸架装置をもつ冶金炉に
関するものである。
リングに取付けるための懸架装置をもつ冶金炉に
関するものである。
本発明の目的は空気(又は酸素)吹き式冶金炉
用の新規な改良した支持体を提供することにあ
る。
用の新規な改良した支持体を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、炉を垂直及び傾斜位置に
支持しかつ炉と包囲するトラニオンリング間の差
異のある膨張を許す如き冶金炉懸架装置を提供す
ることにある。
支持しかつ炉と包囲するトラニオンリング間の差
異のある膨張を許す如き冶金炉懸架装置を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、機械的荷重がトラニオン
リングの回りに比較的均一に分配される如き転炉
の懸架装置を提供することにある。
リングの回りに比較的均一に分配される如き転炉
の懸架装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、軸線方向の炉の膨張
を制限しない転炉用支持体を提供することにあ
る。
を制限しない転炉用支持体を提供することにあ
る。
本発明の上記及びその他の目的は以下の、図に
基づく詳細な説明から明らかになるだろう。
基づく詳細な説明から明らかになるだろう。
第1図に示す転炉10は本発明の懸架装置を用
いる冶金炉の一例である。当業者には明らかな如
く、この懸架装置はいわゆるトラニオンリング内
に支持する冶金炉には何れにも適用できるもので
ある。炉10は金属外殻体12と耐火ライニング
13を含む。頂部開口14は高温の金属又はスク
ラツプを炉に装入せしめる。炉10は又注出口1
5をもち、これは炉を傾けたとき取鍋又は他の適
当な容器内に内容物を排出せしめるものである。
いる冶金炉の一例である。当業者には明らかな如
く、この懸架装置はいわゆるトラニオンリング内
に支持する冶金炉には何れにも適用できるもので
ある。炉10は金属外殻体12と耐火ライニング
13を含む。頂部開口14は高温の金属又はスク
ラツプを炉に装入せしめる。炉10は又注出口1
5をもち、これは炉を傾けたとき取鍋又は他の適
当な容器内に内容物を排出せしめるものである。
第1図に示す如く、炉10は同心のトラニオン
リング16により包囲される。トラニオンリング
16の正反対位置の作用側面の各々から突き出て
いるのは1対の同軸のトラニオンピン17であ
り、第1図にはそのうちの1つのみを示してい
る。ピン17は普通は適当な支持体(図示せず)
に軸支され、適当な駆動機構(図示せず)に連結
され、該機構はトラニオンリング16とこれが支
持する炉10を傾けるために必要なトルクを供す
る。トラニオンピン17は中空であつて、トラニ
オンリング16内部に冷却水を出し入れできるよ
うになつている。図示の例では、トラニオンリン
グ16の内部は水冷するものとなしているが、そ
の構成についての詳細は、当業者に周知でありか
つ本発明部分をなすものではないので説明を省略
する。
リング16により包囲される。トラニオンリング
16の正反対位置の作用側面の各々から突き出て
いるのは1対の同軸のトラニオンピン17であ
り、第1図にはそのうちの1つのみを示してい
る。ピン17は普通は適当な支持体(図示せず)
に軸支され、適当な駆動機構(図示せず)に連結
され、該機構はトラニオンリング16とこれが支
持する炉10を傾けるために必要なトルクを供す
る。トラニオンピン17は中空であつて、トラニ
オンリング16内部に冷却水を出し入れできるよ
うになつている。図示の例では、トラニオンリン
グ16の内部は水冷するものとなしているが、そ
の構成についての詳細は、当業者に周知でありか
つ本発明部分をなすものではないので説明を省略
する。
第1,2図に示すトラニオンリング16は上部
リング状フランジ20と同様の下部フランジ21
を含み、下部フランジは上部フランジ20から離
隔し、かつこれに対して概して同心の平行配置関
係にある。フランジ20と21は環状内側巻板2
2と環状外側巻板23により前記フランジの縁で
接合されている。外側巻板は巻板22と同心であ
りかつそれから概して平行状態で離隔している。
フランジ20,21と巻板22,23間の接合部
は溶接の如き任意の適当な手法で定着することが
できる。又、図示の例のトラニオンリング16は
本質的に中空の、円形箱状けた材である。図示し
ていないが、トラニオンリング16は所望に応じ
て各々が冷却水を循環させる孔をもつ一連の円周
方向に離隔すると共に半径方向に配列した板によ
り内部から補強することができる。又本発明の炉
の懸架装置は、トラニオンリング16が第1,2
図に示す輪郭をもつていつも、又I形はり材、溝
形材又はその他の種々の横断面形状をもつ場合に
も適用することができることは明らかである。
リング状フランジ20と同様の下部フランジ21
を含み、下部フランジは上部フランジ20から離
隔し、かつこれに対して概して同心の平行配置関
係にある。フランジ20と21は環状内側巻板2
2と環状外側巻板23により前記フランジの縁で
接合されている。外側巻板は巻板22と同心であ
りかつそれから概して平行状態で離隔している。
フランジ20,21と巻板22,23間の接合部
は溶接の如き任意の適当な手法で定着することが
できる。又、図示の例のトラニオンリング16は
本質的に中空の、円形箱状けた材である。図示し
ていないが、トラニオンリング16は所望に応じ
て各々が冷却水を循環させる孔をもつ一連の円周
方向に離隔すると共に半径方向に配列した板によ
り内部から補強することができる。又本発明の炉
の懸架装置は、トラニオンリング16が第1,2
図に示す輪郭をもつていつも、又I形はり材、溝
形材又はその他の種々の横断面形状をもつ場合に
も適用することができることは明らかである。
炉10は上部懸架組立体26と下部懸架組立体
28によりトラニオンリング16に支持される。
上部懸架組立体26は上部フランジ20に掛合す
るクランプリング30と複数の概して三角形状の
リンク32を含み、前記リンクは下端でリング3
0に、上端で炉12に枢着されている。リング3
0は上部フランジ20と概して同じ半径方向配列
となつており、かつ単一部材又は複数のアーチ状
セグメントから成る。横断面では、リング30は
概してL形をなし、その長脚部34は上部フラン
ジ20の上に配置しこれと平行に延びている。リ
ング30の脚部34は直接にフランジ20に掛合
するか、又は薄い金属緩衝パツド36がそれらの
間に配置される。クランプリング30の短脚部3
8はフランジ20の内側縁の後ろで下方へ延び
る。
28によりトラニオンリング16に支持される。
上部懸架組立体26は上部フランジ20に掛合す
るクランプリング30と複数の概して三角形状の
リンク32を含み、前記リンクは下端でリング3
0に、上端で炉12に枢着されている。リング3
0は上部フランジ20と概して同じ半径方向配列
となつており、かつ単一部材又は複数のアーチ状
セグメントから成る。横断面では、リング30は
概してL形をなし、その長脚部34は上部フラン
ジ20の上に配置しこれと平行に延びている。リ
ング30の脚部34は直接にフランジ20に掛合
するか、又は薄い金属緩衝パツド36がそれらの
間に配置される。クランプリング30の短脚部3
8はフランジ20の内側縁の後ろで下方へ延び
る。
各リンク32は細いネツク部分即ち頂点42に
向つてテーパをもつ比較的厚い底辺部分40を含
む。各リンク32の底辺部分40は1対の直立す
るブラケツト44間に枢着され、該ブラケツトは
クランプリング3の上表面に間隔をあけて取付け
ている。特に、旋回ボルト46はブラケツト44
の整列した孔48と底辺部分40を貫通する孔5
0を通して延びる。各リンク32のネツク部分即
ち頂点42はネツク部分42中の孔54とブラケ
ツト58中の整列した孔56を通して延びる旋回
ボルト52により炉10に同様に枢着され、前記
ブラケツト58は概してトラニオンリング16の
上方で外殻体12に定着したリング60に平行に
離隔して取付けられている。各リンク32を通す
孔50,54は概して平行になつていて、リンク
がクランプリング30と炉外殻体12に対してそ
の上下の端で同時に旋回するようになしている。
又、各ボルト46,52は一端でねじ山付きとな
つていて、これらが例えばナツト62により所定
位置に適当に保持されるようになしている。
向つてテーパをもつ比較的厚い底辺部分40を含
む。各リンク32の底辺部分40は1対の直立す
るブラケツト44間に枢着され、該ブラケツトは
クランプリング3の上表面に間隔をあけて取付け
ている。特に、旋回ボルト46はブラケツト44
の整列した孔48と底辺部分40を貫通する孔5
0を通して延びる。各リンク32のネツク部分即
ち頂点42はネツク部分42中の孔54とブラケ
ツト58中の整列した孔56を通して延びる旋回
ボルト52により炉10に同様に枢着され、前記
ブラケツト58は概してトラニオンリング16の
上方で外殻体12に定着したリング60に平行に
離隔して取付けられている。各リンク32を通す
孔50,54は概して平行になつていて、リンク
がクランプリング30と炉外殻体12に対してそ
の上下の端で同時に旋回するようになしている。
又、各ボルト46,52は一端でねじ山付きとな
つていて、これらが例えばナツト62により所定
位置に適当に保持されるようになしている。
下部懸架組立体28は上部クランプリング30
に似た形状の第二クランプリング64及び複数の
リンク65をもつ。リング64の長脚部66は下
部フランジ21に対して概して平行に配列され、
それらの間に複数の離隔した円板状ばね68を配
置している。又、リング64の短脚70はフラン
ジ21の下部内側縁の後ろにひつかかる。
に似た形状の第二クランプリング64及び複数の
リンク65をもつ。リング64の長脚部66は下
部フランジ21に対して概して平行に配列され、
それらの間に複数の離隔した円板状ばね68を配
置している。又、リング64の短脚70はフラン
ジ21の下部内側縁の後ろにひつかかる。
各リンク65は1対の目孔付きボルトを含み、
各ボルトは横孔76をもつ頭部分とねじ山付き軸
部78を含む。内ねじ山付きスリーブ80は各軸
部78に掛合して、上下の孔76間の距離、それ
故各リンク65の長さを調節可能となしている。
各リンク65の下端は1対のブラケツト82間に
ボルト81により枢着され、該ブラケツトは概し
てトラニオンリング16の下に取付けた第二リン
グ84に離隔して平行に取付けられている。ボル
ト81は孔76とブラケツト82中の整列した孔
86を通して延びる。各リンク65の上端はクラ
ンプリング64の下表面に取付けた第二の一対の
ブラツト89間にボルト88により同様に枢着さ
れる。ボルト88はブラケツト89中に孔92と
リンク65の上端中の貫通孔76の間に延びる。
ボルト81と88はそれらの両端でリンク65が
同時に旋回運動できるように概して平行に配置さ
れ、各ボルトはボルト94により定着されるよう
に一端がねじ山付きとなつている。
各ボルトは横孔76をもつ頭部分とねじ山付き軸
部78を含む。内ねじ山付きスリーブ80は各軸
部78に掛合して、上下の孔76間の距離、それ
故各リンク65の長さを調節可能となしている。
各リンク65の下端は1対のブラケツト82間に
ボルト81により枢着され、該ブラケツトは概し
てトラニオンリング16の下に取付けた第二リン
グ84に離隔して平行に取付けられている。ボル
ト81は孔76とブラケツト82中の整列した孔
86を通して延びる。各リンク65の上端はクラ
ンプリング64の下表面に取付けた第二の一対の
ブラツト89間にボルト88により同様に枢着さ
れる。ボルト88はブラケツト89中に孔92と
リンク65の上端中の貫通孔76の間に延びる。
ボルト81と88はそれらの両端でリンク65が
同時に旋回運動できるように概して平行に配置さ
れ、各ボルトはボルト94により定着されるよう
に一端がねじ山付きとなつている。
ブラケツト58と82は第2図中では夫々のリ
ング60と84と実質的に同じ高さにあるものと
して示しているが、これらは強度を加えるために
高さを増し、又外殻体12の表面に掛合しかつ取
付けられる部分(図示せず)をもつものとするこ
とができる。
ング60と84と実質的に同じ高さにあるものと
して示しているが、これらは強度を加えるために
高さを増し、又外殻体12の表面に掛合しかつ取
付けられる部分(図示せず)をもつものとするこ
とができる。
第5図に示す本発明の好適実施例に於ては、上
部リンク32のすべては夫々の大きい底辺部分4
0が上部クランプリング30に取付けられ、夫々
の比較的小さいネツク部分42がリング60に枢
着されるように配置している。しかし、第6図に
示す別の実施例では、別形式のリンク32′は逆
にされて、それらの底辺部分40がリング60に
枢着され、一方それらの少さいネツク部分又は頂
点42はクランプリング30に枢着される。
部リンク32のすべては夫々の大きい底辺部分4
0が上部クランプリング30に取付けられ、夫々
の比較的小さいネツク部分42がリング60に枢
着されるように配置している。しかし、第6図に
示す別の実施例では、別形式のリンク32′は逆
にされて、それらの底辺部分40がリング60に
枢着され、一方それらの少さいネツク部分又は頂
点42はクランプリング30に枢着される。
明らかな如く、上部懸架組立体26の複数のリ
ンク32と下部懸架組立体28の複数のリンク6
5が設けられ、これらは炉10の回りに離隔して
配列され、又これらはすべて第2〜4図につき説
明した手法で炉外殻体12へかつ夫々の上下のク
ランプリング30,64に枢着される。この配置
は炉10とトラニオンリング16に異なつた半径
方向の膨張を許すが、それはリンク32と65が
それらの両端で自由に旋回するからである。例え
ば炉10がトラニオンリング16より大きく半径
方向に膨張し、そのため外殻体を第2図で見てト
ラニオンリング16に対して右方に移動すれば、
リンク32はボルト52,46の回りに時計回り
に旋回し、リンク65はボルト81と88の回り
に反時計回りに旋回する。リンク32と65に同
様の旋回運動が起るのは、炉が作業に個有の温度
と応力の結果として長手方向に伸びる場合であ
る。更に、リンク32は炉が垂直位置にあるとき
炉を支持するのみならず、リンク32及び65は
炉が種々の中間傾斜位置にあるとき及び炉が上下
に回動せしめられるときにも炉を支持する作用を
する。
ンク32と下部懸架組立体28の複数のリンク6
5が設けられ、これらは炉10の回りに離隔して
配列され、又これらはすべて第2〜4図につき説
明した手法で炉外殻体12へかつ夫々の上下のク
ランプリング30,64に枢着される。この配置
は炉10とトラニオンリング16に異なつた半径
方向の膨張を許すが、それはリンク32と65が
それらの両端で自由に旋回するからである。例え
ば炉10がトラニオンリング16より大きく半径
方向に膨張し、そのため外殻体を第2図で見てト
ラニオンリング16に対して右方に移動すれば、
リンク32はボルト52,46の回りに時計回り
に旋回し、リンク65はボルト81と88の回り
に反時計回りに旋回する。リンク32と65に同
様の旋回運動が起るのは、炉が作業に個有の温度
と応力の結果として長手方向に伸びる場合であ
る。更に、リンク32は炉が垂直位置にあるとき
炉を支持するのみならず、リンク32及び65は
炉が種々の中間傾斜位置にあるとき及び炉が上下
に回動せしめられるときにも炉を支持する作用を
する。
クランプリング30と64はトラニオンリング
フランジ20と21中の半径方向応力を最小限度
となすようにリンク32,65から受ける半径方
向の荷重を吸収する。その上、クランプリング3
0と64は炉が垂直のとき圧縮荷重をトラニオン
リングに比較的均等に分配する。更に、リンク3
2と65は上下回動の間に炉の横移動を防止す
る。このことは特に上部にリンク32により助長
される。この上部リンクは概して三角形輪郭をも
つ結果側方の撓みに抗する働きをする。下部のク
ランプリング64とトラニオンリング16間のば
ね座金68はクランプリング64とトラニオンリ
ング16間の相対的移動を許し、傾斜の間及び炉
が逆にされるときに支持するためにトラニオンリ
ングの下にリンクを使用することもできる。その
結果、炉を上下回動の間に支持するために従来技
術で用いたブラケツトは必要ではない。更に、リ
ンク65は調節自在であるため、作業中に生じる
炉の寸法変化によつて必要となるリンクの長さの
変更が可能である。
フランジ20と21中の半径方向応力を最小限度
となすようにリンク32,65から受ける半径方
向の荷重を吸収する。その上、クランプリング3
0と64は炉が垂直のとき圧縮荷重をトラニオン
リングに比較的均等に分配する。更に、リンク3
2と65は上下回動の間に炉の横移動を防止す
る。このことは特に上部にリンク32により助長
される。この上部リンクは概して三角形輪郭をも
つ結果側方の撓みに抗する働きをする。下部のク
ランプリング64とトラニオンリング16間のば
ね座金68はクランプリング64とトラニオンリ
ング16間の相対的移動を許し、傾斜の間及び炉
が逆にされるときに支持するためにトラニオンリ
ングの下にリンクを使用することもできる。その
結果、炉を上下回動の間に支持するために従来技
術で用いたブラケツトは必要ではない。更に、リ
ンク65は調節自在であるため、作業中に生じる
炉の寸法変化によつて必要となるリンクの長さの
変更が可能である。
本発明の少数の実施例についてのみ説明した
が、本発明は実施例に限定されるものではなく、
請求の範囲によつて限定されるものである。
が、本発明は実施例に限定されるものではなく、
請求の範囲によつて限定されるものである。
第1図は本発明による懸架装置をもつ転炉を示
す、一部を破断した側立面図、第2図は第1図の
懸架装置を詳細に示す横断面図、第3図は第2図
の線3―3上でとつた図、第4図は第2図の線4
―4上でとつた図、第5図は本発明による懸架装
置の一部の一変更例を示す図、第6図は本発明に
よる懸架装置の一部の更に他の変更例を示す図で
ある。 10…転炉、12…金属外殻体、13…耐火ラ
イニング、16…トラニオンリング、17…トラ
ニオンピン、20…上部リング状フランジ、21
…下部フランジ、22…巻板、23…環状外側巻
板、26…上部懸架組立体、28…下部懸架組立
体、32…三角形状のリンク、34…長脚部、3
6…金属緩衝パツド、38…短脚部、40…底辺
部分、42…ネツク部分又は頂点、46…旋回ボ
ルト、52…旋回ボルト、60…リング、62…
ナツト、64…第二クランプリング、66…長脚
部、68…円板状ばね、70…短脚、76…横
孔、81,88,94…ボルト、82…ブラケツ
ト、84…第二リング、89…ブラケツト。
す、一部を破断した側立面図、第2図は第1図の
懸架装置を詳細に示す横断面図、第3図は第2図
の線3―3上でとつた図、第4図は第2図の線4
―4上でとつた図、第5図は本発明による懸架装
置の一部の一変更例を示す図、第6図は本発明に
よる懸架装置の一部の更に他の変更例を示す図で
ある。 10…転炉、12…金属外殻体、13…耐火ラ
イニング、16…トラニオンリング、17…トラ
ニオンピン、20…上部リング状フランジ、21
…下部フランジ、22…巻板、23…環状外側巻
板、26…上部懸架組立体、28…下部懸架組立
体、32…三角形状のリンク、34…長脚部、3
6…金属緩衝パツド、38…短脚部、40…底辺
部分、42…ネツク部分又は頂点、46…旋回ボ
ルト、52…旋回ボルト、60…リング、62…
ナツト、64…第二クランプリング、66…長脚
部、68…円板状ばね、70…短脚、76…横
孔、81,88,94…ボルト、82…ブラケツ
ト、84…第二リング、89…ブラケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炉10を少なくとも部分的に包囲するリング
装置16、概して水平に延びかつ前記リング装置
16に連結されかつ傾斜装置に掛合するようにさ
れて、前記リング装置と炉をその軸線の回りに傾
斜できるようになすピン装置17、及び前記リン
グ装置の下で前記炉の回りに離隔配置されると共
に各々が一端を前記炉に、他端を前記リング装置
に個別に枢着された第一の複数のリンク65を含
みかつ前記リング装置の下面に掛合する下部懸架
組立体28を含む可傾冶金炉に於て、前記炉の回
りにかつ前記リング装置の上に離間関係に配列さ
れた第二組のリンク32をもつ上部懸架組立体2
6を備え、前記第二組のリンク32の各々の両端
は広い底辺部分40と狭い頂点42をもち、第二
組のリンクの各々の一端を前記炉にかつ他端を前
記リング装置に、お互に対してかつ前記炉の接線
に対して概して平行な軸線の回りに回動するよう
枢着するための装置44,46,52,56を備
え、前記リンク32の少なくとも幾つかのものは
前記ピン装置に隣接して配列されて、前記炉が概
して水平位置に傾けられるとき前記隣接したリン
ク中の応力が前記リンクの平面と概して平行な平
面内で及ぼされるようになしていることを特徴と
する可傾冶金炉。 2 特許請求の範囲第1項記載の炉に於て、前記
リング装置がトラニオンリングを含み、前記上部
懸架組立体26が前記トラニオンリング16の上
表面に掛合する別個のリング30を含み、該リン
グに前記第二組のリンク32を枢着したことを特
徴とする炉。 3 特許請求の範囲第2項記載の炉に於て、前記
下部懸架組立体28が前記トラニオンリングの下
表面に掛合しかつこれから分離される第二の別個
のリング64を含み、第一の複数のリンク65の
各々は一端を前記炉10にかつ他端を前記第二リ
ング64に枢着していることを特徴とする炉。 4 特許請求の範囲第3項記載の炉に於て、前記
下部懸架組立体が前記第二リング64と前記トラ
ニオンリング16の下表面間に配置したばね68
を含むことを特徴とする炉。 5 特許請求の範囲第3項記載の炉に於て、前記
第二リング64と前記トラニオンリング16の下
表面間に間隙を設け、前記ばね68は前記間隙内
に配置されかつばね座金からなることを特徴とす
る炉。 6 特許請求の範囲第3項乃至第5項の何れか1
項に記載の炉に於て、前記第一の複数のリンク6
5の各々は前記炉10に枢着した第一旋回装置8
1と、前記第二リング64に枢着した第二旋回装
置88と、前記両装置間の前記リンク65の各々
の長さを調節するための装置78,80を含むこ
とを特徴とする炉。 7 特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れか1
項に記載の炉に於て、前記第二組のリンク32の
1つおきのものは底辺部分40を前記第一リング
30に枢着しかつ頂点部分42を前記炉10に枢
着して配置され、その次に隣接したリンク32は
底辺部分40を前記炉10に枢着しかつ頂点部分
42を前記第一リング30に枢着して配置される
ことを特徴とする炉。
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