JPS62230498A

JPS62230498A - 汚泥脱水装置の運転方法

Info

Publication number: JPS62230498A
Application number: JP62022537A
Authority: JP
Inventors: Mutsuo Nakajima; 睦雄中島
Original assignee: Ebara Infilco Co Ltd
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1987-02-04
Filing date: 1987-02-04
Publication date: 1987-10-09
Also published as: JPH0242596B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、上下水、産業廃水その他の水処理において発
生する汚泥を連続的に脱水する装置の運転方法に関する
ものである。

〔従来の技術〕

無端状のろ布ベルトを対面重合状態で複数個のローラ群
に走行可能に掛装し、これらが布ベルト間に汚泥を挟圧
しつつ加圧脱水する脱水装置には多くの形式がある。こ
のような脱水装置のうち、加圧脱水部に引き続いてさら
に複数個の剪断ローラを配設した剪断脱水部を備え、が
布ベルト間で加圧脱水された汚泥に剪断ローラによる剪
断力を与えて剪断脱水し、脱水効果を向上させた装置が
注目されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような剪断脱水部における剪断回数
は剪断ローラの数によって定まり、汚泥の性状によって
は、必ずしも期待された脱水が行われないことが多かっ
た。

本発明は、前記汚泥脱水装置の剪断脱水部において、汚
泥の性状に対応して的確な脱水を行いうるように、適宜
剪断ローラによる剪断回数を調節可能たらしめ、もって
汚泥脱水効率を向上させようとするものである。

ｃ問題点を解決するだめの手段〕本発明は、無端状のろ布ベルトを対面重合状態で複数個
のローラ群に走行可能に掛装し、これらが布ベルト間に
汚泥を挟圧しつつ複数個の剪断ローラにより剪断力を与
えつつ剪断脱水を行う剪断脱水部を配備し、該剪断脱水
部が太陽ローラと該太陽ローラに外接しかつ前記剪断力
を付与する遊星ローラとからなる汚泥脱水装置において
、前記遊星ローラを公転させ、′該公転速度と前記が布
ベルトの走行速度との間に差をつけて運転することを特
徴とする汚泥脱水装置の運転方法を提供するものである
。

〔作用〕

本発明の作用を、その一実施態様を示す図面を参照しな
がら説明すれば、第１図は全体構成説明図であって、汚
泥ｌの供給部２を設けた無端状のろ布ベルト３と、汚泥
１の供給を受けない無端状のろ布ベルト４が、駆動装置
５に連結されて同一速度で回転する駆動ローラ６．６及
び複数個のローラ群７．７・・・・・・に対面重合状態
で並行走行可能に掛装されている。

また、が布ベルト３と４の重合部には対向する加圧ロー
ラ８，８・・・・・・が設けられ、さらにが布ベルト３
，４の走行方向に続いて後述する太陽ローラ１３と複数
の′ｉｈｉ足ローラ１４からなる剪断脱水部Ｓが配備さ
れ、重合したが布ベルト３．４がこの剪断脱水部Ｓに掛
装走行し、次いで圧搾ローラ９を経たのちか布ベルト３
と４が解離され、脱水ケーキ１０は！１ｌＫｄｌされて
コンベヤｌｌ上に落下するようになっている。

図中、１２は各炉布ベルト３．４の洗浄装置を示す。

さらに、剪断脱水部Ｓの構造は、第２図及び第３図に示
すように、太陽ローラ１３とこれに外接する複数の遊星
ローラ１４を備え、太陽ローラ１３の回転軸１５の両端
部はフレーム１６に回転可能に保持され、また、太陽ロ
ーラ１３と遊星ローラ１４とは共に、外周に歯車を形成
した円形の支持部材１７にそれぞれ自転自在に支持され
、支持部材１７の外周山車部は図示しない可変速モータ
にチェーン１９を介して連なる鎖車１８により回転され
るピニオン歯車２０に噛合される。すなわち、可変速モ
ータによって、鎖車１８、ピニオン歯車２０を介して支
持部材１７が回転し、その回転と共にＭＷローラ１４の
太陽ローラ１３に対する公転が行われることになる。

しかして、脱水されるべき汚泥１は、供給部２から走行
する１ｐ布ベルト３上に供給されて重力脱水されつつ移
送され、転向して炉布ベルト４と対面重合して汚泥ｌを
両が布ベルト３．４間に挟持しつつ加圧ローラ８部に至
って加圧脱水される。

次に、この加圧脱水された汚泥はが布ベルト３゜４に挟
持されたまま剪断脱水部Ｓに至って緊張されながら複数
の′ｆＬ星ローラ１４の外側を走行し、順次遊星ローラ
１４による剪断力を受けるが、このときモータにより支
持部材１７を回転させることによって、第４図示の遊星
ローラ１４の公転速度Ｖ、を走行する重合が布ベルト３
．４の走行速度ｖ２と異なった運転を行う。したがって
、ｉＭローラ１４．の公転速度ｖ１と重合が布ベルト３
゜４の走行速度Ｖ、Ｌの差によって生ずる相対速度だけ
、Ｗｆｆｌローラ１４と重合炉布ベルト３，４との接触
部が移動し、遊星ローラ１４による剪断回数を増減させ
て効率的な脱水が行われる。

また、上記実施態様では遊星ローラ１４を太陽ローラ１
３に対し公転させるために支持部材１７を駆動すること
によって行ったが、太陽ローラ１３を駆動回転させて、
この回転と関連させて支持部材１７と共に遊星ローラ１
４の公転を行うこともできる。

なお、実験によれば、遊星ローラ１４の公転速度■１と
が布ベルト３．４の走行速度Ｖ２との差によつて生じる
相対速度Ｖ！−Ｖ、を＋３．５ｍ／ｌｌｌ１ｎ〜−１，
５＋＊／ｓｉｎの範囲にしたときが、特に安定して効率
よ（脱水することができた。

このようにして加圧脱水及び剪断脱水を受けた汚泥は、
次いで圧搾ローラ９にて圧搾されたのちが布ベルト３，
４が解離され、脱水ケーキ１０は；’＃ＩＨＭ下してコ
ンベヤ（１）により搬送される。

なお、剪断脱水部Ｓは図示例では１箇所に配備しである
が、重合が布ベルト３．４の走行路の複数箇所に配備す
ることもできる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、遊星ローラの公転速
度とが布ベルトの走行速度との差によって生じる相対速
度だけ、ｉ星ローラとが布ベルトとの接触部が移動し、
剪断脱水部における剪断回数を、剪断ローラの数に制限
されることなく調節することができるから、常に汚泥の
性状に対応して脱水効率を向上させることができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施態様を示し、第１図は全体構成説
明図、第２図は剪断脱水部の部分的切断正面図、第３図
は第２図１−ｒ線断面図、第４図は剪断脱水部の作用説
明図である。ｌ・・・汚泥、２・・・供給部、３．４・・・炉布ベル
ト、５・・・駆動装置、６・・・駆動ローラ、７・・・
ローラ群、８・・・加圧ローラ、９・・・圧搾ローラ、
１０・・・脱水ケーキ、（１）・・・コンベヤ、１２・
・・洗浄装置、１３・・・太陽ローラ、１４・・・遊星
ローラ、１６・・・フレーム、１７・・・支持部材、１
８・・・鎖車、１９・・・チェーン、２０・・・ピニオ
ン歯車、Ｓ・・・剪断脱水部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）無端状のろ布ベルトを対面重合状態で複数個のロ
ーラ群に走行可能に掛装し、これらろ布ベルト間に汚泥
を挟圧しつつ複数個の剪断ローラにより剪断力を与えつ
つ剪断脱水を行う剪断脱水部を配備し、該剪断脱水部が
太陽ローラと該太陽ローラに外接しかつ前記剪断力を付
与する遊星ローラとからなる汚泥脱水装置において、前
記遊星ローラを公転させ、該公転速度と前記ろ布ベルト
の走行速度との間に差をつけて運転することを特徴とす
る汚泥脱水装置の運転方法。